JP2008039220A - 穀粒乾燥機の操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 液晶タッチパネル操作や、多機能ボタンスイッチ等の操作では、画面が異常になると多機能ボタンスイッチの操作内容が不明になり、しかも、設定自体も多機能ボタンスイッチで行うため誤操作となり易い。
【解決手段】 穀粒乾燥条件を設定しながら液晶表示する設定スイッチ1を配置したタッチパネル2を有する操作盤3に、このタッチパネル2とは別に、この乾燥の開始、乾燥の停止、及び乾燥穀粒の排出等を行うため各操作スイッチ名として表示した運転スイッチ4を設けたことを特徴とする穀粒乾燥機の操作装置の構成とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、穀粒乾燥機の運転操作を行う操作装置に関し、タッチパネル形態の操作と、スイッチ操作の組合せによって、的確で、容易な運転操作を行わせるものである。
多機能ボタンスイッチの操作内容をディスプレイに表示させ。この表示が異常になるとこの操作内容が初期設定内容になる等の技術(例えば、特許文献1参照)が知られている。
特開平11ー173758号公報(第3頁、図4)。
前記引例技術のように、液晶タッチパネル操作や、多機能ボタンスイッチ等の操作では、画面が異常になると多機能ボタンスイッチの操作内容が不明になり、しかも、設定自体も多機能ボタンスイッチで行うため誤操作となり易い。
請求項1に記載の発明は、穀粒乾燥条件を設定しながら液晶表示する設定スイッチ1を配置したタッチパネル2を有する操作盤3に、このタッチパネル2とは別に、この乾燥の開始、乾燥の停止、及び乾燥穀粒の排出等を行うため各操作スイッチ名として表示した運転スイッチ4を設けたことを特徴とする穀粒乾燥機の操作装置の構成とする。乾燥条件事項等を設定するときは、液晶表示のタッチパネル2の設定スイッチ1を押すことによって設定して、この条件事項を表示する。又、穀粒の張込や、乾燥を行うときは、運転スイッチ4の操作表示であるスイッチ名を見ながら選択して押すことによって行う。又、このタッチパネル2には、これら乾燥条件等の設定のための設定画面の他に、乾燥行程における乾燥温度や、穀粒水分値等の乾燥進行状況の各事項を表示する乾燥中画面等を表示させる。
請求項2に記載の発明は、前記タッチパネル2は、設定スイッチ1による乾燥条件の設定事項を表示する設定画面Aと、乾燥中の現在値を表示する乾燥中画面Bを、乾燥開始から一定時間T2にわたって、一定の時間間隔T1毎に交互に切替表示すると共に、この一定時間T2の経過後は乾燥中画面Bのみ表示することを特徴とする。乾燥条件等を設定するときは、タッチパネル2の設定スイッチ1を押すことによって、この設定事項を設定画面Aとして表示させて、設定操作を行い易くする。この設定操作を完了すると、この設定画面Aと共に、乾燥中の現在値を表示する乾燥中画面Bに切替て、乾燥状況を確認することができる。これら設定画面Aと乾燥中画面Bとは、この乾燥開始から一定時間T2にわたって一定の時間間隔T1毎に交互に切替表示して、乾燥開始初期の乾燥の確認、及び変更を行い易くする。この一定時間T2を経過した後は、安定した乾燥制御のもとに乾燥中画面Bのみ表示する。
請求項1に記載の発明は、タッチパネル2の設定スイッチ1の操作によって乾燥条件等を設定し表示することができると共に、乾燥行程においては、乾燥水分や、温度等の乾燥進行状況の各事項を表示することができる。又、穀粒の張込操作や乾燥操作等は、このタッチパネル2の近くに配置の運転スイッチ4を、このスイッチ名を確認しながら選択して的確に行うことができる。このため、タッチパネル2の表示が異常表示の状態になっても、この運転スイッチ4の操作で正確に、容易に乾燥操作し、乾燥作業を続行することができる。
請求項2に記載の発明は、乾燥条件を設定するときは、タッチパネル2の設定スイッチ1による操作によって設定する乾燥条件事項を設定画面Aとして表示し、この設定後は乾燥中の現在値を乾燥画面Bとしても表示して、乾燥開始から一定時間T2にわたっては、これら設定画面Aと乾燥中画面Bを一定時間間隔T1毎に交互に繰返して表示することによって、乾燥初期行程においての乾燥設定値を確認しながら乾燥状況が適正に行われているか、否かの判断を容易に行うことができ、以降の乾燥補正、乃至変更操作を速やかに行うことができ、又、この一定時間T2経過後は、適正乾燥状況確認後の安定した乾燥作用を維持させることができる。
図例に基づいて、穀粒乾燥機は、乾燥槽5の乾燥室6に収容した籾を、通風室2を流下させながら、熱風を当てて加熱し、この流下した籾を昇降機7で乾燥室6上へ還元しながら乾燥する循環乾燥形態に構成している。乾燥室6の上部に供給ラセン10や、拡散板11を設け、乾燥槽5に沿って設ける昇降機7によって昇穀される籾を、これら供給ラセン10、拡散板11で搬送して乾燥室6内に拡散しながら供給する。この乾燥室6の下部には送風室12や、繰出バルブ8、集送ラセン9等を配置して、この繰出バルブ8の回転によって乾燥室6の籾を、通風室12を流下させながら集送ラセン9へ流入させ、更に昇降機7へ搬送する。この通風室12の前側には、燃焼器としてバーナ13を設け、後側に吸引フアン14を設け、この吸引フアン14の回転によって、バーナ13で燃焼加温された熱風をこの通風室12を経て吸引通風して、機外へ排風する。この昇降器7の側部には乾燥しようとする籾を張り込む供給ホッパー15を有し上部には乾燥後の籾を取り出す排出ホッパー16を設ける。この排出ホッパー16にはシャッター17を設けて、このシャッター17を開くことによって排出ホッパー16へ取り出すことができ、閉めることによって供給ラセン10を乾燥室6側へ供給する。昇降機7には、この搬送中の一部の穀粒を受けて乾燥水分を検出する水分計23を設ける。
前記昇降機7、繰出バルブ8、集送ラセン9、吸引フアン14、及びバーナ13等は、これらを駆動する昇降機モータM1、繰出バルブモータM2、集送オーガモータM3、送風モータM4、及び燃焼系出力M5を有して、コントローラ18からの出力で駆動する。又、前記操作盤3は乾燥槽5の前側でバーナ13の上部近くに配置される。この操作盤3には、液晶(LCD)表示部19を有したタッチパネル2を設け、設定スイッチ(タッチスイッチ)1を有し、穀粒張込量を設定する張込量スイッチ1A、乾燥目標の穀粒水分値等を設定する水分設定スイッチ1B、乾燥穀粒の種類や方法等を設定する乾燥設定スイッチ1C等を配置して、これら設定スイッチ1によって予めコントローラ18のメモリーの登録している各乾燥条件事項を呼出ししながら表示部19に設定画面AとしてLCD表示させる。このLCD表示部19の周囲には、横側に設定呼出しスイッチ41や、緊急停止スイッチ47等を配置し、下側に沿って張込スイッチ42、通風スイッチ43、乾燥スイッチ44、排出スイッチ45、及び停止スイッチ46等を配置して、手動で押して操作する。これらの各運転スイッチ4には操作目的のスイッチ名を表記している。設定呼出スイッチ41は、前記設定スイッチ1による操作設定ができる状態にするもので、このスイッチ41を一回目の押し操作では、設定画面AがLCD表示部19に表示し、二回目の押し操作で乾燥画面Bを表示するように切替ることができる。又、緊急停止スイッチ42は、乾燥作業中に緊急的に乾燥作用を停止するためのものである。張込スイッチ43は、乾燥開始前の乾燥室6へ籾を供給するためのもので、主に昇降機モータM1を駆動することができ、又、これと同時に吸引フアン14の送風モータM4をも駆動することができる。又、通風スイッチ44は、該吸引フアン14の送風モータM4を駆動して、通風室12に通風する。乾燥スイッチ45は、バーナ13等の燃焼系出力部M5、昇降機モータM1、繰出ラセンモータM2、集送モータM3、及び送風モータM4等を駆動して乾燥するものである。排出スイッチ45は、乾燥終了後の乾燥室6の籾を機外へ取り出すもので、繰出バルブモータM2や、集送ラセンモータM3、昇降機モータM1等を駆動し、排出ホッパー16のシャッター17を開いて、この排出ホッパー16から機外へ排出することができる。又、停止スイッチ46は、乾燥終了後に乾燥運転を停止するもので、運転中の各モータM1、〜M5を全てを停止することができる。
コントローラ18の入力側には、設定スイッチ1や、運転スイッチ4の他に、穀粒水分値を検出する水分センサS1、バーナ13等の燃焼温度や、籾温度、時間設定のタイマー等各種のデジタルセンサS2や、アナログセンサS3等を配置して入力するように設けている。又、出力側には前記LCD表示部19のバックライト20や、警報用のブザー21等を設けている。このコントローラ18にはメモリ24や、マイコン等を有する。
前記タッチパネル2の側部に、LED表示部22を設け、温度や、水分、乾燥残時間等の主要事項を7セグ位置に表示させて、見易くしている。タッチパネル2のLCD画面表示は見難いことがあるため、一部の主要事項を、近傍位置のLED表示部22にLED画面表示することによって、視認性を良くしている。
ここにおいて、この発明に係る穀粒乾燥機の操作装置は、穀粒乾燥条件を設定しながら液晶表示する設定スイッチ1を配置したタッチパネル2を有する操作盤3に、このタッチパネル2とは別に、この乾燥の開始、乾燥の停止、及び乾燥穀粒の排出等を行うため各操作スイッチ名として表示した運転スイッチ4を設けたことを特徴とする。乾燥条件事項等を設定するときは、液晶表示のタッチパネル2の設定スイッチ1を押すことによって設定して、この条件事項を表示する。又、穀粒の張込や、乾燥を行うときは、運転スイッチ4の操作表示であるスイッチ名を見ながら選択して押すことによって行う。又、このタッチパネル2には、これら乾燥条件等の設定のための設定画面の他に、乾燥行程における乾燥温度や、穀粒水分値等の乾燥進行状況の各事項を表示する乾燥中画面等を表示させる。
乾燥作業の操作行程は、乾燥条件等を設定する設定操作と、穀粒を乾燥室6に張込む張込操作と、乾燥を行う乾燥操作、及び乾燥完了後の穀粒を取出す排出操作等をこれらの順序で行う。又、これらの操作は各々該当する運転スイッチ4を押し操作することによって行われる。このうち設定操作は、設定呼出しスイッチ41の一回目の押しによってLCD表示部19が設定画面Aを表示する。このとき、タッチパネル2の設定スイッチ1には、操作スイッチ名が張込量1A、水分設定1B、乾燥設定1Cのように表示されているため、この設定スイッチ1を押しながら乾燥条件を表示部19に選択表示させて設定する。このとき設定操作中の間は設定画面Aから乾燥中画面Bへの切替は行われない。この乾燥中画面Bへの切替は、この設定操作が終わって、張込操作を行い、かつ乾燥操作を開始することによって行われる。
前記張込操作は、張込スイッチ42を押すことによって行い、この張込スイッチ42のONによって昇降機モータM1と、送風モータM4等を駆動し、シャッター17を閉じた状態で、この昇降機7の供給ホッパー15に乾燥しようとする籾を供給して、乾燥室6内へ搬送収容させる。この張込が終わると乾燥スイッチ44を押して乾燥操作する。このとき、これら昇降機モータM1や、送風モータM4等の他に、繰出バルブモータM2や、集送モータM3、及び燃焼系出力M5等が駆動されて、乾燥室6の籾を循環移送させながら加温乾燥する。このとき、乾燥スイッチ44のONによって、前記表示部19では、これまで設定画面Aに固定表示されていた状態から、乾燥状態を表示する乾燥中画面Bに一定時間間隔T1毎に交互に切替る状態となる(図5)。しかも、この設定画面Aと乾燥中画面Bとの一定時間間隔T1毎の交互切替が、一定時間T2にわたって継続した後は、乾燥中画面Bの表示に固定される。
このようにして、乾燥作用が完了すると自動的に運転停止に制御される。乾燥済籾の取出を行う排出操作では、排出スイッチ45をONすることによって繰出バルブモータM2、集送ラセンモータM3、昇降機モータM1等を駆動し、シャッター17を開くことによって、乾燥籾を機外へ取出すことができる。
前記のようにコントローラ18の表示部19にタッチパネル2付きの液晶パネルを用い、運転スイッチ4を独立して構成し、乾燥条件等の設定事項をこのタッチパネル2を用いて行う形態では、この設定事項をLCD表示部19に表示するが、この表示部19に表示データを送信しても、これに対する返答を受信できないときは、図4のように画面表示部19に何らかの異常があったことをコントローラ18のマイコンで判定する。この異常判定が行われたときは、この異常を知らせるためにブザー21を一定時間ONし、その後運転操作を行うときは、乾燥であれば最低張込量、温度を低く設定し、乾燥時間を設定して乾燥運転を行う。このように液晶表示の表示部19、乃至タッチパネル2に異常が発生して画面表示ができない場合でも、マイコンで表示部19の異常を判定して、運転スイッチ4による手動操作は、受付可能として運転を行うことができる。この場合、この運転スイッチ4の操作は、表示部19の液晶表示が消えているときでも、各運転スイッチ4にはスイッチ名が明示されているため、正確な操作を容易に行うことができる。そして、乾燥を的確に行って穀粒の品質を低下させないように乾燥することができる。
又、この発明に係る操作装置は、前記タッチパネル2は、設定スイッチ1による乾燥条件の設定事項を表示する設定画面Aと、乾燥中の現在値を表示する乾燥中画面Bを、乾燥開始から一定時間T2にわたって、一定の時間間隔T1毎に交互に切替表示すると共に、この一定時間T2の経過後は乾燥中画面Bのみ表示することを特徴とする。乾燥条件等を設定するときは、タッチパネル2の設定スイッチ1を押すことによって、この設定事項を設定画面Aとして表示させて、設定操作を行い易くする。この設定操作を完了すると、この設定画面Aと共に、乾燥中の現在値を表示する乾燥中画面Bに切替て、乾燥状況を確認することができる。これら設定画面Aと乾燥中画面Bとは、この乾燥開始から一定時間T2にわたって一定の時間間隔T1毎に交互に切替表示して、乾燥開始初期の乾燥の確認、及び変更を行い易くする。この一定時間T2を経過した後は、安定した乾燥制御のもとに乾燥中画面Bのみ表示する。
図5のように乾燥スイッチ45をONして乾燥運転に入ってから一定時間T2は、表示部19に、乾燥中画面Bと、運転条件の設定値を表示、及び変更する設定画面Aとを、一定時間間隔T1毎に交互に表示するため、乾燥開始時に乾燥条件の設定値を確認、及び変更することができ、乾燥を正確に、容易に行うことができる。
次に、主として図6、図7に基づいて、前記水分計23で一定時間毎に水分測定を行いながら乾燥運転を制御するとき、穀粒張込時に水分測定を行い、穀粒スイッチ45を押して乾燥開始するときに、その測定水分値と、設定スイッチ1の水分設定スイッチ1Bによる設定水分とを比較して、この比較値が一定以下の場合は初期通風運転や、休止運転を組み込むように構成したものである。これら初期通風運転や、乾燥途中の休止を行うことにより、乾燥仕上がりの穀粒水分のばらつきを少なくするものである。前記張込操作中に水分計23による穀粒水分の測定を行い、この水分値をメモリー24に記憶しておき、乾燥開始時に設定水分との差を比較する。この水分差が一定値以下(1〜2%程度)の場合は、一度燃焼系出力M5をOFFして通風運転を行った後、乾燥運転、運転休止、再乾燥運転を行う。水分差が一定値以上の場合は通常の運転を行う。
又、図8は、このような乾燥制御において、初期通風運転や、運転休止を組み込む構成において、メモリー24内に乾燥終了情報がある場合は、これら初期通風運転や、運転休止を行わないように制御するものである。乾燥開始時の水分値と設定水分(乾燥仕上がりの水分)との差が小さいときに通常の乾燥を行うと、乾燥穀粒の水分にばらつきが発生することがあるが、初期通風運転や、乾燥途中の休止を行うことにより、仕上がり水分のばらつきを押えることができる。そして、乾燥終了の情報があるとき(少なくとも一回は乾燥が終了しているとき)は、追い乾燥と判断して、これら初期通風乾燥休止を止めることにより、追い乾燥がかかり過ぎるのを防ぐことができる。乾燥開始直後に初期水分値を測定し、設定水分との差が一定値以下(1〜2%程度)の場合は、メモリー24内に乾燥終了の情報があるか、どうかを確認し、この情報が無い場合は、初期通風運転や、乾燥運転休止を行い、情報がある場合は、追い乾燥と判断して初期通風や、乾燥運転休止は行わない。
次に、主として図9に基づいて、前記通風スイッチ44のONによる通風運転中に、乾燥スイッチ45をONしたときは、一定時間の予約モードに移行し、その期間中にタイマーTで運転時間が設定された場合は、その時間を乾燥前の通風時間としてセットし、その時間が経過したら自動的に乾燥運転を行う。又、予約モードの期間中にタイマーTが操作されなかった場合は、一定時間経過後にすぐに乾燥へ移行する。張り込んだ穀粒に水分のばらつきがある場合等、乾燥前に通風運転を行った後に乾燥運転を行う場合に、簡単に通風運転から乾燥運転へ自動移行させる。通風運転中に簡単な操作でその後の乾燥運転の予約を行うことができ、操作性を向上する。
次に、主として図10に基づいて、前記通風予約モードへの移行において、乾燥終了後に穀粒の冷却を行うために通風運転を行う場合は、簡単な操作で乾燥運転から通風運転へ自動移行させるように、後の通風運転の予約を行うことによって、操作性を向上する。乾燥運転中に通風スイッチ44がONされたとき、一定時間の予約モードに移行し、その期間中にタイマーTで運転時間が設定された場合は、その時間を乾燥後の通風時間としてセットし、乾燥終了後に自動的に通風運転を行い、設定時間が経過したら通風運転を終了する。又、予約モードの期間中にタイマーTが操作されなかった場合は、一定時間経過後にすぐに通風運転ヘ行する。
次に、主として図11に基づいて、乾燥終了後の通風運転が設定されているとき、この設定時間に応じて水分値を補正する。乾燥終了後に冷却のために通風運転を行う場合、その期間中に乾燥自体の進みと玄米部から籾殻部への水分移行により、乾燥停止時に比べて玄米水分は低下するが、水分値を補正することにより、玄米水分の低下を防止するものである。乾燥運転中に通風運転が設定されているか、どうかの判定を行い、設定されている場合は、通風時間により水分補正を算出し、その値で測定した水分値を補正した後、停止設定水分値と比較する。この補正値は通風時間が長いほど大きくし、測定した水分値を低めに補正する。
操作盤の正面図。 穀粒乾燥機の側断面図。 乾燥操作制御のブロック図。 その表示部異常判定時の処理操作をを示すフローチャート。 その表示部の表示制御を示すフローチャート。 一部別例を示す乾燥制御部のブロック図。 そのフローチャート。 その一部別例を示す乾燥制御のフローチャート。 その一部別例を示す乾燥制御のフローチャート。 その一部別例を示す乾燥制御のフローチャート。 その一部別例を示す乾燥制御のフローチャート。
符号の説明
1 設定スイッチ
2 タッチパネル
3 操作盤
4 運転スイッチ
A 設定画面
B 乾燥中画面
T1 一定時間間隔
T2 一定時間

Claims (2)

  1. 穀粒乾燥条件を設定しながら液晶表示する設定スイッチ(1)を配置したタッチパネル(2)を有する操作盤(3)に、このタッチパネル(2)とは別に、この乾燥の開始、乾燥の停止、及び乾燥穀粒の排出等を行うため各操作スイッチ名として表示した運転スイッチ(4)を設けたことを特徴とする穀粒乾燥機の操作装置。
  2. 前記タッチパネル(2)は、設定スイッチ(1)による乾燥条件の設定事項を表示する設定画面(A)と、乾燥中の現在値を表示する乾燥中画面(B)を、乾燥開始から一定時間(T2)にわたって、一定の時間間隔(T1)毎に交互に切替表示すると共に、この一定時間(T2)の経過後は乾燥中画面(B)のみ表示することを特徴とする請求項1に記載の穀粒乾燥機の操作装置。
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