JP2001069438A - タイムコード信号読取装置 - Google Patents

タイムコード信号読取装置

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JP2001069438A
JP2001069438A JP23781299A JP23781299A JP2001069438A JP 2001069438 A JP2001069438 A JP 2001069438A JP 23781299 A JP23781299 A JP 23781299A JP 23781299 A JP23781299 A JP 23781299A JP 2001069438 A JP2001069438 A JP 2001069438A
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで高速なLTC信号の検出を可能と
するLTC信号読取装置を提供する。 【解決手段】 LTC信号検出回路17の第2のTCU
26でLTC信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がり
エッジを検出して、その間のタイマ部30のカウント値
をキャプチャレジスタ31に保持し、その都度DMAC
27によりRAM14にDMA転送する。これにより、
CPU12は1倍速でフレームに同期してLTC信号が
入力される場合、同期検出回路16で検出されるフレー
ム同期パルス22の立ち下がりエッジの検出による1フ
レームに1度だけフレーム同期パルス割込処理が起動さ
れる。また、1倍速を超えてLTC信号が入力される場
合、所定のDMA転送回数を超えたときDMA転送終了
割込処理を起動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイムコード信号
読取装置に係わり、例えば各種記録媒体に記録された映
像信号等の位置を特定するタイムコード信号を検出する
タイムコード信号読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】業務用の映像機器を用いて、外部装置で
あるオーディオ機器や他の映像機器との間で映像信号の
編集を行うためには、互いに同期をとる必要がある。通
常、この同期に必要な信号が、映像信号の所定の位置に
記録されている。この同期信号は、米国映画テレビ技術
者協会(Society of Motion Picture and Television E
ngineers:以下、SMPTEと略す。)および欧州放送
連合(European Broadcasting Union:以下、EBUと
略す。)によって、それぞれNTSC(NationalTelevi
sion System Committee)方式およびPAL(Phase Alt
ernation by Linecolor)方式のカラー映像方式のタイ
ムコード(Longitudinal Time Code:以下、LTCと略
す。)として、その信号フォーマットが規定されてい
る。
【0003】図7および図8は、SMPTEによって規
定されるNTSC方式カラー映像信号のLTC信号フォ
ーマットの構成の概要を表わしたものである。図7は、
LTC信号の0ビット目から39ビット目までのフォー
マット構成を示す。図8は、LTC信号の40ビット目
から79ビット目までのフォーマット構成を示す。LT
C信号は、映像信号の1フレーム当たり、“BIT N
o.”で示されるビット番号0番地から79番地までの
80ビットのフォーマットで記録されている。このよう
なLTC信号は、あらかじめ1ビットあるいは複数ビッ
トごとに、それぞれ配置される情報が決められている。
例えば、フレーム単位数を特定する“FRAMS UN
ITS”は、ビット番号0番地から3番地までの4ビッ
トによって示される。また、ビット番号64番地から7
9番地までの16ビットは、同期ワード(SYNCHRONIZIN
G WORD BINARY BIT)として、“0011111111
111101”からなる固定パターンが配置されてい
る。残りのビット番号0番地から63番地までの64ビ
ットは、LTC信号によって示される時間情報によって
異なる。
【0004】図9および図10は、EBUによって規定
されるPAL方式カラー映像信号のLTC信号フォーマ
ットの構成の概要を表わしたものである。図9は、LT
C信号の0ビット目から39ビット目までのフォーマッ
ト構成を示す。図10は、LTC信号の40ビット目か
ら79ビット目までのフォーマット構成を示す。この方
式におけるLTC信号も、映像信号の1フレーム当た
り、“BIT No.”で示されるビット番号0番地か
ら79番地までの80ビットのフォーマットで記録され
ている。特に、ビット番号64番地から79番地までの
16ビットは、SMPTEによって規定されるLTC信
号と同様に、同期ワード(SYNCHRONIZINGWORD BINARY B
IT)として、“0011111111111101”か
らなる固定パターンが配置されている。
【0005】このようなLTC信号は、各ビット周期ご
とにその開始点で信号遷移が起こり、ビット値はバイフ
ェーズマーク変調方式で記録される。バイフェーズマー
ク変調方式は、ビット値が“1”である場合はビットの
中央で反転され、ビット値が“0”である場合はビット
の中央で反転されずにビット値境界で反転するデジタル
変調方式の一種である。したがって、バイフェーズマー
ク復調後に、LTC信号読取装置により上述した固定パ
ターンを検出することで、ビット番号0番地から63番
地までの64ビットで特定される時間情報が判別され
る。この時間情報は、映像信号全体における絶対位置
を、“時分秒”および“フレーム”によって特定する。
特定された時間情報を用いて、例えばテープ状記録媒体
に記録された映像信号の絶対位置において、種々の編集
作業を行うことができる。
【0006】従来のこのようなLTC信号を読み取るL
TC信号読取装置は、位相ロックループ(Phase Locked
Loop:以下、PLLと略す。)回路により位相調整さ
れた信号からLTC信号を検出するLTC検出回路と、
このLTC検出回路によって検出されたLTC信号から
時間情報を判別する汎用マイクロコンピュータとを備え
ている。また、例えば、特開平10−289535号公
報「タイムコード信号読み取り装置」には、80ビット
のLTC信号全てについて、パルス幅を測定することで
ビット値判定を行うLTC信号読取装置に関する技術が
開示されている。このLTC信号読取装置では、さらに
時間情報の連続性に着目して、読み取ったLTC信号の
エラーの有無を判別することで、専用大規模集積回路
(Large Scale Integrated circuit:以下、LSIと略
す。)よりも高速の汎用CPU(Central Processing U
nit:以下、CPUと略す。)を用いて、より高精度
で、信頼性を向上させる技術が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のL
TC信号読取装置は、複雑で高価なPLL回路を有して
いるため、回路構成の複雑化および高コスト化を招くと
いう問題があった。一方、特開平10−289535号
公報に開示された技術では、専用LSIより高速な汎用
CPUを用いたソフトウェア処理により、高精度かつ信
頼性を向上させたLTC信号の読み取りを可能としてい
る。しかし、検出したLTC信号の各ビット値の判別の
ために行うパルス幅の測定において、各ビットごとに最
大2回ずつエッジ検出により割り込み処理が行われる。
すなわち、各ビットごとに立ち上がりエッジおよび立ち
下がりエッジで最大2回の割り込み処理を必要とする。
したがって、80ビットのLTC信号について最大16
0回の割り込み処理を行わなければならず、割り込み時
のオーバヘッドによる高速化が制限されるという問題が
ある。
【0008】そこで本発明の目的は、低コストで高速な
LTC信号の検出を可能とするLTC信号読取装置を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)所定の時間情報が含まれるタイムコードの立
ち上がりおよび立ち下がりの両エッジを検出する第1の
エッジ検出手段と、(ロ)この第1のエッジ検出手段に
よって検出された両エッジ間のパルス幅を測定するパル
ス幅測定手段と、(ハ)パルス幅を記憶するパルス幅記
憶手段と、(ニ)第1のエッジ検出手段によって両エッ
ジを検出するごとに転送要求を送出する転送要求送出手
段と、(ホ)この転送要求送出手段によって送出された
転送要求に基づいてパルス幅測定手段によって測定され
たパルス幅を順次パルス幅記憶手段に転送して格納する
パルス幅格納手段と、(ヘ)所定のフレーム同期パルス
信号のエッジを検出する第2のエッジ検出手段と、
(ト)この第2のエッジ検出手段によってフレーム同期
パルス信号のエッジが検出されたときパルス幅記憶手段
に記憶された各パルス幅のビット値を判別してタイムコ
ードの含まれる時間情報を取得するビット値判別手段と
をタイムコード信号読取装置に具備させる。
【0010】すなわち請求項1記載の発明では、パルス
幅測定手段により、第1のエッジ検出手段で検出された
所定の時間情報が含まれるタイムコードの立ち上がりお
よび立ち下がりの両エッジ間のパルス幅を測定する。そ
して、転送要求手段により第1のエッジ検出手段で上述
した両エッジを検出するごとに転送要求を送出させ、パ
ルス幅格納手段で測定したパルス幅を順次パルス幅記憶
手段に転送して格納するようにした。その後、第2のエ
ッジ検出手段で所定のフレーム同期パルス信号のエッジ
が検出されるごとに、パルス幅記憶手段に転送した1フ
レームごとのタイムコードのビット値それぞれに対応す
るパルス幅から各パルス幅のビット値を判別し、タイム
コードの含まれる時間情報を取得するようにしている。
【0011】請求項2記載の発明では、(イ)所定の時
間情報が含まれるタイムコードの立ち上がりおよび立ち
下がりの両エッジを検出する第1のエッジ検出手段と、
(ロ)この第1のエッジ検出手段によって検出された両
エッジ間のパルス幅を測定するパルス幅測定手段と、
(ハ)パルス幅を記憶するパルス幅記憶手段と、(ニ)
第1のエッジ検出手段によって両エッジを検出するごと
に転送要求を送出する転送要求送出手段と、(ホ)この
転送要求送出手段によって送出された転送要求に基づい
てパルス幅測定手段によって測定されたパルス幅を順次
パルス幅記憶手段に転送して格納するパルス幅格納手段
と、(ヘ)転送要求送出手段によって送出された転送要
求に対応してパルス幅格納手段によって転送された回数
があらかじめ決められた回数を超えたとき転送終了割込
要求を送出する転送終了割込要求送出手段と、(ト)所
定のフレーム同期パルス信号のエッジを検出する第2の
エッジ検出手段と、(チ)この第2のエッジ検出手段に
よってフレーム同期パルス信号のエッジが検出されたと
き、または転送終了割込要求送出手段によって送出され
た転送終了割込要求を受信したときパルス幅記憶手段に
記憶された各パルス幅のビット値を判別してタイムコー
ドの含まれる時間情報を取得するビット値判別手段とを
タイムコード信号読取装置に具備させる。
【0012】すなわち請求項2記載の発明では、請求項
1記載の発明に加えて、転送終了割込要求送出手段を設
け、転送要求送出手段によって送出された転送要求に対
応してパルス幅格納手段によって転送された回数があら
かじめ決められた回数を超えたとき転送終了割込要求を
送出するようにしている。さらに、ビット値判別手段に
より、この転送終了割込要求あるいは第2のエッジ検出
手段でフレーム同期パルス信号のエッジが検出されたと
きに、パルス幅記憶手段に記憶された各パルス幅のビッ
ト値を判別してタイムコードの含まれる時間情報を取得
するようにしている。これにより、1倍速を超えて入力
されるタイムコードに対応するパルス幅の格納領域をあ
ふれさせることなく、最大限の間隔でLTC信号の判別
処理を行うことができ、処理に伴う遅延を最小限に抑え
ることができる。
【0013】請求項3記載の発明では、請求項1または
請求項2記載のタイムコード信号読取装置で、パルス幅
測定手段は、所定周波数のクロックをカウントするカウ
ント手段と、第1のエッジ検出手段によってタイムコー
ドの立ち上がりあるいは立ち下がりのエッジを検出した
ときカウント手段によってカウントされたカウント値を
保持する保持手段とを備え、パルス幅格納手段は転送要
求に基づいて保持手段に保持されたカウント値をパルス
幅記憶手段に転送して格納することを特徴としている。
【0014】すなわち請求項3記載の発明では、カウン
ト手段によりカウントした所定周波数のクロック数で、
両エッジ間のパルス幅を表現するとともに、第1のエッ
ジ検出手段によってタイムコードの両エッジを検出した
ときこのカウント手段によってカウントされたカウント
値を保持する保持手段を備える。そして、パルス幅格納
手段でパルス幅記憶手段に転送するようにした。これに
より、非常に簡素な構成で、タイムコードのビット値に
対応するパルス幅の蓄積を行うことができ、タイムコー
ド判別処理の高速化に貢献することができる。
【0015】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
タイムコード信号読取装置で、第1のエッジ検出手段は
両エッジが検出されるたびにカウント手段のカウント値
を初期化することを特徴としている。
【0016】すなわち請求項4記載の発明では、タイム
コードのパルス幅を測定するためカウント手段におい
て、両エッジの検出のたびにカウント値を初期化するよ
うにしたので、非常に簡素な構成で、タイムコードのビ
ット値に対応するパルス幅を連続して測定することが可
能となる。
【0017】請求項5記載の発明では、請求項1〜請求
項4記載のタイムコード信号読取装置で、パルス幅格納
手段は直接メモリアクセスコントローラによって構成さ
れいることを特徴としている。
【0018】すなわち請求項5記載の発明では、直接メ
モリアクセスコントローラを用いてパルス幅を順次格納
するようにしたので、ハードウェア規模の縮小化および
低コスト化を図ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
【0020】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施例におけるLTC
信号読取装置の構成の概要を表わしたものである。本実
施例におけるLTC信号読取装置10は、バス11を介
して、CPU12、読み出し専用メモリ(Read Only Me
mory:以下、ROMと略す。)13、ランダムアクセス
メモリ(Random Access Memory:以下、RAMと略
す。)14、割り込みコントローラ(INTerrupt Contro
ller:以下、INTCと略す。)15、同期検出回路1
6およびLTC信号検出回路17が互いに接続されてい
る。
【0022】CPU12は、ROM13に格納されてい
る所定のLTC信号読み取り制御プログラムを逐次読み
出して実行することができる。
【0023】ROM13は、本実施例におけるLTC信
号読取装置における制御プログラムとしてのLTC信号
読み取り制御プログラムをあらかじめ記憶している。
【0024】RAM14は、CPU12によってROM
13に格納されたLTC信号読み取り制御プログラムの
実行による処理途中結果や処理結果が、適宜書き込みあ
るいは読み出しが行われる作業領域である。本実施例に
おけるRAM14は、LTC信号検出回路17によって
検出されるLTC信号のパルス幅のカウント値配列と、
このパルス幅のカウント値配列の番地を指定するポイン
タとが記憶される。
【0025】INTC15は、同期検出回路16および
LTC信号検出回路17から入力される割込要求信号1
8、19から、CPU12に対して割込処理要求20と
して出力する。INTC15は、あらかじめ割込要求信
号18、19によって同時に入力された場合、どちらを
優先してCPU12に対して割込処理を要求するかが決
められている。INTC15は、割込要求信号18、1
9を受信したとき、いずれか一方のみを識別する割込処
理要求20としてCPU12に対して出力する。
【0026】同期検出回路16は、第1のタイマコント
ロールユニット(Timer Control Unit:以下、TCUと
略す。)21を備えている。第1のTCU21は、図示
しない外部装置から映像信号の1フレーム単位に入力さ
れるフレーム同期パルス22の立ち下がりエッジを検出
するエッジ検出器23と、図示しない外部のクロック発
生器により生成された所定周波数のクロックをカウント
するタイマ部24と、エッジ検出器23によって所定の
エッジが検出されたときタイマ部24によってカウント
されたカウント値を保持するキャプチャレジスタ25と
を備えている。このような同期検出回路16は、入力さ
れるフレーム同期パルス22を基準に、このフレーム同
期パルス22の周期をタイマ部24に入力される外部の
クロック発生器によって生成される所定周波数のクロッ
クでカウントする。キャプチャレジスタ25に保持され
るカウント値は、フレーム周期に相当し、フレーム周期
がNTSC方式(33.3ms)とPAL方式(40m
s)とで異なるため、例えばフレーム周期を320で割
った値をLTCビット検出する際の基準値としている。
【0027】LTC信号検出回路17は、第2のTCU
26と、直接メモリアクセスコントローラ(Direct Mem
ory Access Controller:以下、DMACと略す。)2
7とを備えている。第2のTCU26は、入力されるL
TC信号28の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッ
ジを検出するエッジ検出器29と、タイマ部24に入力
されるクロックと同一クロックをカウントするタイマ部
30と、エッジ検出器29によって所定のエッジが検出
されたときタイマ部30によってカウントされたカウン
ト値を保持するキャプチャレジスタ31とを備えてい
る。また、エッジ検出器29は、入力されるLTC信号
28の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジを検出
したとき、DMAC27に対してDMA転送要求32を
送出する。
【0028】DMAC27は、DMA転送要求32を受
信して他の転送要求との間で優先制御を行う要求優先制
御部33と、CPU12によって所定の転送設定が行わ
れるレジスタに対する制御を行うレジスタ制御部34
と、CPU12に代わって所定の転送制御を行うバスイ
ンタフェース部35とを備えている。このような構成の
DMAC27は、あらかじめCPU12によって転送元
の初期アドレス、転送先の初期アドレス、転送サイズお
よび転送回数が設定されている。転送元の初期アドレス
あるいは転送先の初期アドレスとしては、RAM14の
メモリアドレスに限らず、バス11に接続される入出力
(Input/Output:以下、I/Oと略す。)装置を特定す
るI/Oアドレスを設定することができる。ここでは、
転送元の初期アドレスとして、第2のTCU26のキャ
プチャレジスタ31を特定するI/Oアドレスが設定さ
れる。転送先の初期アドレスとしては、RAM14にお
いて転送されたデータを蓄積する所定のメモリアドレス
が設定されている。転送サイズとしては、例えばキャプ
チャレジスタ31で保持されるデータの転送単位となる
データサイズが設定される。転送回数としては、キャプ
チャレジスタ31で保持され得る全データを転送するた
めに必要な転送回数が設定されている。
【0029】また、レジスタ制御部34は、フレーム同
期パルス内にあらかじめ設定された転送回数を超えたと
きは、INTC15に対してDMA転送終了割込処理要
求を示す割込要求信号19を送出することができるよう
になっている。
【0030】このようなDMAC27は、第2のTCU
26からDMA転送要求32が受信されると、要求優先
制御部33によりDMA転送起動パルスが出力される。
DMA転送起動パルスが入力されたレジスタ制御部34
は、CPU12に対して図示しない転送要求信号を送出
する。そして、CPU12からこの転送要求信号に対応
する転送承認信号を受信し、CPU12によってバス1
1の制御権が譲渡されると、DMAC27はバスインタ
フェース部35から独自に、転送元となるキャプチャレ
ジスタ31および転送先となるRAM14に対してバス
制御信号を出力して、直接キャプチャレジスタ31に保
持されているデータをあらかじめ設定された転送サイズ
単位で、転送回数分だけ転送する。
【0031】このようなLTC信号読取装置は、例えば
複数のTCUおよびDMACを備える、いわゆるシング
ルチップRISC(Reduced Instruction Set Compute
r)で実現することができる。
【0032】以下、本実施例におけるLTC信号読取装
置の動作について説明する。
【0033】まず、CPU12より、LTC信号検出回
路17のDMAC27のレジスタ制御部34を経て、D
MAC27のDMA転送制御レジスタである転送元初期
アドレスおよび転送先初期アドレスに、第2のタイマ2
6のキャプチャレジスタ31を特定するI/Oアドレス
およびRAM14のパルス幅カウント値配列の先頭番地
が設定される。また、DMA転送制御レジスタであるD
MA転送サイズには、各配列の大きさに対応するデータ
単位が設定され、DMA転送制御レジスタであるDMA
転送回数にはパルス幅カウント値配列の大きさに対応す
る160回が設定される。
【0034】LTC信号検出回路17には、図示しない
波形整形回路を介して2値のパルス波形に変換されたL
TC信号28が入力される。LTC信号検出回路17に
おいて、第2のTCU26のエッジ検出器29は、LT
C信号28の立ち上がりエッジあるいは立ち下がりエッ
ジを検出する。エッジ検出器29によってこれらエッジ
が検出されるたびに、キャプチャレジスタ31に対して
ラッチパルスを送出するとともに、タイマ部30を初期
化するためのクリアパルスを送出する。タイマ部30
は、図示しないクロック発生器によって生成された所定
周波数のクロックをカウントしており、エッジ検出器2
9からクリアパルスを受信したとき、タイマ部30でカ
ウントしたカウント値をキャプチャレジスタ31に供給
する。キャプチャレジスタ31は、エッジ検出器29か
らラッチパルスを受信したとき、タイマ部30によって
供給されたカウント値を保持する。このようにキャプチ
ャレジスタ31に保持されるカウント値は、LTC信号
28のパルス幅カウント値となる。
【0035】また、エッジ検出器29は、上述したLT
C信号の立ち上がりエッジあるいは立ち下がりエッジを
検出するたびに、DMAC27に対してDMA転送要求
信号32を送出する。
【0036】DMAC27の要求優先制御部33は、第
2のTCU26のエッジ検出器29からDMA転送要求
信号32を受信すると、あらかじめ設定されている優先
設定情報にしたがってレジスタ制御部34に対して最優
先のDMA転送要求を行う。ここで、第2のTCU26
のエッジ検出器29からDMA転送要求信号32が最優
先であるものとすると、レジスタ制御部34はDMA転
送を起動し、所定の値に設定されているDMA転送制御
レジスタにしたがって、第2のTCU26のキャプチャ
レジスタ31に保持されたパルス幅カウント値を、RA
M14のパルス幅カウント値配列を示すメモリアドレス
にDMA転送させる。この転送後、レジスタ制御部34
は、転送先アドレスを転送サイズ分だけアドレスを増加
させる。
【0037】図2は、RAM14に格納されるパルス幅
カウント値の構成の概要を表わしたものである。RAM
14には、同図(a)に示すようにエッジ検出器29に
よって検出されるパルスごとに、キャプチャレジスタ3
1によって保持されたタイマ部30によるカウント値が
格納される。本実施例におけるLTC信号読取装置10
に入力されるLTC信号28は、図7、図8あるいは図
9、図10に示すように80ビット長であり、さらに各
ビット周期ごとに、ビット値が“1”である場合ビット
の中央で反転され、ビット値が“0”である場合ビット
の中央で反転されずにビット値境界で反転するデジタル
変調方式としてのバイフェーズマーク変調方式で記録さ
れるため、最大160個のパルス幅カウント値を格納す
るため、0番地から159番地まで確保されている。こ
れら各番地のパルス幅カウント値に対しては、同図
(b)に示すバッファポインタを用いて参照する。この
バッファポインタは、パルス幅カウント値配列の番地が
指定される。例えば、同図(b)に示すようにバッファ
ポインタに“2”を指定することで、パルス幅カウント
値配列の2番地にアクセスすることができる。
【0038】このようにLTC信号の立ち上がりエッジ
あるいは立ち下がりエッジが検出されるたびに、パルス
幅カウント値配列の参照番地を示すバッファポインタが
増加され、順次LTC信号のパルス幅を示すパルス幅カ
ウント値がキャプチャレジスタ31から転送されて蓄積
される。
【0039】LTC信号28がLTC信号検出回路17
で検出される一方で、映像信号の1フレーム単位でフレ
ーム同期パルス22が同期検出回路16で検出される。
【0040】同期検出回路16の第1のTCU21にお
けるエッジ検出器23は、フレーム同期パルス22の立
ち下がりエッジを検出する。エッジ検出器23は、フレ
ーム同期パルス22の立ち下がりエッジを検出するごと
に、キャプチャレジスタ25に対してラッチパルスを送
出するとともに、タイマ部24を初期化するためのクリ
アパルスを送出する。タイマ部24は、図示しないクロ
ック発生器によって生成された所定周波数のクロックを
カウントしており、エッジ検出器23からクリアパルス
を受信したとき、タイマ部24でカウントしたカウント
値をキャプチャレジスタ25に供給する。キャプチャレ
ジスタ25は、エッジ検出器23からラッチパルスを受
信したとき、タイマ部24によって供給されたカウント
値を保持する。このようにキャプチャレジスタ25に保
持されるカウント値は、フレーム同期パルス22の周期
となる。
【0041】また、エッジ検出器23は、フレーム同期
パルス22の立ち下がりエッジを検出するごとに、IN
TC15に対して割込要求信号18を送出して、CPU
12による入力LTC信号の判別処理を行わせる。すな
わち、映像信号の1フレームごとにLTC信号の判別処
理を行って、時間情報を取得する。さらに、LTC信号
検出回路17のDMAC27のレジスタ制御部34から
は、あらかじめ設定されたDMA転送回数を超えたと
き、INTC15に対してDMA転送終了割り込み処理
要求として割込要求信号19を送出して、CPU12に
よる入力LTC信号の判別処理を行わせる。DMA転送
終了割り込み処理要求は、1倍速の場合、映像信号の1
フレーム単位にフレーム同期パルス22が入力されるた
びにDMA転送回数の初期化が行われるため発生しな
い。しかし、1倍速を超える場合、あらかじめRAM1
4に設けられたパルス幅カウント値配列以上のパルス幅
カウント値が蓄積されてしまうことを避けるために発生
する。
【0042】図3は、このような割込要求信号による入
力LTC信号の判別処理を行うROM13に格納された
LTC信号読み取り制御プログラムの一例の処理内容の
概要を表わしたものである。まず、CPU12は、割込
要求信号18に対応してINTC15を介して通知され
るフレーム同期パルス22の立ち下がりエッジの検出
か、割込要求信号19に対応してINTC15を介して
通知されるDMA転送終了割り込み要求のいずれかによ
り、割込処理が起動されると、まず入力LTC信号のビ
ット値判別を行う(ステップS40)。
【0043】ステップS40において、CPU12は、
LTC信号検出回路17の第2のTCU26におけるキ
ャプチャレジスタ31に一時的に保持された入力LTC
信号28のパルス幅カウント値が、DMAC27によっ
てRAM14に転送されたパルス幅カウント値配列の各
番地データごとに、入力LTC信号のビット値を判別す
る。すなわち、ビット値“0”のときのパルス幅カウン
ト値をTとすると、“0.75×T”をスレッショルド
値として、その次のパルス幅カウント値が“0.75×
T”よりも短いときはビット値を“1”と判断し、
“0.75×T”よりも長いときはビット値を“0”と
判断する。また、ビット値“1”のときのパルス幅カウ
ント値をT´とすると、“0.75×T´”をスレッシ
ョルド値として、その次のパルス幅カウント値が“0.
75×T´”よりも短いときはビット値を“1”と判断
し、“0.75×T´”よりも長いときはビット値を
“0”と判断する。ただし、2回連続してビット値が
“1”であると判断されたときに初めてビット値“1”
が確定する。
【0044】図4は、入力LTC信号とパルス幅カウン
ト値との関係を表わしたものである。同図(a)は、図
示しない波形整形回路を介して2値のパルス波形に変換
されたLTC信号28を示す。同図(b)は、このよう
なLTC信号28の立ち上がりエッジおよび立ち下がり
エッジの間のパルス幅カウント値を格納したパルス幅カ
ウント値配列を示す。このようにLTC信号28の立ち
上がりエッジおよび立ち下がりエッジを検出することに
よって、各パルス幅ごとにパルス幅カウント値が格納さ
れる。ここでは、0番地および1番地にはカウント値
“T”、2番地にはカウント値“2T”、3番地および
4番地にはカウント値“T”、そして5番地にはカウン
ト値“2T”が格納される。
【0045】例えば同図(c)に示すように、CPU1
2は、1番地のビット値が“1”に確定しているとき、
2番地のパルス幅カウント値は“0.75×T”よりも
長いので、ビット値が“0”であると判定する。また、
3番地のパルス幅カウント値は、“0”に確定した2番
地のパルス幅カウント値の0.75倍よりも短いので、
ビット値が“1”であると判定する。
【0046】このようなビット値判別処理に関する技術
は、例えば特開平10−289535号公報に開示され
ている。
【0047】図3に戻って説明を続ける。上述したよう
にステップS40で、LTC信号のビット値を判別した
後、CPU12はタイムコードの時間情報を抽出する
(ステップS41)。すなわち、ステップS40で判別
したビット列から図7、図8あるいは図9、図10に示
したフォーマット構成されたLTC信号を抽出し、所定
の時間情報“時分秒”および“フレーム”などの情報を
取得する。その後、DMAC27のレジスタ制御部34
に対して、DMA転送の転送先アドレスおよ転送回数の
初期化を行って(ステップS42)、続いて入力される
LTC信号のパルス幅の計数に備える(エンド)。
【0048】このようにCPU12は、フレーム同期パ
ルス22の立ち下がりエッジが検出されたことによって
起動されたフレーム同期割込処理により、前フレーム同
期パルス内に入力されたLTC信号を検出し、あるいは
所定の転送回数を超えたときに起動されたDMA転送終
了割込処理により、1倍速を超えて入力されるLTC信
号を検出する。
【0049】以下、このような割込処理とLTC信号の
関係について、タイミングチャートを参照しながら説明
する。
【0050】図5は、1倍速でフレームに同期したLT
C信号とフレーム同期割込処理の関係を表わしたもので
ある。同図(a)に示すようにフレーム同期パルス22
が入力され、同図(b)に示すように1倍速でフレーム
に同期してLTC信号が入力されているものとする。
【0051】LTC信号検出回路17は、同図(b)に
示すLTC信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエ
ッジを検出して、各パルス幅を計数し、キャプチャレジ
スタ31に保持する。キャプチャレジスタ31に保持さ
れたパルス幅カウント値は、その都度DMAC27によ
りRAM14に対してDMA転送451〜45Mが行わ
れ、同図(c)に示すようにパルス幅カウント値配列に
格納される。一方、同期検出回路16では、第1のTC
U21でフレーム同期パルス22の立ち下がりエッジの
検出を監視しており、これを検出したときには割込要求
信号18としてINTC15を介してCPU12にフレ
ーム同期割込処理を要求する。すなわち、同図(d)に
示すようにフレーム同期パルス22の立ち下がりエッジ
により、前フレームのパルス幅カウント値に対して図3
に示したようなフレーム割込処理46N-1、46Nが行わ
れる。
【0052】図6は、1倍速を超えて入力されるLTC
信号とDMA転送終了割込処理の関係を表わしたもので
ある。同図(a)に示すようにフレーム同期パルス22
が入力され、同図(b)に示すように1倍速を超えてL
TC信号が入力されているものとする。
【0053】LTC信号検出回路17は、同図(b)に
示すLTC信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエ
ッジを検出して、各パルス幅を計数し、キャプチャレジ
スタ31に保持する。キャプチャレジスタ31に保持さ
れたパルス幅カウント値は、その都度DMAC27によ
りRAM14に対してDMA転送47が行われ、同図
(c)に示すようにパルス幅カウント値配列に格納され
る。一方、DMAC27のレジスタ制御部34は、あら
かじめ設定された転送回数である160回を超えたと
き、割込要求信号19としてINTC15を介してCP
U12にDMA転送終了割込処理を要求する。すなわ
ち、同図(d)に示すようにDMA転送が160回行わ
れると、図3に示したようなDMA転送終了割込処理4
8が行われる。
【0054】このように本実施例におけるLTC信号読
取装置では、LTC信号検出回路17の第2のTCU2
6でLTC信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエ
ッジを検出して、その間のタイマ部30のカウント値を
キャプチャレジスタ31に保持し、その都度DMAC2
7によりRAM14にDMA転送するようにした。これ
により、CPU12は1倍速でフレームに同期してLT
C信号が入力される場合、同期検出回路16で検出され
るフレーム同期パルス22の立ち下がりエッジの検出に
よる1フレームに1度だけフレーム同期パルス割込処理
が起動されるだけであるため、割込処理のオーバヘッド
による処理遅延を大幅に削減することができるようにな
る。また、1倍速を超えてLTC信号が入力される場
合、所定のDMA転送回数を超えたときDMA転送終了
割込処理を起動するようにしたので、最大限の間隔でL
TC信号の判別処理を行うことができ、処理に伴う遅延
を最小限に抑えることができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、1倍速でフレームに同期してタイムコードが
入力される場合、フレーム同期パルス信号のエッジ検出
による1フレームに1度だけフレーム同期パルス割込処
理が起動されるだけであるため、割込処理のオーバヘッ
ドによる処理遅延を大幅に削減することができるように
なる。したがって、従来より高速度で入力されるタイム
コードの判別を行うことができるようになる。また、従
来のようにPLL回路を必要としないため、回路構成の
簡素化および低コスト化を図ることができる。
【0056】また請求項2記載の発明によれば、請求項
1記載の発明の効果に加えて、1倍速を超えて入力され
るタイムコードに対応するパルス幅の格納領域をあふれ
させることなく、最大限の間隔でLTC信号の判別処理
を行うことができ、処理に伴う遅延を最小限に抑えるこ
とができる。
【0057】さらに請求項3記載の発明によれば、非常
に簡素な構成で、タイムコードのビット値に対応するパ
ルス幅の蓄積を行うことができ、タイムコード判別処理
の高速化に貢献することができる。
【0058】さらにまた請求項4記載の発明によれば、
タイムコードのパルス幅を測定するためカウント手段に
おいて、両エッジの検出のたびにカウント値を初期化す
るようにしたので、非常に簡素な構成で、タイムコード
のビット値に対応するパルス幅を連続して測定すること
が可能となる。
【0059】さらに請求項5記載の発明によれば、直接
メモリアクセスコントローラを用いてパルス幅を順次格
納するようにしたので、ハードウェア規模の縮小化およ
び低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例におけるLTC信号読取装置の構成の
概要を示すブロック図である。
【図2】パルス幅カウント値配列の構成の概要を示す説
明図である。
【図3】本実施例におけるLTC信号読み取り制御プロ
グラムの一例の処理内容の概要を示す流れ図である。
【図4】本実施例における入力LTC信号とパルス幅カ
ウント値との関係を示すタイミングチャートである。
【図5】本実施例における1倍速でフレームに同期した
LTC信号とフレーム同期割込処理の関係を示すタイミ
ングチャートである。
【図6】本実施例における1倍速を超えて入力されるL
TC信号とDMA転送終了割込処理の関係を示すタイミ
ングチャートである。
【図7】SMPTEによって規定されるNTSC方式カ
ラー映像信号のLTC信号の0ビット目から39ビット
目までのフォーマット構成の概要を示す説明図である。
【図8】SMPTEによって規定されるNTSC方式カ
ラー映像信号のLTC信号の40ビット目から79ビッ
ト目までのフォーマット構成の概要を示す説明図であ
る。
【図9】EBUによって規定されるPAL方式カラー映
像信号のLTC信号の0ビット目から39ビット目まで
のフォーマット構成の概要を示す説明図である。
【図10】EBUによって規定されるPAL方式カラー
映像信号のLTC信号の40ビット目から79ビット目
までのフォーマット構成の概要を示す説明図である。
【符号の説明】
10 LTC信号読取装置 11 バス 12 CPU 13 ROM 14 RAM 15 INTC 16 同期検出回路 17 LTC信号検出回路 18、19 割込要求信号 20 割込処理要求 21 第1のTCU 22 フレーム同期パルス 23、29 エッジ検出器 24、30 タイマ部 25、31 キャプチャレジスタ 26 第2のTCU 27 DMAC 28 LTC信号 32 DMA転送要求 33 要求優先制御部 34 レジスタ制御部 35 バスインタフェース部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の時間情報が含まれるタイムコード
    の立ち上がりおよび立ち下がりの両エッジを検出する第
    1のエッジ検出手段と、 この第1のエッジ検出手段によって検出された両エッジ
    間のパルス幅を測定するパルス幅測定手段と、 前記パルス幅を記憶するパルス幅記憶手段と、 前記第1のエッジ検出手段によって前記両エッジを検出
    するごとに転送要求を送出する転送要求送出手段と、 この転送要求送出手段によって送出された転送要求に基
    づいて前記パルス幅測定手段によって測定されたパルス
    幅を順次前記パルス幅記憶手段に転送して格納するパル
    ス幅格納手段と、 所定のフレーム同期パルス信号のエッジを検出する第2
    のエッジ検出手段と、 この第2のエッジ検出手段によって前記フレーム同期パ
    ルス信号のエッジが検出されたとき前記パルス幅記憶手
    段に記憶された各パルス幅のビット値を判別して前記タ
    イムコードの含まれる時間情報を取得するビット値判別
    手段とを具備することを特徴とするタイムコード信号読
    取装置。
  2. 【請求項2】 所定の時間情報が含まれるタイムコード
    の立ち上がりおよび立ち下がりの両エッジを検出する第
    1のエッジ検出手段と、 この第1のエッジ検出手段によって検出された両エッジ
    間のパルス幅を測定するパルス幅測定手段と、 前記パルス幅を記憶するパルス幅記憶手段と、 前記第1のエッジ検出手段によって前記両エッジを検出
    するごとに転送要求を送出する転送要求送出手段と、 この転送要求送出手段によって送出された転送要求に基
    づいて前記パルス幅測定手段によって測定されたパルス
    幅を順次前記パルス幅記憶手段に転送して格納するパル
    ス幅格納手段と、 前記転送要求送出手段によって送出された転送要求に対
    応して前記パルス幅格納手段によって転送された回数が
    あらかじめ決められた回数を超えたとき転送終了割込要
    求を送出する転送終了割込要求送出手段と、 所定のフレーム同期パルス信号のエッジを検出する第2
    のエッジ検出手段と、 この第2のエッジ検出手段によって前記フレーム同期パ
    ルス信号のエッジが検出されたとき、または前記転送終
    了割込要求送出手段によって送出された転送終了割込要
    求を受信したとき前記パルス幅記憶手段に記憶された各
    パルス幅のビット値を判別して前記タイムコードの含ま
    れる時間情報を取得するビット値判別手段とを具備する
    ことを特徴とするタイムコード信号読取装置。
  3. 【請求項3】 前記パルス幅測定手段は、所定周波数の
    クロックをカウントするカウント手段と、前記第1のエ
    ッジ検出手段によって前記タイムコードの立ち上がりあ
    るいは立ち下がりのエッジを検出したとき前記カウント
    手段によってカウントされたカウント値を保持する保持
    手段とを備え、前記パルス幅格納手段は前記転送要求に
    基づいて前記保持手段に保持されたカウント値を前記パ
    ルス幅記憶手段に転送して格納することを特徴とする請
    求項1または請求項2記載のタイムコード信号読取装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第1のエッジ検出手段は前記両エッ
    ジが検出されるたびに前記カウント手段のカウント値を
    初期化することを特徴とする請求項3記載のタイムコー
    ド信号読取装置。
  5. 【請求項5】 前記パルス幅格納手段は直接メモリアク
    セスコントローラによって構成されいることを特徴とす
    る請求項1〜請求項4記載のタイムコード信号読取装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020195003A (ja) * 2019-05-24 2020-12-03 キヤノン株式会社 電子機器及びその制御方法及びプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8634478B2 (en) 2003-05-09 2014-01-21 Gvbb Holdings S.A.R.L. Linear time code receiver
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