JP2001082486A - 玉軸受用冠型保持器及び玉軸受 - Google Patents

玉軸受用冠型保持器及び玉軸受

Info

Publication number
JP2001082486A
JP2001082486A JP26082799A JP26082799A JP2001082486A JP 2001082486 A JP2001082486 A JP 2001082486A JP 26082799 A JP26082799 A JP 26082799A JP 26082799 A JP26082799 A JP 26082799A JP 2001082486 A JP2001082486 A JP 2001082486A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pockets
peripheral surface
ball bearing
ball
cage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP26082799A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3891741B2 (ja
Inventor
Hironori Suzuki
弘典 鈴木
Hiroyuki Oosawa
碩之 大沢
Michiyuki Uechi
通之 上地
Tadashi Kitahata
正 北畑
Sadahiro Ito
禎啓 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Nakanishi Metal Works Co Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Nakanishi Metal Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd, Nakanishi Metal Works Co Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP26082799A priority Critical patent/JP3891741B2/ja
Publication of JP2001082486A publication Critical patent/JP2001082486A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3891741B2 publication Critical patent/JP3891741B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/66Special parts or details in view of lubrication
    • F16C33/6603Special parts or details in view of lubrication with grease as lubricant
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/38Ball cages
    • F16C33/41Ball cages comb-shaped
    • F16C33/412Massive or moulded comb cages, e.g. snap ball cages
    • F16C33/414Massive or moulded comb cages, e.g. snap ball cages formed as one-piece cages, i.e. monoblock comb cages
    • F16C33/416Massive or moulded comb cages, e.g. snap ball cages formed as one-piece cages, i.e. monoblock comb cages made from plastic, e.g. injection moulded comb cages
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/38Ball cages
    • F16C33/41Ball cages comb-shaped
    • F16C33/418Details of individual pockets, e.g. shape or ball retaining means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各ポケット9a、9a内へのグリースの送り
込み並びに排出を円滑に行なわせ、しかもこれら各ポケ
ット9a、9a内で玉が転動する事に対する抵抗が小さ
い構造を実現する。 【解決手段】 各ポケット9a、9aの内面を、円すい
面部12と円筒面部13とで構成する。外周面でこれら
各ポケット9a、9aに整合する位置に、凹部14、1
4を形成する。主部8aの剛性を確保しつつ、上記各ポ
ケット9a、9aの両端開口部を広くし、且つ、これら
各ポケット9a、9aの内面と玉の転動面との対向面積
を狭くして、上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の玉軸受用冠型保持器
及び玉軸受は、ハードディスクドライブ装置(HDD)
やビデオテープレコーダ(VTR)等、各種機器の駆動
部に組み込まれるスピンドルモータの回転部分を支持す
る為の玉軸受、及びこの玉軸受に組み込んで、複数の玉
を転動自在に案内する保持器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】各種回転部分を支持する為に、例えば特
開平10−159855号公報等に記載されている様
に、図19に示す様な玉軸受を広く使用している。この
玉軸受は、外周面に内輪軌道1を有する内輪2と、内周
面に外輪軌道3を有する外輪4とを同心に配置し、上記
内輪軌道1と外輪軌道3との間に複数個の玉5、5を転
動自在に設けて成る。上記外輪4の両端部内周面には、
それぞれ円輪状のシールド板6、6の外周縁を係止し、
両シールド板6、6によって、上記玉5、5設置部分に
存在するグリースが外部に漏洩したり、或は外部に浮遊
する塵芥がこの設置部分に進入したりするのを防止して
いる。上記複数個の玉5、5は、保持器7により転動自
在に保持している。尚、密封装置として、上記非接触型
のシールド板6、6に代えて、接触型のシール板を使用
する場合もある。
【0003】上記保持器7として従来から、例えば図1
9〜23に示す様な、冠型保持器と呼ばれるものを使用
している。この保持器7は、円環状の主部8と、この主
部8の軸方向片面に等間隔に設けられた複数のポケット
9、9とを備える。これら各ポケット9、9は、互いに
間隔をあけて配置した1対ずつの弾性片10、10と、
上記主部8の片面(図22の上面)でこれら1対ずつの
弾性片10、10の間部分に設けた凹面部11とから構
成する。そして、各ポケット9、9に玉5、5を1個ず
つ、転動自在に保持する。この様に構成する各ポケット
9、9の内周面は、その全体を球状凹面としている。こ
の球状凹面の曲率半径は、上記玉5、5の転動面の曲率
半径よりも僅かに大きくしている。この様な保持器7
は、合成樹脂を射出成形する事により、一体に形成して
いる。
【0004】上記各玉5、5は、各ポケット9、9を構
成する1対ずつの弾性片10、10の先端部同士の間隔
を弾性的に押し広げつつ、これら1対の弾性片10、1
0の間に押し込む。そして、押し込んだ状態では、図2
3に示す様に、上記各玉5、5を各ポケット9、9の内
側に転動自在に保持する。この状態で、上記各玉5、5
の転動面と上記各ポケット9、9の内周面との間には、
微小な隙間が存在する。従って、上記各玉5、5を上記
各ポケット9、9に保持した状態では、上記保持器7が
これら各玉5、5を円周方向に亙って等間隔に保持する
と共に、各玉5、5によって上記保持器7の直径方向位
置を規制する。尚、この様な冠型の保持器7のラジアル
方向に亙る位置を規制する構造として従来から、上述の
様なポケット9、9の内面と各玉5、5の転動面との係
合に基づく玉案内の他、保持器7の内周面と内輪2の外
周面とを近接対向させる内輪案内、或は保持器7の外周
面と外輪4の内周面とを近接対向させる外輪案内も、広
く使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、HDDに組み込
まれるスピンドルモータの回転速度は、このHDDを組
み込んだパーソナルコンピュータ(PC)等の高性能化
に伴って速くなっている。同時に、HDDの高密度化に
伴い、ハードディスクを固定したスピンドルに許容され
る、ラジアル方向に関する振れの大きさも、極く僅少に
抑える事が要求されている。これらにより、上記スピン
ドルモータの回転支持部に組み込む玉軸受にも、高速運
転をした場合でも十分な耐久性を得られ、しかも回転非
同期成分(NRRO)を小さくする事が要求されてい
る。
【0006】一方、HDD等に組み込まれるミニアチュ
ア玉軸受を高速回転させた場合には、玉を保持したポケ
ット内への潤滑剤の送り込み並びに排出を円滑に行なわ
せる為の考慮が必要になる。又、各玉の転動面とポケッ
トの内面との間に作用する摩擦を低減すると共に、保持
器自体の回転に伴う摩擦抵抗を小さくする必要がある。
これらの要求は、次の様な事情から必要であり、又、こ
れらの要求を満たす為には、次の様な考慮が必要にな
る。
【0007】 ポケット内への潤滑剤の送り込み並び
に排出を円滑に行なわせる為の考慮 この様な要求は、ポケット内での各玉の転動を円滑に行
なわせる為に必要である。そして、この為には、先ず第
一に、保持器の回転に伴って潤滑剤であるグリースを、
上記各ポケット内に、この保持器の内径側の開口から円
滑に取り入れられる様にする必要がある。又、ポケット
の内面と各玉の転動面との間を潤滑したグリースを、上
記保持器の外径側の開口から円滑に排出できる様にする
必要がある。特に、グリース中の基油成分と共に上記ポ
ケット内に入り込んだ、このグリース中の石鹸分(固形
分)がこのポケット内に残留した場合には、このポケッ
ト内での玉の転動が不安定になり、玉軸受のNRROの
低減を図りにくくなる。何れにしても、ポケット内への
潤滑剤の送り込み並びに排出を円滑に行なわせる為に
は、保持器の直径方向に関するポケットの両端開口を通
じてのグリースの流れを円滑にする必要がある。これに
対して従来構造の場合には、図23に示す様に、各ポケ
ット9、9の内面が、保持器7の直径方向に関して内径
側、外径側両端開口周縁部に至るまで、各玉5、5の転
動面に近接対向している。従って、玉軸受の回転時に、
これら各玉5、5の転動面に付着したグリースのうちの
多くの部分が、上記開口周縁部で掻き取られて、上記各
ポケット9、9内に取り込まれにくくなる。そして、一
度これら各ポケット9、9内に取り込まれたグリース中
の石鹸分が、これら各ポケット9、9外に排出されにく
くなる。
【0008】 玉の転動面とポケットの内面との間に
作用する摩擦を低減する為の考慮 この様な要求は、玉の転動を円滑に行なわせ、保持器を
組み込んだ玉軸受の回転抵抗を低減させて、HDDに組
み込んだスピンドルモータ等の消費電力の低減を図る
為、更には摩擦熱の低減によりグリースの寿命延長を図
り、上記玉軸受の耐久性向上を図る面から必要である。
そして、この為には、上記各玉の転動面とポケットの内
面との対向面積を狭くする事が好ましい。従来の冠型の
保持器7の場合、ポケット9、9の内面は、図23に示
す様に、広い面積で各玉5、5の転動面と対向している
為、上記各ポケット9、9の内面とこれら各玉5、5の
転動面との間に作用する摩擦が大きくなる。この摩擦を
低減すべく、上記対向面積を狭くする為には、保持器の
直径方向に関する肉厚を小さく(薄く)する事が考えら
れるが、単にこの肉厚を小さくしたのでは、保持器の剛
性を確保できず、この保持器に保持された玉の転動が不
安定になって、玉軸受のNRROの低減を図りにくくな
る。
【0009】 保持器自体の回転に伴う摩擦抵抗を小
さくする為の考慮 この様な要求も、保持器を組み込んだ玉軸受の回転抵抗
を低減させて、HDDに組み込んだスピンドルモータ等
の消費電力の低減を図る面から必要である。この為に
は、保持器の周面を内輪の外周面、外輪の内周面の何れ
の周面とも摺接させない構造、即ち、保持器の直径方向
位置を、ポケットと玉との係合に基づいて行なう、玉案
内とする事が好ましい。但し、前記の要求を満たし
つつ、保持器を玉案内とする為には、保持器全体の形状
を工夫する必要がある。本発明の玉軸受用冠型保持器及
び玉軸受は、上述の様な事情に鑑みて発明したものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の玉軸受用冠型保
持器は、前述した従来の玉軸受用冠型保持器と同様に、
円環状の主部と、この主部の軸方向片面に設けられた複
数のポケットとを備える。そして、これら各ポケット
は、上記主部の軸方向片面に互いに間隔をあけて配置さ
れた1対ずつの弾性片同士の間に設けている。そして、
外輪の内周面と内輪の外周面との間にこれら内輪及び外
輪に対して回転自在に設置した状態で、上記各ポケット
内に玉を転動自在に保持する。
【0011】特に、本発明の玉軸受用冠型保持器に於い
ては、上記各ポケットの内径は、これら各ポケット内に
保持した玉のピッチ円よりも直径方向内方(請求項1の
場合)又は直径方向外方(請求項2の場合)では、保持
器の内周面(請求項1の場合)又は外周面(請求項2の
場合)に向けて次第に小さくなるが、このピッチ円より
も直径方向外方(請求項1の場合)又は直径方向内方
(請求項2の場合)では保持器の外周面(請求項1の場
合)又は内周面(請求項2の場合)に向けて小さくなる
事はない。又、上記主部の直径方向に関する肉厚は、上
記各ポケットに対応するポケット形成部分で、これら各
ポケット形成部分から円周方向に外れた間部分及び軸方
向に外れた基端部分に比べて小さくなっている。
【0012】
【作用】上述の様に構成する本発明の玉軸受用冠型保持
器が、複数の玉を転動自在に保持する際の作用は、前述
した従来の玉軸受用冠型保持器の場合と同様である。特
に、本発明の玉軸受用冠型保持器の場合には、上記各玉
を保持した各ポケット内への潤滑剤の送り込み並びに排
出を円滑に行なわせ、しかも、各玉の転動面と各ポケッ
トの内面との間に作用する摩擦を低減すると共に、保持
器自体の回転に伴う摩擦抵抗を小さくする事ができる。
【0013】即ち、主部の肉厚を上記各ポケットに対応
する部分で小さく、間部分及び基端部分で大きくしてい
るので、玉軸受用冠型保持器の剛性を十分に確保しつ
つ、この玉軸受用冠型保持器の内外両周面と内輪の外周
面及び外輪の内周面との間の隙間を確保し、上記各ポケ
ット内への潤滑剤の送り込み及びこれら各ポケットから
の潤滑剤の排出を円滑に行なわせる事ができる。又、上
記各玉の転動面と上記各ポケットの内面との対向面積を
狭くして、これら両面同士の間に作用する摩擦の低減を
図れる。更には、保持器を玉案内として、この保持器自
体の回転に要する抵抗を小さくする事も可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1〜5は、本発明の実施の形態
の第1例を示している。この保持器7aは、合成樹脂を
射出成形する事により一体成形したもので、前述の図2
0〜23に示した従来構造と同様に、円環状の主部8a
と、この主部8aの軸方向片面に等間隔に設けられた複
数のポケット9a、9aとを備える。これら各ポケット
9a、9aは、互いに間隔をあけて配置した1対の弾性
片10a、10aと、上記主部8aの片面(図2の上
面)でこれら1対の弾性片10a、10aの間部分に設
けた凹面部11aとから構成する。又、これら各弾性片
10a、10aの内周面及び上記主部8aの内周面は、
上記保持器7aの中心軸をその中心とする同一円筒面上
に存在する。そして、上記各ポケット9a、9aに玉
5、5を1個ずつ、転動自在に保持自在としている。
【0015】特に、本例の場合には、上記各ポケット9
a、9aの内周面は、上記保持器7aの内径寄り部分の
円すい面部12と、同じく外径寄り部分の円筒面部13
とにより構成している。このうちの円すい面部12は、
上記保持器7aの内径側に向う程内径が小さくなる方向
に傾斜している。そして、上記円筒面部13は、上記円
すい面部12の大径側端部と上記保持器7aの外周面と
を連続させる状態で形成している。従って、上記各ポケ
ット9a、9aの内径は、図5に示す様に、上記各ポケ
ット9a、9a内にそれぞれ玉5、5を転動自在に保持
した状態で、これら各玉5、5のピッチ円Pよりも直径
方向内方では、上記保持器7aの内周面に向けて次第に
小さくなる。これに対して、上記ピッチ円Pよりも直径
方向外方では、保持器7aの外周面に向けて小さくなる
事はない。
【0016】本例の場合には、上記ピッチ円Pは、ほぼ
上記円すい面部12と円筒面部13とが連続する部分に
位置する。そして、これら両部12、13同士が連続す
る部分の内径(=円筒面部13の内径)を、上記各玉
5、5の外径よりも少しだけ大きくすると共に、上記各
円すい面部12の内径側開口端部の直径を、上記各玉
5、5の外径よりも小さくしている。従って、玉軸受を
構成した状態でこれら各玉5、5の転動面は、上記各ポ
ケット9a、9aの内周面のうち、上記円すい面部12
の一部で上記保持器7aの外径寄り部分に対向する。こ
の状態でこの保持器7aは、上記各玉5、5の転動面と
上記円すい面部12との係合に基づき、所謂玉案内によ
り、その直径方向に亙る位置決めを図られる。上記保持
器7aの内外両周面が、外輪4の内周面や内輪2の外周
面(図19)に摺接する事はない。
【0017】更に、前記主部8aの外周面の一部で、そ
れぞれ上記各ポケット9a、9aに対応する部分には、
凹部14、14を形成している。そして、これら各凹部
14、14を形成する事により上記主部8aの直径方向
に関する肉厚を、上記各ポケット9a、9aに対応する
ポケット形成部分で、これら各ポケット形成部分から円
周方向に外れた間部分及び軸方向に外れた基端部分に比
べて小さくしている。言い換えれば、上記主部8aの外
周面には、軸方向他面寄り部分に突条部15を、全周に
亙って形成しており、円周方向に隣り合うポケット9
a、9aの間部分には凸部16、16をそれぞれ軸方向
に亙って、上記突条部15と連続する状態で形成してい
る。
【0018】上述の様に本例の保持器7aの場合には、
上記各凹部14、14を形成する事により上記主部8a
の肉厚を、上記各ポケット9a、9aに対応する部分で
小さく、間部分及び基端部分で大きくしている。この
為、上記保持器7aの剛性を十分に確保しつつ、この保
持器7aの内外両周面と内輪2の外周面及び外輪4の内
周面との間の隙間を確保できる。従って、玉軸受の回転
時に作用する遠心力に基づき、上記保持器7aの内周面
側から上記各ポケット9a、9a内への潤滑剤の送り込
み、及び、これら各ポケット9a、9aから上記保持器
7aの外周面側への潤滑剤の排出を円滑に行なわせる事
ができる。又、上記各ポケット9a、9aの内径側、外
径側両端開口周縁部と、これら各ポケット9a、9a内
に保持した玉5、5の転動面との距離が近づき過ぎる事
はない。言い換えれば、上記両端開口周縁部と転動面と
の距離が或る程度離れる。この為、上記各玉5、5の転
動面に付着したグリースが、上記両端開口周縁部で過度
に掻き取られる事がなくなる。
【0019】これらの結果、上記各ポケット9a、9a
の内周面と、これら各ポケット内に保持した玉5、5の
転動面との間に十分なグリースを介在させて、これら各
玉5、5を転動させる為に要する抵抗を小さくできる。
又、この様にして上記各ポケット9a、9aの内面と上
記各玉5、5の転動面との間を潤滑したグリース中の石
鹸分がこれら各ポケット9a、9a内に残留する事を防
止して、上記各ポケット9a、9a内での上記各玉5、
5の転動を安定させて、玉軸受のNRROの低減を図れ
る。
【0020】又、上記各ポケット9a、9a内に保持し
た玉5、5の転動面は、これら各ポケット9aの内周面
のうちの前記円すい面部12の一部に対向する。従っ
て、上記各玉5、5の転動面と上記各ポケット9a、9
aの内面との対向面積を狭くし、対向部分に存在する油
膜の剪断抵抗を小さくして、これら両面同士の間に作用
する摩擦の低減を図れる。この為、上記保持器7aを組
み込んだ玉軸受の回転抵抗を低減させて、HDDに組み
込んだスピンドルモータ等の消費電力の低減を図ると共
に、摩擦熱の低減によりグリースの寿命延長を図り、上
記玉軸受の耐久性向上を図れる。
【0021】更には、上記保持器7aを玉案内として、
この保持器7a自体の回転に要する抵抗を小さくできる
為、上記回転抵抗並びに摩擦熱の低減を、より有効に図
れる。尚、上記円すい面部12と円筒面部13とから成
るポケット9a、9aを加工する為の金型の製作は、前
述した従来構造の様に、内面を球状凹面としたポケット
を加工する為の金型の製作に比べて容易で、この金型及
びこの金型により造られる上記保持器7aの製作費低減
に寄与できる。
【0022】尚、前記各凹部14、14の円周方向に亙
る幅W14は、上記各ポケット9a、9aを構成する上記
円筒面部13の直径D13(図5)以上にする必要がある
が、更に本例の場合には、上記各ポケット9a、9aを
構成する1対の弾性片10a、10aの平面の根本部で
の間隔D10a (図2)よりも、0.05〜0.15mm程
度大きくしている(W14=D10a +0.05〜0.15
mm)。又、上記各ポケット9a、9aの底部から上記各
凹部14、14の底部までの間には、幅W25が0.05
〜0.15mm程度の逃がし部25を形成して、上記各ポ
ケット9a、9aの底部と上記各凹部14、14の底部
との干渉を防止している。各部をこの様な寸法関係にす
る事により、上記保持器7aの強度を確保しつつ、この
保持器7aを、成形用金型の構造が簡単で済む、アキシ
アルドローにより造れる様にしている。尚、上述の寸法
は、HDD用のスピンドルモータの回転支持部に組み込
む様な、外径が13mm程度、内径が5mm程度、幅が4mm
程度、玉の直径が2mm程度のミニアチュア玉軸受に組み
込む保持器の場合に就いて示している。
【0023】次に、図6は、本発明の実施の形態の第2
例を示している。本例の保持器7bの場合には、各ポケ
ット9a、9aを構成する弾性片10a、10aのう
ち、円周方向に隣り合うポケット9a、9aを構成する
弾性片10a、10aの背面(ポケット9a、9aと反
対側の面)同士の間に、壁板部17、17を設けてい
る。これら各壁板部17、17の高さH17は、主部8a
からの上記各弾性片10a、10aの突出高さH10a
凡そ半分(H17≒H10a /2)としている。又、上記各
壁板部17、17の内周側面は、上記主部8a及び弾性
片10a、10aの内周面と同じ円筒面上に位置する。
この様な本例の場合には、上記壁板部17、17が上記
各弾性片10a、10aを補強して、これら各弾性片1
0a、10aの欠損や変形を防止できる。その他の構成
及び作用は、上述の第1例の場合と同様である。
【0024】次に、図7〜9は、本発明の実施の形態の
第3例を示している。本例の場合には、各ポケット9
b、9bの内面を、単一の円すい面部12のみで構成し
ている。従って、これら各ポケット9b、9bの内径
は、保持器7cの内周面側から外周面側に向かう程次第
に大きくなる。この様な本例の場合には、上記各ポケッ
ト9b、9b内に入り込んだ、グリース中の石鹸分の排
出を、より円滑に行なえる。その他の部分の構成及び作
用は、前述した第1例の場合と同様である。
【0025】次に、図10〜12は、本発明の実施の形
態の第4例を示している。本例の保持器7dの場合に
は、各ポケット9c、9cの内面を、内径側半部の第一
円すい面部18と、外径側半部の第二円すい面部19と
で構成している。このうちの第一円すい面部18は、比
較的傾斜角度θ18を大きく(但し、θ18≦40度)、第
二円すい面部19は、傾斜角度θ19を小さく(例えば、
θ19≒4度)している。この様な本例の場合、上記ポケ
ット9c、9c内に入り込んだ石鹸分の排出効率が、前
述した第1例と上述した第3例との中間程度となる。そ
の他の部分の構成及び作用は、前述した第1例の場合と
同様である。
【0026】次に、図13〜15は、本発明の実施の形
態の第5例を示している。本例の保持器7eの場合に
は、各ポケット9d、9dの内面を、内径側半部の円す
い状凸曲面部20と、外径側半部の円筒面部26とで構
成している。このうちの円すい状凸曲面部20は、断面
形状が、例えば上記各ポケット9d、9d内に保持する
玉の直径かこの直径よりも少し大きい程度の曲率半径R
20を有する円弧状で、且つ、全体形状が、上記保持器7
eの内周面側の内径が小さく、上記円筒面部20と連続
する側の内径が大きい、略円すい面状である。この様な
本例の場合、上記各ポケット9d、9d内に保持された
玉の転動面は、上記円すい凸曲面部20に対向する。こ
れら玉の転動面と円すい凸曲面部20との対向面積は、
先に述べた第1〜4例の場合に比べて狭くできるので、
上記各ポケット9d、9d内での玉の転がり抵抗を、よ
り小さくできる。その他の部分の構成及び作用は、前述
した第1例の場合と同様である。
【0027】次に、図16〜18は、本発明の実施の形
態の第6例を示している。本例の保持器7fの場合に
は、各ポケット9e、9eの内面を、内径側半部の多角
すい面部21と、外径側半部の多角筒面部22とで構成
している。尚、この多角筒面部22を構成する多数の平
面部23、23の数は10以上にする事が好ましい。
又、この平面部23、23の幅W23は、0.1mm以上に
する事が好ましい。更に、上記多角すい面部21を構成
する平面部24、24の数は、上記多角筒面部22を構
成する多数の平面部23、23の数と等しくし、且つ、
これら各平面部23、24の位相は互いに一致させてい
る。この様な本例の場合には、円周方向に隣り合う各平
面部23、24同士の間に凹みが形成され、この凹み部
分に潤滑剤(グリース中の基油成分)が保持され易くな
る。この結果、上記各ポケット9e、9eの内面と、こ
れら各ポケット9e、9e内に転動自在に保持された玉
の転動面との間に十分量の潤滑剤を送り込み易くなっ
て、上記各ポケット9e、9e内での玉の転がり抵抗
を、より小さくできる。その他の部分の構成及び作用
は、前述した第1例の場合と同様である。
【0028】
【発明の効果】本発明の玉軸受用冠型保持器及び玉軸受
は、以上に述べた通り構成され作用する為、回転抵抗が
小さく、しかも有害な振動や振れを抑えた玉軸受を、コ
ストを高くする事なく実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す、保持器の
斜視図。
【図2】同じく側面図。
【図3】図2の拡大A−A断面図。
【図4】図1の拡大B−B断面図。
【図5】各ポケットに玉を保持した状態で示す、図2の
C−C断面図。
【図6】本発明の実施の形態の第2例を示す部分斜視
図。
【図7】同第3例を示す斜視図。
【図8】図7のD−D断面図。
【図9】図7の拡大E−E断面図。
【図10】本発明の実施の形態の第4例を示す斜視図。
【図11】図10のF−F断面図。
【図12】図10の拡大G−G断面図。
【図13】本発明の実施の形態の第5例を示す斜視図。
【図14】図13のH−H断面図。
【図15】図13の拡大I−I断面図。
【図16】本発明の実施の形態の第6例を示す斜視図。
【図17】図16のJ−J断面図。
【図18】図16の拡大K−K断面図。
【図19】冠型保持器を組み込んだ玉軸受の1例を示す
断面図。
【図20】従来の第1例の保持器を示す半部平面図。
【図21】同じく斜視図。
【図22】図21のL−L断面を、切断部分以外を省略
して示す図。
【図23】図22のM−M断面を、玉を組み込んだ状態
で示す図。
【符号の説明】
1 内輪軌道 2 内輪 3 外輪軌道 4 外輪 5 玉 6 シールド板 7、7a、7b、7a、7d、7e、7f 保持器 8、8a 主部 9、9a、9b、9c、9d、9e ポケット 10、10a 弾性片 11、11a 凹面部 12 円すい面部 13 円筒面部 14 凹部 15 突条部 16 凸部 17 壁板部 18 第一円すい面部 19 第二円すい面部 20 円すい状凸曲面部 21 多角すい面部 22 多角筒面部 23 平面部 24 平面部 25 逃がし部 26 円筒面部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大沢 碩之 神奈川県藤沢市鵠沼神明一丁目5番50号 日本精工株式会社内 (72)発明者 上地 通之 大阪府大阪市北区天満橋3丁目3番5号 中西金属工業株式会社内 (72)発明者 北畑 正 大阪府大阪市北区天満橋3丁目3番5号 中西金属工業株式会社内 (72)発明者 伊藤 禎啓 大阪府大阪市北区天満橋3丁目3番5号 中西金属工業株式会社内 Fターム(参考) 3J101 AA02 AA32 AA42 BA25 BA44 BA50 CA13 DA14 EA31 EA63 FA01 FA32 FA60 GA53

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂により一体に造られて、円環状
    の主部と、この主部の軸方向片面に設けられた複数のポ
    ケットとを備え、これら各ポケットは、上記主部の軸方
    向片面に互いに間隔をあけて配置された1対ずつの弾性
    片同士の間に設けられており、外輪の内周面と内輪の外
    周面との間にこれら内輪及び外輪に対して回転自在に設
    置した状態で、上記各ポケット内に玉を転動自在に保持
    する玉軸受用冠型保持器に於いて、上記各ポケットの内
    径は、これら各ポケット内に保持した玉のピッチ円より
    も直径方向内方では、保持器の内周面に向けて次第に小
    さくなるが、このピッチ円よりも直径方向外方では保持
    器の外周面に向けて小さくなる事はなく、上記主部の直
    径方向に関する肉厚は、上記各ポケットに対応するポケ
    ット形成部分で、これら各ポケット形成部分から円周方
    向に外れた間部分及び軸方向に外れた基端部分に比べて
    小さくなっている事を特徴とする玉軸受用冠型保持器。
  2. 【請求項2】 外周面に内輪軌道を形成した内輪と、内
    周面に外輪軌道を形成した外輪と、これら内輪の外周面
    と外輪の内周面との間に、これら内輪及び外輪に対する
    相対回転自在に配置された冠型保持器と、この冠型保持
    器に設けた複数のポケット内にそれぞれ転動自在に保持
    された玉とを備えた玉軸受に於いて、上記冠型保持器が
    請求項1に記載した玉軸受用冠型保持器である事を特徴
    とする玉軸受。
JP26082799A 1999-09-14 1999-09-14 玉軸受用冠型保持器及び玉軸受 Expired - Lifetime JP3891741B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26082799A JP3891741B2 (ja) 1999-09-14 1999-09-14 玉軸受用冠型保持器及び玉軸受

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26082799A JP3891741B2 (ja) 1999-09-14 1999-09-14 玉軸受用冠型保持器及び玉軸受

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001082486A true JP2001082486A (ja) 2001-03-27
JP3891741B2 JP3891741B2 (ja) 2007-03-14

Family

ID=17353318

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26082799A Expired - Lifetime JP3891741B2 (ja) 1999-09-14 1999-09-14 玉軸受用冠型保持器及び玉軸受

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3891741B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014101899A (ja) * 2012-11-16 2014-06-05 Ntn Corp 冠形保持器
DE102013209642A1 (de) * 2013-05-24 2014-11-27 Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg Wälzlager mit Staukonturabschnitten
DE102013209288A1 (de) * 2013-05-21 2014-11-27 Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg Wälzkörperlager mit Käfig
WO2016152696A1 (ja) * 2015-03-25 2016-09-29 Ntn株式会社 転がり軸受
JP2016180436A (ja) * 2015-03-23 2016-10-13 日本精工株式会社 冠型保持器、及び、玉軸受、並びに、軸受ユニット
CN112739923A (zh) * 2018-09-21 2021-04-30 Ntn株式会社 滚珠轴承用保持架及滚动轴承
US11255381B2 (en) * 2019-11-08 2022-02-22 Jtekt Corporation Rolling bearing and cage
US11274701B2 (en) * 2019-11-08 2022-03-15 Jtekt Corporation Rolling bearing and cage
IT202000021943A1 (it) * 2020-09-18 2022-03-18 Skf Ab Gabbia per cuscinetto e cuscinetto
US20220112918A1 (en) * 2020-10-10 2022-04-14 SKF (China) Co Ltd Bearing cage and applications thereof

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56113826A (en) * 1979-12-24 1981-09-08 Skf Kugellagerfabriken Gmbh Plastic made snap holder for ball bearing
JPH0587327U (ja) * 1992-04-30 1993-11-26 エヌティエヌ株式会社 高トルク転がり軸受
JPH084758A (ja) * 1994-06-20 1996-01-09 Koyo Seiko Co Ltd 玉軸受

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56113826A (en) * 1979-12-24 1981-09-08 Skf Kugellagerfabriken Gmbh Plastic made snap holder for ball bearing
JPH0587327U (ja) * 1992-04-30 1993-11-26 エヌティエヌ株式会社 高トルク転がり軸受
JPH084758A (ja) * 1994-06-20 1996-01-09 Koyo Seiko Co Ltd 玉軸受

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014101899A (ja) * 2012-11-16 2014-06-05 Ntn Corp 冠形保持器
US9829042B2 (en) 2013-05-21 2017-11-28 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Rolling element bearing with cage
DE102013209288A1 (de) * 2013-05-21 2014-11-27 Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg Wälzkörperlager mit Käfig
CN105358850A (zh) * 2013-05-21 2016-02-24 舍弗勒技术股份两合公司 具有保持架的滚动体轴承
DE102013209642A1 (de) * 2013-05-24 2014-11-27 Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg Wälzlager mit Staukonturabschnitten
JP2016180436A (ja) * 2015-03-23 2016-10-13 日本精工株式会社 冠型保持器、及び、玉軸受、並びに、軸受ユニット
WO2016152696A1 (ja) * 2015-03-25 2016-09-29 Ntn株式会社 転がり軸受
CN112739923A (zh) * 2018-09-21 2021-04-30 Ntn株式会社 滚珠轴承用保持架及滚动轴承
CN112739923B (zh) * 2018-09-21 2023-03-17 Ntn株式会社 滚珠轴承用保持架及滚动轴承
US11255381B2 (en) * 2019-11-08 2022-02-22 Jtekt Corporation Rolling bearing and cage
US11274701B2 (en) * 2019-11-08 2022-03-15 Jtekt Corporation Rolling bearing and cage
IT202000021943A1 (it) * 2020-09-18 2022-03-18 Skf Ab Gabbia per cuscinetto e cuscinetto
US11655853B2 (en) 2020-09-18 2023-05-23 Aktiebolaget Skf Bearing cage and bearing
US20220112918A1 (en) * 2020-10-10 2022-04-14 SKF (China) Co Ltd Bearing cage and applications thereof

Also Published As

Publication number Publication date
JP3891741B2 (ja) 2007-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6890105B2 (en) Radial ball bearing retainer
JP3744663B2 (ja) ラジアル玉軸受用保持器及びラジアル玉軸受
JP2001082486A (ja) 玉軸受用冠型保持器及び玉軸受
JPH11125256A (ja) 玉軸受用保持器
JP2006071016A (ja) 玉軸受用保持器
JP2001116051A (ja) 玉軸受用保持器及び玉軸受
JP2001241448A (ja) 玉軸受用保持器及び玉軸受
JP2002349579A (ja) 玉軸受
JPH074439A (ja) 高速アンギュラ玉軸受
JP2000320558A (ja) ころ軸受用合成樹脂製保持器
JP2001289249A (ja) 玉軸受用保持器及び玉軸受
JP4122474B2 (ja) 保持器
JPH1082424A (ja) 転がり軸受用保持器
JP2003269465A (ja) 玉軸受
WO2019151456A1 (ja) 玉軸受及び軸受ユニット
JPH10318264A (ja) ころ軸受用合成樹脂製保持器
JP3796641B2 (ja) 転がり軸受
JP2001271841A (ja) 玉軸受用冠型保持器及び玉軸受
JP2004084782A (ja) ラジアル玉軸受
JPH08277843A (ja) 玉軸受用冠型保持器
JP2001248653A (ja) 玉軸受
JP2001241447A (ja) 玉軸受用冠型保持器及び玉軸受
JP2003314557A (ja) 保持器及びこの保持器を組み込んだ転がり軸受
JP2001336535A (ja) 転がり軸受用保持器
JPH11325080A (ja) ラジアル玉軸受用保持器

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060421

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3891741

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101215

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111215

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111215

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121215

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121215

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131215

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term