JPH10129815A - 交差部材の連結構造 - Google Patents

交差部材の連結構造

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JPH10129815A
JPH10129815A JP29145596A JP29145596A JPH10129815A JP H10129815 A JPH10129815 A JP H10129815A JP 29145596 A JP29145596 A JP 29145596A JP 29145596 A JP29145596 A JP 29145596A JP H10129815 A JPH10129815 A JP H10129815A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1部材と第2部材との相対位置関係を保持
しながら、両部材間での相対移動をある程度許容して応
力の集中を回避し得る連結構造の提供。 【解決手段】 一面に長尺状の第1部材5に嵌合する第
1嵌合部15を、他面に長尺状の第2部材6に嵌合する
第2嵌合部17を備えた連結金具13により、第1部材
5と第2部材6との相対位置関係を保持した状態で連結
固定するもので、連結金具13の第1嵌合部15を第1
部材5と第2部材6との交差箇所から離れた位置で、か
つ、交差箇所を挟んで第1部材5の長手方向に沿う2箇
所に設け、第2嵌合部17を交差箇所から離れた位置
で、かつ、交差箇所を挟んで第2部材6の長手方向に沿
う2箇所に設けて、この連結金具13により前記第1部
材5と第2部材6との相対位置関係を保持した状態で両
部材5,6を連結固定してある交差部材の連結構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品収納用の棚な
どを構成する主柱と横梁のように、互いに交差する長尺
状の第1部材と第2部材とを連結するための連結構造に
関し、より詳しくは、互いに交差する長尺状の第1部材
と第2部材とを連結するための連結構造で、一面に前記
第1部材に嵌合する第1嵌合部を、他面に前記第2部材
に嵌合する第2嵌合部を備えた連結金具により、前記第
1部材と第2部材との相対位置関係を保持した状態で、
前記第1部材と第2部材とを締付具によって連結固定す
る交差部材の連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】このような連結構造は、従来より種々の
ものが提案されているが、代表的なものとして、特開平
2−249806号公報に開示の連結構造がある。この
公報に開示の連結構造は、図8に示すように、一面に第
1部材31が嵌まり込む第1凹入溝32を、他面に第2
部材33が嵌まり込む第2凹入溝34を備えた連結金具
35を使用し、この連結金具35により第1部材31と
第2部材33との相対位置関係を保持した状態で、第1
部材31と第2部材33とを貫通するボルト36とその
ボルトに螺合するナット37とによって連結固定する構
成である。そして、第1部材31と第2部材33との相
対位置関係を確実に保持するため、第1凹入溝32は、
第1部材31と第2部材33との交差箇所を含んで連結
金具35のほぼ全長にわたって設けられ、同様に、第2
凹入溝34も前記交差箇所を含んで連結金具35のほぼ
全長にわたって設けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、上述の従
来構造によれば、第1凹入溝32と第2凹入溝34とに
よって第1部材31と第2部材33との相対位置関係を
確実に保持できるのであるが、第1と第2の凹入溝3
2,34が、いずれも第1部材31と第2部材33との
交差箇所を含んで連結金具35のほぼ全長にわたって設
けられていたため、第1部材と第2部材との相対位置関
係があまりにも強固に保持され過ぎる嫌いがあった。そ
のため、両部材を相対移動させようとする外力が作用す
ると、両部材間での融通がないために応力の集中が生じ
易いという問題があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題点を解消
するもので、その目的は、第1部材と第2部材との相対
位置関係を極力確実に保持しながら、両部材間で相対移
動力が作用した場合、両部材間での相対移動をある程度
許容して、不必要な応力の集中を回避し得る連結構造の
提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明によれば、連結金具の一面に
設ける第1嵌合部を第1部材と第2部材との交差箇所か
ら離れた位置で、かつ、前記交差箇所を挟んで第1部材
の長手方向に沿う2箇所に設け、同様に、連結金具の他
面に設ける第2嵌合部を前記交差箇所から離れた位置
で、かつ、前記交差箇所を挟んで第2部材の長手方向に
沿う2箇所に設けて、この第1嵌合部と第2嵌合部を備
えた連結金具により第1部材と第2部材との相対位置関
係を保持した状態で両部材を連結固定するものであるか
ら、第1部材については、第2部材との交差箇所を挟む
2箇所で、第2部材についても、第1部材との交差箇所
を挟む2箇所で、それぞれ連結金具により確実に保持さ
れ、それでいて、両部材の交差箇所において連結金具に
より保持されることがないので、第1部材と第2部材と
の交差箇所を含んで連結金具のほぼ全長にわたって第1
嵌合部と第2嵌合部とを設けていた従来構造のものと比
較して、第1部材と第2部材との間での相対移動に多少
の融通があり、地震などによって両部材間に相対移動力
が作用しても、ある程度応力の集中を避けることが可能
となる。
【0006】請求項2に記載の発明によれば、第1嵌合
部を第1部材が嵌まり込む第1凹入溝で構成するもので
あるから、第1部材の全幅を有効に利用して、前記第1
凹入溝により第1部材を確実に保持でき、同様に、第2
嵌合部を第2部材が嵌まり込む第2凹入溝で構成するこ
とで、第2部材も確実に保持することができる。したが
って、この第1凹入溝と第2凹入溝とを備えた連結金具
により、第1部材と第2部材との相対位置関係を確実に
保持することができ、その状態で第1部材と第2部材と
の交差箇所において締付具により両部材を連結固定する
ことにより、上述のように両部材への応力集中を回避し
ながら、両部材の相対位置関係を良好に保持することが
できる。
【0007】請求項3に記載の発明によれば、前記締付
具を連結金具を貫通するボルトで構成し、そのボルトの
一端を第1部材に穿設の貫通孔内に挿通し、ボルトの他
端を第2部材に穿設の貫通孔内に挿通して、そのボルト
の両端にそれぞれナットを螺合して両部材を連結固定す
るものであるから、第1部材と第2部材とを連結固定す
る締付具としては、比較的簡単な構造のもので済み、構
造の簡素化による製作費の低廉化と組み立て作業の簡易
化を図ることができる。
【0008】請求項4に記載の発明によれば、第1部材
にその長手方向に沿う第1溝を設け、前記第1嵌合部を
その第1溝に嵌入する第1突片と前記第1凹入溝とで構
成するものであるから、連結金具による第1部材の保持
がより確実なものとなり、同様に、第2部材にもその長
手方向に沿う第2溝を設け、前記第2嵌合部をその第2
溝に嵌入する第2突片と前記第2凹入溝とで構成するこ
ので、第2部材の保持もより確実となり、その結果、両
部材の相対位置関係をより一層確実に保持することがで
きる。
【0009】請求項5に記載の発明によれば、第1部材
が鉛直方向に立設された主柱であり、第2部材が主柱に
対してほぼ直交する荷載置用の横梁であって、第1部材
に穿設の貫通孔を第1部材の長手方向に沿って複数個設
けるものであるから、その複数個設けた貫通孔を利用し
て、荷載置用の横梁の高さを自由に変更することがで
き、例えば、載置する荷の高さが変わったような場合、
比較的簡単に横梁の高さを変更して、効率の良い荷の載
置が可能となる。
【0010】請求項6に記載の発明によれば、連結金具
のうちの第1凹入溝と第2凹入溝との連結箇所に、第1
凹入溝と第2凹入溝との間の相対移動を容易にする切り
欠きを設けるものであるから、これまでに述べたように
第1部材と第2部材との相対位置関係を確実に保持しな
がら、両部材に対する応力の集中をより良好に回避する
ことができる。
【0011】請求項7に記載の発明によれば、連結金具
を金属製の板状体から形成するものであるから、金属製
のブロックなどから削り出して形成するのに比して、製
作が容易で製作費の低廉化を図ることができるととも
に、金属製板状体の変形を利用して、一層確実に応力の
集中を回避することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明による交差部材の連結構造
の実施の形態を図面に基づいて説明する。この交差部材
の連結構造は、例えば自動倉庫の物品収納棚などを組み
立てるためのもので、自動倉庫の一例としては、図1に
示すように、相対向する物品収納棚1の間にスタッカー
クレーン2を配設し、スタッカークレーン2の自走と、
スタッカークレーン2に上下昇降自在に取り付けたキャ
レッジ3の上下昇降とにより、キャレッジ3上に設けた
フォークなどの移載装置を作動させて、物品収納棚1の
各物品収納部と荷移載部4との間で各種の荷Aをパレッ
トP上に載置した状態で移載するものである。
【0013】各物品収納棚1は、図2に示すように、鉛
直方向に立設された長尺状の複数本の主柱5と、これら
主柱5間にわたって連結固定された長尺状の複数本の横
梁6、ならびに、必要に応じて配設された複数本のブレ
ース7などによって枠組みされ、横梁6間にわたってパ
レットPを載置して、パレットP上の荷Aを物品収納棚
1の各物品収納部に収納し得るように構成されている。
【0014】第1部材としての主柱5と第2部材として
の横梁6とは、共に市販の型鋼で構成され、かつ、同じ
長さの横幅を備えていて、図3〜図5に示すように、主
柱5の横幅方向の中央には、第1溝として作用する凹入
溝8が、また、横梁6の横幅方向の中央には、第2溝と
して作用する凹入溝9がそれぞれ長手方向に沿って設け
られ、両凹入溝8,9の幅と深さも同じ寸法に構成され
ている。各主柱5の下端部には、複数本のボルト・ナッ
ト10を介してベースプレート11が取り付けられ、こ
のベースプレート11をアンカーボルト12で固定する
ことにより、各主柱5を立設し得るように構成され、こ
のようにして立設された主柱5に対して横梁6が連結金
具13を介してほぼ直角に交差する状態で連結固定され
ている。
【0015】その連結金具13は、金属製の1枚の板状
体から形成され、全体がほぼ十字形をなしていて、一方
の面が主柱5側に位置し、他方の面が横梁6側に位置し
て、主柱5の凹入溝8側と横梁6の凹入溝9側とを背中
合わせにした状態で連結し得るように構成されている。
この十字形の連結金具13の主柱5の長手方向に沿う一
端部には、主柱5側へ直角に折曲して形成された一対の
折曲片14が設けられ、この一対の折曲片14によって
主柱5が嵌まり込む第1嵌合部としての第1凹入溝15
が形成され、他端部にも、同じく一対の折曲片14によ
って形成された第1嵌合部としての第1凹入溝15が形
成されている。さらに、連結金具13の主柱5長手方向
の両端部において、その幅方向の中央部には、主柱5側
へ直角に折曲して形成された第1嵌合部としての第1突
片16が設けられ、各突片16が主柱5の凹入溝8内に
嵌まり込むように構成されている。
【0016】前記連結金具13の横梁6の長手方向に沿
う一端部にも、横梁6側へ直角に折曲された一対の折曲
片14が設けられ、この一対の折曲片14によって横梁
6が嵌まり込む第2嵌合部としての第2凹入溝17が形
成され、他端部にも、同じ一対の折曲片14からなる第
2嵌合部としての第2凹入溝17が形成されるととも
に、横梁6の長手方向両端部における幅方向の中央に
は、上述の第1突片16と同様な第2嵌合部としての第
2突片18が設けられ、各突片18が横梁6の凹入溝9
内に嵌まり込むように構成されている。
【0017】このように連結金具13の主柱5側の面に
は、第1嵌合部としての第1凹入溝15と第1突片16
とが、また、連結金具13の横梁6側に面には、第2嵌
合部としての第2凹入溝17と第2突片18とが設けら
れ、かつ、第1嵌合部は、主柱5と横梁6とが交差する
箇所を避けて、その交差箇所から離れた位置で、かつ、
交差箇所を挟んで主柱5の長手方向に沿う2箇所に設け
られている。同様に、第2嵌合部についても、主柱5と
横梁6との交差箇所を避けて、その交差箇所から離れた
位置で、かつ、交差箇所を挟んで横梁6の長手方向に沿
う2箇所に設けられている。
【0018】前記連結金具13のうち、第1凹入溝15
を形成するひとつの折曲片14とそれに隣接する第2凹
入溝17を形成するひとつの折曲片14との連結箇所で
ある4角においては、主柱5側の第1凹入溝15や第1
突片16と、横梁6側の第2凹入溝17や第2突片18
との間で、互いに相対移動を容易にするために円弧状の
切り欠き19がそれぞれ設けられている。すなわち、連
結金具13を介して主柱5と横梁6との相対位置関係を
保持した状態で両者を互いに連結固定した際、主柱5に
対して横梁6が多少撓むのを許容し、逆に、横梁6に対
して主柱5が多少撓むのを許容するように前記切り欠き
19が4箇所に設けられている。
【0019】前記連結金具13の十字形の中央部には、
タップ孔が貫通形成されていて、そのタップ孔に全長に
わたって雄ねじを刻設したボルト20が、その両端部を
突出した状態で螺合され、かつ、両第1突片16の直内
側と両第2突片18の直内側には、それぞれボルト孔2
1が設けられている。他方、主柱5の凹入溝8部分に
は、同じ間隔を置いて複数個の貫通孔22が設けられ、
同様に、横梁6の凹入溝9部分にも、同じ間隔を置いて
複数個の貫通孔23が設けられ、この主柱5や横梁6の
貫通孔22,23の間隔と、前記ボルト20から各ボル
ト孔21に至るまでの長さとが全て同じになるように構
成されている。
【0020】したがって、連結金具13に螺合のボルト
20のうち、主柱5側への突出部分を主柱5の貫通孔2
2のひとつに挿通し、かつ、横梁6側への突出部分を横
梁6の貫通孔23のひとつに挿通して、ボルト20の両
端にナット24を螺合して締め付けるとともに、主柱5
や横梁6の他の貫通孔22,23と連結金具13のボル
ト孔21とを利用してボルト・ナット25により4箇所
を締め付けることにより、主柱5と横梁6とを互いに連
結固定し得るように構成されている。すわなち、ボルト
20とそれに螺合するナット24、および、合計4個の
ボルト・ナット25が、主柱5と横梁6とを連結固定す
る締付具として作用し、主柱5と横梁6との相対位置関
係が、連結金具13によって保持されるのである。
【0021】〔別実施形態〕かかる連結金具13として
は、先の実施形態のものに限定されるものではなく、種
々の改変が可能であり、その一例を示したのが、図6と
図7である。なお、これらの別実施形態を説明するにあ
たって重複説明を避けるため、先の実施形態のものと同
じ作用を有する部材については、同じ番号を付すことに
よって説明を省略し、極力異なる構造部分についてのみ
説明を加える。
【0022】図6の連結金具13においては、第1凹入
溝15や第2凹入溝17を形成する各折曲片14を先の
実施形態のものより若干長くし、主柱5と横梁6との交
差箇所近くにまで延設した構造であり、主柱5と横梁6
との相対的な撓みを許容するための切り欠き19が、先
の実施形態のものよりも小さなものとなっている。そし
て、この実施形態の連結金具13によれば、主柱5や横
梁6の長手方向に沿って比較的長い第1凹入溝15と第
2凹入溝17とによって主柱5と横梁6との相対位置関
係をより一層確実に保持することができ、主柱5と横梁
6との間の撓みを比較的小さな切り欠き19が許容する
ことになる。
【0023】このように主柱5と横梁6との撓みを許容
するための切り欠き19については、必ずしも積極的に
設ける必要はなく、かかる切り欠き19を省略した一例
が図7に示すものである。この連結金具13において
は、上述のような切り欠き19がないのは勿論、全体が
正方形に近い形状であり、さらに、これまでの実施形態
と比較して、第1嵌合部としての第1凹入溝15や第2
嵌合部としての第2凹入溝17を形成する折曲片の形状
と構造が大きく異なっている。すなわち、これまでの実
施形態においては、第1凹入溝15や第2凹入溝17を
形成する折曲片14が、主柱5や横梁6の長手方向に沿
って折曲されていたが、この連結金具13においては、
主柱5や横梁6の長手方向と直交する方向に折曲され、
その折曲片14の厚み方向により主柱5と横梁6との相
対位置関係を保持するように構成されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動倉庫の一部切欠き斜視図
【図2】物品収納棚の斜視図
【図3】連結構造を示す分解斜視図
【図4】連結構造を示す正面図
【図5】連結構造を示す断面図
【図6】別の実施形態の連結構造を示す正面図
【図7】別の実施形態の連結構造を示す正面図
【図8】従来の連結構造を示す分解斜視図
【符号の説明】
5 第1部材 6 第2部材 8 第1溝 9 第2溝 13 連結金具 15 第1嵌合部としての第1凹入溝 16 第1嵌合部としての第1突片 17 第2嵌合部としての第2凹入溝 18 第2嵌合部としての第2突片 19 切り欠き 20 締付具としてのボルト 22 第1部材に設けた貫通孔 23 第2部材に設けた貫通孔 24 締付具としてのナット

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに交差する長尺状の第1部材と第2
    部材とを連結するための連結構造で、一面に前記第1部
    材に嵌合する第1嵌合部を、他面に前記第2部材に嵌合
    する第2嵌合部を備えた連結金具により、前記第1部材
    と第2部材との相対位置関係を保持した状態で、前記第
    1部材と第2部材とを締付具によって連結固定する交差
    部材の連結構造であって、 前記連結金具の第1嵌合部を第1部材と第2部材との交
    差箇所から離れた位置で、かつ、前記交差箇所を挟んで
    第1部材の長手方向に沿う2箇所に設けるとともに、前
    記連結金具の第2嵌合部を前記交差箇所から離れた位置
    で、かつ、前記交差箇所を挟んで第2部材の長手方向に
    沿う2箇所に設け、この第1嵌合部と第2嵌合部を備え
    た連結金具により前記第1部材と第2部材との相対位置
    関係を保持した状態で両部材を連結固定してある交差部
    材の連結構造。
  2. 【請求項2】 前記第1嵌合部を第1部材が嵌まり込む
    第1凹入溝で構成し、かつ、前記第2嵌合部を第2部材
    が嵌まり込む第2凹入溝で構成して、前記第1部材と第
    2部材との交差箇所において前記締付具によって両部材
    を連結固定してある請求項1に記載の交差部材の連結構
    造。
  3. 【請求項3】 前記締付具を連結金具を貫通するボルト
    とそのボルトに螺合するナットで構成し、前記ボルトの
    一端を前記第1部材に穿設の貫通孔内に挿通し、ボルト
    の他端を前記第2部材に穿設の貫通孔内に挿通して、前
    記ボルトの両端にそれぞれ前記ナットを螺合して両部材
    を連結固定してある請求項2に記載の交差部材の連結構
    造。
  4. 【請求項4】 前記第1部材にその長手方向に沿う第1
    溝を設け、前記第1嵌合部をその第1溝に嵌入する第1
    突片と前記第1凹入溝とで構成し、かつ、前記第2部材
    にその長手方向に沿う第2溝を設け、前記第2嵌合部を
    その第2溝に嵌入する第2突片と前記第2凹入溝とで構
    成してある請求項2または3に記載の交差部材の連結構
    造。
  5. 【請求項5】 前記第1部材が鉛直方向に立設された主
    柱であり、前記第2部材が主柱に対してほぼ直交する荷
    載置用の横梁であって、前記第1部材に穿設の貫通孔を
    第1部材の長手方向に沿って複数個設けてある請求項3
    に記載の交差部材の連結構造。
  6. 【請求項6】 前記連結金具のうちの第1凹入溝と第2
    凹入溝との連結箇所に、第1凹入溝と第2凹入溝との間
    の相対移動を容易にする切り欠きを設けてある請求項2
    〜5のいずれか1項に記載の交差部材の連結構造。
  7. 【請求項7】 前記連結金具を金属製の板状体から形成
    してある請求項1〜6のいずれか1項に記載の交差部材
    の連結構造。
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JP2006076749A (ja) * 2004-09-10 2006-03-23 Asyst Shinko Inc 棚装置
JP2020055673A (ja) * 2018-10-01 2020-04-09 株式会社ダイフク 物品収納設備

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