JP2002065394A - 椅 子 - Google Patents

椅 子

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JP2002065394A
JP2002065394A JP2000255509A JP2000255509A JP2002065394A JP 2002065394 A JP2002065394 A JP 2002065394A JP 2000255509 A JP2000255509 A JP 2000255509A JP 2000255509 A JP2000255509 A JP 2000255509A JP 2002065394 A JP2002065394 A JP 2002065394A
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JP
Japan
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chair
seat
user
storage case
baggage
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000255509A
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English (en)
Inventor
Kensaku Fukaya
賢筰 深谷
Katsuya Furuhata
勝也 古畑
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France Bed Co Ltd
Original Assignee
France Bed Co Ltd
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Publication date
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は手荷物を収容することができるよ
うにした椅子を提供することにある。 【解決手段】 椅子本体2と、この椅子本体に設けられ
た座部体11と、この座部体の後端側に設けられた背部
体13と、上記座部体の後端で、上記背部体の下部に設
けられた物入れケース16とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はたとえば病院の待
合所などのように身体が不自由な人が多い場所で用いる
のに好適する椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】病院などの待合所では複数人が掛けるこ
とができる長椅子を所定間隔で配置したり、一人掛けの
椅子の場合には複数の椅子を一列に並設し、かつ前後方
向に複数列配置するということが行なわれている。
【0003】待合所などの利用者はバックなどの手荷物
を持っていることが多く、その場合、手荷物を膝の上に
置くこともあるが、隣の座席に置くことも多い。
【0004】手荷物を膝の上に置くと、その手荷物が膝
の上から落ちないように保持していなければならないか
ら、身体の自由度が損なわれて不便である。また、手荷
物を隣の座席に置いたのでは座席に座りたい他の人の迷
惑になるから好ましくない。
【0005】一方、病院などの待合所は例えば足腰が弱
っているなどの身体の不自由な人が利用することが多
い。そのため、椅子に着座したり、着座した利用者が立
ち上がる場合、利用者に掛かる負担が大きいということ
がある。
【0006】とくに、椅子が例えば三人掛けなどのよう
な長椅子や一列に配置された一人掛けの椅子であって
も、列の間の狭い通路を通って所定の列の中央の座席に
座らなければならないような場合、その座席のところま
で行くのに負担が掛かるばかりか、座席に座ったり、立
ち上がるのにも負担が掛かるということがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来は、待
合所などで椅子に座る際、手荷物を持っていると、その
手荷物を置く場所がないため、膝の上に置いて保持して
いなければならなかったので、利用者は身体の自由度が
低下して不便であったり、その状態が長時間にわたると
疲れが大きくなるなどのことがあった。
【0008】また、足腰が弱っているなど身体が不自由
な利用者の場合、椅子に着座したり、立ち上がる際に身
体に掛かる負担が大きくなるため、椅子の利用が不便で
あるということがあった。
【0009】この発明は、利用者が手荷物を置く場所を
容易に確保できるようにした椅子を提供することにあ
る。
【0010】この発明は、着座したり、立ち上がる際に
利用者が比較的容易に行なうことができるようにした椅
子を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、椅子
本体と、この椅子本体に設けられた座部体と、この座部
体の後端側に設けられた背部体と、上記座部体の後端
で、上記背部体の下部に設けられた物入れケースとを具
備したことを特徴とする椅子にある。
【0012】請求項2の発明は、椅子本体と、この椅子
本体に設けられた座部体と、この座部体の後端側に設け
られた背部体と、この背部体の背面上部に後方に突出し
て設けられた手摺部材とを具備したことを特徴とする椅
子にある。
【0013】請求項3の発明は、上記椅子本体の両側に
は肘掛けが設けられ、この肘掛けの前端部には、上記座
部体に着座した利用者が立ち上がるときに手を掛ける手
掛け部が前方に突出して設けられていることを特徴とす
る請求項2記載の椅子にある。
【0014】請求項4の発明は、上記椅子本体には杖を
起立状態で保持するホルダが設けられていることを特徴
とする請求項2記載の椅子にある。
【0015】請求項1の発明によれば、座部体の後端
で、背部体の下部に物入れケースを設けたから、この椅
子の利用者は物入れケースに手荷物を入れておくことが
できる。
【0016】請求項2の発明によれば、背部体の背面上
部に手摺部材を設けたから、利用者はこの手摺部材につ
かまって座ったり、立ち上がることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0018】図1乃至図4はこの発明の第1の実施の形
態を示し、図1に示すこの発明の椅子1は椅子本体2を
備えている。この椅子本体2は一対の側部材3が座部枠
4によって所定間隔で一体的に連結されている。上記側
部材3は、前脚5a、後脚5b、肘掛け6及び背部杆7
がブナなどの単板成形合板によって一体形成されてい
る。背部杆7の上端部には後方に向かってL字状に屈曲
された折り曲げ部8が形成されている。
【0019】一対の側部材3は、上記座部枠4の幅方向
両端に一体的に連結されている。この座部枠4の上面に
は、座部枠4の後端部を除く部分の全体にわたって座部
クッション体9が設けられている。この座部クッション
体9と上記座部枠4とで座部体11を形成している。
【0020】上記背部杆7には背部クッション体12が
設けられており、背部杆7と背部クッション体12とで
背部体13を形成している。さらに、一対の側部材3の
背部杆7の上端部の折り曲げ部8には棒状の手摺部材1
4が両端部を固着して架設されている。
【0021】上記座部体11の後端部と、上記背部体1
3の下端部との間には空間部15が形成されている。こ
の空間部15には合板を断面形状がL字状となるよう成
形された物入れケース16が着脱可能に設けられてい
る。
【0022】図2に示すように、上記物入れケース16
の下面の両端部には図示しないねじ孔が形成された一対
の連結部材17が設けられ、この連結部材17は座部枠
4の後端部に設けられた取付け部材4aに蝶ねじ18に
よって着脱可能に連結されている。
【0023】上記物入れケース16は図3(a)に示す
ように開放した側面を後方に向けて空間部15に収納し
たり、図3(b)に示すように開放した側面を前方に向
けて空間部15に収納することができ、その取付け状態
は椅子1の使用形態によって変えることができる。
【0024】一方の側部材3の前脚5aにはホルダ19
が設けられている。このホルダ19はウレタンゴムなど
によってC字状に形成されていて、図1に示すように杖
21を起立した状態で着脱可能に保持できるようになっ
ている。さらに、一対の側部材3の肘掛け6の前端部
は、前脚5aの上端よりも前方に突出した手掛け部22
に形成されている。
【0025】図1に示すように、上記前脚5a後脚5b
とは上端部が前後方向内方に向かって湾曲している。そ
れによって、手掛け部22の先端は前脚5aの下端と前
方へのほぼ同じ位置まで突出しており、手摺部材14は
後脚5bの下端と後方への突出位置がほぼ同じになって
いる。
【0026】このように構成された椅子1は、たとえば
図4(a)に示すように待合所などでは前後方向に複数
列配置される場合がある。そのような場合、各列の椅子
1の物入れケース16は開放した側面を後方に向けて設
けられる。
【0027】それによって、前列の椅子1の物入れケー
ス16は後方に向かって開放しているから、後列の椅子
1に着座した利用者Uは、前方の椅子1の物入れケース
16にバックなどの手荷物Bを収納しておくことがで
き、便利である。
【0028】利用者Uが椅子1に座るため、前列と後列
との椅子1の間に入る場合、利用者Uは前列の椅子1の
背部体13の上端部後方に設けられた手摺部材14を把
持しながら着座する所定の椅子1の所まで進むことがで
きる。そのため、足腰が弱っているような利用者Uであ
っても、所定の椅子1の個所まで比較的楽に進むことが
できる。
【0029】利用者Uが所定の椅子1のところまできた
ならば、前列の椅子1の手摺部材14につかまりながら
腰を降ろすことで、足腰に大きな負担を掛けることなく
所定の椅子1に着座することができる。
【0030】利用者Uが杖21を使用している場合に
は、その杖21を図1に示すようにホルダ19に保持す
れば、手荷物Bと同様、邪魔になるようなことがない。
【0031】所定の椅子1に着座した利用者Uが立ち上
がる場合には、肘掛け6の前端部に形成された手掛け部
22に手を掛けて立ち上がるようにすれば、比較的楽に
立ち上がることができる。
【0032】椅子1から立ち上がったならば、利用者U
は前列の椅子1の手摺部材14に手を掛けることで、前
列と後列との間の狭い通路を比較的楽に進むことができ
る。
【0033】上記手摺部材14は背部体13の後方に突
出しているから、前列の椅子1の背部体13に他の利用
者Uが寄り掛かって着座していても、その利用者Uの身
体に触れることなく上記手摺部材14を容易につかむこ
とが可能である。
【0034】物入れケース16は椅子1の座部体4に着
脱可能に設けられているから、取付けの向きを変えるこ
とができる。たとえば、最後列に位置する椅子1のよう
に、その椅子1の後方に他の椅子1が設置されない状態
で使用する場合、図4(b)に示すように上記物入れケ
ース16の開放した側面を前方に向けて座部枠4に取付
ける。それによって、椅子1の利用者Uは、その椅子1
に着座する前に物入れケース16に手荷物Bを収納する
ことができる。
【0035】上記物入れケース16は座部クッション体
9の後端部で、背部クッション体9の下端部に形成され
た空間部15に設けられている。そのため、利用者Uが
座部体11に着座して背部体13に寄り掛かっても、上
記空間部15に設けられた物入れケース16は利用者U
の邪魔になるようなことがない。
【0036】図5と図6はこの発明の第2の実施の形態
を示す。この実施の形態の椅子は、たとえば3人掛け用
の長椅子1Aであって、この長椅子1Aは椅子本体31
を有する。この椅子本体31には、座部クッション体3
2が設けられた座部体33と、背部クッション体34が
設けられた背部体35とが形成されている。
【0037】座部クッション体32の後端側で、背部ク
ッション体34の下方には空間部36が形成され、この
空間部36には第1の実施の形態と同じ断面形状で、長
椅子1Aの幅方向全長にわたる長さの物入れケース37
が着脱可能に設けられている。最後列の長椅子1Aの物
入れケース37は開放した側面を前方に向けて取付けら
れ、その前方に位置する長椅子1Aの物入れケース37
は開放した側面を後方に向けて取付けられている。
【0038】上記背部体35の背面上部には、手摺部材
38が背部体35の幅方向全長にわたり、しかも後方に
所定寸法突出して設けられている。
【0039】このような構成の長椅子1Aによれば、利
用者Uは、第1の実施の形態の椅子1と同様、物入れケ
ース37に手荷物Bを入れることができるばかりか、足
腰の弱い利用者Uなどの場合には座部体33に着座した
り、座部体33から立ち上がるときなどに前列に位置す
る長椅子1Aの背部体35の背面に設けられた手摺部材
38につかまることで、その動作を容易かつ安全に行な
うことができる。
【0040】
【発明の効果】この発明によれば、座部体の後端で、背
部体の下部に物入れケースを設けるようにした。
【0041】そのため、椅子の利用者はこの物入れケー
スに手荷物を入れることができ、便利であり、しかも物
入れケースが椅子の利用者の邪魔になるようなこともな
い。
【0042】また、この発明によれば、背部体の背面上
部に手摺部材を後方に突出して設けるようにした。
【0043】そのため、足腰の弱った利用者であって
も、前列の手摺部材をつかみながら着座したり、立ち上
がることができるばかりか、その手摺を持って椅子の列
の間の狭い通路を所定方向へ確実かつ安全に進むことも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を示す椅子の斜視
図。
【図2】座部体の後端部を示す斜視図。
【図3】椅子の断面図。
【図4】椅子の使用状態の説明図。
【図5】この発明の第2の実施の形態を示す長椅子を前
後方向に2列配置した状態の斜視図。
【図6】長椅子を前後方向に2列配置した状態の側面
図。
【符号の説明】
2…椅子本体 6…肘掛け体 11…座部体 13…背部体 14…手摺部材 16…物入れケース 19…ホルダ 21…杖 22…手掛け部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 椅子本体と、 この椅子本体に設けられた座部体と、 この座部体の後端側に設けられた背部体と、 上記座部体の後端で、上記背部体の下部に設けられた物
    入れケースとを具備したことを特徴とする椅子。
  2. 【請求項2】 椅子本体と、 この椅子本体に設けられた座部体と、 この座部体の後端側に設けられた背部体と、 この背部体の背面上部に後方に突出して設けられた手摺
    部材とを具備したことを特徴とする椅子。
  3. 【請求項3】 上記椅子本体の両側には肘掛けが設けら
    れ、この肘掛けの前端部には、上記座部体に着座した利
    用者が立ち上がるときに手を掛ける手掛け部が前方に突
    出して設けられていることを特徴とする請求項2記載の
    椅子。
  4. 【請求項4】 上記椅子本体には杖を起立状態で保持す
    るホルダが設けられていることを特徴とする請求項2記
    載の椅子。
JP2000255509A 2000-08-25 2000-08-25 椅 子 Pending JP2002065394A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006305210A (ja) * 2005-05-02 2006-11-09 Sekisui Jushi Co Ltd 椅子付き手摺
JP2009022789A (ja) * 2008-10-27 2009-02-05 Fuji Iryoki:Kk 椅子式マッサージ機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006305210A (ja) * 2005-05-02 2006-11-09 Sekisui Jushi Co Ltd 椅子付き手摺
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Effective date: 20060412

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Effective date: 20060808