JP2001077329A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2001077329A
JP2001077329A JP2000031952A JP2000031952A JP2001077329A JP 2001077329 A JP2001077329 A JP 2001077329A JP 2000031952 A JP2000031952 A JP 2000031952A JP 2000031952 A JP2000031952 A JP 2000031952A JP 2001077329 A JP2001077329 A JP 2001077329A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気特性が安定した半導体装置を提供する。 【解決手段】 半導体基板10上に形成されたスピンオ
ングラス膜18を備える。スピンオングラス膜18は、
基層18aおよび表層18bからなる積層構造を有し、
表層18bが基層18aに比較して緻密化されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置のような半導体装置の高集積化のための多層配線構造
に用いるのに好適なスピンオングラス(Spin On Glas
s)膜を備える半導体装置及びその製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の多層配線技術において、半
導体基板上に形成された下層配線とその上方に形成され
た上層配線との間に層間絶縁膜を形成することにより、
多層配線構造が得られる。この配線構造により、半導体
装置の集積度の向上が図られている。
【0003】一般的に、層間絶縁膜には、半導体基板上
の活性領域(例えばMOSトランジスタのソース・ドレ
イン領域)を露出させるコンタクトホールが形成され
る。
【0004】このようなコンタクトホールの形成技術
に、自己整合コンタクト技術がある。この自己整合コン
タクト技術は以下のステップに従って実行される。
【0005】まず、側面と上面が保護膜で覆われた一対
のゲート電極を半導体基板上に形成する。この保護膜は
例えばシリコン窒化膜で構成されている。
【0006】次に、このゲート電極と保護膜を覆うよう
に、半導体基板上全面に層間絶縁膜を形成する。
【0007】次に、開口部を持つエッチングマスクを、
この開口部がゲート電極間に位置する半導体基板の活性
領域に対応するよう、層間絶縁膜上に形成する。
【0008】その後、このエッチングマスクを使用して
エッチング処理を実行し、この活性領域から層間絶縁膜
の上部表面に延在するコンタクトホールを形成する。こ
の時、この保護膜はエッチングガス等に対して高いエッ
チング耐性を有しているので、この保護膜がエッチング
されることが防止される。これはこの保護膜がエッチン
グマスクとして機能することを意味する。
【0009】この自己整合技術においては、保護膜のマ
スク機能により、たとえこのエッチングマスクが所望の
位置からわずかにずれた位置に形成されたとしても、活
性領域を露出させるコンタクトホールを得ることができ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このようなエッチング
マスクを用いたエッチング処理(選択エッチング処理)
では異方性エッチングが使用されている。この異方性エ
ッチングは垂直方向に比較して水平方向へのエッチング
割合が小さいエッチングである。そのために、エッチン
グマスクに大きな位置合わせずれが生じた場合、露出さ
れる活性領域の面積が所望の面積(設計値)よりも小さ
くなる可能性がある。
【0011】この面積の減少は、コンタクトホール内に
形成された導電部と活性領域との間の接触抵抗値の増大
につながる。このことは、半導体基板上に形成された同
種の複数のコンタクトホールにおいて、電気的特性が不
均一になることも意味する。
【0012】上記した問題点を解決するために、前記し
た異方性エッチングに代り、等方性エッチングを使用す
ることが考えられる。しかしながら、層間絶縁膜中にコ
ンタクトホールを形成するために、等方性エッチングの
みを単に適用した場合、このコンタクトホールの深さ及
び活性領域の露出面積を制御することが困難であり、所
望のコンタクトホールを得ることはできない可能性があ
る。
【0013】また、等方性及び異方性の両エッチングを
前記選択エッチングに適用することも考えられる。しか
しながら、単一の耐エッチング特性を持つ層間絶縁膜に
異なる種類のエッチング方法、すなわち、等方性及び異
方性エッチングにさらすことは、現実的ではない。
【0014】そこで、改善された電気的特性を持つ、半
導体装置及びその製造方法が望まれている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決するためになされたものであり、その代表的なもの
のうちの1つは、半導体基板に形成されたMOSトラン
ジスタ上にスピンオングラス層を形成する工程と、この
スピンオングラス層の表面部をこのスピンオングラス層
の下部よりも緻密な層に変換する工程と、この緻密な層
の第1の部分を第1のエッチングで除去し、このスピン
オングラス層の下部表面を露出させる工程と、露出され
た下部表面に対応するスピンオングラス層の第2の部分
を第2のエッチングで除去し、MOSトランジスタの不
純物拡散領域を露出する工程と、この不純物拡散領域上
に導電材料を形成する工程とを施したものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。 (第1の実施の形態)図1は本発明の第1の実施の形態
における半導体装置の製造工程を示す図であり、MOS
トランジスタの製造工程を含んでいる。図1は、実質的
に2層で構成されるスピンオングラス膜を自己整合コン
タクト技術に適用した例を示す。このスピンオングラス
膜は2層で構成されるので積層構造とも称す。
【0017】図1(a)に示されているように、例えば
シリコンのような半導体材料からなる半導体基板10上
に、例えばLOCOS法を用いて、フィールド酸化膜か
らなる素子分離領域11が形成される。この素子分離領
域11は、トランジスタの様な能動素子もしくは抵抗の
ような受動素子が形成される活性領域12を区画する。
【0018】一対のゲート電極14a、14bが活性領
域12上にゲート酸化膜13a、13bを介して形成さ
れている。一対のゲート電極14a、14bは互いに離
れて配置されている。各ゲート電極14a、14bの上
面及び両側面にはシリコン窒化膜からなる保護膜15
(15a及び15b)が形成される。この構造は、従来
の自己整合コンタクト技術として良く知られている。
【0019】ソース・ドレイン領域として機能する不純
物拡散領域16a、16bは、ゲート電極14a、14
bに隣接した活性領域12上に形成される。この不純物
拡散領域16a、16bは、イオン注入法を使用するこ
とによって形成される。この時、保護膜15a、15b
はイオン注入のマスクとして機能する。
【0020】さらにイオン注入による活性領域12の損
傷を防止するために、マスク酸化膜17がこのイオン注
入技術において利用される。このようなマスク酸化膜1
7はこの技術分野において良く知られている。
【0021】次に、図1(b)に示されているように、
マスク酸化膜17が除去される。このマスク酸化膜17
は、不純物拡散領域16a、16bの形成後、エッチャ
ントにより除去される。この例では、0.3%濃度のフ
ッ酸を含むエッチング液が使用される。
【0022】その後、スピンオングラス膜18(18a
および18b)が、各ゲート電極14a、14b、保護
膜15a、15b、素子分離領域11及び活性領域12
を含む全面に形成される。
【0023】スピンオングラス膜18は、以下の工程を
実行することにより形成される。
【0024】最初にシリコン化合物を有機溶剤に溶かし
スピンオングラス溶液を得る。次に、得られたスピンオ
ングラス溶液を全面に塗布する。その後、塗布されたス
ピンオングラス溶液をベークしそれにより最終的にスピ
ンオングラス膜18が得られる。スピンオングラス膜1
8が層間絶縁膜として導入されているので、たとえゲー
ト電極14a、14bおよび保護膜15(15aおよび
15b)の様な段差部が層間絶縁膜中に存在したとして
も、平坦化された表面を持つ層間絶縁膜を得ることがで
きる。従って、層間絶縁膜の表面の凹凸に起因するフォ
トリソグラフィプロセス内での誤差、あるいは配線の断
線等を考慮することなく上層の配線を精密に形成するこ
とができる。
【0025】次に、ゲート電極14a、14b間に位置
する不純物拡散領域16aを露出するコンタクトホール
を形成するに先立ち、スピンオングラス膜18の表面及
びその近傍の部分に、例えばアルゴンの様なイオンが注
入される。これにより、スピンオングラス膜18のイオ
ン注入を受けた部分が緻密な層18bに変換される。そ
の結果、非イオン注入部分により構成される基層18a
と、該基層18aよりも緻密化された表層18bとから
なる積層構造が最終的に得られる。
【0026】このようにイオン注入によりスピンオング
ラス膜の積層構造を得ることは、1997年3月11日
に公開された特開平9−69562号公報に記載されて
いる。この公報には、イオン注入によりスピンオングラ
ス膜中に緻密な層が形成される理由が述べられている。
この公報によれば、スピンオングラス膜中の有機成分が
分解されると共に、スピンオングラス膜中の水分および
水酸基が減少されることによるというのがその理由であ
る。
【0027】従って、スピンオングラス膜18に緻密化
された層を得るために使用されるイオンは、アルゴンに
限らず種々のイオンでも良い。例えば、フッ化シリコン
およびフッ化ボロンのようなフッ化物のイオン、ボロン
イオンおよび窒素イオン、不活性ガスイオン、IIIb、I
Vb、Vb、VIb、VIIb、IVa、Va元素イオンおよび
それら元素の少なくとも2つからなる化合物イオンがこ
のイオン注入で使用され得る。どの種類のイオンをイオ
ン注入時に使用するかはプロセスに依存する。
【0028】スピンオングラス膜18中に注入されるべ
きイオンの深さを制御するのは容易である。さらにこの
制御は、熱拡散法よりも精密に行うことができる。従っ
て、イオン注入エネルギーを制御することにより、所望
の厚さを有する表層18bを比較的容易に形成すること
ができる。
【0029】表層18bは、基層18aに比較して緻密
なので、表層18bは高い耐エッチング特性を持つ。
【0030】この耐エッチング特性の差を利用するエッ
チング処理を実行するために、図1(b)に示されてい
るように、レジストパターン19が表層18b上に形成
される。レジストパターン19は、従来良く知られたフ
ォトリソグラフィ技術を用いて形成することができる。
【0031】このレジストパターン19は表層18bの
表面上に設けられている。開口部19aは、不純物拡散
領域16aの直上に位置していない。すなわち、図1
(b)に示すように、開口部19aは不純物拡散領域1
6aに対して紙面の左にずれている。このずれの量は比
較的大きい。
【0032】このずれに関わらず、不純物拡散領域16
aを露出するコンタクトホールを形成するために、まず
異方特性を持つドライエッチング処理により表層18b
中に該表層18bの表面から基層18aの表面に延在す
る(達する)第1のエッチング穴部20aが形成され
る。
【0033】第1のエッチング穴部20aを得るための
ドライエッチング処理には、例えばC33、CCl4
Ar等の様な反応ガスが使用される。シリコン窒化膜か
らなる保護膜15(15aおよび15b)の前記エッチ
ングガスに対するエッチングレートは、緻密化された表
層18bよりも高い。これはエッチング選択比が高いこ
とを意味する。そのため、この高い選択比により、保護
膜(15aおよび15b)に大きな損傷を与えることな
く、表層18bをエッチングすることができる。
【0034】しかも、緻密化された表層18bに対して
前記したようなエッチングガスは異方性を示す。このこ
とから、エッチングマスクとしてのレジストパターン1
9を使用する前記異方性ドライエッチングである選択エ
ッチング処理により、表層18bに、開口部19aに対
応した第1のエッチング穴部20aを正確に形成するこ
とができる。第1のエッチング穴部20aは、基層18
aを貫通しない限り該基層18a内に達していても良
い。
【0035】第1のエッチング穴部20aの形成後、例
えばフッ化水素のようなエッチング液を用いて露出され
た基層18aの表面がエッチングを受ける。
【0036】基層18a、表層18bおよび保護膜15
(15aおよび15b)は、このエッチング液に対し
て、この記載順のエッチングレートを持つ。例えば、5
%濃度のフッ酸の基層18a及び表層18bに対するエ
ッチングレートは、それぞれ3000Å〜4000Å/
min及び300Å〜350Å/minであり、同フッ酸の保
護膜15に対するエッチングレートは、表層18bのそ
れ以下である。
【0037】従って、第1のエッチング穴部20aから
延在する位置でありかつ基層18aの中の保護膜15a
と保護膜15aとの間に、前記エッチング液を用いたウ
エットエッチング処理により、第2のエッチング穴部2
0bを形成することができる。
【0038】この時、表層18bおよび保護膜15a
は、大きな損傷が与えられることから守られる。しか
も、前記したようなエッチング液は、基層18aに対し
て等方性を示し、また保護膜15a(両サイドウォール
部)が自己整合コンタクト技術で良く知られているよう
なマスク作用を果たすことから、基層18aのうち保護
膜15a(両サイドウォール部)間の基層18aの部分
がほぼ正確に除去される。
【0039】従って、たとえ開口部19aが開口させる
べき不純物拡散領域16aに関して水平方向にわずかに
ずれたとしても(例えば、図1(b)では紙面の左方
向)、第2のエッチング穴部20bにより、不純物拡散
領域16aの表面が所望の面積分露出される。第1のエ
ッチング穴部20a及び該穴部に延在する第2のエッチ
ング穴部20bにより、不純物拡散領域16aの所望の
面積を露出するエッチング穴20を形成することができ
る。このエッチング穴20は、コンタクトホールとも呼
ばれている。
【0040】次に、図1(c)に示すように、従来良く
知られた導電部21がエッチング穴20内に形成され
る。このエッチング穴20は、前記した通り、たとえレ
ジストパターン19の開口部19aの位置と、不純物拡
散領域16aの位置とのずれが生じたとしても、不純物
拡散領域16aの所望の面積を露出することができる。
従って、このずれに関わらず、導電部21と不純物拡散
領域16aとの接触面積が減少すること及びばらつくこ
とを抑制することが可能である。
【0041】前記ゲート電極14a、14bおよびその
側壁に形成される一対の不純物拡散領域16a、16b
を備えるMOSトランジスタは、ゲート電極14a、1
4bに印加される電圧を制御することにより、ゲート電
極14a、14b下で両不純物拡散領域16a、16b
間に形成されるチャネルを制御することができる。これ
は従来技術として良く知られている。
【0042】このようなMOSトランジスタでは、ゲー
ト電圧によって制御されたチャネル電流は導電部21に
流れる。この時、導電部21と不純物拡散領域16との
間の接触抵抗が、基板10上全体で実質的に同一の値に
設定することができるため、不均一な接触抵抗によりM
OSトランジスタの電気特性が不均一になることが改善
される。
【0043】(第2の実施形態)図2は本発明の第2の
実施の形態における半導体装置の断面図である。図2
は、本発明に係る前記積層構造をDRAMからなる半導
体メモリに適用した例を示す。
【0044】ゲート電極14a、14b間の活性領域1
2に不純物拡散領域16aが形成され、それらの外側の
活性領域12に不純物拡散領域16bが形成されてい
る。スイッチング素子として機能するMOSトランジス
タは、ゲート電極14a、14bおよび該各ゲート電極
14a、14bの両側に位置する一対の不純物拡散領域
16a、16bとで構成されている。図2では、2つの
MOSトランジスタが、一方の不純物拡散領域16aを
共用している。ゲート電極14a(もしくは14b)、
不純物拡散領域16a、不純物拡散領域16bを持つM
OSトランジスタと、不純物拡散領域16bに結合され
るキャパシタとにより、1つのメモリセルが構成されて
いる。
【0045】ゲート電極14a、14bを覆うように、
第1の実施の形態における積層構造と同様の積層構造
(18a、18b)を有するスピンオングラス膜18が
ゲート電極14a、14b上に形成されている。ビット
線としての導電部21がゲート電極14a、14b間に
形成されている。導電部21は第1の実施の形態のそれ
と同様である。前記2つのメモリセルは導電部21を共
用している。このビット線となる導電部21は、図1
(a)〜図1(c)に沿って説明したと同様な手順によ
り形成することができる。
【0046】その後、図2に示されているように、CV
D酸化膜からなる層間絶縁膜22が導電部21およびス
ピンオングラス膜18上に形成される。
【0047】この層間絶縁膜22およびスピンオングラ
ス膜18を貫通し、不純物拡散領域16bを露出させる
エッチング穴23が、層間絶縁膜22とスピンオングラ
ス膜18内に形成される。エッチング穴23の形成で
は、層間絶縁膜22および表層18bが、第1の実施の
形態で説明したのと同様な異方性を示すドライエッチン
グ処理である選択エッチング処理を受ける。このドライ
エッチング処理により、図2には示されていないレジス
トパターンのエッチングマスクに対応した第1のエッチ
ング穴部23aが形成される。このプロセスは、第1の
実施の形態のプロセスと同様である。
【0048】第1のエッチング穴部23aの形成後、積
層構造のスピンオングラス膜18の表層18b下部に位
置する基層18aにエッチング処理が施される。等方性
を示すウエットエッチングが、この基層18aのエッチ
ング処理に使用される。このエッチング処理は、実質的
に第1の実施の形態と同一の方法である。
【0049】この等方性エッチングでは、素子分離領域
11を構成する熱酸化膜であるシリコン酸化膜は、表層
18bのエッチングレートと同等もしくはこれよりも僅
かに大きなエッチングレートを示すに過ぎない。このこ
とから、前記した等方性エッチングにより、保護膜15
a(サイドウォール部)と素子分離領域11との間の不
純物拡散領域16bを露出させる第2のエッチング穴部
23bが基層18a内に形成される。第2のエッチング
穴部23bは比較的大きな容積を持つキャビティー部で
ある。
【0050】第1のエッチング穴部23aおよび第2の
エッチング穴部23bで定義されるエッチング穴23の
側面には、前記キャパシタの下部電極であるストレージ
電極を構成する導電部24が形成される。この導電部2
4上には、さらに、図示しないが、従来良く知られた誘
電体膜および上部電極であるセル電極が形成される。
【0051】第2の実施の形態に示した例では、ビット
線たる導電部21が形成されるエッチング穴20および
キャパシタのストレージ電極たる導電部24が形成され
るエッチング穴23を設けるのに、表層18bに対して
異方性を示すドライエッチング処理および基層18aに
対して等方性を示すウエットエッチング処理の両方が用
いられる。この2段階のエッチング処理により、たとえ
前記マスクずれが生じたとしても、また該マスクのパタ
ーン形状が円形であるか矩形であるとしても、活性領域
12内の所望の面積(不純物拡散領域16a、16b)
を露出する、導電部21及び24のためのエッチング穴
20及び23を形成することができる。
【0052】本発明によれば、ビット線と不純物拡散領
域16aとの間の接触抵抗を全てのコンタクト部でほぼ
均一にたもつことができる。また、ストレージ電極と不
純物拡散領域16bとの接触抵抗を全てのコンタクト部
でほぼ均一にすることができる。従って、電気特性に優
れたDRAMを容易に製造することができる。
【0053】等方性を示すウエットエッチング処理にフ
ッ酸を使用すること、保護膜15a、15bがシリコン
窒化膜からなることを例として示した。しかしながら、
等方性を示すフッ酸以外のいかなる等方性エッチング液
を代りに使用することができ、基層18aのエッチング
レートよりも低いエッチングレートを持ついかなる材料
も保護膜15a、15bとして使用することができる。
これらのエッチングレートは、ウエットエッチング処理
で使用されるエッチング液に依存する。
【0054】第1及び第2の実施形態では、スピンオン
グラス膜の基層の密度及びスピンオングラス膜の表層の
密度との違い(緻密性の違い)を利用することを例とし
て説明した。次の第3の実施の形態では、スピンオング
ラス膜中の基層の吸水度合い(吸水率)とスピンオング
ラス膜中の表層の吸水度合い(吸水率)の違いを利用す
ることを例として説明する。
【0055】(第3の実施の形態)図3は、本発明に係
る積層構造を有するスピンオングラス膜が組み込まれた
例えば半導体メモリの様な半導体装置を示す。
【0056】前記したDRAMのような半導体装置に
は、欠陥メモリセルの代りに用いられる冗長メモリセル
を持つ冗長回路が設けられる。また、欠陥メモリセルの
代りに冗長メモリセルが用いられる冗長置換動作を実行
するための切換回路が半導体装置内に内蔵されている。
レーザブローヒューズがこの切換回路内に内蔵されてい
る。冗長置換動作はこのレーザブローヒューズを溶断す
ることによって達成される。
【0057】図3(a)〜図3(c)は、このような冗
長回路のためのレーザブローヒューズが組み込まれた半
導体装置の製造工程を示す。
【0058】半導体基板30上には、絶縁膜31を介し
て、切換回路のためのヒューズ32が形成される。この
絶縁膜31は例えばCVD法を使用して形成されたシリ
コン酸化膜で構成されている。このヒューズ32は、例
えば150nmの厚さを有するタングステンシリサイド
層で構成されている。
【0059】ヒューズ32および絶縁膜31上にはシリ
コン酸化膜からなる絶縁層33がヒューズ32を覆うよ
うに形成されている。絶縁層33上には、CVD法によ
り、500nmの厚さを有するタングステン層が堆積さ
れる。このタングステン層にはフォトリソグラフィおよ
びエッチングが施される。それによって、ダミー層3
4、切換回路のための配線、ビット線のための配線等が
形成される。
【0060】図4に示されているように、ダミー層34
は枠形状を有していて、ヒューズ32が位置している領
域を取り囲むように絶縁層33上に形成されている。こ
のダミー層34は、水分が半導体装置の内部回路に伝達
するのを防止する。
【0061】前記ヒューズ32を含む前記配線上には、
本発明に係るスピンオングラス膜35が形成される。こ
のスピンオングラス膜35とダミー層34との密着性を
高めるために、ダミー層34を覆う絶縁膜36が500
nmの厚さで形成される。この絶縁膜36はプラズマC
VD法を用いて形成されている。
【0062】絶縁膜36の形成後、以下の方法により絶
縁膜36およびダミー層34を覆うスピンオングラス膜
35が形成される。
【0063】まず、シリコン化合物を有機溶剤に溶かし
スピンオングラス溶液を得る。
【0064】次に、得られたスピンオングラス溶液を全
表面に塗布する。
【0065】その後、この塗布層に約300℃の焼成
(ベーク)が施され、これにより最終的にスピンオング
ラス膜35が得られる。このスピンオングラス膜35
は、比較的高い吸水性を示す。
【0066】その後、スピンオングラス膜35の表面に
前記したイオン注入が施される。このイオン注入によ
り、ダミー層34から上方のスピンオングラス膜35の
表層が緻密化された層としての表層35bに変換され
る。この表層35bは、その下に位置する基層35aよ
りも緻密な膜である。その結果、図3(b)に示されて
いるように、スピンオングラス膜35は、緻密化された
表層35bと、これに比較して高い吸収性を示す基層3
5aとの積層構造に変換される。
【0067】ダミー層34上に位置するスピンオングラ
ス膜35の表層35bとダミー層34は、その低い吸収
性より、水分の通過を防止するための堰として機能す
る。
【0068】このスピンオングラス膜35上には、後述
するように、スピンオングラス膜35よりも低い吸水性
を示す絶縁膜37およびカバー膜38(絶縁膜で構成さ
れている)が形成される。もしダミー層34の上部表面
と絶縁膜37との間に、吸水性の高いスピンオングラス
膜35が存在すると、このスピンオングラス膜35が水
分の通路として働く可能性が考えられる。従来では、そ
の水分通過問題を解決するため、ダミー層34の上部表
面と絶縁膜37との間に位置するスピンオングラス膜3
5を、スピンオングラス膜35全面をエッチングバック
することにより除去していた。その後、絶縁膜37およ
びカバー膜38をエッチングされたスピンオングラス膜
35上に形成していた。
【0069】本実施例においては、スピンオングラス膜
35にエッチングバックを施すことなく、この表層35
b上に絶縁膜37およびカバー膜38を形成したもので
ある。
【0070】絶縁膜37は、例えばプラズマCVD法に
より、約400nmの厚さを有するプラズマ酸化膜で形
成することができる。カバー膜38は、従来良く知られ
たCVD法により形成することができ、約1000nm
の厚さを有している。
【0071】この絶縁膜37中には、図示しないが、配
線の表面を露出するコンタクトホールが形成されてい
る。このコンタクトホール内には導電部が形成されてい
る。
【0072】次に、図3(c)に示されているように、
絶縁膜37およびカバー膜38の形成後、カバー膜38
の表面からフューズ32の近傍の位置に伸びる開口部3
9が選択エッチング処理により形成される。この開口部
39は、フューズ32をレーザブローするためのレーザ
ブローウインドウとして機能する。レーザー光によるフ
ューズ32のブローが容易になる。
【0073】前記した開口部39の形成により、吸水性
の高いスピンオングラス膜35が該開口部39の縁部で
露出する。ダミー層34の頂上部上に位置するスピンオ
ングラス膜の表層35bは、前記したイオン注入により
吸水性が低められていることから、ダミー層34と表層
35bは開口39の縁部から半導体装置内に侵入する水
分に対して堰として機能する。したがって、スピンオン
グラス膜にエッチングバックを施すことなく、確実に堰
として機能する吸水遮断構造を形成することができる。
【0074】第3の実施の形態では、メモリの冗長回路
に積層構造およびダミー層からなる吸水遮断構造を適用
することを説明したが、本発明に係る前記吸水遮断構造
は、多層配線を有する半導体チップの縁部、あるいはグ
リッドラインに関連して設けられる開口部等、いかなる
吸水遮断構造にも適用することができる。
【0075】
【発明の効果】本発明は、半導体基板上にスピンオング
ラス膜を形成した後、このスピンオングラス膜の表層部
をその下方の基層よりも緻密化した層に変換することに
よりスピンオングラス膜からなる積層構造を得る。そし
て、この積層構造を利用して、このスピンオングラス膜
にコンタクトホールを形成したものである。本発明によ
れば、半導体基板表面を所定の開口面積で開口するコン
タクトホールを容易に形成することができる。
【0076】よって、前記開口面積がばらつくことによ
り、このコンタクトホール内に形成された導電部と前記
半導体基板表面との間の接触抵抗がばらつくことを防止
することができ、これにより、電気特性が安定した半導
体装置を得ることができる。
【0077】また、本発明によれば、前記積層構造を有
するスピンオングラス膜とダミー層とにより外部から侵
入する水分に対する堰を構成したので、比較的容易に高
精度の吸水遮断構造を実現することができる。したがっ
て、吸水による電気特性のばらつきを防止し、これによ
り電気特性が安定した半導体装置を比較的容易に得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における半導体装置
の製造工程を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態における半導体装置
の断面図を示す図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態における半導体装置
の製造工程を示す図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態における半導体装置
の上面図である。
【符号の説明】
10、30・・・半導体基板 18、35・・・スピンオングラス膜 18a、35a・・・基層 18b、35b・・・表層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/768 H01L 27/08 102D 5F083 21/8234 27/10 681B 27/088 29/78 301Y 29/78 21/336 Fターム(参考) 4M104 BB28 CC01 DD08 DD09 DD10 EE02 EE15 FF06 GG09 GG16 5F033 JJ01 KK01 NN29 QQ18 QQ19 QQ25 QQ60 RR09 SS21 TT01 VV11 VV16 5F040 EH08 EK01 FA07 FC15 FC22 FC23 FC27 5F048 AB01 AC01 BF06 BF16 BG12 DA27 5F058 AA04 AC03 AF04 AG01 AG06 AH02 BA07 BA09 BD01 BD07 BF46 BH01 BH15 BJ01 BJ02 5F083 AD31 JA35 JA39 MA03 PR03 PR05 PR06 PR07 PR23 PR29 PR36 ZA10 ZA28

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の主表面近傍の第1ないし第
    3の領域に第1ないし第3の不純物拡散領域を各々形成
    する工程と、 前記第1の領域と前記第2の領域との間の、前記主表面
    近傍の第4の領域上方に第1のゲート電極を形成する工
    程と、 前記第2の領域と前記第3の領域との間の、前記主表面
    近傍の第5の領域上方に第2のゲート電極を形成する工
    程と、 前記第1及び前記2のゲート電極の側壁に保護膜を形成
    する工程と、 前記半導体基板上全面にスピンオングラス層を形成する
    工程と、 前記スピンオングラス層の表面部を前記スピンオングラ
    ス層の下部よりも緻密な層に変換する工程と、 前記第2の領域上方に位置する前記緻密な層を第1のエ
    ッチングで除去する工程と、 前記緻密な層をマスクとして前記スピンオングラス層の
    下部を第2のエッチングで除去し、前記第2の不純物拡
    散領域を露出する工程と、 前記第2の不純物拡散領域上に導電材料を形成する工程
    とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 半導体基板に形成されたMOSトランジ
    スタ上にスピンオングラス層を形成する工程と、 前記スピンオングラス層の表面部を前記スピンオングラ
    ス層の下部よりも緻密な層に変換する工程と、 前記緻密な層の第1の部分を第1のエッチングで除去
    し、前記スピンオングラス層の下部表面を露出させる工
    程と、 前記露出された下部表面に対応する前記スピンオングラ
    ス層の第2の部分を第2のエッチングで除去し、前記M
    OSトランジスタの不純物拡散領域を露出する工程と、 前記不純物拡散領域上に導電材料を形成する工程とを有
    することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 主表面を有する半導体基板と、 ゲート、ソース及びドレインとを有し、前記主表面に形
    成されたMOSトランジスタと、 前記MOSトランジスタ上に形成されたスピンオングラ
    ス層からなる積層構造であって、基層と、前記基層上に
    形成され前記基層よりも緻密化された表面層とから構成
    された積層構造とを有することを特徴とする半導体装
    置。
  4. 【請求項4】 主表面上に第1及び第2の領域を有する
    半導体基板と、 前記第1の領域上に形成された第1の絶縁層と、 前記第1の絶縁層上に形成され、所定の形状を有するダ
    ミーパターンと、 前記ダミーパターンの側面及び前記第1の絶縁層上に形
    成された第1のスピンオングラス層と、 前記ダミーパターンの上部表面及び前記第1のスピンオ
    ングラス層上に形成された第2のスピンオングラス層で
    あり、前記第1のスピンオングラス層よりも緻密化され
    た第2のスピンオングラス層と、 前記第2のスピンオングラス層上に形成された第2の絶
    縁層とを備え、 前記第1及び第2の絶縁層と前記第1及び第2のスピン
    オングラス層は前記第1の領域と前記第2の領域との間
    の境界領域において露出していることを特徴とする半導
    体装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の領域上にはフューズ素子が形
    成されていることを特徴とする請求項4記載の半導体装
    置。
  6. 【請求項6】 前記第2の領域はグリッドラインである
    ことを特徴とする請求項4記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 主表面上に、第1の領域と前記第1の領
    域を囲む第2の領域とを有する半導体基板と、 前記第2の領域上に形成された第1の絶縁層と、 前記第1の絶縁層上に形成され、前記第1の領域を実質
    的に囲む形状を有するダミーパターンと、 前記ダミーパターンの側面及び前記第1の絶縁層上に形
    成された第1のスピンオングラス層と、 前記ダミーパターンの上部表面及び前記第1のスピンオ
    ングラス層上に形成された第2のスピンオングラス層で
    あり、前記第1のスピンオングラス層よりも緻密化され
    た第2のスピンオングラス層と、 前記第2のスピンオングラス層上に形成された第2の絶
    縁層とを備え、 前記第1及び第2の絶縁層と前記第1及び第2のスピン
    オングラス層は前記第1の領域と前記第2の領域との間
    の境界領域において露出していることを特徴とする半導
    体装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の領域上にはフューズ素子が形
    成されていることを特徴とする請求項7記載の半導体装
    置。
  9. 【請求項9】 前記第1の領域はグリッドラインである
    ことを特徴とする請求項7記載の半導体装置。
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