JP2001108886A - カメラ - Google Patents
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- JP2001108886A JP2001108886A JP28315199A JP28315199A JP2001108886A JP 2001108886 A JP2001108886 A JP 2001108886A JP 28315199 A JP28315199 A JP 28315199A JP 28315199 A JP28315199 A JP 28315199A JP 2001108886 A JP2001108886 A JP 2001108886A
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Abstract
且つ正確に主要被写体にピント合わせが可能なカメラを
提供することである。 【解決手段】画面内の複数のポイントを測距可能なカメ
ラに於いて、上記複数の測距ポイントについて、CPU
13によって測距時の優先順位が決定される。そして、
上記優先順位に応じて、上記複数の測距ポイントのうち
の複数の限られた測距ポイントが選択部13dで選択さ
れる。また、撮影者の操作によって、上記限られた複数
の測距ポイントのうちの特定の測距ポイントが選択部1
3dによって選択される。
Description
ポイントを測距してピント合わせを行うAFカメラの測
距装置の改良に関する。
てピント合わせを行うAFカメラが、種々開発されてい
る。このようなAFは、一般にマルチAFと称されてい
るが、測距ポイントの増加に伴ない、測距に要する時間
が長くなってしまうという副作用が無視できないもので
ある。
142490号公報には、被写界を幾つかに分割して距
離分布を求め、シーンを分析する装置が記載されてい
る。しかしながら、時分割で演算を行っていく装置の場
合、距離分布を求めること自体に時間がかかってしまう
ものであった。
は、多くの測距ポイントからユーザが手動でピント合わ
せポイントを選択する技術が開示されている。このよう
な場合も、あまりにも測距ポイントが多いと、ユーザの
選択操作が複雑となって、これまたシャッタチャンスを
逃してしまうという課題を有している。
のであり、複数の測距ポイントを有していても、高速
で、且つ正確に主要被写体にピント合わせが可能なカメ
ラを提供することを目的とする。
面内の複数のポイントを測距可能なカメラに於いて、上
記複数の測距ポイントについて、測距時の優先順位を決
定する優先順位決定手段と、上記優先順位に応じて、上
記複数の測距ポイントのうちの複数の限られた測距ポイ
ントを選択する第1の選択手段と、撮影者の操作によっ
て、上記限られた複数の測距ポイントのうちの特定の測
距ポイントを選択する第2の選択手段と、を具備するこ
とを特徴とする。
を測距可能なカメラに於いて、上記複数の測距ポイント
について、測距時の優先順位を決定する優先順位決定手
段と、上記優先順位決定手段の決定に従って、優先順位
の高い複数の限られた測距ポイントを選択してファイン
ダ画面内に表示する表示制御手段と、撮影者の操作によ
って、上記限られた複数の測距ポイントから特定ポイン
トを選択する選択手段と、を具備することを特徴とす
る。
を測距可能なカメラに於いて、上記複数の測距ポイント
について、測距時の優先順位を決定する優先順位決定手
段と、上記優先順位決定手段の決定に従って、優先順位
の最も高い測距ポイントを選択する選択手段と、選択さ
れた測距ポイントをファインダ画面内に表示する表示制
御手段と、撮影者の操作に応じて、優先順位の高い順に
測距ポイントを変更する変更手段と、を具備することを
特徴とする。
カメラに於いて、ファインダ画面内の被写体像を撮像
し、像信号を出力する撮像手段と、上記像信号から撮影
者の手を判別する判別手段と、上記判別手段の判別結果
に応じて、上記マルチAFポイントを決定する決定手段
と、を具備することを特徴とする。
ントを測距可能なカメラに於いて、上記複数の測距ポイ
ントについて、優先順位決定手段によって測距時の優先
順位が決定される。そして、上記優先順位に応じて、上
記複数の測距ポイントのうちの複数の限られた測距ポイ
ントが第1の選択手段で選択される。また、撮影者の操
作によって、上記限られた複数の測距ポイントのうちの
特定の測距ポイントが第2の選択手段によって選択され
る。
ポイントを測距可能なカメラに於いて、上記複数の測距
ポイントについて、優先順位決定手段により測距時の優
先順位が決定される。この優先順位決定手段による決定
に従って、優先順位の高い複数の限られた測距ポイント
が選択され、表示制御手段によりファインダ画面内に表
示される。そして、撮影者が選択手段を操作することに
よって、上記限られた複数の測距ポイントから特定ポイ
ントが選択される。
ポイントを測距可能なカメラに於いて、上記複数の測距
ポイントについて、優先順位決定手段で測距時の優先順
位が決定される。そして、この優先順位決定手段の決定
に従って、優先順位の最も高い測距ポイントが選択手段
によって選択される。この選択された測距ポイントは、
表示制御手段によってファインダ画面内に表示される。
そして、撮影者の操作に応じて、優先順位の高い順に、
変更手段で測距ポイントが変更される。
F機能を有するカメラに於いて、ファインダ画面内の被
写体像が撮像手段で撮像されて像信号が出力される。そ
して、判別手段手にて、上記像信号から撮影者の手が判
別手段によって判別される。この判別手段の判別結果に
応じて、上記マルチAFポイントが決定手段によって決
定される。
ポイントを減少させると、測距しなかった所に主要被写
体が存在する場合、ピントがぼけてしまう可能性が高か
ったものを、測距に先立ってシーンの判定を行って必要
なポイントは残すので、主要被写体に正しくピント合わ
せを行うことができる。そして、ユーザは、残された重
要なポイントから選択動作を行えば良いので、操作が簡
単になる。
実施の形態を説明する。
ポイントの測距方法について説明する。
A、B、Cの3ポイントの測距が行われる場合、図4
(c)のフローチャートに示されるように、先ず、Aの
ポイントについて、積分制御(ステップS1)、相関演
算(ステップS2)、補間演算(ステップS3)が行わ
れ、先ず距離が求められる。次に、同じプロセスがB点
について行われる(ステップS4〜S6)。そして、C
のポイントについても同じプロセスで距離が求められ
(ステップS7〜S9)、各ポイントの距離が求められ
る。その後、各ポイントから主要被写体距離が選択され
る(ステップS10)。
るようなセンサアレイ3a、3bで被写体1の像信号を
検出する時、センサアレイを構成する画素の出力電流を
コンデンサに変えて、電圧に変換する時に処理回路のダ
イナミックレンジ内に電圧信号を収める技術である。
(c)に示されるような像信号が得られた時、センサア
レイ3a側、3b側の像位置の相対ズレ量xを画素のピ
ッチ単位で求めるのが、相関演算である。これは2つの
センサアレイ3a、3bの画素データ毎に差をとって、
これらを加算した結果を求め、次に、センサアレイ3b
の画素データを1画素のみずらして、再び同じプロセス
で各画素データの差の加算を行い、これを繰返す演算で
2つの像信号が一致した時に相関度が高いとして、ズレ
量xの概略値が求められるものである。
て加算値は最小値となり、相関度は最も良くなる。しか
し、加算値が0にならない場合は、画素のピッチ以下の
ずれ量があると考えられ、更に詳細な補間演算が必要と
なる。
のフローチャートのように繰返されていると、例えば、
図4(b)に示されるように、30ポイントもの測距が
行われる時、図4(b)に示される測距の場合の10倍
もの時間がかかってしまい、撮影者は、シャッタチャン
スを逃すことになりかねない。
るように、多数のポイントを測距可能なカメラの場合、
先ず、全画面の積分制御結果より画面内各点の輝度分布
に従って測距ポイントの優先度を決定し、優先度の高い
限られたポイントを画面内に表示し(図5(c))、そ
の表示結果に従ってユーザが測距ポイントを選択できる
ようにしている。
距ポイントについての測距が、図5(b)のフローチャ
ートに従って動作される。
示される全画面の積分制御結果が得られ、次いでステッ
プS22にて、上記積分制御結果より画面内各点の輝度
分布に従って測距ポイントの優先度が決定される。
るように、優先度の高い限られたポイントが画面内に表
示される。続くステップS24に於いて、上記ステップ
S23で表示された結果に従って、ユーザにより測距ポ
イントが選択される。
補間演算が行われ、ステップS26にて上記ステップS
24で選択されたポイントにピント合わせが行われる。
こうして、最終的に選択されたポイントは、図5(d)
に示されるように表示される。
て、複雑な相関演算や補間演算等、細かい測距動作を行
えば、限られたポイントのみを測距すれば良いので、タ
イムラグを短くすることができる。
トから特定のポイントを選択して測距する場合、例えば
図5(e)のフローチャートに従って動作することも可
能である。
制御が行われた後、ステップS32にて上記積分制御結
果から得られた画面内各点の輝度分布と、各ポイントの
相関演算結果に従って測距ポイントの優先度が決定され
る。
い限られたポイントが画面内に表示される。次いで、ス
テップS34にて、上記ステップS33の表示結果に従
って、ユーザにより測距ポイントが選択される。
われ、ステップS36にて上記ステップS34で選択さ
れたポイントにピント合わせが行われる。
で行っても良い。この場合は、輝度分布と粗い距離分布
から優先度を決定するようにする。
印で示される測距ポイントは、普段は表示されておら
ず、撮影に入る前(例えばレリーズ釦半押し時)にの
み、しかも限られたポイントだけがスーパーインポーズ
表示されるので、画面内がすっきりして見やすくなり、
更にユーザの選択操作が簡単なカメラとすることができ
る。
測距装置に於ける光パターンの相対位置差算出の方法に
ついて、図6及び図7を参照して説明する。
れて配置される受光レンズ2a、2bの位置の差B(基
線長)により、センサアレイ3a、3b上に入射する光
分布の相対位置差xは、被写体1の距離Lに依存して変
化する。各受光レンズの焦点距離をfとすると、被写体
距離Lは下記(1)式で求められる。 L=B×f/x …(1) センサアレイの各センサは、光の入射量に従った電流信
号を出力するので、これらをA/D変換部4によりデジ
タル信号に変換すれば、像ズレ量を算出する演算部5に
よる相関演算によって上記相対位置差xを検出すること
ができる。この検出結果を、ワンチップマイクロコンピ
ュータ等から成る演算制御手段であるCPU6に入力し
て、上記(1)式に基いて演算することで、被写体距離
Lが求められる。
本原理と一般的な装置構成である。
るように2つのプロセスから成るが、これらはCPU6
内に制御プログラムとして内蔵していても良い。このよ
うな技術を用いてカメラのピント合せを行う場合、この
CPU6がカメラの動作を制御し、撮影用ピント合わせ
用レンズ等をモータ等のアクチュエータを介して適宜制
御すれば、自動焦点(AF)機能付きカメラを提供する
ことができる。
ンセンサに於けるセンサピッチの単位で、どれだけ像が
ブレているかを調べる演算ステップ(すなわち相関演
算)を必要とする。そして、これより細かい分解能で更
に正確にズレ量を算出する演算ステップ(以下、補間演
算と称する)を必要とする。
される波形8aのようなパターンで光が入射した場合
は、該センサアレイ3aの各センサR1 〜R6 の出力の
大きさは、図7(b)に棒グラフで示されるような分布
8aとなる。
は左側センサを表すものとし、これらに付された添字の
1〜6が、例えば受光レンズ光軸基準でのセンサの位置
の絶対位置を表しているとすると、左側センサの出力L
1 〜L6 から出力R1 〜R6と同じ信号が出る場合に
は、上記相対位置差xは0となるので、求める被写体距
離Lは「無限遠」になる。
と、上記xとセンサピッチSPから決定されるセンサの
数Sだけシフトしたところの左側センサLには、図7
(c)に示されるような、上記出力R1 〜R6 に類似す
る値の出力信号が得られる。
の値FF(i) は、次式に従って求められる。 FF(i) =Σ|R(i) −L(i) | …(2) すなわち、ある右側センサRの出力から対応する左側セ
ンサLの出力を減算し、その絶対値を各センサ毎に加算
した結果FFを用いるのであれば良い。すなわち、先
ず、Ri からLi を減算してその絶対値をとり、ある幅
でiを変化させてこれらを加算する。
単位だけずらして、先に差をとった隣接するセンサと同
様に差をとると、次のような式でFF(i+1) は表現でき
る。 FF(i+1) =Σ|R(i+1) −L(i) | …(3) このように、順次、ずらし量(以下、SIFT量と記
す)を変更しながらFFを得ることができるが、RとL
との差の和であるFFが最小値(Fmin )となるSIF
T量の所が最もよく対応がとれている位置と考えられる
ため、この場合のSIFT量が上記Sとして求められ
る。
順である。
出力分布を図示すると、図7(b)に示されるように、
L側のSだけずれた各センサから対応する添字の付いた
R側各センサと同様の出力が得られる。
「補間演算」プロセスについて詳しく説明する。
は、ぴったりとセンサのピッチでずれるわけではなく、
また正確な測距にはピッチより細かい精度にて像ズレ量
を検出しなければならない。そこで、補間演算が行われ
る。
々図6に示されるセンサアレイ3a、3bを構成する一
部のセンサ出力を表している。
が終了した上記Sだけシフトさせた後で比較しやすい状
態に直したグラフを示したものである。すなわち、L0
〜L 4 は正確にはLs 〜Ls+4 と記述するべきである
が、記載上繁雑になるのを避けるために、ここではこの
Sは省略して示されている。
トした後もR基準でまだxだけずれた光が入射している
とする。このとき、例えば、L1 のセンサにはR0 とR
1 に入射する光が混じり合って入射し、同様に、各Lの
センサにもR基準でxだけずれた光が順次に入射するの
で、各Lの出力(L1 〜L3 )は、下記(4)式に示さ
れるように表現されることがわかる。 L1 =(1−x)・R1 +xR0 L2 =(1−x)・R2 +xR1 L3 =(1−x)・R3 +xR2 …(4) 上記Fmin と、このFmin から上記シフト量をプラス方
向とマイナス方向にずらしたFFの値F-1とF+1は、こ
の各Rn、Ln の出力を用いて表現すると、下記(5)
式のように表される。 Fmin =Σ|Rn −Ln | F-1=Σ|Rn-1 −Ln | F+1=Σ|Rn+1 −Ln | …(5) 更に、上記(4)式を用いて上記(5)式を展開する
と、値Fmin 、F-1、F +1のそれぞれは、下記(6)式
のように表される。
+|R1 −R2 |+|R2 −R3 |}を(ΣΔR)とし
て表現すると、この(ΣΔR)に依存せず、先のズレ量
xが、下記(7)式によって求められる。これが「補間
演算」である。
部5にて行われるが、ワンチップマイクロコンピュータ
等のCPU6に於いて所定のプログラムに従って行割れ
るようにしても良い。
て、CPU6がピント合わせレンズの繰出し量を算出
し、制御すれば、オートフォーカス(AF)カメラを提
供することができるが、1つのポイントを測距するだけ
で、これだけ複雑な演算が必要となる。
ントについて、以上の演算を行って測距を行うかは、非
常に大きな問題となる。
ンでは、人物10にピントを合わせて良いのか、花10
aにピントを合わせて良いかは、カメラ側では完全には
判断できない。花の成長を記録するような写真ならば花
にピントを合わせるべきであり、旅先でのスナップなら
ば人物にピント合わせをするべきである。測距ポイント
が多くなっても、このような問題までは解決されない。
ことのできるスイッチを具備し、その操作によってピン
トを花に合わせるか、人物に合わせるかをユーザが選択
できるようにしている。この時、この装置は太陽や空を
同時に測距可能な構成になっているが、そこは測距の優
先度が低いことまでは判断している。
ったカメラの概略構成を説明する。
メラの測距装置の概略構成を示した図である。
束は、受光レンズ11a、11bを介して入射されてセ
ンサアレイ12a、12b上に結像される。これらセン
サアレイ12a、12bからの出力信号は、CPU13
内のA/D変換回路13aでデジタル信号に変換されて
相関演算部13bに供給される。
ンピュータ等から構成される演算制御手段であり、更に
積分制御部13c及び選択部13dを内部に有してい
る。更に、CPU13の外部は、上述したユーザが測距
ポイントを選択するための選択スイッチ14と、ピント
合わせ部15が接続される。
を有して配置された一対の受光レンズであり、被写体1
0の像は、これら受光レンズ11a、11bによってセ
ンサアレイ12a、12b上に結像される。この像は、
上記視差Bによって三角測距の原理に従って、2つのセ
ンサアレイ上で異なる相対位置の所に結像される。
10までの距離Lは、受光レンズ11a、11bの焦点
距離fと上記視差Bに従って、上記(1)式を計算する
ことによって求めることができる。この結果に従って、
CPU13によりピント合わせ部15が制御されれば、
被写体10にピントが合った撮影を楽しむことができ
る。
ようなシーンでは、ユーザが選択スイッチ14を切換え
ることによって、ピントを合わせるのが人物か花かを選
択することができる。
13内に設けられたA/D変換回路13aによって、各
センサアレイの各センサの出力がデジタル信号としてC
PU内の図示されないメモリに記憶される。この結果が
用いられて、CPU13では所定のプログラムによっ
て、いわゆる相関演算が行われる。この相関演算は、2
つのセンサアレイ12a、12bの出力をセンサアレイ
の並び方向にずらしながら差をとり、最も差が小さくな
った時のずらし量の“相関”が高いと判定する方法であ
る。このずらし量とセンサアレイのピッチが、つまり、
上述した相対位置差xを表す値となる。そして、この相
関演算は、CPU13内の相関演算部13bに於いて行
われる。
より詳細に示した構成図である。
0には、センサアレイ21a〜21dが接続されてい
る。これらのセンサアレイ21a〜21dからは、該セ
ンサアレイを形成する受光素子の受光面により、受光量
に応じた信号電流が出力される。この信号電流は、積分
開始/終了を切換える積分スイッチ22aのオン時は積
分アンプ23a〜23dに導かれる。
には、各積分アンプ23a〜23dの出力に、積分量に
応じた電圧信号が現れる。この結果が、CPU13に内
蔵されたA/D変換回路13aによって読取られること
により、上述した相関演算を経て、ピント合わせをする
ことができる。
に入る光の量は、シーンの明るさや被写体の色や反射率
によって種々の値にバラつくので、限られたダイナミッ
クレンジの積分手段で適正な値に積分量を収めるために
は、正確な積分制御技術が必要になる。例えば、積分時
間が短かすぎる時、積分結果が平坦になってしまって差
が得られないが、長すぎても回路の飽和によって積分結
果が均一になってしまう。
に、像に変化が乏しいと、2つのセンサアレイで得られ
た2つの像の相関がとりにくく、結果として正しい測距
ができなくなってしまう。
して適正なレベルになったところで積分を終了させる技
術が用いられる。つまり、最大積分値検出回路24に接
続された選択スイッチ22cの何れをオンするかによっ
て、どのセンサの出力がモニタされるかが決まる。
オンさせて、積分制御を行う動作を説明するタイミング
チャートである。
いる時、最初にリセットスイッチ22bがオンされ、出
力が基準レベルにリセットされた後、積分スイッチがオ
ン、リセットスイッチ22bがオフされると、T1のタ
イミングで積分が開始される。
13dのスイッチが該最大積分値出力回路24に接続さ
れている時、最も積分量の大きい出力が選択されてCP
U13内のA/D変換回路13aに入力される。したが
って、CPU13は、この出力を、A/D変換回路13
aを動作させて逐次モニタし、この最大値が回路のダイ
ナミックレンジを越えない時点T2で積分スイッチ22
aがオフされれば、各センサの積分出力がダイナミック
レンジを越えることはない。
a、21b、21c、21dの積分出力をA/D変換す
るために、選択部13dのスイッチが切換え制御されれ
ば、CPU13にて各センサ出力が順次モニタ可能とな
る。
(b)に示されるようなもので、光の入射状態に従って
暗い部分は低い出力、明るい部分は高い出力として表さ
れる。このような技術によって、カメラの測距装置は、
適正な像信号を得ることができ、更に、画面上の像パタ
ーンの表示にふさわしいコントラスト域を見つけるため
の情報も得ることができる。
によって、所定のセンサのみを最大積分値検出回路24
と接続することができる。
で、受光レンズ11aからの破線で示された光線を利用
する、と画面中心のポイント17C以外のポイント、つ
まり基線長方向にずれたポイント17L、17Rの測距
も可能となる。
レンズ11a、11bの後方に配置されたセンサアレイ
12a、12bを基線長方向と垂直の方向に上下各々1
本追加すると、同図に示される光線のように、基線長方
向とは垂直な方向であるポイント17Uの部分とポイン
ト17Dの部分を測距可能となる。したがって、この
時、図8(b)のように、模式的にセンサアレイのモニ
タ域を示したように、画面内の多くのポイントが測距可
能になる。
インセンサではなく、図9に示されるように、センサが
連続して配設された、いわゆるエリアセンサを用いるこ
とによって、画面内をくまなくモニタすることができ、
例えば図8(c)に示されるように、測距可能ポイント
数を30ポイント以上の数に増加させることが可能にな
る。
を増加させれば、画面の何処に主要被写体が存在しても
正確な測距が可能な測距装置を提供することができる。
例えば、従来の画面中央しか測距できなかった、図10
に示されるような構図で画面の端の方に人物がいる場合
も、正確なピント合わせのできるカメラを提供可能とな
る。更に、この構成によって画面内各部のコントラスト
や輝度分布の測定ができる。
程、測距時に余計ものを無駄に測距することが多くな
り、副作用として誤測距に到る確率も増加する。
ンでは、先ず、最初から人物10や花10aの位置のみ
を測距して、そこを測距候補ポイントとしてしまえば、
空や太陽等、他のポイントを測距することによる誤測距
によるピンボケや、タイムラグによる問題を起こすこと
はない。
し、花10aの位置をその次とし、更に太陽の位置は最
も低い優先度によって測距するようにすれば、上述した
図5のフローチャートに従って高速の測距が可能とな
る。
の動作を説明するフローチャートである。ここでは、撮
影者が構図を横にしたり縦にしたりすることを考慮し
て、それを検出する手段があることを想定している。
主要被写体より高輝度のものがあるケースが多いので、
本実施の形態では、こうした情報を基に、主要被写体判
定の一助とする。
知は、図15に示されるように、カメラ27内に水銀等
の流体の導電物質29を収めた球状のケース28を内蔵
させ、このケース28内に差し込まれた複数の電極30
a〜30dの何れの電極同士が流体導電体で短絡される
かを、CPUが判定することによって可能になる。
れば横、電極30bと電極30aならば縦、更に電極3
0bと電極30dならば上向きと判定することができ
る。
チャートを参照して、優先度決定の動作について説明す
る。また、図16(a)は、この優先度決定の動作を説
明するにあたって、撮影画面を例えば9分割した測距領
域(以下、測距ポイントと記す)〜に分割した例を
示した図、図16(b)及び(c)は、撮影画面の例を
示した図である。
トを横方向に分割した、、、をAブロック、、
、をBブロック、そして、、をCブロックと
し、縦方向に分割した、、、をDブロック、、
、をEブロック、及び、、をFブロックとす
る。
て、図16(a)に示されるように測距ポイントを9分
割としたが、勿論これに限定されるものではなく、更に
細かく分割するようにしても良い。
れるようなカメラの縦横検知機構が用いられて、撮影画
面の上方がどの位置かが検出される。次いで、ステップ
S42に於いて、何れのブロックが上方であるかが判定
される。
、、のブロック、、、のブロックの何れが
上方になるかを判定するものであり、本実施の形態で
は、(i)撮影画面上方は「空(主要被写体が存在しな
い領域)」、(ii)主要被写体は一番上方の測距ポイン
トより下方に存在、(iii)撮影画面の中央は、主要被写
体の存在確率が高い、という考え方でシーケンスが構成
されている。ここでは、先ず、通常にカメラを構えた横
長構図(、、のブロックが上方)を例として説明
する。
クは、「空」である確率が高いので、ステップS43に
移行して、上記、、のブロックの平均輝度BVv
が求められ、これが「空」である部分の判定基準とされ
る。これは、図16(b)に示される構図では、、
、のブロックの他、測距ポイント及びの部分も
「空」であると判定される時に、この明るさ情報が用い
られる。
て、全く測距の必要がないか否かはこれだけではわから
ないので、ステップS44に移行して、予め設定した所
定の輝度BVsと、一番上のブロックの平均輝度BVv
が比較される。このステップS44にて、所定の明るさ
以上ならば、「空」である確率が高いので、ステップS
45に移行して、優先度係数P(P1 ,P2 ,P3 )が
1×1とされる。
16(a)に示される測距ポイント〜の位置に関す
る重み付けの値であり、撮影画面の四隅の測距ポイント
,,,と上方中央の測距ポイントは、主要被
写体の存在確率が低いものとして“1”と設定され、こ
れらの領域を除く四辺部中央の測距ポイント,,
は位置の重み付け(以下、位置重み付けと記す)が
“2”に設定され、更に撮影画面中央の測距ポイント
は、存在確率が極めて高いため“3”と設定される。
輝度やその変化による重み付け(以下、輝度重み付けと
記す)であり、例えば、「空」である時、測距の必要が
低いものとして“1”、これ以外ならば、“2,3,
6”と、を増すようにしている。
被写体の存在確率の低い領域であり、優先度係数を、
(位置重み付け)×(輝度重み付け)として、1×1=
1と定義している。
輝度BVvが所定の輝度BVs以下であれば、ステップ
S46に移行して、優先度係数が“1×2”とされる。
例えば、図16(c)に示される撮影画面のように、空
の一部に「山」があるような構図の優先度係数である。
但し、前方の“1”は、位置依存であるため変化しな
い。
度係数が決定された後、下方の測距ポイントの判定に移
行する。
ブロック列内での輝度比較が行われて、その変化の有無
が判定される。例えば、図16(b)に示されるような
構図では変化があり、図16(c)に示されるような構
図では変化がない。
に移行して、、、のブロックの測距ポイントの
輝度と、先に求められた、、のブロック(画面上
方)の輝度BVvとが比較される。
49に移行して、輝度重み付けが“6(優先度係数
P4 :2×6)”に設定される。一方、上記ステップS
48にて、同様な輝度であれば、その測距ポイント
は、「空」であると考え、ステップS50に移行して、
この輝度重み付けが“2(優先度係数P4 :2×2)”
に設定される。
、、の測距ポイントの輝度と、輝度BVvとが
比較される。そして、両者の輝度が異なるならば、ステ
ップS52に移行して、輝度重み付けが“6(優先度係
数P5 :3×6)”に設定され、一方、同様な輝度であ
れば、ステップS53に移行して、その測距ポイント
の輝度重み付けが“2(優先度係数P5 :3×2)”に
設定される。
の測距ポイントに於いても同様に輝度BVvと比較
される。その結果、両者の輝度が異なるならば、ステッ
プS55に移行して、輝度重み付けが“6(優先度係数
P6 :2×6)”に設定される。一方、同様な輝度であ
れば、ステップS56に移行して、その測距ポイント
の輝度重み付けが“2(優先度係数P6 :2×2)”に
設定される。
ト、の位置重み付けが“1”にされ、輝度重み付け
が“3(優先度係数P7 ,P9 :1×3)”に設定され
る。その後、ステップS58にて、測距ポイントの位
置重み付けが“2”とされ、輝度重み付けが“3(優先
度係数P8 :2×3)”に設定される。
、のブロック内の輝度比較で変化が無かった場合
は、ステップS59に移行して、測距ポイントの位置
重み付けが“3”とされ、輝度重み付けが“2(優先度
係数P5 :3×2)”に設定される。ちなみに変化が無
い構図は、図16(c)が該当し、測距ポイント、
、とも同じような輝度分布となる。
ト、の位置重み付けが“2”とされ、輝度重み付け
が“2(優先度係数P4 ,P6 :2×2)”に設定され
る。
、、のブロックは、主要被写体が存在する確率が
高いと想定されて、測距ポイント、、の輝度重み
付けは、“6”に設定される。よって、ステップS61
では、測距ポイント、の位置重み付けが“1”とさ
れ、輝度重み付けは“6(優先度係数P7 ,P9 :1×
6)”に設定される。更に、ステップS62では、測距
ポイントの位置重み付けが“2”とされて、輝度重み
付けは“6(優先度係数P8 :2×6)”に設定され
る。
述したように設定された優先度係数の重み付けの大きい
測距ポイントから測距に関する処理が行われるように、
優先順位が決定される。
する。
ント、の優先度係数は、“6”となり、測距ポイン
トの優先度係数は、“12”の重み付けとなる。
“12”、測距ポイント、、の優先度係数が
“6”となり、これらが優先度の高い測距ポイントとな
る。
図では、測距ポイント、、の優先度係数が、各
々、“12”、“6”、“4”となり、最下段の測距ポ
イント、、は、位置の重み付けに対し、これまで
の輝度判定の残りの予測から、“3”の重み付けを乗じ
て、測距ポイント、の優先度係数は“3”、測距ポ
イントの優先度係数は“6”となる。したがって、優
先度の高いのは、測距ポイント、、の順となる。
〜の優先度係数P1 〜P9 の重み付け結果より、図1
6(b)に示されるような構図では、、、、…、
図16(c)に示されるような構図では、、、、
、…の順で、優先順位付けが行われる。
て、ブロック、、が最上段であった場合には、カ
メラを立てて構えた縦長構図となり、最上段がブロック
、、、中段がブロック、、、最下段がブロ
ック、、の構図となる。
、、、ブロック、、及びブロック、、
に於ける優先度係数の設定を、ブロック、、を
ブロック、、に、ブロック、、をブロック
、、に、そしてブロック、、をブロック
、、に置換えると、ステップS63〜S82が、
測距ポイントを変えたのみで、上述したステップS43
〜S62と同等のシーケンスとなる。
、は、「空」である確率が高いので、ステップS6
3で平均輝度BVvが求められて、判定基準とされる。
そして、上記ステップS44と同様に、この平均輝度B
Vvと所定輝度BVsとがステップS64に於いて比較
される。ここで、所定の明るさ以上ならば、「空」であ
る確率が高いので、ステップS65に移行して、優先度
係数P(P1 ,P4 ,P 7 )が1×1とされる。
距ポイント、、、、が“1”に設定され、測
距ポイント、、が“2”に設定され、更に撮影画
面中央の測距ポイントは、存在確率が極めて高いた
め、“3”と設定される。
輝度BVvが所定の輝度BVs以下であれば、ステップ
S66に移行して、測距ポイント、、は優先度係
数が“1×2”とされる。
、、内で輝度比較がなされて、その変化の有無が
判定される。ここで変化があれば、ステップS68に移
行して、ブロックの測距ポイントの輝度と、平均輝度
BVvとが比較される。
ば、ステップS69に移行して、その測距ポイントの
輝度重み付けが“6(優先度係数P2 :2×6)”に設
定される。一方、上記ステップS68にて、同様な輝度
であれば、ステップS70に移行して、上記輝度重み付
けは“2(優先度係数P2 :2×2)”に設定される。
距ポイントの輝度と輝度BVvとが比較される。ここ
で、輝度が異なるならば、ステップS72に移行して、
その測距ポイントの輝度重み付けが“6(優先度係数
P5 :3×6)”に設定される。一方、上記ステップS
71にて、同様な輝度であれば、ステップS73に移行
して、輝度重み付けが“2(優先度係数P5 :3×
2)”に設定される。
S74にて輝度BVvと比較される。そして、その測距
ポイントの輝度が異なるならば、ステップS75に移
行して、輝度重み付けが“6(優先度係数P8 :2×
6)”に設定される。一方、上記ステップS74にて同
様な輝度であれば、ステップS76に移行して、輝度重
み付けが“2(優先度係数P8 :2×2)”に設定され
る。
、の位置重み付けが“1”とされ、輝度重み付けが
“3(優先度係数P3 ,P9 :1×3)”に設定され
る。更に、ステップS78では、測距ポイントの位置
重み付けが“2”とされ、輝度重み付けが“3(優先度
係数P6 :2×3)”に設定される。
ック、、内の輝度比較で変化が無かった場合は、
ステップS79に移行して、測距ポイントの位置重み
付けが“3”とされる。また、輝度重み付けが“2(優
先度係数P5 :3×2)”に設定される。
、の位置重み付けが“2”とされ、輝度重み付けが
“2(優先度係数P2 ,P8 :2×2)”に設定され
る。
、より下方のブロック、、は、主要被写体が
存在する確率が高いと想定して、測距ポイント、、
の輝度重み付けは、“6”に設定される。したがっ
て、測距ポイント、の位置重み付けが“1”とさ
れ、輝度重み付けが“6(優先度係数P3 ,P9 :1×
6)”に設定される。そして、ステップS82にて、測
距ポイントの位置重み付けが“2”とされ、輝度重み
付けが“6(優先度係数P6:2×6)”に設定され
る。この後、上記ステップS103に移行して、優先順
位が決定される。
て、ブロック、、が最上段であった場合には、カ
メラを立てて構えた縦長構図となり、最上段がブロック
、、、中段がブロック、、、最下段がブロ
ック、、の縦長構図となり、上述したステップS
63〜S82の構図とは上下を逆にカメラを構えた構図
となる。
〜S102では、上述したステップS63〜S82の縦
長構図に於ける優先度係数の設定を、ブロック、、
をブロック、、に、ブロック、、をブロ
ック、、に置換えると、測距ポイントを変えたの
みで、同等のシーケンスとなる。
、は、「空」である確率が高いので、ステップS8
3にて、平均輝度BVvが求められて判定基準とされ
る。次いで、ステップS84に於いて、この平均輝度B
Vvと所定輝度BVsとが比較される。ここで、所定の
明るさ以上ならば、ステップS85に移行して、測距ポ
イント、、の優先度係数P(P3 ,P6 ,P9 )
が1×1とされる。
距ポイント、、、、が“1”、測距ポイント
、、が“2”、及び測距ポイントが“3”と設
定される。
輝度BVvが所定の輝度BVs以下であれば、ステップ
S86に移行して、測距ポイント、、は優先度係
数が“1×2”とされる。
み付け(ステップS87〜S102)は、上述したステ
ップS67〜S82と同一のシーケンスであり、ブロッ
ク、、の測距ポイント、、の輝度と、平均
輝度BVvと比較により決定される。
、、の輝度比較の結果、輝度が異なるならば、ス
テップS88に移行して、その測距ポイントの輝度が
比較される。ここで、測距ポイントが平均輝度BVv
と異なれば、ステップS89に移行して優先度係数
P2 :2×6に設定され、同じ輝度であれば、ステップ
S90に移行して優先度係数P2 :2×2に設定され
る。
距ポイントが異なる輝度であれば、ステップS92に
移行して優先度係数P5 :3×6に設定され、同じ輝度
であれば、ステップS93に移行して優先度係数P5 :
3×2に設定される。
が異なる輝度であれば、ステップS95に移行して優
先度係数P8 :2×6に設定され、同じ輝度であれば、
ステップS96に移行して優先度係数P8 :2×2に設
定される。
、が優先度係数P3 ,P9 :1×3に設定され、更
にステップS98にて、測距ポイントが優先度係数P
6 :2×3に設定される。
ック、、内の輝度比較で変化が無かった場合は、
ステップS99に移行して、測距ポイントが優先度係
数P 5 :3×2に設定され、続くステップS100に
て、測距ポイン、が優先度係数P2 ,P8 :2×2
に設定される。
ック、、は、主要被写体が存在する確率が高いと
想定されて、ステップS101にて、測距ポイント、
が優先度係数P1 ,P7 :1×6に設定される。次い
で、ステップS102にて、測距ポイントが優先度係
数P6 :2×6に設定される。
優先順位が決定される。
る確率を考慮した撮影画面内の位置、及び輝度の分布の
解析によって、測距を行うべき測距ポイントの絞り込み
が可能となる。
いて、このように優先的に測距される領域が決定される
と、図中、、、のエリアの優先度が高いとし
て、図17(b)に示されるような白丸印の測距点表示
が、ファインダ内にスーパーインポーズ表示される。こ
の技術は、ファインダ光学系中に挿入されたLCDのセ
グメントを、透過にしたり非透過にしたりすることによ
って実現することができる。
択は、カメラ外装に設けられた選択スイッチ14を押す
ことによって、図17(c)に示されるように、優先順
位の高いものから、順次表示が切換わるようにすれば良
い。
択表示が来た時に、レリーズ釦を押し込めば、ユーザの
思いどおりの所に簡単にピント合わせをすることができ
る。
説明する。
スイッチ14を、図18に示されるような操作部材38
にすることにより、更に操作性のよいカメラにすること
ができる。
部には撮影レンズ34が設けられており、背面部の中央
部にはファインダ接眼部が設けられている。また、カメ
ラ27の上部IF、フィルム駒数を表示するための液晶
パネル36と、レリーズスイッチ37と、上方からの押
し方によって前後左右に傾いてスイッチオンする、十字
形状の操作部材38が配置されている。
(b)に示されるように、上記操作部材38の押され方
によってオン、オフするスイッチ38a〜38dが接続
されており、これらのスイッチ38a〜38dの状態に
応じてユーザの操作が検出されるようになっている。例
えば、操作部材38の前の方を押せば(スイッチ38a
オン)測距ポイント候補が下に、後ろの方を押せば(ス
イッチ38bオン)候補が上になる。また、操作部材3
8を左右に押せば(スイッチ38cオン/スイッチ38
dオン)、それに応じて測距ポイントの表示が変化す
る。
に従ってCPU40がカメラを制御すれば、上記スイッ
チ38a〜38dを有効に使った撮影を行うことができ
る。
材38が操作されて、スイッチ38a〜38dの何れの
方向にダブルクリックでオンされたことが判定される
と、ステップS112に移行して、上述した図11乃至
図14のようなフローチャートによりシーンが判定され
る。これにより、図17(b)に示されるように測距候
補点がファインダ内に表示される。
ントの候補表示によってファインダ内表示がなされる。
次いで、ステップS114に於いて、操作部材38の操
作によりユーザの操作が判定される。
例えば柵の向こう側に山が見えるシーンでは、図16
(c)に示される山の前の人物のシーンと極めて類似の
シーンとなるので、手前の柵にピントが合う確率が高ま
る。しかしながら、上記候補表示によってファインダ内
表示がなされるので、操作部材38の操作によりユーザ
の操作が判定され、その操作の方向に測距ポイント表示
が切換わる。
された場合は、ステップS115に移行して測距ポイン
トの候補点が検出される。ここで、該候補点が存在する
場合は、ステップS116に移行して選択点が決定され
たことにより、該選択点が点灯される。その後、上記ス
テップS114に移行する。
が存在しない場合には上記ステップS116の選択点点
灯には移行せずに上記ステップS114に移行する。
のループでは、ユーザはファインダ画面を見ながら測距
ポイントの切換えを行うことができ、候補点の中の任意
のポイントにピント合わせをすることができる。尚、候
補点以外を選択可能な仕様にすると、測距点が増加した
場合に選択操作が困難になるので、ここでは説明は省略
する。
がなされない場合は、続いてステップS117にてレリ
ーズスイッチ37のオン、オフが判定される。ここで、
再測距を行いたい場合、すなわちレリーズスイッチ37
がオンされない場合は、ステップS118に移行して再
度操作部材38の何れかのスイッチ38a〜38dがダ
ブルクリックされる。その後、上記ステップS117に
移行する。
37がオンされると、続くステップS119にて選択点
が判定される。ここで、選択点が決定されれば、ステッ
プS120に移行して、その測距ポイントにピント合わ
せが行われる。一方、選択点が無い場合、すなわち選択
動作前にレリーズされた場合には、ステップS121に
移行して、最も優先度の高い点にピント合わせが行われ
る。そして、ステップS122にて、撮影が行われる。
字形状の操作部材で前後左右に押し込み操作することに
より、候補ポイントのうち任意のポイントに迅速にピン
ト合わせを行うことができる。
と、操作部材38の左釦(スイッチ38d)で、右釦
(スイッチ38c)で、前方の釦(スイッチ38b)
が押されれば、後方の釦(スイッチ38a)が押され
ればのポイントが選択され、それらの選択ポイントが
ファインダに表示されるので、ユーザが誤ることのない
簡単な操作での撮影が可能となる。
利用して、図20及び図21に示されるように、撮影者
が測距ポイント付近を指さして、それをカメラが検出す
ることにより、選択できるようにしても良い。
ント付近を指させば、のポイントが選択表示されてピ
ント合わせポイントとなる。また、図20(b)に示さ
れるように、のポイントを指させば、のポイントが
表示され、ピント合わせできるようにすれば、上述した
変形例に於ける操作部材38のように特別なスイッチを
必要とすることなく、簡単にピント合わせポイントを決
定することができる。
たものである。図21に於いて、り、ユーザ42は、カ
メラ27ファインダを覗きながらカメラ27の画面43
を確認し、左手で主要被写体10を指さして、測距ポイ
ントを選択している。
ートを用いて、カメラのCPUが図8に示されるような
エリアセンサを用いて画面内の像信号を何度もモニタし
て、撮影者の指が画面内に入ってきたか否かを検出し、
像変化があれば、その変化位置の先端付近の測距ポイン
トを選択するようにすれば、ユーザの思いどおりのポイ
ントにピント合わせをすることができる。
リーズ釦半押し(ファーストレリーズスイッチのオン)
が検出されると、続くステップS132にて画面内が撮
像されて、上述したような手順で優先ポイントが決定さ
れ、ステップS133にてその優先ポイントが表示され
る。また、この優先ポイントは、ステップS134で記
憶され、ステップS135にて、再度画面内撮像が行わ
れる。
ステップS132で得られた撮像データZ1 と上記ステ
ップS135で得られた撮像データZ2 とが比較され
る。ここで、変化があった場合は、ステップS137及
びS138に移行して、選択ポイントの判定、表示が行
われる。
レリーズ釦が押し込まれる、すなわちセカンドレリーズ
スイッチの状態が判定される。ここで、セカンドレリー
ズスイッチがオン(レリーズ釦全押し)されていなけれ
ば、ステップS140に移行して、ファーストレリーズ
スイッチの状態(レリーズ釦の半押し状態)が検出され
る。ここで、レリーズ釦の半押しがされていないと、リ
セットされて上記ステップS131に移行する。一方、
半押し状態では、上記ステップS135の再度撮像のス
テップに移行し、何度でも指さし動作をやり直し可能と
なる。
ンドレリーズスイッチがオンされていれば、ステップS
141に移行して、その選択ポイントが測距され、ステ
ップS142にて撮影がなされる。
ストレリーズスイッチオンの検出ステップでは、ユーザ
は指さしを行わないでおくようにして、ファーストレリ
ーズスイッチのオンの後、指さし決定を行う仕様で、こ
の2つのタイミングでの像変化を利用すれば、より単純
で余計な操作のない撮影を楽しむことができる。
ポインタ45を用いてユーザ42が測距したいポイント
を指示し、カメラは、レーザーポインタの波長やスポッ
トの形状をエリアセンサ等で判断し、そのポイント近く
の測距ポイント46に対し、ピント合わせを行うように
しても良い。
て撮影が行われる。
が撮像されると、続くステップS152にて、レーザポ
インタ45による測距ポイントの判定、検出が行われ
る。次いで、ステップS153にて、上記レーザポイン
タ45で支持された点に最も近い測距ポイントが選択さ
れる。そして、ステップS154にて、この選択された
測距ポイントにピントが合わせられる。
部、切換スイッチ手段は、必ずしもカメラに取付けられ
ているものに限定されるものではない。
を有効に活用した、上述した操作部材等のスイッチにて
ユーザの意図を反映するようにしても良い。
ポイントから手動選択する例を説明したが、以下に述べ
る実施の形態では、最も優先度の高いもののみ表示し、
ユーザーのスイッチ操作があった時に、次の候補点が出
るような応用例を示している。この方がたくさんの表示
が一度に出ることなく、より画面内をすっきりさせるこ
とができる。また、スイッチ操作としては、ユーザの視
線の動きを検出して判定するものが考えられる。
示すもので、(a)はカメラの内部構成を示すブロック
図であり、(b)は該カメラの外観斜視図である。
ラのシーケンス制御や各種演算を行うためのワンチップ
マイクロコンピュータ等から成る演算制御手段である。
このCPU50は、内部に像検知部51、相関演算部5
2及び表示制御部53を有している。
から成るスイッチ群54が接続されると共に、測距部5
5や図示されない測光部が接続されている。
ためのドライバ56と、図示されない被写体に測距用光
を投射する投光部57と、該被写体からの反射光を導く
受光レンズ58a及び58bと、上記反射光を結像させ
るセンサアレイ59a及び59bと、これらセンサアレ
イ59a及び59bの信号出力をA/D変換するA/D
コンバータ60とから構成される。
3及びピント合わせ部64と、ズームレンズ65の位置
を検知するズーム検知部66と、ファインダ光学系68
内に挿入された表示用の液晶(LCD)67と、撮影者
の視線を検知する視線検知部69とが接続されている。
メラボディ70には、その前面部に撮影レンズ71が設
けられると共に、測距窓72、ファインダ73、ストロ
ボ74等が、設けられている。
されない測光部や測距部55を制御し、その出力に従っ
て、露出制御部63やピント合わせ部64を制御して、
正しくピントの合った正確な露出の写真撮影を行う。カ
メラの撮影レンズ71にズームレンズ65が採用される
と画角が変えられるため、それに応じた測距・測光や表
示制御が必要となる。したがって、ズーム位置を検知す
るズーム検知部66により、CPU50にズーム情報が
入力される。更に、ズーミングによってファインダ73
の画像も機械的に連動する。
ダ光学系の間に設けられたLCD67上に表示するため
に、CPU50はこれらのセグメントの点灯、消灯制御
を行う表示制御部53を有している。
a、58b及び一対のセンサアレイ59a、59bを有
しており、図示されない被写体の像信号をA/Dコンバ
ータ60にてA/D変換し、CPU50に出力する。
基線長分の距離Bだけ離して配置されているので、受光
レンズ58a、58bの焦点距離fと、被写体距離Lの
関係より、2つのセンサアレイ59a、59b上には、
相対位置xだけずれた所に同じ像が結ぶことになる。こ
の三角測距の原理より、像のずれ量xを求めれば被写体
距離Lが算出できることがわかる。
例えば、光軸からθだけずらした所を測距する場合は、
図中に破線で示されるように a=ftan θ …(8) の所のセンサを基準にして、相対ズレ量を検出すれば良
い。
(a)に示されるような主要被写体77がファインダ画
面76の中央に存在しないシーンでもピントを合わせる
ことができる。
れる像信号を示したものであるが、背景が壁等から主要
被写体である人物の所に、特徴的な像信号変化がみられ
る。したがって、図27のようなフローチャートでこの
変化を検出し、それが画面右側ならば、ファインダ画面
内のLCDセグメント78のうち、右側のLCDセグメ
ント79を点灯させれば、図26(c)に示されるよう
に、画面内に測距ポイントが表示されて、正しく撮影し
たい被写体が測距され、撮影者はその被写体にピントが
合うことを認識することができ、安心して撮影を楽しむ
ことができる。
て、先ずステップS161にて被写体の像信号が入力さ
れると、続くステップS162及びS163にて、左右
のエッジが判定される。次いで、ステップS164にて
上記ステップS162及びS163で判定された左右エ
ッジの中央部分の座標が判定される。そして、ここで判
定された座標のLCDセグメントが選択されて、例えば
図26(c)に示されるように点灯される。
セグメントで表し、その中央部を見えるようにしたの
で、被写体の表情等がよく確認でき、すっきりっとした
画面にすることが可能となる。
は、カメラが誤って手前の木にピントを合わせるケース
がある。この場合、撮影者が図示されない操作釦を押す
ことにより、次の測距ポイントの候補に切り換えるよう
にしても良い。
要被写体が存在するので、この実施の形態では、変更操
作によって画面中央部に測距ポイントを移し、正しく被
写体の城にピントを合わせることを可能とした。また、
主要被写体が判別できないシーンでは、画面中央に表示
をリセットする仕様にしても良い。
用して変更するのは大変なので、図29に示されるよう
に、視線検知によるファインダ光学系を構成して使用し
ても良い。
て、対物レンズ81より入射される被写体像と共に、プ
リズム82や赤外発光ダイオード(IRED)83を用
いて、接眼レンズ84を介して撮影者の目に赤外光が照
射される。そして、その反射光が、マスクLCD85を
介してフォトダイオード86で受光されるようにする。
(c)に示されるように、開口部90が切換えられるよ
うに配置されている。マスクLCD85の開口部を切換
えることにより、何れの開口部を開いた時が一番反射光
が入射するかの判定を行って、視線の方向を判別できる
ようにすれば、撮影者の目の動きで測距ポイントを切換
えることが可能となる。
89の配置ならば、S1とS3の開口部に白目の部分が
あるので、S1、S3の開口部を開いた時に、フォトダ
イオードに入射するIREDによる反射信号光が多くな
る。
うに視線をずらすと、S3の信号光は減少してS2の開
口部を開いた時の反射光が多くなる。撮影者がレリーズ
釦を半押し状態にして、第1候補を表示した後、このよ
うな考え方でカメラのCPUが図31のようなフローチ
ャートでIREDやマスクを制御して目の動きを検出す
れば、撮影者が測距ポイントを切換えたい時に目を動か
すだけで、測距ポイントが切換わり、手動の動作は不要
となる。
ず、ステップS171にて像検出が行われて第1候補が
表示される。次いで、ステップS172にて、セカンド
レリーズスイッチがオンされていれば、ステップS17
3に移行して通常の撮影シーケンスが実行される。
れていなければ、ステップS174に移行して、赤外発
光ダイオード83が照射される。そして、ステップS1
75及びS176にて、順次開口部が変更されて反射信
号光の大きい2つのブロックS01、S02が記憶される。
つのブロックS01、S02が比較される。その結果、変化
があれば、視線が変化したとしてステップS178に移
行し、測距ポイントが変更される。
ら反射信号光の多い2つのブロックを選び、その間隔が
変化するか否かで視線の動きがあったか否かを判定す
る。そして、視線の動きがあった場合には、撮影者が測
距ポイントを気に入っていると判断して、次に優先度の
高いポイントに表示を切換え、そのポイントに対して測
距を行ってピント合わせを行うようにする。
から開放されてレリーズ動作に集中でき、目の動きだけ
で測距ポイントの選択が行うことができる。
のポイントにピント合わせをするようにしても良いが、
技術が複雑でコストがかかるわりに、撮影者が必ずしも
撮影したいものばかりを見ているわけではないことがわ
かっている。
メラが画面内の測距ポイントのうち、予め自動的に優先
順位を決定し、それに追加・補助する形で撮影者の目の
動き等の動作または操作を加味したので、非常に簡単で
精度の高いピント合わせが可能となる。
が別の光学系であると、視差(パララックス)によっ
て、測距ポイントと表示ポイントに誤差が生じやすい。
ラックスを考慮した画面内表示制御方法について説明す
る。
検出によって、図32にθ1 の方向に主要被写体がいる
と判定され、尚且つその被写体の距離が上述の方法で検
出されていて、これをLとすると、ファインダ内ではそ
の光軸を基準に右側に S−L・tan θ1 …(9) の位置に上記被写体が見えることになる。ここで、Sは
2つの光学系の視差である。
2に於ける「枠基準位置」)にとると、この基準位置か
らファインダ光軸までの距離が L1 tan φ1 …(10) であるので(ここでφ1 は光軸からファインダの画角端
までの角度)、基準位置から、測距ポイントまでの距離
は L1 tan φ1 +S−L1 tan θ1 …(11) となる。
タイプのものであるとし、画面の端から端までを、図3
3に示されるように、H個のセグメントで埋めることの
できるLCDがファインダ内に収められているとする。
このH個が上記L1 tan θ1の2倍に対応するため、測
距ポイントに対応するセグメントは、上記H個のうち、 H×(tan φ1 +S/L−tam θ1 )/(2・tan φ1 )番目 =x1 番目 …(12) のものとなる。尚、上記(12)式でHを除いた(tan
φ1 +S/L−tam θ1)/(2・tan φ1 )の部分
は、枠比と称することとする。
の上下左右のセグメントを2つずつ点灯させれば、図3
3(b)に示されるようなセグメントの表示が可能とな
る。
子を見やすくしている。画面上下方向にも測距ポイント
が広げられる場合、左右方向の枠比(枠比1)だけでな
く、上下方向の枠比(枠比2)を考慮して、ファインダ
内表示の制御が必要である。
をφ2 として表し、測距ポイントをθ2 とすると、画面
枠上端基準の測距ポイント位置の画角に対する比率(枠
比2)は、 (tan φ2 −tan θ2 )/2tan φ2 …(13) となるので、図33(a)に示されるように、画面内上
下方向にT個のセグメントが並んだLCDを想定する
と、上から T(tan φ2 −tan θ2 )/(2・tan φ2 )番目=y1 番目 …(14) のセグメントの所に被写体が存在すると考えられてい
る。
な表示を上下に移動させる場合は、上下方向に関して
は、この関係から点灯、消灯制御を行うようにする。
灯させれば、図33(b)に示されるような表示を上下
左右に移動させて、撮影者に測距光をかかりやすく伝え
ることができる。
よれば、優先度の高いポイントのみを表示し、視線の動
きによって次に優先度の高いポイント(画面中央)に切
りかえることができるようにしたので、ユーザの意図ど
おりのピント合せが高速でできるカメラを提供すること
ができる。
も考慮したので、より正確なポイント表示が可能とな
る。
以下の如き構成を得ることができる。
能なカメラに於いて、上記複数の測距ポイントについ
て、測距時の優先順位を決定する優先順位決定手段と、
上記優先順位に応じて、上記複数の測距ポイントのうち
の複数の限られた測距ポイントを選択する第1の選択手
段と、撮影者の操作によって、上記限られた複数の測距
ポイントのうちの特定の測距ポイントを選択する第2の
選択手段と、を具備することを特徴とするカメラ。
に応じて決定されることを特徴とする上記(1)に記載
のカメラ。
分布によって決定されることを特徴とする上記(1)に
記載のカメラ。
によって決定されることを特徴とする上記(1)に記載
のカメラ。
の多くのポイントを測距可能とし、撮影時のフレーミン
グの自由度を大きくしながら、ユーザの意図を簡単に盛
り込んだピントによる撮影が可能なカメラを提供するこ
とができる。
概略構成を説明するもので、(a)はカメラの測距装置
の概略構成を示した図、(b)は被写体とピント合わせ
について説明する図である。
構成図である。
分制御を行う動作を説明するタイミングチャート、
(b)はCPUでモニタされる像信号の出力の例を示し
た図である。
明するもので、(a)は画面無いの測距可能な3ポイン
トの例を示した図、(b)は画面内の測距可能ポイント
が30である場合の例を示した図、(c)は測距動作を
説明するフローチャートである。
測距ポイントの例を示した図、(b)は(a)に示され
る多数の測距ポイントについての測距動作を説明するフ
ローチャート、(c)は優先度の高い限られたポイント
を画面内に表示した例を示した図、(d)は最終的に選
択された測距ポイントの例を示した図、(e)は多数の
測距ポイントから特定のポイントを選択して測距する場
合の動作を説明するフローチャートである。
の相対位置差算出の方法について説明する図である。
の相対位置差算出の方法について説明する図である。
した図、(b)は模式的に(a)のセンサアレイのモニ
タ域を示した図、(c)は測距ポイント数を30にした
場合のモニタ域を示した図である。
である。
を説明するフローチャートである。
を説明するフローチャートである。
を説明するフローチャートである。
を説明するフローチャートである。
ある。
ポイント位置を示す図、(b)及び(c)は撮影画面の
例を示す図である。
域の例を示した図、(b)は(a)の優先度の高いエリ
アに測距点表示がなされた例を示した図、(c)は優先
順位の高いものから順次表示が切換わる様子を示した図
である。
て説明するもので、(a)はカメラの外観斜視図、
(b)は(a)のカメラの操作部材38に対応するスイ
ッチ38a〜38dの回路構成例を示した図である。
を説明するフローチャートである。
説明する図である。
る。
作を説明するフローチャートである。
測距したいポイントを指示する例を示した図である。
が指し示したポイントを撮影する動作を説明するフロー
チャートである。
(a)はカメラの内部構成を示すブロック図であり、
(b)は該カメラの外観斜視図である。
ないシーンに於ける測距の例を示した図である。
示動作を説明するフローチャートである。
トを合わせた場合の例を説明する図である。
した図である。
関係を説明する図である。
ズの動作を説明するフローチャートである。
について説明するための図である。
明するための図である。
について説明するための図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 画面内の複数のポイントを測距可能なカ
メラに於いて、 上記複数の測距ポイントについて、測距時の優先順位を
決定する優先順位決定手段と、 上記優先順位に応じて、上記複数の測距ポイントのうち
の複数の限られた測距ポイントを選択する第1の選択手
段と、 撮影者の操作によって、上記限られた複数の測距ポイン
トのうちの特定の測距ポイントを選択する第2の選択手
段と、 を具備することを特徴とするカメラ。 - 【請求項2】 画面内の複数のポイントを測距可能なカ
メラに於いて、 上記複数の測距ポイントについて、測距時の優先順位を
決定する優先順位決定手段と、 上記優先順位決定手段の決定に従って、優先順位の高い
複数の限られた測距ポイントを選択してファインダ画面
内に表示する表示制御手段と、 撮影者の操作によって、上記限られた複数の測距ポイン
トから特定ポイントを選択する選択手段と、 を具備することを特徴とするカメラ。 - 【請求項3】 画面内の複数のポイントを測距可能なカ
メラに於いて、 上記複数の測距ポイントについて、測距時の優先順位を
決定する優先順位決定手段と、 上記優先順位決定手段の決定に従って、優先順位の最も
高い測距ポイントを選択する選択手段と、 選択された測距ポイントをファインダ画面内に表示する
表示制御手段と、 撮影者の操作に応じて、優先順位の高い順に測距ポイン
トを変更する変更手段と、 を具備することを特徴とするカメラ。 - 【請求項4】 マルチAF機能を有するカメラに於い
て、 ファインダ画面内の被写体像を撮像し、像信号を出力す
る撮像手段と、 上記像信号から撮影者の手を判別する判別手段と、 上記判別手段の判別結果に応じて、上記マルチAFポイ
ントを決定する決定手段と、 を具備することを特徴とするカメラ。
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