JP2000005250A - マッサージ機 - Google Patents
マッサージ機Info
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Abstract
台が起き上がるものにおいて、足載せ台を好ましい状態
に保つ。 【解決手段】 マッサージ機構が配設されたリクライニ
ング自在な背もたれ3と、座部の前端側に起き上がり自
在に配設された足載せ台7とを備えた椅子型のマッサー
ジ機である。背もたれ3のリクライニング動作と足載せ
台7の起き上がり動作とを連動させる連動手段は、背も
たれのリクライニング動作の初期に足載せ台を大きく起
き上がらせる非線型連動動作を行わせるものである。背
もたれ3を少し倒すだけで足載せ台7が大きく起き上が
るために、リラックスすることができる状態を容易に得
ることができる。
Description
在とされた背もたれと足載せ台とを備えた椅子型となっ
ているマッサージ機に関するものである。
たれ内に主たるマッサージ機構を配設して、背もたれに
もたれている人体の肩や背中や腰に対してマッサージを
行うが、この時、背もたれがリクライニング自在となっ
ており、さらに座部の前端側に角度を変えることができ
る足載せ台(オットマン)が配設されていると、リラッ
クスした状態でマッサージを受けることができる。
足載せ台が同時に起き上がってくるようになっている
と、使い勝手がよい上に、リラックス状態を容易に得る
ことができる。このために、背もたれのリクライニング
動作と足載せ台の動きとを連動させて、背もたれを倒す
につれて足載せ台が徐々に起き上がってくるものが提供
されている。
態にするには、足載せ台に足を載せて足を伸ばすことが
できるようにするわけであるが、このためには背もたれ
を少し倒しただけの状態でも足載せ台が大きく起き上が
って足を伸ばすことができる状態となっていることが好
ましい。しかし、従来のリクライニング動作に連動して
足載せ台が起き上がるようにしたものでは、背もたれを
倒すに連れて足載せ台が起き上がり、背もたれを一杯に
倒した時に足載せ台がもっとも起き上がった状態となる
ようになっていたことから、上記要望を満たすものとは
なっていなかった。
であって、その目的とするところは背もたれのリクライ
ニングに連動して足載せ台が起き上がるものにおいて、
足載せ台を好ましい状態に保つことができるマッサージ
機を提供するにある。
サージ機構が配設されたリクライニング自在な背もたれ
と、座部の前端側に起き上がり自在に配設された足載せ
台とを備えた椅子型のマッサージ機において、背もたれ
のリクライニング動作と足載せ台の起き上がり動作とを
連動させる連動手段を備えるとともに、該連動手段は背
もたれのリクライニング動作の初期に足載せ台を大きく
起き上がらせる非線型連動動作を行わせるものであるこ
とに特徴を有している。背もたれを少し倒すだけで足載
せ台が大きく起き上がるために、リラックスすることが
できる状態を容易に得ることができる。
の起き上がり動作との連動関係の調節手段を備えたもの
としてもよく、この場合、背もたれの角度と足載せ台の
角度との相関を使用者の好みのものとすることができ
る。
ニング動作と足載せ台の起き上がり動作との連動を解除
する解除手段を備えたものとしておけば、足載せ台の起
き上がり動作が不要な場合、これに応ずることができる
ものとなる。
一例に基づいて詳述すると、椅子型マッサージ機は、た
とえば図8に示すように、座部2が固定されたフレーム
5に下部が回動自在に連結された背もたれ3内にマッサ
ージ機構を配設したもので、フレーム5には一体に肘掛
4が設けられ、座部2の前端側には足載せ台7が配設さ
れている。図中10はマッサージ機構に動作指示を与え
るための操作器である。背もたれ3のリクライニング動
作は手動で行われるものであっても電動で行われるもの
であってもよい。
によってフレーム5に取り付けられて軸70の回りに回
動自在になっているものであるとともに、フレーム5に
よって支持された回転軸8から突出しているリンク80
にレージートング81を介して連結されたもので、回転
軸8が図中時計回り方向に回転する時、足載せ台7は軸
70の回りに図中において時計回り方向に回動して起き
上がる。図中75は足載せ台7の上面に配設された脚用
マッサージ手段である。
クライニング動作に連動して行われるようになっている
のであるが、この連動機構は、図1に示すように、フレ
ーム5に軸30によって軸支されている背もたれ3の下
端に軸31で連結されたリンク32と、上記回転軸8か
ら突出させたリンク82と、リンク32の動作軌跡を設
定するために設けたリンク33とによって構成されてい
る。背もたれ3を後方に倒したならば、背もたれ3の下
端に連結されたリンク32は前方側へと移動するが、こ
の時、フレーム5とリンク32とに連結されたリンク3
3は、リンク32の前端に図3に示すような移動軌跡を
描かせて、リンク32前端に設けたローラ34でリンク
82を押圧して回転軸8を回転させるものであり、回転
軸8の該回転によって上述のように足載せ台7を回転さ
せて起き上がらせる。
は、リンク32の前端のローラ34はほぼ下方を向いて
いるリンク82に当接した状態にあり、このために背も
たれ3を少し倒す(図3中のイからロ及びハに示す状態
への移行)だけで、足載せ台7は大きく起きあがる。し
かし、背もたれ3を深く倒した状態においては、リンク
82は前方側を向いた状態となっており、背もたれ3を
倒すにつれて前方側へと移動するリンク32による回転
軸8の回転量が減少するために、足載せ台7の起きあが
り量(図3中のハからニに示す状態への移行)も少なく
なる。
当初に足載せ台7は急速に起きあがり、その後、背もた
れ3を大きく倒しても、足載せ台7の起きあがり量(回
転角)は少なくなって、ゆっくりと起きあがるだけとな
る。従って、背もたれ3を少し倒しただけで、足載せ台
7は脚を休ませるのに好都合な位置まで起きあがるもの
である。
載せ台7は当初、その自重によって下がっていき、図3
のロに示す状態からイに示す収納状態までは回転軸8に
付設されて回転軸8に図中反時計回り方向のばね付勢を
与えているねじりコイルばね(図示せず)による付勢で
復帰する。
7の回転角との関係は、リンク32前端の移動軌跡を定
めるリンク33と、リンク32の長さ、回転軸8へのリ
ンク82への取付角等によって定まるが、リンク32前
端の移動軌跡は、リンク33に代えて、図4に示すよう
に、リンク32に設けたガイド軸36が係合するガイド
溝37を備えたガイドレール38によって行ってもよ
い。また、リンク32の長さをユーザー側で変更できる
ようにしておくと、上記関係を好みに応じてユーザー側
で変更することができる。図5はリンク32の長さ変更
に関する例を示しており、リンク32をリンク32a,
32bに分割して、両者のビス止め連結の個所を変更す
ることでリンク32の長さを変更できるようにしてい
る。リンク82の回転軸8への取付をスプライン係合あ
るいはビス止め固定として、回転軸8へのリンク82の
取付角を変更できるようにしておいてもよい。
足載せ台7の回動動作との連係は、上記構造のものに限
るものではない。たとえば、図6に示すように、リンク
32をラックとして形成して、回転軸8に固着したピニ
オン85と噛合させてもよく、この時、ピニオン85の
歯(もしくはリンク32のラックの歯)を部分的に無く
しておくことによって、リクライニング角と足載せ台7
の回転角との関係を必要とするものにすることができ
る。
初期に足載せ台7が急速に且つ大きく起きあがり、背も
たれ3のリクライニング動作の後期には足載せ台7がゆ
っくりと少量だけ起きあがる動作となるようにしたもの
を示したが、リクライニング動作の初期に足載せ台7が
完全に起きあがり、リクライニング動作の後期には足載
せ台7が動かないようにしたものであってもよい。
台7の回転との連係を解除できるようにしておくと、椅
子としての使い勝手が良いものとなるが、図7はこの連
係の解除機構の一例を示しており、リンク32の後端側
にストッパー39を設けて、通常時は背もたれ3下端の
軸31が該ストッパー39に当接して、背もたれ3のリ
クライニング動作にリンク32が追従して移動するが、
図7(b)に示すように、ストッパー39を下げれば、背
もたれ3のリクライニング時に軸31はストッパー39
に当たることがないために、リンク32はリクライニン
グ動作に追従することがなく、従って足載せ台7も連動
することがない。ストッパー39はばね付勢で元に戻る
ようにしておくとよい。背もたれ3を起こせば、軸31
はストッパー39との係合状態に自動的に復帰すること
になる。
せる時、あるいは起こす時、ブザー90等を用いて警告
音が生じるようにしておくとよい。図9はリクライニン
グを電動で行う場合、リクライニング用モータを作動さ
せている間、ブザー90も作動するようにしたものの例
を示しており、図10は手動でリクライニングさせるも
のにおいて、背もたれ3が回転中か否かを検出するセン
サー(角度検知板)91を設けて、回転中であることが
検出されている間、ブザー90を作動させるようにした
ものを示している。
る場合には、図11及び図12に示すように、操作器1
0内に角度センサーを設けておき、操作器10の角度が
所定角度α以上である時のみ、操作器10の操作スイッ
チや表示パネルに電源が入り、所定角度α未満である時
には角度センサー内に通電されるようにしておくと、電
池電源の消費量を抑えることができる。操作器10を操
作する場合、図12に示すように操作器10は所定角度
α以上の角度で保持されることになるために、操作器1
0の使用について支障が生じることはない。もちろん、
電池を電源とするものでない場合においても、このよう
にしておいてもよい。
立ち上がる場合、操作器10の所定のスイッチを押せ
ば、図13に示すように、背もたれ3が前に傾くように
しておくと、立ち上がる際の前傾姿勢がとりやすくな
り、力の無い人でも楽に立ち上がることができるものと
なる。また、座部2に圧力センサーを配置して使用者が
立ち上がったことを検出できるようにしておき、立ち上
がった後は、背もたれ3を元に戻すように制御するのも
好ましい。
は、電動リクライニングとする場合、リクライニング用
の操作スイッチ11,12を押している間だけ、背もた
れ3のリクライニング用モータに通電するようにしてお
くのが一般的であるが、操作スイッチ11,12が押さ
れている時間が所定時間(たとえば2秒)以上であれ
ば、操作スイッチ11,12から指を離しても、リクラ
イニング用モータへの通電状態が保持されるようにして
おくと、使い勝手を向上させることができる。
れのリクライニング動作と足載せ台の起き上がり動作と
を連動させる連動手段を備えるとともに、該連動手段は
背もたれのリクライニング動作の初期に足載せ台を大き
く起き上がらせる非線型連動動作を行わせるものである
ために、背もたれを少し倒すだけで足載せ台が大きく起
き上がるものであり、従って足を伸ばしてリラックスす
ることができる状態を背もたれのリクライニング角度が
小さい場合にも得ることができ、リラックスした状態で
のマッサージをより容易に且つ確実に得ることができ
る。
の起き上がり動作との連動関係の調節手段を備えたもの
では、背もたれの角度と足載せ台の角度との相関を使用
者の好みのものとすることができるために、さらにリラ
ックスした状態でのマッサージを得ることができる。
ニング動作と足載せ台の起き上がり動作との連動を解除
する解除手段を備えたものでは、足載せ台の起き上がり
動作が不要な場合、これに応ずることができるために、
通常の椅子としての使い勝手が向上する。
る。
側面図、(b)は部分側面図である。
面図である。
ブロック回路図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 マッサージ機構が配設されたリクライニ
ング自在な背もたれと、座部の前端側に起き上がり自在
に配設された足載せ台とを備えた椅子型のマッサージ機
において、背もたれのリクライニング動作と足載せ台の
起き上がり動作とを連動させる連動手段を備えるととも
に、該連動手段は背もたれのリクライニング動作の初期
に足載せ台を大きく起き上がらせる非線型連動動作を行
わせるものであることを特徴とするマッサージ機。 - 【請求項2】 背もたれのリクライニング動作と足載せ
台の起き上がり動作との連動関係の調節手段を備えてい
ることを特徴とする請求項1記載のマッサージ機。 - 【請求項3】 連動手段による背もたれのリクライニン
グ動作と足載せ台の起き上がり動作との連動を解除する
解除手段を備えていることを特徴とする請求項1または
2記載のマッサージ機。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP17193498A JP3584737B2 (ja) | 1998-06-18 | 1998-06-18 | マッサージ機 |
Applications Claiming Priority (1)
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ID=15932548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17193498A Expired - Fee Related JP3584737B2 (ja) | 1998-06-18 | 1998-06-18 | マッサージ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3584737B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002119564A (ja) * | 2000-10-16 | 2002-04-23 | Fuji Iryoki:Kk | 自動施療機 |
JP2007282790A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Fuji Iryoki:Kk | 椅子式マッサージ機 |
WO2008001587A1 (en) | 2006-06-29 | 2008-01-03 | Borgwarner Morse Tec Japan K.K. | Tensioner |
JP2010264227A (ja) * | 2009-12-14 | 2010-11-25 | Fuji Iryoki:Kk | 自動施療機 |
-
1998
- 1998-06-18 JP JP17193498A patent/JP3584737B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002119564A (ja) * | 2000-10-16 | 2002-04-23 | Fuji Iryoki:Kk | 自動施療機 |
JP2007282790A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Fuji Iryoki:Kk | 椅子式マッサージ機 |
JP4732945B2 (ja) * | 2006-04-14 | 2011-07-27 | 株式会社フジ医療器 | 椅子式マッサージ機 |
WO2008001587A1 (en) | 2006-06-29 | 2008-01-03 | Borgwarner Morse Tec Japan K.K. | Tensioner |
JP2010264227A (ja) * | 2009-12-14 | 2010-11-25 | Fuji Iryoki:Kk | 自動施療機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3584737B2 (ja) | 2004-11-04 |
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Legal Events
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