JP2001090323A - 床パネル支持脚装置におけるパネル隅部の連結装置 - Google Patents

床パネル支持脚装置におけるパネル隅部の連結装置

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JP2001090323A JP26388599A JP26388599A JP2001090323A JP 2001090323 A JP2001090323 A JP 2001090323A JP 26388599 A JP26388599 A JP 26388599A JP 26388599 A JP26388599 A JP 26388599A JP 2001090323 A JP2001090323 A JP 2001090323A
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 角レンチなどの専用工具を別途用意する
必要がなく、前記筒状ナット部材のボルト脚上での位置
調節操作等のための工具としても利用できる機能をもた
せたパネル隅部の連結装置を提供すること。 【解決手段】 4枚の床パネルPの隅部を支持するため
に平板状のベースプレート1に立設したボルト脚2と、
前記の床パネル隅部支持用のフランジ部3aを具備して前
記ボルト脚2に螺装されるナット部材3と、前記各床パ
ネルPの隅部をそれらの上から押圧する押え部6dを上部
に有すると共に下部が前記ベースプレート1,ボルト脚
2,ナット部材3のいずれかに直接又は間接にネジ結合
されるように形成した、各床パネル隅部の連結部材6を
有する床パネルPの支持脚装置において、床パネル隅部
の連結部材6の上面に当該連結部材6を回転させるため
の非円形断面の凹部6eを形成すると共に、この連結部材
6の下端部を前記凹部6eに嵌合する非円形断面の凸部6b
に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フリーアクセスフ
ロアといわれる二重床を形成するための床パネルを、建
屋矩体の床などの上に、その床の上面との間に一定の空
間を保持して配置する際に使用される支持脚装置におけ
るパネル連結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、二重床用の支持脚装置として
は、様々な型式,構造のものが提案され、実用にも供さ
れている。公知の支持脚装置の中に、4枚の床パネルの
集合隅部を各パネルの隅部ごとに対応した個別の脚部材
により支持するように形成した、いわゆる分離脚タイプ
と称されているものがある。
【0003】この分離脚タイプの支持脚装置の基本的構
造の一つに、集合した4枚の金属製床パネルの各隅部に
対応して一枚のベースプレートに4本の金属製ボルト脚
を立設し、各ボルト脚に金属製などの筒状又は袋状のナ
ット部材を各パネル隅部の支持部材として設け、各パネ
ルの隅部を下面から支える構造のものがあり、この脚装
置では、各ボルト脚上で夫々のナット部材の上下位置を
調整することにより、各パネル隅部の上面が不揃いにな
ることを阻止できる機能がある。しかし、この脚装置に
床パネルを支持させると、各パネルの隅部が上向き方向
に関してフリー状態であることにより、基礎となる床面
に不陸があったり使用時に振動などを受けると、各床パ
ネルの隅部がそれを下から支えている筒状ナット部材の
上で浮き上がったり、ガタついて金属音を発するという
問題があり、また、金属製のナット部材とボルト脚のネ
ジ螺合部にある機械的遊びが、前記ガタつき音や前記ナ
ット部材の回転緩みの原因になることが指摘されてい
る。
【0004】一方、上記のような問題点に対処した分離
脚タイプの支持脚装置もある。この支持脚装置は、平板
状のベースプレートに4枚の床パネルを支持する4本の
金属製ボルト脚を立設すると共に、各ボルト脚に、外面
に床パネル支持用のフランジ部を形成した金属製のナッ
ト部材を螺装する点は、上記例のものと同じであるが、
各ナット部材の回転阻止のため、前記各ナット部材をシ
ート状部材により連結した構造が付加されている。
【0005】また、前記ナット部材に載架される各床パ
ネルの浮き上りを防止するため、ベースプレート又はシ
ート状部材の略央部に、上端が、前記ボルト脚の上端と
略同高程度になる金属製の中央ボルト部材を上向きに立
設する一方、前記床パネルの隅部に形成された被押圧部
を上から押圧する押えフランジ部と前記中央ボルト部材
に螺合される雌ネジを切った筒部を下面に具備したナッ
ト状部材によるパネル隅部の連結部材を、前記中央ボル
ト部材に螺合させることにより、前記ナット部材に脚挿
入用穴を挿入して支持される4枚の床パネルの集合隅部
を、前記中央ボルト部材に緊結するようにした構造が付
加されたものもある。
【0006】更に、床パネルの支持脚装置には、上記の
分離脚タイプのほか、ベースプレートの中央に1本のボ
ルト脚を立設すると共に、このボルト脚に、4枚の床パ
ネルの集合隅部を載架支持する大きめのフランジ部を設
けたナット部材を、上下動自在に設ける一方、前記フラ
ンジ部の上に集合載架された4枚の床パネルの隅部を連
結する連結部材を、前記ナット部材又はそのフランジ部
或はボルト脚のいずれかにネジ結合させるようにした形
式のものがある。
【0007】上記の各支持脚装置は、いずれもボルト脚
の上でナット部材の上下位置を調整するため、当該ナッ
ト部材を回転させるためのドライバーや角レンチなどの
工具を不可欠とするが、実際のフロア敷設工事におい
て、上記の工具を別途必要とすることは、前記ナット部
材の位置調節の都度にその工具を使用するため、作業効
率が良くないという難点があり、また、そのような工具
を複数人の作業者のために幾つも予め準備しなければな
らないという煩しさもある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のパネル
支持脚装置におけるナット部材のボルト脚上での位置調
整操作の現状に鑑み、角レンチなどの専用工具を別途用
意する必要がなく、前記筒状ナット部材のボルト脚上で
の位置調節操作等のための工具としても利用できる機能
をもたせたパネル隅部の連結装置を提供することを、課
題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明パネル連結装置の構成は、
4枚の床パネルの隅部を支持するために平板状のベース
プレートに立設したボルト脚と、前記の床パネル隅部支
持用のフランジ部を具備して前記ボルト脚に螺装される
ナット部材と、前記各床パネルの隅部をそれらの上から
押圧する押え部を上部に有すると共に下部が前記ベース
プレート,ボルト脚,ナット部材のいずれかに直接又は
間接にネジ結合されるように形成した、各床パネル隅部
の連結部材を有する床パネルの支持脚装置において、パ
ネル隅部の連結部材の上面に当該連結部材を回転させる
ための非円形断面の凹部を形成すると共に、この連結部
材の下端部を前記凹部に嵌合する非円形断面の凸部に形
成したことを主な特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】次に図により本発明パネル連結装
置の実施の形態について説明する。図1は本発明による
パネル隅部の連結装置を適用した床パネルの支持脚装置
の一例を分解状態で示した斜視図、図2は図1の支持脚
装置の組立状態を説明するための正断面図、図3は本発
明におけるパネル隅部の連結部材の一例の正面図、図4
はナット部材の一例の正面図、図5は図4のナット部材
の平面図、図6は図3のパネル隅部の連結部材を使用し
て図4のナット部材を回転操作している状態の正面図、
図7は一枚の床パネルにおける隅部の一箇所を示す斜視
図である。
【0011】図1,図2において、1は平面から見た略
正方形状のベースプレートで、略四隅に、4枚の床パネ
ルPを突合せ集合した場合の隅部を各パネルPごとに支
持する脚となる4本のボルト脚2が立設されている。こ
のボルト脚2の少なくとも上半側には雄ネジが切ってあ
る。また、前記プレート1の中心と周辺にはこのプレー
ト1を基礎床に固定するアンカボルトなどを打込むため
の穴1aが設けられているが、このような穴が設けられな
いベースプレート1もある。
【0012】図4を除く図1〜図6において、3は、前
記の各ボルト脚2に夫々に螺装されてその位置(高さ)
を調節し、各床パネルPの隅部を支持する筒状ナット部
材で、この例では合成樹脂材料により次のように形成さ
れている。即ち、各ナット部材3は、その長さ方向の中
間部位の外周に床パネルPの隅部を下面側から支える外
フランジ3aが形成されていると共に、内部中心に貫通孔
3bが形成され、この貫通孔3bの下端部に前記ボルト脚2
に螺合されるネジを形成した金属製ナット3cが前記孔3b
下部側から埋設された形で設けられており、更に、この
貫通孔3bの頂部は角レンチ等の工具を嵌合できる角穴3d
に形成されている。この構成により、床パネルPの敷設
後であっても、筒状ナット部材3をボルト脚2上で高さ
調節することが可能である。ここで、筒状ナット部材3
は、埋設した金属製ナット3cに代え、この筒状ナット部
材3の成形時、前記ナット3cにおけるネジをこのナット
部材3と一体成形した構造ものを使用してもよい。ま
た、前記ナット部材3には、袋状ナット部材(図示せ
ず)もあるが、袋状ナット部材でも頂部には角穴が形成
されている。なお、前記ナット部材3の全体を合成樹脂
材で成形すると、製造が容易になるほか、ナット部材3
と金属製ボルト脚2の螺合面が金属と合成樹脂の接触に
なるので、接触音やガタ付き音が抑制されて都合が良
い。
【0013】4は、前記ベースプレート1に立設した4
本のボルト脚2に金属ナット3cにおいて螺装される4個
の筒状ナット部材3を互いに連結するため、前記ナット
部材3におけるナット3cを埋設した部分が挿入される穴
4aを四隅に形成した金属薄板製又は合成樹脂薄板製のシ
ート状部材で、図示した例では中央部に雌ネジとして機
能する雌ネジ穴5が形成されている。このネジ穴5に代
え、雌ネジ筒体(図示せず)を取付けてもよい。
【0014】6は、各床パネルの隅部を押える形態で結
合する床パネル隅部の連結部材で、その下面側は、全体
が短柱状をなし、その下半側にテーパ部6tを介して雄ネ
ジ部6aを形成すると共に、該ネジ部6aの下方に当該ネジ
部6aより小径の角レンチ状をなすレンチ部6bを形成する
一方、上部には、円板状をなす頭部6cと該頭部6cの外周
下面に下向きに形成した押えフランジ部6dを設け、か
つ、頭部6cの中心には前記レンチ部6bが嵌入できる角穴
状の凹部6eが形成されており、以上の各部材1〜6によ
り本発明によるパネル隅部の連結装置を具備した支持脚
装置の一例を構成するので、次に、その使用態様につい
て説明する。
【0015】ベースプレート1に立設された4本のボル
ト脚2に、まず、シート状部材4を、四隅の各穴4aにお
いて挿装しておき、それから4本の筒状ナット部材3を
夫々に前記ボルト脚2に螺装し、各ナット部材3のボル
ト脚2の上での高さを調整する。次に、高さの位置決め
をした各ナット部材3に、先にボルト脚2に挿装してい
る前記シート状部材4を持上げ、各ナット部材3の下半
側からこのシート状部材4をその穴4aを通して装着す
る。このとき、このシート状部材4の上面は各ナット部
材3におけるフランジ3aの下面に当接される。この当接
において、各ナット部材3の下部外周に、図示しない
が、回り止め用の凸部などを形成していると、前記各穴
4aの内周が前記凸部に弾撥的に当接することによって、
シート状部材4をその位置に回り止めしつつ保持するこ
とができる。
【0016】この状態において、各ボルト脚2上で夫々
の筒状ナット部材3の上下位置を調整する必要があると
きは、図6に例示するように、本発明のパネル隅部の連
結部材6におけるレンチ部6bを、筒状ナット部材3にお
ける角穴3dに嵌合してこの連結部材6を正転、又は、逆
転させることにより、筒状ナット部材3のボルト脚2の
上での位置を、工具を使用することなく調整することが
できる。
【0017】上記のような調整をしてから、シート状部
材4を介して互に連結された状態になった4本の筒状ナ
ット部材3に対しては、図7に例示したように4枚の床
パネルPの集合隅部に形成した脚挿入用穴pHに、夫々の
筒状ナット部材3をその上から挿入する。これにより4
枚の床パネルPの集合隅部端に形成した断面略凹状の被
押圧部Prの内側の凹状立壁Piは、シート状部材4の中央
部に形成した雌ネジ穴5を、その上方において囲む形態
で、一つの穴を形成することとなる。
【0018】そこで、上記4枚の床パネルPの集合隅部
の凹状立壁Piが形成する穴を通して、パネル隅部の連結
部材6を、その雄ネジ部6aを前記ネジ穴5に螺合させそ
のままネジ込むと、このネジ込みにより、前記連結部材
6における上部の円板状頭部6cの下面に形成された下向
きの環状立壁をなす押えフランジ部6dが、上記4枚のパ
ネルPにおける集合隅部の被押圧部Prが形成する環状溝
に入り、各パネルPの環状をなす被押圧部Prを略均等に
押圧すると共に、前記雄ネジ部6aがシート状部材4のネ
ジ穴5に螺合されることにより、このシート状部材4を
上方へ引上げる側に、このネジ結合による力が作用す
る。
【0019】パネル隅部の連結部材6の押えフランジ部
6dにより、各床パネルPの集合隅部が上から押圧される
と、この押圧力を生起させている前記ネジ部6aとネジ穴
5のネジ結合による力が、各パネルPの脚挿入用穴pHに
挿入されて当該各パネルPをその下面から支えている各
筒ナット部材3の各フランジ部3aを上方へ引張ることと
なるので、各筒状ナット部材3における各ナット3cのネ
ジと、各ナット3cのネジが螺合されている各ボルト脚2
の雄ネジ部は、それらの山と谷において互に密着される
ことになり、各筒状ナット部材3が各ボルト脚2におい
て浮いた状態、つまり、無負荷状態でボルト脚2に螺合
されたままの状態を強制的になくすことができる。な
お、前記連結部材6におけるネジ部6aの上端に隣接して
形成したテーパ部6tは、ネジ部6aのネジ穴への螺入を制
動的に抑止するので、この連結部材6の締込み過ぎを防
止する作用をする。
【0020】上記のようにしてパネル隅部の連結部材6
により4枚の床パネルPを固定した後から、いずれかの
筒状ナット部材3の高さを調整する必要が生じた場合で
も、他の支持脚装置用のパネル隅部の連結部材6を、そ
のレンチ部6bを図6に例示するように筒状ナット部材3
の上部の角穴3dに嵌合して、回転することによりこのナ
ット部材3の高さ調整を行うことができる。他の支持脚
装置におけるパネル隅部の連結部材6は、別の支持脚装
置のパネル隅部の連結部材6を取付けるときも、その前
者のレンチ部6bを後者の角穴6eに嵌合して前者の連結部
材6を回転することにより、後者の連結部材6の取付用
工具として利用できる。
【0021】上記説明において、筒状ナット部材3の上
部は、非円形の凹部として角穴3dを形成したが、この凹
部の平断面形状は、角穴即ち三角形以上の多角形のほか
楕円形,長円形,円弧状など、真円以外の非円形として
もよい。この点は、パネル隅部の連結部材の上部に形成
された角穴6eについても同じである。従って、パネル隅
部の連結部材6の下端部に形成する凸部の平断面形状
は、前記筒状ナット部材3、及び/又は、パネル隅部の
連結部材6に形成される非円形凹部3d,6eの形状に対応
した断面形状が選択されればよい。
【0022】上記で説明した例は、いわゆる分離脚タイ
プの支持脚装置に関するものであるが、本発明は図8に
概略を断面で示すいわゆる独立脚タイプの支持脚装置に
も適用できるので、この点について、簡単に説明する。
なお、図8において、図1〜図7と同一部材,同一部分
は同一符号により示す。
【0023】図8の支持脚装置では、ベースプレート1
の中央部に太めのボルト脚2が立設され、このボルト脚
2に、上部に広めのフランジ3cを一体又は別体に有する
ナット部材3が上,下動自在に螺装されている。
【0024】前記フランジ3cの上面中央には、床パネル
隅部を下面から支持する支持筒部51が立設されている。
【0025】連結部材6の構成は、先の実施例の形態例
と略同様である。即ち、円板状の頭部6cの外周側下面に
は、下向きに押えフランジ部6dを形成すると共に、上面
中央に角穴6eを設け、また、下部中央にはボルト脚2に
螺合される雌ネジ部6a′を有し、その下方にはその部と
一体に、前記角穴6eに嵌合できる断面のレンチ部6bを形
成している。この構成によって、いわゆる独立脚タイプ
の支持脚装置における床パネル隅部の連結部材6も、先
に述べた例と同様に、他の脚装置における連結部材6を
回転させるための工具として利用することが出来る。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上の通りであって、突合せ集
合して夫々の隅部がナット部材によって支持される各パ
ネルの隅部を連結する連結部材の下端部に、一例として
レンチ工具として作用する非円形の凸部を形成する一
方、ナット部材の上部、及び/又は、パネル隅部の連結
部材の上部に、前記凸部を工具として嵌入させる非円形
の凹部を形成して、パネル隅部の連結装置を形成したの
で、ナット部材の回転、或は、パネル隅部の連結部材の
回転を、レンチ等の所定工具を使用することなく、回転
させることができるという、従来のこの種の支持脚装置
にはない格別の効果が得られる。
【0027】また、上記ナット部材やパネル隅部の連結
部材の回転操作に、レンチ等の所定工具を使用しないの
で、かかる工具を予め用意する必要がなくなり、また、
床パネル敷設の現場施工においても、前記両部材の回転
操作の都度にレンチ等の所定工具を捜す必要もないか
ら、作業効率が高まるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパネル隅部の連結装置を適用した
床パネルの支持脚装置の一例を分解状態で示した斜視
図。
【図2】図1の支持脚装置の組立状態を説明するための
正断面図。
【図3】本発明によるパネル隅部の連結部材の一例の正
面図。
【図4】ナット部材の一例の正面図。
【図5】図4のナット部材の平面図。
【図6】図3のパネル隅部の連結部材を使用して図4の
ナット部材を回転操作している状態の正面図。
【図7】一枚の床パネルにおける隅部の一箇所を示す斜
視図。
【図8】本発明によるパネル隅部の連結装置を適用した
床パネルの支持脚装置の他の例の正断面図。
【符号の説明】
1 ベースプレート 2 ボルト脚 3 筒状ナット部材 4 シート状部材 4a 四隅の穴 5 雌ネジ穴 6 パネル連結部材 6a 雄ネジ部 6b レンチ部 6c 頭部 6d 押えフランジ部 6e 角穴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4枚の床パネルの隅部を支持するために
    平板状のベースプレートに立設したボルト脚と、前記の
    床パネル隅部支持用のフランジ部を具備して前記ボルト
    脚に螺装されるナット部材と、前記各床パネルの隅部を
    それらの上から押圧する押え部を上部に有すると共に下
    部が前記ベースプレート,ボルト脚,ナット部材のいず
    れかに直接又は間接にネジ結合されるように形成した、
    各床パネル隅部の連結部材を有する床パネルの支持脚装
    置において、パネル隅部の連結部材の上面に当該連結部
    材を回転させるための非円形断面の凹部を形成すると共
    に、この連結部材の下端部を前記凹部に嵌合する非円形
    断面の凸部に形成したことを特徴とする床パネル支持脚
    装置におけるパネル隅部の連結装置。
  2. 【請求項2】 4枚の床パネルの隅部を支持するために
    平板状のベースプレートに立設したボルト脚と、前記略
    床パネル隅部支持用のフランジ部を具備して前記ボルト
    脚に螺装されるナット部材と、前記各床パネルの隅部を
    それらの上から押圧する押え部を上部に有すると共に下
    部が前記ベースプレート,ボルト脚,ナット部材のいず
    れかに直接又は間接にネジ結合されるように形成した各
    床パネル隅部の連結部材を有する床パネルの支持脚装置
    において、パネル隅部連結部材の下端部には、前記ナッ
    ト部材の上部に形成した当該ナット部材を回転させるた
    め非円形断面の凹部に嵌合する非円形断面の凸部を形成
    したことを特徴とするパネル隅部の連結装置。
  3. 【請求項3】 4枚の床パネルの隅部を支持するために
    平板状のベースプレートに立設したボルト脚と、前記略
    床パネル隅部支持用のフランジ部を具備して前記ボルト
    脚に螺装されるナット部材と、前記各床パネルの隅部を
    それらの上から押圧する押え部を上部に有すると共に下
    部が前記ベースプレート,ボルト脚,ナット部材のいず
    れかに直接又は間接にネジ結合されるように形成した各
    床パネル隅部の連結部材を有する床パネルの支持脚装置
    において、パネル隅部連結部材の上面に当該連結部材を
    回転させるための非円形断面の凹部を形成すると共に、
    この連結部材の下端部に前記凹部に嵌合する非円形断面
    の凸部を形成し、かつ、前記筒状ナット部材の上面に、
    前記凸部を嵌入できる非円形の凹部を形成したことを特
    徴とするパネル隅部の連結装置。
  4. 【請求項4】 パネル隅部の連結部材は、合成樹脂材に
    より成形した請求項1〜3のいずれかのパネル隅部の連
    結装置。
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