JP2593896Y2 - 使い捨てライターのケース - Google Patents
使い捨てライターのケースInfo
- Publication number
- JP2593896Y2 JP2593896Y2 JP1993074143U JP7414393U JP2593896Y2 JP 2593896 Y2 JP2593896 Y2 JP 2593896Y2 JP 1993074143 U JP1993074143 U JP 1993074143U JP 7414393 U JP7414393 U JP 7414393U JP 2593896 Y2 JP2593896 Y2 JP 2593896Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring plate
- hinge pin
- cap
- side wall
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Lighters Containing Fuel (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、使い捨てライターを
収納するためのケースに関する。
収納するためのケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タンクに貯蔵された燃料ガスを消
費し尽した後は、燃料ガスをタンクに再度補給すること
なく廃棄する形態の使い捨てライターは公知であり、広
く利用されている。かかる使い捨てライターは、安価で
あることが重要であるため、一般にタンクを含むライタ
ーのほぼ全体が合成樹脂で形成されており高級感がない
という欠点があった。
費し尽した後は、燃料ガスをタンクに再度補給すること
なく廃棄する形態の使い捨てライターは公知であり、広
く利用されている。かかる使い捨てライターは、安価で
あることが重要であるため、一般にタンクを含むライタ
ーのほぼ全体が合成樹脂で形成されており高級感がない
という欠点があった。
【0003】そこで、高級感のある材質や仕上げを施し
たケースに、使い捨てライターを交換可能にして収納
し、使い捨てライターの前記欠点を解消するようにした
ケースが提案され販売されている。
たケースに、使い捨てライターを交換可能にして収納
し、使い捨てライターの前記欠点を解消するようにした
ケースが提案され販売されている。
【0004】かかるケースは、金属や革等で形成したサ
ック状の容器にライターを挿入するようにしたものや、
キャップを有して開閉してライターの作用を行うように
したもの等が知られている。キャップを備えるケースに
あっては、キャップのヒンジ取付機構を要し、組み付け
や構造にコストが掛かるという問題があった。
ック状の容器にライターを挿入するようにしたものや、
キャップを有して開閉してライターの作用を行うように
したもの等が知られている。キャップを備えるケースに
あっては、キャップのヒンジ取付機構を要し、組み付け
や構造にコストが掛かるという問題があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】この考案は、キャップ
を備えるケースであって、キャップの取り付け及び開閉
機構を簡略化して容易な組み立てを行うことが出来、コ
ストの低下を図り得るようにせんとするものである。
を備えるケースであって、キャップの取り付け及び開閉
機構を簡略化して容易な組み立てを行うことが出来、コ
ストの低下を図り得るようにせんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この考案が採った手段は、開閉自在なキャップ(9)
を備える使い捨てライターのケースであって、ケース本
体(1)の一側壁に該側壁の上端面に開口したバネ板挿入
孔(5)を形成し、該バネ板挿入孔(5)に隣接して前記一
側壁の上端面に軸受溝(7)を形成し、キャップ(9)に軸
受溝(7)に挿入されるヒンジピン(11)を設け、バネ板挿
入孔(5)に挿入固着されたバネ板(6)の上端の逆L状の
ヒンジピン押片(14)で軸受溝(7)に挿入されたヒンジピ
ン(11)を弾力的に押圧するようにしたことを特徴とす
る。
に、この考案が採った手段は、開閉自在なキャップ(9)
を備える使い捨てライターのケースであって、ケース本
体(1)の一側壁に該側壁の上端面に開口したバネ板挿入
孔(5)を形成し、該バネ板挿入孔(5)に隣接して前記一
側壁の上端面に軸受溝(7)を形成し、キャップ(9)に軸
受溝(7)に挿入されるヒンジピン(11)を設け、バネ板挿
入孔(5)に挿入固着されたバネ板(6)の上端の逆L状の
ヒンジピン押片(14)で軸受溝(7)に挿入されたヒンジピ
ン(11)を弾力的に押圧するようにしたことを特徴とす
る。
【0007】
【作 用】ケース本体の一側壁にバネ板を挿入固着し、
該一側壁の上端面に形成した軸受溝にキャップの一側壁
下面に設けたヒンジピンを回転自在に挿入し、ヒンジピ
ンの上面を前記バネ板の上部逆L状押片で弾圧するよう
にしてあるので、実質的に一枚のバネ板の挿入固着のみ
でケース本体にキャップをヒンジ連結することが出来
る。
該一側壁の上端面に形成した軸受溝にキャップの一側壁
下面に設けたヒンジピンを回転自在に挿入し、ヒンジピ
ンの上面を前記バネ板の上部逆L状押片で弾圧するよう
にしてあるので、実質的に一枚のバネ板の挿入固着のみ
でケース本体にキャップをヒンジ連結することが出来
る。
【0008】
【考案の効果】この考案によれば、ケース上部に、キャ
ップをきわめて簡単にヒンジ連結することが出来、ケー
スのコスト低下を図ることが出来る。
ップをきわめて簡単にヒンジ連結することが出来、ケー
スのコスト低下を図ることが出来る。
【0009】
【実施例】以下に図面を参照しつつ、この考案の好まし
い実施例を詳細に説明する。図において、(1)はケース
本体であって、上面を開放した筒状の容器から成り、使
い捨てライター(2)を上部開口から嵌挿して保持し得る
収納部(3)を有する。嵌挿された使い捨てライターは、
必要に応じて収納部(3)から抜き出すことが出来る。ケ
ース本体(1)は所望の材質、仕上げで形成され、使用者
に高級感や満足感を与えることが出来る。
い実施例を詳細に説明する。図において、(1)はケース
本体であって、上面を開放した筒状の容器から成り、使
い捨てライター(2)を上部開口から嵌挿して保持し得る
収納部(3)を有する。嵌挿された使い捨てライターは、
必要に応じて収納部(3)から抜き出すことが出来る。ケ
ース本体(1)は所望の材質、仕上げで形成され、使用者
に高級感や満足感を与えることが出来る。
【0010】ケース本体(1)の一側壁(4)は若干肉厚に
形成され、バネ板挿入孔(5)が形成される。バネ板挿入
孔(5)は該一側壁(4)の上端面に開口しており、後述す
るバネ板(6)を挿入自在である。一側壁(4)の上端面に
は、バネ板挿入孔(5)に隣接して、軸受溝(7)が形成さ
れる。軸受溝(7)を含む一側壁(4)の上部には、軸受部
を受け入れる凹所(8)が形成される。
形成され、バネ板挿入孔(5)が形成される。バネ板挿入
孔(5)は該一側壁(4)の上端面に開口しており、後述す
るバネ板(6)を挿入自在である。一側壁(4)の上端面に
は、バネ板挿入孔(5)に隣接して、軸受溝(7)が形成さ
れる。軸受溝(7)を含む一側壁(4)の上部には、軸受部
を受け入れる凹所(8)が形成される。
【0011】ケース本体(1)の上面を開閉するキャップ
(9)はケース本体(1)と相応した形状、材質、仕上げに
形成され、その一側壁下面には軸受部(10)が突設され、
該軸受部(10)の両側にヒンジピン(11)が固着される。
(9)はケース本体(1)と相応した形状、材質、仕上げに
形成され、その一側壁下面には軸受部(10)が突設され、
該軸受部(10)の両側にヒンジピン(11)が固着される。
【0012】バネ板(6)は上端部を逆L状に屈曲したバ
ネ板からなり、下部には爪片(12)が切り起こされ、バネ
板挿入孔(5)の内壁に喰い込んでバネ板(6)の抜け出し
を阻止している。バネ板(6)の上部中央は切り離された
バネ片(13)に形成され、軸受部(10)との弾力的当接をは
たし、キャップ(9)に弾力的な開閉作用をもたらしてい
る。
ネ板からなり、下部には爪片(12)が切り起こされ、バネ
板挿入孔(5)の内壁に喰い込んでバネ板(6)の抜け出し
を阻止している。バネ板(6)の上部中央は切り離された
バネ片(13)に形成され、軸受部(10)との弾力的当接をは
たし、キャップ(9)に弾力的な開閉作用をもたらしてい
る。
【0013】バネ片(13)の両側に逆L状のヒンジピン押
片(14)が形成され、前記軸受溝(7)に挿入されたヒンジ
ピン(11)を上方から弾力的に押圧保持する。
片(14)が形成され、前記軸受溝(7)に挿入されたヒンジ
ピン(11)を上方から弾力的に押圧保持する。
【0014】組み立てに際しては、軸受部(10)を凹所
(8)内に位置づけつつ、軸受溝(7)にヒンジピン(11)を
挿入して、キャップ(9)をケース本体(1)に組み合わせ
た後、バネ板挿入孔(5)にバネ板(6)を嵌入し、ヒンジ
ピン押片(14)でヒンジピン(11)の上方を押圧する。嵌入
されたバネ板(6)は爪片(12)がバネ板挿入孔(5)の内面
に喰い込むため、抜け止め状態となる。
(8)内に位置づけつつ、軸受溝(7)にヒンジピン(11)を
挿入して、キャップ(9)をケース本体(1)に組み合わせ
た後、バネ板挿入孔(5)にバネ板(6)を嵌入し、ヒンジ
ピン押片(14)でヒンジピン(11)の上方を押圧する。嵌入
されたバネ板(6)は爪片(12)がバネ板挿入孔(5)の内面
に喰い込むため、抜け止め状態となる。
【0015】キャップ(9)の開閉時には、ヒンジピン(1
1)が軸受溝(7)内で回転し、この回転時にヒンジピン押
片(14)がヒンジピン(11)の抜け出しを阻止していると共
に、軸受部(10)にバネ片(13)が弾力的に当接しているた
め、キャップ(9)は弾力的に開放若しくは閉鎖方向へ付
勢される。
1)が軸受溝(7)内で回転し、この回転時にヒンジピン押
片(14)がヒンジピン(11)の抜け出しを阻止していると共
に、軸受部(10)にバネ片(13)が弾力的に当接しているた
め、キャップ(9)は弾力的に開放若しくは閉鎖方向へ付
勢される。
【図1】分解斜視図
【図2】縦断面図
【図3】バネ板の側面図
【図4】バネ板の正面図
1 ケース本体 2 使い捨てライター 3 収納部 4 一側壁 5 バネ板挿入孔 6 バネ板 7 軸受溝 8 凹所 9 キャップ 10 軸受部 11 ヒンジピン 12 爪片 13 バネ片 14 ヒンジピン押片
Claims (1)
- 【請求項1】 開閉自在なキャップ(9)を備える使い捨
てライターのケースであって、ケース本体(1)の一側壁
に該一側壁の上端面に開口したバネ板挿入孔(5)を形成
し、該バネ板挿入孔(5)に隣接して前記一側壁の上端面
に軸受溝(7)を形成し、キャップ(9)に軸受溝(7)に挿
入されるヒンジピン(11)を設け、バネ板挿入孔(5)に挿
入固着されたバネ板(6)の上端の逆L状のヒンジピン押
片(14)で軸受溝(7)に挿入されたヒンジピン(11)を弾力
的に押圧するようにしたことを特徴とする使い捨てライ
ターのケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993074143U JP2593896Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 使い捨てライターのケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993074143U JP2593896Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 使い捨てライターのケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0741251U JPH0741251U (ja) | 1995-07-21 |
JP2593896Y2 true JP2593896Y2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=13538663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993074143U Expired - Lifetime JP2593896Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 使い捨てライターのケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2593896Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP1993074143U patent/JP2593896Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0741251U (ja) | 1995-07-21 |
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