JP4983248B2 - 穀粒乾燥機の操作盤 - Google Patents

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Description

本発明は穀粒乾燥機を操作する操作盤に関する。
特許文献1には乾燥作業の運転条件を設定するLCD表示部を備えた乾燥装置の操作盤について記載されており、LCD表示部が異常になると運転条件を初期値にして、別途通信ユニットを介して運転条件を設定する構成が記載されている。
特開平11−173758号公報
穀粒乾燥機の所有者は通信ユニットを所有していないのが通常であり、また、所有しているとしても通信ユニットを接続する必要があり煩わしい。
本発明は、LCD表示部が異常の際にも操作盤での簡単な操作で運転条件を設定し、乾燥作業を行えるようにすることを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するために以下のような技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1記載の発明は、LCD表示部(30)と、LED表示部(31)と、張込及び乾燥作業の運転スイッチ(C)とを操作盤面(6)に備えた穀粒乾燥機の操作盤において、前記LCD表示部(30)は乾燥作業開始前に張込穀粒量及び設定水分値等の運転条件の設定画面(U)を表示する構成とすると共に、乾燥作業開始後に前記運転条件の設定画面(U)で設定した運転条件の設定値を表示する構成とし、前記LED表示部(31)は乾燥中の熱風温度と測定水分値等の乾燥情報を表示する構成とし、前記LCD表示部(30)が異常の場合には前記運転スイッチ(C)の操作で張込穀粒量及び設定水分値等の運転条件を設定操作可能に構成すると共に、前記運転スイッチ(C)で設定する張込穀粒量及び設定水分値等の運転条件の設定値を前記LED表示部(31)に表示することを特徴とする穀粒乾燥機の操作盤とする。
この発明によると、通常の乾燥作業の運転条件を設定するときにはLCD表示部(30)に表示される運転条件の設定画面(U)で設定水分等の運転条件を設定し、運転スイッチ(C)を操作して乾燥作業を開始する。すると、LCD表示部(30)は設定した運転条件を表示し、LED表示部(31)は乾燥中の熱風温度と測定水分値とを順次表示する。
そして、LCD表示部(30)が異常の場合には、運転スイッチ(C)の操作で運転条件を設定するが、このときLED表示部(31)には運転スイッチ(C)で操作される張込穀粒量及び設定水分値の設定値が表示される。
LCD表示部(30)が異常で運転条件が設定できないときにも、簡単な操作で運転条件を設定して乾燥作業を行なうことができる。
発明を実施するための最良の形態として、穀粒乾燥機に基づいて説明する。
図1は穀粒乾燥機の側面から見た内部を説明する図で、箱体1の天井側は昇降機2で揚穀した穀粒を箱体1内まで搬送する上部ラセン3を備え、箱体1の後ろ側は箱体1内の熱風を吸引する排風ファン7を備え、箱体1の側方には穀粒を投入する投入口19を開閉する開閉扉19aを備えている。そして、昇降機2には穀粒の水分を検出する水分計9と箱体1内の穀粒を機外に排出する穀粒排出口20とをそれぞれ設け、上部ラセン3の搬送途中には穀粒に混じる藁屑等の夾雑物を集塵する集塵装置50を設ける。また操作盤6内には乾燥作業の制御をする制御部Eを備えている。
箱体1内は上段に貯留室10を、下段に乾燥室11を備えている。
貯留室10の上部には上部ラセン3aで搬送された穀粒を貯留室10内に拡散する拡散羽根12を設けている。
乾燥室11は燃焼バーナ4で発生させた熱風が通過する熱風室13と、貯留室10から穀粒が流下する流下通路14と、排風ファン7の吸引作用を受ける排風室15とから構成される。流下通路14の下端部には流下通路14を流下した穀粒を所定量ずつ繰り出すロータリバルブ16を設け、ロータリバルブ16の下方にはロータリバルブ16で繰り出された穀粒を昇降機2に搬送する下部ラセン17を設けている。
次に、操作盤について説明する。
操作盤6の操作盤面には液晶で構成するLCD表示部30と、いわゆる七セグメントと呼ばれるLED表示部31と、穀粒の張込時に操作する張込スイッチ32と、排風ファン7を駆動して通風作業を行なう通風スイッチ33と、燃焼バーナ4を駆動して乾燥作業を行なう乾燥スイッチ34と、乾燥作業終了後に穀粒乾燥機内の穀物を機外に排出する排出スイッチ35と、張込・通風・乾燥・排出の各種動作を停止する停止スイッチ36とからなる運転スイッチCと、緊急時に乾燥機を停止する緊急停止スイッチ37を設けている。
次にLCD表示部30での運転条件設定操作について説明する。
図4はLCD表示部30における運転条件の設定画面Uで、張込穀粒量設定スイッチ40と仕上水分値設定スイッチ41と乾燥速度設定スイッチ42とが表示される。そして各設定スイッチ40,41,42をタッチすると図5のように運転条件の詳細設定画面Sが表示され、図5の水分設定画面の場合には、所望の水分値を入力する構成としている。43は画面切替スイッチでLCD表示部30の表示画面を図4の運転条件の設定画面から後述する図10の予約乾燥設定画面Tに切り替える構成である。45はLED表示部31の数値の内容を示すインジケータである。
次に乾燥作業の工程について説明する。
電源を投入するとLCD表示部30は図4に示す運転条件の設定画面Uが表示され、作業者は張込穀粒量設定スイッチ40と仕上水分値設定スイッチ41と乾燥速度スイッチ42を順次操作して、詳細設定画面Sに切り替えて張込穀粒量、仕上水分値、乾燥速度をそれぞれ設定する。
穀粒を張り込む場合には張込スイッチ32を押して昇降機2と上部ラセン3と拡散羽根12の張込駆動手段を駆動し、穀粒を貯留室10に張り込んでいく。そして、張込作業が終了するときは停止スイッチ36を押して駆動を停止する。そのとき乾燥スイッチ34を押すと燃焼バーナ4が駆動を開始し、下部ラセン17とロータリバルブ16と前述の張込駆動手段とからなる循環駆動手段が駆動を開始し、穀粒は乾燥室11と貯留室10を循環しながら設定水分値まで乾燥作業がなされる。
乾燥作業中にはLCD表示部30は図6に示すように既に設定した当該乾燥作業の運転条件の設定値と、乾燥作業中に設定時間毎に水分計9で測定される穀粒水分値及び熱風温度及び設定水分値に到達するまでの乾燥残り時間の乾燥情報とからなる乾燥運転表示画面Kが表示されている。また、この間、LED表示部31には穀粒水分値及び熱風温度と乾燥残時間の乾燥情報をインジケータ45で点灯されながら順次表示するようにする。
穀粒の測定水分値が設定した仕上水分値(例えば14.5%)に到達すると、燃焼バーナ4が停止し、所定時間排風ファン7が駆動するいわゆるポストパージ処理が行なわれた後全停止する。
穀粒乾燥機内の穀粒を排出するときには排出スイッチ35を押すと、循環駆動手段が駆動を開始し、貯留室10内の穀粒は流下通路14からロータリバルブ16、下部ラセン17、昇降機2を経て排出口20から排出される。
次に乾燥作業中のLCD表示部30について説明する。
乾燥作業中のLCD表示部30は、前述のとおり、図6に示すとおり設定した運転条件と乾燥中の乾燥情報が表示されている。
乾燥運転表示画面Kに表示されている運転条件の数値51及び乾燥情報の数値52はタッチスイッチになっており、運転条件の数値51のタッチスイッチを押した場合は図4の運転条件設定画面Uを表示し、運転条件を乾燥中に変更できるように構成している(図3参照)。また、乾燥情報の数値52のタッチスイッチを押した場合は図7のような乾燥情報詳細画面Mが表示される。図7は水分値を押した場合の穀粒の水分分布を示す図で、熱風温度の数値を押した場合には図示はしないが例えば熱風温度の変化を時系列で表示されるグラフの画面が表示されるようにする。これらタッチスイッチによる構成により乾燥作業中に運転条件の変更や乾燥情報の詳細の確認を容易に行うことができる。
次に、LCD表示部30が異常の場合の運転条件設定方法について説明する。
電源投入時にLCD表示部30が異常で運転条件の設定画面Uが表示されない場合には、運転スイッチCを用いて設定水分値と張込穀粒量を設定して乾燥作業を行えるようにする運転条件設定手段の変更操作を行なう。本実施の形態では運転スイッチCの内の複数のスイッチ(例えば張込スイッチ32と排出スイッチ35)を同時に押すと、運転スイッチCで運転条件の設定を行えるモードに移行する。そして、張込スイッチ32を押して張込穀粒量の設定を行う。すなわち、張込スイッチ32を押すと順次LED画面31に張込穀粒量の数値が順次切り替わり、所望の張込穀粒量の数値が表示されると次に通風スイッチ33を押して設定水分値を、また乾燥スイッチ34を押して乾燥速度の設定を同様に行う(図12参照)。そして、運転条件の設定が終了すると再度張込スイッチ32と排出スイッチ35を同時に押すと、運転スイッチCで張込・乾燥作業が開始できる通常のモードに戻る構成である。
乾燥作業開始後にLCD表示部30に異常が発生した場合には当該乾燥開始作業前に設定した運転条件に基づいて当該乾燥運転は継続して行う。そしてこの場合には乾燥スイッチ34を押すと設定水分値等の運転条件がLED表示部31に順次表示されるよう構成している。この構成により乾燥作業中にLCD表示部30に異常が発生した場合にも乾燥運転を継続して行え、かつ運転条件を確認することができる。
ところで、本実施の形態においてLCD表示部30の異常とはLCD表示部の異常を検出できる手段に基づいて判断しても作業者の目視で判断しても良い。
なお、本実施の形態の一つとして、穀粒乾燥機の何れかのセンサが異常を検出して穀粒乾燥機の運転自体を停止させるときにはLED表示部31に異常番号を表示し、異常を検出しても例えば燃焼バーナ4を停止して排風ファン7を駆動する通風作業を継続して行なう場合にはLED表示部31は運転情報を表示したままでLCD画面にその旨を表示するよう構成しても良い。
次に予約乾燥の設定について説明する。
穀粒乾燥機の電源投入時に運転条件の設定画面Uに表示される画面切替スイッチ43で図10に示す予約乾燥設定画面Tに切り替わる。
予約乾燥設定画面Tでは乾燥作業を一時停止させる休止時刻と、乾燥作業の再開時刻を設定できる構成としている。なお、予約乾燥を行なうか否かの設定については画面切替スイッチ43を押して図8に示すようなシステム設定画面Yを表示させて設定する構成とする。
図9は各駆動モータの状態をチェックするチェック設定画面Gで、図9の画面の起動・停止ボタンで昇降機2のみを駆動してその電流値等を表示させて異常がないかをチェックする構成である。
本願発明の操作盤は穀粒乾燥機以外に籾摺機等の調製装置の操作盤についても適用できる。
側面から見た穀粒乾燥機の内部を示す図 正面から見た穀粒乾燥機の内部を示す図 操作盤面図 運転条件の設定画面を表示したLCD表示部 運転条件の詳細設定画面を表示したLCD表示部 乾燥作業中の画面を表示したLCD表示部 乾燥情報詳細画面を表示したLCD表示部 システム設定画面を表示したLCD表示部 チェック設定画面を表示したLCD表示部 予約乾燥設定画面を表示したLCD表示部 ブロック図 運転条件を示す図
符号の説明
6 操作盤
30 LCD表示部
31 LED表示部
C 運転スイッチ
U 運転条件の設定画面

Claims (1)

  1. LCD表示部(30)と、LED表示部(31)と、張込及び乾燥作業の運転スイッチ(C)とを操作盤面(6)に備えた穀粒乾燥機の操作盤において、
    前記LCD表示部(30)は乾燥作業開始前に張込穀粒量及び設定水分値等の運転条件の設定画面(U)を表示する構成とすると共に、乾燥作業開始後に前記運転条件の設定画面(U)で設定した運転条件の設定値を表示する構成とし、
    前記LED表示部(31)は乾燥中の熱風温度と測定水分値等の乾燥情報を表示する構成とし、
    前記LCD表示部(30)が異常の場合には前記運転スイッチ(C)の操作で張込穀粒量及び設定水分値等の運転条件を設定操作可能に構成すると共に、前記運転スイッチ(C)で設定する張込穀粒量及び設定水分値等の運転条件の設定値を前記LED表示部(31)に表示することを特徴とする穀粒乾燥機の操作盤。
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