JP2001078304A - 環境貢献度呈示装置 - Google Patents

環境貢献度呈示装置

Info

Publication number
JP2001078304A
JP2001078304A JP25002799A JP25002799A JP2001078304A JP 2001078304 A JP2001078304 A JP 2001078304A JP 25002799 A JP25002799 A JP 25002799A JP 25002799 A JP25002799 A JP 25002799A JP 2001078304 A JP2001078304 A JP 2001078304A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amount
reference data
power
exhaust gas
charging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP25002799A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4432156B2 (ja
Inventor
Fumio Seto
史生 瀬戸
Toshiro Muramatsu
寿郎 村松
Norimasa Kishi
則政 岸
Junichi Kasai
純一 笠井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP25002799A priority Critical patent/JP4432156B2/ja
Publication of JP2001078304A publication Critical patent/JP2001078304A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4432156B2 publication Critical patent/JP4432156B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気自動車の利用によって削減できたガス排
出量を定量的に表示する。 【解決手段】 ステップ100、101で電気自動車が
所定距離Lを走行すると、ステップ102で走行距離L
を保存する。ステップ103で第1参照データEClと
第2参照データGClをメモリから取得する。第1参照
データは単位距離を電気自動車が走行する場合に必要な
電力を電力会社が発電する際のCO2排出量で、第2参
照データは同距離をエンジン自動車が走行する場合のC
O2排出量である。ステップ104でEClとGClお
よび走行距離Lに基づいて電気自動車の走行で削減でき
るCO2削減量DCを算出する。ステップ105でCO
2削減量DCに係数αをかけてエコポイントEPを演算
し、ステップ106でエコポイントの累積値ΣEPとで
新たなエコポイントの累積値ΣEPを演算する。この累
積値に対応して、エコポイントの増加を例えば木の成長
の絵柄で表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気自動車の使
用によって環境保全にもたらす効果を定量的に呈示する
環境頁献度呈示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の排ガス問題がクローズアップさ
れ、よりクリーンな走行手段として電気自動車が研究さ
れ実用化されつつある。電気自動車ではエネルギー源と
なる電気が発電所などで発電されるから、内燃エンジン
自動車に比ベエネルギーの利用率が高く環境への負担が
少ない。したがって電気自動車を利用することで、エン
ジン自動車の排ガスを減らし、環境保全が可能になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の電気自動
車では、上記のように環境保全に貢献しているにも拘ら
ず、電気自動車の走行でどれだけの排ガスを削減できた
かを呈示する手段がないため、電気自動車の利用によっ
て環境保全上でもたらした効果を利用者が定量的に知る
ことができないという問題がある。本発明は、上記従来
の問題点に鑑み、電気自動車の利用によって削減できる
排出ガス量を視覚または音声情報で呈示する環境貢献度
呈示装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため請求項1記載の
発明は、電気自動車の走行距離を検出する走行距離検出
手段と、単位距離走行あたり、前記電気自動車が消費す
る電力量を電力会社が発電する際の排出ガス量を第1参
照データとして、所定の内燃エンジン自動車が走行する
場合の排出ガス量を第2参照データとして記憶する第
1、第2参照データ記憶手段と、前記検出された電気自
動車の走行距離と前記第1参照データおよび第2参照デ
ータとに基づいて排出ガス削減量を演算する排出ガス削
減量演算手段と、前記排出ガス削減量を視覚または音声
情報として呈示する呈示手段とを備えるものとした。
【0005】請求項2記載の発明は、電気自動車が消費
した消費電力量を検出する消費電力量検出手段と、単位
消費電力量に対して電力会社が発電する際の排出ガス量
を第3参照データとして、単位消費電力量に相当するエ
ネルギーを所定の内燃エンジンで発生させる場合の排出
ガス量を第4参照データとして記憶する第3、第4参照
データ記憶手段と、前記検出された電気自動車の消費電
力量と前記第3参照データおよび第4参照データとに基
づいて排出ガス削減量を演算する排出ガス削減量演算手
段と、前記排出ガス削減量を視覚または音声情報として
呈示する呈示手段とを備えるものとした。
【0006】請求項3記載の発明は、電気自動車に発電
システムが付加され、前記消費電力量検出手段は、付加
される発電システムで発電した電力量を検出し、その分
の電力量を控除したものを前記電気自動車の消費電力量
として検出するものとした。前記走行距離あるいは消費
電力量は、一トリップ走行の間のものとすることができ
る。
【0007】請求項5記載の発明は、電気自動車に充電
される充電電力量を検出する充電電力量検出手段と、単
位電力量を発電する際に電力会社が排出する排出ガス量
を第5参照データとし各時間帯の前記第5参照データ
と、単位電力量に相当するエネルギーを所定の内燃エン
ジンで発生させる場合の排出ガス量を第6参照データと
して記憶する第5、第6参照データ記憶手段と、充電が
行われる時刻情報から該当する時間帯の前記第5参照デ
ータを用いて、前記第6参照データと前記検出された充
電電力量とに基づいて排出ガス削減量を演算する排出ガ
ス削減量演算手段と、前記排出ガス削減量を視覚または
音声情報として呈示する呈示手段とを備えるものとし
た。
【0008】請求項6記載の発明は、前記第5、第6参
照データ記憶手段が電力会社ごとの前記第5参照データ
を記憶し、前記排出ガス削減量演算手段は各電力会社の
電力供給エリア情報をもち、充電が行われるときの車両
位置から、電力供給を行う電力会社を割り出し、割り出
した電力会社の前記第5参照データを用いて排出ガス削
減量を演算するものとした。
【0009】請求項7記載の発明は、第1参照データ作
成手段を備え、該第1参照データ作成手段は、前記電気
自動車に充電される充電電力量を検出する充電電力量検
出部と、前記電気自動車のバッテリ残容量を検出する残
容量検出部と、単位電力量を電力会社が発電する際の排
出ガス量を第5参照データとし、各時間帯の前記第5参
照データと、第7参照データとして前記電気自動車が単
位距離を走行するのに必要な電力量を記憶する第1参照
データ情報記憶部と、前記電気自動車を充電する時間か
ら該当する時間帯の第5参照データと、時間帯内の充電
電力量とで排出ガス量を演算する排出ガス演算手段と、
各時間帯で前記演算された排出ガス量の総量と、各時間
帯で充電される充電電力量の総量と、前記バッテリ残容
量および前記第7参照データに基づいて前記第1参照デ
ータを修正する第1参照データ修正手段とを含むものと
した。
【0010】請求項8記載の発明は、第3参照データ作
成手段を備え、該第3参照データ作成手段は、前記電気
自動車に充電される充電電力量を検出する充電電力量検
出部と、前記電気自動車のバッテリ残容量を検出する残
容量検出部と、単位電力量を電力会社が発電する際の排
出ガス量を第5参照データとし各電力会社の前記第5参
照データを記憶する第5参照データ情報記憶部と、充電
が行われるときの車両位置から充電電力を供給する電力
会社を割り出し、割り出された電力会社の前記第5参照
データと前記充電電力量とで排出ガス量を演算する排出
ガス量演算手段と、前記排出ガス量と前記バッテリ残容
量および充電電力量に基ついて前記第3の参照データを
修正する第3参照データ修正手段とを含むものとした。
【0011】請求項9記載の発明は、前記排出ガス削減
量演算手段が前記算出された排出ガス削減量に基づいて
エコポイントを算出し、前記呈示手段は前記エコポイン
トに対応して視覚情報として所定の表示パターンを選択
して呈示するものとした。表示パターンは木の成長を表
わす絵柄で表示することができる。また木の茂具合を表
わす絵柄も表示パターンとして表示することができる。
【0012】
【効果】請求項1記載の発明では、電気自動車の走行距
離を検出し、走行する間に消費される電力量を電力会社
が発電する際の排出ガス量と、同じ走行距離を所定の内
燃エンジン自動車が走行した場合の排出ガス量とを比較
して、排出ガス削減量を演算する。この排出ガス削減量
を視覚情報または音声情報として呈示するから、電気自
動車の利用によって環境保全上でもたらした効果を定量
的に知ることができる。
【0013】請求項2記載の発明では、電気自動車が走
行する間の消費電力量を検出し、この消費電力量を電力
会社が発電する際の排出ガス量と、それに相当するエネ
ルギーを所定の内燃エンジンで発生させた場合の排出ガ
ス量とを比較して、排出ガス削減量を演算する。この排
出ガス削減量を視覚情報または音声情報として呈示する
から、上記第1の実施例と同じように電気自動車の利用
によって環境保全上でもたらした効果を定量的に知るこ
とができる。
【0014】請求項3記載の発明では、発電システムが
付加される電気自動車の場合、電気自動車の消費電力量
から、発電システムが発電した分を控除するようにした
から、自車発電分が電力会社の発電として排出ガス削減
量の演算に誤入されることが防止される。
【0015】請求項5記載の発明では、電気自動車を充
電する充電電力量を検出し、その充電電力量に対する電
力会社の排出ガス量と所定の内燃エンジンが充電電力量
に相当するエネルギーを発生する場合の排出ガス量とを
比較して、排出ガス量削減量を演算する。この排出ガス
削減量を視覚情報または音声情報として呈示するから、
上記第1あるいは第2の実施例と同じように電気自動車
の利用によって環境保全上でもたらした効果を定量的に
知ることができる。また、電力会社の排出ガス量の演算
は、充電時刻に対応して、時間帯ごとの排出量情報を用
いるから、充電時刻に関係なく、正確に排出削減量を演
算することができる。
【0016】請求項7記載の発明では、電力会社が排出
する排出ガス情報を時間帯ごとに記憶し、充電時に充電
時刻が該当する時間帯の排出ガス情報を用いて、その時
間帯に充電される充電電力に対する排出ガス量を演算す
る。各時間帯で算出された排出ガスの総量と、充電電力
量総量と、バッテリ残容量および単位距離を走行する場
合に必要な電力量に基づいて第1参照データを修正する
ようにした。このように充電時の排出ガス状況が第1参
照データに反映されるから、電気自動車の走行距離で、
排出ガス量を精度よく算出することができる。これによ
って内燃エンジン自動車の排出ガス量と比べるときに、
より高い精度で排出ガス削減量を演算することができ
る。
【0017】請求項8記載の発明では、電力会社ごとに
排出ガス量情報を記憶し、充電時に車両位置から充電電
力を供給する電力会社を割り出し、充電電力を供給する
電力会社の排出ガス情報を用いて充電電力量に対する排
出ガス量を演算するから、充電時の車両位置を選ばずに
排出ガス量を正確に算出することができる。この排出ガ
ス量とバッテリ残容量と充電電力量とで、第3参照デー
タを修正するから、充電時の車両位置に関わることな
く、走行時の消費電力量で排出ガス削減量を正確に算出
することができる。請求項6記載の発明では、電力会社
の排出ガス量演算は、電力会社ごとの排出ガス量情報を
用いて行うから、電力会社が異なった地域での充電でも
排出ガス削減量を正確に算出することができる。
【0018】請求項9記載の発明では、排出ガス削減量
に基づいてエコポイントを演算し、エコポイントに合わ
せて視覚情報として表示パターンを表示するようにした
から、表示パターンで排出ガス削減量を知ることができ
る。表示パターンとしては、例えば木の成長を示す絵柄
を表示することができる。または木の茂り具合で表示す
ることもできる。このような表示では、木の成長または
木の茂り具合で排出ガス削減量を知ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、実施例により発明の実施の
形態を説明する。ハードウェアとして装置は図1に示す
ようにCPUl、表示部2、RAM3、ROM4および
インターフェース5から構成される。この装置は図示し
ない電気自動車に搭載されインターフェース5によって
電気自動車の制御系と接続される。電気自動車の制御系
には車両の走行距離、イグニッション状態、充電する際
の充電電力量などの情報が入力され、これらの情報はイ
ンターフェース5によってCPU1に入力されるように
なっている。電気自動車には車両位置を検出するナビゲ
ーション装置が搭載され、車両位置情報もインターフェ
ース5によってCPUlに入力されるようになってい
る。
【0020】電気自動車の使用によって削減できる排出
ガス量としては、電気自動車の走行で消費する電力量を
電力会社が発電する際に排出するガス量と、同じ距離を
内燃エンジン自動車が走行した場合の排出ガス量との差
で表示することができる。この削減できた排出ガス量を
呈示することで、利用者は電気自動車の使用によって環
境に対する貢献を定量的に知ることができる。ここで、
代表的にCO2の削減量について説明するが、排出ガス
に含まれるNOXなども同じように、内燃エンジン自動
車との比較で削減量を定量的に表示することができる。
【0021】ROM4に電気自動車が単位距離を走行す
るのに必要な電力量を発電所が発電する際に排出するC
O2量EClを第1参照データとして記憶する。また同
じROM4に比較の対象となる内燃エンジン自動車が単
位距離を走行する場合に排出するCO2量GClを第2
参照データとして記憶する。CPUlはROM4に記憶
されている第1参照データ、第2参照データを用いて車
両の走行距離から、CO2削減量を演算する。その演算
の結果に所定の係数αをかけて環境貢献度ポイント(以
下エコポイントと称する)を演算する。
【0022】呈示手段としての表示部2は、エコポイン
トに対応して所定の表示パターンを表示する。図2は表
示パターンの例である。表示パターンは木の成長を示す
絵柄で、それぞれがエコポイントと対応しており、エコ
ポイントが増加すると、右の絵柄が選択され表示され
る。これによってエコポイントの増加が木の成長で表示
され、木の成長ぶりで環境への貢献度を知ることができ
る。ROM4には上記処理を行うためのプログラムが記
憶されている。このプログラムとハードウェアで環境頁
献度呈示装置が構成される。
【0023】次に、演算の具体例を示す。電気自動車は
例えば排気ガス濃度の測定における10・15モードの
場合、電力消費量が0.14kWh/kmの車両であ
る。電気自動車と比較する対象車は同等の車体サイズ、
乗車定員のガソリンエンジン自動車で、同10・15モ
ードでは燃費が10.2km/リットルである。
【0024】一方環境庁資料によれば、ガソリンエンジ
ン自動車でガソリン1リットルあたりのCO2排出量は
0.64kg/リットルである。電力1kWhあたりの
CO2排出量は、0.12kg/kWhである。よって
電気自動車が1km走行あたりに排出するCO2量EC
lは ECl=0.14kWh/km×O.12kg/kWh
=0.0168kg/km になる。またガソリンエンジン自動車の1km走行あた
りのCO2排出量GClは、 GCl=0.64/10.2=0.0627kg/km になる。
【0025】したがって1km走行ごとに電気自動車を
使用することによって削減できたCO2量は GCl−ECl=0.0627−0.0168=0.0
459kg/km である。電気自動車を使用することによって、距離Lを
走行した場合のCO2削減量DCは下式によって算出す
る。 DC=L×(GCl−ECl) (1) 例えば電気自動車が30km走行した場合、CO2削減
量DCは DC=30×(0.0627−0.0168)=1.3
77kg となる。
【0026】このCO2削減量に所定の係数αをかける
と、エコポイントが算出される。例えば係数αを10と
し、小数点以下2位四捨五入にすれば、DCが1.37
7kgのCO2削減量に対して、以下のようにエコポイ
ントEPは13.8になる。 EP=α×DCl=10×1.377=13.8 このように30kmの走行距離を1日の平均として30
日利用した場合、エコポイントの累積値ΣEPは ΣEP=13.8×30=414 となる。このエコポイントの累積値に合わせて、図2か
ら対応する木の絵柄を表示することによって、エコポイ
ントの増加が木の成長で表わされる。
【0027】図3は上記処理の流れを示すフローチャー
トである。イグニションスイッチがオンになると、処理
が開始される。ステップ100において、CPUlはイ
ンターフェース5を介して電気自動車の制御系から車両
の走行距離情報を取得する。ステップ101において、
CPUlは走行距離が所定距離Lに達したか否かを判断
する。達していない場合は、ステップ100に戻り再び
走行距離情報を取得する。一方達したと判断されるとス
テップ102において走行距離LをRAM3に記憶させ
る。ステップ103においては、CPUlはROM4か
ら第1参照データEClと第2参照データGClを取得
する。
【0028】ステップ104において、CPUlは上記
式(1)にしたがって、第1参照データEClと第2参
照データGClおよび走行距離Lに基づいてCO2削減
量DCを算出する。ステップ105においては、CO2
削減量DCに係数αをかけて近似演算によってエコポイ
ントEPを演算する。ステップ106において、エコポ
イントEPとRAM3に記憶されているエコポイントの
累積値ΣEPとで新たなエコポイントの累積値ΣEPを
演算する。この演算値でRAM3にある累積値を更新す
る。ステップ107において、表示部2はエコポイント
累積値によって、図2に示す木の絵柄を選択し、表示す
る。この後、ステップ100に戻って上記フローを繰り
返し、所定距離L走行ごとに表示を更新していく。
【0029】本実施例は以上のように構成され、電気自
動車が所定距離Lを走行すると、その走行によって消費
される電力量を電力会社が発電する際のCO2排出量
と、同じクラスのガソリン自動車が走行した場合のCO
2排出量とを比べて、CO2削減量を演算する。そして
CO2削減量をポイント化して環境貢献度としてエコポ
イントを演算する。求められたエコポイントに合わせて
木の成長を示す絵柄で表示するから、木の成長ぶりから
環境への貢献度を知ることができる。なお、本実施例で
は、表示パターンとして木の成長を示す絵柄を用いた
が、この他例えば図4に示すように、木の茂り具合で表
示することもできる。エコポイント数に対応して、象徴
として表示される葉を色づけすることによって環境貢献
度を表示するまた、画面による視覚情報としての表示の
ほかに、CO2削減量またはエコポイントを音声で知ら
せることもできる。
【0030】次に、変形例を説明する。上記実施例で
は、電気自動車が所定距離を走行するごとに、CO2削
減量の演算を行いエコポイントを算出するが、変形例で
はエコポイントの演算は一トリップ走行ごとに行うもの
である。
【0031】図5は演算の流れを示すフローチャートで
ある。すなわちイグニッションスイッチがオンになる
と、ステップ203において、CPUlはRAM3に記
憶されている前回運転時の走行距離情報を初期化する。
ステップ204においては、CPUlは電気自動車の制
御系から走行距離情報を取得する。
【0032】ステップ205において、イグニッション
の状態情報を入力し、ステップ206において、イグニ
ッションスイッチがオフになったか否かをチェックす
る。オフになっていない場合ステップ204に戻り、走
行距離情報取得が繰り返される。イグニッションスイッ
チがオフになった場合には、走行が完了したとしてステ
ップ207へ進む。ステップ207において、CPUl
はこれまで取得した走行距離LをRAM3に記憶させて
保存する。これにより一トリップ走行の走行距離Lが得
られる。
【0033】その後は図3のステップ103へ進み、第
1の実施例と同じように、CPUlは第1参照データE
Cl、第2参照データGClを入力し、走行距離Lと
で、上記式(1)にしたがってCO2の削減量を演算す
る。そしてCO2削減量からエコポイントを演算し、エ
コポイントの累積値ΣEPに加算して、その結果に基づ
いて図2に示す木の絵柄を選択して表示する。イグニッ
ションスイッチがオフした後も装置作動を確保するた
め、例えば自己保持回路によって所定時間給電を続け
る。
【0034】次に第2の実施例を説明する。上記第1の
実施例では、エコポイントの演算は、電気自動車が所定
距離あるいは一トリップごとの走行距離を走行した場合
に行ったが、この実施例では電気自動車が実際に消費し
た電力量に対して電力会社が排出するCO2量と、この
電力量に相当のエネルギーを所定の内燃エンジンで発生
させる場合のCO2排出量とを比較してCO2削減量を
演算する。CPUlはインターフェース5を介して電気
自動車の制御系から電力消費量情報を入力する。ROM
4に単位消費電力量を電力会社が発電する際に排出する
CO2量(kg/kWh)EC2を第3参照データとし
て、単位消費電力量に相当するエネルギーを所定の内燃
エンジンで発生させる場合の排出CO2量GC2(kg
/kWh)を第4参照データとしてそれぞれ記憶する。
【0035】図6はCO2削減量の演算の流れを示すフ
ローチャートである。すなわち、イグニッションスイッ
チがオンになってスタートすると、ステップ301にお
いて、CPUlはインターフェース5を介して電気自動
車の制御系からバッテリ容量情報を取得する。このバッ
テリ容量をWlとしてRAM3に記憶する。ステップ3
02において、CPUlはイグニッションスイッチ状態
をチェックし、車両走行が完了したか否かを判断する。
イグニッションスイッチがオフになると、ステップ30
3において、CPUl電気自動車の制御系からバッテリ
容量W2を取得する。
【0036】ステップ304においては、CPUlはバ
ッテリ容量W2とWlの比較でバッテリの容量変化を演
算し、走行に消費された消費電力量Wを求める。ステッ
プ305において、CPUlはROM4に記憶されてい
る第3参照データEC2、第4参照データGC2を取得
する。ステップ306においては、CPUlは消費電力
量Wと第3参照データEC2、第4参照データGC2と
で、下式によってCO2削減量DCを演算する。 DC=W×(GC2−EC2) (2) 演算された削減量DCはRAM3に記憶される。
【0037】その後は、図3のステップ105へ進み、
第1の実施例と同じように、エコポイントを演算し、累
積エコポイントを演算する。表示部2はエコポイント累
積値によって、木の成長を示す絵柄を選択して表示す
る。本実施例は以上のように構成され、電気自動車で実
際に消費した電力量に対してCO2削減量を演算するよ
うにしたから、照明や空調など走行以外に消費される電
力量についてもCO2削減量が演算されることになる。
【0038】なお、電気自動車が例えば太陽光などクリ
ーンな発電システムを備えた場合は、消費した消費電力
量のうち、自車発電分が含まれるから、これを控除する
ため、図6のステップ304の代わりに、図7のフロー
チャートを実行する。CPUlはステップ801でイグ
ニッションスイッチがオン時のバッテリ容量Wlとイグ
ニッションスイッチがオフ時のバッテリ容量W2とで走
行によって消費した消費電力量Waを演算する。ステッ
プ802において、インターフェース5を介して電気自
動車の制御系から自車発電量GWを取得する。
【0039】ステップ803において、消費電力量Wa
から自車発電量GWを差し引いて消費電力量の修正を行
う。これによって実際に電力会社が発電した分の消費電
力量Wが演算される。この消費電力量Wに自車発電分を
含まないから、電気自動車の走行によって電力会社が排
出した排出ガス量を正確に演算することができる。した
がって発電システムを備えた電気自動車でも、精度の劣
化がなくCO2削減量を求めることができる。
【0040】次に第3の実施例について説明する。前記
第1の実施例では、電気自動車が走行して消費した電力
量を電力会社が発電する際に排出するCO2量と、同じ
走行距離をガソリンエンジン自動車が走行した場合に排
出するCO2量との比較でCO2削減量を演算したが、
この実施例ではCO2削減量演算を充電時から行うもの
である。電力会社で単位電力量を発電する際に生成され
るCO2量は時間によって異なるため、時間に対応する
CO2排出量情報を用いる。
【0041】図8は時間帯ごとのCO2排出量情報を示
す図である。ここで、一日の発電はCO2排出量に応じ
ていくつかの時間帯(Ts〜Te)に分けられ、各時間
帯に参照IDNi(i=1、2、3…n)が割り当てら
れている。CO2排出量HCは参照IDによって時間帯
と対応する関係をもつ。CO2排出量情報HC(Ni)
は単位電力量を発電する際に排出されるCO2量(kg
/kWh)情報である。図8に示す時間帯ごとのCO2
排出量情報を第5参照データとしてROM4に記憶して
ある。また単位電力量に相当するエネルギーを所定の内
燃エンジンで発生させる場合の排出CO2量MC(kg
/kWh)を第6参照データとしてROM4に記憶して
ある。なお、時間帯の終了時間Te(Ni)は、次の時
間帯の開始時間Ts(Ni+1)と同じである。
【0042】図9は、削減量を演算するためのフローチ
ャートを示す。すなわち、充電が開始されると、ステッ
プ401において、前回の充電時に時間帯で求められる
エコポイントEPについて初期化を行う。ステップ40
2において、CPUlは時刻情報を用い、充電時刻Tが
該当する時間帯Ts(Ni)〜Te(Ni)に割り当て
られた参照IDNiを取得する。ステップ403におい
て、CPUlはインターフェース5を介して電気自動車
から充電量情報を取得する。
【0043】ステップ404においては、充電時刻Tが
時間帯の終了時間Te(Ni)になったか否かを判断す
る。終了時間になっていない場合は、ステップ403へ
戻り、新たに充電量情報を入力する。ステップ404で
終了時間になったと判断されると、時間帯Niで取得し
た充電電力量WC(Ni)をRAM3に記憶してステッ
プ405へ進む。ステップ405において、充電電力量
WC(Ni)を用いて、CO2削減量DC(Ni)を算
出する。すなわち、まず参照IDによりROM4より第
5参照データHC(Ni)と第6参照データMCとを取
得する。下式のようにCO2削減量DC(Ni)を演算
する。 DC(Ni)=(MC−HC(Ni))・WC(Ni)
【0044】ステップ406において、DC(Ni)に
係数αをかけてエコポイントEP(Ni)を演算する。
ステップ407においては、CPUlはRAM3に記憶
されているエコポイントEPを取得する。このエコポイ
ントEPは各時間帯で演算されたエコポイントの合計値
である。CPUlは、エコポイントEPとエコポイント
EP(Ni)とで、新たな合計値EPを演算しRAM3
に記憶する。ステップ408においては、エコポイント
EPと、過去の充電で求めたエコポイントの累積億ΣE
Pとの累積値を演算する。演算したものを新たな累積値
ΣEPとしてRAM3に記憶する。
【0045】ステップ409において、CPUlは充電
が続いているか否かを判断する。続いている場合、ステ
ップ402に戻り、上記処理が繰り返され、充電が終わ
った場合には、ステップ410へ進む。ステップ410
においては、表示部2は、第1の実施例と同様にΣEP
にしたがって、木の絵柄(表示パターン)を選択し、表
示を行う。本実施例によっても、上記第1および第2の
実施例と同様な効果が得られるとともに、充電時の充電
電力量と、充電時間に対応する時間帯のCO2排出量情
報を用いてCO2削減量を演算するから、充電時刻が異
なっても、正確な演算が可能である。
【0046】次に、第4の実施例を説明する。上記実施
例では、時間帯ごとのCO2排出量情報を記憶し、充電
時刻に合わせてCO2排出量情報を用いてCO2削減量
を演算するようにしたが、この実施例では、車両位置に
応じて充電電力を供給する電力会社を選べるようにす
る。図10は、参照IDi(i=1、2、3…n)が割
り当てられた複数の電力会社と電力会社ごとの単位電力
量を発電する際に排出するCO2量HC(i)の関係を
示す図である。
【0047】電力会社ごとのCO2排出量情報HC
(i)を第5参照データとして、単位電力量に相当する
エネルギーを所定の内燃エンジンで発電する場合のCO
2排出量MCを第6参照データとしてROM4に記憶し
てある。また電力会社の供給エリア情報もROM4に記
憶される。CPUlはインターフェース5を介して電気
自動車から、車両の位置情報を入力するようにする。
【0048】図11は、CO2削減量の演算の流れを示
すフローチャートである。すなわち、充電が開始される
と、ステップ501において、CPUlは充電電力量W
Cを取得する。ステップ502において、CPUlは電
気自動車からの充電情報で、充電が終了したか否かを判
断する。終了していない場合、ステップ501に戻り、
新たな充電電力量を取得する。充電が終了すると、ステ
ップ503において、CPUlは充電電力量WCをRA
M3に記憶するとともに、車両位置情報を取得する。ス
テップ504において、CPUlは車両の位置情報とR
OM4に記憶されている電力会社の電力供給エリア情報
と照合して充電電力を供給する電力会社を特定する。
【0049】ステップ505において、CPUlは特定
された電力会社の参照ID(i)で、ROM4から第5
参照データHC(i)を取得する。ステップ506にお
いて、CPUlは、ROM4から第6参照データMCを
取得し、充電電力量WCと第5参照データHC(i)と
で、下式にしたがってCO2削減量DCを演算する。 DC=(MC−HC(i))・WC
【0050】その後、ステップ105へ進み、第1の実
施例と同様にエコポイントEPを演算し、エコポイント
EPからエコポイントの累積値ΣEPを演算する。表示
部2は、エコポイントの累積値に対応して、木の絵柄を
選択して表示する。この実施例によっては、実際に充電
を行う電力会社のCO2排出量情報を用いるから、充電
する場所を選ばず、統計データより高い精度でCO2削
減量を演算することができる。
【0051】次に、第5の実施例を説明する。第1の実
施例では電気自動車が1km走行あたりに排出するCO
2量情報である第1参照データEClを統計値から求め
た固定値としたが、この実施例では充電時の状況に応じ
て修正するようにするものである。ROM4に、図8に
示す時間帯ごとのCO2の発生量HC(Ni)を第5参
照データとして、電気自動車が単位距離を走行するのに
必要な電力量β(kWh/Km)を第7参照データとし
て記憶する。
【0052】図12は、第1参照データEClを作成す
るためのフローチャートを示す。すなわち、充電が開始
されると、ステップ601において、前回の充電で求め
られたCO2排出量ROC、ステップ602において、
前回の充電で求められた充電電力量WCをそれぞれ初期
化する。ステップ603において、CPUlはバッテリ
残容量情報Yを取得する。ステップ604において、今
まで利用していた第1参照データECl(N)を取得す
る。ステップ605において、CPUlは時刻情報を用
い、充電時刻Tが該当するに時間帯Ts(Ni)〜Te
(Ni)に当てられた参照ID(Ni)を取得する。ス
テップ606において、CPUlはインターフェース5
を介して電気自動車から充電電力量WC(Ni)を取得
する。
【0053】ステップ607においては、充電時刻Tが
時間帯の終了時間Te(Ni)になったか否かを判断す
る。終了時間になっていない場合は、ステップ606へ
戻り、新たに充電量情報を入力する。ステップ607で
時間帯の終了時間Te(Ni)になったと判断される
と、充電電力量WC(Ni)をRAM3に記憶してステ
ップ608へ進む。これによって時間帯Ni内で充電さ
れる充電電力量WC(Ni)を取得できた。
【0054】ステップ608において、時間帯内の充電
で電力会社が排出するCO2量ROC(Ni)を演算す
る。すなわち、まず参照IDによりROM4から第5参
照データHC(Ni)を取得する。下式にしたがってC
O2排出量ROC(Ni)を演算する。 ROC(Ni)=HC(Ni)・WC(Ni) CPUlはRAM3に記憶されているCO2排出量RO
Cを取得する。CO2排出量ROCは各時間帯で演算さ
れたものの合計値である。ROCとROC(Ni)と
で、新たな合計値ROCを演算してRAM3に記憶す
る。
【0055】ステップ609においては、CPUlは、
下式のように、充電電力量WC(Ni)とRAM3に記
憶した充電電力総量WCとの合計値を演算し、新たな充
電電力総量WCとしてRAM3に記憶する。 WC=WC+WC(Ni) ステップ610において、CPUlは充電が続いている
かを判断する。充電が続いている場合、ステップ605
に戻り、上記処理が行われ、充電が終わった場合には、
ステップ611へ進む。
【0056】ステップ611においては、CPUlは下
式にしたがって、今までの第1参照データECl(n)
に対して修正を行う。 ECl(n+1)=[Y・ECl(n)+ROC・β]
/(WC+Y) ステップ612において、CPUlは新たに求められた
第1参照データECl(n+1)をRAM3に記憶す
る。本実施例は、以上のように構成され、電気自動車が
1km走行あたりに排出するCO2量EClは、充電を
行うたびに実際のCO2排出量を求めて、バッテリ残量
とで修正をするようにしたから、充電時の状況に対応し
常に最適な値で保たれている。
【0057】次に、第6の実施例を説明する。第2の実
施例では単位消費電力量を電力会社が発電する際に排出
するCO2量情報である第3の参照データEC2を統計
データから求めた固定値としたが、この実施例ではこれ
を充電時の充電状況に応じて修正するようにするもので
ある。ここで充電電力を供給する電力会社を充電時の車
両位置に応じて選べるようにする。図10に示す電力会
社ごとの、単位電力量を発電する際に排出されるCO2
量を第5参照データとしてROM4に記憶しておく。各
電力会社の電力供給エリア情報もROM4に記憶してお
く。
【0058】図13は、第3参照データEC2の作成の
流れを示すフローチャートを示す。すなわち、ステップ
701において、CPUlはインターフェース5を介し
て、電気自動車からバッテリ残容量Yを取得する。ステ
ップ702において、CPUlは今まで利用していた第
3参照データEC2(n)を取得する。
【0059】ステップ703においては、充電電力量W
Cを取得する。ステップ704において、CPUlは電
気自動車から車両位置情報を取得する。ステップ705
において、CPUlは車両位置と電力会社の電力供給エ
リア情報とを照合して、電力供給を行う電力会社を特定
し、第5参照データHC(i)を取得する。ステップ7
06において、CPUlは下式にしたがって充電によっ
て電力会社が排出したCO2量ROCを演算する。 ROC=HC(i)・WC ステップ707においては、CPUlは下式にしたがっ
て今まで利用していた第3参照データEC2(n)に修
正を加え、新たな第3参照データEC2(n+1)を作
成する。 EC2(n+1)=[Y・EC2(n)+ROC]/
(WC+Y)
【0060】ステップ708においては、CPUlは、
新たに求められた第3参照データをRAM3に記憶す
る。これによって、電気自動車が1km走行あたりに排
出するCO2量である第3参照データEC2は、充電を
行うたびに充電電力量を供給する電力会社のCO2排出
量で修正するようにしたから、常に最適な値で保たれ、
走行時のCO2排出量を精度を落とすことなく演算する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】表示パターンの例を示す図である。
【図3】処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】他の表示パターンの例を示す図である。
【図5】変形例を示すフローチャートである。
【図6】第2の実施例を示すフローチャートである。
【図7】消費電力量を修正するためのフローチャートで
ある。
【図8】時間帯ごとに割り当てられた参照IDと参照I
Dに対応してその時間帯に電力会社が単位電力量を発電
する際に排出されるCO2量を示す図である。
【図9】第3実施例を示すフローチャートである。
【図10】参照IDが割り当てられた複数の電力会社と
電力会社ごとの単位電力量を発電する際に排出するCO
2量を示す図である。
【図11】第4の実施例を示すフローチャートである。
【図12】第1参照データEClを作成するためのフロ
ーチャートである。
【図13】第3参照データEC2を作成するためのフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 表示部 3 RAM 4 ROM 5 インターフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸 則政 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 笠井 純一 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 3D044 BA19 BB00 BC00 5H115 PG04 QN03 TI01 TI08 TO14 TO30 UB20

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気自動車の走行距離を検出する走行距
    離検出手段と、単位距離走行あたり、前記電気自動車が
    消費する電力量を電力会社が発電する際の排出ガス量を
    第1参照データとして、所定の内燃エンジン自動車が走
    行する場合の排出ガス量を第2参照データとして記憶す
    る第1、第2参照データ記憶手段と、前記検出された電
    気自動車の走行距離と前記第1参照データおよび第2参
    照デー夕とに基づいて排出ガス削減量を演算する排出ガ
    ス削減量演算手段と、前記排出ガス削減量を視覚または
    音声情報として呈示する呈示手段とを備えることを特徴
    とする環境貢献度呈示装置。
  2. 【請求項2】 電気自動車が消費した消費電力量を検出
    する消費電力量検出手段と、単位消費電力量に対して電
    力会社が発電する際の排出ガス量を第3参照データとし
    て、単位消費電力量に相当するエネルギーを所定の内燃
    エンジンで発生させる場合の排出ガス量を第4参照デー
    タとして記憶する第3、第4参照データ記憶手段と、前
    記検出された電気自動車の消費電力量と前記第3参照デ
    ータおよび第4参照データとに基づいて排出ガス削減量
    を演算する排出ガス削減量演算手段と、前記排出ガス削
    減量を視覚または音声情報として呈示する呈示手段とを
    備えることを特徴とする環境貢献度呈示装置。
  3. 【請求項3】 電気自動車に発電システムが付加され、
    前記消費電力量検出手段は、付加される発電システムで
    発電した電力量を検出し、その分の電力量を控除したも
    のを前記電気自動車の消費電力量として検出することを
    特徴とする請求項2記載の環境貢献度呈示装置。
  4. 【請求項4】 前記走行距離検出手段または前記消費電
    力量検出手段は、一トリップ走行の間の走行距離または
    消費電力量を検出することを特徴とする請求項1または
    2記載の環境貢献度呈示装置。
  5. 【請求項5】 電気自動車に充電される充電電力量を検
    出する充電電力量検出手段と、単位電力量を発電する際
    に電力会社が排出する排出ガス量を第5参照データとし
    各時間帯の前記第5参照データと、単位電力量に相当す
    るエネルギーを所定の内燃エンジンで発生させる場合の
    排出ガス量を第6参照データとして記憶する第5、第6
    参照データ記憶手段と、充電が行われる時刻から該当す
    る時間帯の前記第5参照データを用いて、前記第6参照
    データと前記検出された充電電力量とに基づいて排出ガ
    ス削減量を演算する排出ガス削減量演算手段と、前記排
    出ガス削減量を視覚または音声情報として呈示する呈示
    手段とを備えることを特徴とする環境貢献度呈示装置。
  6. 【請求項6】 前記第5、第6参照データ記憶手段は、
    電力会社ごとの前記第5参照データを記憶し、前記排出
    ガス削減量演算手段は、各電力会社の電力供給エリア情
    報をもち、充電が行われるときの車両位置から、電力供
    給を行う電力会社を割り出し、割り出した電力会社の前
    記第5参照データを用いて排出ガス削減量を演算するこ
    とを特徴とする請求項5記載の環境責献度呈示装置。
  7. 【請求項7】 第1参照データ作成手段を備え、該第1
    参照データ作成手段は、前記電気自動車に充電される充
    電電力量を検出する充電電力量検出部と、前記電気自動
    車のバッテリ残容量を検出する残容量検出部と、単位電
    力量を電力会社が発電する際の排出ガス量を第5参照デ
    ータとし、各時間帯の前記第5参照データと、第7参照
    データとして前記電気自動車が単位距離を走行するのに
    必要な電力量を記憶する第1参照データ情報記憶部と、
    前記電気自動車を充電する時間から該当する時間帯の第
    5参照データと、時間帯内の充電電力量とで排出ガス量
    を演算する排出ガス演算手段と、各時間帯で前記演算さ
    れた排出ガス量の総量と、各時間帯で充電される充電電
    力量の総量と、前記バッテリ残容量および前記第7参照
    データに基づいて前記第1参照データを修正する第1参
    照データ修正手段とを含むことを特徴とする請求項1記
    載の環境貢献度呈示装置。
  8. 【請求項8】 第3参照データ作成手段を備え、該第3
    参照データ作成手段は、前記電気自動車に充電される充
    電電力量を検出する充電電力量検出部と、前記電気自動
    車のバッテリ残容量を検出する残容量検出部と、単位電
    力量を電力会社が発電する際の排出ガス量を第5参照デ
    ータとし各電力会社の前記第5参照データを記憶する第
    5参照データ情報記憶部と、充電が行われるときの車両
    位置から充電電力を供給する電力会社を割り出し、割り
    出された電力会社の前記第5参照データと前記充電電力
    量とに基づいて排出ガス量を演算する排出ガス量演算手
    段と、前記排出ガス量と前記バッテリ残容量および充電
    電力量に基づいて前記第3の参照データを修正する第3
    参照データ修正手段とを含むことを特徴とする請求項2
    記載の環境貢献度呈示装置。
  9. 【請求項9】 前記排出ガス削減量演算手段は、前記算
    出された排出ガス削減量に基づいてエコポイントを算出
    し、前記呈示手段は前記エコポイントに対応して視覚情
    報として所定の表示パターンを選択して呈示することを
    特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7または8
    記載の環境貢献度呈示装置。
  10. 【請求項10】 前記表示パターンは木の成長を表わす
    絵柄であることを特徴とする請求項9記載の環境頁献度
    呈示装置。
  11. 【請求項11】 前記表示パターンは木の茂り具合を表
    わす絵柄であることを特徴とする請求項9記載の環境貢
    献度呈示装置。
JP25002799A 1999-09-03 1999-09-03 環境貢献度呈示装置 Expired - Fee Related JP4432156B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25002799A JP4432156B2 (ja) 1999-09-03 1999-09-03 環境貢献度呈示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25002799A JP4432156B2 (ja) 1999-09-03 1999-09-03 環境貢献度呈示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001078304A true JP2001078304A (ja) 2001-03-23
JP4432156B2 JP4432156B2 (ja) 2010-03-17

Family

ID=17201758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25002799A Expired - Fee Related JP4432156B2 (ja) 1999-09-03 1999-09-03 環境貢献度呈示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4432156B2 (ja)

Cited By (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007094867A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Toyota Motor Corp 車両優遇システム、電動車両およびサーバ
JP2007185083A (ja) * 2005-12-06 2007-07-19 Toyota Motor Corp 充電装置および電動車両
JP2008055963A (ja) * 2006-08-29 2008-03-13 Denso Corp 車両用表示装置
JP2008131779A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Denso Corp 消費電力量記録装置および消費電力量記録装置用のプログラム
JP2008155903A (ja) * 2006-11-28 2008-07-10 Noriyuki Sugimoto 評価装置を備えた自動車の二酸化炭素表示装置
JP2009134450A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Toyota Motor Corp エコポイント管理システム
WO2009093705A1 (ja) * 2008-01-25 2009-07-30 Kyushu Electric Power Co., Inc. 電気駆動装置充電システムおよび方法
JP2009195092A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Rohm Co Ltd 車両用の充電システム
WO2009104634A1 (ja) 2008-02-18 2009-08-27 ローム株式会社 車両、及び、その充電システム
JP2009213301A (ja) * 2008-03-05 2009-09-17 Rohm Co Ltd 車両用の充電ユニット
KR100950522B1 (ko) * 2009-05-07 2010-03-30 최정황 차량용 이산화탄소 모니터링장치, 이를 이용한 관리시스템 및 그 방법
JP2010151746A (ja) * 2008-12-26 2010-07-08 Nippon Seiki Co Ltd 車両用表示装置
JP2010188823A (ja) * 2009-02-17 2010-09-02 Toyota Motor Corp 車両用情報提供装置、及び車両用情報提供システム
JP2010254053A (ja) * 2009-04-22 2010-11-11 Toyota Motor Corp 温室効果ガス排出量表示装置
JP2010267153A (ja) * 2009-05-15 2010-11-25 Ito Co Ltd ガス排出権取引支援システム
WO2011086754A1 (ja) 2010-01-15 2011-07-21 本田技研工業株式会社 電気自動車
JP2011156918A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Nippon Seiki Co Ltd 車両用表示装置
JP2011196722A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Denso Corp 車両用表示装置
JP2012038234A (ja) * 2010-08-11 2012-02-23 Sony Corp 温室効果ガス排出量または削減量の管理装置および管理方法
JP2012518386A (ja) * 2009-02-17 2012-08-09 クーロン テクノロジーズ インコーポレイテッド 電気自動車を管理するためのシステム及び方法
JP2012180059A (ja) * 2011-03-02 2012-09-20 Yupiteru Corp 電子機器及びプログラム
US8300486B2 (en) 2009-06-16 2012-10-30 Hynix Semiconductor Inc. Temperature detection circuit of semiconductor memory apparatus
JP2012224094A (ja) * 2011-04-14 2012-11-15 Yazaki Corp 車両用環境負荷表示方法
JP2013071835A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Tadano Ltd 作業車両
JP2013148982A (ja) * 2012-01-17 2013-08-01 Japan Research Institute Ltd 環境対応型車両及び、環境対応型車両管理システム
JP2013252825A (ja) * 2012-06-08 2013-12-19 Suzuki Motor Corp 車両の表示制御装置
EP2157003B1 (de) * 2008-08-20 2017-09-06 Robert Bosch GmbH Auswerteeinrichtung zur Ermittlung eines CO2-Ausstoßes und Verfahren zur Anzeige eines CO2-Ausstoßes
WO2019009223A1 (ja) * 2017-07-06 2019-01-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 表示装置および表示方法ならびに制御装置
CN111348045A (zh) * 2018-12-21 2020-06-30 宝马股份公司 用于混合动力车辆的碳排放量的量化展示方法和装置
JP2020170418A (ja) * 2019-04-05 2020-10-15 株式会社Subaru 管理サーバ、電力管理システム、蓄電装置、及び充電スタンド
US20230011007A1 (en) * 2021-07-08 2023-01-12 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Information processing device and information processing method
US20230215225A1 (en) * 2021-12-30 2023-07-06 Toyota Research Institute, Inc. Electric vehicle simulation

Cited By (51)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8000852B2 (en) 2005-09-29 2011-08-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle preferential treatment system, electrically powered vehicle, server used for vehicle preferential treatment system, and vehicle preferential treatment method
JP4736678B2 (ja) * 2005-09-29 2011-07-27 トヨタ自動車株式会社 車両優遇システム、電動車両およびサーバ
JP2007094867A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Toyota Motor Corp 車両優遇システム、電動車両およびサーバ
JP2007185083A (ja) * 2005-12-06 2007-07-19 Toyota Motor Corp 充電装置および電動車両
US8063605B2 (en) 2005-12-06 2011-11-22 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Charging device for an electric vehicle, electric vehicle equipped with the charging device and control method for charging an electric vehicle
JP2008055963A (ja) * 2006-08-29 2008-03-13 Denso Corp 車両用表示装置
JP4655007B2 (ja) * 2006-08-29 2011-03-23 株式会社デンソー 車両用表示装置
JP2008131779A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Denso Corp 消費電力量記録装置および消費電力量記録装置用のプログラム
JP4650401B2 (ja) * 2006-11-22 2011-03-16 株式会社デンソー 消費電力量記録装置および消費電力量記録装置用のプログラム
JP2008155903A (ja) * 2006-11-28 2008-07-10 Noriyuki Sugimoto 評価装置を備えた自動車の二酸化炭素表示装置
JP2009134450A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Toyota Motor Corp エコポイント管理システム
US8346603B2 (en) 2007-11-29 2013-01-01 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Ecological-point management system
JP2009176150A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Kyushu Electric Power Co Inc 電気駆動装置充電システムおよび方法
WO2009093705A1 (ja) * 2008-01-25 2009-07-30 Kyushu Electric Power Co., Inc. 電気駆動装置充電システムおよび方法
US8548659B2 (en) 2008-02-18 2013-10-01 Rohm Co., Ltd. Vehicle and system for charging the same
US8725338B2 (en) 2008-02-18 2014-05-13 Rohm Co., Ltd. Vehicle and system for charging the same
WO2009104634A1 (ja) 2008-02-18 2009-08-27 ローム株式会社 車両、及び、その充電システム
JP2009195092A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Rohm Co Ltd 車両用の充電システム
JP2009213301A (ja) * 2008-03-05 2009-09-17 Rohm Co Ltd 車両用の充電ユニット
EP2157003B1 (de) * 2008-08-20 2017-09-06 Robert Bosch GmbH Auswerteeinrichtung zur Ermittlung eines CO2-Ausstoßes und Verfahren zur Anzeige eines CO2-Ausstoßes
JP2010151746A (ja) * 2008-12-26 2010-07-08 Nippon Seiki Co Ltd 車両用表示装置
US8935112B2 (en) 2009-02-17 2015-01-13 Chargepoint, Inc. System and method for managing electric vehicles
US11341785B2 (en) 2009-02-17 2022-05-24 Chargepoint, Inc. System and method for managing electric vehicles
US10810804B2 (en) 2009-02-17 2020-10-20 Chargepoint, Inc. System and method for managing electric vehicles
JP2012518386A (ja) * 2009-02-17 2012-08-09 クーロン テクノロジーズ インコーポレイテッド 電気自動車を管理するためのシステム及び方法
JP2010188823A (ja) * 2009-02-17 2010-09-02 Toyota Motor Corp 車両用情報提供装置、及び車両用情報提供システム
JP2010254053A (ja) * 2009-04-22 2010-11-11 Toyota Motor Corp 温室効果ガス排出量表示装置
WO2010128758A3 (ko) * 2009-05-07 2010-12-23 Choi Jung Hwang 차량용 이산화탄소 모니터링장치 및 이를 이용한 이산화탄소 관리시스템 및 관리방법
KR100950522B1 (ko) * 2009-05-07 2010-03-30 최정황 차량용 이산화탄소 모니터링장치, 이를 이용한 관리시스템 및 그 방법
WO2010128758A2 (ko) * 2009-05-07 2010-11-11 Choi Jung Hwang 차량용 이산화탄소 모니터링장치 및 이를 이용한 이산화탄소 관리시스템 및 관리방법
JP2010267153A (ja) * 2009-05-15 2010-11-25 Ito Co Ltd ガス排出権取引支援システム
US8300486B2 (en) 2009-06-16 2012-10-30 Hynix Semiconductor Inc. Temperature detection circuit of semiconductor memory apparatus
WO2011086754A1 (ja) 2010-01-15 2011-07-21 本田技研工業株式会社 電気自動車
JP2011156918A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Nippon Seiki Co Ltd 車両用表示装置
JP2011196722A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Denso Corp 車両用表示装置
JP2012038234A (ja) * 2010-08-11 2012-02-23 Sony Corp 温室効果ガス排出量または削減量の管理装置および管理方法
JP2012180059A (ja) * 2011-03-02 2012-09-20 Yupiteru Corp 電子機器及びプログラム
JP2012224094A (ja) * 2011-04-14 2012-11-15 Yazaki Corp 車両用環境負荷表示方法
JP2013071835A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Tadano Ltd 作業車両
JP2013148982A (ja) * 2012-01-17 2013-08-01 Japan Research Institute Ltd 環境対応型車両及び、環境対応型車両管理システム
JP2013252825A (ja) * 2012-06-08 2013-12-19 Suzuki Motor Corp 車両の表示制御装置
WO2019009223A1 (ja) * 2017-07-06 2019-01-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 表示装置および表示方法ならびに制御装置
JP2019015595A (ja) * 2017-07-06 2019-01-31 パナソニックIpマネジメント株式会社 表示装置および表示方法
CN110785631A (zh) * 2017-07-06 2020-02-11 松下知识产权经营株式会社 显示装置、显示方法以及控制装置
JP7022925B2 (ja) 2017-07-06 2022-02-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 表示装置および表示方法
CN111348045A (zh) * 2018-12-21 2020-06-30 宝马股份公司 用于混合动力车辆的碳排放量的量化展示方法和装置
JP2020170418A (ja) * 2019-04-05 2020-10-15 株式会社Subaru 管理サーバ、電力管理システム、蓄電装置、及び充電スタンド
JP7299736B2 (ja) 2019-04-05 2023-06-28 株式会社Subaru 管理サーバ、電力管理システム、蓄電装置、及び充電スタンド
US20230011007A1 (en) * 2021-07-08 2023-01-12 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Information processing device and information processing method
US20230215225A1 (en) * 2021-12-30 2023-07-06 Toyota Research Institute, Inc. Electric vehicle simulation
US11721139B2 (en) * 2021-12-30 2023-08-08 Toyota Research Institute, Inc. Electric vehicle simulation

Also Published As

Publication number Publication date
JP4432156B2 (ja) 2010-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001078304A (ja) 環境貢献度呈示装置
CN102428349B (zh) 电池电量增加设施信息提供设备和方法
KR101936431B1 (ko) 전기자동차의 주행가능거리 산출 방법
CN110103719A (zh) 电动汽车的充电提示方法、系统及车辆
CN102105324B (zh) 省燃费驾驶诊断装置、省燃费驾驶诊断系统、电驱动装置的控制装置、省燃费驾驶评分装置以及省燃费驾驶诊断方法
JP4042475B2 (ja) 電池の劣化度算出装置および劣化度算出方法
CN107933317B (zh) 估算剩余续驶里程的方法、装置、设备及纯电动汽车
CN111238600B (zh) 车辆剩余油量检测方法、装置、车辆及存储介质
KR20130129738A (ko) 전기자동차의 주행가능거리 산출 방법
US8825443B2 (en) Method for calculating consumption and/or a remaining range of a motor vehicle and motor vehicle
CN102870270A (zh) 用于车辆中的量程计算的系统及方法
US8949009B2 (en) Driver display of energy consumption as a monetary rate
CN107478289B (zh) 获取平均油耗的方法和装置
JP2001108503A (ja) 車両の燃費計測装置
CN111422070A (zh) 一种续航里程的检测方法、装置和新能源车辆
JP2007210487A (ja) ハイブリッド車用運転操作評価装置
JP5385175B2 (ja) 電気自動車の残走行距離算出装置
CN108790860A (zh) 可行驶里程计算方法、系统及汽车
US7643960B2 (en) Correction of factors in vehicle accelerometer signals
US20120303198A1 (en) Electric vehicle
JP2017178084A (ja) ハイブリッド自動車
JPS631212Y2 (ja)
US5497323A (en) Trip computer with retroactive reset
CN114889436A (zh) 续航里程显示方法、装置、电子设备和燃气车辆
CN116685495A (zh) 确定续航里程的方法、装置、系统、电动汽车和存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060727

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090811

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090910

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091201

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140108

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees