JP2001095852A - 自立椅子 - Google Patents

自立椅子

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JP2001095852A
JP2001095852A JP28223899A JP28223899A JP2001095852A JP 2001095852 A JP2001095852 A JP 2001095852A JP 28223899 A JP28223899 A JP 28223899A JP 28223899 A JP28223899 A JP 28223899A JP 2001095852 A JP2001095852 A JP 2001095852A
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JP
Japan
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seat
chair
self
user
standing
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Pending
Application number
JP28223899A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuki Makishi
康樹 真喜志
Masaki Wada
正記 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PUROTEC FUJI KK
Fuji Medical Instruments Mfg Co Ltd
Protec Fuji Co Ltd
Original Assignee
PUROTEC FUJI KK
Fuji Medical Instruments Mfg Co Ltd
Protec Fuji Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者の着座姿勢から起立姿勢への移
行時に座部を昇降するよう構成して、使用者の自立を援
助するための自立椅子を提供することを目的とする。 【解決手段】 座部1と背凭れ部2を有し、該座部1
に座部後部12を昇降させる電動昇降機構31を設け、
該電動昇降機構31で座部前部11を支点として座部後
部12を昇降させ、使用者の自立を援助できるよう構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、背凭れ部内に施療子の
駆動機構を内装したマッサージ椅子や通常の椅子の座部
を昇降自在に構成して、使用者の自立を援助するための
自立椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般の椅子は、座部と背凭れ部を有し、
該座部両側に肘掛け部を設けて着座するようにしたもの
が一般的であり、背凭れ部を起倒自在にしたものもあ
る。
【0003】ところで、通常の椅子は、安息や事務及び
同姿勢での業務や学習のために着座することを主要目的
としているため、安定した座部と安息のための背凭れ部
を設けているが、人体背部(背中部分)をマッサージす
る事ができるようにするために、該背凭れ部内にマッサ
ージ機構を装備した椅子もある。
【0004】更に、上記のような椅子の背凭れ部を、手
動又は動動により好みの角度に傾倒させることができる
リクライニング機構が設けられているものも周知であ
り、このリクライニング機構を使用することによって、
使用者が仰臥してリラックスした姿勢で安息できるよう
にしているのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
な従来の椅子にあっては、使用者の安息や同姿勢での業
務や学習のために着座できるように構成されているが、
介護を要する使用者にも使用できる簡易構造の椅子がな
かった。
【0006】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、使用者の着座姿勢から起立姿勢への移行時に座
部を昇降するよう構成して、使用者の自立を援助するた
めの自立椅子を提供することを目的としてなされたもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の自立
椅子は、座部と背凭れ部を有する椅子において、該座部
に座部後部を昇降させる昇降機構を設け、該昇降機構で
座部前部を支点として座部後部を昇降させ、使用者の自
立を援助できるよう構成する事を特徴とする。
【0008】また本発明の自立椅子は、座部と背凭れ部
を有する椅子において、該座部に座部後部を昇降させる
電動昇降機構を設け、該電動昇降機構で座部前部を支点
として座部後部を自動昇降させるよう構成する事を特徴
とする。
【0009】
【作用】本発明の自立椅子は、上記のような構成を採用
することにより次のような作用をもたらす。すなわち本
発明は、座部に座部後部を昇降させる昇降機構を設けて
いるため、使用者が着座状態から起立状態へ移行する場
合に、使用者の尻部を座部で押し上げる事ができるた
め、自立の援助を行う事ができる。
【0010】また本発明は、座部に座部後部を昇降させ
る昇降機構を電動昇降機構で構成する事で、使用者が着
座状態から起立状態へ移行する場合に、使用者の尻部を
座部で自動的に押し上げる事ができるため、自立の援助
を容易に行う事ができる。
【0011】
【発明の実施の態様】以下、本発明の自立椅子を、図面
に示す一実施例に基づいてこれを詳細に説明する。図1
は、本発明の自立椅子の通常の状態を示す斜面図であ
り、図2は、本発明の自立椅子の座部後部を昇動させる
状態を示す斜面図であり、図3は本発明の自立椅子を示
す断面図である。
【0012】すなわち本発明の自立椅子は、座部1と背
凭れ部2を有し、該座部1に座部後部12を昇降させる
昇降機構3(手動であっての良いが、図面では電動昇降
機構31を示している。)を設け、該昇降機構3(電動
昇降機構31)で座部前部11を支点として座部後部1
2を昇降させるようにしている。
【0013】前記座部1は、図1乃至図3に示したよう
に、その座部前部11を椅子本体の基部4前部に枢着し
ており、座部後部12を前記基部4に載置きせると共
に、座部後部12の下部に椅子本体の基盤5上に載設し
た前記昇降機構3の先端部35に接続して支持してお
り、該昇降機構3の先端部35の昇降移動動作により、
これに接続保持されている座部後部12が連動して座部
前部11を支点として昇降動作するようにしているので
ある。
【0014】前記背凭れ部2は、前記座部1の後方で傾
倒自在に配設されたものであり、座部1の前部位置と背
凭れ部2の下部とに介設された油圧シリンダー等の伸縮
部材21により、任意に背凭れ部2を傾倒できるように
している。
【0015】尚、前記背凭れ部2に、図示していないが
マッサージ機構を内装する事で、マッサージ椅子にする
事ができ、このマッサージ椅子に本発明を使用する事
で、マッサージ機能を備えた自立椅子を構成できるもの
である。
【0016】前記昇降機構3は、前述したように配備さ
れるものであるが、昇降機構3が図4及び図5に示した
ような電動昇降機構31である場合には、座部後部12
の下部を、椅子本体の基盤5上に載設した前記電動昇降
機構31の先端部35に接続して支持する事で、該電動
昇降機構31の先端部35の昇降移動動作により、これ
に接続保持されている座部後部12が連動して座部前部
11を支点として昇降動作するのである。
【0017】尚、前記電動昇降機構31は、駆動モータ
32により回転するウォーム32’と、該ウォーム3
2’に噛合して回転するウォーム歯車33と、該ウォー
ム歯車33を外装して進退移動する進退螺子棒34とで
構成されており、該進退螺子棒34の先端部35に座部
後部12の下部を接続保持して、進退螺子棒34の進退
移動に連動して座部後部12を支持し乍らこれを昇降動
作できるようにしているのである。
【0018】尚、上記実施例では、座部1を昇降させる
昇降機構3を電動により昇降させる電動昇降機構31に
した例を示したが、これに言及されるものではなく、座
部1を昇降させる機能を有するものであればどのような
ものであっても良い。
【0019】また、図示していないが、座部1に使用者
の存在を感知して座部1の昇降開始及び停止を指示する
ための検知センサーを設けると共に、該センサーで検知
したデータに基づいて駆動手段の駆動を制御する電子回
路等の制御手段を内蔵させており、使用者が座部1上に
着座している状態で座部1が昇動可能で、座部1から離
座した時点で座部1の昇動が停止するように構成する事
ができる。
【0020】尚、検知センサーとしては、熱センサーや
圧力センサー及び赤外線センサー等があるが、そのセン
サーの種類等は特に限定されるものではない。
【0021】以上のように構成された本発明の自立椅子
を使用するにあっては、図1に示した状態で使用者が座
部1に着座して、昇降機構3を作動させる事で座部1を
昇動させて図2に示したような状態にする事ができ、使
用者の自立援助を行わせる事ができる。
【0022】
【発明の効果】本発明の自立椅子は、座部と背凭れ部を
有する椅子において、該座部に座部後部を昇降させる昇
降機構を設けているため、従来の椅子とは異なり、該昇
降機構で座部前部を支点として座部後部を昇降させ、着
座姿勢の使用者が自立を要望する場合に、使用者の尻部
を持ち上げて自立援助できるようにしており、特に足の
筋力が衰えた使用者にとっては有効的なものである。
【0023】また本発明では、昇降機構を電動にする事
で、座部昇降を自動的に行わせる事ができ、使用者の自
立援助をより容易に行わせる事ができる。
【0024】更に本発明は、マッサージ機能を備えた椅
子にも適応できるものであり、背凭れ部内に施療子の駆
動機構と昇降機構を内装したマッサージ椅子にこれを採
用する事で、マッサージ機能と自立機能とを備えた自立
椅子として利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自立椅子の通常の状態を示す斜面図で
ある。
【図2】本発明の自立椅子の座部後部を昇動させる状態
を示す斜面図である。
【図3】本発明の自立椅子を示す断面図である。
【図4】本発明の自立椅子に使用される昇降機構の一実
施例を示す説明図である。
【図5】本発明の自立椅子に使用される昇降機構の一実
施例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 座部 11 座部前部 12 座部後部 2 背凭れ部 3 昇降機構 31 電動昇降機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座部と背凭れ部を有する椅子において、
    該座部に座部後部を昇降させる昇降機構を設け、該昇降
    機構で座部前部を支点として座部後部を昇降させるよう
    構成する事を特徴とする自立椅子。
  2. 【請求項2】 座部と背凭れ部を有する椅子において、
    該座部に座部後部を昇降させる電動昇降機構を設け、該
    電動昇降機構で座部前部を支点として座部後部を自動昇
    降させるよう構成する事を特徴とする自立椅子。
JP28223899A 1999-10-04 1999-10-04 自立椅子 Pending JP2001095852A (ja)

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024055808A1 (zh) * 2022-09-16 2024-03-21 奥佳华智能健康科技集团股份有限公司 一种带伸展功能的按摩椅

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