JP2009030960A - 循環式穀物乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】粒大選別機による余分な設置スペースを必要としない循環式穀物乾燥機を提供することを技術的課題とする。
【解決手段】
バケット式昇降機5aの排出側機枠内でバケット5cから投擲された還流穀物の一部を捕捉・供給して、選別した穀物は貯留タンク部2に還流する一方、異物は機外排出するようにした粒大選別部20を、貯留タンク部2の上部に横設したので余分なスペースが不要となる。また、前記粒大選別部20は、バケット5cから投擲された還流穀物の一部の穀物量を処理できるものでよいため、小型タイプにできる。このため、農家の納屋等の設置スペースにおいて天井等の高さ方向の余分なスペースを必要としない。さらに、還流穀物の一部を捕捉・供給する部位16aには、穀物供給口の開閉手段37を備え、かつ、穀物品種等に応じて開閉できるようにしたので、必要に応じて穀物を供給して異物選別することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、籾(もみ)や麦などの穀物を乾燥する循環式穀物乾燥機に係り、特に、穀物に混入した藁屑(わらくず)等の比較的大きい異物(夾雑物)を除去するものに関する。
従来、この種の循環式穀物乾燥機としては、例えば、特許文献1に開示されたものがある。特許文献1のものは、循環式穀物乾燥機における本体側部の位置に粒大選別機を配設し、循環中の原料穀物をこの回転選別網筒内に供給して夾雑物等の異物を選別除去し、選別後の原料穀物は本体内に還流するようにしたものである。
特公平8−22385号公報
ところで、上記特許文献1のものには以下の問題点があった。すなわち、特許文献1のものは、原料穀物を上部横搬送手段の始端側から流下させて粒大選別機に供給するようにしてあるため、粒大選別機の配設位置が循環式穀物乾燥機の本体側部の位置となり、該本体側部に粒大選別機を配設するだけのスペースが必要である。このため、例えば、ミニライスセンター(共同乾燥調製施設)等で循環式穀物乾燥機を複数台並列して配置する際には、粒大選別機の幅面積分の余分な設置スペースを必要としてしまう。また、前記粒大選別機への原料供給量は、前記上部横搬送手段の始端側から流路切換えにより、昇降機の排出側に投擲(てき)排出された穀物の全量となっているため、粒大選別機は大量の穀物の処理が可能な大型タイプのものとなる。したがって、前記設置スペースがそれだけ余分に必要となる。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、粒大選別機による余分な設置スペースを必要としない循環式穀物乾燥機を提供することを技術的課題とするものである。
上記課題を解決するため、請求項1では、
穀物の貯留タンク部(2)と、
該貯留タンク部(2)から流下した穀物を熱風通風して乾燥する乾燥部(3)と、
該乾燥部(3)における穀物を排出する排出部(4)と、
該排出部(4)から排出された穀物をバケット式昇降機(5a)及び前記貯留タンク部(2)の上部の上部横搬送手段(5b)を介して貯留タンク部(2)に還流する還流部(5)と、
該還流部(5)で移送中の穀物を回転選別網筒(21)に供給して穀粒よりも大きい異物を選別除去する粒大選別部(20)と、
穀物水分を測定する穀物水分測定部(33)と、
該穀物水分測定部(33)で測定された穀物水分値が設定水分値になるまで乾燥運転等の制御を行う制御部(32)と、
を備えた循環式穀物乾燥機(1)において、
前記粒大選別部(20)は、前記貯留タンク部(2)の上部に横設し、前記回転選別網筒(21)に穀物を供給する原料供給口(16a)及び該原料供給口(16a)に還流穀物の一部を捕捉して供給する穀物捕捉供給部(36)をバケット式昇降機(5a)の排出側の機枠側面(16b)に配設するとともに、前記回転選別網筒(21)を通過した穀物を貯留タンク部(2)に排出する穀物排出口(21a)を下部に配設する一方、異物を機外に排出する異物排出口(26)を前記回転選別網筒(21)の下流側に備える、という技術的手段を講じた。
請求項2により、前記粒大選別部(20)は、前記上部横搬送手段(5b)に沿って横設し、前記穀物排出口(21a)の一部分を上部横搬送手段(5b)に連通させるとよい。
請求項3により、前記異物排出口(26)を前記貯留タンク部(2)の上面から突設するとよい。
請求項4により、前記穀物捕捉供給部(36)は、前記穀物供給口(16a)の下縁部からバケット式昇降機(5a)側に上向き傾斜状に所定長さ寸法だけ延設し、投擲されてきた穀物の一部を前記穀物供給口(16a)に流下供給する穀物供給用傾斜板(36a)から構成するとよい。
請求項5により、前記穀物捕捉供給部(36)の一端にはバケット式昇降機(5a)から投擲された穀物を堰き止める穀物堰止板(36b)を設けるとよい。
請求項6により、前記穀物供給口(16a)には、前記穀物供給口(16a)を開閉する穀物供給口開閉手段(37)を備えるとよい。
請求項7により、前記穀物供給口開閉手段(37)は、前記穀物供給口(16a)を開閉する開閉板(37a)と、該開閉板(37a)を回動させる回動部材(37b,37c,39)と、該回動部材(37b,37c,39)に回動駆動作用を与える切換バルブモータ(38)とからなり、該切換バルブモータ(38)は、前記制御部(32)からの駆動信号によって作動するようにするとよい。
請求項8により、前記制御部(32)は、穀物種類設定部(32a)を備え、該穀物種類設定部(32a)で設定された穀物種類に応じて切換バルブモータ(38)に駆動信号を出力するようにするとよい。
請求項9により、前記穀物供給用傾斜板(36a)には穀物落下口(36c)を形成し、前記穀物供給口(16a)に穀物を供給するときは穀物落下口(36c)を前記開閉板(37a)によって塞いで穀物を流下供給可能にし、一方、前記穀物供給口(16a)に穀物を供給しないときは、前記開閉板(37a)を回動させて穀物落下口(36c)を開状態にし、前記投擲されてきた穀物を穀物落下口(36c)から落下させるようにするとよい。
請求項10により、前記貯留タンク部(2)の天板(2a)において、前記粒大選別部(20)の側方の近傍位置には外気取入口(2b)を配設するとよい。
請求項11により、前記外気取入口(2b)は、天板(2a)において、前記粒大選別部(20)の側方の近傍位置の長手方向にわたって形成するとよい。
本発明の循環式穀物乾燥機によれば、バケット式昇降機の排出側機枠内でバケットから投擲された還流穀物の一部を捕捉・供給して、選別した穀物は貯留タンク部に還流する一方、異物は機外排出するようにした粒大選別部を、貯留タンク部の上部に横設したので、従来例のように循環式穀物乾燥機の側部に粒大選別部を設けるものに比べて当該側部の余分なスペースが不要であるため、例えば複数台の循環式穀物乾燥機を並設する際の設置スペースを小さくすることができる。また、従来例の粒大選別部への原料供給用又は還流用のシュート類も不要である。
さらに、前記粒大選別部は、バケットから投擲された還流穀物の一部の穀物量を処理できるものであればよいため、小型タイプ(少量処理)にすることができる。このため、農家の納屋等の設置スペースにおいて天井等の高さ方向に余分なスペースを必要とせず、従来と同じ広さの納屋等に循環式穀物乾燥機を設置することができ、また、小型タイプ(少量処理)であるため選別運転中における原料詰まり等のトラブル発生が減少し、選別精度もよい。
また、還流穀物の一部を捕捉・供給する穀物捕捉供給部には、穀物供給口開閉手段を備え、かつ、穀物品種等に応じて開閉できるようにしたので、必要に応じて穀物を供給して異物選別することができる。
本発明の循環式穀物乾燥機1は、穀物原料の貯留、乾燥、排出を行う本体部1aと、該本体部1aから排出された穀物を再度本体部1a内に還流するための還流部5とから構成してある(図1、図2、図3参照)。
本体部1aは、原料穀物を貯留(調質)する貯留タンク部2と、該貯留タンク部2から流下した原料穀物を熱風通風によって乾燥する乾燥部3と、該乾燥部3の穀物を機外に断続的に繰り出しながら排出する排出部4とを上方から順次重設してなる。
一方、前記還流部5は、前記本体部1aの一側面に立設したバケット式の昇降機5aと貯留タンク部2の上部に横設した上部横搬送手段5b(上部横搬送スクリュー18を内蔵)とから構成してある。前記昇降機5aは、複数のバケットを等間隔に装着した無端状のバケットベルトを上部調車と下部調車との間に掛け渡し、機枠でこれを囲んで構成され、下部の搬送始端側15が、本体部1aの前記一側面の下部に配設された穀物排出口(後述)に接続し、搬送終端側16(上部)が、前記上部横搬送手段5bの搬送始端側17に接続するようにしてある。そして、前記昇降機5aは、駆動モータ(図示せず)からの動力を受けて、下部の搬送始端側15で穀物をバケットで掬って上部の搬送終端側16に搬送し投擲(とうてき)するように構成してある。
前記昇降機5aの搬送終端側16は、上部横搬送手段5bの搬送始端側17の供給口17aに連通させてある。前記上部横搬送手段5bの穀物排出側(貯留タンク部2への排出側)は、貯留タンク部2の中央部まで延設してあり、また、穀物排出側の端部には回転飛散板19が設けてある(図1、図2、図3参照)。なお、前記上部調車の回転軸と上部横搬送スクリュー18の始端側の端部とは、回転プーリ(任意径)及び伝達ベルトで接続し、前記上部調車の回転動力を伝達して上部横搬送スクリュー18を回転駆動させるようにしてある。
前記貯留タンク部2は、側面を4枚の側板で囲み、その上部を天井板で覆って密閉状に構成する。
前記乾燥部3は、4枚の側板で囲んだ密閉空間内に、その中央に乾燥風胴6を横設するとともに、該乾燥風胴6の両側部に穀物流下槽7,7及び排風胴8,8を順次横設してなる(図1,2参照)。各穀物流下槽7は、任意の間隔をおいて対設した一対の有孔板6a,8aによって形成してあり、これにより、前記乾燥風胴6及び排風胴8の一側面は前記有孔板6a,8aによって構成されている。前記各穀物流下槽7,7は、互いに傾斜状に配設して下端部を連結するようにし、該連結部分には、ロータリーバルブ11(後述)が横設される。
前記乾燥部3は前記乾燥風胴6の一端側となる外部に熱風発生装置9が機枠で囲まれて設けてあり、前記乾燥風胴6は、一端側が前記熱風発生装置9と連通して熱風供給されるように形成され、多端側は前記側板によって閉鎖状態にしてある。前記熱風発生装置9は、バーナーと送風ファンとからなる。前記各排風胴8は、一端側が前記熱風発生装置9を設けられた側の側板によって閉鎖状態にしてある一方、他端側は各側板に排風口8b,8bを設けて排風装置10に連通させてある。これにより、前記熱風発生装置9から乾燥風胴6に供給される熱風は、排風装置10の吸引排風作用によって、穀物流下槽7,7(穀粒間)を通風した後に排風胴8,8を通って排風装置10から機外に排風されるようになっている。なお、排風胴8を構成する一方の側板には、張り込み用の張込ホッパー扉1bが設けてある。
前記排出部4は、前述のように前記穀物流下槽7,7の下端部の連結部分に横設したロータリーバルブ11と、該ロータリーバルブ11を駆動する駆動装置(図示せず)を設ける。また、ロータリーバルブ11の下方には下部横搬送スクリュー12を横設するとともに、該下部横搬送スクリュー12の両側には、下部横搬送スクリュー12に対して穀物が流下する漏斗状の流下傾斜板13を配設する。前記下部横搬送スクリュー12は、搬送終端側を、側板に設けた開口部を通って本体部1aの外部に突出して下部連結部(下部アウトレット)14を構成し、また、下部連結部(下部アウトレット)14は、前記穀物排出口を設け、該穀物排出口を前記昇降機5aの搬送始端側に連通してある。
前記熱風発生装置9の上部には、循環式穀物乾燥機1の運転を制御するコントロールボックス(制御部)32が構成してある。コントロールボックス(制御部)32は、穀物の仕上水分値の設定部や張込、乾燥等運転開始ボタンが配設してあるほか、停止ボタン、原料穀物の種類を設定する穀物種類設定部32a(例えば、穀物種類設定ボタン32a)が設けてあるとともに、前記乾燥運転プログラム等が内蔵された読み出し専用記憶部(ROM)34や中央演算部35(CPU)、入出力回路(I/O)31が設けてある(図9)。また、コントロールボックス(制御部)32は、前記昇降機5aに設けた自動穀物水分計33から測定水分値が受信できるようにしてあり、乾燥運転中の穀物水分値が監視されるようになっている。
次に、本発明の特徴構成を説明する。
粒大選別部20:
本発明の特徴である粒大選別部20の構成を説明する。前記粒大選別部20は、貯留タンク2の天井板の上に横設する(図1,3,4参照)。前記粒大選別部20は、原料穀物に混入した異物(夾雑物等)を後述するスリット孔23で粒大選別する回転選別網筒21(本実施例は8角形とした)を、前記上部横搬送手段5b(上部横搬送スクリュー18を内蔵)の上部にその長手方向の全長に沿って配設する。そして、前記回転選別網筒21の側部及び上部を機枠22及び蓋体22aによってほぼ密閉状にカバーして構成してある。前記蓋体22aは、任意の固定部材(ボルト・ナットほか)によって機枠22に着脱自在にしてあり、前記蓋体22aを空けて前記回転選別網筒21等の清掃や点検等ができるようにしてある。前記機枠22における回転選別網筒21の原料供給側(昇降機5a側)は、前記昇降機5aにおける搬送終端側16の粒大選別部20側の機枠側面16bに面し、該機枠側面16bには穀物供給口16aが設けてあり、該穀物供給口16aから供給された穀物が回転選別網筒21の供給側に供給されるようにしてある。一方、前記機枠22における回転選別網筒21の排出側には、回転選別網筒21内に選別されて残った異物を機外に排出するための異物排出口26を前記貯留タンク部(2)の上面から突設する。このように、前記異物排出口26を前記貯留タンク部(2)の上面から突設したので、前記回転選別網筒21を貯留タンク部(2)の一端から他端の全長にわたって設けることができ、この間で十分な異物選別ができる。また、前記貯留タンク部(2)の上面に、機外排出された異物を回収する特別な回収部を必要としないので、前記貯留タンク部(2)の上面に前記回収部の高さスペースを必要とせず、循環式穀物乾燥機1の全体的な外観も損ねない。
前記回転選別網筒21は、回転軸25が筒内部の中央に全長に渡って横設されている。前記回転選別網筒21は、前記回転軸25の穀物供給側の端部が機枠内に設けた軸受25aに軸支され、かつ、他方の端部(排出側)が機枠に設けたギヤードモータ25cの出力軸に連結部材25bを介して直結状に軸支され、これにより、回転自在に構成してある。また、前記回転選別網筒21は、穀物供給側が上位に穀物排出側が下位となるように傾斜状に配設し、傾斜角度は、1.5度から2.5度の範囲内が好ましい。前記ギヤードモータ25cの選択については、回転選別網筒21の回転数が、例えば、60回転/秒になるものとすることができる。
前記回転選別網筒21には、複数のスリット孔23が設けてある(図3)。該各スリット孔23は、スリット孔の長手方向を回転選別網筒21の長手方向と平行に、かつ、並列にして配設してある。ただし、スリット孔23は、前記回転飛散板19の上部の駆動部に穀物が落下・堆積することを防止するため、回転飛散板19の上部位置には配設しないようにする。また、回転選別網筒21の搬送終端縁部の手前の任意寸法の位置においても、スリット孔23を配設しないようにしてある。前記スリット孔23の大きさは適宜設定することができ、例えば、幅が4ミリメートルで長さが45ミリメートルとすることができる。また、穀物の搬送方向の上流側と下流側とで大きさを変更するようにしてもよい。なお、複数のスリット孔23を通過した穀物は、前記回転選別網筒21の下部にその長手方向の全長にわたって配設した穀物排出口21aから前記上部横搬送手段5b内及び貯留タンク部2の内部に落下するようにしてある。
前記回転選別網筒21の外周方向には、前記スリット孔23の目詰まり防止対策のため、例えば、回転選別網筒21の外周に当接するようにしたスクレーパーを配設するとよい(図示せず)。また、前記回転選別網筒21内には搬送作用板24を適宜配設して、穀物及び異物(夾雑物)の内部搬送を促進するようにしてある。
穀物捕捉供給部36:
前記昇降機5aの搬送終端側16の内部において、前記穀物供給口(原料供給口)16aの近傍位置には、前記各バケット5cから投擲(とうてき)・排出された穀物の一部を捕捉して当該穀物供給口16aに案内供給するための穀物捕捉供給部36が設けてある(図3)。該穀物捕捉供給部36は、例えば、穀物供給用傾斜板36aと穀物堰止板36bとから構成することができる(図4)。前記穀物供給用傾斜板36aは、前記穀物供給口16aの下縁部近傍から、前記搬送終端側16の内部に向って上方傾斜状に任意長さ寸法だけ延設した板状の部材であり、該板の横幅は穀物供給口16aの下縁部の長さと同一か又は長く構成する。前記穀物供給用傾斜板36aには、後述する開閉板37aと同一形状に切り欠いた穀物落下口36cを形成する。一方、前記穀物堰止板36bは、前記穀物供給口16aにおける前記投擲方向の下流側の側縁部近傍から、前記穀物供給用傾斜板36aの縁部に沿って前記搬送終端側16の内部に向って任意長さ寸法だけ延設し、かつ、前記縁部に接続した板状の部材であり、該板の高さは穀物供給口16aの側縁部の長さと同一か又は長く構成する。
なお、図4に示した破線矢印T1,T2は、各バケット5cからの穀物の投擲幅が示してあり、図4において破線矢印T1は穀物捕捉供給部36に捕捉される投擲穀物の一部を示し、また破線矢印T2は穀物捕捉供給部36で捕捉されることなく上部搬送手段5bの供給口17aに供給される投擲穀物の一部が示してある。
前記穀物捕捉供給部36における穀物供給口16aには、穀物供給口開閉手段37を配設する(図3、図4)。該穀物供給口開閉手段37は、穀物供給口16aを塞ぐ大きさの開閉板37aと、該開閉板37aの下縁部に設けて開閉板37aを回動させるために穀物供給口16aの下縁部近傍に設けた回動軸37bと、該回動軸37aの他方の軸端側を機外に延設し、その端部に設けたシャッタレバー37cと、該シャッタレバー37cによる開閉板37aの開閉切換えを操作する開閉ロープ37d,37eと、前記開閉板37aに開閉付勢作用を与えるための付勢スプリング37fとから構成するとよい。これにより、前記開閉ロープ37dを手で下方に引くことによって前記開閉板37aが回動して穀物供給口16aが閉じ、また、他方側の前記開閉ロープ37eを引くことによって穀物供給口16aが開かれるようにしてある。この開閉時にはそれぞれ付勢スプリング37fによる付勢力が作用する。
前記貯留タンク部2において、天板2aには外気取入口2bを配設する。該外気取入口2bは、図1に示したように、開口を例えば網状部材で形成する。前記外気取入口2bは、前記天板2aにおいて、前記粒大選別部20の両側の近傍位置に、その長手方向に沿って複数個構成する。前記外気取入口2bは、後述するように前記回転選別網筒21内の負圧状態を防ぎその長手方向にわたって正圧状態を均等にするように構成すればよく、例えば、複数設けずに、前記粒大選別部20の長手方向にわたって細長形状のものを一つ構成するようにしてもよい。
作用:
本発明の循環式穀物乾燥機1の作用を説明する。
張込運転:
まず、循環式穀物乾燥機1に主電源を入れ、この後に前記コントロールボックス32の張込運転ボタンを押すと、前記下部横搬送スクリュー12や昇降機5a、上部横搬送スクリュー18、ギヤードモータ25c(粒大選別部20)などの各駆動部が駆動開始される。次いで、前記張込ホッパー扉1bを開けて、その張込口から原料穀物を投入する。投入した穀物は流下傾斜板13の上を流下して下部横搬送スクリュー12上に集穀された後に、該下部横搬送スクリュー12の搬送作用によって下部アウトレット14を介して昇降機5aの搬送始端側15に供給される。該搬送始端側15に供給・堆積された穀物は、各バケット5cで掬われて上方に搬送されて前記搬送終端側16において投擲される(図5)。
このとき、前記穀物捕捉供給部36における穀物供給口16aは、原料穀物が籾であるか麦であるか等によって適宜、穀物供給口開閉手段37を操作して開状態又は閉状態にするとよい。前記穀物供給口開閉手段37(開閉板37a)を開状態にするには、前記開閉ロープ37eを手で下方に引っ張ることにより行われ、このとき開閉板37aは、前記引っ張り作用が前記シャッタレバー37c及び回動軸37を介して伝達されて回動し、前記穀物供給用傾斜板36aにおける前記穀物落下口36cを付勢状態をもって嵌合する(図5)。また、逆に、前記穀物供給口開閉手段37(開閉板37a)を閉状態にするには、前記開閉ロープ37dを手で下方に引っ張ることで開閉板37aが回動されて穀物供給口16aを付勢状態をもって閉じる。
本実施例においては、原料は籾とし、穀物供給口16aは開状態として運転する。このため、各バケット5cから投擲された前記粒大選別部20によった側の穀物の一部(図5の矢印T1)は、前記穀物堰止板36bに衝突されながら穀物供給用傾斜板36a上に落下した後、前記穀物供給用傾斜板36aにおける傾斜下方側に流下して穀物供給口16aを介して粒大選別部20における回転選別網筒21の始端側に供給される(図5、図7の矢印Y)。一方、各バケット5cから投擲された穀物の内、穀物捕捉供給部36で捕捉されなかった残りの穀粒(図5の矢印T2)は、上部搬送手段5bの供給口17aに落下・供給された後に、貯留タンク部2内に張り込まれる。
前記粒大選別部20において、回転選別網筒21の始端側に供給された穀物Gは、図7に示したように、前記回転選別網筒21の傾斜と回転作用(図7の矢印C)によって排出側(異物排出口26側)に順次撹拌されながら搬送され、この間に、前記スリット孔23・・・を通過して落下した後、穀物排出口21aから前記上部横搬送スクリュー18の上に又は貯留タンク部2の内部に直接落下される(図3)。上部横搬送スクリュー18の上に落下した穀物Gは、上部横搬送スクリュー18の搬送作用及び回転飛散板19を介して貯留タンク部2内に供給される。一方、回転選別網筒21の内部には、前記スリット孔23・・・を通過しなかった原料に混入していた異物(藁屑等の夾雑物)が選別され、この異物は回転選別網筒21の排出側から前記異物排出口26を介して機外に排出される(図7)。
なお、前記貯留タンク部2の天板2aに配設した各外気取入口2bからは、前記排風装置10の吸引作用により、図7の破線矢印のように、外気が貯留タンク部2内に吸入されるため、前記粒大選別部20内(回転選別網筒21)が負圧状態にならず正圧状態となる。このため、回転選別網筒21内に選別された異物は、回転選別網筒21の内壁面に引っ付いて滞留した状態とはならず搬送され、前記異物排出口26から機外排出される。また、前記外気取入口2bが、前記粒大選別部20の長手方向に沿った側方の近傍位置に複数配設してあるので、前記回転選別網筒21の内部が均等な正圧状態となり、回転選別網筒21の内部に選別された異物をスムーズに搬送させることができる。このため、前記回転選別網筒21内において穀物の詰まり防止効果となる。
乾燥運転:
前記張込運転が終了した後は、前記コントロールボックス32の乾燥運転ボタンを押して乾燥運転を行う。乾燥運転の際も、前記穀物供給口16aは開状態にしておく。乾燥運転は、前記ロータリーバルブ11、熱風発生装置9及び排風装置10も駆動させ、穀粒を、穀物流下槽7,7を流下する間に前記熱風発生装置9で生成した熱風を通風乾燥し、かつ、前記還流部5を介して機内循環しながら乾燥される。該乾燥運転は、前記自動穀物水分計33が測定した穀物水分値を監視しながら、該穀物水分値が予め設定した穀物水分値(約15%)に到達するまで行われる。この乾燥運転の間においても、各バケット5cから投擲された穀物の一部(図5の矢印:T1,Y)は、前述と同様にして前記粒大選別部20(回転選別網筒21)供給されて混入している異物が選別除去される。なお、乾燥運転において全穀物は、乾燥が仕上がるまでの間に複数回機内循環するため、各バケット5cから投擲された穀物の全量が粒大選別部20に供給されていなくても、複数回の循環のうちに一度はその一部(図5の矢印:T1,Y)となって供給されて異物選別がなされる。
前記粒大選別部20は、原料穀物が例えば小麦のときには、前記乾燥運転等の際に使用しない。このため、原料穀物が小麦のときには、前記乾燥運転等の際には、前述のように、前記開閉ロープ37dを引っ張って開閉板37aによって穀物供給口16aを閉じる(図6)。このとき、前記穀物供給用傾斜板36aにおける穀物落下口36cは、開口状態となるため、前記各バケット5cから投擲された前記粒大選別部20によった側の穀物の一部(図6の矢印T1,Y)は、穀物供給口16aに供給されることなく、穀物落下口36cを通り、前記上部搬送手段5bの供給口17aに落下・供給される。このため、前記穀物供給用傾斜板36a上に、穀物が残留(滞留)することがない。
以上のように、本発明の粒大選別部20は、選別処理能力が、各バケット5cから投擲された穀物の一部となる穀物量を処理できるものであればよいため、小型タイプでよく、このため、大量の穀物の処理ができる大型タイプと比べて原料詰まり等の運転トラブルが生じにくい。また、前記貯留タンク部2の上部に設けたため、従来例の循環式穀物乾燥機のように乾燥機本体側部に粒大選別部を設けたものに比べて当該乾燥機本体側部にスペースを必要としない。このため、例えば複数台の循環式穀物乾燥機を並設する際に設置スペースを小さくできる。さらに、前述のように小型タイプ(少量処理)で、かつ、上部横搬送スクリュー18の上部にその長手方向に沿って重設した構造であるため、前記貯留タンク部2の上部における高さ方向の設置スペースも小さくてよい。このため、循環式穀物乾燥機を納屋等に設置する際においても、天井等の高さ方向に余分なスペースを必要としないため、従来と同じ高さ等の納屋等に設置することができる。なお、小型タイプ(少量処理)であるため、選別精度もよい。
変形例:
前記穀物供給口開閉手段37の変形例を説明する(図8及び図9)。
前記穀物供給口開閉手段37について、前記実施例では、前記開閉板37aの開閉を開閉ロープ37d,37eによって手動開閉する構成としたが、本変形例では、前記開閉板37aの開閉を切換バルブモータ38及びリンク部材39によって自動的に行う構成とした。
本変形例の切換バルブモータ38は、前記昇降機5aの搬送終端側16の機枠において、前記シャッタレバー37cの近傍位置に配設する(図8)。前記切換バルブモータ38は、出力作用が前記シャッタレバー37cの一端側に伝達されるように、リンク部材39を介してシャッタレバー37cと連結してある。前記切換バルブモータ38は、リミットスイッチ38aを備えるとともに、前記コントロールボックス(制御部)32からの出力信号を受けて駆動開始し、この後にリミットスイッチ38aの検知により停止するようにしてある。
前記コントロールボックス32は、乾燥運転等を行う前に、オペレータが穀物種類設定ボタン(穀物種類設定部)32aで穀物種類(籾又は麦など)が設定される。前記コントロールボックス32は、この設定された穀物種類に応じて切換バルブモータ38に駆動信号を出力するように運転プログラムが内蔵してある。このため、例えば、穀物種類が籾に設定された場合には、張込や乾燥等の各種運転開始時に前記切換バルブモータ38に駆動信号が出力され、切換バルブモータ38の出力によって開閉板37aを自動的に回動させて前記穀物供給口16aを開状態にする(図8)。一方、穀物種類が麦に設定された場合には、逆に、前記穀物供給口16aを閉状態にするようにしてもよい。以上のように、前記穀物供給口16aの開閉を、自動的に行えるようにしたので、穀物種類が変更した際に開閉の切換え忘れを防止できる。
また、前記穀物供給口16aの開閉タイミングについては、前記自動穀物水分計33の測定水分値が所定水分値(例えば20%)になった時点で開状態にして異物選別を開始するようにしてもよい。これは、原料穀物が籾で仮に枝梗粒が多い場合に、乾燥初期から粒大選別部20に供給すると、枝梗の影響で原料穀物の詰まりや籾自体が前記異物排出口26から排出されるトラブルが生じやすいが、所定水分値まで乾燥された時点で開状態にして異物選別を開始するようにすると、それまでの機内循環作用(粒々摩擦)によって籾に付いていた枝梗が分離されるため、上記トラブルの防止効果がある。
さらに、前記穀物供給口16aの開閉量(開閉板37aの回動量)も、前記手動開閉の実施例又は自動開閉の実施例を問わず、例えば測定水分値の低下に応じて段階的に変更し供給量を順次増加するようにしてもよい。
また、図1又は図4に示したように、前記粒大選別部20の供給始端側の位置に、該粒大選別部20の機枠22の内部に連通させた除塵ファン40を配設することにより、粒大選別部20の機枠22の内部に生じた粉塵や軽い夾雑物を吸引排出することができ、これにより、穀物に混入していた異物の選別効果が向上する。
本発明の循環式穀物乾燥機の前方斜視図を示す。 同循環式穀物乾燥機の正面側の縦断面図を示す。 本発明の粒大選別部の中央側断面図を示す。 本発明の昇降機の排出側機枠内における粒大選別部における穀物供給口開閉手段及び穀物捕捉供給部を示す。 図4の要部における作用図(穀物供給口の開状態)を示す。 図5の要部における作用図(穀物供給口の閉状態)を示す。 粒大選別部の選別作用図を示す。 穀物供給口開閉手段の変形例を示す。 コントロールボックス等のブロック図を示す。
符号の説明
1 循環式穀物乾燥機
1a 本体部
1b 張込ホッパー扉
2 貯留タンク部
2a 天板
2b 外気取入口
3 乾燥部
4 繰出部
5 還流部
5a 昇降機(バケット式)
5b 上部横搬送手段
5c バケット
6 乾燥風胴
6a 有孔板
7 穀物流下槽
8 排風胴
8a 有孔板
8b 排風口
9 熱風発生装置
10 排風装置
11 ロータリーバルブ
12 下部横搬送スクリュー
13 流下傾斜板
14 下部連結部(下部アウトレット)
15 搬送始端側
16 搬送終端側
16a 穀物供給口
16b 機枠側面
17 搬送始端側
17a 供給口
18 上部横搬送スクリュー
19 回転飛散板
20 粒大選別部
21 回転選別網筒
21a 穀物排出口
22 機枠
22a 蓋体
23 スリット孔
24 搬送作用板
25 回転軸
25a 軸受
25b 連結部材
25c ギヤードモータ
26 異物排出口
31 入出力回路(I/O)
32 コントロールボックス(制御部)
32a 穀物種類設定ボタン
33 自動穀物水分計
34 読み取り専用記憶部(ROM)
35 中央演算部(CPU)
36 穀物捕捉供給部
36a 穀物供給用傾斜板
36b 穀物堰止板
36c 穀物落下口
37 穀物供給口開閉手段
37a 開閉板
37b 回動軸
37c シャッタレバー
37d 開閉ロープ(開)
37e 開閉ロープ(閉)
37f 付勢スプリング
38 切換バルブモータ
38a リミットスイッチ
39 リンク部材
40 除塵ファン
G 穀物
T1 穀物捕捉供給部(36)に捕捉される投擲穀物の一部
T2 穀物捕捉供給部(36)に捕捉されない投擲穀物の一部
Y 穀物の供給方向

Claims (11)

  1. 穀物の貯留タンク部(2)と、
    該貯留タンク部(2)から流下した穀物を熱風通風して乾燥する乾燥部(3)と、
    該乾燥部(3)における穀物を排出する排出部(4)と、
    該排出部(4)から排出された穀物をバケット式昇降機(5a)及び前記貯留タンク部(2)の上部の上部横搬送手段(5b)を介して貯留タンク部(2)に還流する還流部(5)と、
    該還流部(5)で移送中の穀物を回転選別網筒(21)に供給して穀粒よりも大きい異物を選別除去する粒大選別部(20)と、
    穀物水分を測定する穀物水分測定部(33)と、
    該穀物水分測定部(33)で測定された穀物水分値が設定水分値になるまで乾燥運転等の制御を行う制御部(32)と、
    を備えた循環式穀物乾燥機(1)において、
    前記粒大選別部(20)は、前記貯留タンク部(2)の上部に横設し、前記回転選別網筒(21)に穀物を供給する原料供給口(16a)及び該原料供給口(16a)に還流穀物の一部を捕捉して供給する穀物捕捉供給部(36)をバケット式昇降機(5a)の排出側の機枠側面(16b)に配設するとともに、前記回転選別網筒(21)を通過した穀物を貯留タンク部(2)に排出する穀物排出口(21a)を下部に配設する一方、異物を機外に排出する異物排出口(26)を前記回転選別網筒(21)の下流側に備えたことを特徴とする循環式穀物乾燥機。
  2. 前記粒大選別部(20)は、前記上部横搬送手段(5b)に沿って横設し、前記穀物排出口(21a)の一部分を上部横搬送手段(5b)に連通させてなる請求項1に記載の循環式穀物乾燥機。
  3. 前記異物排出口(26)を前記貯留タンク部(2)の上面から突設させてなる請求項1又は請求項2に記載の循環式穀物乾燥機。
  4. 前記穀物捕捉供給部(36)は、前記穀物供給口(16a)の下縁部からバケット式昇降機(5a)側に上向き傾斜状に所定長さ寸法だけ延設し、投擲されてきた穀物の一部を前記穀物供給口(16a)に流下供給する穀物供給用傾斜板(36a)からなる請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の循環式穀物乾燥機。
  5. 前記穀物捕捉供給部(36)の一端にはバケット式昇降機(5a)から投擲された穀物を堰き止める穀物堰止板(36b)を設けてなる請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の循環式穀物乾燥機。
  6. 前記穀物供給口(16a)には、前記穀物供給口(16a)を開閉する穀物供給口開閉手段(37)を備えた請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の循環式穀物乾燥機。
  7. 前記穀物供給口開閉手段(37)は、前記穀物供給口(16a)を開閉する開閉板(37a)と、該開閉板(37a)を回動させる回動部材(37b,37c,39)と、該回動部材(37b,37c,39)に回動駆動作用を与える切換バルブモータ(38)とからなり、該切換バルブモータ(38)は、前記制御部(32)からの駆動信号によって作動するようにした請求項6に記載の循環式穀物乾燥機。
  8. 前記制御部(32)は、穀物種類設定部(32a)を備え、該穀物種類設定部(32a)で設定された穀物種類に応じて切換バルブモータ(38)に駆動信号を出力する請求項7に記載の循環式穀物乾燥機。
  9. 前記穀物供給用傾斜板(36a)には穀物落下口(36c)を形成し、前記穀物供給口(16a)に穀物を供給するときは穀物落下口(36c)を前記開閉板(37a)によって塞いで穀物を流下供給可能にし、一方、前記穀物供給口(16a)に穀物を供給しないときは、前記開閉板(37a)を回動させて穀物落下口(36c)を開状態にし、前記投擲されてきた穀物を穀物落下口(36c)から落下させるようにした請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の循環式穀物乾燥機。
  10. 前記貯留タンク部(2)の天板(2a)において、前記粒大選別部(20)の側方の近傍位置には外気取入口(2b)を配設した請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の循環式穀物乾燥機。
  11. 前記外気取入口(2b)は、天板(2a)において、前記粒大選別部(20)の側方の近傍位置の長手方向にわたって形成した請求項10に記載の循環式穀物乾燥機。
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