JP2001088612A - ミラーベース接着装置 - Google Patents

ミラーベース接着装置

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JP2001088612A JP26547499A JP26547499A JP2001088612A JP 2001088612 A JP2001088612 A JP 2001088612A JP 26547499 A JP26547499 A JP 26547499A JP 26547499 A JP26547499 A JP 26547499A JP 2001088612 A JP2001088612 A JP 2001088612A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動車用フロントガラスの室内面にルームミラ
ーを取り付けるためのベース金具を均一な接着力で接着
させる。 【解決手段】前記ガラス板を位置決めする位置決め手段
と、片面に接着剤層を設けた前記ベース金具を整列させ
所定位置に供給する供給手段と、供給されるベース金具
を開閉チャック等により挟持する挟持手段と、挟持した
ベース金具をガラス板面の所定位置に載置する移載手段
と、該ガラス板面に載置したベース金具を押圧シリンダ
によって押圧する押圧手段とからなり、押圧手段の先端
に回動自在な球状部を備えたことにより前記ベース金具
をガラス板面に均一な力で押圧し接着させるようにし、
好ましくは、前記ベース金具の挟持手段と押圧手段とを
一体化してロボットハンド上に設け、切替アクチュエー
タによって挟持手段と押圧手段とを切替えて使用する切
替手段を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用フロント
ガラスの室内面にルームミラーを取り付けるためのベー
ス金具を接着させる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車等のフロント窓ガラス
の室内ガラス面にルームミラーを取り付ける場合には、
ステンレス等の金属製で略方形の板状のベース金具(ミ
ラーベース)をシリコーン系接着剤、ウレタン系接着
剤、またはPVB膜(ポリ・ビニール・ブチラール膜)
等の接着剤を介して湾曲ガラス板面に接着させ、硬化し
た後に該ベース金具にルームミラーを取り付け固定する
方法が一般的に良く知られている。
【0003】このベース金具をガラス板に接着させる装
置として、従来より、図6、図7に示すような装置を用
いてきた。
【0004】つまり、図示しないベース金具の供給手段
によって供給される片面に接着剤層を設けた板状片のベ
ース金具の側端部を、ロボットハンドの先端に設けた開
閉チャックに取り付けた一対のフィンガーで挟持し、図
示しない位置決め装置によって位置決めされたガラス板
の所定位置に、前記ベース金具に片面に設けた接着剤層
がガラス板面側となるように載置後、図7に示すように
前記フィンガーの先端部でベース金具をガラス板側に押
圧し、ガラス板面への接着を行っていた。
【0005】また、本出願人による実公昭59−355
42号公報には、あらかじめホットメルト型接着剤(P
VB)を融着した金属製の台座等の部材を板ガラス面の
一部の定位置に接着剤層が板ガラス側となるように載置
し、押圧用シリンダを作動させて押圧具で部材をガラス
板面に押圧すると共に、接着部近傍に熱風を吹き付けて
接着剤を融着させ金属製の部材とガラス板とを接着する
装置が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図6、図7に示したよ
うな従来の接着装置においては、ガラス板面に接着した
ベース金具に対し、ロボットハンドに取り付けたフィン
ガーの先端を、図8(a)に示すように、予め設定した
常に一定の方向にベース金具を押圧しようとするため、
ガラス板の成形時の湾曲形状誤差や、前記フィンガーの
先端の押圧面の形状等によって、図8(b)に示すよう
に、ガラス板へのベース金具の接着部位置の中心におけ
る鉛直線方向と、フィンガーの先端面中心位置の鉛直線
方向とが若干ずれ、それぞれの鉛直線方向の角度が異な
るため、ベース金具を押圧してベース金具に設けた接着
剤層をガラス面に接着させる時に、接着剤層に対して均
一な加圧ができないため接着剤層の厚みも一定とはなら
ず、均一な接着力が得られないという問題点があった。
【0007】また、実公昭59−35542号公報に記
載の考案は、ポリビニールブチラール(PVB)等のホ
ットメルト接着剤を熱風加熱するものであるため、接着
後車内温度が上昇し、フロントガラスの温度が60度以
上になると接着剤が軟化して、接着力が失われルームミ
ラーが落下してしまうという問題点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点の
解決を図る、すなわち簡易な構成にして湾曲ガラス面上
にルームミラーを取付けるための金属製のベース金具と
湾曲ガラス板との接着強度が均一となるように、ベース
金具を湾曲ガラス板面側に押圧し接着剤層を加圧圧縮す
ることを目的として、自動車用フロントガラスの室内面
にルームミラー取付用のベース金具を接着する接着装置
において、湾曲ガラス板を位置決めする位置決め手段
と、前記ベース金具を整列させ所定位置に供給する供給
手段と、供給されるベース金具を開閉チャック等により
挟持する挟持手段と、挟持したベース金具をガラス板面
の所定位置に載置する移載手段と、該湾曲ガラス板面に
載置したベース金具を押圧シリンダによって押圧する押
圧手段とからなり、押圧手段の先端に回動自在な球状部
を備えたことにより前記ベース金具を湾曲ガラス板面に
均一な力で押圧し接着させるようにし、あるいは、前記
ベース金具の挟持手段と押圧手段とを一体化してロボッ
トハンド上に設け、切替アクチュエータによって挟持手
段と押圧手段とを切替えて使用する切替手段を設け、さ
らに、前記押圧手段の先端に設けた回動自在な球状部を
截頭球状とし、その截頭面を湾曲ガラス面上のベース金
具に押圧させるようにしたベース金具の接着装置を提供
する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の接着装置1は、図4の平
面図に示すように、湾曲ガラス板2を所定の位置で位置
決めする位置決め手段60と、図3の側面図に示すよう
に、複数のベース金具3、3・・を整列させ順次所定位
置に供給する供給手段10と、図1の要部正面図に示す
ように、供給されるベース金具3を開閉チャック21等
により挟持する挟持手段20と、図5の平面図に示すよ
うに、挟持したベース金具3をガラス板2面の所定位置
に載置する移載手段40と、図2の要部正面図に示すよ
うに、該湾曲ガラス板2面に載置したベース金具3を押
圧シリンダ31によって押圧する押圧手段30とからな
り、押圧手段30の先端に回動自在な球状部32を備え
たことにより、前記ベース金具3を湾曲ガラス板2面に
均一な力で押圧し接着できるようにしたものである。
【0010】あるいは、図1に示すように、前記ベース
金具3の挟持手段20と押圧手段30とを一体化してロ
ボット41のハンド42上に設け、切替アクチュエータ
51によって挟持手段20と押圧手段30とを切替えて
使用可能にする切替手段50を設けるようにした。
【0011】図3に示すように、前記供給手段10は、
図示しない振動フィーダーによって順次送られてくる複
数のベース金具3、3、・・を載置し整列させる供給プ
レート11と、該供給プレート11上の先端付近で開閉
軸14を軸として上下に開閉自在な金具ストッパー12
を設けた。
【0012】該金具ストッパー12は、先端部両側面部
12b、12bに凹状切欠部13を設け、先端部には図
示しない振動フィーダーによって順次押し出されるベー
ス金具3の先端と当接して停止させて位置決めするスト
ッパー12aを有している。
【0013】図1に示すように、前記挟持手段20は、
ロボット41のハンド42の先端付近に設けた開閉チャ
ック21の先端に一対のフィンガー22、22を取り付
けたもので、前記供給手段10の先端にて位置決めされ
たベース金具3の両側端を開閉チャック21を閉にする
ことによって前記一対のフィンガー22、22にて挟持
させる。
【0014】図2に示すように、前記押圧手段30は、
ロボット41のハンド42の先端付近に設けた押圧シリ
ンダ31のロッドの先端に回動自在な球状部32を設け
たものである。その押圧方向は、ロボット41によって
制御されるが、湾曲ガラス板2のベース金具3を接着す
る所定の位置の面の鉛直方向より球状部32を押圧でき
るように押圧シリンダ31によって押圧する。
【0015】前記移載手段40は、図3に示すような供
給手段10によって供給された上面に接着剤を塗布した
ベース金具3を挟持し、図5に示すように、ロボット4
1の先端に設けたハンド42に取り付けた挟持手段20
によって、位置決めされたガラス板2の上面の所定位置
に接着剤層4が下面になるように向けて載置するもので
ある。
【0016】図1に示すように、前記切替手段50は、
前記ベース金具3の挟持手段20と押圧手段30とをL
字状の切替レバー52の各先端に配置し、切替アクチュ
エータ51の作動によって切替レバーを90度程度回動
させ、挟持手段20と押圧手段30のいずれか片方がハ
ンド42の先端位置方向になるように切り替えて使用す
るものである。切替アクチュエータ51はハンド42の
先端に取付部材43を介して固定されている。
【0017】前記切替アクチュエータ51の駆動軸54
には駆動側歯車53を取り付け、切替アクチュエータ5
1の作動により駆動側歯車53が回動する。また、該駆
動側歯車53と噛み合う従動側歯車55の従動軸56に
は切替レバー52を取り付け固定し、切替アクチュエー
タ51の回動方向とは逆方向に回動する。
【0018】図4に示すように、前記位置決め手段60
は、搬送コンベア61によって水平姿勢で搬送される湾
曲ガラス板2を位置決めテーブル62上で停止させ、湾
曲ガラス板2の前後方向を押圧挟持する前後押圧ロール
63、63・・と、左右方向より押圧挟持する左右押圧
ロール64、64からなり、四方向からの挟持にて位置
決めするものである。
【0019】前記押圧手段30の先端に設けた回動自在
な球状部32は、好ましくは截頭球状とし、その截頭面
を湾曲ガラス2面上に貼着させるベース金具3に当接
し、押圧させるようにした。
【0020】次に、本接着装置1の作用、および使用例
について説明する。
【0021】まず、前記供給手段10の図示しない振動
フィーダーによって上面に接着剤が塗布された複数のベ
ース金具3、3、・・が順次送られてくるが、供給プレ
ート11の両側には側壁が設けられ、供給プレートの幅
はベース金具の幅より僅かに広幅であるのでベース金具
3は一列に整列しながら前進する。
【0022】また図3に示すように、供給プレート11
の最先端部分は、ベース金具3の一つ分の長さに亘って
上方、側方、先端共に開放されており、該開放部のやや
上流側に設けた開閉軸14を軸として、上下に開閉自在
な金具ストッパー12を設け、該金具ストッパー12を
供給プレート11上に倒して前記開放部を閉状態とすれ
ば、ベース金具3は図示しない振動フィーダーによって
順次先端側に押し出されるが、ベース金具3の先端は金
具ストッパー12の先端のストッパー12aに当接して
停止する。
【0023】前記金具ストッパー12の側部には凹状切
欠部13があるので閉の状態でも、ロボット41のハン
ド42の先端に設けた挟持手段20の開閉チャック21
の先端に取り付けられた一対のフィンガー22、22の
開閉によってベース金具3の側端部を挟持することがで
きる。
【0024】挟持手段20によりベース金具3の挟持
後、金具ストッパー12は開となり、ベース金具3を挟
持している開閉チャック21は移載手段40により水平
にスライド移動させ、挟持したベース金具3が供給プレ
ート11から外れた後、移載手段40により湾曲ガラス
板2の所定の位置にベース金具3の載置を行う。
【0025】供給プレート11上のベース金具3を一つ
取り出すと、続いて次のベース金具3が供給プレート1
1の先端まで順次移動し、待機状態となる。
【0026】湾曲ガラス板2は、図4で示すように、搬
送コンベア61によって運ばれ、位置決めテーブル62
の所定の位置で停止し、図示しない自在キャスター等を
上昇させて湾曲ガラス板2を滑動自在となる。続いて、
位置決め手段60によって、前後方向より前後押圧ロー
ル63、63・・、左右方向より左右押圧ロール64、
64によって挟持して、湾曲ガラス板2の位置決めす
る。
【0027】前記移載手段40のロボット41のハンド
42の先端に設けた挟持手段20によって挟持されたベ
ース金具3の接着剤層4を下方に向けて、前記位置決め
された湾曲ガラス板2の所定位置に所定の向きで載置
し、載置完了後開閉チャック21を開放し、開閉チャッ
ク21を僅かに上昇させる。
【0028】前記湾曲ガラス板2の所定位置上に載置さ
れたベース金具3は接着剤層4がガラス面側にあるが、
載置しただけなので十分に接着されていない。
【0029】いま、ハンド42の先端は挟持手段20に
なっているが、切替手段50の切替アクチュエータ51
の作動によって駆動側歯車53を回動させ、駆動側歯車
53と噛み合っている従動側歯車55を回動させ、従動
側歯車55に固定されているL字状の切替レバー52を
回動させることによって、ハンド42の先端を挟持手段
20から押圧手段30に切り替える。
【0030】前記押圧手段30は、押圧シリンダ31の
作動によりシリンダロッドの先端に設けた球状部32を
ガラス板面に載置したベース金具3の略中心を押圧し、
ガラス板面に接着させるが、その押圧方向はガラス板2
の接着面の中心部の鉛直方向である。
【0031】本発明の押圧手段30においては、その先
端に球状部32や截頭球状部を設けたので、ベース金具
3の接着位置におけるガラス板面の鉛直方向として、予
め設定した基準となる方向に対し、ガラス板2の成形時
の湾曲形状誤差等によって、図8(b)に示すように、
ガラス板2へのベース金具3の接着部位置の中心におけ
る鉛直線方向と、フィンガー22の先端面中心位置の鉛
直線方向とが若干ずれ、それぞれの鉛直線方向の角度が
異なり、ベース金具3を押圧してベース金具3に設けた
接着剤層4をガラス板面に接着させても、接着剤層4に
対して均一な加圧ができ、接着剤層4の厚みも一定とな
り、均一な接着力が得られた。
【0032】これは、ガラス板2の湾曲形状誤差があっ
て、押圧手段30の先端でベース金具3を斜めに押圧し
たときに、傾いた状態でガラス板2にベース金具3の片
辺側が接触するが、その後の押圧によって、押圧手段3
0の先端の球状部32や截頭球状部が首振り状に回動し
て、ベース金具3がガラス板面に平行に近づく。
【0033】湾曲ガラス板2面上へのベース金具3の接
着が完了すると、押圧シリンダ31は復動し、湾曲ガラ
ス板2の前後左右を押圧している前後押圧ロール63、
63・・、左右押圧ロール64、64は解除され、図示
しない自在キャスターが下降して湾曲ガラス板2は搬送
コンベア61によって次工程に移送される。
【0034】ベース金具3は車両用フロント窓ガラスに
設けるが、車両用フロントガラスは通常合わせガラスで
あるので、オートクレーブ内で加圧及び加熱処理され、
同時にミラーベースとして接着したベース金具3も接着
面内の空気泡等がなくなり、接着力が増大する。
【0035】また、切替手段50の切替アクチュエータ
ー51も復動して、押圧手段30と挟持手段20の位置
を入れ替え、次に搬送されてくる湾曲ガラス板2へのベ
ース金具3の接着処理に備える。
【0036】以上、好適な実施例について述べたが、本
発明はこれに限定されるものではなく種々の応用が考え
られる。
【0037】本発明で使用した各種シリンダーは、これ
に代えてモーターとしても良い。
【0038】ベース金具3としてはステンレス等の錆び
ない金属が望ましいが、鉄にクロムメッキ、ニッケルメ
ッキ、樹脂塗装等の防錆処理したものでも良い。
【0039】ベース金具3の接着剤層4としては、シリ
コン系接着剤、ウレタン系接着剤、アクリル系接着剤の
何れでも良い。
【0040】ベース金具3を接着するガラス板2として
は車両用としては通常合わせガラスを用いるが、単板強
化ガラスや半強化ガラスであっても良く、接着位置に黒
色のセラミックペーストによる着色層を設けても良い。
【0041】また建築用の未強化ガラス、強化ガラス、
合わせガラス、複層ガラス等に設けるようにしても良
い。
【0042】
【発明の効果】本発明は、押圧手段の先端に回動回転自
在な球状部、又は截頭球状部でベース金具を押圧するの
で、湾曲したガラス板の位置決め誤差や形状誤差によっ
て、ベース金具の押圧方向に角度偏位があっても、先端
の球状部や截頭球状部の首振りによって角度偏位に追従
し、ガラス板面に均等な押圧力で押圧することができ、
接着剤部分を均等に加圧圧縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接着装置の要部正面図。
【図2】本発明の接着装置によってベース金具への押圧
状態を示す要部正面図。
【図3】ベース金具の供給手段によって供給されるベー
ス金具を挟持する状態を示す側面図。
【図4】位置決めされたガラス板上にベース金具を載置
する状態を示す平面図。
【図5】ガラス板上にベース金具を押圧する状態を示す
平面図。
【図6】従来の接着装置のハンドの要部正面図。
【図7】従来の接着装置のハンド先端でベース金具を押
圧する要部正面図。
【図8】(a)、(b)は、それぞれ従来の接着装置に
よりベース金具をガラス板に接着させた状態で、正常な
押圧状態と異常な押圧状態を説明する側面図。
【符号の説明】
1 ミラーベース接着装置 2 ガラス板 3 ベース金具(ミラーベース) 4 接着剤層 10 供給手段 11 供給プレート 12 金具ストッパー 13 凹状切欠部 14 開閉軸 20 挟持手段 21 開閉チャック 22 フィンガー 30 押圧手段 31 押圧シリンダ 32 球状部 40 移載手段 41 ロボット 42 ハンド 43 取付部材 50 切替手段 51 切替アクチュエータ 52 切替レバー 53 駆動側歯車 54 駆動軸 55 従動側歯車 56 従動軸 60 位置決め手段 61 搬送コンベア 62 位置決めテーブル 63 前後押圧ロール 64 左右押圧ロール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用フロントガラスの室内面にルー
    ムミラー取付用のベース金具を接着する接着装置におい
    て、前記ガラス板を位置決めする位置決め手段と、片面
    に接着剤層を設けた前記ベース金具を整列させ所定位置
    に供給する供給手段と、供給されるベース金具を開閉チ
    ャック等により挟持する挟持手段と、挟持したベース金
    具をガラス板面の所定位置に載置する移載手段と、該ガ
    ラス板面に載置したベース金具を押圧シリンダによって
    押圧する押圧手段とからなり、押圧手段の先端に回動自
    在な球状部を備えたことにより前記ベース金具をガラス
    板面に均一な力で押圧し接着させるようにしたことを特
    徴とするベース金具の接着装置。
  2. 【請求項2】 前記ベース金具の挟持手段と押圧手段と
    を一体化してロボットハンド上に設け、切替アクチュエ
    ータによって挟持手段と押圧手段とを切替えて使用する
    切替手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のベー
    ス金具の接着装置。
  3. 【請求項3】 前記押圧手段の先端に設けた回動自在な
    球状部を截頭球状とし、その截頭面をガラス面上のベー
    ス金具に押圧させるようにしたことを特徴とする請求項
    1乃至2記載のベース金具の接着装置。
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