JP2001072105A - ワンタッチオープン蓋構造 - Google Patents

ワンタッチオープン蓋構造

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JP2001072105A
JP2001072105A JP25272299A JP25272299A JP2001072105A JP 2001072105 A JP2001072105 A JP 2001072105A JP 25272299 A JP25272299 A JP 25272299A JP 25272299 A JP25272299 A JP 25272299A JP 2001072105 A JP2001072105 A JP 2001072105A
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lid
outlet
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container
lock mechanism
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JP25272299A
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English (en)
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Takeyuki Matsuoka
建之 松岡
Isato Arai
勇人 新井
Hiroo Noguchi
野口  裕雄
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用時にワンタッチで蓋が開口し、作製や組付
けがし易く、密封性が良好な蓋本体や容器本体へのワン
タッチオープン蓋構造を提供する。 【解決手段】プラスチック製の蓋100 とこの蓋の一側の
所定位置に接続する弾性体からなるヒンジ部材200 とを
一体成形し、このヒンジ部材を蓋本体300 の開口部近傍
の所定位置に嵌着し、この蓋本体の開口部311 を封止す
るときは、ヒンジ部材を折り曲げて蓋を閉じ、この蓋を
ロック機構400 で係止して蓋本体の開口部を封止し、蓋
本体の開口部を開口するときは、ロック機構を解除して
ヒンジ部材の復元力により蓋を自動的に開いて、蓋本体
の開口部を開口する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウエットティッシ
ュ、トイレタリー、食品などの蓋本体や容器本体の取出
し口を封止する蓋のワンタッチオープン蓋構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、蓋本体や容器本体の内容物の取出
し口を蓋で開閉するものは、蓋を本体にヒンジ部で接続
した状態で射出成形法により一体成形したり、蓋を本体
に別体のヒンジ部材を用いて組付けたりしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の蓋で取出し口を開閉する蓋本体や容器本体におい
ては、ヒンジ部が破損し易かったり、本体への蓋の組付
けが複雑であったり、密封性が不十分であったり、蓋が
開け難いことなどがあった。
【0004】本発明は、上述の従来の問題を解決したも
のであり、使用時にワンタッチで蓋が開口し、作製や組
付けがし易く、密封性が良好な蓋本体や容器本体へのワ
ンタッチオープン蓋構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の第1
の発明は、プラスチック製の蓋とこの蓋の一側の所定位
置に接続する弾性体からなるヒンジ部材とを一体成形
し、このヒンジ部材を蓋本体の取出し口近傍の所定位置
に嵌着し、この蓋本体の取出し口を封止するときは、前
記ヒンジ部材を折り曲げて蓋を閉じ、この蓋をロック機
構で係止して前記蓋本体の取出し口を封止し、前記蓋本
体の取出し口を開口するときは、前記ロック機構を解除
して前記ヒンジ部材の復元力により前記蓋を自動的に開
いて、前記蓋本体の取出し口を開口することを特徴とす
るワンタッチオープン蓋構造である。
【0006】次に、本発明の第2の発明は、プラスチッ
ク製の蓋本体とこの蓋本体の取出し口近傍の所定位置に
立設する弾性体からなるヒンジ部材とを一体成形し、こ
のヒンジ部材を蓋の一側の所定位置に嵌着し、この蓋本
体の取出し口を封止するときは、前記ヒンジ部材を折り
曲げて蓋を閉じ、この蓋をロック機構で係止して前記蓋
本体の取出し口を封止し、前記蓋本体の取出し口を開口
するときは、前記ロック機構を解除して前記ヒンジ部材
の復元力により前記蓋を自動的に開いて、前記蓋本体の
取出し口を開口することを特徴とするワンタッチオープ
ン蓋構造である。
【0007】次に、本発明の第3の発明は、プラスチッ
ク製の蓋とこの蓋の一側の所定位置に接続する弾性体か
らなるヒンジ部材とこのヒンジ部を取出し口近傍の所定
位置に接続する蓋本体とを一体成形し、この蓋本体の取
出し口を封止するときは、前記ヒンジ部材を折り曲げて
蓋を閉じ、この蓋をロック機構で係止して前記蓋本体の
取出し口を封止し、前記蓋本体の取出し口を開口すると
きは、前記ロック機構を解除して前記ヒンジ部材の復元
力により前記蓋を自動的に開いて、前記蓋本体の取出し
口を開口することを特徴とするワンタッチオープン蓋構
造である。
【0008】次に、本発明の第4の発明は、プラスチッ
ク製の蓋と弾性体からなるヒンジ部材とプラスチック製
の蓋本体とをそれぞれ別個に成形し、前記蓋の一側の所
定位置に前記ヒンジ部材を嵌合し、このヒンジ部材を前
記蓋本体の取出し口近傍の所定位置に嵌合し、この蓋本
体の取出し口を封止するときは、前記ヒンジ部材を折り
曲げて蓋を閉じ、この蓋をロック機構で係止して前記蓋
本体の取出し口を封止し、前記蓋本体の取出し口を開口
するときは、前記ロック機構を解除して前記ヒンジ部材
の復元力により前記蓋を自動的に開いて、前記蓋本体の
取出し口を開口することを特徴とするワンタッチオープ
ン蓋構造である。
【0009】次に、本発明の第5の発明は、プラスチッ
ク製の蓋と弾性体からなるヒンジ部材とプラスチック製
の蓋本体とをそれぞれ別個に成形し、前記蓋の一側の所
定位置に前記ヒンジ部材を接着し、このヒンジ部材を前
記蓋本体の取出し口近傍の所定位置に接着し、この蓋本
体の取出し口を封止するときは、前記ヒンジ部材を折り
曲げて蓋を閉じ、この蓋をロック機構で係止して前記蓋
本体の取出し口を封止し、前記蓋本体の取出し口を開口
するときは、前記ロック機構を解除して前記ヒンジ部材
の復元力により前記蓋を自動的に開いて、前記蓋本体の
取出し口を開口することを特徴とするワンタッチオープ
ン蓋構造である。
【0010】次に、本発明の第6の発明は、別体の弾性
体からなるヒンジ部材を金型内に前もってインサート
し、プラスチック製の蓋とプラスチック製の蓋本体とを
前記ヒンジ部材で接続して一体成形し、この蓋本体の取
出し口を封止するときは、前記ヒンジ部材を折り曲げて
蓋を閉じ、この蓋をロック機構で係止して前記蓋本体の
取出し口を封止し、前記蓋本体の取出し口を開口すると
きは、前記ロック機構を解除して前記ヒンジ部材の復元
力により前記蓋を自動的に開いて、前記蓋本体の取出し
口を開口することを特徴とするワンタッチオープン蓋構
造である。
【0011】次に、本発明の第7の発明は、前記蓋のヒ
ンジ部材の取付位置の両側に回転軸を設け、前記蓋本体
の取出し口近傍のヒンジ部材の取付位置の両側に前記回
転軸の軸受け摺動孔を設けたことを特徴とする第1の発
明乃至第6の発明に記載のワンタッチオープン蓋構造で
ある。
【0012】次に、本発明の第8の発明は、プラスチッ
ク製の蓋とこの蓋の一側の所定位置に接続する弾性体か
らなるヒンジ部材とを一体成形し、このヒンジ部材を容
器本体の取出し口近傍の所定位置に嵌着し、この容器本
体の取出し口を封止するときは、前記ヒンジ部材を折り
曲げて蓋を閉じ、この蓋をロック機構で係止して前記容
器本体の取出し口を封止し、前記容器本体の取出し口を
開口するときは、前記ロック機構を解除して前記ヒンジ
部材の復元力により前記蓋を自動的に開いて、前記容器
本体の取出し口を開口することを特徴とするワンタッチ
オープン蓋構造である。
【0013】次に、本発明の第9の発明は、プラスチッ
ク製の容器本体とこの容器本体の取出し口近傍の所定位
置に立設する弾性体からなるヒンジ部材とを一体成形
し、このヒンジ部材を蓋の一側の所定位置に嵌着し、こ
の容器本体の取出し口を封止するときは、前記ヒンジ部
材を折り曲げて蓋を閉じ、この蓋をロック機構で係止し
て前記容器本体の取出し口を封止し、前記容器本体の取
出し口を開口するときは、前記ロック機構を解除して前
記ヒンジ部材の復元力により前記蓋を自動的に開いて、
前記容器本体の取出し口を開口することを特徴とするワ
ンタッチオープン蓋構造である。
【0014】次に、本発明の第10の発明は、プラスチ
ック製の蓋とこの蓋の一側の所定位置に接続する弾性体
からなるヒンジ部材とこのヒンジ部を取出し口近傍の所
定位置に接続する容器本体とを一体成形し、この容器本
体の取出し口を封止するときは、前記ヒンジ部材を折り
曲げて蓋を閉じ、この蓋をロック機構で係止して前記容
器本体の取出し口を封止し、前記容器本体の取出し口を
開口するときは、前記ロック機構を解除して前記ヒンジ
部材の復元力により前記蓋を自動的に開いて、前記容器
本体の取出し口を開口することを特徴とするワンタッチ
オープン蓋構造である。
【0015】次に、本発明の第11の発明は、プラスチ
ック製の蓋と弾性体からなるヒンジ部材とプラスチック
製の容器本体とをそれぞれ別個に成形し、前記蓋の一側
の所定位置に前記ヒンジ部材を嵌合し、このヒンジ部材
を前記容器本体の取出し口近傍の所定位置に嵌合し、こ
の容器本体の取出し口を封止するときは、前記ヒンジ部
材を折り曲げて蓋を閉じ、この蓋をロック機構で係止し
て前記容器本体の取出し口を封止し、前記容器本体の取
出し口を開口するときは、前記ロック機構を解除して前
記ヒンジ部材の復元力により前記蓋を自動的に開いて、
前記容器本体の取出し口を開口することを特徴とするワ
ンタッチオープン蓋構造である。
【0016】次に、本発明の第12の発明は、プラスチ
ック製の蓋と弾性体からなるヒンジ部材とプラスチック
製の容器本体とをそれぞれ別個に成形し、前記蓋の一側
の所定位置に前記ヒンジ部材を接着し、このヒンジ部材
を前記容器本体の取出し口近傍の所定位置に接着し、こ
の容器本体の取出し口を封止するときは、前記ヒンジ部
材を折り曲げて蓋を閉じ、この蓋をロック機構で係止し
て前記容器本体の取出し口を封止し、前記容器本体の取
出し口を開口するときは、前記ロック機構を解除して前
記ヒンジ部材の復元力により前記蓋を自動的に開いて、
前記容器本体の取出し口を開口することを特徴とするワ
ンタッチオープン蓋構造である。
【0017】次に、本発明の第13の発明は、別体の弾
性体からなるヒンジ部材を金型内に前もってインサート
し、プラスチック製の蓋とプラスチック製の容器本体と
を前記ヒンジ部材で接続して一体成形し、この容器本体
の取出し口を封止するときは、前記ヒンジ部材を折り曲
げて蓋を閉じ、この蓋をロック機構で係止して前記容器
本体の取出し口を封止し、前記容器本体の取出し口を開
口するときは、前記ロック機構を解除して前記ヒンジ部
材の復元力により前記蓋を自動的に開いて、前記容器本
体の取出し口を開口することを特徴とするワンタッチオ
ープン蓋構造である。
【0018】そして、本発明の第14の発明は、前記蓋
のヒンジ部材の取付位置の両側に回転軸を設け、前記容
器本体の取出し口近傍のヒンジ部材の取付位置の両側に
前記回転軸の軸受け摺動孔を設けたことを特徴とする第
8の発明乃至第13の発明に記載のワンタッチオープン
蓋構造である。
【0019】
【作用】本発明のワンタッチオープン蓋構造は、蓋が蓋
本体又は容器本体の取出し口を封止してロック機構で係
止されているときは、弾性体からなるヒンジ部材が、蓋
と蓋本体又は容器本体により折り曲げられて負勢状態に
あり、その蓋のロック機構が解除されると、弾性体から
なるヒンジ部材が折り曲げられた状態から元の開いた状
態に弾性力により復元するため、蓋が自動的にワンタッ
チで開口する。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明のワンタッチオープ
ン蓋構造の実施形態について、図を用いて詳細に説明す
る。
【0021】まず、上蓋タイプ容器における蓋本体の本
発明のワンタッチオープン蓋構造の一実施形態は、例え
ば図2に示すように、ポリプロピレンなどのプラスチッ
ク製の蓋(100)とこの蓋の一側の所定位置に接続す
る熱可塑性エラストマーやゴムなどの弾性体からなるヒ
ンジ部材(200)とを射出成形法により一体成形し、
このヒンジ部材の嵌合部(201)を蓋本体(300)
の取出し口(311)近傍の所定位置の嵌合孔(31
2)に嵌着し、この蓋本体の取出し口を封止するとき
は、図1(a)に示すように、ヒンジ部材(200)を
折り曲げて蓋(100)を閉じ、この蓋をロック機構
(400)で係止して蓋本体(300)の取出し口(3
11)を封止するものであり、通常では蓋の下面にはイ
ンナーリング(102)を設けてあり、蓋本体の取出し
口が完全に密封され、また、ロック機構は、例えば蓋の
係止部(101)と蓋本体の係止孔(313)及び開口
ボタン(314)とから構成されるものである。そし
て、蓋本体の取出し口を開口するときは、図1(b)に
示すように、例えば、開口ボタン(314)を押圧して
ロック機構(400)を解除すると、折り曲げられて負
勢状態にあった弾性体からなるヒンジ部材(200)が
元の状態に戻ろうとする復元力により蓋を自動的に開い
て、蓋本体(300)の取出し口(311)を開口する
ものである。なお、蓋本体との嵌合部(201)をもつ
ヒンジ部材(200)を所定位置に接続する蓋(10
0)は、図5に示すように、ヒンジ部材を取り外し不可
能に強固に取り付けても良い。なお、上述の下蓋タイプ
容器は、図2に示すように、蓋本体(300)の天板
(310)の取出し口(311)を蓋(100)で開閉
し、容器本体の上端開口部に蓋本体(300)を装着し
て容器本体を封止するものである。
【0022】また、蓋本体の本発明のワンタッチオープ
ン蓋構造の他の実施形態は、プラスチック製の蓋本体と
この蓋本体の取出し口近傍の所定位置に立設する弾性体
からなるヒンジ部材とを一体成形し、このヒンジ部材を
蓋の一側の所定位置に嵌着するものである。
【0023】また、蓋本体の本発明のワンタッチオープ
ン蓋構造の他の実施形態は、図4(a)に示すように、
プラスチック製の蓋(100)とこの蓋の一側の所定位
置に接続する弾性体からなるヒンジ部材(200)とこ
のヒンジ部を取出し口(311)近傍の所定位置に接続
する蓋本体(300)とを一体成形するものである。
【0024】また、蓋本体の本発明のワンタッチオープ
ン蓋構造の他の実施形態は、プラスチック製の蓋と弾性
体からなるヒンジ部材とプラスチック製の蓋本体とをそ
れぞれ別個に成形し、蓋の一側の所定位置にヒンジ部材
を嵌合し、このヒンジ部材を蓋本体の取出し口近傍の所
定位置に嵌合するものである。
【0025】また、蓋本体の本発明のワンタッチオープ
ン蓋構造の他の実施形態は、プラスチック製の蓋と弾性
体からなるヒンジ部材とプラスチック製の蓋本体とをそ
れぞれ別個に成形し、蓋の一側の所定位置にヒンジ部材
を接着剤や熱融着して接着し、このヒンジ部材を蓋本体
の取出し口近傍の所定位置に接着するものである。
【0026】また、蓋本体の本発明のワンタッチオープ
ン蓋構造の他の実施形態は、別体の弾性体からなるヒン
ジ部材を金型内に前もってインサートし、プラスチック
製の蓋とプラスチック製の蓋本体とをヒンジ部材で接続
して一体成形するものである。
【0027】また、蓋本体の本発明のワンタッチオープ
ン蓋構造の他の実施形態は、図6に示すように、蓋(1
00)のヒンジ部材(200)の取付位置の両側に回転
軸(110)を設け、蓋本体(300)の取出し口(3
11)近傍の天板(110)のヒンジ部材の取付位置の
両側位置に回転軸の軸受け摺動孔(320)を設けるも
のである。
【0028】次に、下蓋タイプ容器における容器本体の
本発明のワンタッチオープン蓋構造の一実施形態は、例
えば図3に示すように、プラスチック製の蓋(100)
とこの蓋の一側の所定位置に接続する弾性体からなるヒ
ンジ部材(200)とを射出成形法により一体成形し、
このヒンジ部材の嵌合部(201)を容器本体(50
0)の天板(510)の取出し口(511)近傍の所定
位置の嵌合孔(512)に嵌着し、この容器本体の取出
し口を封止するときは、図3に示すように、ヒンジ部材
(200)を折り曲げて蓋(100)を閉じ、この蓋を
ロック機構(記載せず)で係止して容器本体(500)
の取出し口(511)を封止するものであり、容器本体
の取出し口を開口するときは、ロック機構を解除してヒ
ンジ部材の復元力により蓋を自動的に開いて、容器本体
の取出し口を開口するものである。なお、上述の下蓋タ
イプ容器は、図3に示すように、容器本体(500)の
天板(510)の取出し口(511)を蓋(100)で
開閉し、容器本体の下端開口部に蓋本体(300)を装
着して容器本体を封止するものである。
【0029】また、容器本体の本発明のワンタッチオー
プン蓋構造の他の実施形態は、プラスチック製の容器本
体とこの容器本体の取出し口近傍の所定位置に立設する
弾性体からなるヒンジ部材とを一体成形し、このヒンジ
部材を蓋の一側の所定位置に嵌着するものである。
【0030】また、容器本体の本発明のワンタッチオー
プン蓋構造の他の実施形態は、図4(b)に示すよう
に、プラスチック製の蓋(100)とこの蓋の一側の所
定位置に接続する弾性体からなるヒンジ部材(200)
とこのヒンジ部を取出し口(501)の近傍の所定位置
に接続する容器本体(500)とを一体成形するもので
ある。なお、容器の形状は、図4(b)に示す円柱状の
ほか、角柱状、直方体状など任意の形状がとれる。
【0031】また、容器本体の本発明のワンタッチオー
プン蓋構造の他の実施形態は、プラスチック製の蓋と弾
性体からなるヒンジ部材とプラスチック製の容器本体と
をそれぞれ別個に成形し、蓋の一側の所定位置にヒンジ
部材を嵌合し、このヒンジ部材を容器本体の取出し口近
傍の所定位置に嵌合するものである。
【0032】また、容器本体の本発明のワンタッチオー
プン蓋構造の他の実施形態は、プラスチック製の蓋と弾
性体からなるヒンジ部材とプラスチック製の容器本体と
をそれぞれ別個に成形し、蓋の一側の所定位置にヒンジ
部材を接着し、このヒンジ部材を容器本体の取出し口近
傍の所定位置に接着るものである。
【0033】また、容器本体の本発明のワンタッチオー
プン蓋構造の他の実施形態は、別体の弾性体からなるヒ
ンジ部材を金型内に前もってインサートし、プラスチッ
ク製の蓋とプラスチック製の容器本体とをヒンジ部材で
接続して一体成形するものである。
【0034】そして容器本体の本発明のワンタッチオー
プン蓋構造の他の実施形態は、蓋のヒンジ部材の取付位
置の両側に回転軸を設け、容器本体の取出し口近傍のヒ
ンジ部材の取付位置の両側に回転軸の軸受け摺動孔を設
けるものである。
【0035】
【発明の効果】本発明のワンタッチオープン蓋構造は、
上蓋タイプ容器においては、蓋本体の取出し口に、下蓋
タイプ容器においては、容器本体の取出し口に適用する
ことができき、取出し口を蓋でワンタッチの操作で開閉
することができる。
【0036】そのうえ、作製や組付けが比較的に容易で
あり、取出し口の密封性も良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワンタッチオープン蓋構造による一実
施形態の蓋本体の断面図であり、(a)は、蓋で蓋本体
の取出し口を封止したときの状態を示し、(b)は、蓋
を開いて蓋本体の取出し口が開口したときの状態を示
す。
【図2】本発明のワンタッチオープン蓋構造をもつ一実
施形態の上蓋タイプ容器において、蓋本体にヒンジ部材
付蓋を嵌着するときの状態を示す斜視図である。
【図3】本発明のワンタッチオープン蓋構造をもつ一実
施形態の下蓋タイプ容器において、蓋本体にヒンジ部材
付蓋を嵌着するときの状態を示す斜視図である。
【図4】(a)は、蓋とヒンジ部材と蓋本体を一体成形
した本発明のワンタッチオープン蓋構造の蓋本体を装着
した一実施形態の上蓋タイプ容器の斜視図であり、
(b)は、蓋とヒンジ部材と容器本体とを一体成形した
本発明のワンタッチオープン蓋構造をもつ一実施形態の
上蓋タイプ容器の斜視図である。
【図5】蓋とヒンジ部材とを一体成形したときの一実施
形態を示すヒンジ部材付蓋の断面図である。
【図6】回転軸をもつ本発明のワンタッチオープン蓋構
造の一実施形態の蓋と蓋本体の状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
100……蓋 101……係止部 110……回転軸 200……ヒンジ部材 201……嵌合部 300……蓋本体 310,510……天板 311,501,511……取出し口 312,512……嵌合孔 313……係止孔 314……開口ボタン 320……軸受け摺動孔 400……ロック機構 500……容器本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E084 AA02 AA05 AA12 AA14 AB10 BA03 CA01 CA03 CB02 CC05 DA01 DA03 DB13 DB14 DC05 FA06 FA09 FC07 FC08 GA06 GA08 GB06 GB12 GB17 GB25 KB10 LA18 LB02 LB07

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチック製の蓋と該蓋の一側の所定位
    置に接続する弾性体からなるヒンジ部材とを一体成形
    し、該ヒンジ部材を別体の蓋本体の取出し口近傍の所定
    位置に嵌着し、該蓋本体の取出し口を封止するときは、
    前記ヒンジ部材を折り曲げて蓋を閉じ、該蓋をロック機
    構で係止して前記蓋本体の取出し口を封止し、前記蓋本
    体の取出し口を開口するときは、前記ロック機構を解除
    して前記ヒンジ部材の復元力により前記蓋を自動的に開
    いて、前記蓋本体の取出し口を開口することを特徴とす
    るワンタッチオープン蓋構造。
  2. 【請求項2】プラスチック製の蓋本体と該蓋本体の取出
    し口近傍の所定位置に立設する弾性体からなるヒンジ部
    材とを一体成形し、該ヒンジ部材を別体の蓋の一側の所
    定位置に嵌着し、該蓋本体の取出し口を封止するとき
    は、前記ヒンジ部材を折り曲げて蓋を閉じ、該蓋をロッ
    ク機構で係止して前記蓋本体の取出し口を封止し、前記
    蓋本体の取出し口を開口するときは、前記ロック機構を
    解除して前記ヒンジ部材の復元力により前記蓋を自動的
    に開いて、前記蓋本体の取出し口を開口することを特徴
    とするワンタッチオープン蓋構造。
  3. 【請求項3】プラスチック製の蓋と該蓋の一側の所定位
    置に接続する弾性体からなるヒンジ部材と該ヒンジ部を
    取出し口近傍の所定位置に接続する蓋本体とを一体成形
    し、該蓋本体の取出し口を封止するときは、前記ヒンジ
    部材を折り曲げて蓋を閉じ、該蓋をロック機構で係止し
    て前記蓋本体の取出し口を封止し、前記蓋本体の取出し
    口を開口するときは、前記ロック機構を解除して前記ヒ
    ンジ部材の復元力により前記蓋を自動的に開いて、前記
    蓋本体の取出し口を開口することを特徴とするワンタッ
    チオープン蓋構造。
  4. 【請求項4】プラスチック製の蓋と弾性体からなるヒン
    ジ部材とプラスチック製の蓋本体とをそれぞれ別個に成
    形し、前記蓋の一側の所定位置に前記ヒンジ部材を嵌合
    し、該ヒンジ部材を前記蓋本体の取出し口近傍の所定位
    置に嵌合し、該蓋本体の取出し口を封止するときは、前
    記ヒンジ部材を折り曲げて蓋を閉じ、該蓋をロック機構
    で係止して前記蓋本体の取出し口を封止し、前記蓋本体
    の取出し口を開口するときは、前記ロック機構を解除し
    て前記ヒンジ部材の復元力により前記蓋を自動的に開い
    て、前記蓋本体の取出し口を開口することを特徴とする
    ワンタッチオープン蓋構造。
  5. 【請求項5】プラスチック製の蓋と弾性体からなるヒン
    ジ部材とプラスチック製の蓋本体とをそれぞれ別個に成
    形し、前記蓋の一側の所定位置に前記ヒンジ部材を接着
    し、該ヒンジ部材を前記蓋本体の取出し口近傍の所定位
    置に接着し、該蓋本体の取出し口を封止するときは、前
    記ヒンジ部材を折り曲げて蓋を閉じ、該蓋をロック機構
    で係止して前記蓋本体の取出し口を封止し、前記蓋本体
    の取出し口を開口するときは、前記ロック機構を解除し
    て前記ヒンジ部材の復元力により前記蓋を自動的に開い
    て、前記蓋本体の取出し口を開口することを特徴とする
    ワンタッチオープン蓋構造。
  6. 【請求項6】別体の弾性体からなるヒンジ部材を金型内
    に前もってインサートし、プラスチック製の蓋とプラス
    チック製の蓋本体とを前記ヒンジ部材で接続して一体成
    形し、該蓋本体の取出し口を封止するときは、前記ヒン
    ジ部材を折り曲げて蓋を閉じ、該蓋をロック機構で係止
    して前記蓋本体の取出し口を封止し、前記蓋本体の取出
    し口を開口するときは、前記ロック機構を解除して前記
    ヒンジ部材の復元力により前記蓋を自動的に開いて、前
    記蓋本体の取出し口を開口することを特徴とするワンタ
    ッチオープン蓋構造。
  7. 【請求項7】前記蓋のヒンジ部材の取付位置の両側に回
    転軸を設け、前記蓋本体の取出し口近傍のヒンジ部材の
    取付位置の両側に前記回転軸の軸受け摺動孔を設けたこ
    とを特徴とする請求項1乃至6記載のワンタッチオープ
    ン蓋構造。
  8. 【請求項8】プラスチック製の蓋と該蓋の一側の所定位
    置に接続する弾性体からなるヒンジ部材とを一体成形
    し、該ヒンジ部材を別体の容器本体の取出し口近傍の所
    定位置に嵌着し、該容器本体の取出し口を封止するとき
    は、前記ヒンジ部材を折り曲げて蓋を閉じ、該蓋をロッ
    ク機構で係止して前記容器本体の取出し口を封止し、前
    記容器本体の取出し口を開口するときは、前記ロック機
    構を解除して前記ヒンジ部材の復元力により前記蓋を自
    動的に開いて、前記容器本体の取出し口を開口すること
    を特徴とするワンタッチオープン蓋構造。
  9. 【請求項9】プラスチック製の容器本体と該容器本体の
    取出し口近傍の所定位置に立設する弾性体からなるヒン
    ジ部材とを一体成形し、該ヒンジ部材を別体の蓋の一側
    の所定位置に嵌着し、該容器本体の取出し口を封止する
    ときは、前記ヒンジ部材を折り曲げて蓋を閉じ、該蓋を
    ロック機構で係止して前記容器本体の取出し口を封止
    し、前記容器本体の取出し口を開口するときは、前記ロ
    ック機構を解除して前記ヒンジ部材の復元力により前記
    蓋を自動的に開いて、前記容器本体の取出し口を開口す
    ることを特徴とするワンタッチオープン蓋構造。
  10. 【請求項10】プラスチック製の蓋と該蓋の一側の所定
    位置に接続する弾性体からなるヒンジ部材と該ヒンジ部
    を取出し口近傍の所定位置に接続する容器本体とを一体
    成形し、該容器本体の取出し口を封止するときは、前記
    ヒンジ部材を折り曲げて蓋を閉じ、該蓋をロック機構で
    係止して前記容器本体の取出し口を封止し、前記容器本
    体の取出し口を開口するときは、前記ロック機構を解除
    して前記ヒンジ部材の復元力により前記蓋を自動的に開
    いて、前記容器本体の取出し口を開口することを特徴と
    するワンタッチオープン蓋構造。
  11. 【請求項11】プラスチック製の蓋と弾性体からなるヒ
    ンジ部材とプラスチック製の容器本体とをそれぞれ別個
    に成形し、前記蓋の一側の所定位置に前記ヒンジ部材を
    嵌合し、該ヒンジ部材を前記容器本体の取出し口近傍の
    所定位置に嵌合し、該容器本体の取出し口を封止すると
    きは、前記ヒンジ部材を折り曲げて蓋を閉じ、該蓋をロ
    ック機構で係止して前記容器本体の取出し口を封止し、
    前記容器本体の取出し口を開口するときは、前記ロック
    機構を解除して前記ヒンジ部材の復元力により前記蓋を
    自動的に開いて、前記容器本体の取出し口を開口するこ
    とを特徴とするワンタッチオープン蓋構造。
  12. 【請求項12】プラスチック製の蓋と弾性体からなるヒ
    ンジ部材とプラスチック製の容器本体とをそれぞれ別個
    に成形し、前記蓋の一側の所定位置に前記ヒンジ部材を
    接着し、該ヒンジ部材を前記容器本体の取出し口近傍の
    所定位置に接着し、該容器本体の取出し口を封止すると
    きは、前記ヒンジ部材を折り曲げて蓋を閉じ、該蓋をロ
    ック機構で係止して前記容器本体の取出し口を封止し、
    前記容器本体の取出し口を開口するときは、前記ロック
    機構を解除して前記ヒンジ部材の復元力により前記蓋を
    自動的に開いて、前記容器本体の取出し口を開口するこ
    とを特徴とするワンタッチオープン蓋構造。
  13. 【請求項13】別体の弾性体からなるヒンジ部材を金型
    内に前もってインサートし、プラスチック製の蓋とプラ
    スチック製の容器本体とを前記ヒンジ部材で接続して一
    体成形し、該容器本体の取出し口を封止するときは、前
    記ヒンジ部材を折り曲げて蓋を閉じ、該蓋をロック機構
    で係止して前記容器本体の取出し口を封止し、前記容器
    本体の取出し口を開口するときは、前記ロック機構を解
    除して前記ヒンジ部材の復元力により前記蓋を自動的に
    開いて、前記容器本体の取出し口を開口することを特徴
    とするワンタッチオープン蓋構造。
  14. 【請求項14】前記蓋のヒンジ部材の取付位置の両側に
    回転軸を設け、前記容器本体の取出し口近傍のヒンジ部
    材の取付位置の両側に前記回転軸の軸受け摺動孔を設け
    たことを特徴とする請求項8乃至13記載のワンタッチ
    オープン蓋構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7909938B2 (en) * 2004-11-08 2011-03-22 Eltek S.P.A. Washing agent dispenser for a household washing machine, in particular a dishwasher, and process for manufacturing said dispenser
JP2011255177A (ja) * 2010-06-09 2011-12-22 Kiss Products Inc 付け爪用展示パッケージ
CN108631381A (zh) * 2017-03-17 2018-10-09 优尼克株式会社 车辆用通用串行总线充电器
JP2019172331A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 大王製紙株式会社 家庭用薄葉紙収納容器

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