JP2001058661A - 容 器 - Google Patents

容 器

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JP2001058661A
JP2001058661A JP11238113A JP23811399A JP2001058661A JP 2001058661 A JP2001058661 A JP 2001058661A JP 11238113 A JP11238113 A JP 11238113A JP 23811399 A JP23811399 A JP 23811399A JP 2001058661 A JP2001058661 A JP 2001058661A
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JP
Japan
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lid
small
elastic body
container
cover
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Pending
Application number
JP11238113A
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English (en)
Inventor
Isato Arai
勇人 新井
Takeyuki Matsuoka
建之 松岡
Hiroo Noguchi
野口  裕雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】蓋本体および小蓋に弾性体をセットすることな
く、蓋本体および小蓋の成形と同時に弾性体の取り付け
を終了させる容器を提供すること。 【解決手段】容器本体10と中央に取り出し口21を有しそ
の周囲に隆起した嵌合部22を有する蓋本体20と、一方の
周縁近傍で嵌合部の周縁に設けられた軸着凹部23により
回動自在に軸着され天板31と周縁に延設された嵌合壁32
と軸着凸部33から構成される小蓋30と、軸着凸部近傍に
配設され弾性復元力により小蓋を上方に開放させる弾性
体40と、蓋本体または小蓋に形成され弾性体の復元力に
抗して小蓋を閉蓋状態に保持させる係止機構部50とから
なる容器であって、蓋本体20または小蓋30と弾性体40
は、弾性体を金型内に挿入した後、樹脂を射出充填して
蓋本体または小蓋を得るインサート成形法により一体に
成形されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウェットティッシ
ュ等を収納する容器に関するものであり、特には、容器
を構成する小蓋と弾性体、あるいは蓋本体と弾性体をイ
ンサート成形法または2色成形法により一体に成形した
容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、ウェットティッシュを収
納する容器で、片手の操作で小蓋が自動的に蓋本体から
上方に開く容器としては、特開平8−217113号公
報、特開平9−58725号公報、特開平9−3154
53号公報等に開示された発明をはじめ多くの発明考案
がある。
【0003】しかしながら、これらの発明や考案はいず
れも蓋本体から小蓋を上方に開放させるために使用する
弾性体は、蓋本体や小蓋とは別体になっており、蓋本体
および小蓋に手作業あるいは機械による取り付けとなっ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、片手の操作
で蓋本体から小蓋を上方に開放させることが可能な容器
に関する以上のような問題点に着目してなされたもの
で、蓋本体および小蓋に弾性体をセットすることなく、
蓋本体および小蓋の成形と同時に弾性体の取り付けを終
了させる容器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
上面部が開口された容器本体と、該容器本体の開口を覆
う、中央に取り出し口を有し取り出し口の周囲に隆起し
た嵌合部を有する蓋本体と、蓋本体の一方の周縁近傍
で、嵌合部の周縁に設けられた軸着凹部により回動自在
に軸着され、蓋本体の取り出し口とその近傍を覆う天板
と天板の周縁に下方に延設された嵌合壁と前記蓋本体の
軸着凹部に対応する位置に設けられた軸着凸部とから構
成される小蓋と、小蓋の軸着凸部近傍に配設され、弾性
復元力により小蓋を上方に開放させる弾性体と、前記蓋
本体または小蓋に形成され、前記弾性体の弾性復元力に
抗して前記小蓋を閉蓋状態に保持させる係止機構部と、
から成る容器であって、前記蓋本体または小蓋と弾性体
は、弾性体を金型内に挿入した後、樹脂を射出充填して
蓋本体または小蓋を得るインサート成形法により一体に
成形されたことを特徴とする容器である。
【0006】また、第2の発明は、第1の発明におい
て、前記蓋本体または小蓋と弾性体が2色成形法により
一体に成形されたことを特徴とする容器である。
【0007】上記のように本発明によれば、蓋本体また
は小蓋と弾性体は、弾性体を金型内に挿入した後、樹脂
を射出充填して蓋本体または小蓋を得るインサート成形
法により一体に成形されているので、蓋本体または小蓋
に弾性体をセットすることなく容器を作製することがで
きる。
【0008】また、小蓋と弾性体あるいは蓋本体と弾性
体を2色成形法により一体に成形されているので、小蓋
に弾性体をセットすることなく、あるいは、蓋本体に弾
性体をセットすることなく、容器を作製することができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下実施例により本発明を詳細に
説明する。図1は、本発明に係る容器の一実施例を示す
分解斜視説明図であり、図2は図1における小蓋を蓋本
体に嵌合させた状態を示す断面説明図であり、図3はイ
ンサート成形した小蓋と弾性体を蓋本体に嵌合させ、閉
蓋状態にした断面説明図である。
【0010】〈実施例1〉図1に示すように、本発明に
係る容器は、例えば、上面部が開口された容器本体10
と、容器本体の開口を覆う、中央に取り出し口21を有
し、取り出し口の周囲に隆起した嵌合部22が設けられ
た蓋本体20と、蓋本体の一方の周縁近傍で、嵌合部の
周縁に設けられた軸着部(軸着凹部)23により回動自
在に軸着され、天板31と、天板の周縁に下方に延びて
設けられた嵌合壁32と、前記蓋本体の軸着部(軸着凹
部)23に対応する位置に設けられた軸着部(軸着凸
部)33とから構成され、蓋本体の嵌合部以外の部分を
覆う小蓋30と、小蓋の軸着部(軸着凸部)32近傍に
配設され、弾性復元力により小蓋を上方に開放させる弾
性体40と、蓋本体および小蓋に形成され、弾性体の弾
性復元力に抗して小蓋を閉蓋状態に保持させる係止機構
部50と、から構成されている。
【0011】容器本体10は、水分やアルコール分を含
浸させたウェットティッシュを収納する容器であり、上
面部が開口された例えば方形構造で、熱可塑性合成樹脂
素材で製造されている。
【0012】蓋本体20は、容器本体の開口を覆うよう
に容器本体の上面部に閉蓋されるもので、中央に収納物
を取り出す取り出し口21が設けられている。取り出し
口21は、容器本体内のウェットティッシュ等の収納物
が取り出せる大きさにしておく。
【0013】取り出し口21の周囲は隆起して、後記す
る小蓋30の嵌合壁31と嵌合させる嵌合部22を形成
している。蓋本体の一方の周縁近傍は、取り出し口と同
一平面で、その両端に軸着凹部23、23を形成してい
る。2つの軸着凹部23、23に挟まれるように弾性体
40を挿入するための挿入孔24が穿設されている。
【0014】小蓋30は、蓋本体の取り出し口21を覆
うように構成され、天板31の周縁には下方に延びる嵌
合壁32が形成され、一方の周縁の、蓋本体の軸着部
(軸着凹部)23に対応する位置には、軸着部(軸着凸
部)33、33が設けられている。小蓋の軸着凸部を蓋
本体の軸着凹部に嵌め込めば、小蓋30は2つの軸着部
23、33を軸にして回動自在に蓋本体を閉蓋すること
も、開蓋することも可能となる。軸着凸部33に挟まれ
た嵌合壁32の略中央部は切り欠き部34として切り欠
いてあり、後記する弾性体40が挟み込まれている。
【0015】小蓋30の天板31内側面には、下方に向
けて蓋本体20の取り出し口21を閉蓋する際に。取り
出し口21の周縁に嵌合するような第2嵌合壁37を垂
設しても良い。
【0016】蓋本体20、小蓋30ともに容器本体と同
様に熱可塑性合成樹脂素材から作製されている。
【0017】弾性体40は、エラストマー樹脂またはゴ
ムから構成され、図1に示すように板状で、小蓋30の
天板の裏面に密着して設けられ、小蓋が開放状態におい
ては、弾性体の上方は、天板の裏面に設けられた棒状突
起35に接触して配置され、下方は、切り欠き部34を
通って蓋本体の挿入孔24に挿入され、端縁はアンダー
カット部41を形成し、蓋本体と嵌合可能になってい
る。
【0018】なお、小蓋成形時には、金型内に弾性体を
挿入した後、樹脂を射出充填して小蓋を得るインサート
成形法を用いることにより、小蓋と弾性体とは一体的に
成形でき、従来の別々に成形した小蓋(あるいは蓋本
体)と弾性体とをセットして容器に組み立てる方法に比
較して能率面、品質面で格段の向上が認められる。
【0019】インサート成形法の代わりに2色成形法を
用いても同様である。
【0020】蓋本体の軸着凹部23や小蓋の軸着凸部3
3を設けた辺の対辺には、弾性体40の弾性復元力に抗
して小蓋を閉蓋状態に保持させる係止機構部50が設け
られている。
【0021】係止機構部の具体例を示すと、例えば、図
3に示すような、小蓋30の嵌合壁32の外側に突起を
形成させ、第1ロック部51とし、蓋本体20の嵌合部
22の周縁に、第1ロック部51に対応する第2ロック
部52を有する押しレバー53を取り付ける。そして、
閉蓋状態においては、第1ロック部と第2ロック部とは
嵌合しており、押しレバー53を押し下げることにより
第1ロック部と第2ロック部の嵌合は解除され、弾性体
40の弾性復元力により小蓋30は自動的に開蓋状態と
なる。
【0022】〈実施例2〉蓋本体と弾性体を、蓋本体成
形時に、金型内に弾性体を挿入した後、樹脂を射出充填
して蓋本体を得るインサート成形法で作製した以外は実
施例1と同様の方法で作製した例である。すなわち、図
4に示すように、蓋本体20と弾性体40を、蓋本体成
形時に、金型内に弾性体を挿入後、樹脂を射出充填して
蓋本体20を得た。
【0023】弾性体40は図2に示したと同様、蓋本体
20から飛び出た状態で止まり、アンダーカット部41
は蓋本体と嵌合状態にある。そして先端部近傍には小孔
42が穿設してあり、この小孔42は小蓋30の棒状突
起35の近傍に設けた丸突起36と、小蓋30を蓋本体
20に組み込んだ際、嵌入されるように設計されてい
る。このことにより、弾性体と小蓋との密着性がより向
上する。
【0024】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、弾性体を
インサートもしくは2色成形機で蓋本体と、あるいは小
蓋と同時成形をすることで、容器の組立て作業の能率が
向上し、かつ、品質も向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る容器の一実施例を示す、分解斜視
説明図である。
【図2】図1における小蓋を蓋本体に嵌合させた状態を
示す断面説明図である。
【図3】インサート成形した小蓋と弾性体を蓋本体に嵌
合させた状態を示す断面説明図である。
【図4】本発明に係る容器の別の実施例を示す、分解斜
視説明図である。
【符号の説明】
10‥‥容器本体 20‥‥蓋本体 21‥‥取り出し口 22‥‥嵌合部 23‥‥軸着部(軸着凹部) 24‥‥挿入孔 30‥‥小蓋 31‥‥天板 32‥‥嵌合壁 33‥‥軸着部(軸着凸部) 34‥‥切り欠き部 35‥‥棒状突起 36‥‥丸突起 37‥‥第2嵌合壁 40‥‥弾性体 41‥‥アンダーカット部 42‥‥小孔 50‥‥係止機構部 51‥‥第1ロック部 52‥‥第2ロック部 53‥‥押しレバー
フロントページの続き Fターム(参考) 3E084 AA05 AA13 AA24 BA03 CA03 CB02 CB04 CC03 DA01 DB14 DC03 EA04 EB03 FA06 FA08 FA09 FD02 GA07 GA08 GB06 GB26 KA16 4F206 AD05 AH57 JA07 JB12

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面部が開口された容器本体と、該容器本
    体の開口を覆う、中央に取り出し口を有し取り出し口の
    周囲に隆起した嵌合部を有する蓋本体と、蓋本体の一方
    の周縁近傍で、嵌合部の周縁に設けられた軸着凹部によ
    り回動自在に軸着され、蓋本体の取り出し口とその近傍
    を覆う天板と天板の周縁に下方に延設された嵌合壁と前
    記蓋本体の軸着凹部に対応する位置に設けられた軸着凸
    部とから構成される小蓋と、小蓋の軸着凸部近傍に配設
    され、弾性復元力により小蓋を上方に開放させる弾性体
    と、前記蓋本体または小蓋に形成され、前記弾性体の弾
    性復元力に抗して前記小蓋を閉蓋状態に保持させる係止
    機構部と、から成る容器であって、 前記蓋本体または小蓋と弾性体は、弾性体を金型内に挿
    入した後、樹脂を射出充填して蓋本体または小蓋を得る
    インサート成形法により一体に成形されたことを特徴と
    する容器。
  2. 【請求項2】前記蓋本体または小蓋と弾性体が2色成形
    法により一体に成形されたことを特徴とする請求項1記
    載の容器。
JP11238113A 1999-08-25 1999-08-25 容 器 Pending JP2001058661A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004048221A1 (de) * 2002-11-27 2004-06-10 Georg Menshen Gmbh & Co. Kg Behälterverschluss sowie verfahren zu dessen herstellung
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KR20160004001U (ko) * 2015-05-12 2016-11-23 전영복 물티슈용 덮개 케이스
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