JP2001103806A - 移動農機の直進制御装置 - Google Patents

移動農機の直進制御装置

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JP2001103806A
JP2001103806A JP28394199A JP28394199A JP2001103806A JP 2001103806 A JP2001103806 A JP 2001103806A JP 28394199 A JP28394199 A JP 28394199A JP 28394199 A JP28394199 A JP 28394199A JP 2001103806 A JP2001103806 A JP 2001103806A
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control
planting
angular velocity
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JP28394199A
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Satoru Okada
悟 岡田
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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  • Guiding Agricultural Machines (AREA)
  • Transplanting Machines (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の田植機等の移動農機で植付作業や移植
作業等条として作業する場合、真っ直ぐ作業することが
難しかった。 【解決手段】 田植機4の機体上に左右方向回動の角速
度を検知する角速度センサー63と、機体の左右傾斜を
検知する傾斜センサー64と、機体の車速を検知する車
速センサー65と、前輪6を操向駆動するパワステシリ
ンダー44とを設けて、それぞれコントローラ46と接
続し、直進方向に対するズレを検知して、そのズレに応
じて補正値を演算し、この演算値より操向輪を駆動して
直進するように制御した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動農機、特に、
乗用型のトラクタや田植機や防除機等により作業を行う
時の直進性を向上させるための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、移動農機として田植機で作業を
行う場合、田植えを行った後の植付状態が、直線で全て
の条が平行に植わっていると、見た目がきれいになり、
刈取時の作業もやり易くなる。ところが、田植機により
苗を植え付ける場合、真っ直ぐ植え付けることは大変難
しく多少のゆがみや蛇行が発生する。これらは通常、オ
ペレーターの人為操作によってハンドルを回転させて、
線引きマーカーに目標を合わせたり、畦やとなりの条に
合わせて、できるだけ直進するように修正しながら作業
を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、目標に合わせ
て直進させていても、圃場の耕盤には凹凸があり、車輪
が凹部に入ると機体が傾斜して、傾いた方向に曲がって
しまう。そこで作業者はハンドルを回転して修正を行う
のであるが、修正のタイミングや直進に戻すタイミング
がズレると蛇行が繰り返されることになり、更に、回行
して既植えの条に合わせると曲がりが増幅されることに
なる。このように直進させ補正しながら植え付ける作業
は大変難しい操作となっていたのである。そこで本発明
は、機体が左右へ曲がる角速度と左右の傾斜と車速を検
知して、曲がりに対する補正値を演算して、機体に装着
されているパワーステアリングを駆動して補正しようと
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、請求項1においては、移動農
機の機体上に左右方向回動の角速度を検知する手段と、
機体の左右傾斜を検知する手段と、操向輪を操向駆動す
る手段とを設けて、それぞれ制御手段と接続し、直進方
向に対するズレを検知して、そのズレに応じて補正値を
演算し、この演算値より操向輪を駆動して直進するよう
に制御したものである。
【0005】また、請求項2においては、移動農機の機
体上に左右方向回動の角速度を検知する手段と、機体の
車速を検知する手段と、操向輪を操向駆動する手段とを
設けて、それぞれ制御手段と接続し、直進方向に対する
ズレを検知して、そのズレに応じて補正値を演算し、こ
の演算値より操向輪を駆動して直進するように制御した
ものである。
【0006】また、請求項3においては、前記直進制御
の開始を、作業開始から設定時間後としたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を移動
農機として田植機に適用した実施例について説明する。
図1は田植機の全体側面図、図2は同じく平面図、図3
はパワステシリンダー組立斜視図、図4は油圧回路図、
図5は制御ブロック図、図6は車速を加味しない場合の
制御フローチャート図、図7は車速を加味した場合の制
御フローチャート図、図8は角速度センサーからの値の
制御時の変化を示す図、図9は機体の傾斜と傾斜センサ
ーの値の関係を示す図である。
【0008】まず、本発明の直進制御装置を8条の乗用
田植機に適用した実施例について図1、図2より全体構
成から説明する。乗用田植機Aは走行部1の後部に昇降
リンク機構27を介して植付部4が配置され、該走行部
1は車体フレーム3の前部上方にエンジン2を搭載し、
前下部にフロントアクスルケースを介して前輪6を支持
させると共に、後部にリヤアクスルケース7を介して後
輪8を支持している。そして、前記エンジン2はボンネ
ット9に覆われ、該ボンネット9の両側に予備苗載台1
0・10を配設し、該ボンネット9後部のダッシュボー
ド5上に操向ハンドル14を配置し、該ボンネット9両
側とその後部の車体フレーム3上を車体カバー12で覆
い、操向ハンドル14後方位置に座席13を配置し、ボ
ンネット9の両側と座席13前部と、座席13左右両側
をステップとしている。
【0009】そして、前記運転席13の側部には走行変
速レバー30や植付昇降兼作業走行変速用副変速レバー
31や植付感度調節レバー37が配置され、ダッシュボ
ード下部のステップ上には主クラッチペダル32や左右
ブレーキペダル36が配設され、前記座席13後方には
8条用の施肥機33が配設されている。
【0010】また、前記植付部4は図1、図2に示すよ
うに、苗載台16や植付爪17やセンターフロート34
やサイドフロート35等から構成されており、前記苗載
台16は折り畳み可能として前高後低に配設して、苗載
台16の下部は下ガイドレール18、前面の上部は上ガ
イドレール19によって左右往復摺動自在に支持し、該
下ガイドレール18及び上ガイドレール19は植付セン
ターケース20より植付フレーム23等を介して支持さ
れている。そして、植付センターケース20より左右両
側方へ連結パイプ29を突設してチェーンケース21を
固設し、該チェーンケース21・21・・・を平行に後
方へ突出して、該チェーンケース21の後部に一方向に
回転させるロータリーケース22を配置し、該ロータリ
ーケース22の両側に一対の植付爪17・17を配置し
ている。こうして、前進走行とともに苗載台16を左右
に往復摺動して、この往復動に同期させて植付爪17を
駆動して一株分の苗を切り出し、連続的に植え付け作業
を行うように構成している。
【0011】また、前記植付センターケース20の前部
にローリング支点軸を介して前記昇降リンク機構27と
連結され、該昇降リンク機構27はトップリンク25や
ロワーリンク26等より構成され、座席13下方に配置
した昇降シリンダ28によって植付部4を昇降できるよ
うにしている。
【0012】そして、図2、図3に示すように、前記前
輪6・6のキングピンにはナックルアーム40・40を
介してタイロッド41・41が連結され、該タイロッド
41・41の他端はベルクランクアーム43の一端に連
結されている。該ベルクランクアーム43の中途部はフ
ロントアクスルケースに回転自在に枢支され、この枢支
部にポテンショメータやロータリーエンコーダ等よりな
る角度センサー45が配置されて、ベルクランクアーム
43の回転角度が検知され、該角度センサー45は後述
する制御手段となるコントローラ46と接続されてい
る。
【0013】また、前記ベルクランクアーム43の他端
は操向駆動手段となるパワステシリンダー44のピスト
ンロッド先端に連結され、該パワステシリンダー44の
基部は車体フロント3に枢支されている。そして、該ベ
ルクランクアーム43にはリンク等を介してパワステバ
ルブ47と連結されている。該パワステバルブ47は前
記操向ハンドル14の基部に配置され、操向ハンドル1
4の回転に応じてパワステバルブ47が切り換えられる
ようにしている。
【0014】次に、油圧回路について図4より説明す
る。油圧ポンプ50がエンジン2の近傍に配置されて駆
動され、該油圧ポンプ50の吐出ポートにはフローコン
トロールバルブ51が接続されて二つに油路が分岐さ
れ、一方はローリングバルブ52を介して植付部4に配
置したローリングシリンダー53と接続されて、植付部
4を水平に支持するようにしている。
【0015】また、他方の油路には前記パワステバルブ
47が接続され、該パワステバルブ47のタンクポート
には昇降バルブ54が接続されて、該昇降バルブ54の
出力ポート側に前記昇降シリンダ28が接続され、植付
部4を昇降可能としている。55・56・57は作動油
圧を設定するリリーフバルブである。
【0016】そして、前記パワステバルブ47の二次側
に切換バルブ60を介してパワステシリンダー44と接
続され、該切換バルブ60は電磁バルブより構成され
て、ソレノイド60aは図5に示すように、コントロー
ラ46と接続され、自動操向状態となると切り換えて、
操向ハンドル14を操作してパワステバルブ47を切り
換えてもパワステシリンダー44が作動しないようにし
ている。そして、操向ハンドル14近傍に手動優先手段
としての手動優先スイッチ59が設けられており、該手
動優先スイッチ59の操作により前記切換バルブ60を
OFFとして、手動に切り換えて操向できるようにして
いる。但し、手動優先スイッチ59の代わりに、操向ハ
ンドル14に角度センサー59’を配置して(図4)、
設定角度以上回転すると前記切換バルブ60をOFFと
したり、或いは、主クラッチペダル32またはブレーキ
ペダルにスイッチを設けて、これらペダルを踏むと、前
記切換バルブ60をOFFとして手動に切り換えて操向
できるように構成することもできる。
【0017】また、前記パワステシリンダー44とフロ
ーコントロールバルブ51の間に、前記パワステバルブ
47に対して並列に自動操向バルブ61が配置され、該
自動操向バルブ61のソレノイド61a・61bがコン
トローラ46と接続されて、本発明の要部である直進制
御がされるのである。そして、前記コントローラ46に
は図5に示すように、植付スイッチ62、角速度センサ
ー63、傾斜センサー64、車速センサー65、手動優
先スイッチ59、切換バルブ60のソレノイド60a、
自動操向バルブ61のソレノイド61a・61bが接続
されている。
【0018】前記植付スイッチ62は前記植付昇降兼作
業走行変速用副変速レバー31のレバーガイドまたは植
付クラッチまでの連結機構に配置され、前記角速度セン
サー63は図2に示すように、機体の左右中心線O1上
に配置され、本実施例では機体前部のボンネット9内に
配置し、機体の左右旋回方向の角速度を検知するように
している。前記傾斜センサー64も機体の左右中心線O
1上の角速度センサー63近傍に配置しているが、機体
上の任意位置に配置することができる。前記車速センサ
ー65は後輪の車軸上または操向駆動伝達経路上に配置
されている。但し、より正確に検知するためにドプラー
式等の車速センサーで検知するように構成することもで
きる。また、コントローラ46にはタイマー66が接続
または内蔵されている。
【0019】このような構成において、直進制御につい
て説明する。直進方向に対して角速度センサー63の値
から得られるズレy1は数式1で示され、角速度センサ
ー63の値を積分して求める。つまり、図8に示すよう
に、基準電圧、つまり、直進している場合角速度センサ
ー63からの出力が2.5Vとし、例えば、右へ機体が
旋回した場合の値V1は2.5V以上となり、その差を
積分して、プラスの補正値y1が得られる。この補正値
y1は目標線に対して右側へ振れた面積となる。このよ
うにズレは面積として得られるので、徐々にズレが生じ
るような場合であっても、ズレの積み重ねが面積として
加えられて演算され、終端で大きくズレるようなことが
なくなり、略正確な直進が得られるのである。
【0020】
【数1】数式1
【0021】また、傾斜センサー64の値から得られる
ズレy2は、数式2として y2 =b(V2 −2.5) (b:定数) で示され、傾斜センサー64の値に比例した値となる。
つまり、図9に示すように、基準電圧を2.5Vとし
て、機体が水平の場合、傾斜センサー64からの出力が
2.5Vとなり、例えば、右側へ機体が傾いた(右下が
り)場合2.5V以上となり、その傾きに比例した値が
出力される。
【0022】そして、このズレの合成値yはy=y1+
y2として表され、このズレが不感帯(Δy)を越えて
いる場合には補正する必要があり、補正する場合には、
この補正値zはyに比例した値(z=e×y)として、
ズレと逆の方向にパワステシリンダー44を駆動して前
輪6を切る。このパワステシリンダー44を駆動するた
めの自動操向バルブ61のソレノイド61a・61bは
パルス幅制御(PWM)によって駆動される。
【0023 】次に、車速補正を加味しない場合について
具体的な制御を図6のフローチャートより説明する。ま
ず、センサーの基準電圧等の初期設定が行われる(ステ
ップS1)。次に、植付昇降兼作業走行変速用副変速レ
バー31を操作して植付位置まで回動すると、植付スイ
ッチ62がONし(S2)、植付作業が可能となる。そ
して、主クラッチペダル32から足を離して走行開始後
T秒経過すると(S3)、切換バルブ60を切り換えて
(S4)パワステシリンダー44の駆動をコントローラ
からの制御に切り換え、前輪6を直進方向に向ける。
【0024 】前記T秒は圃場に入ってから、または、回
行してから進行方向に位置を合わせて、植付作業しなが
ら走行を開始する時は、機体は目標方向に向いていても
操向ハンドル14が目標方向に向いていないことがあっ
たり、機体を条や畦等と平行に合わせたために、目標方
向に対しては角度がズレていたりする場合等があるの
で、走行を開始して目標方向と略一致するT秒後から自
動直進制御を開始するのである。但し、時間Tの代わり
に、設定距離を走行した後に自動直進制御を開始するよ
うに構成することもでき、これら設定値は図示しない設
定器によって変更することができるようにしている。
【0025】そして、前輪6を直進方向に向けるため
に、角度センサー45からの値をA/D変換してその値
をV3として(S5)読み込み、この値V3が直進方向
の値となる2.5±Vh(Vhは不感帯)と比較して、
V3が大きい(右向き)場合(S6)左ソレノイド61
aをONし(S7)、V3が小さい(左向き)場合(S
8)右ソレノイド61bをONして(S9)直進方向に
向かせ、直進状態となるとソレノイドをOFFとする
(S10)のである。
【0026】次に、前輪が直進方向に向いていると、角
速度センサー63と傾斜センサー64からの値を読み込
みA/D変換する(S11)。このA/D変換した値を
それぞれV1・V2とし、この値から前記数式1、数式
2より操向ハンドル14の補正値y=y1+y2を演算
する(S12)。そして、この補正値yを不感帯値f1
と比較して(S13)、補正値yが不感帯値f1より大
きく右方向にズレている場合には左ソレノイド61aを
ONし(S14)、補正値yが不感帯値−f1より小さ
く左方向にズレている場合(S15)には右ソレノイド
61bをONし(S16)、不感帯内であれば略直進し
ていると見なしてソレノイドをOFF(S17)として
そのままの状態を維持する。このようにして直進制御を
行うのである。
【0027】そして更に、車速を加味して切れ角を補正
する場合、その補正値y3は数式3 y3 =c×y1 ×v1 (c:定数) で示され、車速センサー65の値v1 に比例した補正値
としており、更に、前記角速度センサー63からの補正
値y1を掛けている。つまり、右側または左側へ機体が
傾いた場合、車速に比例して曲がりが大きくなるので、
その車速に比例した補正値を出力すようにして、その補
正値yを数式4としてy=y1+y3により演算して直
進制御を行う。但し、y3 =c×y1 ×y2 ×v1 とす
ることも可能である。
【0028】この具体的な制御を図7のフローチャート
より説明する。ステップS10までは前記と同じ制御が
行われ、次に角速度センサー63と車速センサー65の
値を読み込みA/D変換してその値をそれぞれV1、v
1とする(S20)。そして、補正値(y=y1+y
3)を演算し(S21)、この補正値yを不感帯f2と
比較して(S22)、前記同様にズレが大きいと左ソレ
ノイドを駆動し(S23)、補正値yを不感帯−f2と
比較して(S24)それより小さいと右ソレノイドを駆
動し(S25)、不感帯内であればソレノイドをOFF
として中立にしておく(S26)。
【0029】このようにして直進制御が行われ、圃場端
に至り、操向ハンドル14を大きく切るか、或いは、ク
ラッチペダルを踏む等の操作で、直進制御が終了し、植
付部を上昇させて回行し、再び植付作業を行うときには
前記と同様に制御されるのである。
【0030】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1の如く、
移動農機の機体上に左右方向回動の角速度を検知する手
段と、機体の左右傾斜を検知する手段と、操向輪を操向
駆動する手段とを設けて、それぞれ制御手段と接続し、
直進方向に対するズレを検知して、そのズレに応じて補
正値を演算し、この演算値より操向輪を駆動して直進す
るように制御したので、植付作業時に目標に向かって直
進させていても、耕盤の凹凸や泥の抵抗等によって曲が
ってしまい、これを修正するために人為的に操向ハンド
ルを操作しても、歪みを小さくすることは難しかった
が、自動的に曲がりを判断して修正して直進できるよう
になり、従来よりも大幅にバラツキが小さくなり、きれ
いに植え付けることができるようになったのである。
【0031】また、請求項2記載の如く、移動農機の機
体上に左右方向回動の角速度を検知する手段と、機体の
車速を検知する手段と、操向輪を操向駆動する手段とを
設けて、それぞれ制御手段と接続し、直進方向に対する
ズレを検知して、そのズレに応じて補正値を演算し、こ
の演算値より操向輪を駆動して直進するように制御した
ので、前記と同様に自動的に直進方向に操向輪を修正す
るようになり、仕上がりをきれいにできるとともに、車
速を加味して修正するので、車速が速い場合には歪みも
大きくなるが、その歪みが大きくなる前に修正でき、よ
り正確に直進できるようになったのである。
【0032】また、請求項3記載の如く、前記直進制御
の開始を、作業開始から設定時間後としたので、植付開
始時は機体や操向輪が目標ラインからズレている場合が
多いが、少し走行して目標ラインを決めてから直進制御
を開始するので、目標ラインに沿った直進制御を確実に
行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】田植機の全体側面図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】パワステシリンダー組立斜視図である。
【図4】油圧回路図である。
【図5】制御ブロック図である。
【図6】車速を加味しない場合の制御フローチャート図
である。
【図7】車速を加味した場合の制御フローチャート図で
ある。
【図8】角速度センサーからの値の制御時の変化を示す
図である。
【図9】機体の傾斜と傾斜センサーの値の関係を示す図
である。
【符号の説明】
6 前輪 44 パワステシリンダー 46 コントローラ 63 角速度センサー 64 傾斜センサー 65 車速センサー
フロントページの続き Fターム(参考) 2B043 AA04 AB07 BA02 BB01 BB06 BB08 DB08 DC03 EB10 EB29 EC03 EC16 EC17 ED02 2B062 AA02 AA05 AB01 BA46 BA48 CA05 CA30 5H301 AA10 BB01 CC06 GG14 GG16 HH02 HH08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動農機の機体上に左右方向回動の角速
    度を検知する手段と、機体の左右傾斜を検知する手段
    と、操向輪を操向駆動する手段とを設けて、それぞれ制
    御手段と接続し、直進方向に対するズレを検知して、そ
    のズレに応じて補正値を演算し、この演算値より操向輪
    を駆動して直進するように制御したことを特徴とする移
    動農機の直進制御装置。
  2. 【請求項2】 移動農機の機体上に左右方向回動の角速
    度を検知する手段と、機体の車速を検知する手段と、操
    向輪を操向駆動する手段とを設けて、それぞれ制御手段
    と接続し、直進方向に対するズレを検知して、そのズレ
    に応じて補正値を演算し、この演算値より操向輪を駆動
    して直進するように制御したことを特徴とする移動農機
    の直進制御装置。
  3. 【請求項3】 前記直進制御の開始を、作業開始から設
    定時間後としたことを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の移動農機の直進制御装置。
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