JPS6342201A - マイクロ波分波器 - Google Patents
マイクロ波分波器Info
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- JPS6342201A JPS6342201A JP61185868A JP18586886A JPS6342201A JP S6342201 A JPS6342201 A JP S6342201A JP 61185868 A JP61185868 A JP 61185868A JP 18586886 A JP18586886 A JP 18586886A JP S6342201 A JPS6342201 A JP S6342201A
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 11
- 239000004020 conductor Substances 0.000 abstract description 13
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
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- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 2
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- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/20—Frequency-selective devices, e.g. filters
- H01P1/201—Filters for transverse electromagnetic waves
- H01P1/202—Coaxial filters
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/20—Frequency-selective devices, e.g. filters
- H01P1/213—Frequency-selective devices, e.g. filters combining or separating two or more different frequencies
- H01P1/2136—Frequency-selective devices, e.g. filters combining or separating two or more different frequencies using comb or interdigital filters; using cascaded coaxial cavities
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/20—Frequency-selective devices, e.g. filters
- H01P1/201—Filters for transverse electromagnetic waves
- H01P1/205—Comb or interdigital filters; Cascaded coaxial cavities
- H01P1/2056—Comb filters or interdigital filters with metallised resonator holes in a dielectric block
Landscapes
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- Electromagnetism (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、マイクロ波信号を2つの周波数帯域に分離す
るマイクロ波分波器に関するものである。
るマイクロ波分波器に関するものである。
(従来の技術)
自動車電話は、800MHz帯のマイクロ波信号を用い
て送イ3と受イ3を同時に行える双方向通信システムが
採用されている。この自動車電話は、送信周波数帯域8
25〜851MHzの送信信号と、受信周波数帯域87
0〜896MHzの受信信号とによって通信が行われて
いる。そして、これらの送信信号と受信信号とを分離す
るためのマイクロ波分波器が自動”JL′に1話の入・
出力部に設けられている。
て送イ3と受イ3を同時に行える双方向通信システムが
採用されている。この自動車電話は、送信周波数帯域8
25〜851MHzの送信信号と、受信周波数帯域87
0〜896MHzの受信信号とによって通信が行われて
いる。そして、これらの送信信号と受信信号とを分離す
るためのマイクロ波分波器が自動”JL′に1話の入・
出力部に設けられている。
第4図に、マイクロ波分波器の概要を示す。第4図にお
いて、送信周波数帯域を通過帯域とする第1のバンドパ
スフィルタ(以下BPFと称す)73の一端に送信信号
人力@子76が接続され、他端に送信周波数帯域の中心
周波数の1/4波長の同軸ケーブル78の一端が接続さ
れている。また、受信周波数帯域を通過帯域とする第2
のBPF74の一端に受信信号出力端子77が接続され
、他端に受信周波数帯域の中心周波数の1/4波長の同
軸ケーブル79の一端が接続されている。そして、同軸
ケーブル78.79の他端がともにアンテナ端子75に
接続されている。なお、同軸ケーブル78.79は、第
1と第2のBPF73.74が相互に与える悪影響を軽
減するために設けられている。
いて、送信周波数帯域を通過帯域とする第1のバンドパ
スフィルタ(以下BPFと称す)73の一端に送信信号
人力@子76が接続され、他端に送信周波数帯域の中心
周波数の1/4波長の同軸ケーブル78の一端が接続さ
れている。また、受信周波数帯域を通過帯域とする第2
のBPF74の一端に受信信号出力端子77が接続され
、他端に受信周波数帯域の中心周波数の1/4波長の同
軸ケーブル79の一端が接続されている。そして、同軸
ケーブル78.79の他端がともにアンテナ端子75に
接続されている。なお、同軸ケーブル78.79は、第
1と第2のBPF73.74が相互に与える悪影響を軽
減するために設けられている。
ここで、第1と第2のB P F73.74は通過帯域
が広いばかりでなく、送(13周波数帯域と受信周波数
帯域が接近しているために急峻なスカート特性が要求さ
れている。また、自動用電話等では小梨軽量化が要求さ
れている。
が広いばかりでなく、送(13周波数帯域と受信周波数
帯域が接近しているために急峻なスカート特性が要求さ
れている。また、自動用電話等では小梨軽量化が要求さ
れている。
そこで、マイクロ波分波器の第1と第2のBPFに、従
来は同軸型フィルタまたはコムライン型フィルタが用い
られている。
来は同軸型フィルタまたはコムライン型フィルタが用い
られている。
まず、第5図および第6図を参照して同軸型フィルタを
簡単に説明する。第5図は、同軸型フィルタの斜視図で
あり、第6図は、第5図の等価回路図である。
簡単に説明する。第5図は、同軸型フィルタの斜視図で
あり、第6図は、第5図の等価回路図である。
第5図において、同軸型フィルタは、筒状の誘電体を用
いた同軸型共振器80〜84の内周壁に設けられた内部
導体86〜90が端子97.98間にそれぞれコンデン
サ91〜96を介して直列に接続されて構成されている
。
いた同軸型共振器80〜84の内周壁に設けられた内部
導体86〜90が端子97.98間にそれぞれコンデン
サ91〜96を介して直列に接続されて構成されている
。
かかる同軸型フィルタの等価回路は、第6図のごとく、
コンデンサ92〜95で同軸型共振器80〜84を直列
接続した8叶結合の構成であり、低域スカート特性は急
峻であるか、高域の減衰量が小さく、高域スカート特性
はゆるやかなものである。
コンデンサ92〜95で同軸型共振器80〜84を直列
接続した8叶結合の構成であり、低域スカート特性は急
峻であるか、高域の減衰量が小さく、高域スカート特性
はゆるやかなものである。
なお、99〜103はフリンジング容量であり、104
〜108は等価同軸線路である。
〜108は等価同軸線路である。
次に、第7図および第8図を参照してコムライン型フィ
ルタを簡単に説明する。第71Aは、コムライン型フィ
ルタの斜視図であり、第8図は、第7図の等価回路図で
ある。
ルタを簡単に説明する。第71Aは、コムライン型フィ
ルタの斜視図であり、第8図は、第7図の等価回路図で
ある。
第7図において、コムライン型フィルタは、一体の直方
体の誘電体114の中心線トに穴を等間隔に穿設しその
内周壁にメツキ等で内部導体109〜l13を設け、し
かも誘電体114の穴が穿設された北面を除いた他の面
に導体が設けられている。そして、端子117 、11
8間に両端部の内部導体+09 、 +I:Iがコンデ
ンサ115 、116を介して接続されて構成されてい
る。
体の誘電体114の中心線トに穴を等間隔に穿設しその
内周壁にメツキ等で内部導体109〜l13を設け、し
かも誘電体114の穴が穿設された北面を除いた他の面
に導体が設けられている。そして、端子117 、11
8間に両端部の内部導体+09 、 +I:Iがコンデ
ンサ115 、116を介して接続されて構成されてい
る。
かかるコムライン型フィルタの等価回路は、第8図のご
とく、等価同軸線路119〜!22により共S器が誘導
結合されており、高域スカート特性は急峻であるが、低
域の減衰量が小さく、低域スカート特性はゆるやかなも
のである。なお、123〜127はフリンジング容量で
あり、128〜132は等価同軸線路である。
とく、等価同軸線路119〜!22により共S器が誘導
結合されており、高域スカート特性は急峻であるが、低
域の減衰量が小さく、低域スカート特性はゆるやかなも
のである。なお、123〜127はフリンジング容量で
あり、128〜132は等価同軸線路である。
従来のマイクロ波分波器にあっては、上記した同軸型フ
ィルタまたはコムライン型フィルタの同じ型のフィルタ
が第1と第2のBPF73.74の双方に用いられてい
た。
ィルタまたはコムライン型フィルタの同じ型のフィルタ
が第1と第2のBPF73.74の双方に用いられてい
た。
(発明が解決しようとする問題点)
第9図に第1と第2のB P F73.74に同軸型フ
ィルタを用いたマイクロ波分波器の特性図を示す。第9
図で明らかなように、同軸型フィルタを用いたマイクロ
波分波器にあっては、第1のBPF73の特性Aの高域
スカート特性が充分に急峻にならず、第2のBPF74
の特性Bの低域と瓜なり合う。このため第2のBPF7
4のリターンロスが第9図りのごとく悪化し、受信感度
が悪化するという問題点があった。
ィルタを用いたマイクロ波分波器の特性図を示す。第9
図で明らかなように、同軸型フィルタを用いたマイクロ
波分波器にあっては、第1のBPF73の特性Aの高域
スカート特性が充分に急峻にならず、第2のBPF74
の特性Bの低域と瓜なり合う。このため第2のBPF7
4のリターンロスが第9図りのごとく悪化し、受信感度
が悪化するという問題点があった。
また、第10図に第1と第2のBPF73.74にコム
ライン型フィルタを用いたマイクロ波分波器の特性図を
示す。第1O図で明らかなように、コムライン型フィル
タを用いたマイクロ波分波器にあっては、逆に第2のB
PF74の特性Fの低域スカート特性が充分に急峻にな
らず、第1のBPF73の特性Eの高域と暇なり合う。
ライン型フィルタを用いたマイクロ波分波器の特性図を
示す。第1O図で明らかなように、コムライン型フィル
タを用いたマイクロ波分波器にあっては、逆に第2のB
PF74の特性Fの低域スカート特性が充分に急峻にな
らず、第1のBPF73の特性Eの高域と暇なり合う。
このために、送信周波数帯域の信号が受信周波数帯域へ
漏れ易く、受信側で正常な動作ができず、受信感度が低
下するという問題点がある。また、第1のBPF73の
リターンロスも第10図Gのごとく悪化し、アンテナよ
り発射される電波が弱まるとともに、送信側の終段部で
の発熱量が増加するという問題点がある。
漏れ易く、受信側で正常な動作ができず、受信感度が低
下するという問題点がある。また、第1のBPF73の
リターンロスも第10図Gのごとく悪化し、アンテナよ
り発射される電波が弱まるとともに、送信側の終段部で
の発熱量が増加するという問題点がある。
第9図C,Dおよび第10図G、Hは、同軸型フィルタ
とコムライン型フィルタを用いたそれぞれの第1と第2
のB P F73.74のリターンロスである。
とコムライン型フィルタを用いたそれぞれの第1と第2
のB P F73.74のリターンロスである。
なお、スカート特性を急峻にするために共振器の段数を
増すこともできるが、それだけ通過帯域内の信号の損失
が増大するとともに共振器の:A整か複雑となり現実的
な解決手段でない。
増すこともできるが、それだけ通過帯域内の信号の損失
が増大するとともに共振器の:A整か複雑となり現実的
な解決手段でない。
本発明の目的は、−ヒ記した従来のマイクロ波分波器の
問題点を解決するためになされたもので、低い周波数帯
域の第1のBPFの高域スカート特性を急峻にするとと
もに高い周波数帯域の第2のBPFの低域スカート特性
を急峻にして、マイクロ波信号を確実に分離するように
したマイクロ波分波器を提供することにある。
問題点を解決するためになされたもので、低い周波数帯
域の第1のBPFの高域スカート特性を急峻にするとと
もに高い周波数帯域の第2のBPFの低域スカート特性
を急峻にして、マイクロ波信号を確実に分離するように
したマイクロ波分波器を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
かかる目的を達成するために、本発明のマイクロ波分波
器は、低い周波数帯域の第1のBPFと高い周波数帯域
の第2のBPFとによってマイクロ波信号を2つの周波
数帯域に分離するマイクロ波分波器において、前記第1
のBPFがコムライン型フィルタで構成され、航記第2
のBPFが複数の同軸型共振器をコンデンサを介して直
列接続して成る四輪型フィルタで構成されている。
器は、低い周波数帯域の第1のBPFと高い周波数帯域
の第2のBPFとによってマイクロ波信号を2つの周波
数帯域に分離するマイクロ波分波器において、前記第1
のBPFがコムライン型フィルタで構成され、航記第2
のBPFが複数の同軸型共振器をコンデンサを介して直
列接続して成る四輪型フィルタで構成されている。
(作用)
低い周波数帯域の第1のBPFを高域スカート特性が急
峻なコムライン型フィルタで構成し、高い周波数帯域の
第2のBPFを低域スカート特性が急峻な同軸型フィル
タで構成したので、2つの周波数帯域の隣接する部分の
マイクロ波信号が確実に分離されて相互に漏れを生じる
ことがなく。
峻なコムライン型フィルタで構成し、高い周波数帯域の
第2のBPFを低域スカート特性が急峻な同軸型フィル
タで構成したので、2つの周波数帯域の隣接する部分の
マイクロ波信号が確実に分離されて相互に漏れを生じる
ことがなく。
リターンロスも向上する。
(実施例の説明)
以下、本発明の実施例を第1図ないし第3図を参照して
説明する。第1図は、本発明のマイクロ波分波器の一実
施例の斜視図であり、第2図は、第1図の等価回路図で
あり、第3図は、第1図の特性図である。
説明する。第1図は、本発明のマイクロ波分波器の一実
施例の斜視図であり、第2図は、第1図の等価回路図で
あり、第3図は、第1図の特性図である。
第1図において、直方体の誘電体IOの中心線上に穴を
等間隔に穿設しその内周壁にメツキ等で内部導体1〜5
を設け、ざらに誘電体lOの穴が穿設された上面を除い
た他の面に導体が設けられている。さらに、両端部の内
部導体1.5に連接して誘電体10の上面に電極8.9
を設け、この電極8.9に近接して誘電体IOの上面に
電極6.7が設けられている。そして、一方の電極6が
送信信号入力端子38であるコネクタに接続され、他方
の電極7が送信周波数帯域の中心周波数の1/4波長の
同軸ケーブル36の一端に接続されている。
等間隔に穿設しその内周壁にメツキ等で内部導体1〜5
を設け、ざらに誘電体lOの穴が穿設された上面を除い
た他の面に導体が設けられている。さらに、両端部の内
部導体1.5に連接して誘電体10の上面に電極8.9
を設け、この電極8.9に近接して誘電体IOの上面に
電極6.7が設けられている。そして、一方の電極6が
送信信号入力端子38であるコネクタに接続され、他方
の電極7が送信周波数帯域の中心周波数の1/4波長の
同軸ケーブル36の一端に接続されている。
また、誘電体10に比較して小さな直方体の複数の誘電
体ブロック16〜20の中心にそれぞれ穴を穿設しその
内周壁にメツキ等で内部導体11〜15を設け、しかも
誘電体ブロック16〜20の穴が穿設された上面を除い
た他の面に導体が設けられている。
体ブロック16〜20の中心にそれぞれ穴を穿設しその
内周壁にメツキ等で内部導体11〜15を設け、しかも
誘電体ブロック16〜20の穴が穿設された上面を除い
た他の面に導体が設けられている。
さらに、誘電体ブロック16〜20の上面に内部導体1
1〜15に連接して電極31〜35をそれぞれ設けると
ともに、それぞれの誘電体ブロック16〜20に電極3
1〜35に近接させて各2個の電極21〜30が設けら
れている。そして、これらの複数の誘電体ブロック16
〜20を一列に並べ、一端部にある誘電体ブロック16
の電極21が受信信号出力端子39であるコネクタに接
続され、電極22と23.24と25.26と27、2
8と29がそれぞれ接続され、他端部にある誘電体ブロ
ック20の電極30が受信周波数帯域の中心周波数の1
/4波長の同軸ケーブル37の一端に接続されている。
1〜15に連接して電極31〜35をそれぞれ設けると
ともに、それぞれの誘電体ブロック16〜20に電極3
1〜35に近接させて各2個の電極21〜30が設けら
れている。そして、これらの複数の誘電体ブロック16
〜20を一列に並べ、一端部にある誘電体ブロック16
の電極21が受信信号出力端子39であるコネクタに接
続され、電極22と23.24と25.26と27、2
8と29がそれぞれ接続され、他端部にある誘電体ブロ
ック20の電極30が受信周波数帯域の中心周波数の1
/4波長の同軸ケーブル37の一端に接続されている。
さらに、同軸ケーブル36と37の他端がアンテナmf
40であるコネクタに接続されている。
40であるコネクタに接続されている。
かかる構成において、誘電体IOに設けられた電極6と
8および9と7によりコンデンサが形成され、第7図と
同様にコムライン型コンデンサが形成され、低い周波数
帯域の送信周波数帯域の第1のBPFとして使用される
。また、誘電体ブロック16〜20に設けられた電極2
1〜35により内部導体11〜15がコンデンサを介し
て直列接続され、第5図と同様に同軸型フィルタが形成
され、高い周波数帯域の受信周波数帯域の第2のBPF
として使用される。したがって、第2図に示す等価回路
図のごとく、送信信号入力端子38とアンテナ端子40
の間に誘導結合されたコムライン型フィルタが介装され
、受信信号出力端子39とアンテナ端子40の間に容量
結合された同軸型フィルタが介装されている。なお、第
2図において、41〜54は等価同釉線路であり、55
〜56.52〜67は電極6と8.5と7および21〜
35により生じるコンデンサであり、57〜61.68
〜72はフリンジング3!tlである。
8および9と7によりコンデンサが形成され、第7図と
同様にコムライン型コンデンサが形成され、低い周波数
帯域の送信周波数帯域の第1のBPFとして使用される
。また、誘電体ブロック16〜20に設けられた電極2
1〜35により内部導体11〜15がコンデンサを介し
て直列接続され、第5図と同様に同軸型フィルタが形成
され、高い周波数帯域の受信周波数帯域の第2のBPF
として使用される。したがって、第2図に示す等価回路
図のごとく、送信信号入力端子38とアンテナ端子40
の間に誘導結合されたコムライン型フィルタが介装され
、受信信号出力端子39とアンテナ端子40の間に容量
結合された同軸型フィルタが介装されている。なお、第
2図において、41〜54は等価同釉線路であり、55
〜56.52〜67は電極6と8.5と7および21〜
35により生じるコンデンサであり、57〜61.68
〜72はフリンジング3!tlである。
このようにして構成された本発明のマイクロ波分波器は
、第3図に示す特性図のごとく、低い周波数帯域の第1
のBPF73の特性Jの高域スカート特性および高い周
波数帯域の第2のBPF74の特性にの低域スカート特
性がともに急峻であり、送信信号と受信信号が確実に分
離でき、相互に信号が漏れることがない。また、第1と
第2のBPF73.74のリターンロスL、Mも向上す
る。
、第3図に示す特性図のごとく、低い周波数帯域の第1
のBPF73の特性Jの高域スカート特性および高い周
波数帯域の第2のBPF74の特性にの低域スカート特
性がともに急峻であり、送信信号と受信信号が確実に分
離でき、相互に信号が漏れることがない。また、第1と
第2のBPF73.74のリターンロスL、Mも向上す
る。
なお、上記実施例では、本発明のマイクロ波分波器を自
動車電話の人・出力部に使用した場合につき説明したが
、これに限られることなく、近接した2つの周波数帯域
のマイクロ波信号を分離する分波器として他の通信シス
テムに使用しても良いことは勿論である。
動車電話の人・出力部に使用した場合につき説明したが
、これに限られることなく、近接した2つの周波数帯域
のマイクロ波信号を分離する分波器として他の通信シス
テムに使用しても良いことは勿論である。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明のマイクロ波分波器によれ
ば、低い周波数帯域と高い周波数帯域が隣接する部分の
BPFのスカート特性が急峻であり、マイクロ波信号を
確実に分離することができてマイクロ波信号が漏れるこ
とがなく、リターンロスも向上する。また、高低の周波
数帯域の分離が確実にできるので、共振器の段数が少な
くでき、それだけ通過帯域内の損失が少なくしかも調整
が容易であるという優れた効果を奏する。
ば、低い周波数帯域と高い周波数帯域が隣接する部分の
BPFのスカート特性が急峻であり、マイクロ波信号を
確実に分離することができてマイクロ波信号が漏れるこ
とがなく、リターンロスも向上する。また、高低の周波
数帯域の分離が確実にできるので、共振器の段数が少な
くでき、それだけ通過帯域内の損失が少なくしかも調整
が容易であるという優れた効果を奏する。
第1図は、本発明のマイクロ波分波器の一実施例の斜視
図であり、第2図は、第1図の等価回路図であり、第3
図は、第1図の特性図であり、第4図は、マイクロ波分
波器の概要を示す図であり、第5図は、同軸型フィルタ
の斜視図であり、第6図は、第5図の等価回路図であり
、第7図は、コムライン型フィルタの斜視図であり、第
8図は、第7図の等価回路図であり、第9図は、同軸型
フィルタを第1と第2のBPFに用いたマイクロ波分波
器の特性図であり、第10図は、コムライン型フィルタ
を第1と第2のBPFに用いたマイクロ波分波器の特性
図である。 1〜5.II〜I5:内部導体、 6〜9.21〜35:電極、lO:誘電体、■6〜20
:誘電体ブロック。 36.37:同軸ケーブル、 38:送信信号入力端子、 39:受信信号出力端子、 40:アンテナ端子。 特許出願人 アルプス電気株式会社 代理人 弁理士 森 山 哲 夫艮儂狡 → 第4図 第6図 第7図
図であり、第2図は、第1図の等価回路図であり、第3
図は、第1図の特性図であり、第4図は、マイクロ波分
波器の概要を示す図であり、第5図は、同軸型フィルタ
の斜視図であり、第6図は、第5図の等価回路図であり
、第7図は、コムライン型フィルタの斜視図であり、第
8図は、第7図の等価回路図であり、第9図は、同軸型
フィルタを第1と第2のBPFに用いたマイクロ波分波
器の特性図であり、第10図は、コムライン型フィルタ
を第1と第2のBPFに用いたマイクロ波分波器の特性
図である。 1〜5.II〜I5:内部導体、 6〜9.21〜35:電極、lO:誘電体、■6〜20
:誘電体ブロック。 36.37:同軸ケーブル、 38:送信信号入力端子、 39:受信信号出力端子、 40:アンテナ端子。 特許出願人 アルプス電気株式会社 代理人 弁理士 森 山 哲 夫艮儂狡 → 第4図 第6図 第7図
Claims (1)
- 低い周波数帯域の第1のバンドパスフィルタと高い周
波数帯域の第2のバンドパスフィルタとによってマイク
ロ波信号を2つの周波数帯域に分離するマイクロ波分波
器において、前記第1のバンドパスフィルタがコムライ
ン型フィルタで構成され、前記第2のバンドパスフィル
タが複数の同軸型共振器をコンデンサを介して直列接続
して成る同軸型フィルタで構成されていることを特徴と
するマイクロ波分波器。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61185868A JPS6342201A (ja) | 1986-08-07 | 1986-08-07 | マイクロ波分波器 |
US07/027,788 US4799033A (en) | 1986-08-07 | 1987-03-19 | Microwave separator |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP61185868A JPS6342201A (ja) | 1986-08-07 | 1986-08-07 | マイクロ波分波器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPS6342201A true JPS6342201A (ja) | 1988-02-23 |
Family
ID=16178282
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP61185868A Pending JPS6342201A (ja) | 1986-08-07 | 1986-08-07 | マイクロ波分波器 |
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KR880003448A (ko) | 1988-05-17 |
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