JP2001089959A - 椅子用クッションシート材に適した三次元立体シート及び椅子用置き敷きクッションシート - Google Patents

椅子用クッションシート材に適した三次元立体シート及び椅子用置き敷きクッションシート

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JP2001089959A JP26733099A JP26733099A JP2001089959A JP 2001089959 A JP2001089959 A JP 2001089959A JP 26733099 A JP26733099 A JP 26733099A JP 26733099 A JP26733099 A JP 26733099A JP 2001089959 A JP2001089959 A JP 2001089959A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クッション性、通気性に優れると共に、体圧
分散性、復元力に優れ、自動車座席等の椅子用のクッシ
ョンシートに適用した場合に快適で疲れの少ないものと
なしうる三次元立体編物シートを提供する。 【解決手段】 6〜16ゲージのダブルラッセル編機に
よって編成された三次元立体編地からなり、透孔メッシ
ュ組織に編成された表裏編地の地編糸とこれらを連結す
る連結糸とでつくる編目の両糸の合計太さが500デニ
ール以上の太いものに設定されると共に、モノフィラメ
ントによる連結糸が表裏編地間を斜めに交叉移行したト
ラス構造の連結層を構成し、しかも全体における連結糸
の充填指数Pが0.003<P<0.09の範囲に設定
されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主として自動車座席
用のクッションシート材としての用途に適するほか、一
般の椅子用のクッションシート材としても好適に使用さ
れる三次元立体シート、及びこれを用いた椅子用置き敷
きクッションシートに関する。
【0002】
【従来の技術】椅子用のクッションシート材としては、
厚さ方向に適度のクッション性を有し、形態安定性に優
れることのほか、可及的良好な通気性と体圧分散性を有
し、表面に着座者に対する適度の滑り抵抗を示し、長時
間の着座使用によっても疲れ難いようなものであること
が求められる。
【0003】従来、このような要請に対応するためのク
ッション性シート材として、立体二重編物によるものが
既に提案されている。即ち、二列針床を有するダブルラ
ッセル編機により、網目構造に編成された表編地と裏編
地とを連結糸でつないで三次元の立体編物に構成したも
のが提案されている。このような提案例は、たとえば特
許第2720985号公報に記載された実施例1、5の
ようなシート材に見ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来提案に
基づいて製作された立体二重編地によるクッションシー
ト材は、22ゲージ、あるいは24ゲージのダブルラッ
セル編機により、表裏編地の地組織を構成する編糸とし
て、150デニール程度の比較的繊度の低い(細い)マ
ルチフィラメントを用いて三次元立体編物に編成された
ものであった。
【0005】このため、一般的にいわゆる腰が弱く、着
座による座屈力が加わると過度に沈み込み傾向を示し、
また一定方向に連結糸が倒れる偏座屈を発生し易く、更
には表面側で着座者の臀部が滑り易く、ひいては着座安
定性や使用感に劣り、長時間の使用によって疲労、痛み
を感じ易いというような種々の更に改善すべき難点が見
られるものであった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な背景のもと、椅子用のクッションシート材として最も
好適な具体的構成を求めて鋭意研究の結果、特に表裏面
の編地を構成する地編糸および連結糸の繊度、ウェール
方向及びコース方向の編成密度、連結糸の配置構成及び
その分布密度、等を所定の範囲に設定することにより、
椅子用クッションシートに最適な三次元立体編物が得ら
れることを見出すに至り、本発明を完成したものであ
る。
【0007】即ちこの発明に係る椅子用クッションシー
トに適した三次元立体シートは、互いに離間して配置さ
れた表編地と裏編地とを連結糸でつないだ厚さ3〜35
mmの三次元立体編物からなり、該立体編物は、6〜1
6ゲージの二列針床を有する編機により8〜16コース
/インチの密度に編成され、少なくとも表編地が、メッ
シュまたはトリコット等の透孔組織に編成されると共
に、前記連結糸は、モノフィラメント糸からなり、表裏
編地の相対する編目から1ないし複数ウェールおよび/
または1ないし複数コース離れた編目に向かって斜めに
交叉移行したトラス構造の連結層を構成したものとなさ
れ、表裏両編地において、その地編糸と前記連結糸とで
つくる編目の糸の合計太さが500デニール以上に設定
され、更に、下記式で算出される充填指数Pが、0.0
03<P<0.09の範囲に設定されてなることを特徴
とするものである。
【0008】充填指数P=(t×N×D)/(9000
×102 ×ρ×T) 〔t:表裏2層の編地間の内寸距離(cm)、N:連結
糸の本数(本/cm2 )D:連結糸の径から算出した平
均デニール、ρ:連結糸の平均比重(g/cm3)、
T:編地の単位体積(cm3 )〕 この発明による三次元立体シートは、表裏編地を連結糸
でつないだ厚さ3〜35mmの立体編物であることによ
り、軽量で通気性に優れ、クッション性にも優れるもの
であるのはもとより、6〜16ゲージの編機により、8
〜16コース/インチの比較的粗い編成密度を採用しつ
つ、表裏編地の地編糸と連結糸とでつくる編目の糸の合
計太さを500デニール以上に設定していることによ
り、表裏編地と連結糸との連結部分が連結強度に優れた
ものとなる。即ち、連結糸の接結部分における編目の目
締力が向上し、形態安定性が向上し、ひいては良好なク
ッション特性を示すと共に、体圧分散性にも優れたもの
となる。加えて、上記表裏編地の地編糸と連結糸とでつ
くる編目が十分に太い糸で構成されたものとなるため、
ウェール方向に膨隆状の畝を形成し、表面側で臀部の過
度の滑りを抑制する。従って、着座使用感に優れたもの
となり、長時間の着座使用にも疲れ難いものとなる。
【0009】また、連結糸にモノフィラメントを使用
し、表裏編地間に該連結糸が斜めに交叉移行したトラス
構造の連結層を形成しているため、連結糸の倒れによる
偏座屈を生じることがなく、方向性のない優れたクッシ
ョン性と復元力を保有したものとなる。
【0010】更にまた、連結糸の実質的な配置密度を規
定する充填指数Pを前記特定範囲に設定したことによ
り、適度のクッション性と圧縮硬さとを保有しつつ、復
元力に優れ、しかもタッチ感の良好なものとなる。
【0011】椅子用クッションシート材としての汎用性
に優れた好適範囲のクッション特性を得るためには、連
結糸として、250〜1000デニールの範囲のモノフ
ィラメントを用いることが望ましい。
【0012】また、使用者の好みに応じて、使用面の形
態、特性を変えて使用することを可能にするために、表
裏編地を相互に異なる種類の透孔組織に編成したものと
することが推奨される。例えば、表編地を亀甲網目のメ
ッシュ網組織とし、裏編地をダブルトリコットやマーキ
ゼットによる方形あるいは菱形の網組織とすることは実
施形態の1つとして好適に採用しうる。
【0013】この発明はまた、自動車の座席等に置き敷
き使用される椅子用クッションシートを提供する。
【0014】この置き敷き使用される椅子用クッション
シートは前記の三次元立体シートを用い、該立体シート
における表裏編地のウェール方向を左右幅方向に配して
少なくとも座シート部が構成されてなることを特徴とす
るものである。
【0015】この構成を採用することにより、着座使用
時において、着座者の臀部が前後方向に滑りにくく、反
面左右方向には比較的容易に滑り易いものとなる。この
ことは、着座状態での着座者の動きに対して人間工学的
に良くマッチしたものとなる。
【0016】また、自動車の座席を含めて多くの椅子
は、座部の後端から背もたれ部が立ち上がった背もたれ
付きのものであることとの対応において、上記置き敷き
クッションシートは、前記三次元立体シートからなる座
シート部と背当てシート部とを有し、これらの両シート
部が対応辺の少なくとも一部で折曲自在に連結されてな
るものとすることが望ましい。
【0017】更に、自動車座席用のものとして、置き敷
きによる敷設安定性に優れたものとするために、上記座
シート部は、その後側辺の中間部に後方にのびた差込み
用舌片を有し、この舌片の両側部位で前記背当てシート
部の対応下辺に連結されてなるものとすることが好まし
い。
【0018】
【発明の実施の形態】この発明に係る三次元立体シート
の好ましい一実施形態を図1および図2に示す。
【0019】該三次元立体シート(1)は、いずれもメ
ッシュ組織等による多数の透孔(5)(6)を規則的配
置に備えた網組織、即ち透孔組織による表編地(2)と
裏編地(3)とが、相互間に所定間隔をおいて離間状態
に配置され、これら両編地(2)(3)が該両編地間を
往復する連結糸(4)によって連結された厚さ3〜35
mmの三次元立体編物からなる。但し、裏編地(3)は
必ずしも透孔組織によるものでなくても良い。
【0020】上記厚さが3.0mm未満であるときは、
クッションシート材としての良好なクッション性を保有
せしめることが困難であり、逆に35mmを超えて厚す
ぎるものであるときは、クッション性に優れるものの、
形態安定性に乏しいものとなり、椅子用クッションシー
ト材としての適性を欠くものとなる。好ましい厚さ範囲
は、用途との関係において変化するが一般的に5〜20
mm程度の範囲である。後述の自動車座席用の置き敷き
クッションシートとしての用途においては、10〜15
mm程度の厚さ範囲とするのが好ましい。
【0021】上記三次元立体編物は、二列針床を備えた
編機、最も一般的にはダブルラッセル機によって編成さ
れるが、ここに本発明の立体編物は特に針列の配置密度
が比較的粗い6〜16ゲージ、即ち1インチ当たりに6
〜16の針列を有する編機を用いて、しかも針床頂端か
らのニードルによる編糸の引き込み量(度目)が1.2
〜3.0mm程度で、結果的に8〜16コース/インチ
のコース密度に編成したものとすることが必要である。
【0022】針列密度が6ゲージ未満あるいはコース密
度が6コース/インチ未満では、形態安定性に優れた編
地を編成することが困難なものとなる。また16ゲージ
を超え、あるいは16コース/インチを超えるときは、
後述するように地編糸と連結糸とでつくる編目部分の糸
の太さが500デニール以上と太いものとなることとの
関係で、編成困難なものものとなる。好適には、8〜1
4ゲージの編機を用い、8〜14コース/インチ程度の
編成条件を採用するのが良い。
【0023】表編地(2)及び裏編地(3)は好ましく
は上記のようにいずれもが透孔組織をもった網地に編成
される。これらの表裏編地(2)(3)を編成する地編
糸は、比較的太い250〜2500デニールのマルチフ
ィラメント糸やスパン糸を用いるのが好適である。この
こと自体は必ずしも限定要素とされるものではないが、
250デニール未満の細い糸で編成するときは、立体編
地に所要の好ましい腰の強さを保有せしめることが困難
になるのみならず、硬い連結糸(4)を表裏編地(2)
(3)によって十分強固に拘束できず、形態安定性に乏
しいものとなり易い。しかしながら、逆に、2500デ
ニールを超える太すぎる編糸を用いるときは、編成作業
が困難になることに加えて、編地の表面が風合やタッチ
感に劣るものとなり好ましくない。また、これらの地編
糸にはモノフィラメント糸を用いても良いが、風合等の
点からマルチフィラメントを用いることが好ましい。
【0024】表裏編地(2)(3)の編成に使用する地
編糸は上記のようなものであるが、この発明において
は、特に、少なくとも該地編糸と連結糸(4)とでつく
る編目の両糸の合計の太さを500デニール以上の相当
に太さの太いものとすることが必要である。これによ
り、編地の全体に所要の腰の強さ、形態安定性を付与
し、体圧分散性、滑り抵抗特性に優れたものとするため
である。好適には800〜2500デニール程度のもの
とするのが良い。
【0025】連結糸(4)は、表裏編地(2)(3)の
各ウェール間を往復して編込まれ、両編地間に所定の空
間を保持して良好な通気性とクッション性を保有せしめ
るものである。このために、該連結糸(4)としては、
モノフィラメント糸を用いることを必要とし、またその
太さは250〜1000デニールのものを用いるのが好
ましい。マルチフィランメントでは復元力の良好なクッ
ション性を付与することができないし、体圧荷重を受け
たときに過度に沈み込み易いものとなる。また250デ
ニール未満の細い連結糸を用いるときも同様である。し
かし1000デニールを超える太さのものを使用すると
きは、硬くなりすぎて適度のクッションを保有せしめる
ことができないし、編地の重量の増大、コストの増大を
招き好適性を欠くものとなり易い。
【0026】また、連結糸(4)によって構成される表
裏編地(2)(3)間の連結層は、この種二重編地にお
いて既に公知であるトラス構造のものとすることが必要
である。即ち、連結糸(4)は、表裏編地(2)(3)
の互いに相対する編目間を両編地面とほぼ直角に往復し
た部分を一部に有しても良いが、上記の相対する編目か
ら1ないし複数ウェールおよび/または1ないし複数コ
ース離れた編目に向かって、斜めに交叉移行した斜行部
分を有するものとすることが肝要である。かかるトラス
構造の連結層を形成することにより、連結糸(4)の倒
れによる偏座屈を防止し、復元力、使用感に優れたもの
とすることができる。
【0027】更に、上記のような諸条件を満たした上
で、本発明による三次元立体シート(1)、即ち立体編
物は、全体として、下記の式で算出される充填指数Pが 0.003<P<0.09 の範囲内に設定されることが必要である。
【0028】充填指数P=(t×N×D)/(9000
×102 ×ρ×T) 〔t:表裏2層の編地間の内寸距離(cm)、N:連結
糸の本数(本/cm2 )D:連結糸の径から算出した平
均デニール、ρ:連結糸の平均比重(g/cm3)、
T:編地の単位体積(cm3 )〕 なお、上記T(編地の単位体積)は、単位面積1cm2
に表裏2層の編地(1)(2)間の該寸距離t2 を乗じ
た値である。即ち、 T(cm3 )=1(cm)×1(cm)×t2 (cm) である。
【0029】上記充填指数Pが0.003より小さい
と、適度な反発弾性を実現することができず、0.09
より大きい値を示すときは、反発弾性の強いものとなり
過ぎて、クッション材としての適性が損なわれる。好適
な充填指数Pの範囲は概ね0.004〜0.020であ
る。
【0030】図示の好ましい実施形態における表編地
(2)は、オーディナリーネットまたはメッシュと呼ば
れるウェール相互の交叉によって作られた六角形の亀甲
状透孔(5)による網組織に編成されている。これに対
し、裏編地(3)は、同じくメッシュ組織ではあって
も、相対的に大きさの小さい菱形透孔(6)による網組
織に編成されている。このように表編地(2)と裏編地
(3)とで。相互に種類の異なる透孔組織を採用するこ
とにより、用途に応じ、あるいは使用する季節に応じ、
更には使用者の好みに応じて、表裏反転することによ
り、表面側の柄、すべり特性、風合等を変えて使用する
ことができるものとなしうる点で有利である。
【0031】なお、上記表裏編地(2)(3)を編成す
る地編糸の種類は特に限定されるものではない。例えば
ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリアク
リロニトリル、レーヨンなどの合成繊維や再生繊維、ウ
ール、絹、綿などの天然繊維等が挙げられる。連結糸
(4)を構成する素材としても、特に限定されるもので
はなく、モノフィラメントであれば良い。上記素材の何
れかを単独で用いてもよいし、これらのいくつかを併用
しても良い。ポリエステルを用いればリサイクル性に優
れ好適である。
【0032】また、表裏編地(2)(3)及び連結糸
(4)を構成する糸の形状としては、特に限定されず、
例えば丸断面糸でも異形断面糸等でも良い。
【0033】図3には、上記の三次元立体シート(1)
を用いて構成した自動車座席用の置き敷きクッションシ
ート(11)の具体的構成例を示している。
【0034】該クッションシート(11)は、自動車座
席(S)の座部(S1 )上に重ねられる座シート部(1
2)と、背もたれ部(S2 )の前面側に配置される背当
てシート部(13)とを有する。
【0035】そして、座シート部(12)はその後側辺
の中間部に後方にのびた差し込み用の舌片(12a)を
有し、この舌片(12a)の両側方の部位において左右
1対の連結片(14)(14)を介して、背当てシート
部(13)の下辺の対応部位に折曲自在に縫合連結され
たものとなされている。従って、上記差込み舌片(12
a)を座席(S)の座部(S1 )と背もたれ部(S2
との間に強制的に差込み、図示を省略したが背当てシー
ト部(13)の上部に取付けられた紐を背もたれ部(S
2 )の上部にくくりつけることで、座部(S)上にクッ
ションシート(11)を安定良く敷設しうるものとなさ
れている。
【0036】ところで、上記クッションシート(11)
の座シート部(12)及び背当てシート部(13)は、
それらのいずれもが、前記三次元立体シート(1)の編
立て方向を横向きに配して構成されている。即ち、前記
表裏編地(2)(3)のウェール方向を左右の幅方向に
配したものに構成されている。このことは、特に自動車
座席等の椅子用のクッションシート(11)として、次
のような利点をもたらす。
【0037】自動車座席などの椅子の座面は、一般的に
水平面に対し10〜14度程度の前上がりの傾斜を有す
るものに設計されている。この傾斜は、人間工学上、座
席面上で着座者の臀部が前方に滑ると、千椎が回転し、
腰の椎間板内圧が上がり、腰部への負担が大きくなって
疲労を増大することになるため、このような臀部の前方
への滑り移動を防ぐためである。特に自動車の運転座席
にあっては、臀部の前方への滑り移動は、運転操作にも
支障を及ぼし、一層疲労を増大させることになる。一方
で、左右方向には比較的自由に臀部の滑り移動が許容さ
れることが望ましい。これは乗降動作、立ち座り動作の
ためにも好都合であるし、自動車内での運転者の身体の
動きを過度に拘束せず、適度な姿勢変換を容易にできる
ものとするためにも望ましい。
【0038】このような人間工学上の要請に対し、クッ
ションシート(11)の特に座シート部(12)の表面
が、表編地(2)のウェール方向を幅方向に配して構成
されたものとなされていることにより、着座者の臀部の
前後方向の滑りに対して大きな滑り抵抗を示す。一方、
左右方向には比較的滑り移動し易いものとなる。このた
め、長時間の着座姿勢での執務、あるいは運転に対し、
執務者や運転者に好適な着座環境を提供し、その疲労を
軽減しうる。
【0039】
【実施例】次に、この発明の椅子用クッションシートに
適した三次元立体シートについての具体的な実施例を比
較例との対比において示す。
【0040】<実施例1>図4に示す編組織により、下
記仕様による三次元立体編物を編成した。
【0041】編機:ダブルラッセル編機(9ゲージ/イ
ンチ、釜間距離15mm) ウェール密度W:8本/インチ コース密度C:14本/インチ 仕上がり厚みt2 :13mm 表編地の編糸:1300d/96fポリエステル・BC
Fマルチフィラメント(捲縮加工糸) 裏編地の編み糸:1300d/96fポリエステル・B
CFマルチフィラメント(捲縮加工糸) 連結糸:800dポリエステルモノフィラメント 表編地の組織:1リピート12コースの亀甲メッシュ
(1イン・1アウト) 裏編地の組織:1リピート4コースの菱形メッシュ(1
イン・1アウト) 充填指数P:0.0179 得られた三次元立体編物シートについて、圧縮率と圧縮
復元率とを測定し、その結果を後掲の表1に示す。
【0042】圧縮率及び圧縮復元率の指標として、次の
測定法と計算式を用いた。
【0043】[測定法]立体編物シートを5×5cmの
試験に切出し、その初期厚みAを測定した。次に試験片
上に5kgの重りを載せて10分間放置し、そのときの
厚さBを測定したのち、重りを取除いて10分経過後の
厚さCを測定した。
【0044】[圧縮率] 圧縮率(%)=(A−B)/A×100 [圧縮復元率] 圧縮復元率(%)=(C−B)/(A−B)×100 また、上記により得た立体シートを用いて図3に示すよ
うな自動車座席用クッションシートを作成し、その性能
評価を行って、結果を表1に併記した。
【0045】この評価法は、国際的にも採用されている
スケール法に準じて、自覚症状を評価することによって
行った。即ち、タクシーの職業運転手2名(年令55
才、58才)と大型トラックの職業運転手1名(年令5
0才)の3名を選び、それぞれ運転席にクッションシー
トを敷設した状態で連続3時間の運転後に運転者が感じ
た、頚、肩、背中、腰、臀部、下肢の痛み発生の有無及
び使用感を聴取調査し、全員が各部位に全く痛みを感じ
なかったとされたものを○印、1人以上が1部位以上に
10段階評価で評点5以上の中位以上の痛みを感じたと
されたものを×印で示した。また併せて、使用感の評価
は、相対評価法で行い、全員が相対的に極めて良好また
は良好と評価したものを○印、使用感に相対的に最も劣
ると評価したものを×印で示した。
【0046】<実施例2>図5に示す編組織により、下
記の仕様による三次元立体編物を製作した。
【0047】編機:ダブルラッセル編機(9ゲージ/イ
ンチ、釜間距離15mm) ウェール密度W:9本/インチ コース密度C:10本/インチ 仕上がり厚みt2 :13mm 表編地の編糸:1300d/96fポリエステル・BC
Fマルチフィラメント(捲縮加工糸) 裏編地の編み糸:500d/70fポリエステル・マル
チフィラメント 連結糸:600dポリエステル・モノフィラメント 表編地の組織:1リピート2コースの菱形メッシュ(1
イン・1アウト) 裏編地の組織:ダブルトリコット(オールイン) 充填指数P:0.0112 得られた三次元立体編物シートについて、前記同様に圧
縮率と圧縮復元率とを測定すると共に、自動車座席用ク
ッションシートに製作したものについて性能評価を行
い、その結果を後掲の表1に示す。
【0048】<実施例3>図6に示す編組織により、下
記仕様による三次元立体編物を製作した。
【0049】編機:ダブルラッセル編機(9ゲージ/イ
ンチ、釜間距離7mm) ウェール密度W:8本/インチ コース密度C:12本/インチ 仕上がり厚みt2 :5mm 表編地の編糸:1300d/96fポリエステル・BC
Fマルチフィラメント(捲縮加工糸) 裏編地の編み糸:1300d/96fポリエステル・B
CFマルチフィラメント(捲縮加工糸) 連結糸:300dポリエステル・モノフィラメント 表編地の組織:1リピート8コースの亀甲メッシュ(1
イン・1アウト) 裏編地の組織:1リピート4コースの菱形メッシュ(1
イン・1アウト) 充填指数P:0.0048 得られた三次元立体編物シートについて、前記同様に圧
縮率と圧縮復元率とを測定すると共に、自動車座席用ク
ッションシートに製作したものについて性能評価を行
い、その結果を後掲の表1に示す。
【0050】<比較例>実施例3と同様の図6に示す編
組織により、下記仕様による三次元立体編物を編成し
た。
【0051】編機:ダブルラッセル編機(22ゲージ/
インチ、釜間距離7mm) ウェール密度W:18本/インチ コース密度C:22本/インチ 仕上がり厚みt2 :5mm 表編地の編糸:150d/46fポリエステル・マルチ
フィラメント 裏編地の編み糸:150d/46fポリエステル・マル
チフィラメント 連結糸:200dポリエステル・モノフィラメント 表編地の組織:1リピート8コースの亀甲メッシュ 裏編地の組織:1リピート4コースの菱形メッシュ 充填指数P:0.0155 得られた三次元立体編物シートについて、前記同様に圧
縮率と圧縮復元率とを測定すると共に、自動車座席用ク
ッションシートに製作したものについて性能評価を行
い、その結果を後掲の表1に示す。
【0052】
【表1】
【0053】上表1に示されるように、本発明による三
次元立体シートは、従来品相当の比較例のものに較べ、
圧縮率及び弾性復元率ともに優れており、偏座屈を生じ
ることがなく、適度のクッション性を保有しつつ、荷重
支持力に優れているものであった。
【0054】従って又、該三次元立体シートを用いて製
作した座席用置き敷きクッションシートにおいては、弾
力性、復元性、体圧分散性、振動吸収性、通気性に優れ
たものであり、実用試験下においていずれも性能評価に
高いものであることを確認し得た。
【0055】
【発明の効果】以上の次第で、この発明による三次元立
体シートは、軽量で通気性に優れ、クッション性にも優
れるものであるのはもとより、体圧分散性に優れ、着座
使用時の荷重で局部的な過度の沈み込みを示すことがな
く、形態安定性に優れ、着座使用感に優れたものとな
り、長時間の着座使用にも疲れ難いものである。
【0056】また、連結糸にモノフィラメントを使用
し、表裏編地間に該連結糸が斜めに交叉移行したトラス
構造の連結層を形成しているため、連結糸の倒れによる
偏座屈を生じることがなく、方向性のない優れたクッシ
ョン性と復元力を保有したものとなる。
【0057】更にまた、連結糸の実質的な配置密度を規
定する充填指数Pを前記特定範囲に設定したことによ
り、適度のクッション性と圧縮硬さとを保有しつつ、復
元力に優れ、しかもタッチ感の良好なものとなしうる。
【0058】また、請求項2、3に係る態様において
は、表裏編地の地編糸として250〜2500デニール
のマルチフィラメントを用いる一方、連結糸として、2
50〜1000デニールの範囲のモノフィラメントを用
いていることにより、表面の風合特性に優れ、かつ椅子
用クッションシート材としての汎用性に優れた好適範囲
のクッション特性を得ることができる。
【0059】更にまた、請求項4のように、表裏編地を
相互に異なる種類の透孔組織に編成したものとすること
により、使用者の好みに応じて、使用面の形態、特性を
変えて使用することを可能にする。
【0060】この発明はまた、請求項5のように自動車
の座席等に置き敷き使用される椅子用クッションシート
とした場合、当該構成を採用することにより、着座使用
時において、着座者の臀部が前後方向に滑りにくく、反
面左右方向には比較的容易に滑り易いものとなる。この
ことは、着座状態での着座者の動きに対して人間工学的
に良くマッチしたものとなる。
【0061】また、請求項6、7のように構成すること
により、自動車の座席を含めて多くの椅子が、座部の後
端から背もたれ部が立ち上がった背もたれ付きのもので
あることに好都合に対応でき、特に、自動車座席用のも
のとして、置き敷きによる敷設安定性に優れたものとす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る三次元立体編物からなるクッシ
ョン性シート材の外観斜視図である。
【図2】図1に示すシート材の構成を略示的に示す断面
図である。
【図3】この発明に係る自動車座席用置き敷きクッショ
ンシートの斜視図である。
【図4】実施例1に係る立体編地の編成組織図である。
【図5】実施例2に係る立体編地の編成組織図である。
【図6】実施例3に係る立体編地の編成組織図である。
【符号の説明】
1・・・三次元立体シート(立体編物) 2・・・表編地 3・・・裏編地 4・・・連結糸 5、6・・・透孔 11・・・置き敷きクッションシート 12・・・座シート部 13・・・背当てシート部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 和宏 大阪府松原市大堀1丁目5番8号 住江織 物株式会社内 Fターム(参考) 4L002 AB02 AC07 CB01 FA06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに離間して配置された表編地と裏編
    地とを連結糸でつないだ厚さ3〜35mmの三次元立体
    編物からなり、 該立体編物は、6〜16ゲージの二列針床を有する編機
    により8〜16コース/インチの密度に編成され、 少なくとも表編地が、メッシュまたはトリコット等の透
    孔組織に編成されると共に、 前記連結糸は、モノフィラメント糸からなり、表裏編地
    の相対する編目から1ないし複数ウェールおよび/また
    は1ないし複数コース離れた編目に向かって斜めに交叉
    移行したトラス構造の連結層を構成したものとなされ、 表裏両編地において、その地編糸と前記連結糸とでつく
    る編目の糸の合計太さが500デニール以上に設定さ
    れ、 更に、下記式で算出される充填指数Pが、0.003<
    P<0.09の範囲に設定されてなることを特徴とする
    椅子用クッションシート材に適した三次元立体シート。 充填指数P=(t×N×D)/(9000×102 ×ρ
    ×T) 〔t:表裏2層の編地間の内寸距離(cm)、N:連結
    糸の本数(本/cm2 )D:連結糸の径から算出した平
    均デニール、ρ:連結糸の平均比重(g/cm3)、
    T:編地の単位体積(cm3 )〕
  2. 【請求項2】 表裏編地の地編糸が、250〜2500
    デニールのマルチフィラメントからなる請求項1に記載
    の椅子用クッションシート材に適した三次元立体シー
    ト。
  3. 【請求項3】 連結糸は、250〜1000デニールの
    モノフィラメントからなる請求項1または2に記載の椅
    子用クッションシート材に適した三次元立体シート。
  4. 【請求項4】 表裏編地が、相互に異なる種類の透孔組
    織に編成されてなる請求項1ないし3のいずれか1に記
    載の椅子用クッションシート材に適した三次元立体シー
    ト。
  5. 【請求項5】自動車座席等の椅子上に置き敷き使用され
    る椅子用クッションシートであって、 請求項1ないし4のいずれか1に記載の三次元立体シー
    トを用い、該立体シートにおける表裏編地のウェール方
    向を左右幅方向に配して少なくとも座シート部が構成さ
    れてなることを特徴とする椅子用置き敷きクッションシ
    ート。
  6. 【請求項6】 前記三次元立体シートからなる座シート
    部と背当てシート部とを有し、これらの両シート部が対
    応辺の少なくとも一部で折曲自在に連結されてなる請求
    項5に記載の椅子用置き敷きクッションシート。
  7. 【請求項7】 座シート部は、その後側辺の中間部に後
    方にのびた差込み用舌片を有し、この舌片の両側部位で
    前記背当てシート部の下辺の対応部位に連結されてなる
    請求項6に記載の椅子用クッションシート。
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