JPS5935542Y2 - 板ガラス面への部材接着装置 - Google Patents

板ガラス面への部材接着装置

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JPS5935542Y2
JPS5935542Y2 JP6217680U JP6217680U JPS5935542Y2 JP S5935542 Y2 JPS5935542 Y2 JP S5935542Y2 JP 6217680 U JP6217680 U JP 6217680U JP 6217680 U JP6217680 U JP 6217680U JP S5935542 Y2 JPS5935542 Y2 JP S5935542Y2
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JP
Japan
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plate glass
plate
glass
hot
melt adhesive
Prior art date
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Expired
Application number
JP6217680U
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English (en)
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JPS56165047U (ja
Inventor
守 田中
文徳 村田
Original Assignee
セントラル硝子株式会社
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Publication date
Application filed by セントラル硝子株式会社 filed Critical セントラル硝子株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は板ガラス面の一部にホットメルト型接着剤に
より部材を接着する装置に関し、とくに自動車のフロン
トガラス内面にルームミラーの金属性台座を接着するの
に好適なる接着装置に関する。
近年板ガラスの一部定位置に部材を強固に接着せねばな
らぬ場合が増加している。
その−例が自動車のフロントガラス内面のルームミラー
の金属性台座の接着である。
すなわち従来のルームミラーはフロントガラスの上部天
井に取付柄を介して取付けられていたが、このような取
付は方ではルームミラーと運転者の距離が近いため、運
転者に圧迫感を与える場合が多かったのである。
このため現在、フロントガラスに金属性台座を接着し、
その台座にルームミラーを取付けることにより運転者と
の距離を長くしてほしいとの要望がなされているのであ
る。
ところで、金属性台座をフロントガラスに接着する場合
接着数は相当なものになるので、接着は能率的に行なわ
れなければならず、しかも接着毎に接着強度が一定で、
金属性台座が定位置に接着されるようにしなければなら
ないのであるが、従来接着装置にはこれらの条件を満す
ものがないという問題があった。
この考案は前記条件を満足させた接着装置を提供するも
のである。
すなわちこの考案はあらかじめホットメルト型接着剤が
融着された金属性台座等の部材を板ガラス面の一部定位
置に能率的にかつ接着強度が一定になるように接着でき
る接着装置を提供するものである。
以下図面に基き、この考案の一実施例を説明する。
この考案の板ガラス面への部材接着装置は大別して、板
ガラスの位置を決める板ガラス位置決め機構と、板ガラ
ス面へ接着する部材の位置を決める部材位置決め機構と
、板ガラス面へ部材を圧着する押圧機構と、板ガラス面
へ熱風を吹付ける熱風吐出機構とより構成されている。
先ず板ガラス位置決め機構について説明する。
第1図、第2図において、架台11には内部にガイド1
2が嵌入された筒状部材13が立設されていて、ガイド
12は上下方向に摺動できるようになっている。
またガイド12の上部には板ガラスGの位置決めを行う
際に使用する複数のキャスターロール14を有する板ガ
ラス載置台15が固着されている。
しかしてこの板ガラス載置台15の下の架台11には昇
降用シリンダー16が設けられていて、そのロッド17
は連結具18を介して板ガラス載置台15の下部に連結
され、板ガラス載置台15を昇降させることができるよ
うになっている。
一方前記架台11の手前寄り一方の側面には棚19が設
けられていて、その上に板ガラスGの一方の端面を当接
してその端面方向の位置決めを行う位置決め具20が設
けられている。
この位置決め具20はハンドル21を有するネジ棒22
と螺合していて、第1図にて左右方向に移動できるよう
になっている。
また架台11の後方寄り両側には一対の棚19 aが設
けられていて、それらの上に板ガラスGの他方の端面を
当接して、その端面方向の位置決めを行う他の位置決め
具20 aが設けられている。
これらの位置決め具20 aは前記位置決め具20と同
様ハンドル21 aを有するネジ棒22 aと螺合し、
第2図にて左右に移動できるようになっている。
また架台11の前面寄り両側には昇降用シリンダー16
の下降時に板ガラスGを移載して支持する板ガラス支持
棒23が設けられている。
この板ガラス支持棒23は途中にハンドル24を有して
いて、該ハンドル24の回動により上下位置を調整でき
るようになっている。
次に部材位置決め機構について説明する。
架台11の中央部には板ガラスGの部材接着部25を載
置させるための接着部支持台26が固着され、その上に
軸受27に枢着されたアーム28の先端部29が位置し
ている。
この先端部29には第3図に示す如く、接着しようとす
る部材と嵌合できる形状の開口30が設けられている。
一方アーム28の基部寄り上面にはアーム28を回動さ
せるための連結具31が固着され、また軸受27の後方
にはシリンダー32が設けられていて、該シリンダー3
2のロッド33と連結具31は枢軸34を介して連結さ
れ、先端部29の板ガラスGへの近接ならびに離反を可
能にしている。
さて次は押圧機構であるが、本機構は架台11より手前
側に延びたチャンネル35に取付けられた押圧用シリン
ダー36を有している。
この押圧用シノンダー36は前記接着部支持台26の上
方に位置して、下方にロッド37を伸縮するようになっ
ており、またそのロッド37の先端には接着しようとす
る部材を押圧するための押圧具38が取付けられている
一方チヤンネル35には筒状部材39が立設されていて
、その中にガイド40が摺動自在に嵌入されている。
しかしてこのガイド40の下端は連結具41を介して、
ロッド37に連結され、ロッド37が下降したとき押圧
具38が先端部2つの開口30に確実に案内されるよう
になっている。
最後の熱風吐出機構は架台11の上部に取付けられた熱
風ユニット42を要部としている。
この熱風ユニット42は第4図にその内部を示すように
基盤43の上に固設された熱風発生装置44を有してい
て、そこに取付けられたパイプ45でもって、熱風通路
を形成している。
パイプ45は途中で分岐してパイプ45 aになってお
り、その先端は熱風吐出口46になっている。
この熱風吐出口46は板ガラスGの面より2〜3cnn
上方に位置し、板ガラスGを均一に加熱できる。
一方パイブ45の途中には熱風吐出切替用のダンパー4
7(開閉はハイローターによる)が設けられている。
このダンパー47によりパイプ45が閉じられた場合の
熱風はパイプ45に接続されたパイプ45 bより排出
される。
第5図は板ガラスGへ接着する部材48を示すもので、
該部材48の片面にはホットメルト型接着剤層49があ
らかじめ融着されている。
この部材48へのホットメルト型接着剤層49の融着は
前以って部材の形状に切断したホットメルト型接着剤の
膜を熱風で加熱し、た部材の接着面に載置し、しかる後
にシリンダー等の押圧手段により押圧して行われる。
次に上記装置を用いて部材48の板ガラスGへの接着方
法を説明する。
ます板ガラスGを載置する前に昇降用シリンダー16に
より板ガラス載置台15を上昇させ、キャスターロール
14が板ガラス支持棒23より高くなるようにする。
その後板ガラスGをキャスターロール14に乗せ、各端
面を位置決め具20.20 aに当接して位置決めを行
う。
位置決めをした後昇降用シリンダー16を下降させ、板
ガラスGを板ガラス支持棒23と、接着部支持台26で
支持し、板ガラスGが移動しないようにする。
その後、熱風ユニット42のダンパー47を開いてタイ
マー制御により所定時間熱風を板ガラスGの接着部分に
吹付け、加温する。
加温完了後シリンダー32を作動させ、アーム28を回
動させ、その先端部29を板ガラスG上に乗せ、部材4
8の接着位置決めを行う。
その後部材48のホットメルト型接着剤層49が板ガラ
スG側になるようにして部材48を開口30に嵌合させ
、次いで押圧用シリンダー36を作動させて、ロッド3
7を下降させ、押圧具38で部材48を数十秒間押圧し
、融着させる。
なお抑圧動作途中より空気パイプ(図示せず)により冷
風を送り、ホットメルト型接着剤層49を固化し、固化
後ロッド37を上昇させ、次いでアーム28を回動させ
てもとの状態に復帰させる。
その後昇降用シリンダー16により板ガラス載置台15
を上昇させてキャスターロール14で板ガラスGを支持
し、板ガラスGを取去る。
上記装置でフロントガラスにルームミラーの金属性台座
を接着する場合、台座としては焼結合金製のものを、ま
たホットメルト型接着剤としてはポリビニルブチラール
膜をそれぞれ用い、板ガラス温度60〜80°Cで接着
するのが好ましい。
なお上記実施例においてキャスターロール付板ガラス載
置台15は多数の空気噴出口を有するテーブルにして、
空気でもって板ガラスGを浮揚させるようにしてもよく
、また板ガラスGの加熱は熱風加熱の代りに赤外線加熱
などが板ガラスGを均一かつ迅速に加熱できる方式にし
てもよい。
この考案は前記のようであって、板ガラスの水平方向に
移動可能な板ガラス載置台を用いるので、大型で肉厚の
厚い重い板ガラスでも容易に移動して位置決めすること
ができ、かつ位置決め後は該載置台の下動に伴って支持
台で支持されるので、板ガラスはその後に行なわれる接
着作業中に移動するようなことはない。
また、板ガラスの部材接着部に接着されるホットメルト
型接着剤層を有する部材は、該部材とほぼ類似した形状
の切欠部を有する部材位置決め具によって位置決めされ
、すなわちホットメルト型接着剤層を有する部材を前記
切欠部に嵌合するだけで簡単にその位置決めをすること
ができ、そのためホットメルト型接着剤層を有する部材
の、板ガラスの部材接着部に対する位置が常に一定とな
り、接着毎に部材位置が変動することがないから、同一
品質の製品を連続的に得ることができるとともに、作業
能率が著しく向上する。
さらに、ホットメルト型接着剤層を有する部材の接着は
、該ホットメルト型接着剤層を加熱装置の熱風パイプよ
り送られる熱風で加熱された板ガラスの部材接着部に押
圧するだけでよく、しかも接着剤層はホットメルト型で
あって常温では固化した状態にあるため、これを有する
部材の接着前の保管や運搬が便利であるとともに、加熱
された板ガラスの部材接着部に押圧された際、熱により
まくれたり、偏った変形を生ぜず、均一に接着され、常
に一定の接着強度が得られ、また接着時間が少くてすむ
などの優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
添付図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は
正面図、第2図は左側面図、第3図はアームの拡大斜視
図、第4図は熱風ユニットの内部を示す斜視図、第5図
は板ガラスに接着する部材の斜視図を示す。 11・・・架台、14・・・キャスターロール、15・
・・板ガラス載置台、20.20 a・・・位置決め具
、23・・・板ガラス支持棒、26・・・接着部支持台
、28・・・アーム、29・・・先端部、30・・・開
口、34・・・枢軸、36・・・押圧用シリンダー38
・・・押圧具、42・・・熱風ユニット、46・・・熱
風吐出口、48・・・部材、49・・・ホットメルト型
接着剤層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下動自在で、載置された板ガラスを水平方向に移動可
    能な板ガラス載置台と、この板ガラス載置台の側方に立
    設され、前記載置された板ガラスの位置決めを行う板ガ
    ラス位置決め具と、前記板ガラス載置台の下動に伴い板
    ガラスを移載して支持する板ガラス支持台と、この板ガ
    ラス支持台で支持された板ガラスの上面における部材接
    着部の近傍を臨む熱風パイプを有し、該パイプからの熱
    風によって部材接着部を加熱する熱風式加熱装置と、前
    記板ガラスの部材接着部の上方に配設され、部材接着部
    側にホットメルト型接着剤層を有する部材を、前記加熱
    された部材接着部に押圧可能な押圧装置と、前記ホット
    メルト型接着剤層を有する部材とほぼ類似した形状の切
    欠部を有し、板ガラス載置台の側方に板ガラスの部材接
    着部と接離可能に配設され、ホットメルト型接着剤層を
    有する部材の押圧時に、板ガラスの部材接着部に近接し
    て位置し、ホットメルト型接着剤層を有する部材の位置
    決めが可能な部材位置決め具とを具えていることを特徴
    とする板ガラス面への部材接着装置。
JP6217680U 1980-05-07 1980-05-07 板ガラス面への部材接着装置 Expired JPS5935542Y2 (ja)

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JP6217680U JPS5935542Y2 (ja) 1980-05-07 1980-05-07 板ガラス面への部材接着装置

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JP6217680U JPS5935542Y2 (ja) 1980-05-07 1980-05-07 板ガラス面への部材接着装置

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JPS56165047U JPS56165047U (ja) 1981-12-07
JPS5935542Y2 true JPS5935542Y2 (ja) 1984-10-01

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ID=29656501

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JP (1) JPS5935542Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001088612A (ja) * 1999-09-20 2001-04-03 Central Glass Co Ltd ミラーベース接着装置
JP2009006821A (ja) * 2007-06-27 2009-01-15 Central Glass Co Ltd 自動車用窓ガラスへのベ−ス金具の接着装置およびその方法

Cited By (2)

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JPS56165047U (ja) 1981-12-07

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