JPH0730833Y2 - パイプサポート - Google Patents

パイプサポート

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JPH0730833Y2
JPH0730833Y2 JP1990128821U JP12882190U JPH0730833Y2 JP H0730833 Y2 JPH0730833 Y2 JP H0730833Y2 JP 1990128821 U JP1990128821 U JP 1990128821U JP 12882190 U JP12882190 U JP 12882190U JP H0730833 Y2 JPH0730833 Y2 JP H0730833Y2
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JP
Japan
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pipe
support
auxiliary
movable
supported
Prior art date
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JP1990128821U
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JPH0484558U (ja
Inventor
馥 青山
正吉 坪田
Original Assignee
信和株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば床を構築する際に使用するパイプサポ
ートに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、床を構築する枠体に流し込んで形成されたコンク
リート躯体を支持するためのパイプサポートとしては第
5図に示すものが知られている。即ち、台板30を溶着し
た腰管31には、受け板32を溶着した差込管33が相対移動
可能に挿入されている。同腰管31の外周に螺刻された雄
ネジ部31aには長孔34が透設されているとともに、調節
ネジ35が螺合されている。
一方、差込管33には挿通孔33aが所定間隔で複数箇所透
設されており、前記雄ネジ部31aの長孔34から挿通孔33a
へピン36を差し込むことによって、パイプサポートを適
宜な高さに調節でき、また、調節ネジ35を回転操作する
ことによって、パイプサポートの高さの微調整を行うこ
とができるようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上記従来のパイプサポートは、台板30側及び
受け板32側から加わる荷重をピン36のみで支持していた
ため、パイプサポートに加わる荷重が4t程度までしか受
けられないという問題点があった。また、4t以上のコン
クリート躯体を支持する場合には、複数のパイプサポー
トを必要するため、パイプサポートの本数が多くなり、
また、その場合には各々のパイプサポートの高さ調整を
行わなければならず、作業性も悪いという問題が生じ
た。さらに、高さ調節をする場合には、ピン36が差し込
まれている挿通孔33aの位置を変えなければならず、そ
の高さ調節に要する時間が多く、作業性を低下させてい
た。
本考案の目的は、大きな荷重に耐えることができるとと
もに、高さ調節を容易に行うことができ、しかも作業性
を向上させることができるパイプサポートを提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、この考案では下端部に台
板1が取付けられた支持パイプ2と、該支持パイプ2の
上部外周に嵌合され、かつ所定高さ位置に支持される差
込管4と、該差込管4の上端開口部に嵌入され、かつ該
差込管4に固定されて前記支持パイプ2の上端面に下端
面を当接することにより支持パイプ2に支持される補助
パイプ6と、該補助パイプ6の上端開口部に上下方向に
往復動可能に支持され、外周面にネジ7aを形成し、かつ
上端部に受け板8が取付けられた可動パイプ7と、前記
可動パイプ7に螺合状態で外嵌され、下端面が前記補助
パイプ6の上端面と当接し、回転操作されることによっ
て可動パイプ7が支持パイプ2に対して相対移動するよ
うに配設された調節部材9と、前記支持パイプ2と差込
管4に貫通支持される回り止めピン5とからなることを
その要旨としている。
〔作用〕
上記構成を採用したことにより、本考案においては、可
動パイプと螺合状態にある調節部材を回転操作すること
によって、可動パイプが補助パイプに対して相対移動さ
れる。また、支持パイプの上端面と補助パイプが当接
し、さらに、調節部材と補助パイプの上端面が当接する
ことによって、パイプサポートに加わるコンクリート等
の重量物の荷重が支持される。
又、この考案は支持パイプに対する差込管及び補助パイ
プの連結作業及び取り外し作業を容易に行うことがで
き、作業性が向上する。
〔一実施例〕
以下、本考案を具体化した一実施例を第1〜3図に基づ
いて説明する。
第1図に示すように、パイプサポートとしてのパワーサ
ポートAの下部に位置する支持パイプとしての円筒状の
腰管2の下端部には、台板1が溶接によって固着されて
いる。同腰管2のほぼ中央部には、抜け止め孔2aが透設
されている。
第2図に示すように、前記台板1は略四角板状の金属板
から形成されており、同台板1には釘10やボルト等を挿
通するための挿通孔1aが透設されている。
前記腰管2には、補助パイプとしての円筒状の差込管4
が外嵌されており、この差込管4の下部の前記抜け止め
孔2aに対応する位置にも抜け止め孔4aが透設されてい
る。両抜け止め孔2a,4aにピン5を挿通することによっ
て差込管4が腰管2から抜けないようになっている。
なお、差込管4に長さの異なる種々の腰管2を嵌挿して
もパワーサポートAの高さが調節できるようになってい
る。
前記腰管2の上端面には補助パイプとしての補助管6の
下端面が当接しており、この補助管6はそのほぼ中央部
において、前記差込管4の上端に溶接によって一体化さ
れている。
また、前記補助管6には、前記腰管2よりも外径が小さ
く、肉厚が厚く形成されたネジ調節管7が相対移動可能
に挿入されている。同ネジ調節管7の上端には前記台板
1と同形状の受け板8が溶着され、また、ネジ調節管7
の外周には二条ネジ7aが螺刻されている。
この二条ネジ7aには調節部材としての調節ネジ9が螺合
しており、同調節ネジ9の外周には、両側へ延びる一対
のハンドル9aが一体形成されている。同調節ネジ9の下
端面には凹部9bが設けられており、この凹部9bには前記
補助管6の上端部が嵌合している。
前記凹部9bと補助管6との当接面及び二条ネジ7aと調節
ネジ9との螺合部によって、パワーサポートAに加わる
荷重を支持できるようになっている。また、前記調節ネ
ジ9を回転操作することによって、補助管6内をネジ調
節管7が上下方向に相対移動し、パワーサポートAの長
さを微調整できるようになっている。
次に、上記のように構成されたパワーサポートAの作用
及び効果について説明する。
まず、第3図に示すように、予め長さを設定したパワー
サポートAを土台12a上で支持板11に載せ、台板1に透
設されている挿通孔1aから釘10を前記支持板11に打ち込
む。そして、調節ネジ9のハンドル9aを握って、調節ネ
ジ9を第2図において、反時計方向へ回転操作し、ネジ
調節管7を上方に移動させて、枠体12bに支持された支
持板11に受け板8を当接させる。続いて、受け板8に透
設されている挿通孔8aから支持板11に釘10を打ち込んで
パワーサポートAの位置決めをする。
このようにして、複数のパワーサポートAを土台12aと
枠体12bとの間に、強度計算に従い適当な間隔をおいて
配置する。次いで、さらにハンドル9aを回転させてパワ
ーサポートAを所定の高さにし、枠体12bを水平状態に
設定する。その後、枠体12b上にコンクリートを打設す
る。このようにして、床が構築される。
本実施例のパワーサポートAによれば、調節ネジ9の凹
部9bと補助管6との当接面及び二条ネジ7aと調節ネジ9
との螺合部とによってパワーサポートAの全荷重を支持
するため、従来のピン36のみで全荷重を支持していたパ
イプサポートと比較すると、約3倍(約12t)の荷重に
耐えることが可能となった。
また、ネジ調節管7に螺刻されているネジは二条ネジ7a
であり、普通のネジと比較すると螺合時における噛合力
が強いため、この二条ネジ7aはパワーサポートAの強度
を増加している。さらに、腰管2、差込管4及び補助管
6をいずれも中空体とし、その肉厚を薄く形成したの
で、従来のパワーサポートよりも約3分の1の軽量化を
図ることができる。
従って、従来のパイプサポートよりも少ない本数で枠体
12b及びコンクリート躯体を支持することができ、その
結果、取付作業が容易となり、作業性が大幅に向上す
る。
なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、
例えば次のように構成することもできる。
(1)前記実施例において、枠体12bが高い位置にある
場合には第4図に示すように、前記腰管2と同様の円筒
状のパイプ13の両端に前記台板1及び受け板8を溶着し
て形成された補助サポートHをパワーサポートAの受け
板8上に積載する。そして、補助サポートHの台板1の
挿通孔1a及びパワーサポートAの受け板8の挿通孔8aに
ボルト25を挿通し、ナット26で締付固定する。このよう
に、補助サポートHを使用してもパワーサポートAの高
さ調節を行うことができる。
なお、前記実施例ではパワーサポートAを床板の構築時
に使用するパワーサポートとして使用したが、側溝の構
築時に使用する切梁サポートとして使用することも可能
である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、パイプサポートの強度が増加するとと
もに、容易に高さ調節を行うことができ、しかも、支持
パイプと差込管及び補助パイプとの分解・組立て作業を
容易に行うことができ、作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案を具体化した一実施例を示すもので
あり、第1図はパイプサポートとしてのパワーサポート
の正面図、第2図はパワーサポートの底面図、第3図は
枠体を支持している状態を示すパワーサポートの正面
図、第4図は本考案の別例で使用する補助サポートを取
付固定した状態を示すパワーサポートの正面図、第5図
は従来のパイプサポートの正面図である。 1……台板、2……支持パイプとしての腰管、4……補
助パイプとしての差込管、6……補助パイプとしての補
助管、7……可動パイプとしてのネジ調節管、8……受
け板、9……調節部材としての調節ネジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下端部に台板(1)が取付けられた支持パ
    イプ(2)と、 該支持パイプ(2)の上部外周に嵌合され、かつ所定高
    さ位置に支持される差込管(4)と、 該差込管(4)の上端開口部に嵌入され、かつ該差込管
    (4)に固定されて前記支持パイプ(2)の上端面に下
    端面を当接することにより支持パイプ(2)に支持され
    る補助パイプ(6)と、 該補助パイプ(6)の上端開口部に上下方向に往復動可
    能に支持され、外周面にネジ(7a)を形成し、かつ上端
    部に受け板(8)が取付けられた可動パイプ(7)と、 前記可動パイプ(7)に螺合状態で外嵌され、下端面が
    前記補助パイプ(6)の上端面と当接し、回転操作され
    ることによって可動パイプ(7)が支持パイプ(2)に
    対して相対移動するように配設された調節部材(9)
    と、 前記支持パイプ(2)と差込管(4)に貫通支持される
    回り止めピン(5)とからなるパイプサポート。
JP1990128821U 1990-11-29 1990-11-29 パイプサポート Expired - Lifetime JPH0730833Y2 (ja)

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JPH0484558U JPH0484558U (ja) 1992-07-22
JPH0730833Y2 true JPH0730833Y2 (ja) 1995-07-19

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101939311B1 (ko) * 2018-05-30 2019-01-16 주식회사 바탕건축사사무소 건축용 동바리

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS553237U (ja) * 1978-06-20 1980-01-10

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH071466Y2 (ja) * 1989-01-13 1995-01-18 岡部株式会社 型枠支保工等における仮設支柱

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