JP2001089593A - 多孔質膜の製造方法および多孔質膜 - Google Patents
多孔質膜の製造方法および多孔質膜Info
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Abstract
駆体多孔質膜を得ることができるポリイミド前駆体多孔
質膜の製造方法、ポリイミド多孔質膜の製造方法、ポリ
イミド前駆体多孔質膜、およびポリイミド多孔質膜を提
供することである。 【解決手段】 ポリイミド前駆体0.3〜60重量%と
溶媒99.7〜40重量%からなる溶液をフィルム状に
流延し、得られたフィルム状物を前記ポリイミド前駆体
の非溶媒の蒸気に曝露する処理を行った後、凝固溶媒に
浸漬もしくは接触させるポリイミド前駆体の多孔質膜の
製造方法、前記ポリイミド前駆体の多孔質膜を熱処理或
いは化学処理するポリイミド多孔質フィルムの製造方
法、ポリイミド前駆体の多孔質膜を構成要素として含む
単層または複層多孔質膜、および前記のポリイミド多孔
質膜を構成要素として含む単層または複層多孔質膜に関
する。
Description
法および多孔質膜に関し、特に、耐熱性、耐薬品性、機
械的強度に優れ膜断面方向に関通孔を有し且つ表面に緻
密層が存在しないポリイミド多孔質膜の製造方法および
ポリイミド多孔質膜に関する。
に優れたポリイミド多孔質膜として、高性能のガス分離
用途のものが知られている。このガス分離用ポリイミド
多孔質膜は、例えば、特開昭49−45152号公報に
記載されているように、芳香族テトラカルボン酸二無水
物と芳香族ジアミンとの重合反応によって得られたポリ
アミック酸の溶液を液状の薄膜に流延し、該薄膜を非溶
媒中でイミド化しながら析出する、芳香族ポリイミドガ
ス分離膜の製造方法によって得られる。また、テトラカ
ルボン酸二無水物と芳香族ジアミンとの重縮合反応で得
られたポリアミック酸の溶液を調製し、そのポリアミッ
ク酸の溶液で液状の薄膜を形成し、その薄膜を非溶媒中
で析出し、最後にそのポリアミック酸の半透膜を製造す
る方法よって得られる。さらに、ポリアミック酸の溶液
で薄膜を形成しながら一部イミド化を進めて、その薄膜
を非溶媒中で析出し、最後にそのポリアミック酸−イミ
ドの半透膜を加熱してイミド化を完結させてポリイミド
の半透膜を製造する方法が知られている。また、ポリア
ミック酸の液状の薄膜を、イミド化剤含有非溶媒中で、
イミド化しながら析出し、得られたイミド膜を加熱する
方法が知られている。そして、溶媒中に溶解したポリア
ミック酸をフィルム状に流延した後、非溶媒と接触させ
てポリアミック酸の相分離析出を誘起する方法が知られ
ている。
媒と接触する少なくとも一方の面に緻密層が形成され、
且つフィルム内部に数μm〜数10μmの孔が存在した
不均一構造を有する多孔質膜となる。フィルム表面に形
成された上記緻密層はガスの分離能を発現するが、この
ようなガス分離膜は、上記緻密層の存在及び独立気泡主
体の孔構造のために高い透気性、透液性の実現が要求さ
れる例えば電池セパレ−タなどの用途に際しては大きな
障壁となる。
方向に貫通孔を有し且つ表面に緻密層の存在しない多孔
質膜を得ることで、電池セパレ−タ用多孔質フィルムを
製造する方法がこの出願人によって平成11年3月に出
願されている。この貫通孔を有するポリイミド多孔膜で
は、ポリイミド前駆体溶液を基板上に流延し、溶媒置換
速度調整材を介して凝固溶媒に接触させることによっ
て、上記貫通孔を有したポリイミド前駆体の多孔体を析
出させている。
は溶媒置換速度調整材が必要であり、更に上記置換速度
調整材を流延後の溶液表面に積層させる工程と、ポリイ
ミド前駆体の多孔体析出後に上記置換速度調整材を上記
ポリイミド前駆体多孔質膜から剥離除去する複雑な工程
が必要であった。本発明の目的は、簡単な操作で膜断面
に貫通孔を有し且つ表面に緻密層が実質的に存在しない
ポリイミド前駆体多孔質膜およびポリイミド多孔質膜の
製造方法を提供することである。また、本発明の他の目
的は、簡単な操作で得られる貫通孔を有するポリイミド
前駆体多孔質膜およびポリイミド多孔質膜を提供するこ
とである。
駆体0.3〜60重量%と溶媒99.7〜40重量%か
らなる溶液をフィルム状に流延し、得られたフィルム状
物を前記ポリイミド前駆体の非溶媒の蒸気に曝露する処
理を行った後、凝固溶媒に浸漬もしくは接触させるポリ
イミド前駆体の多孔質膜の製造方法に関する。また、本
発明は、前記ポリイミド前駆体の多孔質膜を熱処理或い
は化学処理するポリイミド多孔質フィルムの製造方法に
関する。また、本発明は、前記の製造方法によって得ら
れるポリイミド前駆体の多孔質膜を構成要素として含む
単層または複層多孔質膜に関する。さらに、本発明は、
前記のポリイミド多孔質膜を構成要素として含む単層ま
たは複層多孔質膜に関する。
トラカルボン酸成分とジアミン成分の好ましくは芳香族
化合物に属するモノマ−を重合して得られたポリアミッ
ク酸或いはその部分的にイミド化したものであり、熱処
理或いは化学処理することで閉環してポリイミド樹脂と
することができる。ポリイミド樹脂とは、後述のイミド
化率が約50%以上の耐熱性ポリマ−である。
溶媒は、パラクロロフェノ−ル、N−メチル−2−ピロ
リドン(NMP)、ピリジン、N,N−ジメチルアセト
アミド、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド、テトラメチル尿素、フェノ−ル、クレゾ−ル
などが挙げられる。
分は、上記の有機溶媒中に大略等モル溶解、重合して、
対数粘度(30℃、濃度;0.5g/100mL NM
P)が0.3以上、特に0.5〜7であるポリイミド前
駆体が製造される。また、重合を約80℃以上の温度で
行った場合に、部分的に閉環してイミド化したポリイミ
ド前駆体が製造される。
R1またはR2は、水素、低級アルキル、低級アルコキシ
などの置換基で、Aは、O、S、CO、SO2、SO、
CH2、C(CH3)2などの二価の基であり、mまたは
nは1〜4の整数である。)で示される芳香族ジアミン
化合物が好ましい。
ミノジフェニルエーテル(以下、DADEと略記するこ
ともある)、3,3’−ジメチル−4,4’−ジアミノ
ジフェニルエ−テル、3,3’−ジエトキシ−4,4’
−ジアミノジフェニルエ−テルなどが挙げられる。また
上記各化合物の混合物であってもよい。あるいは、前記
の芳香族ジアミン成分としては、ジアミノピリジンであ
ってもよく、具体的には、2,6−ジアミノピリジン、
3,6−ジアミノピリジン、2,5−ジアミノピリジ
ン、3,4−ジアミノピリジンなどが挙げられる。
3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物
(以下、s−BPDAと略記することもある)、2,
3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物
(以下、a−BPDAと略記することもある)などのビ
フェニルテトラカルボン酸二無水物が好ましいが、2,
3,3’,4’−又は3,3’,4,4’−ビフェニル
テトラカルボン酸、あるいは2,3,3’,4’−又は
3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸の塩
またはそれらのエステル化誘導体であってもよい。ビフ
ェニルテトラカルボン酸成分は、上記の各ビフェニルテ
トラカルボン酸類の混合物であってもよい。
述のビフェニルテトラカルボン酸類のほかに、テトラカ
ルボン酸として、ピロメリット酸、3,3’,4,4’
−ベンゾフェノンテトラカルボン酸、2,2−ビス
(3,4−ジカルボキシフェニル)プロパン、ビス
(3,4−ジカルボキシフェニル)スルホン、ビス
(3,4−ジカルボキシフェニル)エ−テル、ビス
(3,4−ジカルボキシフェニル)チオエ−テル、ブタ
ンテトラカルボン酸、あるいはそれらの酸無水物、塩ま
たはエステル化誘導体などのテトラカルボン酸類であっ
てもよく、これらが全テトラカルボン酸成分中10モル
%以下、特に5モル%以下の割合で含有するものが好ま
しい。
溶媒に0.3〜60重量%、好ましくは1%〜30重量
%の割合で溶解してポリイミド前駆体溶液に調製される
(重合溶液をそのまま用いても良い)。ポリイミド前駆
体の割合が0.3重量%より小さいと多孔質膜を作製し
た際のフィルム強度が低下するので適当でなく、60重
量%より大きいとポリイミド前駆体が均一な溶液になり
にくいため、上記範囲の割合が好適である。また、調製
されたポリイミド前駆体溶液の溶液粘度は10〜100
00ポイズ、好ましくは40〜3000ポイズである。
溶液粘度が10ポイズより小さいと多孔質膜を作製した
際のフィルム強度が低下するので適当でなく、1000
0ポイズより大きいとフィルム状に流延することが困難
となるので、上記範囲が好適である。
剤、難燃剤、着色剤、或いはガラス繊維、ケイ素系繊維
等の補強材が含まれても良い。これらの添加剤及び補強
材は上記ポリイミド前駆体溶液に適宜配合することがで
きる。
としては特に制限はないが、該ポリイミド前駆体溶液を
基台となるガラス等の基板上或いは可動式のベルト上に
流延する方法、該ポリイミド前駆体溶液をT型ダイスか
ら押出す方法などの手法を用いることができる。
ノ−ル、メタノ−ル等のアルコ−ル類、アセトン、水等
のポリイミド前駆体の非溶媒を気相として含む気体を該
ポリイミド前駆体溶液表面に吹き付け上記非溶媒蒸気を
該前駆体溶液中に取り込ませる方法、上記気体を充たし
た処理槽内で該ポリイミド前駆体溶液を所定時間保持乃
至はベルトなどで通過させ上記非溶媒蒸気を該前駆体溶
液上で凝縮させる方法などの手法をとることができる。
溶液表面1平方メ−トル当たり非溶媒蒸気が約0.1モ
ル以上凝縮する程度持続させると緻密層の形成阻害に好
適である。上記非溶媒蒸気曝露処理を継続する時間に特
に上限はないが、該前駆体溶液表面における凝縮した上
記非溶媒の量の増加により、該前駆体が析出し該前駆体
溶液が白濁する直前に終了させると、均質な多孔質構造
を得るのに好適である。
駆体溶液の温度は室温でよいが、該非溶媒蒸気のポリイ
ミド前駆体溶液表面における凝縮が生じる条件が充たさ
れれば、これに限られない。
駆体溶液の雰囲気は、大気圧の空気中でよいが、該非溶
媒蒸気のポリイミド前駆体溶液表面における凝縮が生じ
る条件が充たされれば、これに限られない。
ポリイミド前駆体溶液の膜は、凝固溶媒と接触させるこ
とでポリイミド前駆体の析出、多孔質化を行う。ポリイ
ミド前駆体の凝固溶媒としては、エタノ−ル、メタノ−
ル等のアルコ−ル類、アセトン、水等のポリイミド前駆
体の非溶媒またはこれら非溶媒99.9〜50重量%と
前記ポリイミド前駆体の溶媒0.1〜50重量%との混
合溶媒を用いることができる。
ポリイミドの多孔質膜を得る場合、ついで熱処理或いは
化学処理が施される。ポリイミド前駆体膜の熱処理は、
該ポリイミド前駆体多孔質膜をピン、チャック或いはピ
ンチロ−ル等を用いて熱収縮が生じないように固定し、
大気中にて280〜500℃で5〜60分間行わうこと
が好ましい。
処理は、脂肪族酸無水物、芳香族酸無水物を脱水剤とし
て用い、トリエチルアミン等の第三級アミンを触媒とし
て行われる。また、特開平4−339835のように、
イミダ−ル、ベンズイミダゾ−ル、もしくはそれらの置
換誘導体を用いても良い。この発明の方法によって得ら
れるポリイミド多孔質膜は、好適には膜厚が10〜10
0μmである。また、好適には透気度が30〜2000
秒/100ccである。また、好適には空孔率が50〜
80%である。また、好適には平均孔径が0.05〜1
μmである。さらに、好適には突刺強度が100〜60
0gfである。また、好適には熱収縮率(105℃)が
0.3%以下である。また、前記の多孔質膜は、例えば
2枚以上を重ね合わせて端部を機械的結合手段などによ
って複層とすることができる。
るが、本発明はこれらに限定されない。以下の各例にお
いて、多孔質膜(フィルム)について以下の物性を測定
し評価した。
B型ガ−レ−デンソメ−タ−(東洋精機社製)を使用し
た。試料片を直径28.6mm、面積645mm2の円
孔に締付ける。内筒重量567gにより、筒内の空気を
試験円孔部から筒外へ通過させる。空気100ccが通
過する時間を測定し、透気度(ガ−レ−値)とした。
を測定し、目付重量から空孔率を次の式によって求め
た。式中のSは多孔質フィルムの面積、dは膜厚、Wは
測定した重量、Dはポリイミドの密度を意味し、ポリイ
ミドの密度は1.34g/m3とした。 空孔率(%)=100−100×(W/D)/(S×
d)
の50点以上の開孔部について孔面積を測定し、該孔面
積の平均値から次式に従って孔形状が真円であるとした
際の平均直径を計算より求めた。次式のSは孔面積の平
均値を意味する。 平均孔径=2×(S/π)1/2 本願発明の多孔質膜の構造は非溶媒蒸気に曝露した側
(蒸気側)と流延した基板に接触していた側(基板側)
で異なっているため、上記平均孔径は各々の面について
測定した。
−に固定し、先端形状が0.5R、直径1mmφのニー
ドルを2mm/secの速度で下降させ突刺し、貫通荷
重を測定した。
5℃に設定したオ−ブン中で8時間静置し、取出した後
の寸法を測定した。熱収縮率は次式に従う。次式のL1
はオーブンから取出した後のフィルム寸法を意味し、L
0は初期のフィルム寸法を意味する。 熱収縮率(%)=[1−(L1/L0)]×100
成分としてDADEを用い、s−BPDAに対するDA
DEのモル比が0.994で且つ該モノマ−成分の合計
重量が18重量%になるようにNMPに溶解し、40
度、6時間重合を行ってポリイミド前駆体溶液を得た。
板上に厚みが約150μmになるように流延した。上記
ポリイミド前駆体溶液の膜を、常温大気圧にて沸点に保
ったメタノ−ルの液面から10cmの上方で1分間、上
記沸騰メタノ−ルに対面させて保持することにより、メ
タノ−ル蒸気に曝露する処理を行った。
膜を、引き続き室温のメタノ−ル中に15分間浸漬し、
溶媒置換を行うことでポリイミド前駆体の析出して多孔
質化を行った。析出したフィルムはポリイミド前駆体多
孔質フィルムであった。このポリイミド前駆体多孔質フ
ィルム水中に15分間浸漬した後、ガラス板から剥離
し、ピンテンタ−に固定した状態で、大気中にて300
℃、20分間熱処理を行って、ポリイミド多孔質膜を得
た。
走査型顕微鏡観察によって、膜の断面方向に連続微細孔
を有し且つ表面に緻密層の存在しないものであることが
確認された。また、この膜の表面を同様に走査型顕微鏡
で観察したところ、非溶媒蒸気に曝露した側の表面には
径が約10μm以上のわずかな窪み(クレ−タ−)が一
様に生じており、上記クレ−タ−の底面には径が約1μ
m以下の微小開口部が更に生じた構造を有していた。一
方、基板に接触していた側の表面にはクレ−タ−状の構
造はなく、径が約1μm以下の微小開口部が分布した構
造を有していた。該多孔質膜の膜厚、透気度、空孔率、
平均孔径、突刺強度、熱収縮率の測定結果を以下に示
す。
になるように流延した以外は、実施例1と同様にしてポ
リイミド多孔質膜を得た。得られた多孔質膜の膜厚、透
気度、空孔率、平均孔径、突刺強度の測定結果を以下に
示す。 評価結果 膜厚 61μm 透気度 207秒/100cc 空孔率 60% 平均孔径 蒸気側0.65μm、基板側0.48μm 突刺強度 368gf 熱収縮率 0.3%
ンに変更した以外は、実施例2と同様にしてポリイミド
多孔質膜を得た。得られた多孔質膜の膜厚、透気度、空
孔率、平均孔径、突刺強度の測定結果を以下に示す。 評価結果 膜厚 78μm 透気度 56秒/100cc 空孔率 68% 平均孔径 蒸気側0.26μm、基板側0.42μm 突刺強度 83gf 熱収縮率 2%
より、耐熱性、耐薬品性及び機械的強度に優れるポリイ
ミドを用いた膜断面方向に貫通孔を有し且つ表面に緻密
層の存在しない多孔質膜を製造することが可能となっ
た。
Claims (4)
- 【請求項1】 ポリイミド前駆体0.3〜60重量%と
溶媒99.7〜40重量%からなる溶液をフィルム状に
流延し、得られたフィルム状物を前記ポリイミド前駆体
の非溶媒の蒸気に曝露する処理を行った後、凝固溶媒に
浸漬もしくは接触させるポリイミド前駆体の多孔質膜の
製造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載のポリイミド前駆体の多孔
質膜を熱処理或いは化学処理するポリイミド多孔質フィ
ルムの製造方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の製造方法によって得られ
るポリイミド前駆体の多孔質膜を構成要素として含む単
層または複層多孔質膜。 - 【請求項4】 請求項2記載のポリイミド多孔質膜を構
成要素として含む単層または複層多孔質膜。
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- 1999-09-20 JP JP26534799A patent/JP3966654B2/ja not_active Expired - Fee Related
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