JPH11347470A - 塗布装置 - Google Patents

塗布装置

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JPH11347470A
JPH11347470A JP15474198A JP15474198A JPH11347470A JP H11347470 A JPH11347470 A JP H11347470A JP 15474198 A JP15474198 A JP 15474198A JP 15474198 A JP15474198 A JP 15474198A JP H11347470 A JPH11347470 A JP H11347470A
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JP
Japan
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coating
main body
plate
application
guide plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP15474198A
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English (en)
Inventor
Koji Shimonishi
弘二 下西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication of JPH11347470A publication Critical patent/JPH11347470A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、塗布精度にすぐれ、塗布作
業が容易で、設備費用の安価な塗布装置を提供すること
である。 【解決手段】 本発明は、板状体Gの端面から一定幅で
液状物質Pを塗布する塗布装置10であって、本体1
と、本体1に接続された液状物質供給配管2と、供給さ
れた液状物質Pを塗布するフェルト等の塗布部材3、3
1と、本体1の下部に垂設されその側面を板状体Gの端
面に当接させて本体1を案内する案内板4とを備え、塗
布部材3、31の上面が本体1の下部に取り付けられ、
塗布部材3、31の一側面が案内板4の案内側面に当接
して取り付けられているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板状体の端面から
一定幅で液状物質を塗布する塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の塗布装置は、例えば、特開平3−
254848号公報に記載されている。上記公報記載の
塗布装置は、自動車窓ガラスの周囲にプライマーを塗布
する塗布装置であって、本体と、本体に接続されたプラ
イマー供給配管と、本体の下部に取り付けられたプライ
マー塗布用刷毛と、プライマーの塗布状態を検知可能な
検知装置を備えたものである。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載の如き塗布装置は、人手により塗布する場合、ガ
ラス等の周囲に所定の誤差範囲で一定幅に塗布するのは
技能が必要である。また、ロボット等で塗布する場合で
も、ガラスの寸法誤差や位置決め制度によって塗布ズレ
が起こり、それに伴い塗り残し等の品質不良を招く恐れ
がある。また、塗布幅は単一寸法ばかりでなく、2種類
の塗布幅で塗布するものもある。この場合、2列塗りを
すると、塗り残しや重ね塗りによる塗りむらなどが発生
するという問題がある。また、2列塗りは塗布に時間が
かかったり、幅の異なる塗布装置を2機種使用するの
で、設備費用もかかる。
【0003】本発明は、上記従来技術の問題を解決する
ためになされたものであって、本発明の目的は、塗布精
度にすぐれ、塗布作業が容易で、設備費用の安価な塗布
装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
板状体の端面から一定幅で液状物質を塗布する塗布装置
であって、本体と、本体に接続された液状物質供給配管
と、供給された液状物質を塗布する塗布部材と、本体の
下部に垂設されその側面を板状体の端面に当接させて本
体を案内する案内板とを備え、塗布部材の上面が本体の
下部に取り付けられ、塗布部材の一側面が案内板の案内
側面に当接して取り付けられているものである。
【0005】請求項1記載の本発明において、塗布部材
としては、フェルト、連続気泡を有する合成樹脂等の発
泡体、多孔質の焼結体、ハケ等が用いられる。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の塗
布装置において、案内板を境にしてその両側に塗布幅の
異なる塗布部材が取り付けられ、液状物質供給配管が、
それぞれの塗布部材に液状物質の供給を切り替え可能と
なす切り替え弁を有してなるものである。
【0007】(作用)請求項1記載の塗布装置は、本体
の下部に垂設されその側面を板状体の端面に当接させて
本体を案内する案内板を備え、塗布部材の上面が本体の
下部に取り付けられ、塗布部材の一側面が案内板の案内
側面に当接して取り付けられているので、板状体の端面
から一定幅で液状物質を塗布する場合、塗布幅が一定し
塗布精度にすぐれる。また、板状体の端面に案内板を当
接しながら塗布するので、塗布作業が容易である。さら
に、本体と、液状物質供給配管と、フェルト等の塗布部
材と、案内板とを備えただけの比較的簡単な構成である
から、設備費用が安価である。
【0008】請求項2記載の塗布装置は、さらに、案内
板を境にしてその両側に塗布幅の異なる塗布部材が取り
付けられ、液状物質供給配管が、それぞれの塗布部材に
液状物質の供給を切り替え可能となす切り替え弁を有し
てなるものであるから、切り替え弁の切り替えと塗布部
材の選択だけて2種類の塗布幅に一つの塗布装置で対応
できる。また、2列塗りの必要がないので、塗り残しや
塗りむらなどがなく、塗布時間も短縮でき、設備費用も
安価となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図1〜図3を参照しながら詳細に説明する。図1は本
発明の一実施例を示す塗布装置の説明図であって、
(イ)図は正面図、(ロ)図は平面図、(ハ)図は背面
図である。図2は板状体とその塗布場所を示す説明図、
図3は図1の塗布装置の使用状態を示す説明図である。
図1〜図3において、10は塗布装置、Gは板状体、P
は液状物質である。
【0010】塗布装置10は、図2に示すように、板状
体Gの端面から一定幅t1またはt2で液状物質Pを塗
布するための装置であって、上記板状体Gは、厚さ5m
mの強化ガラス板である。この板状体Gは、太陽電池モ
ジュールの一部品であって、太陽電池モジュールは、強
化ガラスでなる板状体Gと、太陽電池セルと、絶縁フィ
ルムとを、それぞれ、接着剤層を介して加熱プレスによ
り積層したものである。上記液状物質Pは、プライマー
であって、このプライマーPは、上記積層体の製造工程
(プライマー塗布工程後に反応射出成形を行う)で、板
状体Gとウレタン樹脂接着剤との接着補助剤として使用
されている。板状体Gの相対向する両側辺は、液状物質
Pの塗布幅t1を15mmに、また、他方の両側辺は液
状物質Pの塗布幅t2を5mmにて塗布するものであ
る。
【0011】塗布装置10は、図1に示すように、本体
1と、本体1の下側に取り付けられ本体1と共同して塗
布幅の異なる二つのフェルト製の塗布部材3、31を挟
持する挟持片11とを備えている。本体1の基端は挟持
片11とピン結合され、本体1の先端側が回動自在にな
されている。12はナット付きボルトであって、本体1
と挟持片11とに貫通して取り付けられ、ボルト12に
螺入されたナットを締めつけることで本体1と挟持片1
1の隙間を調節する。なお、本体1は挟持片11の先端
より突出する長さになされている。
【0012】また、挟持片11の基端側に木片ハンド部
13が取り付けられ、木片ハンド部13の後端に切り替
え弁21が取り付けられている。22は切り替えレバー
である。この切り替え弁21の流入側にはポンプ等で送
られてくる液状物質Pの供給配管2が接続され、流出側
に2本の分岐配管23、24が接続されている。この切
り替え弁21に接続された分岐配管23、24の先端
は、それぞれ本体1に接続されている。また、14は塗
布スイッチであって、この塗布スイッチ14を押すと供
給配管2から液状物質Pが供給されるようになされてい
る。
【0013】図1(ハ)、(ニ)図に示すように、本体
1の下側に挟持部材11で挟持されている塗布部材3
は、幅15mmになされ塗布幅t1に対応するものであ
る。また、同じく本体1の下側に挟持部材11で挟持さ
れている塗布部材31は、幅5mmになされ塗布幅t2
に対応するものである。そして、上記分岐配管23また
は24から供給される液状物質Pが、それぞれの塗布部
材3、31に給液されるようになっている。
【0014】また、本体1の下部には、板状体Gの端面
に当接させて本体1を案内する案内板4が垂設されてい
る。また、この案内板4と同一線上の挟持片11の下部
に補助案内板41が垂設されている。なお、上記塗布部
材3、31の一方の側面は、案内板4と補助案内板41
の側面に当接して取り付けられ、塗布部材3、31の下
面の略半分は挟持片11より突出して取り付けられてい
る。
【0015】つぎに、上記構成になされた塗布装置10
の使用方法を、図3を参照して説明する。図3は、塗布
装置10を使用して液状物質P(プライマー)を板状体
Gの端面から一定の塗布幅t2(5mm幅)で塗布する
方法を示している。最初に、切り替えレバー22によっ
て、切り替え弁21を塗布部材31に通じる分岐配管2
4側に給液するように切り換えておく。そして、木片ハ
ンド部13を手で支えながら、幅5mmになされた塗布
部材31を板状体G側に向け、案内板4と補助案内板4
1の側面を板状体Gの側面に当接し、塗布部材31の下
面を板状体Gの上面に当接しながら、塗布装置1を板状
体Gの端面に沿って移動する。すると、一定の塗布幅t
2(5mm)で液状物質P(プライマー)が塗布され
る。また、塗布幅t1(15mm)で塗布する場合は、
塗布部材3を板状体G側に向け、上記と同様の方法で塗
布すればよい。
【0016】因みに、上記本実施例の塗布装置10を使
用して塗布された液状物質Pの塗布精度は、5±1m
m、15±1mmであった。また、板状体Gの4辺両面
を塗布した時の塗布作業時間は、50秒であった。これ
に対し、案内板4無しの塗布装置で塗布した場合、塗布
精度は、5±3mm、15±2mmであり、塗布作業時
間は、300秒であった。
【0017】(実施例の作用)本実施例の塗布装置10
は、本体1の下部に垂設されその側面を板状体Gの端面
に当接させて本体1を案内する案内板4を備え、塗布部
材3、31の上面が本体1の下部に取り付けられ、塗布
部材3、31の一側面が案内板4の案内側面に当接して
取り付けられているので、板状体Gの端面から一定幅で
液状物質Pを塗布する場合、塗布幅t1、t2が一定し
塗布精度にすぐれる。また、板状体Gの端面に案内板4
を当接しながら塗布するので、塗布作業が容易である。
さらに、本体1と、液状物質供給配管2と、フェルト等
の塗布部材3、31と、案内板4、41とを備えただけ
の比較的簡単な構成であるから、設備費用が安価であ
る。
【0018】また、本実施例の塗布装置10は、さら
に、案内板4、41を境にしてその両側に塗布幅の異な
る塗布部材3、31が取り付けられ、液状物質供給配管
2が、それぞれの塗布部材3、31に液状物質Pの供給
を切り替え可能となす切り替え弁21を有してなるもの
であるから、切り替え弁21の切り替えと塗布部材3、
31の選択だけて2種類の塗布幅t1、t2に一つの塗
布装置で対応できる。また、2列塗りの必要がないの
で、塗り残しや塗りむらなどがなく、塗布時間も短縮で
き、設備費用も安価となる。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載の塗布装置は、塗布幅が一
定し塗布精度にすぐれる。このため、人手作業時に特別
の技能を必要としない。また、塗布作業が容易であるか
ら、塗布作業の時間短縮が図れる。さらに、本体と、液
状物質供給配管と、フェルト等の塗布部材と、案内板と
を備えただけの比較的簡単な構成であるから、設備費用
が安価である。
【0020】請求項2記載の塗布装置は、さらに、案内
板を境にしてその両側に塗布幅の異なる塗布部材が取り
付けられ、液状物質供給配管が、それぞれの塗布部材に
液状物質の供給を切り替え可能となす切り替え弁を有し
てなるものであるから、切り替え弁の切り替えと塗布部
材の選択だけて2種類の塗布幅に一つの塗布装置で対応
できる。また、2列塗りの必要がないので、塗り残しや
塗りむらなどがなく、塗布時間も短縮でき、設備費用も
安価となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す塗布装置の説明図であ
る。
【図2】板状体とその塗布場所を示す説明図である。
【図3】図1の塗布装置の使用状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】 10 塗布装置 1 本体 2 液状物質供給配管 3、31 塗布部材 4 案内板 21 切り替え弁 P 液状物質 G 板状体 t1、t2 塗布幅

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状体の端面から一定幅で液状物質を塗
    布する塗布装置であって、 本体と、本体に接続された液状物質供給配管と、供給さ
    れた液状物質を塗布する塗布部材と、本体の下部に垂設
    されその側面を板状体の端面に当接させて本体を案内す
    る案内板とを備え、塗布部材の上面が本体の下部に取り
    付けられ、塗布部材の一側面が案内板の案内側面に当接
    して取り付けられていることを特徴とする塗布装置。
  2. 【請求項2】 案内板を境にしてその両側に塗布幅の異
    なる塗布部材が取り付けられ、液状物質供給配管が、そ
    れぞれの塗布部材に液状物質の供給を切り替え可能とな
    す切り替え弁を有してなることを特徴とする請求項1記
    載の塗布装置。
JP15474198A 1998-06-03 1998-06-03 塗布装置 Pending JPH11347470A (ja)

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JP15474198A JPH11347470A (ja) 1998-06-03 1998-06-03 塗布装置

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JP (1) JPH11347470A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004020110A1 (ja) * 2002-08-28 2004-03-11 Nippon Sheet Glass Co., Ltd. ガラス板用プライマ液塗布装置
WO2011159344A1 (en) * 2010-06-18 2011-12-22 Pilkington Group Limited Apparatus for applying a liquid material to glass and method of using same
JPWO2021095575A1 (ja) * 2019-11-14 2021-05-20

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WO2021095575A1 (ja) * 2019-11-14 2021-05-20 株式会社エナテック 塗布装置、及び塗布・乾燥硬化方法

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