JP2001091353A - 日射センサ - Google Patents

日射センサ

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JP2001091353A JP26958499A JP26958499A JP2001091353A JP 2001091353 A JP2001091353 A JP 2001091353A JP 26958499 A JP26958499 A JP 26958499A JP 26958499 A JP26958499 A JP 26958499A JP 2001091353 A JP2001091353 A JP 2001091353A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【解決手段】受光面が少なくとも3つの複数の受光領域
2a,2b,2c,2dに分割され且つ各受光領域から
それぞれに入射する日射量に応じた検出信号を出力する
受光素子2と、受光素子2の各受光領域と所定の間隔を
空けて対向配設された受光レンズ3と、各受光領域それ
ぞれの検出信号から日射量、日射高度、日射方位等の日
射状態を演算する日射状態演算手段とを備え、受光レン
ズ3は、光軸Zがレンズ3の略中心を通ると共に受光素
子2の受光面の中心でなお且つ受光面を各受光領域に分
割する分割線の交点を通っていて、日射側の略凸球面状
の第一面3aと、受光素子2側の第一面より曲率半径の
小さい略凹球面状の第二面3bとから成ることを特徴と
する日射センサ1とした。 【効果】日射量に応じた空調の風量や温度の制御を、日
射高度や日射方位によって運転席側、助手席側、後部座
席側で異ならせたきめ細やかな空調制御が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は太陽光の到達量を検
知する日射センサに関するものであり、詳細には自動車
の空調装置における温度制御のように、外気温に加えて
乗員に対する太陽光の直射の状態に応じて温度制御を行
うことが望まれる時に用いられる日射センサに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】まず、自動車の空調装置用として用いら
れる日射センサに要求される特性について説明を行う
と、太陽が真上にある状態では乗員はルーフで直射日光
を遮られるので輻射熱の影響をそれほど受けず、温度制
御は車室内の気温を設定温度に制御するのみで行えば良
いものとなる。
【0003】ところが、太陽が傾いている状態では乗員
は窓から入り込む直射日光にさらされて輻射熱を受ける
ものとなり、車室内の気温以上に暑さを感じるものとな
るので、その日射量に応じて車室内の気温を設定温度か
ら適宜に下げることが望まれ、従って日射センサとして
は、乗員の受ける輻射熱の量に比例する検出特性が望ま
れるものとなる。
【0004】上記の特性を有する従来のこの種の日射セ
ンサ90の例としては、例えば図10に示すように構成
されており、受光素子91の上方に受光素子91の受光
面の中心と光軸Zとが略一致するように受光レンズ92
が配設されていて、自動車のダッシュボード上などに設
置される。この受光レンズ92には内面に円錐レンズ部
92a、凹レンズ部92b、凸レンズ部92cが形成さ
れていて、円錐レンズ部92aは真上からの光を遮蔽し
て斜めからの光を透過し、凹レンズ部92bは斜めから
水平面の光を受光面に導き、凸レンズ部92cは所定の
範囲の斜め光を受光面に導くようにそれぞれ構成されて
いる。これによって図11に示すように、車体のルーフ
によって太陽の直射光が遮られる90度前後の出力を抑
え、太陽の直射光の入射が多い30度前後の出力を上げ
ることにより、日射センサの出力特性を乗員の窓から入
る太陽光による暑さ感に近似させるように補っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来の日射センサ90の場合、日射量の検出のみしか
行っておらず、太陽光の高度や方位までを検出すること
はできない。そのため太陽光が射し込んでくる高さや方
向によって運転席側、助手席側、後部座席側等で日射量
に差がある場合でも同様の空調制御しかできないといっ
た問題点を生じ、この点の解決が課題とされるものとな
っている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した従来の
課題を解決するための具体的手段として、受光面が少な
くとも3つの受光領域に分割され且つ各受光領域からそ
れぞれに入射する日射量に応じた検出信号を出力する受
光素子と、該受光素子の受光面と所定の間隔を空けて対
向配設された受光レンズと、前記各受光領域それぞれの
検出信号から日射量、日射高度、日射方位等の日射状態
を演算する日射状態演算手段とを備え、前記受光レンズ
は、光軸がレンズの略中心を通ると共に前記受光素子の
受光面の中心でなお且つ受光面を各受光領域に分割する
分割線の交点を通っていて、日射側の略凸球面状の第一
面と、受光素子側の前記第一面より曲率半径の小さい略
凹球面状の第二面とから成ることを特徴とする日射セン
サを提供することで課題を解決するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明を図に示す実施形態に
基づいて詳細に説明する。
【0008】図1に符号1で示すものは、本発明に係る
日射センサであり、この日射センサ1は、受光素子2と
該受光素子2全体を覆うように装着される受光レンズ3
とから構成されている。
【0009】受光素子2は図2に示すように構成されて
おり、例えばフォトダイオード、フォトトランジスタな
どの光電変換素子によって受光面が構成され、該受光面
は4つの同一正方形状の受光領域2a、2b、2c、2
dに分割されている。そして、リードフレーム5上に実
装され、モールド樹脂4によってモールドされた構成と
なっている。
【0010】リードフレーム5は、各受光領域2a、2
b、2c、2dのそれぞれに入射する日射量に応じた検
出信号が取り出せるように各受光領域2a、2b、2
c、2dのそれぞれが検出信号取り出し電極用の各リー
ドフレーム5a、5b、5c、5dに各々接続されてい
ると共に共通電極用のリードフレーム5eに接続されて
いる。
【0011】図3は受光素子2の正面図であり、受光面
が分割線Pと分割線Qとによって4つの同一正方形状の
受光領域2a、2b、2c、2dに分割されていて、分
割線PとQとの交点Oが4つの受光領域によって形成さ
れた受光面全体の中心となっている。
【0012】図4は、日射センサ1の縦断面図であり、
受光素子2全体を覆うように受光レンズ3が配設されて
いる。受光レンズ3は、光軸Zがレンズ3の略中心を通
ると共に、受光素子2の受光領域2a、2b、2c、2
dによって構成される受光面全体の中心Oを通ってい
る。そして、日射側の第一面3aは略凸球面状に形成さ
れ、受光素子2側の第二面3bは第一面3aよりも曲率
半径の小さい略凹球面状に形成されている。
【0013】受光素子2の各受光領域2a、2b、2
c、2dのそれぞれに入射する日射量に応じた検出信号
は、図5に示すように日射状態演算手段6に入力され、
日射状態演算手段6によって日射量、日射高度及び日射
方位の演算が行われる。そして、日射状態演算手段6の
出力は図示しない空調制御装置へ送られ、日射状態に応
じた空調制御が行われる。
【0014】この日射状態に応じた空調制御とは、例え
ば従来同様に日射量に応じて空調の風量や温度を制御す
るだけでなく、日射高度や日射方位も演算することで、
太陽光が自動車の窓から射し込む角度や方向を導き出す
ことによって運転席側と助手席側(左右)で空調の風量
や温度を異ならせたり、運転席・助手席側と後部座席側
(前後)で空調の風量や温度を異ならせたりといったき
め細やかな制御をも可能としているものである。
【0015】以上のように構成された日射センサ1の日
射量、日射高度、日射方位等の日射状態の検出方法につ
いて説明する。
【0016】日射センサ1は、例えば自動車の前席側の
ダッシュボードの上面に受光素子2の各検出領域2a、
2b、2c、2dが水平になるように取り付けられてい
る。この状態を図6(a)に示すように座標軸上に設定
して考える。即ち各受光領域2a、2b、2c、2dの
分割線P、Qの交差している点Oを中心として水平方向
にx軸とy軸を設定し、垂直方向にz軸を設定する。さ
らに、図6(b)に示すようにx軸を高度0度、z軸を
高度90度、また、x軸を方位0度、y軸を方位90度
として、日射高度がα(=0度)、β、γ、δ(=90
度)、日射方位がA(=0度)、B、C(=45度)、
D、E(=90度)の場合について考える。
【0017】受光素子2の各受光領域2a、2b、2
c、2dの上方には所定の間隔を空けて受光レンズ3が
配設され、この受光レンズ3は、光軸Zがレンズ3の略
中心を通ると共に受光素子2の受光面の中心で尚且つ受
光面を各受光領域2a、2b、2c、2dに分割する分
割線P、Qの交点Oを通っていて、日射側の第一面3a
は略凸球面状に形成され、受光素子2側の第二面3bは
第一面3aより曲率半径の小さい略凹球面状に形成され
ているので、図9に示すように各受光領域は太陽光の射
し込む角度や方位によって、受光レンズ3のレンズ効果
による影響を受け、受光素子2に入射する光量が異なっ
てくる。
【0018】即ち、図9の例では受光レンズ3は拡散レ
ンズであり、日射高度がα=0度のときは、日射方向に
近い側の受光領域2a、2b側に射し込む光より日射方
向から遠い側の受光領域2c、2d側に射し込む光の方
が、受光レンズ3のレンズ効果による拡散度合いが大き
くなるため、受光領域2a、2bの検出信号の方が受光
領域2c、2dの検出信号よりも大きく、日射高度がβ
=30度のときは、同じように受光領域2a、2b側の
射し込む光より受光領域2c、2d側に射し込む光の方
が拡散度合いは大きく、受光領域2a、2bの検出信号
の方が受光領域2c、2dの検出信号よりも大きいもの
の日射高度が0度のときと比べると出力の差は縮まり、
日射高度がγ=60度のときは、この差が更に縮まって
徐々に近づいていく。そして、日射高度がδ=90度の
とき、受光領域2a、2bの検出信号と受光領域2c、
2dに入射する日射量は遂に同じになり、それぞれの検
出信号は等しいものとなる。このように、受光レンズ3
の日射側の面3aと受光素子2側の面3bの曲率半径の
中心が共に光軸Z上とされていて日射側の面3aよりも
受光素子側の面3bの方が曲率半径を小さくされている
ため、日射光が受光レンズ3のレンズ効果によって屈折
されて受光面へと導かれ、日射高度の角度の増加に従っ
て各受光領域の出力比はリニアにもしくは略放物線状に
単調増加もしくは単調減少する特性を示すことになる。
【0019】また、日射高度に加えて日射方位が変化し
た場合でも、同じように各受光領域2a、2b、2c、
2dは日射方位に応じて受光レンズ3によるレンズ効果
の影響を受けるので、各受光領域2a、2b、2c、2
dの検出信号の出力比は単調増加もしくは単調減少する
特性を示し、この結果を用いて以下に示すように日射状
態演算手段6によって、日射量、日射高度、日射方位を
導き出すことが可能になる。
【0020】まず、日射量の演算は、各受光領域2a、
2b、2c、2dの検出信号(出力電流)によって各受
光領域ごとに求められる。
【0021】次に、日射高度の演算は、受光素子2の各
受光領域2a、2b、2c、2dの出力する検出信号の
うち最大検出信号Sを選択し、この最大検出信号Sと、
最大検出信号Sを出力している受光領域と対角に位置す
る受光領域の検出信号Tとの出力比T/Sを演算する。
例えば図6(a)において最大検出信号を出力している
受光領域を2aとすれば、この受光領域2aと対角に位
置する受光領域は2dとなる。このときの演算結果は図
7に示すようになり、高度の増加に比例して上記出力比
T/Sも増加し、高度が90度即ち太陽光が真上から照
射している状態では2aと2dの日射量が等しくなるた
めT=Sとなり、出力比T/Sは1となる。従って上記
図7のテーブルを予めメモリしておけば、上記出力比T
/Sの演算結果から上記テーブルを参照して日射高度が
導き出せる。
【0022】そして、日射方位の演算は、最大検出信号
Sと、この最大検出信号Sを出力する受光領域と左右両
側に隣接する受光領域の検出信号U、Vとを用いてU/
S−V/Sを演算する。例えば図6(a)において最大
検出信号を出力している受光領域を2aとすれば、この
受光領域2aの左右両側に隣接する受光領域は2b、2
cとなる。このときの演算結果は図8に示すようにな
り、方位(A、B、C、D、E)によって上記出力比
(U/S−V/S)は異なる特性(A、B、C、D、
E)を示すものとなる。したがって、図8のテーブルを
予めメモリしておけば、先の演算結果より導き出された
日射高度と上記出力比(U/S−V/S)との関係から
上記テーブルを参照することで日射方位が導き出せる。
【0023】こうして日射量、日射高度、日射方位等の
日射状態が導き出されるので、この結果は制御信号とし
て図示しない空調制御装置へと出力され、日射量に応じ
た空調の風量や温度の制御を、日射高度や日射方位に応
じて運転席側、助手席側、後部座席側で異ならせて制御
することが可能となる。
【0024】なお、上記実施形態では受光素子2の受光
面が4つの受光領域に分割されている例として説明した
が、本発明はこれに限定されず、各受光領域は少なくと
も3つの受光領域に分割されていれば良い。
【0025】また、上記実施形態では受光領域の形状を
それぞれ正方形状としたが、本発明はこれについても限
定されず、例えばそれぞれ円形としたり、円形を放射状
に分割したものでも良く、要は受光領域が同一形状、同
一面積で分割されていれば良い。
【0026】また、それぞれ同一面積の受光領域を有す
る少なくとも3つの受光素子をそれぞれの受光領域が同
一平面上となるように隣接して設けたものであっても良
く、上記実施形態と同様に、これら受光素子2全体を覆
うように所定の間隔を空けて1つの受光レンズ3が対向
配設され、各受光素子の受光領域それぞれに入射する日
射量に応じた検出信号を出力し、それぞれの検出信号か
ら日射量、日射高度、日射方位等の日射状態を演算する
日射状態演算手段を備えていれば良い。この場合も先の
実施形態と同様に、受光素子2の数は少なくとも3つあ
れば良く、また、各受光素子の受光領域についても同一
形状、同一面積であれば良い。
【0027】また、日射状態演算手段6の日射高度、日
射方位の演算は、各受光領域の検出信号のうち最大の検
出信号を選択して行うものとして説明してきたが、最小
の検出信号を選択しても良く、この場合は、図7および
図8の特性における増加と減少が逆になるだけであるの
で、上記方法で同様にして、日射高度、日射方位を導き
出すことが可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明の日射センサ
によれば、受光面が少なくとも3つの受光領域に分割さ
れ且つ各受光領域からそれぞれに入射する日射量に応じ
た検出信号を出力する受光素子と、該受光素子の受光面
と所定の間隔を空けて対向配設された受光レンズと、前
記各受光領域それぞれの検出信号から日射量、日射高
度、日射方位等の日射状態を演算する日射状態演算手段
とを備え、前記受光レンズは、光軸がレンズの略中心を
通ると共に前記受光素子の受光面の中心でなお且つ受光
面を各受光領域に分割する分割線の交点を通っていて、
日射側の略凸球面状の第一面と、受光素子側の前記第一
面より曲率半径の小さい略凹球面状の第二面とから成る
ことを特徴とする日射センサを備えた構成としたこと
で、日射量に応じた空調の風量や温度の制御を、日射高
度や日射方位によって運転席側、助手席側、後部座席側
で異ならせてきめ細やかに制御することが可能となり、
この種自動車用空調装置に用いられる日射センサとして
の性能向上に極めて優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る日射センサの実施形態を示す分解
斜視図である。
【図2】同じ実施形態の受光素子を示す斜視図である。
【図3】同じ実施形態の受光素子を示す正面図である。
【図4】本発明に係る日射センサの断面図である。
【図5】同じ実施形態の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図6】同じ実施形態の座標軸上に設定した状態を示す
斜視図である。
【図7】同じ実施形態の日射高度による特性図である。
【図8】同じ実施形態の日射方位による特性図である。
【図9】同じ実施形態の受光の状態を示す説明図であ
る。
【図10】従来例を示す垂直断面図である。
【図11】従来の日射センサ素子の特性図である。
【符号の説明】
1……日射センサ 2……受光素子 2a、2b、2c、2d……受光領域 3……受光レンズ 3a……第一面 3b……第二面 4……モールド樹脂 5……リードフレーム 6……日射状態演算手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受光面が少なくとも3つの受光領域に分割
    され且つ各受光領域からそれぞれに入射する日射量に応
    じた検出信号を出力する受光素子と、該受光素子の受光
    面と所定の間隔を空けて対向配設された受光レンズと、
    前記各受光領域それぞれの検出信号から日射量、日射高
    度、日射方位等の日射状態を演算する日射状態演算手段
    とを備え、前記受光レンズは、光軸がレンズの略中心を
    通ると共に前記受光素子の受光面の中心でなお且つ受光
    面を各受光領域に分割する分割線の交点を通っていて、
    日射側の略凸球面状の第一面と、受光素子側の前記第一
    面より曲率半径の小さい略凹球面状の第二面とから成る
    ことを特徴とする日射センサ。
  2. 【請求項2】受光領域が隣接して設けられてそれぞれに
    入射する日射量に応じた検出信号を出力する少なくとも
    3つの受光素子と、これら受光素子全体を覆うように所
    定の間隔を空けて対向配設された1つの受光レンズと、
    前記各受光素子それぞれの検出信号から日射量、日射高
    度、日射方位等の日射状態を演算する日射状態演算手段
    とを備え、前記受光レンズは、光軸がレンズの略中心を
    通ると共に前記複数の受光素子の受光領域が隣接して形
    成された受光面全体の中心でなお且つ各受光素子の境界
    線の交点を通っていて、日射側の略凸球面状の第一面
    と、受光素子側の前記第一面より曲率半径の小さい略凹
    球面状の第二面とから成ることを特徴とする日射セン
    サ。
  3. 【請求項3】前記日射状態演算手段の日射高度の演算
    は、前記受光領域を少なくとも4つの偶数を有してお
    り、前記受光領域の検出信号のうち最大もしくは最小の
    検出信号Sを選択し、該検出信号Sと、該検出信号Sを
    出力する受光領域の略対角に位置する受光領域の検出信
    号Tとの出力比T/Sを用いて行うことを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の日射センサ。
  4. 【請求項4】前記日射状態演算手段の日射方位の演算
    は、前記検出信号のうち最大もしくは最小の検出信号S
    を選択し、該検出信号Sと、該検出信号Sを出力する受
    光領域の左右両側に隣接する受光領域の検出信号U、V
    とによってU/S−V/Sを算出し、この算出結果を用
    いて行うことを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の日射センサ。
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