JP2004290230A - マッサージ機 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用者がマッサージ機の座部に腰掛けたり、背もたれ部を倒してこの背もたれ部にもたれ掛かった状態においても、リモコンをリモコンホルダーに保持させたまま楽な姿勢で操作することのできるマッサージ機を提供する。
【解決手段】背もたれ部1の側部1aに背もたれ1と座部2の間を移動自在として設けられたスタンド10に取り付けたリモコンホルダー11に、操作スイッチ9が設置面7aに設けられたリモコン7を、その操作スイッチ9が露出するようにして着脱自在として保持したものとしている。
【選択図】 図1
【解決手段】背もたれ部1の側部1aに背もたれ1と座部2の間を移動自在として設けられたスタンド10に取り付けたリモコンホルダー11に、操作スイッチ9が設置面7aに設けられたリモコン7を、その操作スイッチ9が露出するようにして着脱自在として保持したものとしている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、リモコンを備えたマッサージ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、マッサージ機には、リモコンを備えたものが存在し、このリモコンをマッサージ機の座部に腰掛けて操作したり、背もたれ部を倒してこの背もたれ部にもたれ掛かった状態で操作し、マッサージの施療動作の種類、その強弱、施療個所、施療時間などを使用者が簡単に設定操作できるようにしている。
【0003】
このようなマッサージ機としては、例えば図8に示したように、使用者にマッサージを施すように動作するマッサージ部を背もたれ部21に備え、座部22の左右両側に肘掛け部26が設けられた椅子型のマッサージ機において、マッサージ部等の操作を手に持って行うリモコン27と、このリモコン27の不使用時用の収納部28を備え、この収納部28とは別に、肘掛け部26の上部または肘掛け部26の上方に前記リモコン27を保持可能なリモコンホルダー29が取り付けられたものが存在する(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−327566号公報(第2頁、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のマッサージ機では、リモコン27を保持可能なリモコンホルダー29が肘掛け部26の上部または肘掛け部26の上方に取り付けられたものとしているので、使用者がマッサージ機の座部に腰掛けた状態でリモコン27を操作する場合には、そのリモコン27が使用者の手の届き易い位置になり、リモコン27をリモコンホルダー29に保持させた状態で操作することができる。そのため、使用者はリモコン27を手で持たなくてもよくなり、手で持つという負担が解消され、楽な姿勢でリモコン27を操作することができる。
【0006】
しかしながら、上記従来のマッサージ機では、使用者がマッサージ機の背もたれ部21を倒してこの背もたれ部21にもたれ掛かった状態でリモコン27を操作する場合には、そのリモコン27が使用者の手の届き難い位置になり、リモコン27をリモコンホルダー29に保持させた状態で操作するには、使用者が背もたれ部21にもたれ掛かった状態から起き上がってそのリモコン27を操作しなければならず、この起き上がる動作が使用者に負担となると共に、非常に面倒であるという問題点を有していた。なお、使用者がマッサージ機の背もたれ部21を倒してこの背もたれ部21にもたれ掛かった状態でリモコン27を操作する場合には、そのリモコン27をリモコンホルダー29から外して手で持った状態でも操作することはできるが、手で持つという負担が解消されず、リモコンホルダー29を肘掛け部26の上部または肘掛け部26の上方に取り付けた意味がなくなる。
【0007】
そこで、この発明は、上記従来の問題点を解決することをその課題としており、使用者がマッサージ機の座部に腰掛けたり、背もたれ部を倒してこの背もたれ部にもたれ掛かった状態においても、リモコンをリモコンホルダーに保持させたまま楽な姿勢で操作することのできるマッサージ機を提供することを目的としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そのため、この発明のマッサージ機は、背もたれ部1の側部1aに背もたれ1と座部2の間を移動自在として設けられたスタンド10に取り付けたリモコンホルダー11に、操作スイッチ9が設置面7aに設けられたリモコン7を、その操作スイッチ9が露出するようにして着脱自在として保持したものとしている。
【0009】
そして、この発明のマッサージ機は、前記リモコン7を、操作スイッチ9の設置面7aを内向きにして、スタンド10に取り付けたリモコンホルダー11に保持したものとしている。
【0010】
さらに、この発明のマッサージ機は、前記リモコン7を、操作スイッチ9の設置面7aを上向きにして、スタンド10に取り付けたリモコンホルダー11に保持したものとしている。
【0011】
また、この発明のマッサージ機は、前記スタンド10を、背もたれ部1の内部に設けられた回動機構によって、背もたれ部1と座部2の間を移動自在としている。
【0012】
さらにまた、この発明のマッサージ機は、前記スタンド10を、使用者の手動操作によって背もたれ部1と座部2の間を移動自在としている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明のマッサージ機の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0014】
図に示すこの発明のマッサージ機は、使用者の肩、腰、背中の接触部となる背もたれ部1と、使用者の尻の接触部となる座部2を備えたものとしている。さらに、座部2の前端部には、上下動自在とした足載せ台3を備えたものとしている。
【0015】
背もたれ部1は、座部2の後部に起倒自在として取り付けたものとしている。背もたれ部1の上部には、頭当て4を設けたものとしている。背もたれ部1の内部には、上下動自在として位置変更できるマッサージ機構(図示せず)を備えたものとしている。このマッサージ機構は、揉み、叩き、ローリングなどのマッサージ施療を行う施療部材(図示せず)を設けたものとしている。
【0016】
座部2の内部には、マッサージ機構(図示せず)を備えたものとしている。このマッサージ機構は、振動、ローリングなどのマッサージ施療を行う施療部材(図示せず)を設けたものとしている。座部2の左右には脇座5を備え、この脇座5の上方には肘掛け部6を設けたものとしている。脇座5には、後に述べるリモコン7の保持スペース8が設けられている。また、この保持スペース8は、図示していないが、肘掛け部6に設けることもできる。
【0017】
足載せ台3は、必要に応じて、内部にマッサージ機構(図示せず)を備えたものとしている。このマッサージ機構は、振動、ローリングなどのマッサージ施療を行う施療部材(図示せず)を設けたものとすることができる。
【0018】
リモコン7には、電源を入れたり切ったりしたり、マッサージ機構の揉み、叩き、ローリングなどの施療動作、首筋、肩部、腰部、背筋などのマッサージ施療の個所、マッサージ施療の強弱、マッサージ施療の時間などを設定操作するための操作スイッチ9が設置面7aに設けられている。このリモコン7は、操作スイッチ9が露出するようにして、背もたれ部1の側部1aに背もたれ部1と座部2の間を移動自在として設けられたスタンド10に取り付けたリモコンホルダー11に着脱自在として保持されている。図示したリモコンホルダー11は、リモコン7の一側部を挟み込むようにして、リモコン7を着脱自在として保持したものとしているが、リモコン7の操作スイッチ9が露出するようにして着脱自在として保持したものとすれば、その形状や構造は限定されない。
【0019】
スタンド10は、パイプや棒などからなる細長状体としており、先端部にリモコンホルダー11を取り付けたものとしており、基端部を背もたれ部1の側部に挿入し、背もたれ部1の内部に設けられた回動機構(図示せず)によって回動操作され、背もたれ部1と座部2の間を移動自在として設けられている。リモコンホルダー11は、図1〜3に示した実施形態のように、リモコン7の操作スイッチ9の設置面7aを内向きにしてリモコン7を立てて保持したり、図4〜6に示した実施形態のように、リモコン7の操作スイッチ9の設置面7aを上向きにしてリモコン7を寝かせて保持したものとすることができる。
【0020】
さらに、スタンド10は、図7に示したような、金属製フレキシブルチューブなどとして、先端部にリモコンホルダー11を取り付けたものとしており、基端部を背もたれ部1の側部1aに固定し、使用者が手で曲げたり伸ばしたしすることによって手動操作され、背もたれ部1と座部2の間を移動自在として設けることもできる。なお、この場合にも、スタンド10に取り付けたリモコンホルダー11は、リモコン7の操作スイッチ9の設置面7aを内向きにしてリモコン7を立てて保持したり、リモコン7の操作スイッチ10の設置面7aを上向きにしてリモコン7を寝かせて保持したものとすることができる。
【0021】
このように構成したこの発明のマッサージ機は、図1、4に示したように、背もたれ部1を起こしている場合には、スタンド10を回動機構によって回動操作することにより、背もたれ部1側から座部2側に約90度回動させた位置に移動させれば(この場合、スタンド10は略水平状態となる)、リモコン7が操作し易いものとなる。すなわち、図1に示したマッサージ機では、スタンド10のリモコンホルダー11に保持されたリモコン7が、使用者が座部1に腰掛けた状態では、その操作スイッチ9の設置面7aが内向きになって、使用者の手が届き易い位置になる。図4に示したマッサージ機では、スタンド10のリモコンホルダー11に保持されたリモコン7が、使用者が座部1に腰掛けた状態では、その操作スイッチ9の設置面7aが上向きになって、使用者の手が届き易い位置になる。したがって、図1、2のいずれの場合においても、使用者はリモコン7を手で持たなくてもよくなり、手で持つという負担が解消され、楽な姿勢でリモコン7を操作することができる。
【0022】
また、この発明のマッサージ機は、図2、5に示したように、背もたれ部1を起こしている場合には、スタンド10のリモコンホルダー11からリモコン7を外して、そのリモコン7を座部2の脇座5に設けられた保持スペース8に保持し、スタンド10を回動機構によって回動操作することにより、背もたれ部1側から座部2側に約90度回動させた位置に移動させて、背もたれ部1の側部1aに沿わせておけば(この場合、スタンド10は略垂直状態となる)、このスタンド7が使用者の邪魔になることなく、リモコン7が操作し易いものとなる。すなわち、図2、5に示したマッサージ機ともに、座部2の脇座5に設けられた保持スペース8に保持したリモコン7が、使用者が座部1に腰掛けた状態では、その操作スイッチ9の設置面7aが上向きになって、使用者の手が届き易い位置になる。したがって、使用者はリモコン7を手で持たなくてもよくなり、手で持つという負担が解消され、楽な姿勢でリモコン7を操作することができる。
【0023】
さらに、この発明のマッサージ機は、図3、6に示したように、背もたれ部1を倒している場合には、スタンド10を回動機構によって回動操作することにより、背もたれ部1側から座部2側に約90度回動させた位置に移動させれば(この場合、スタンド10は略垂直状態となる)、リモコン7が操作し易いものとなる。すなわち、図3に示したマッサージ機では、スタンド10のリモコンホルダー11に保持されたリモコン7が、使用者が背もたれ部1にもたれ掛かった状態では、その操作スイッチ9の設置面7aが内向きになって、使用者の手が届き易い位置になる。図6に示したマッサージ機では、スタンド10のリモコンホルダー11に保持されたリモコン7が、使用者が背もたれ部1にもたれ掛かった状態では、その操作スイッチ9の設置面7aが上向きになって、使用者の手が届き易い位置になる。したがって、図3、6のいずれの場合においても、使用者はリモコン7を手で持たなくてもよくなり、手で持つという負担が解消され、楽な姿勢でリモコン7を操作することができる。
【0024】
【発明の効果】
この発明のマッサージ機は、以上に述べたように構成されており、使用者がマッサージ機の座部に腰掛けたり、背もたれ部を倒してこの背もたれ部にもたれ掛かった状態においても、リモコンをリモコンホルダーに保持させたまま楽な姿勢で操作することができるものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のマッサージ機の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1に示すこの発明のマッサージ機のスタンドの移動状態を示す斜視図である。
【図3】図1に示すこの発明のマッサージ機の使用状態を示す斜視図である。
【図4】この発明のマッサージ機の他の実施形態を示す斜視図である。
【図5】図4に示すこの発明のマッサージ機のスタンドの移動状態を示す斜視図である。
【図6】図4に示すこの発明のマッサージ機の使用状態を示す斜視図である。
【図7】この発明のマッサージ機のスタンドの他の例を示す斜視図である。
【図8】従来のマッサージ機の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 背もたれ部
1a 側部
2 座部
7 リモコン
7a 設置面
9 操作スイッチ
10 スタンド
11 リモコンホルダー
【発明の属する技術分野】
この発明は、リモコンを備えたマッサージ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、マッサージ機には、リモコンを備えたものが存在し、このリモコンをマッサージ機の座部に腰掛けて操作したり、背もたれ部を倒してこの背もたれ部にもたれ掛かった状態で操作し、マッサージの施療動作の種類、その強弱、施療個所、施療時間などを使用者が簡単に設定操作できるようにしている。
【0003】
このようなマッサージ機としては、例えば図8に示したように、使用者にマッサージを施すように動作するマッサージ部を背もたれ部21に備え、座部22の左右両側に肘掛け部26が設けられた椅子型のマッサージ機において、マッサージ部等の操作を手に持って行うリモコン27と、このリモコン27の不使用時用の収納部28を備え、この収納部28とは別に、肘掛け部26の上部または肘掛け部26の上方に前記リモコン27を保持可能なリモコンホルダー29が取り付けられたものが存在する(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−327566号公報(第2頁、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のマッサージ機では、リモコン27を保持可能なリモコンホルダー29が肘掛け部26の上部または肘掛け部26の上方に取り付けられたものとしているので、使用者がマッサージ機の座部に腰掛けた状態でリモコン27を操作する場合には、そのリモコン27が使用者の手の届き易い位置になり、リモコン27をリモコンホルダー29に保持させた状態で操作することができる。そのため、使用者はリモコン27を手で持たなくてもよくなり、手で持つという負担が解消され、楽な姿勢でリモコン27を操作することができる。
【0006】
しかしながら、上記従来のマッサージ機では、使用者がマッサージ機の背もたれ部21を倒してこの背もたれ部21にもたれ掛かった状態でリモコン27を操作する場合には、そのリモコン27が使用者の手の届き難い位置になり、リモコン27をリモコンホルダー29に保持させた状態で操作するには、使用者が背もたれ部21にもたれ掛かった状態から起き上がってそのリモコン27を操作しなければならず、この起き上がる動作が使用者に負担となると共に、非常に面倒であるという問題点を有していた。なお、使用者がマッサージ機の背もたれ部21を倒してこの背もたれ部21にもたれ掛かった状態でリモコン27を操作する場合には、そのリモコン27をリモコンホルダー29から外して手で持った状態でも操作することはできるが、手で持つという負担が解消されず、リモコンホルダー29を肘掛け部26の上部または肘掛け部26の上方に取り付けた意味がなくなる。
【0007】
そこで、この発明は、上記従来の問題点を解決することをその課題としており、使用者がマッサージ機の座部に腰掛けたり、背もたれ部を倒してこの背もたれ部にもたれ掛かった状態においても、リモコンをリモコンホルダーに保持させたまま楽な姿勢で操作することのできるマッサージ機を提供することを目的としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そのため、この発明のマッサージ機は、背もたれ部1の側部1aに背もたれ1と座部2の間を移動自在として設けられたスタンド10に取り付けたリモコンホルダー11に、操作スイッチ9が設置面7aに設けられたリモコン7を、その操作スイッチ9が露出するようにして着脱自在として保持したものとしている。
【0009】
そして、この発明のマッサージ機は、前記リモコン7を、操作スイッチ9の設置面7aを内向きにして、スタンド10に取り付けたリモコンホルダー11に保持したものとしている。
【0010】
さらに、この発明のマッサージ機は、前記リモコン7を、操作スイッチ9の設置面7aを上向きにして、スタンド10に取り付けたリモコンホルダー11に保持したものとしている。
【0011】
また、この発明のマッサージ機は、前記スタンド10を、背もたれ部1の内部に設けられた回動機構によって、背もたれ部1と座部2の間を移動自在としている。
【0012】
さらにまた、この発明のマッサージ機は、前記スタンド10を、使用者の手動操作によって背もたれ部1と座部2の間を移動自在としている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明のマッサージ機の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0014】
図に示すこの発明のマッサージ機は、使用者の肩、腰、背中の接触部となる背もたれ部1と、使用者の尻の接触部となる座部2を備えたものとしている。さらに、座部2の前端部には、上下動自在とした足載せ台3を備えたものとしている。
【0015】
背もたれ部1は、座部2の後部に起倒自在として取り付けたものとしている。背もたれ部1の上部には、頭当て4を設けたものとしている。背もたれ部1の内部には、上下動自在として位置変更できるマッサージ機構(図示せず)を備えたものとしている。このマッサージ機構は、揉み、叩き、ローリングなどのマッサージ施療を行う施療部材(図示せず)を設けたものとしている。
【0016】
座部2の内部には、マッサージ機構(図示せず)を備えたものとしている。このマッサージ機構は、振動、ローリングなどのマッサージ施療を行う施療部材(図示せず)を設けたものとしている。座部2の左右には脇座5を備え、この脇座5の上方には肘掛け部6を設けたものとしている。脇座5には、後に述べるリモコン7の保持スペース8が設けられている。また、この保持スペース8は、図示していないが、肘掛け部6に設けることもできる。
【0017】
足載せ台3は、必要に応じて、内部にマッサージ機構(図示せず)を備えたものとしている。このマッサージ機構は、振動、ローリングなどのマッサージ施療を行う施療部材(図示せず)を設けたものとすることができる。
【0018】
リモコン7には、電源を入れたり切ったりしたり、マッサージ機構の揉み、叩き、ローリングなどの施療動作、首筋、肩部、腰部、背筋などのマッサージ施療の個所、マッサージ施療の強弱、マッサージ施療の時間などを設定操作するための操作スイッチ9が設置面7aに設けられている。このリモコン7は、操作スイッチ9が露出するようにして、背もたれ部1の側部1aに背もたれ部1と座部2の間を移動自在として設けられたスタンド10に取り付けたリモコンホルダー11に着脱自在として保持されている。図示したリモコンホルダー11は、リモコン7の一側部を挟み込むようにして、リモコン7を着脱自在として保持したものとしているが、リモコン7の操作スイッチ9が露出するようにして着脱自在として保持したものとすれば、その形状や構造は限定されない。
【0019】
スタンド10は、パイプや棒などからなる細長状体としており、先端部にリモコンホルダー11を取り付けたものとしており、基端部を背もたれ部1の側部に挿入し、背もたれ部1の内部に設けられた回動機構(図示せず)によって回動操作され、背もたれ部1と座部2の間を移動自在として設けられている。リモコンホルダー11は、図1〜3に示した実施形態のように、リモコン7の操作スイッチ9の設置面7aを内向きにしてリモコン7を立てて保持したり、図4〜6に示した実施形態のように、リモコン7の操作スイッチ9の設置面7aを上向きにしてリモコン7を寝かせて保持したものとすることができる。
【0020】
さらに、スタンド10は、図7に示したような、金属製フレキシブルチューブなどとして、先端部にリモコンホルダー11を取り付けたものとしており、基端部を背もたれ部1の側部1aに固定し、使用者が手で曲げたり伸ばしたしすることによって手動操作され、背もたれ部1と座部2の間を移動自在として設けることもできる。なお、この場合にも、スタンド10に取り付けたリモコンホルダー11は、リモコン7の操作スイッチ9の設置面7aを内向きにしてリモコン7を立てて保持したり、リモコン7の操作スイッチ10の設置面7aを上向きにしてリモコン7を寝かせて保持したものとすることができる。
【0021】
このように構成したこの発明のマッサージ機は、図1、4に示したように、背もたれ部1を起こしている場合には、スタンド10を回動機構によって回動操作することにより、背もたれ部1側から座部2側に約90度回動させた位置に移動させれば(この場合、スタンド10は略水平状態となる)、リモコン7が操作し易いものとなる。すなわち、図1に示したマッサージ機では、スタンド10のリモコンホルダー11に保持されたリモコン7が、使用者が座部1に腰掛けた状態では、その操作スイッチ9の設置面7aが内向きになって、使用者の手が届き易い位置になる。図4に示したマッサージ機では、スタンド10のリモコンホルダー11に保持されたリモコン7が、使用者が座部1に腰掛けた状態では、その操作スイッチ9の設置面7aが上向きになって、使用者の手が届き易い位置になる。したがって、図1、2のいずれの場合においても、使用者はリモコン7を手で持たなくてもよくなり、手で持つという負担が解消され、楽な姿勢でリモコン7を操作することができる。
【0022】
また、この発明のマッサージ機は、図2、5に示したように、背もたれ部1を起こしている場合には、スタンド10のリモコンホルダー11からリモコン7を外して、そのリモコン7を座部2の脇座5に設けられた保持スペース8に保持し、スタンド10を回動機構によって回動操作することにより、背もたれ部1側から座部2側に約90度回動させた位置に移動させて、背もたれ部1の側部1aに沿わせておけば(この場合、スタンド10は略垂直状態となる)、このスタンド7が使用者の邪魔になることなく、リモコン7が操作し易いものとなる。すなわち、図2、5に示したマッサージ機ともに、座部2の脇座5に設けられた保持スペース8に保持したリモコン7が、使用者が座部1に腰掛けた状態では、その操作スイッチ9の設置面7aが上向きになって、使用者の手が届き易い位置になる。したがって、使用者はリモコン7を手で持たなくてもよくなり、手で持つという負担が解消され、楽な姿勢でリモコン7を操作することができる。
【0023】
さらに、この発明のマッサージ機は、図3、6に示したように、背もたれ部1を倒している場合には、スタンド10を回動機構によって回動操作することにより、背もたれ部1側から座部2側に約90度回動させた位置に移動させれば(この場合、スタンド10は略垂直状態となる)、リモコン7が操作し易いものとなる。すなわち、図3に示したマッサージ機では、スタンド10のリモコンホルダー11に保持されたリモコン7が、使用者が背もたれ部1にもたれ掛かった状態では、その操作スイッチ9の設置面7aが内向きになって、使用者の手が届き易い位置になる。図6に示したマッサージ機では、スタンド10のリモコンホルダー11に保持されたリモコン7が、使用者が背もたれ部1にもたれ掛かった状態では、その操作スイッチ9の設置面7aが上向きになって、使用者の手が届き易い位置になる。したがって、図3、6のいずれの場合においても、使用者はリモコン7を手で持たなくてもよくなり、手で持つという負担が解消され、楽な姿勢でリモコン7を操作することができる。
【0024】
【発明の効果】
この発明のマッサージ機は、以上に述べたように構成されており、使用者がマッサージ機の座部に腰掛けたり、背もたれ部を倒してこの背もたれ部にもたれ掛かった状態においても、リモコンをリモコンホルダーに保持させたまま楽な姿勢で操作することができるものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のマッサージ機の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1に示すこの発明のマッサージ機のスタンドの移動状態を示す斜視図である。
【図3】図1に示すこの発明のマッサージ機の使用状態を示す斜視図である。
【図4】この発明のマッサージ機の他の実施形態を示す斜視図である。
【図5】図4に示すこの発明のマッサージ機のスタンドの移動状態を示す斜視図である。
【図6】図4に示すこの発明のマッサージ機の使用状態を示す斜視図である。
【図7】この発明のマッサージ機のスタンドの他の例を示す斜視図である。
【図8】従来のマッサージ機の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 背もたれ部
1a 側部
2 座部
7 リモコン
7a 設置面
9 操作スイッチ
10 スタンド
11 リモコンホルダー
Claims (5)
- 背もたれ部(1)の側部(1a)に背もたれ(1)と座部(2)の間を移動自在として設けられたスタンド(10)に取り付けたリモコンホルダー(11)に、操作スイッチ(9)が設置面(7a)に設けられたリモコン(7)を、その操作スイッチ(9)が露出するようにして着脱自在として保持したことを特徴とするマッサージ機。
- 前記リモコン(7)を、操作スイッチ(9)の設置面(7a)を内向きにして、スタンド(10)に取り付けたリモコンホルダー(11)に保持したことを特徴とする請求項1記載のマッサージ機。
- 前記リモコン(7)を、操作スイッチ(9)の設置面(7a)を上向きにして、スタンド(10)に取り付けたリモコンホルダー(11)に保持したことを特徴とする請求項1記載のマッサージ機。
- 前記スタンド(10)を、背もたれ部(1)の内部に設けられた回動機構によって、背もたれ部(1)と座部(2)の間を移動自在としたことを特徴とする請求項1記載のマッサージ機。
- 前記スタンド(10)を、使用者の手動操作によって背もたれ部(1)と座部(2)の間を移動自在としたことを特徴とする請求項1記載のマッサージ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003082916A JP2004290230A (ja) | 2003-03-25 | 2003-03-25 | マッサージ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003082916A JP2004290230A (ja) | 2003-03-25 | 2003-03-25 | マッサージ機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004290230A true JP2004290230A (ja) | 2004-10-21 |
Family
ID=33398544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003082916A Pending JP2004290230A (ja) | 2003-03-25 | 2003-03-25 | マッサージ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004290230A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005287831A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Protec Fuji Co Ltd | 施療機 |
JP2006034735A (ja) * | 2004-07-28 | 2006-02-09 | Toshiba Tec Corp | マッサージ椅子 |
JP2007252674A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Fuji Iryoki:Kk | 施療機 |
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-
2003
- 2003-03-25 JP JP2003082916A patent/JP2004290230A/ja active Pending
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