JP2001079839A - 樹脂乾燥装置 - Google Patents

樹脂乾燥装置

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JP2001079839A JP26075499A JP26075499A JP2001079839A JP 2001079839 A JP2001079839 A JP 2001079839A JP 26075499 A JP26075499 A JP 26075499A JP 26075499 A JP26075499 A JP 26075499A JP 2001079839 A JP2001079839 A JP 2001079839A
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孝徳 山本
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茂俊 秋山
Keiichi Usami
恵市 宇佐美
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂の排出停止を極力回避して成形処理等の
後続処理への影響を防止した樹脂乾燥装置を提供する。 【解決手段】 樹脂(樹脂ペレット2)の乾燥処理手段
(乾燥処理槽4、ヒータ60、64、ヒートパイプ6
2)、樹脂排出手段(排出口82、開閉板88、90、
貯留槽8)、樹脂補給手段(ペレットタンク6、補給管
14、ブロワー18、吸引管20)及び制御手段(制御
装置200、制御演算部202、タッチパネルスイッチ
204)を備え、樹脂の乾燥処理、樹脂の排出、樹脂の
補給の制御動作を実行するとともに制御異常を検出し、
樹脂の排出動作が可能な限り乾燥状態に無関係に乾燥処
理手段から樹脂の排出を可能にしたものであり、射出成
形機(10)等の後続処理に対する樹脂の供給停止によ
る不都合を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂成形前の樹脂
ペレット等の樹脂の乾燥に用いられる樹脂乾燥装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、樹脂成形の成形材料である樹脂ペ
レット中に水分が含まれていると、成形時の加熱でその
水分が気化し、成形品の品質低下や不良品を発生させ
る。そのため、成形前に射出成形機に供給すべき樹脂ペ
レットに乾燥処理が施されている。この乾燥処理は加熱
によるが、その加熱温度が水分の蒸発温度である100
℃を越えると、樹脂ペレットに色調変化等の不都合を生
じさせることがある。このため、従来から樹脂ペレット
の乾燥処理には、一定の減圧下に樹脂ペレットを置いて
加熱し、色調変化等の劣化防止が図られてきた。
【0003】この樹脂の減圧、乾燥処理には、減圧手段
に真空ポンプ、加熱手段にヒータが使用されており、処
理槽に乾燥すべき樹脂を入れて減圧処理及び加熱処理を
行っている。この処理槽への樹脂の補給、乾燥した樹脂
の排出、成形機への樹脂の供給には搬送手段としてブロ
ワーによる空気圧が使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、品質の良い
成形品を得る上で樹脂成形と樹脂乾燥との連係動作が必
要であり、樹脂の乾燥処理側に異常が発生し、その運転
を停止すると、成形機側への成形材料である樹脂の供給
を停止させることになる。射出成形機では、成形作業を
停止させた場合、その射出ノズル内に滞留する大量の溶
融樹脂の滞留時間が長くなると、樹脂材料によっては変
色等の障害が発生する。また、射出ノズルを分解して変
色した樹脂を除去する等の清掃作業は厄介なことであ
る。
【0005】そこで、本発明は、樹脂の排出停止を極力
回避して成形処理等の後続処理への影響を防止した樹脂
乾燥装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の樹脂乾燥装置
は、樹脂(樹脂ペレット2)の乾燥処理手段(乾燥処理
槽4、ヒータ60、64、ヒートパイプ62、真空ポン
プ70)、樹脂排出手段(排出口82、開閉板88、9
0、貯留槽8)、樹脂補給手段(ペレットタンク6、補
給管14、ブロワー18、吸引管20)及び制御手段
(制御装置200、制御演算部202、タッチパネルス
イッチ204)を備え、樹脂の乾燥処理、樹脂の排出、
樹脂の補給の制御動作を実行するとともに制御異常を検
出し、樹脂の排出動作が可能な限り乾燥状態に無関係に
乾燥処理手段から樹脂の排出を可能にしたものであり、
射出成形機(10)等の後続処理に対する樹脂の供給停
止による不都合を防止することができる。
【0007】請求項1に係る本発明の樹脂乾燥装置は、
樹脂(樹脂ペレット2)を減圧状態で加熱して乾燥させ
る乾燥処理手段(乾燥処理槽4、ヒータ60、64、ヒ
ートパイプ62、真空ポンプ70)と、この乾燥処理手
段から前記樹脂を排出する樹脂排出手段(排出口82、
開閉板88、90、貯留槽8)と、前記乾燥処理手段に
乾燥すべき前記樹脂を補給する樹脂補給手段(ペレット
タンク6、補給管14、ブロワー18、吸引管20)と
を備え、前記乾燥処理手段の前記樹脂の乾燥処理、前記
樹脂の排出、前記樹脂の補給の制御動作を実行するとと
もに制御異常を検出し、前記樹脂の排出動作が可能な限
り乾燥状態に無関係に前記乾燥処理手段から前記樹脂の
排出を可能にしたことを特徴とする。
【0008】即ち、樹脂乾燥装置は、樹脂の乾燥処理手
段、この乾燥処理手段から乾燥した樹脂を排出する樹脂
排出手段、乾燥処理手段に乾燥すべき樹脂を補給する樹
脂補給手段を備えており、成形処理等の後続処理には乾
燥した樹脂が樹脂排出手段から排出されて供給される。
樹脂の補給の制御動作を実行するとともに制御異常を検
出して事故の発生を防止し、樹脂の排出動作が可能な限
り乾燥状態に無関係に乾燥処理手段から樹脂の排出を可
能にすることで、後続処理に対する樹脂の供給を連続的
に行って、樹脂の枯渇等の後続処理への影響を回避する
ことができる。
【0009】請求項2に係る本発明の樹脂乾燥装置は、
射出成形機(10)に供給すべき樹脂(樹脂ペレット
2)を乾燥させる樹脂乾燥装置であって、前記樹脂を減
圧状態で加熱して乾燥させる乾燥処理槽(4)と、この
乾燥処理槽から前記射出成形機に乾燥させた前記樹脂を
供給する樹脂供給手段(貯留槽8、ブロワー18、送気
管26、供給管112、吸気管114)と、前記乾燥処
理槽内へ乾燥すべき前記樹脂を補給する樹脂補給手段
(ペレットタンク6、補給管14、ブロワー18、吸引
管20)と、前記乾燥処理槽の減圧及びその解除、加
熱、前記乾燥処理槽から前記射出成形機への前記樹脂の
供給、前記乾燥処理槽への前記樹脂の補給等の制御動作
を実行するとともに制御異常を検出し、その制御異常に
応じて運転停止又は運転継続の何れかを選択し、運転継
続時には前記乾燥処理槽から前記射出成形機に前記樹脂
を供給させる制御手段(制御装置200、制御演算部2
02、タッチパネルスイッチ204)とを備えたことを
特徴とする。
【0010】即ち、樹脂乾燥装置に発生する異常におい
ても、その内容又は程度によっては射出成形機側に樹脂
供給が可能である。例えば、乾燥不良が発生した場合、
乾燥不良の樹脂を成形すると、不良品が発生しても、射
出成形機を停止させることに比較し、作業能率の低下や
被害の程度は軽減できる。そこで、制御異常を検出する
とともに、その制御異常に応じて運転停止か運転継続か
を選択し、運転継続の場合には、乾燥処理槽から樹脂を
射出成形機に供給すれば、射出成形機を停止させること
の不都合を防止できる。即ち、射出成形機の成形作業の
継続により、射出ノズル内に溶融樹脂の滞留させて停止
させる不都合がなく、樹脂の変色や、射出ノズルの清掃
作業を回避でき、結果的に生産効率の低下を防止でき
る。なお、樹脂供給中に、制御異常の箇所を修復するこ
とで正常動作に復帰させることが可能になる。
【0011】請求項3に係る本発明の樹脂乾燥装置は、
前記制御手段が前記乾燥処理槽に対する前記樹脂の補給
異常、前記乾燥処理槽の減圧異常の場合には、前記乾燥
処理槽から前記射出成形機への前記樹脂の供給動作を継
続することを特徴とする。即ち、乾燥処理槽内の減圧が
不良であっても、樹脂の加熱により乾燥処理を継続する
ことが可能であり、その結果、射出成形機への樹脂の供
給を継続でき、射出成形機を停止させる不都合を防止で
きる。
【0012】請求項4に係る本発明の樹脂乾燥装置の前
記制御手段は、前記乾燥処理槽内の減圧異常を検出した
とき、前記射出成形機に対して前記樹脂の供給又は供給
停止を行うことを特徴とする。即ち、乾燥処理槽に減圧
異常が生じた場合には、樹脂の加熱温度が上昇し、樹脂
によっては変色を生じるおそれがある。そこで、乾燥処
理槽に減圧異常が生じた場合には、作業者の判断で射出
成形機に乾燥した樹脂を供給するか停止させるかを選択
することができ、成形製品の品質低下を防止することが
できる。
【0013】請求項5に係る本発明の樹脂乾燥装置は、
前記樹脂の加熱異常を検出したとき、制御動作を停止さ
せることを特徴とする。即ち、乾燥処理槽内の樹脂の加
熱異常には、過熱か、規定温度に到達しない低温かの何
れかがある。このような加熱異常の場合には、著しく製
品の品質を低下させ、例えば、レンズの成形品では製品
精度や品位に影響を与えるので、制御動作を停止させ、
樹脂供給を制限する。これ以外の場合には、樹脂供給を
停止させることなく、射出成形機の射出ノズル内の溶融
樹脂の汚染を最小限に留め、廃棄する樹脂量を最小限に
抑制することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した実施
形態を参照して詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の樹脂乾燥装置の一実施形態
を示し、図2及び図3は乾燥処理槽の下部の構成を示し
ている。この樹脂乾燥装置は、乾燥すべき樹脂である樹
脂ペレット2を乾燥処理手段である乾燥処理槽4にペレ
ットタンク6から導き、乾燥後の樹脂ペレット2を排出
して貯留槽8から射出成形機10側に供給する。
【0016】乾燥すべき樹脂ペレット2を入れる乾燥処
理槽4の上部には、乾燥処理槽4に補給すべき樹脂ペレ
ット2を貯める補給槽としてのホッパー12が設けられ
ている。このホッパー12はペレットタンク6と補給管
14を介して連結され、補給管14の中途部には外気を
吸引する吸引器16が設けられている。また、ホッパー
12には送吸気手段であるブロワー18が吸引管20を
介して連結され、吸引管20の途上には開閉弁22及び
フィルタ24が設けられ、ブロワー18の排気側には送
気管26、排気管28及び開閉弁30、32が設けられ
ている。即ち、ペレットタンク6及びブロワー18等
は、乾燥処理槽4に対して樹脂ペレット2を補給する樹
脂補給手段を構成している。したがって、開閉弁30を
閉じ、開閉弁22、32を開いて通気路を形成し、ブロ
ワー18を駆動してホッパー12内を負圧にすると、補
給管14に吸引器16を通して空気が流れるので、ペレ
ットタンク6から樹脂ペレット2が吸い込まれてホッパ
ー12に装填される。矢印a、b、cは空気の流れ、d
は樹脂ペレット2及び空気の流れを示す。
【0017】ホッパー12の下側には開閉機構34が設
けられ、この開閉機構34の開閉に応じて樹脂ペレット
2が乾燥処理槽4に補給される。開閉機構34は、エア
シリンダ36を駆動手段とする開閉板38を備えてお
り、開閉板38の移動によって開閉機構34を介してホ
ッパー12と連結筒40との間が遮断又は開通する。遮
断時、開閉機構34の開閉板38は、乾燥処理槽4の上
部側を密封し、その密封するための構成は図示しない
が、Oリングやパッキン等を用いている。矢印eは開閉
板38の移動方向を示している。この開閉板38の移動
は開閉検出手段としての近接センサ42、44で検出さ
れる。連結筒40は、開閉機構34を介してホッパー1
2を乾燥処理槽4に支持する支持手段であって、その周
囲面には樹脂ペレット2を検出する手段として近接セン
サ46が設けられている。
【0018】そして、乾燥処理槽4は、樹脂ペレット2
を下方に案内するため、底面側を円錐状とした円筒形で
あって、外装体48の内部に内槽50を備えたものであ
る。内槽50には、補給される樹脂ペレット2を乾燥処
理槽4内に均一に分散させる手段として第1の成層器5
2と、樹脂ペレット2が乾燥処理槽4の中央部分のみか
ら落下して周囲部分が残留するような不都合を防止する
ために樹脂ペレット2を乾燥処理槽4内に均等に保持す
るための手段として第2の成層器54が設けられてい
る。各成層器52、54は上下方向に連結されており、
その連結筒56の周面部には温度センサ58が取り付け
られている。また、内槽50内には、樹脂ペレット2の
乾燥処理手段における加熱手段として複数のヒータ60
及びヒートパイプ62が設置され、内槽50の外面には
乾燥処理手段における加熱手段としてヒータ64、内槽
50の内壁面には壁面温度を検出する温度センサ66、
68が設置されている。また、各成層器52、54の外
面部は熱伝導面を構成している。
【0019】内槽50には乾燥処理手段における減圧手
段として真空ポンプ70が通気管72を通して接続され
ており、通気管72にはフィルタ74及び圧力スイッチ
76が設けられている。圧力スイッチ76は、乾燥処理
槽4内の減圧状態を監視し、所定の減圧状態に移行した
とき、それを表すスイッチ出力を発生する。矢印fは、
減圧時の空気の排出を示している。また、内槽50内に
は真空破壊弁78が通気管80を介して接続されてお
り、真空破壊弁78が導通したとき、乾燥処理槽4内は
外気の流入により大気圧に復帰する。
【0020】この乾燥処理槽4の排出手段としての排出
口82には、連結部84を介して貯留槽8が設けられて
いる。図2及び図3に示すように、連結部84には、乾
燥処理槽4から樹脂ペレット2を排出する樹脂排出手段
として第1及び第2の開閉手段である開閉板88、90
を備えており、開閉支持体85と連結部84の内壁部と
の間にはOリング87、89が設けられて気密が保持さ
れている。
【0021】開閉支持体85には、図2に示すように、
排出口82に開放されて樹脂ペレット2を咬み込むため
の凹部として切欠き凹部91が形成されており、開閉板
88が閉じられた際にその端面部側は切欠き凹部91の
下側に当たり、切欠き凹部91の内部に樹脂ペレット2
が入り、その落下が防止される。
【0022】また、開閉支持体85の内部には、開閉板
88、90の間に空間部92が形成されている。開閉板
88はエアシリンダ94を、開閉板90はエアシリンダ
96を駆動手段とし、個別に連結部84を開閉する。開
閉板88の移動は開閉検出手段としての近接センサ9
8、100、開閉板90の移動は開閉検出手段としての
近接センサ102、104で個別に検出される。矢印g
は開閉板88の開閉移動、hは開閉板90の開閉移動を
示している。また、開閉板88、90の間に形成された
空間部92には、内部へ空気を漏洩させるリーク管10
6が設けられ、このリーク管106はリークバルブ10
8によって開閉され、外気流入量の調節により、乾燥処
理槽4内を所定の圧力に調整することができる。矢印i
は空気の流入を示す。
【0023】開閉板88は、その開時間によって落下さ
せる樹脂ペレット2の量を設定する計量手段を構成し、
また、図3に示すように、開閉板90は、閉じられたと
き、連結部84を通して乾燥処理槽4の排出口82を密
封し、気密保持手段として機能する。即ち、開閉板8
8、90は、共に排出口82を開閉する機能を有し、前
者が樹脂ペレット2の通過を制限し、後者が気密保持を
行うものであり、開閉機能の分担を図っている。
【0024】そして、貯留槽8は、射出成形機10側の
ホッパー110と供給管112を介して連結されるとと
もに、送気管26を通してブロワー18と連結されてい
る。即ち、ブロワー18及び供給管112等によって乾
燥処理槽4の樹脂ペレット2を射出成形機10へ供給す
る樹脂供給手段が構成されている。また、ホッパー11
0とブロワー18の吸引側とは吸気管114を通して連
結されており、この吸気管114には開閉弁116が設
けられている。即ち、開閉弁22、32を閉じ、開閉弁
30、116を開くことにより、供給管112と吸気管
114を通して閉回路を構成し、ブロワー18を駆動す
ると、貯留槽8から乾燥後の樹脂ペレット2がホッパー
110内に導かれ、装填される。ホッパー110の下側
には樹脂タンク118が設けられ、この樹脂タンク11
8にホッパー110から樹脂ペレット2が供給され、樹
脂成形に供される。矢印j、lは空気、矢印kは樹脂ペ
レット2及び空気の流れを示している。樹脂タンク11
8には、樹脂ペレット2の有無を検出する検出手段であ
る近接センサ120が設けられている。
【0025】次に、図4は、樹脂乾燥装置の制御部を示
している。即ち、この制御部は、乾燥処理槽4の乾燥処
理、乾燥処理槽4への樹脂ペレット2の補給、乾燥処理
槽4から射出成形機10への樹脂ペレット2の供給を制
御するとともに、乾燥処理槽4、乾燥処理手段としての
ヒータ60、ヒートパイプ62及び真空ポンプ70等、
樹脂補給手段としてのペレットタンク6及びブロワー1
8等、樹脂供給手段としてのブロワー18及び供給管1
12等の故障等の異常発生、予め指定された動作異常に
対応する運転停止又は運転継続の判定、その判定に基づ
く制御動作を実行するものである。この制御部にはマイ
クロコンピュータを用いた制御手段としての制御装置2
00が設けられており、この制御装置200には、制御
動作を行う制御演算部202が設けられている。制御演
算部202とタッチパネルスイッチ204は連係されて
いる。
【0026】制御演算部202には、CPU206、計
測のためのTIMER208、COUNTER210、
各種制御指令、演算値を一次記憶するRAM212、C
PU206の制御プログラム、設定データを格納したR
OM214、各種設定データや故障等の異常発生及びそ
の箇所等を記憶する不揮発記憶手段としてのEEPRO
M216等が設けられている。また、各種センサ入力を
受ける複数の入力ポート218、220、226、22
8、アクチュエータへの駆動出力を送出する複数の出力
ポート230、232、234、236、238、24
0、242、270を備えている。即ち、入力ポート2
18には検出回路244を通して温度センサ58、6
6、68が接続されている。入力ポート220には、検
出回路246を通して近接センサ42、44、46、9
8、100、102、104、120、また、入力ポー
ト226には、検出回路252を通して圧力スイッチ7
6が接続されている。また、出力ポート230、23
2、234、236、238、240には駆動回路25
4、256、258、260、262、264が接続さ
れ、それぞれに真空ポンプ70、ブロワー18、ヒータ
60、64、エアシリンダ36、94、96、開閉弁2
2、30、32、116、真空破壊弁78が接続されて
いる。また、出力ポート242には報知手段として音声
回路266を介してスピーカー268が接続されてい
る。
【0027】また、入力ポート228及び出力ポート2
70には、タッチパネルスイッチ204が接続されてお
り、このタッチパネルスイッチ204は、制御指令入
力、設定入力、異常表示、動作情報等を階層的に画像と
して表示し、その画像にて指定された入力位置をスイッ
チとして受け付ける手段である。このタッチパネルスイ
ッチ204には画像の階層表示、スイッチ入力位置制御
等を行うCPU272、制御データを一時記憶するRA
M274、画像データを格納するEEPROM等からな
る画像メモリ276、CPU272の制御プログラム、
設定データを格納したROM278、入力回路280、
出力回路282、液晶駆動回路284、検出回路286
より構成され、液晶駆動回路284には液晶表示を行う
表示手段として表示器288が、また、検出回路286
には液晶画面に設けられたスイッチ290が接続されて
いる。
【0028】以上の構成において、樹脂乾燥装置の動作
を説明する。
【0029】図5は、この樹脂乾燥装置の動作を示すフ
ローチャートである。タッチパネルスイッチ204のス
イッチ290の操作により制御装置200の運転を開始
すると、ステップS1では乾燥モードに移行し、乾燥処
理槽4内が減圧され、加熱乾燥が行われる。
【0030】ステップS2ではスイッチ290により樹
脂ペレット2の補給モードが選択されたか否かを判定
し、樹脂補給モードが選択されたとき、ステップS3に
移行して、樹脂補給モードが実行される。ステップS4
ではスイッチ290により樹脂供給・補給モードが選択
されたか否かを判定し、樹脂供給・補給モードが選択さ
れたときは、ステップS5に移行し、樹脂供給・補給モ
ードを実行する。
【0031】ステップS6ではスイッチ290により樹
脂供給モードが選択されたか否かを判定し、樹脂供給モ
ードが選択されたときは、ステップS7の樹脂供給モー
ドに移行する。ステップS8では乾燥処理槽4内に樹脂
ペレット2が残留しているか否かを判定し、樹脂ペレッ
ト2が無ければ運転を停止する。
【0032】即ち、この樹脂乾燥装置の制御動作には、
乾燥モード、樹脂補給モード、樹脂供給・補給モード及
び樹脂供給モードがある。
【0033】乾燥モードは、乾燥処理槽4に充填された
樹脂ペレット2を減圧下で加熱し、乾燥するモードであ
る。即ち、乾燥処理槽4に樹脂ペレット2が装填される
と、真空ポンプ70を駆動して乾燥処理槽4を減圧状態
に保持する。即ち、開閉板88を閉じるとともに、開閉
板38、90を閉じて乾燥処理槽4を密閉状態にし、真
空ポンプ70を作動させて乾燥処理槽4内を減圧し、ヒ
ータ60、64により樹脂ペレット2を加熱して乾燥を
行う。真空ポンプ70の作動に伴い、リーク管106か
ら外気が乾燥処理槽4内に流入し、乾燥処理槽4内は5
0〜100torr程の減圧状態に保持される。樹脂ペ
レット2から発生した蒸気は真空ポンプ70の吸引によ
りリーク管106から流入する外気とともに、矢印fで
示すように、外部に排出される。乾燥処理槽4内は減圧
により水の蒸発温度が低下する。これにより、ヒータ6
0、64の加熱温度を樹脂ペレット2の変色が生じない
温度以下に保持することができる。真空ポンプ70を停
止し、真空破壊弁78を動作させることにより乾燥処理
槽4内を大気圧に回復させることができる。
【0034】次に、樹脂補給モードは、乾燥処理槽4へ
未乾燥の樹脂ペレット2を装填するモードである。即
ち、この制御動作では、開閉板38を開き、開閉弁3
0、116を閉じるとともに、開閉弁22、32を開い
て、補給管14、吸引管20、排気管28よりなる空気
通路を形成し、ブロワー18の動作により、ペレットタ
ンク6から樹脂ペレット2をホッパー12に導き、乾燥
処理槽4に補給する。近接センサ46が樹脂ペレット2
を検知するまでブロワー18を動作させる。乾燥処理槽
4内に樹脂ペレット2が充填されたとき、開閉板38を
閉じて真空乾燥を実行する。なお、ブロワー18は所定
時間毎に数回に分けて動作させる間欠動作とし、所定時
間内に所定回数だけブロワー18を動作させても、近接
センサ46が樹脂ペレット2を検知しない場合には、ペ
レットタンク6内が空であると判定し、その判定出力と
してスピーカー268から警報音を発し、又は、表示器
288にその旨を表示する。
【0035】次に、樹脂供給・補給モードは、乾燥処理
槽4で乾燥処理した樹脂ペレット2を計量して射出成形
機10に供給し、それによる不足分をペレットタンク6
から乾燥処理槽4に補給するモードである。射出成形機
10の成形作業が進み、樹脂タンク118の樹脂ペレッ
ト2が消費されたことを近接センサ120が検知する
と、乾燥処理槽4内を大気圧に戻し、開閉板38、90
を開くとともに、開閉板88を所定時間だけ開き、乾燥
処理槽4内の樹脂ペレット2を貯留槽8に自由落下させ
る。貯留槽8への落下量、即ち、供給量は、開閉板88
の開時間を変えることにより調整することができる。そ
して、開閉弁22、32を閉じ、開閉弁30、116を
開いて送気管26、供給管112、吸気管114の空気
循環路を形成し、ブロワー18を所定時間動作させて空
気圧力により貯留槽8の樹脂ペレット2を樹脂タンク1
18に供給する。近接センサ120により樹脂ペレット
2の蓄積が検出されないときには、再度、開閉板90、
88を開き、ブロワー18を動作させて樹脂ペレット2
を供給状態にする。その後、開閉板38を開き、近接セ
ンサ46が樹脂ペレット2を検出するまで補給状態とす
る。
【0036】次に、樹脂供給モードは、乾燥処理槽4内
の樹脂ペレット2が無くなるまで射出成形機10に樹脂
ペレット2を供給するモードである。この供給動作は前
述の通りである。なお、所定時間内に所定回数だけ樹脂
ペレット2の供給を行っても、近接センサ120が検出
しなければ、乾燥処理槽4内が空であると判定して供給
及び乾燥運転を停止する。
【0037】次に、異常の検出動作について説明する
と、図4に示す制御部において、以下の異常検出を行
う。
【0038】a 圧力スイッチ76の異常検出 真空ポンプ70の動作開始前に圧力スイッチ76が減圧
信号を出力したときは「圧力スイッチ異常」等のメッセ
ージを表示又は音声にて報知し、圧力スイッチ76の交
換を指示する。
【0039】b 減圧異常の検出 真空ポンプ70の動作を開始し、所定時間経過後に圧力
スイッチ76により所定の圧力まで減圧されないとき
は、真空ポンプ70を停止し、真空破壊弁78を動作さ
せ、開閉板38、88、90を数回開閉させた後、再び
真空ポンプ70を動作させて減圧を開始する。これらの
動作を数回実行して圧力スイッチ76により乾燥処理槽
4が減圧されない場合、「真空異常」等のメッセージを
表示又は音声により報知して真空ポンプ70又は開閉板
38、88、90の気密維持のためのパッキン、Oリン
グ87、89等の交換を指示する。
【0040】c 開閉板38、88、90の異常検出 エアシリンダ36、94、96を動作させて開閉板3
8、88、90を開閉し、近接センサ42、44、9
8、100、102、104より信号が検出されないと
きは、該当する開閉板38、88、90を数回開閉し、
開閉検出信号が出力されたか否かを判定する。開閉検出
信号が得られなければ「開閉板(38)の開異常」、
「開閉板(38)の閉異常」、「開閉板(88)の開異
常」、「開閉板(88)の閉異常」、「開閉板(90)
の開異常」、「開閉板(90)の閉異常」等のメッセー
ジを表示又は音声により報知する。
【0041】d ヒータ60、64の異常検出 温度センサ58、66、68によりヒータ60、64に
よる温度上昇を検出し、所定時間経過しても温度上昇が
確認されなければ、「ヒータ断線異常」等のメッセージ
を表示又は音声により報知する。
【0042】e 過熱異常検出 温度センサ58、66、68によりヒータ60、64の
加熱による温度上昇が所定温度を越えたときは「ヒータ
過熱異常」等のメッセージを表示又は音声により報知す
る。
【0043】f 温度センサ58、66、68の異常検
出 温度センサ58、66、68の出力値を受けることによ
り、検出回路244にて断線等の異常を監視する。温度
センサ58、66又は68の断線が検出されたときは、
「温度センサ(58、66又は68)の異常」等のメッ
セージを表示又は音声にて報知する。
【0044】g 樹脂供給異常の検出 開閉板88、90を開いて貯留槽8に樹脂ペレット2を
供給し、ブロワー18を作動させて近接センサ120か
らの出力信号を確認する。出力信号が検出されないと
き、開閉板88、90の開閉とブロワー18を数回動作
させ、出力信号が検出されなければ「樹脂供給異常」等
のメッセージを表示又は音声にて報知し、ブロワー18
の異常、又は、送気管26、供給管112、吸気管11
4等の閉塞を報知する。
【0045】次に、図6は、異常検出時の継続制御動作
に関するフローチャートを示している。
【0046】この継続制御動作は、自動運転動作として
樹脂供給補給モードにおいて実行する。ステップS11
では自動運転動作中に異常を検出し、ステップS12で
は、検出された異常がペレットタンク6内の樹脂ペレッ
ト2が空になり、乾燥処理槽4に樹脂ペレット2を補給
できない異常か否かを判定する。補給できない異常の場
合には、ステップS13に移行してペレットタンク6に
樹脂ペレット2の充填を促す異常報知を表示器288に
表示、又は音声回路266を通してスピーカー268の
音声によって報知を行う。この報知の後、ステップS1
4の樹脂供給モードに移行する。
【0047】また、補給できない異常でない場合には、
ステップS15に移行し、検出された異常が圧力スイッ
チ76の異常であるか否かを判定する。圧力スイッチ7
6の異常の場合には、ステップS16に移行して異常報
知を表示器288に表示、又は音声回路266を通して
スピーカー268の音声によって報知を行う。この報知
の後、ステップS17の樹脂供給補給モードに移行す
る。
【0048】また、圧力スイッチ76が異常でない場合
には、ステップS18に移行して減圧異常か否かを判定
し、減圧異常でない場合にはステップS19に移行して
異常報知を表示器288に表示、又は音声回路266を
通してスピーカー268の音声によって報知を行った
後、ステップS20に移行して運転停止とする。ここで
は開閉板38、90、ヒータ60、64、温度センサ5
8、66、68、ブロワー18等の異常箇所を報知す
る。これらの異常が生じると、樹脂乾燥ができないか、
あるいは射出成形機10へ樹脂ペレット2の供給不能等
の致命的な異常であるから、この場合には速やかに運転
を停止する。
【0049】減圧異常の場合には、ステップS21に移
行して異常時の運転継続指令があるか否かを判定し、運
転継続指令がある場合には、ステップS22に移行して
異常報知を表示器288に表示、又は音声回路266を
通してスピーカー268の音声によって報知を行った
後、ステップS23の樹脂供給補給モードに移行する。
真空ポンプ70の故障又はパッキン、Oリング87、8
9等の損傷による気密漏れが生じても、乾燥処理槽4が
正常に加熱を行っていると判断して樹脂供給補給モード
を継続する。即ち、減圧異常が生じていても乾燥処理槽
4はヒータ60、64で加熱されており、乾燥処理の継
続が可能であるから、異常報知を行った後、樹脂供給補
給モードを継続する。
【0050】また、運転継続指令がない場合には、ステ
ップS24に移行して異常報知を表示器288に表示、
又は音声回路266を通してスピーカー268の音声に
よって報知を行った後、ステップS25に移行して運転
停止とする。
【0051】なお、実施形態では、射出成形機に対する
乾燥した樹脂ペレットの供給について説明したが、本発
明の樹脂乾燥装置は、射出成形機以外の乾燥樹脂の供給
を必要とする各種の機器に対応できるものであり、樹脂
成形に限定されるものではない。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果が得られる。 a 乾燥された樹脂を異常時においても継続して供給す
ることができるので、樹脂の供給を必要とする後続処理
を停止することなく継続できる。 b 乾燥された樹脂を異常時においても継続して供給す
ることができるので、射出成形機の成形動作が継続さ
れ、射出ノズル内の溶融樹脂が適切な流動状態を維持す
ることができ、加熱による変色を防止することができ
る。 c 樹脂材料に応じて使用者が異常時に制御動作の継続
又は停止を選択できるため、樹脂材料の変色の防止又は
適切な保守修理を行うことができる。 d 加熱不良による異常時には樹脂の供給を停止して、
未乾燥樹脂による溶融汚染による樹脂材料の不良拡大を
未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の樹脂乾燥装置の一実施形態を示す図で
ある。
【図2】本発明の樹脂乾燥装置の部分拡大断面図であ
る。
【図3】本発明の樹脂乾燥装置の部分拡大断面図であ
る。
【図4】この樹脂乾燥装置の制御部を示すブロック図で
ある。
【図5】本発明の樹脂乾燥装置の動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】本発明の樹脂乾燥装置の一実施形態における異
常検出時の動作継続に関する制御フローチャートを示す
ものである。
【符号の説明】
2 樹脂ペレット2 4 乾燥処理槽4(乾燥処理手段) 6 ペレットタンク(樹脂補給手段) 8 貯留槽(樹脂排出手段、樹脂供給手段) 10 射出成形機 14 補給管(樹脂補給手段) 18 ブロワー(樹脂供給手段、樹脂補給手段) 20 吸引管(樹脂補給手段) 26 送気管(樹脂供給手段) 60、64 ヒータ(乾燥処理手段) 62 ヒートパイプ(乾燥処理手段) 70 真空ポンプ(乾燥処理手段) 82 排出口(樹脂排出手段) 88、90 開閉板(樹脂排出手段) 112 供給管(樹脂供給手段) 114 吸気管(樹脂供給手段) 200 制御装置(制御手段) 202 制御演算部(制御手段) 204 タッチパネルスイッチ(制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋山 茂俊 静岡県富士市西柏原新田201番地 高木産 業株式会社内 (72)発明者 宇佐美 恵市 静岡県富士市西柏原新田201番地 高木産 業株式会社内 Fターム(参考) 3L113 AA01 AB05 AB10 AC01 AC16 AC24 BA02 CA04 CA10 CA20 CB34 DA04 4F201 AC01 AP02 AP05 BA04 BA06 BC02 BC19 BD04 BN23 BQ02 BQ05 BQ08 BQ15 BQ21 BQ57 4F206 AC01 AP02 AP05 JA07 JE06 JE11 JF11 JF41 JF46 JP15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂を減圧状態で加熱して乾燥させる乾
    燥処理手段と、 この乾燥処理手段から前記樹脂を排出する樹脂排出手段
    と、 前記乾燥処理手段に乾燥すべき前記樹脂を補給する樹脂
    補給手段と、 を備え、前記乾燥処理手段の前記樹脂の乾燥処理、前記
    樹脂の排出、前記樹脂の補給の制御動作を実行するとと
    もに制御異常を検出し、前記樹脂の排出動作が可能な限
    り乾燥状態に無関係に前記乾燥処理手段から前記樹脂の
    排出を可能にしたことを特徴とする樹脂乾燥装置。
  2. 【請求項2】 射出成形機に供給すべき樹脂を乾燥させ
    る樹脂乾燥装置であって、 前記樹脂を減圧状態で加熱して乾燥させる乾燥処理槽
    と、 この乾燥処理槽から前記射出成形機に乾燥させた前記樹
    脂を供給する樹脂供給手段と、 前記乾燥処理槽内へ乾燥すべき前記樹脂を補給する樹脂
    補給手段と、 前記乾燥処理槽の減圧及びその解除、加熱、前記乾燥処
    理槽から前記射出成形機への前記樹脂の供給、前記乾燥
    処理槽への前記樹脂の補給等の制御動作を実行するとと
    もに制御異常を検出し、その制御異常に応じて運転停止
    又は運転継続の何れかを選択し、運転継続時には前記乾
    燥処理槽から前記射出成形機に前記樹脂を供給させる制
    御手段と、 を備えたことを特徴とする樹脂乾燥装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記乾燥処理槽に対す
    る前記樹脂の補給異常、前記乾燥処理槽の減圧異常の場
    合には、前記乾燥処理槽から前記射出成形機への前記樹
    脂の供給動作を継続することを特徴とする請求項2記載
    の樹脂乾燥装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記乾燥処理槽内の減
    圧異常を検出したとき、前記射出成形機に対して前記樹
    脂の供給又は供給停止を行うことを特徴とする請求項2
    記載の樹脂乾燥装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記樹脂の加熱異常を
    検出したとき、制御動作を停止させることを特徴とする
    請求項2記載の樹脂乾燥装置。
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