JPH069152Y2 - 建物用プレ−トの支持構造 - Google Patents
建物用プレ−トの支持構造Info
- Publication number
- JPH069152Y2 JPH069152Y2 JP1985150408U JP15040885U JPH069152Y2 JP H069152 Y2 JPH069152 Y2 JP H069152Y2 JP 1985150408 U JP1985150408 U JP 1985150408U JP 15040885 U JP15040885 U JP 15040885U JP H069152 Y2 JPH069152 Y2 JP H069152Y2
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- support
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は建物の外壁用PC版の如きプレートを床梁や天
井梁などの支持部材に支持させる建物用プレートの支持
構造に関する。
井梁などの支持部材に支持させる建物用プレートの支持
構造に関する。
(従来の技術) 従来この種のプレートを支持部材に支持させる構造とし
ては、例えば実公昭54−20806号公報に記載され
る如くしており、即ち第3図に示す如くプレート(A)内
に埋設されるアンカー部(11)と、該アンカー部(11)から
プレート(A)の外面に突出する板状部(12)とをもつ支持
本体(1)を形成する一方、梁部材(B)に継手金物(7)を熔
接し、該継手金物(7)に前記支持本体(1)の板状部(12)を
対面させて、両者を敷金(8)を介装した状態でボルト・
ナット(9)で締付け固定することにより、前記プレート
(A)を梁部材(B)に支持させるごとくしている。
ては、例えば実公昭54−20806号公報に記載され
る如くしており、即ち第3図に示す如くプレート(A)内
に埋設されるアンカー部(11)と、該アンカー部(11)から
プレート(A)の外面に突出する板状部(12)とをもつ支持
本体(1)を形成する一方、梁部材(B)に継手金物(7)を熔
接し、該継手金物(7)に前記支持本体(1)の板状部(12)を
対面させて、両者を敷金(8)を介装した状態でボルト・
ナット(9)で締付け固定することにより、前記プレート
(A)を梁部材(B)に支持させるごとくしている。
(考案が解決しようとする問題点) 処で上記のような構造にあっては、プレート(A)の梁部
材(B)に対する間隔が、継手金物(7)の梁部材(B)への熔
接位置によって決まり、またプレート(A)の梁部材(B)に
対する高さ位置が、支持本体(1)の板状部(12)と継手金
物(7)との間に介装する敷金(8)の枚数によって決められ
るもので、このプレート(A)の梁部材(B)に対する間隔及
び高さの調整が非常に困難で手間を要し、即ちプレート
(A)の梁部材(B)に対する高さは、支持本体(1)の板状部
(12)と継手金物(7)との間に介装する敷金(8)の枚数によ
って調整されるもので、この高さを変更調整する場合に
は、一担プレート(A)を吊上げて前記敷金(8)の枚数を増
減しなければならず、調整作業が非常に煩雑で手間を要
するものであった。またこの調整作業時に作業者が敷金
(8)間や、敷金(8)と支持本体(1)の板状部(12)や継手金
物(7)との間に手を挟むような人身事故を起こす危険性
があった。
材(B)に対する間隔が、継手金物(7)の梁部材(B)への熔
接位置によって決まり、またプレート(A)の梁部材(B)に
対する高さ位置が、支持本体(1)の板状部(12)と継手金
物(7)との間に介装する敷金(8)の枚数によって決められ
るもので、このプレート(A)の梁部材(B)に対する間隔及
び高さの調整が非常に困難で手間を要し、即ちプレート
(A)の梁部材(B)に対する高さは、支持本体(1)の板状部
(12)と継手金物(7)との間に介装する敷金(8)の枚数によ
って調整されるもので、この高さを変更調整する場合に
は、一担プレート(A)を吊上げて前記敷金(8)の枚数を増
減しなければならず、調整作業が非常に煩雑で手間を要
するものであった。またこの調整作業時に作業者が敷金
(8)間や、敷金(8)と支持本体(1)の板状部(12)や継手金
物(7)との間に手を挟むような人身事故を起こす危険性
があった。
またプレート(A)の梁部材(B)に対する間隔を設定通りに
調整するも、該間隔が前記ボルト・ナット(9)の締付け
時に変化し、即ち第4図に示すごとく支持本体(1)の板
状部(12)及び継手金物(7)が水平になるよう施工するこ
とは非常に困難であって、例えば支持本体(1)の板状部
(12)が傾斜していると、該板状部(12)に対し敷金(8)が
部分的に接触し、この接触部位がボルト・ナット(9)を
中心としてプレート(A)側に片寄っている場合、ボルト
・ナット(9)の締付けに伴ってプレート(A)が梁部材(B)
に近づき、このプレート(A)と梁部材(B)との間隔が設定
間隔より狭くなり、角度プレート(A)を吊上げて間隔調
整を行わなければならず、しかもこの場合の間隔調整は
プレート(A)が梁部材(B)に近づく量を見込して行わなけ
ればならず、その間隔調整は非常に困難であり、全体と
して建物の施工期間が長くなるなどの問題があった。
調整するも、該間隔が前記ボルト・ナット(9)の締付け
時に変化し、即ち第4図に示すごとく支持本体(1)の板
状部(12)及び継手金物(7)が水平になるよう施工するこ
とは非常に困難であって、例えば支持本体(1)の板状部
(12)が傾斜していると、該板状部(12)に対し敷金(8)が
部分的に接触し、この接触部位がボルト・ナット(9)を
中心としてプレート(A)側に片寄っている場合、ボルト
・ナット(9)の締付けに伴ってプレート(A)が梁部材(B)
に近づき、このプレート(A)と梁部材(B)との間隔が設定
間隔より狭くなり、角度プレート(A)を吊上げて間隔調
整を行わなければならず、しかもこの場合の間隔調整は
プレート(A)が梁部材(B)に近づく量を見込して行わなけ
ればならず、その間隔調整は非常に困難であり、全体と
して建物の施工期間が長くなるなどの問題があった。
(問題点を解決するための手段) 本考案は以上の如き問題点を解決すべく考案したもの
で、壁板などのプレート(A)を床梁などの支持部材(B)に
支持させる建物用プレートの支持構造であって、前記プ
レート(A)内に埋設されるアンカー部(11)と該アンカー
部(11)からプレート外面に突出する板状部(12)とにより
支持本体(1)を形成し、この支持本体(1)の板状部(12)に
螺子孔(14)を設けて、該螺子孔(14)に、下端を球状面に
形成している支持ボルト(3)を螺通する一方、前記支持
部材(B)上に、支持ボルト(3)の軸径に略等しい内幅の貫
通孔(21)と該貫通孔から適宜間隔を存した部分にボルト
取付孔(22)とを設けている調整板(2)を水平移動自在に
載置し、前記支持ボルト(3)を調整板(2)の貫通孔(21)を
貫通してその下端球状面を支持部材(B)に敷設している
リン青銅グラファイトマット等の滑り材(34)上に当接支
持させると共に、調整板(2)の前記ボルト取付孔(22)に
ボルト(5)を挿通して該ボルト(5)により調整板(2)を支
持部材(B)に固定させるように構成してなる建物用プレ
ートの支持構造を要旨とするものである。
で、壁板などのプレート(A)を床梁などの支持部材(B)に
支持させる建物用プレートの支持構造であって、前記プ
レート(A)内に埋設されるアンカー部(11)と該アンカー
部(11)からプレート外面に突出する板状部(12)とにより
支持本体(1)を形成し、この支持本体(1)の板状部(12)に
螺子孔(14)を設けて、該螺子孔(14)に、下端を球状面に
形成している支持ボルト(3)を螺通する一方、前記支持
部材(B)上に、支持ボルト(3)の軸径に略等しい内幅の貫
通孔(21)と該貫通孔から適宜間隔を存した部分にボルト
取付孔(22)とを設けている調整板(2)を水平移動自在に
載置し、前記支持ボルト(3)を調整板(2)の貫通孔(21)を
貫通してその下端球状面を支持部材(B)に敷設している
リン青銅グラファイトマット等の滑り材(34)上に当接支
持させると共に、調整板(2)の前記ボルト取付孔(22)に
ボルト(5)を挿通して該ボルト(5)により調整板(2)を支
持部材(B)に固定させるように構成してなる建物用プレ
ートの支持構造を要旨とするものである。
(作用) 上記のように構成したので、プレート(A)から突設した
支持本体(1)の板状部(12)に垂直方向に螺通している支
持ボルト(3)の下端を支持部材(B)上に当接させることに
より、プレート(A)の重量を支持部材(B)に支持させ、こ
の状態で支持ボルト(3)を回動操作することにより、支
持部材(B)に対するプレート(A)の垂直方向の位置調整を
行う。
支持本体(1)の板状部(12)に垂直方向に螺通している支
持ボルト(3)の下端を支持部材(B)上に当接させることに
より、プレート(A)の重量を支持部材(B)に支持させ、こ
の状態で支持ボルト(3)を回動操作することにより、支
持部材(B)に対するプレート(A)の垂直方向の位置調整を
行う。
この際、支持ボルト(3)はプレート(A)の外面側に突設し
た板状物(12)に螺通しているので、全体的に露出した状
態となって何等の障害物も存在しないから、その調整操
作が迅速且つ的確に行えると共に、支持ボルト(3)の当
接下端面を球状面に形成しているので、プレート(A)と
支持本体(1)の板状部(12)との取付角度誤差や支持部材
(B)の水平面に対する当接誤差を自動的に調整できる。
た板状物(12)に螺通しているので、全体的に露出した状
態となって何等の障害物も存在しないから、その調整操
作が迅速且つ的確に行えると共に、支持ボルト(3)の当
接下端面を球状面に形成しているので、プレート(A)と
支持本体(1)の板状部(12)との取付角度誤差や支持部材
(B)の水平面に対する当接誤差を自動的に調整できる。
一方、この支持ボルト(3)の下端部は支持部材(B)上に載
置された調整板(2)に貫通、支持されているので、該調
整板(2)を支持部材(B)上で水平移動させることにより、
支持部材(B)に対するプレート(A)の水平方向の位置調整
が簡単且つ精度よく行え、その際、支持ボルト(3)の下
端球状面が支持部材(B)に敷設している滑り材(34)上を
軽快に摺動してその水平移動調整作業が容易に行い得る
ものである。
置された調整板(2)に貫通、支持されているので、該調
整板(2)を支持部材(B)上で水平移動させることにより、
支持部材(B)に対するプレート(A)の水平方向の位置調整
が簡単且つ精度よく行え、その際、支持ボルト(3)の下
端球状面が支持部材(B)に敷設している滑り材(34)上を
軽快に摺動してその水平移動調整作業が容易に行い得る
ものである。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図において(A)は建物の外壁用PC版の如き建物用プレ
ート、(B)は床梁や天井梁の如き支持部材であって、前
記プレート(A)に支持本体(1)を固定支持させる一方、前
記支持部材(B)上に調整板(2)を取付位置変更可能に取付
ける。
図において(A)は建物の外壁用PC版の如き建物用プレ
ート、(B)は床梁や天井梁の如き支持部材であって、前
記プレート(A)に支持本体(1)を固定支持させる一方、前
記支持部材(B)上に調整板(2)を取付位置変更可能に取付
ける。
前記支持本体(1)は前記プレート(A)内に埋設されるアン
カー部(11)と、該アンカー部(11)からプレート(A)の外
面に垂直状に突出する板状部(12)とを備え、このアンカ
ー部(11)は、2枚の互いに平行な板状部材に鉄筋を熔接
することにより形成されており、また前記板状部(12)に
はナット(13)を熔接すると共に、このナット(13)の螺子
孔に対応する箇処に貫通孔もしくは螺子孔(14)を形成し
ており、このナット(13)の螺子孔に支持ボルト(3)を螺
挿して、該ボルト(3)の下端部を貫通孔(14)より下方に
突出させる。尚この支持ボルト(3)の下端面を球状面に
形成されており、また支持ボルト(3)の上端部には、六
角また四角状とした角形部、もしくは一または十状の切
溝からなる回動操作部(31)が形成されている。
カー部(11)と、該アンカー部(11)からプレート(A)の外
面に垂直状に突出する板状部(12)とを備え、このアンカ
ー部(11)は、2枚の互いに平行な板状部材に鉄筋を熔接
することにより形成されており、また前記板状部(12)に
はナット(13)を熔接すると共に、このナット(13)の螺子
孔に対応する箇処に貫通孔もしくは螺子孔(14)を形成し
ており、このナット(13)の螺子孔に支持ボルト(3)を螺
挿して、該ボルト(3)の下端部を貫通孔(14)より下方に
突出させる。尚この支持ボルト(3)の下端面を球状面に
形成されており、また支持ボルト(3)の上端部には、六
角また四角状とした角形部、もしくは一または十状の切
溝からなる回動操作部(31)が形成されている。
前記調整板(2)は、前記支持部材(B)上に熔接により固設
され、かつ貫通孔(41)(42)をもつ板体(4)上に載置され
るもので、この調整板(2)に、前記支持ボルト(3)の軸径
に略々等しい内幅をもつ方形状、長円形状等の貫通孔(2
1)と、前記板体(4)の貫通孔(42)に対応するボルト取付
孔(22)とを形成し、前記支持ボルト(3)の下端部を調整
板(2)の貫通孔(21)を貫通して、板体(4)の貫通孔(41)内
で前記支持部材(B)上に当接支持させる。このとき支持
ボルト(3)の貫通孔(21)に対応する箇処に熱収縮性の合
成樹脂製チューブ(32)を外挿して、支持ボルト(3)を貫
通孔(21)内でチューブ(32)の弾性変形量だけ変位可能と
してもよく、また支持ボルト(3)の下端球状面にステン
レスキャップ(33)を嵌着する一方、支持部材(B)上に青
銅グラファイトマット(34)を敷設して、支持ボルト(3)
をステンレスキャップ(33)とマット(34)とを介して支持
部材(B)上に当接支持させ、この支持ボルト(3)の支持部
材(B)上での辷りを摩擦抵抗少なく、かつ音鳴りなく行
わせると共に、支持ボルト(3)と支持部材(B)との電蝕に
よる錆付きを防止するごとくしてもよい。
され、かつ貫通孔(41)(42)をもつ板体(4)上に載置され
るもので、この調整板(2)に、前記支持ボルト(3)の軸径
に略々等しい内幅をもつ方形状、長円形状等の貫通孔(2
1)と、前記板体(4)の貫通孔(42)に対応するボルト取付
孔(22)とを形成し、前記支持ボルト(3)の下端部を調整
板(2)の貫通孔(21)を貫通して、板体(4)の貫通孔(41)内
で前記支持部材(B)上に当接支持させる。このとき支持
ボルト(3)の貫通孔(21)に対応する箇処に熱収縮性の合
成樹脂製チューブ(32)を外挿して、支持ボルト(3)を貫
通孔(21)内でチューブ(32)の弾性変形量だけ変位可能と
してもよく、また支持ボルト(3)の下端球状面にステン
レスキャップ(33)を嵌着する一方、支持部材(B)上に青
銅グラファイトマット(34)を敷設して、支持ボルト(3)
をステンレスキャップ(33)とマット(34)とを介して支持
部材(B)上に当接支持させ、この支持ボルト(3)の支持部
材(B)上での辷りを摩擦抵抗少なく、かつ音鳴りなく行
わせると共に、支持ボルト(3)と支持部材(B)との電蝕に
よる錆付きを防止するごとくしてもよい。
一方座金(51)をもつボルト(5)を用意し、該ボルト(5)を
調整板(2)のボルト取付孔(22)から板体(4)の貫通孔(42)
を介して支持部材(B)に亙るごとく貫挿させ、このボル
ト(5)に対するナット(6)の螺挿締付けにより、調整板
(2)の支持部材(B)への取付けを行うごとくするのであ
る。
調整板(2)のボルト取付孔(22)から板体(4)の貫通孔(42)
を介して支持部材(B)に亙るごとく貫挿させ、このボル
ト(5)に対するナット(6)の螺挿締付けにより、調整板
(2)の支持部材(B)への取付けを行うごとくするのであ
る。
斯くてプレート(A)を支持部材(B)に支持させる場合にお
いて、プレート(A)の支持部材(B)に対する間隔は、ボル
ト(5)・ナット(6)による締付けを弛めて調整板(2)を移
動させることにより、変更調整することができ、従って
間隔調整の誤差に基づくプレート(A)での内部応力の発
生がないのであり、またプレート(A)の支持部材(B)に対
する高さ位置は、支持ボルト(3)の操作部(31)を介して
の回動により、変更調整することができるのである。
いて、プレート(A)の支持部材(B)に対する間隔は、ボル
ト(5)・ナット(6)による締付けを弛めて調整板(2)を移
動させることにより、変更調整することができ、従って
間隔調整の誤差に基づくプレート(A)での内部応力の発
生がないのであり、またプレート(A)の支持部材(B)に対
する高さ位置は、支持ボルト(3)の操作部(31)を介して
の回動により、変更調整することができるのである。
尚前記調整板(2)は、その調整後において板体(4)に熔接
などをして固定するものである。
などをして固定するものである。
また支持本体(1)の形状は、実施例の如き箱型形状に限
定されるものではなく、如何なる形状であってもよく、
例えば一枚の平板状、L形状、U字形状などとし、かつ
プレート(A)内への埋設部側にアンカーボートを熔接に
より固設したものとしてもよい。
定されるものではなく、如何なる形状であってもよく、
例えば一枚の平板状、L形状、U字形状などとし、かつ
プレート(A)内への埋設部側にアンカーボートを熔接に
より固設したものとしてもよい。
(考案の効果) 以上説明した如く本考案による建物用プレートの支持構
造は、プレート(A)の外面から突設した支持本体(1)の板
状部(12)に支持ボルト(3)を螺通させ、この支持ボルト
(3)の下端を支持部材(B)上に当接させるように構成して
いるので、支持ボルト(3)を介してプレート(A)の重量を
支持部材(B)上に安定した状態で支持させることができ
るばかりでなく、該支持ボルト(3)を回動操作すること
によって支持部材(B)に対する垂直方向の位置調整を簡
単且つ精度良く行えるものである。
造は、プレート(A)の外面から突設した支持本体(1)の板
状部(12)に支持ボルト(3)を螺通させ、この支持ボルト
(3)の下端を支持部材(B)上に当接させるように構成して
いるので、支持ボルト(3)を介してプレート(A)の重量を
支持部材(B)上に安定した状態で支持させることができ
るばかりでなく、該支持ボルト(3)を回動操作すること
によって支持部材(B)に対する垂直方向の位置調整を簡
単且つ精度良く行えるものである。
さらに、この支持ボルト(3)の下端部を支持部材(B)上に
載置された調整板(2)に貫通、支持させているので、該
調整板(2)を支持部材(B)上で水平移動させることによ
り、支持部材(B)に対するプレート(A)の水平方向の位置
調整が簡単且つ正確に行うことができる。
載置された調整板(2)に貫通、支持させているので、該
調整板(2)を支持部材(B)上で水平移動させることによ
り、支持部材(B)に対するプレート(A)の水平方向の位置
調整が簡単且つ正確に行うことができる。
又、支持部材(B)に対する支持ボルト(3)の当接下端面を
球状面に形成しているので、プレート(A)と支持ボルト
(3)を設けている支持本体(1)の板状部(12)との取付角度
誤差や支持部材(B)の水平面に対する当接誤差を自動的
に調整することができる。
球状面に形成しているので、プレート(A)と支持ボルト
(3)を設けている支持本体(1)の板状部(12)との取付角度
誤差や支持部材(B)の水平面に対する当接誤差を自動的
に調整することができる。
その上、支持部材(B)に滑り材(34)を敷設してこの滑り
材(34)上に支持ボルト(3)の下端球状面を当接、受止さ
せているので、上記プレート(A)の垂直方向の位置調整
時における支持ボルト(3)の回動操作が軽快に行えると
共に、調整板(2)を水平移動させる際に、支持ボルト(3)
の下端球状面が滑り材(34)上を円滑に摺動してその水平
移動調整作業も容易に行い得るものである。
材(34)上に支持ボルト(3)の下端球状面を当接、受止さ
せているので、上記プレート(A)の垂直方向の位置調整
時における支持ボルト(3)の回動操作が軽快に行えると
共に、調整板(2)を水平移動させる際に、支持ボルト(3)
の下端球状面が滑り材(34)上を円滑に摺動してその水平
移動調整作業も容易に行い得るものである。
さらに、支持ボルト(3)はプレート(A)の外面側に突設し
た板状物(12)に螺通させているので、その周囲に何等の
障害物も存在しないから、その回動調整作業が迅速且つ
的確に行えると共に、この支持ボルト(3)の回動による
プレート(A)の垂直方向の位置調整、及び、前記調整板
(2)の水平移動によるプレート(A)の水平方向の位置調整
は、支持部材(B)上で行えるように構成しているので、
その作業が安全に且つ迅速に行えて作業能率の向上を図
ることができるものである。
た板状物(12)に螺通させているので、その周囲に何等の
障害物も存在しないから、その回動調整作業が迅速且つ
的確に行えると共に、この支持ボルト(3)の回動による
プレート(A)の垂直方向の位置調整、及び、前記調整板
(2)の水平移動によるプレート(A)の水平方向の位置調整
は、支持部材(B)上で行えるように構成しているので、
その作業が安全に且つ迅速に行えて作業能率の向上を図
ることができるものである。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図はその縦断
面図、第2図は同横断面図、第3図及び第4図は従来構
造を示す縦断面図である。 (A)……建物用プレート、(B)……支持部材、(1)……支
持本体、(11)……アンカー部、(12)……板状部、(13)…
…ナット、(2)……調整板、(21)……貫通孔、(3)……支
持ボルト。
面図、第2図は同横断面図、第3図及び第4図は従来構
造を示す縦断面図である。 (A)……建物用プレート、(B)……支持部材、(1)……支
持本体、(11)……アンカー部、(12)……板状部、(13)…
…ナット、(2)……調整板、(21)……貫通孔、(3)……支
持ボルト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−113454(JP,A) 特開 昭59−134260(JP,A) 実公 昭54−20806(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】壁板などのプレート(A)を床梁などの支持
部材(B)に支持させる建物用プレートの支持構造であっ
て、前記プレート(A)内に埋設されるアンカー部(11)と
該アンカー部(11)からプレート外面に突出する板状部(1
2)とにより支持本体(1)を形成し、この支持本体(1)の板
状部(12)に螺子孔(14)を設けて、該螺子孔(14)に、下端
を球状面に形成している支持ボルト(3)を螺通する一
方、前記支持部材(B)上に、支持ボルト(3)の軸径に略等
しい内幅の貫通孔(21)と該貫通孔(21)から適宜間隔を存
した部分にボルト取付孔(22)とを設けている調整板(2)
を水平移動自在に載置し、前記支持ボルト(3)を調整板
(2)の貫通孔(21)を貫通してその下端球状面を支持部材
(B)に敷設しているリン青銅グラファイトマット等の滑
り材(34)上に当接支持させると共に、調整板(2)の前記
ボルト取付孔(22)にボルト(5)を挿通して該ボルト(5)に
より調整板(2)を支持部材(B)に固定させるように構成し
てなる建物用プレートの支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985150408U JPH069152Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 建物用プレ−トの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985150408U JPH069152Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 建物用プレ−トの支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6259211U JPS6259211U (ja) | 1987-04-13 |
JPH069152Y2 true JPH069152Y2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=31066525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985150408U Expired - Lifetime JPH069152Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 建物用プレ−トの支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH069152Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5420806U (ja) * | 1977-07-11 | 1979-02-09 | ||
JPS58113454A (ja) * | 1981-12-26 | 1983-07-06 | 株式会社 間組 | 外壁パネルの取付け方法 |
JPS59134260A (ja) * | 1983-01-24 | 1984-08-01 | 株式会社熊谷組 | パネルの取付構造 |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP1985150408U patent/JPH069152Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6259211U (ja) | 1987-04-13 |
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