JP2001067004A - 電子写真立て - Google Patents
電子写真立てInfo
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- JP2001067004A JP2001067004A JP23783899A JP23783899A JP2001067004A JP 2001067004 A JP2001067004 A JP 2001067004A JP 23783899 A JP23783899 A JP 23783899A JP 23783899 A JP23783899 A JP 23783899A JP 2001067004 A JP2001067004 A JP 2001067004A
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Abstract
合に設置する写真立ての姿勢により情報画像の文字が9
0度あるいは180度回転してしまい見づらいといった
不都合が生じることのない電子写真立てを提供する。 【解決手段】 本発明では、観賞用画像と文字情報を含
む情報画像とを記憶する記憶手段と、前記観賞用画像と
前記情報画像とを同時に表示可能な表示部と、前記観賞
用画像と独立して前記情報画像を回転して表示部に表示
するよう制御を行う表示制御手段とを有する構成とした
ことにより、観賞用画像の構図に合わせて電子写真立て
の表示部を回転させても情報画像に不都合が生じること
がない。
Description
像を表示する電子写真立てに関する。
れた観賞用画像を表示する装置としてソニーからデジタ
ルフォトフレームが商品化されている。また、観賞用画
像とともにカレンダー等の情報画像を表示する電子写真
立てとして、特開平9−308558号公報、特開平1
0−83146号公報に記載された技術が提案されてい
る。
賞用画像と情報画像とを表示する電子写真立てにおい
て、情報画像を回転させる表示制御について開示されて
いない。写真立ては、表示する観賞用画像の構図に応じ
て縦姿勢で設置するか、横姿勢で設置するか使用者によ
って自由に決定される。そのため、観賞用画像と情報画
像とを同時に表示した場合に設置する写真立ての姿勢に
より情報画像の文字が90度あるいは180度回転して
しまい見づらいといった不都合が生じる。
立てを接続したときの表示制御について開示されていな
い。そのため、複数の電子写真立てを並べて設置した場
合に、同じ観賞用画像を表示させてしまう可能性があ
る。
は、電子写真立てにおいて、観賞用画像と文字情報を含
む情報画像とを記憶する記憶手段と、前記観賞用画像と
前記情報画像とを同時に表示可能な表示部と、前記観賞
用画像と独立して前記情報画像を回転して表示部に表示
するよう制御を行う表示制御手段とを有する構成とし
た。これにより、観賞用画像の構図に合わせて電子写真
立ての表示部を回転させても情報画像に不都合が生じる
ことがない。
写真立てにおいて、前記情報画像は、カレンダー情報、
日時情報、メッセージ情報のうちのいずれか1つの情報
を含む画像である構成とした。請求項3に記載の発明
は、請求項1の電子写真立てにおいて、前記表示部の姿
勢を検出する検出手段を有し、前記表示制御手段は、前
記検出手段の出力に基づいて前記情報画像を回転制御す
る構成とした。これにより、姿勢を検出して情報画像を
回転制御するので、手動にて情報画像を回転制御させな
くても、情報画像に不都合が生じることがない。
写真立てにおいて、前記表示部を回転自在に支持する支
持部を有し、前記検出手段は、前記表示部と前記支持部
との支持関係に基づいて前記表示部の姿勢を検出する構
成とした。請求項5に記載の発明は、請求項4の電子写
真立てにおいて、前記支持部は、前記表示部を立て掛け
るよう支持する台座である構成とした。
おいて、観賞用画像を表示する表示部と、前記表示部に
電力を供給する電源と、着脱可能なカード型メモリ内に
記憶された観賞用画像を読み出す読み出し手段と、前記
読み出し手段によりカード型メモリ内に記憶された観賞
用画像が読み出し可能な状態か否かを検出する検出手段
と、前記検出手段により読み出し可能であることを検出
することに応答して前記表示部に電力供給を開始するよ
う制御する制御手段とを有する構成とした。これによ
り、例えば、カード型メモリを装着する動作で表示が可
能となるので、複雑な操作をすることなく表示が行え
る。
写真立てにおいて、前記制御手段は、前記検出手段によ
り読み出し可能であることを検出することに応答して観
賞用画像の読み出しを開始する構成とした。これによ
り、例えば、カード型メモリを装着する動作で、観賞用
画像が表示される。請求項8に記載の発明は、請求項7
の電子写真立てにおいて、前記制御手段は、前記検出手
段により読み出し可能であることを検出することに応答
して所定条件にあう観賞用画像の読み出しを開始する構
成とした。これにより、カード型メモリ内に複数の画像
データが存在している場合にも読み出すことが可能であ
る。
おいて、矩形状で、縦姿勢及び横姿勢に自在に立て掛け
て設置することが可能な表示部と、前記表示部に観賞用
画像を表示するために電力を供給する電源部とを備え、
前記電源部は、縦姿勢に設置したときでも横姿勢に設置
したときでも底辺近傍になるよう配置される構成とし
た。これにより、一般的に重量の重いとされる電源部が
縦姿勢、横姿勢でも底辺近傍に位置するので安定して立
て掛けることができる。
において、矩形状で、縦姿勢及び横姿勢に自在に立て掛
けて設置することが可能な表示部と、他の機器と通信を
行うためにケーブルを接続するためのコネクタとを有
し、前記コネクタは、縦姿勢に設置したときでも横姿勢
に設置したときでも底辺近傍になるよう配置される構成
とした。これにより、コネクタにケーブルが接続されて
も底辺近傍にケーブルがくるため、ケーブルに引っかか
る可能性が少なくなる。
において、観賞用画像を表示する表示部と、表示部を備
える外部機器と通信する通信手段と、複数の観賞用画像
の中から選択して前記表示部に表示するよう制御する制
御手段とを備え、前記制御手段は、前記通信手段を介し
て外部機器と通信可能な場合に、それぞれの表示部にそ
れぞれ異なる観賞用画像を表示するよう制御する構成と
した。これにより、例えば、複数の写真立てが並べて設
置されても、全ての表示部に異なる観賞用画像が表示す
ることができる。
電子写真立てにおいて、前記電子写真立ての表示部に表
示する観賞用画像を切り換える切り換え手段を備え、前
記制御手段は、前記切り換え手段により前記電子写真立
ての表示部に表示する観賞用画像を切り換えたとき、前
記外部機器の表示部には、切り換える前に前記電子写真
立ての表示部に表示されていた観賞用画像と切り換えた
後に前記電子写真立ての表示部に表示される観賞用画像
以外の観賞用画像を表示させるよう制御する構成とし
た。これにより、複数の写真立てに異なる観賞用画像を
表示できるとともに、観賞を止めた切り換える前に表示
されていた画像を表示することがないので再度切り換え
る必要がない。
電子写真立てにおいて、前記電子写真立ての表示部に表
示する観賞用画像を切り換える切り換え手段を備え、前
記制御手段は、前記切り換え手段により前記電子写真立
ての表示部に表示する観賞用画像が前記外部機器の表示
部に表示されている観賞用画像に切り換えたとき、前記
外部機器の表示部に表示されている観賞用画像を切り換
えるよう制御する構成とした。これにより、複数の表示
部に、異なる観賞用画像を表示することを維持できる。
電子写真立てにおいて、前記電子写真立ての表示部に表
示する観賞用画像を切り換える切り換え手段を備え、前
記切り換え手段は、前記外部機器の表示部に表示されて
いる観賞用画像に切り換えることを禁止する構成とし
た。これにより、複数の表示部に、異なる観賞用画像を
表示することを維持できる。
電子写真立てにおいて、前記通信手段は、前記外部機器
の表示部に表示させるための観賞用画像を前記外部機器
に送信する構成とした。これにより、電子写真立てが持
つ鑑賞用画像を外部機器の表示部に表示することができ
る。請求項16に記載の発明は、請求項11の電子写真
立てにおいて、前記電子写真立ての表示部に表示する観
賞用画像を切り換える切り換え手段を備え、前記制御手
段は、前記外部機器に観賞用画像を有するとき、前記切
り換え手段により前記外部機器が有する観賞用画像に切
り換えられるよう制御する構成とした。これにより、外
部機器が持つ観賞用画像を電子写真立ての表示部に表示
することができる。
において、メモリ内に記憶され、縦と横の長さの比が異
なる矩形状である複数の観賞用画像を読み出す読み出し
手段と、前記読み出し手段により読み出した観賞用画像
を表示する表示部と、縦姿勢で観賞すべき縦姿勢用画像
か、横姿勢で観賞すべき横姿勢用画像かを判別するため
にそれぞれの観賞用画像に対応して設けられた判別情報
を検出する検出手段と、前記表示部に縦姿勢用画像を表
示すべきか横姿勢用画像を表示すべきかを判別する判別
手段と、前記判別手段により、縦姿勢用画像を表示すべ
きと判別したときには縦姿勢用画像を選択し、横姿勢用
画像を表示すべきと判別したときには横姿勢用画像を選
択するよう制御する制御手段とを有する構成とした。こ
れにより、電子写真立ての姿勢にあった観賞用画像を選
択できる。
電子写真立てにおいて、前記読み出し手段は、前記制御
手段により選択された観賞用画像を読み出す構成とし
た。請求項19に記載の発明は、請求項17の電子写真
立てにおいて、前記読み出し手段は、前記制御手段によ
り選択された観賞用画像のうち所定条件にあう観賞用画
像を読み出す構成とした。
電子写真立てにおいて、前記所定条件は最新に記憶され
た観賞用画像である構成とした。請求項21に記載の発
明は、請求項17の電子写真立てにおいて、前記表示部
に複数の観賞用画像を自動的に順次表示する順次表示モ
ードを設定する設定手段を有し、前記読み出し手段は、
前記設定手段により順次表示モードが設定されていると
き、前記制御手段により選択された観賞用画像を順次読
み出す構成とした。これにより、いわゆるスライドショ
ーのときに、電子写真立ての姿勢にあった観賞用画像の
み表示することができる。
電子写真立てにおいて、前記判別手段は、前記表示部の
姿勢により判別する構成とした。請求項23に記載の発
明は、請求項17の電子写真立てにおいて、前記表示部
は、縦と横の長さの比が異なる矩形状である構成とし
た。
形態1の電子写真立てについて説明する。実施の形態1
の電子写真立ては、デジタルカメラ、スキャナ等で入力
された画像である観賞用画像と、カレンダー、時刻、メ
ッセージ等の情報を伝達するための情報画像とをそれぞ
れ単独または同時に電子的に表示する機能を備える。
観を示す図である。実施の形態1の電子写真立ては、フ
レーム1と台座2により構成される。図2、図3は、実
施の形態1の電子写真立てにおけるフレーム1の外観図
であり、図4は、実施の形態1の電子写真立てにおける
台座の外観図である。まず、フレーム1について説明す
る。図2に示すように、フレーム1の前面には、表示部
107、リモコン受光部113、スピーカ127が設け
られている。また、図3に示すように、フレーム1の裏
面には、メニューボタン121、アップボタン123、
ダウンボタン124、決定ボタン125、回転ボタン1
22、電源ボタン126、電源部120、IEEE1394コネ
クタ117が設けられている。また、フレーム1の側面
には、カードスロット103、2つの接続端子118、
119が設けられている。
メニュー画像を表示する液晶表示装置である。表示部1
07は、縦と横の長さの比が異なる矩形状をなしてい
る。メニューボタン121は、各種設定が行えるメニュ
ー設定環境に移るために操作されるボタンである。アッ
プボタン123は、各種設定の選択時に操作されるボタ
ンである。ダウンボタン124は、アップボタン123
と同様に各種設定の選択時に操作されるボタンである。
決定ボタン125は、アップボタン123、ダウンボタ
ン124で選択された設定を決定するために操作される
ボタンである。回転ボタン122は、観賞用画像を90
度ずつ回転させるために操作されるボタンである。電源
ボタン126は、電子写真立て1の主電源をオン、オフ
するためのボタンである。リモコン受光部113は、不
図示のリモコン装置から赤外線を使用した信号を受信す
る受光装置である。リモコン装置には、フレーム1に設
けられたメニューボタン121、アップボタン123、
ダウンボタン124、決定ボタン125、回転ボタン1
22と同様のボタンが設けられており、ボタン操作で各
種設定を行うことができる。
ッシュ、スマートメディア、メモリースティック等のデ
ジタルカメラで使用されているカード型メモリを挿入し
データを読み取るための挿入部である。電源部120
は、電源、例えば単三型充電池4本が装着され、フレー
ム1内部の各装置に電力を供給する。また電源部120
は、フレーム1を立て掛けて置いた時に安定するよう
に、フレーム1が縦姿勢で立て掛けられても横姿勢で立
て掛けられても底辺近くに重心がくるような位置に設け
られている。接続端子118、119は、フレーム1の
短手方向の側面と長手方向の側面とに設けられている。
接続端子118、119は、後述の台座2に装着された
時に接続されている端子を検出することによりフレーム
1の姿勢が縦姿勢であるか横姿勢であるかを判断するた
めに用いられる。また、接続端子118、119はそれ
ぞれ、後述の電源回路115と電気的に接続されてい
る。IEEE1394コネクタ117は、IEEE1394ケーブルを接
続するコネクタである。スピーカ127は、音声データ
を再生するためのものである。
は、フレーム1を横姿勢または縦姿勢で立て掛ける時に
使用されるものであり、フレーム1が横姿勢であるか縦
姿勢であるかを検出するためにも使用される。更に、台
座2は、内臓するACアダプタ204を使用して外部の
商用電源からフレーム1に電力を供給する。台座2は、
突起部201と、接続端子202と、ケーブル203と
を備える。
するためのものである。接続端子202は、突起部20
1によりフレーム1が固定された状態で、フレーム1の
接続端子118、119のいずれかと電気的に接続され
る接続端子である。また、接続端子202は、ケーブル
203、ACアダプタ204を介して供給された商用電
源からの電力をフレーム1に伝達するための電源端子と
しても使用される。ケーブル203は、商用電源と接続
するためのケーブルである。
ックで示した図である。図5はフレーム1、図6は台座
2の機能ブロック図である。まず、図5を用いてフレー
ム1の機能について説明する。CPU101は、フレー
ム1で行える機能を実行するための制御部である。カー
ドドライバ102は、カードスロット103に挿入され
たカード型メモリ内のデータを読み取るために駆動す
る。メモリ104は、観賞用画像を記憶しておくための
不揮発性メモリである。また、メモリ104は、観賞用
画像、情報画像を表示するためプログラム、表示設定等
も記憶しているメモリである。メモリドライバ105
は、メモリ104を駆動するための回路である。画像処
理回路106は、観賞用画像の90度回転等、各種表示
設定にしたがって観賞用画像等の変換を行う。表示ドラ
イバ108は、表示部107を駆動し、表示部107に
表示する画像を制御する。バッファメモリ109は、観
賞用画像を一時的に記憶する揮発性メモリである。ま
た、表示部107に表示する表示画像メモリとしても使
用される。JPEGデコーダ110は、JPEG方式で
圧縮記録された静止画像を再生可能に伸長する。MPE
Gデコーダ111は、MPEG方式で圧縮記録された動
画像を再生可能に伸長する。音声処理回路128は、音
声信号をスピーカ127で出力できるように処理する回
路である。スイッチ回路112は、各種ボタンに電気的
に接続されていて、各種ボタンの操作を検出してCPU
101に伝達する。リモコン受信部113は、リモコン
からの赤外線信号を所定の信号に変換してスイッチドラ
イバに伝達する。スイッチ回路112は、リモコン受信
部からの信号を解析してCPU101に伝達する。外部
ボタン114は、上述した各種ボタン全ての総称であ
る。外部ボタン114は、各種ボタンが操作されるとス
イッチ回路112に信号を伝達する。
に接続されており、フレーム1内の各種装置に電力を供
給する。また、電源回路115は、フレーム1と台座2
とが接続された状態においては、電源部120からの電
力供給より優先して、接続端子118、119を介して
台座2から供給された電力によりフレーム1内の各種装
置に電力を供給すると共に、電源部120に充電池が装
着されている場合には充電池の充電を行う。IEEE1394イ
ンターフェース116は、外部機器に備えられたIEEE13
94インターフェースと画像データ、制御信号等の送受信
を行うためのインターフェースである。また、IEEE1394
ケーブルを介して他のフレームと接続することにより図
のフローで示す制御を行う。IEEE1394コネクタ117
は、IEEE1394インターフェース116とIEEE1394ケーブ
ルとを電気的に接続するためのコネクタである。
説明する。接続端子202は、上述したように、フレー
ム1が固定された状態で、フレーム1の接続端子11
8、119のいずれかと電気的に接続される接続端子で
ある。ケーブル203は、ACアダプタ204と商用電
源とを接続するためのケーブルである。ACアダプタ2
04は、ケーブル203を介して供給された商用電源か
らの電力をフレーム1で扱えるように変換する。
示動作について説明する。まず、図7、図8、図9を用
いて実施の形態1の電子写真立てにおける表示動作の概
要を説明する。図7、図8、図9は、フレーム1の表示
部107の表示例を示す図である。デジタルカメラ等で
撮影された画像データを観賞用画像として表示し、更
に、時刻を観賞用画像にオーバーラップさせて表示する
ように設定されている場合の表示例である。観賞用画像
に用いられる画像データは、一般に縦長と横長との長さ
の比が異なっている。実施形態1のフレーム1の表示部
107も観賞用画像の縦横比に合わせてある。例えば、
図7に示した飛行機の先頭部を右向きから下向きに変え
たい(90度回転させたい)場合には、縦横比が異なる
ので表示上の画像を回転させるのではなく、フレーム1
自体を回転させる。しかし、フレーム1を回転させる
と、観賞用画像にオーバーラップさせて表示している時
刻もフレーム1と共に回転させてしまうと見づらくな
る。そこで、実施の形態1の電子写真立てでは、図8に
示すように、フレーム1の姿勢に合わせて時刻等の情報
画像の表示を制御する。
きから上向きに変えたい(180度回転させたい)場合
には、フレーム1自身を180度回転させても実現でき
るが、本実施例では、台座2との接続関係から表示上の
画像を回転させることで実現する。しかし、表示されて
いる画像を回転させてしまうと、時刻の表示が逆さにな
ってしまう。そこで、実施の形態1の電子写真立てで
は、図9に示すように、飛行機写真等の観賞用画像と時
刻等の情報画像を独立して回転できるように表示を制御
する。
には、それぞれのフレームの表示部に同じ観賞用画像を
表示させることなく、異なる画像を観賞できるように制
御する。次に、実施の形態1の電子写真立てにおける表
示制御を詳細に説明する。図10、図11、図15、図
19を用いてフレーム1内のCPU101によって実行
される表示制御を説明する。
おける表示制御のメインフローチャートを示す図であ
る。図10に示すフローチャートはフレーム1の電源ボ
タン126が押されるか、フレーム1にカード型メモリ
が装着されることにより電源が投入され、スタートす
る。まず、ステップS100では、他のフレーム(フレ
ーム2)が接続されているかを検出する。フレーム2と
の接続の検出は、フレーム1のIEEE1394インターフェー
スとフレーム2のIEEE1394インターフェースとの通信に
より行われる。フレーム2との接続が検出された場合に
は図11に示すステップS301に進む。フレーム2と
の接続が検出されない場合には、ステップS101に進
む。ステップS101では、フレーム1にカード型メモ
リが装着されていて、カード型メモリ内に画像ファイル
が存在するか否かを検出する。画像ファイルが存在する
場合にはステップS102に進み、存在していない場合
にはステップS103に進む。ステップS102では、
カード型メモリ内に存在する最新の画像ファイルを読み
出す。読み出された画像ファイルは、JPEGデコーダ
110で伸長して観賞用画像として用いる。ステップS
103では、メモリ104に記憶された画像データを読
み出す。読み出された画像データは、観賞用画像として
用いられる。ここで、カード型メモリが装着されている
場合に、カード型メモリ内の画像ファイルをメモリ10
4内の画像ファイルに優先して読み出す理由は、既にメ
モリ104内の画像よりカード型メモリ内の新たな画像
を観賞したい可能性が高いからである。
路106により、読み出した観賞用画像のサイズを表示
部107での表示に合った表示サイズに変更し、バッフ
ァメモリ109に記憶する。ステップS105では、前
回記憶された表示設定をメモリ104から読み出し、バ
ッファメモリ109に記憶する。ステップS106で
は、画像処理回路106により、バッファメモリ109
に記憶されている観賞用画像と表示設定とに従って表示
画像を形成し、表示部107に表示する。本ステップの
詳細は図15を用いて説明する。ステップS107で
は、メニューボタン121が操作されたか否かを検出す
る。検出された場合にはステップS108に進み、検出
されない場合にはステップS112へ進む。ステップS
108では、メニューモードになり、表示設定が行われ
る。本ステップの詳細は図11に示すフローチャート図
を用いて説明する。本ステップによる表示設定が終了す
るとステップS106に戻る。
3、ダウンボタン124が操作され、観賞用画像の変更
が指示されたか否かを検出する。いずれかのボタン操作
を検出した場合にはステップS110に進み、ボタン操
作を検出しない場合にはステップS112に進む。アッ
プボタン123、ダウンボタン124は、メニューモー
ドになっていないときには、観賞用画像の変更に用いら
れる。アップボタン123、ダウンボタン124が操作
される前に、観賞用画像を表示するように表示設定され
ていない状態でも、アップボタン123、ダウンボタン
124が操作されることにより、カード型メモリ、また
はメモリ104に記憶されている画像データを観賞用画
像として選択、表示できるように後述するステップS1
14で表示設定する。なお、カード型メモリ、またはメ
モリ104内に、現在表示している観賞用画像の他に画
像データが存在しない場合には、アップボタン123、
ダウンボタン124の操作を受け付けなくし、画像デー
タがない旨を表示するように制御する。また、フレーム
1にフレーム2が接続されている場合には、他のフレー
ムに装着されたカード型メモリまたは内蔵メモリ内に記
憶された画像データを選択できる。
でのアップボタン123、ダウンボタン124の操作に
より選択された画像データをカード型メモリまたはメモ
リ104から読み出す。ステップS111では、バッフ
ァメモリ109に記憶されている観賞用画像をステップ
S110で読み出した画像データと置換し、ステップS
114に進む。ステップS112では、フレーム1のど
ちらの接続端子に台座2が接続されているか検出し、フ
レーム1の姿勢が縦横変更されたか否かを検出する。変
更を検出した場合にはステップS114に進み、変更を
検出しなければステップS113に進む。ステップS1
13では、観賞用画像を回転するように回転ボタン12
2が操作されたか否かを検出する。操作を検出した場合
にはステップS114に進み、操作を検出しなければス
テップS115に進む。ステップS114では、ステッ
プS109、ステップS112、ステップS113によ
る操作に従って表示設定を変更し、バッファメモリ10
9に記憶されている表示設定を変更した表示設定と置換
する。
126がオフ操作されたか否かを検出する。検出した場
合にはステップS116に進み、検出しなければステッ
プS107に戻り、表示部107での表示を継続する。
ステップS117では、メモリ104に記憶されている
観賞用画像を、現在、表示部107に表示されている観
賞用画像と置換する。更に、メモリ104に記憶されて
いる表示設定を現在の表示設定と置換する。ステップS
118では、電源をオフし、本フローを終了する。
ーチャートのステップS108のメニューモードで行わ
れる表示設定の制御を説明する。なお、ここでは一部の
表示設定についてのみ説明する。まず、ステップS20
1では、図12に示すようなメニュー画面を表示部10
7に表示する。なお、図12に示すメニュー画面は、フ
レーム1が縦姿勢の場合に表示されるものであり、フレ
ーム1が横姿勢の場合には図13に示すように90度回
転させたメニュー画面を表示する。ステップS202で
は、使用者の操作に従って設定が行われる。以下に設定
方法について図12、図14を用いて説明する。
能なモードを表示し、更にその作動状態を表示してい
る。作動可能なモードは、「フォト」「ムービー」「カ
レンダー」「時計」「メッセージ」「サウンド」「スク
リーンセーバー」であり、その作動状態はそれぞれに付
けられた「オン」「オフ」で示されている。「オン」に
なっているものは作動する状態にあることを示してい
る。
ト」にカーソルが置かれる。この状態で、アップボタン
123またはダウンボタン124が操作されると、「フ
ォト」→「ムービー」と異なるモードにカーソルが移
る。また、「フォト」にカーソルが置かれている状態で
決定ボタン125が操作されると、「フォト」の右に表
示された「オン」にカーソルが移る。「オン」にカーソ
ルが置かれた状態で、アップボタン123またはダウン
ボタン124が操作されると「オン」→「オフ」と切り
替わる。「オン」にカーソルが置かれた状態で決定ボタ
ン125が操作されると、図14に示す設定画面に移
る。図14に示す設定画面は、図12のメニュー画面で
選択されていたモードにおける作動環境を詳細に設定す
るためのものである。図14では、一例として、フォト
設定モードの作動環境の設定画面を示している。フォト
設定モードでは、「変更」「ズーム」「回転」「スライ
ドショー」「消去」の中から選択できる。変更モード
は、カード型メモリ、メモリ104に複数の画像データ
が存在している場合に、観賞用画像として表示させる画
像データを変更できる。また、フレーム1にフレーム2
が接続されているときは、他のフレームに装着されたカ
ード型メモリまたは内蔵メモリ内に記憶された画像デー
タを選択できる。ズームモードは、観賞用画像の拡大、
縮小を設定する。回転モードは、観賞用画像の回転角度
を設定する。図14における「変更」「ズーム」「回
転」の右には、現在設定されている観賞用画像がサムネ
イル画像として小さく表示される。
リ、メモリ104に複数の画像データが存在している場
合に自動的に順次表示していくスライドショー機能を実
行するか否かを設定する。消去モードは、変更モードで
設定された画像データをカード型メモリまたはメモリ1
04から消去する。これらのモードの設定も、アップボ
タン123、ダウンボタン124、決定ボタン125に
より行われる。また、ズームしたときに適切な構図が得
られるようにズームの中心を移動可能にする移動モード
を設けてもよい。
ンダーモード等も、同様に、設定画面に従って作動環境
を設定できる。例えば、カレンダーモード、時計モー
ド、メッセージモードにおける設定画面で設定する作動
環境として、カレンダー表示、時刻表示を観賞用画像と
重畳させて表示するか、並べて表示するかの選択、ま
た、表示文字の色選択等を設定できる。
示すメニューモード画面に移るには、メニューボタン1
21を操作する。また、図12に示すモード画面におい
て「オン」から「フォト」にカーソルを移す、メニュー
モードを解除するときも、メニューボタン121を操作
する。以上の要領でメニューの設定を行う。次に、ステ
ップS203では、メニューモードを解除するか否かを
判別し、解除する場合にはステップS204に進む。解
除しない場合にはメニューモードを維持する。ステップ
S204では、設定画面により画像データの変更がされ
たか検出する。変更を検出した場合はステップS205
に進み、変更を検出しない場合はステップS207に進
む。ステップS205では、設定された画像データをカ
ード型メモリまたはメモリ104から読み出す。ステッ
プS206では、バッファメモリ109に記憶されてい
る観賞用画像を読み出された画像データと置換する。ス
テップS207では、バッファメモリ109に記憶され
ている表示設定をメニュー画面、設定画面においてなさ
れた表示設定と置換し、リターンする。
チャートのステップS106で行われる画像形成、表示
の制御を説明する。図15は、バッファメモリ109に
記憶された表示設定に従ってなされる画像形成、表示の
制御を示すフローチャート図である。なお、ここでは一
部の表示設定に対応する表示制御についてのみ説明す
る。
するよう設定されているか否かを検出する。設定されて
いる場合にはステップS302に進み、設定されていな
い場合にはステップS312に進む。ステップS302
では、設定された観賞用画像に対して、回転、ズームを
施すよう設定されているか否かを検出する。設定されて
いる場合にはステップS303に進み、設定されていな
い場合にはステップS304に進む。ステップS303
では、設定された回転、ズーム量に応じて観賞用画像に
対して回転、ズームの画像処理を施す。ステップS30
4では、情報画像を表示するように設定されているか否
かを検出する。設定されている場合にはステップS30
5に進み、設定されていない場合にはステップS317
に進み、観賞用画像のみを単独で表示する。ステップS
305では、バッファメモリ109に記憶された表示設
定でフレーム1の姿勢が縦姿勢となっているか否かを検
出する。縦姿勢の場合にはステップS306に進み、縦
姿勢でない場合にはステップS309に進む。
勢に置かれているときにカレンダー、時計等の情報画像
が正常な表示状態になるように縦表示用処理を施す。ス
テップS307では、観賞用画像と情報画像とを重畳し
て表示するように設定されているか否かを検出する。重
畳して表示するように設定されている場合にはステップ
S308に進む。設定されていない場合にはステップS
318に進む。ステップS308では、観賞用画像と情
報画像とを重畳し、図7に示すような画像を形成し表示
する。
いことが検出した場合に、ステップS318では、観賞
用画像と情報画像とを並べて配置し、図16に示すよう
な画像を形成し表示する。また、ステップS305で縦
姿勢になっていない場合に、ステップS309で、フレ
ーム1が横姿勢に置かれているときにカレンダー、時計
等の情報画像が正常な表示状態になるように横表示用処
理を施す。ステップS310では、観賞用画像と情報画
像とを重畳して表示するように設定されているか否かを
検出する。重畳して表示するように設定されている場合
にはステップS311に進む。設定されていない場合に
はステップS319に進む。ステップS311では、観
賞用画像と情報画像とを重畳し、図8に示すような画像
を形成し表示する。
るように設定されていないことを検出した場合に、ステ
ップS319では、観賞用画像と情報画像とを並べて配
置し、図17に示すような画像を形成し表示する。ま
た、図18は、ステップS303において観賞用画像に
回転、ズームの画像処理が施された場合に形成される表
示例を示す。
示するよう設定されていない場合に、ステップS312
で、情報画像を表示するように設定されているか否かを
検出する。設定されている場合にはステップS314に
進み、設定されていない場合にはステップS316に進
み、表示する画像が設定されていない旨の警告表示を行
う。ステップS314では、バッファメモリ109に記
憶された表示設定でフレーム1の姿勢が縦姿勢となって
いるか否かを検出する。縦姿勢の場合にはステップS3
14に進み、縦姿勢でない場合にはステップS315に
進む。ステップS314では、フレーム1が縦姿勢に置
かれているときにカレンダー、時計塔の情報画像が正常
な表示状態になるように縦表示用処理を施す。ステップ
S315では、フレーム1が横姿勢に置かれているとき
にカレンダー、時計等の情報画像が正常な表示状態にな
るように横表示用処理を施す。ステップS320では、
情報画像のみを単独で表示する。
図10に示すメインフローにリターンする。次に、図1
0のフローチャートのステップSS100でフレーム2
が接続されていると判断された場合に実行される表示制
御について説明する。本制御の概要は、フレーム毎に異
なる画像を表示するように制御することである。フレー
ム1、フレーム2それぞれにカード型メモリが装着され
ており、それぞれのカード型メモリに画像が記憶されて
いる場合には、それぞれのカード型メモリから画像を読
み出し表示させる。また、一方のカード型メモリしか装
着されていない場合には、カード型メモリに記録されて
いる最新画像をフレーム1に表示し、2番目の画像をフ
レーム2に表示させる。なお、ここでの説明は、フレー
ム2は、フレーム1と同等の構造で、同等の機能を備え
ている。
フレーム2が接続されている場合に実行される表示制御
を詳細に説明する。図19のフローチャートは、図10
のステップS100で、フレーム1がフレーム2と接続
されている場合にスタートする。まず、ステップS40
1では、フレーム1にカード型メモリが装着され、カー
ド型メモリ内に画像データが存在しているか否かを検出
する。画像データが存在する場合にはステップS402
に進む。画像データが存在しない場合にはステップS4
04に進む。ステップS402では、フレーム2にカー
ド型メモリが装着され、カード型メモリ内に画像データ
が存在しているか否かを検出する。画像データが存在す
る場合にはステップS403に進む。画像データが存在
しない場合にはステップS409に進む。ステップS4
03では、それぞれのフレームに装着されているカード
型メモリに画像データが存在するので、それぞれカード
型メモリから最新の画像データを読み出す。そして、ス
テップS412に進む。
されたカード型メモリに複数の画像データが存在するか
否かを検出する。複数の画像データが存在する場合には
ステップS410に進み、複数の画像データが存在しな
い場合にはステップS411に進む。ステップS410
では、フレーム1に装着されたカード型メモリから最新
の画像データと2番目に新しい画像データとを読み出
す。そして、2番目に新しい画像データをフレーム2に
転送する。ここでは、フレーム2にはカード型メモリが
装着されていないか、装着されていても画像データが存
在していないが、フレーム1に装着されたカード型メモ
リに複数の画像データが存在している。そのため、フレ
ーム1に装着されたカード型メモリに存在する複数の画
像データの内、最新の画像データをフレーム1に表示
し、2番目に新しい画像データをフレーム2に表示する
ように制御する。そして、ステップS412に進む。ス
テップS411では、フレーム1においてフレーム1に
装着されたカード型メモリから画像データを読み出し、
フレーム2においてフレーム2の内蔵メモリ(フレーム
1でのメモリ104に相当)に記憶されている画像デー
タを読み出す。ここでは、フレーム2はカード型メモリ
から画像データを読み出すことができず、フレーム1に
装着されたカード型メモリにもフレーム1に表示する画
像データ以外存在しないためこのように制御する。そし
て、ステップS412に進む。
ード型メモリに画像データが存在しない場合にステップ
S404では、フレーム2にカード型メモリが装着さ
れ、カード型メモリ内に画像データが存在しているか否
かを検出する。画像データが存在する場合にはステップ
S405に進む。画像データが存在しない場合にはステ
ップS408に進む。ステップS405では、フレーム
2に装着されたカード型メモリに複数の画像データが存
在するか否かを検出する。複数の画像データが存在する
場合にはステップS406に進み、複数の画像データが
存在しない場合にはステップS407に進む。ステップ
S406では、フレーム2に装着されたカード型メモリ
から最新の画像データと2番目に新しい画像データとを
読み出す。そして、2番目に新しい画像データをフレー
ム1に転送する。ここでは、フレーム1にはカード型メ
モリが装着されていないか、装着されていても画像デー
タが存在していないが、フレーム2に装着されたカード
型メモリに複数の画像データが存在している。そのた
め、フレーム2に装着されたカード型メモリに存在する
複数の画像データの内、最新の画像データをフレーム2
に表示し、2番目に新しい画像データをフレーム1に表
示するように制御する。そして、ステップS412に進
む。ステップS407では、フレーム2においてフレー
ム2に装着されたカード型メモリから画像データを読み
出し、フレーム1においてフレーム1のメモリ104に
記憶されている画像データを読み出す。ここでは、フレ
ーム1はカード型メモリから画像データを読み出すこと
ができず、フレーム2に装着されたカード型メモリにも
フレーム2に表示する画像データ以外存在しないためこ
のように制御する。そして、ステップS412に進む。
ード型メモリに画像データが存在しない場合にステップ
S404では、フレーム1においてフレーム1のメモリ
104に記憶されている画像データを読み出し、フレー
ム2においてフレーム2の内蔵のメモリに記憶さえてい
る画像データを読み出す。ここでは、フレーム1、フレ
ーム2ともにカード型メモリに画像データが存在しない
ためそれぞれのフレームに内蔵されたメモリに記憶され
た画像データを読み出すように制御する。そして、ステ
ップS412に進む。ステップS412では、フレーム
1において読み出された画像データまたはフレーム2か
ら転送された画像データをフレーム1内のバッファメモ
リ109に格納する。更に、フレーム2において読み出
された画像データまたはフレーム1から転送された画像
データをフレーム2内のバッファメモリ(フレーム1で
のバッファメモリ109に相当)に格納する。ステップ
S413では、フレーム1において前回記憶された表示
設定をメモリ104から読み出し、バッファメモリ10
9に記憶する。更に、フレーム2でも同様に表示設定を
内蔵メモリから読み出し、バッファメモリに記憶する。
そして、図10に示すフローのステップS106にリタ
ーンする。
ているときは、表示する観賞用画像の変更に際して、他
のフレームに装着されたカード型メモリまたは内蔵メモ
リ内に記憶された画像データを選択できる。その場合
に、フレーム1の表示部107に表示するように新たに
選択された観賞用画像がフレーム2に表示されている場
合には、新たにフレーム1に表示するよう選択された画
像(フレーム2に表示されていた画像)と、今までフレ
ーム1に表示されていた画像以外の画像をフレーム2の
表示部に表示するように制御する。
表示されている画像を選択できないようにしてもよい
し、同じ画像がフレーム2で表示されている旨を警告し
てもよい。以上のフローでは、フレーム1とフレーム2
とに同時に同じ観賞用画像を表示することのないよう
に、異なる観賞用画像を表示するよう制御した。これに
より、フレーム1とフレーム2が並べて置かれていても
同じ画像を観賞させることがない。なお、実施の形態1
では、観賞用画像について同じ画像を表示することのな
いように制御したが、情報画像についても同様に実施で
きる。例えば、フレーム1にカレンダーを表示するとき
は、フレーム2にはカレンダー以外の時刻等を表示させ
るように制御する。
に内蔵されているメモリに記憶されている画像データよ
りも他のフレームに装着されたカード型メモリ内の画像
データを優先して表示するようにしている。なお、上記
制御は、フレーム1のCPUにより処理するように説明
したが、フレーム1のCPUとフレーム2のCPUとが
連携して処理してもよい。その場合には、フレーム1に
対する制御はフレーム1側のCPUにより処理し、フレ
ーム2に対する制御はフレーム2側のCPUにより処理
する。また、フレーム1,フレームの電源の残量を検出
し、電源残量が多いフレームのCPUを使用して処理す
るようにしてもよい。
レーム2との接続により行われるのみでなく、IEEE1394
インターフェースを備えた表示機器と接続されることに
より行われる。例えば、テレビに接続された場合にはテ
レビモニタに表示するよう制御される。また、IEEE1394
インターフェースにより、他の表示機器にJPEG、M
PEGデコーダが存在していないことを検出した場合に
は、デコードした画像データを転送するようにする。当
然、フレーム2のようにJPEG、MPEGデコードを
備えている機器に対しても、デコードした画像データを
転送するようにしてもよい。 (実施の形態2)以下に実施の形態2の電子写真立てを
説明する。実施形態2の電子写真立ては、図20を用い
て説明する制御方法が実施の形態1の電子写真立てと異
なるが、外観、内部構成は実施の形態1の電子写真立て
と同一である。実施の形態2では、カード型メモリ内ま
たはメモリ104内に記憶されている画像データが縦表
示用の画像であるか横表示用の画像であるかを検出し表
示を制御する。電子写真立てのフレーム1が縦姿勢であ
る場合には縦表示用の画像を表示させ、横姿勢である場
合には横表示用の画像を表示させるよう制御する。縦表
示画像であるか横表示用画像であるかは、デジタルカメ
ラにより画像データのファイルのヘッダー部に縦横情報
が記録されている。本フローチャートはフレーム1の電
源ボタン126が押されるか、フレーム1にカード型メ
モリが装着されることにより電源が投入され、スタート
する。
が縦姿勢であるか否かを検出する。検出方法は、台座2
の接続端子とフレーム1の接続端子の接続関係から検出
する。フレーム1が縦姿勢の場合にはステップS501
に進み、フレーム1が縦姿勢でない、すなわち横姿勢の
場合にはステップS506に進む。ステップS501で
は、画像データファイルのヘッダー部に記録されている
縦横情報に基づいて、縦表示用画像データを検索する。
ステップS502では、ステップS501の検索結果か
ら縦表示用画像データが存在するか否かを検出する。縦
表示用画像データが存在する場合にはステップS503
に進み、存在しない場合にはステップS504に進む。
ステップS503では、検索した縦表示用画像データの
中から最新の縦表示用画像データを読み出し、バッファ
メモリ109に保存する。そして、ステップS505
で、バッファメモリ109に保存された画像データを表
示部107に表示する。
合に、ステップS504では、「フレームの姿勢を横に
して下さい。または回転ボタンを押して下さい。」とい
う警告文章を持つ警告画像をバッファメモリ109に保
存する。そして、ステップS505で、バッファメモリ
109に保存された画像データを表示部107に表示す
る。
1の姿勢が横姿勢と検出された場合には、ステップS5
06で、画像データファイルのヘッダー部に記録されて
いる縦横情報に基づいて、横表示用画像データを検索す
る。ステップS507では、ステップS506の検索結
果から横表示用画像データが存在するか否かを検出す
る。横表示用画像データが存在する場合にはステップS
508に進み、存在しない場合にはステップS509に
進む。ステップS508では、検索した横表示用画像デ
ータの中から最新の横表示用画像データを読み出し、バ
ッファメモリ109に保存する。そして、ステップS5
05で、バッファメモリ109に保存された画像データ
を表示部107に表示する。
合に、ステップS509では、「フレームの姿勢を縦に
して下さい。または回転ボタンを押して下さい。」とい
う警告文章を持つ警告画像をバッファメモリ109に保
存する。そして、ステップS505で、バッファメモリ
109に保存された画像データを表示部107に表示す
る。ステップS510では、フレーム1の姿勢が変更さ
れたか否かを検出する。変更されたことを検出した場合
にはステップS500に戻り、上述したステップを繰り
返す。変更されたことを検出しない場合にはステップS
511に進む。ステップS511では、電源ボタン12
6がオフ操作されたか否かを検出する。検出した場合に
はステップS512に進み、電源をオフし、本フローを
終了する。検出しない場合にはステップS505に戻
り、表示部107での表示を継続する。
スライドショー機能が実行されると、フレーム1が縦姿
勢の時には、縦表示用の画像データのみを順次表示する
ように制御し、フレーム1が横姿勢の時には、横表示用
の画像データのみを順次表示するように制御する。な
お、デジタルカメラによっては、縦表示用、横表示用の
情報を付加する機能を有していないものがある。そのよ
うなデジタルカメラで撮影された画像データにはフレー
ム1により、画像データに対して縦表示用か横表示用か
入力することを可能にする。
では、最新の画像データを優先して表示するようにした
が、最古の画像データを優先して表示するようにしても
よい。また、実施の形態1,2では、台座を使用してフ
レームを立て掛ける電子写真立てを説明したが、フレー
ムを壁に掛ける電子写真立てにも応用できる。
図。
ーム1の表面外観を示す図。
ーム1の裏面外観を示す図。
2の外観を示す図。
ーム1の内部機能を示すブロック図。
2の内部機能を示すブロック図。
例を示す図。
例を示す図。
例を示す図。
行される処理を示すフローチャート図。
行される処理を示すフローチャート図。
ニュー画面の表示例を示す図。
ニュー画面の表示例を示す図。
示設定画面の表示例を示す図。
行される処理を示すフローチャート図。
示例を示す図。
示例を示す図。
示例を示す図。
行される処理を示すフローチャート図。
行される処理を示すフローチャート図である。
Claims (23)
- 【請求項1】 観賞用画像と文字情報を含む情報画像と
を記憶する記憶手段と、 前記観賞用画像と前記情報画像とを同時に表示可能な表
示部と、 前記観賞用画像と独立して前記情報画像を回転して表示
部に表示するよう制御を行う表示制御手段とを有するこ
とを特徴とする電子写真立て。 - 【請求項2】 前記情報画像は、カレンダー情報、日時
情報、メッセージ情報のうちのいずれか1つの情報を含
む画像であることを特徴とする請求項1に記載の電子写
真立て。 - 【請求項3】 前記表示部の姿勢を検出する検出手段を
有し、 前記表示制御手段は、前記検出手段の出力に基づいて前
記情報画像を回転制御することを特徴とする請求項1に
記載の電子写真立て。 - 【請求項4】 前記表示部を回転自在に支持する支持部
を有し、 前記検出手段は、前記表示部と前記支持部との支持関係
に基づいて前記表示部の姿勢を検出することを特徴とす
る請求項3に記載の電子写真立て。 - 【請求項5】 前記支持部は、前記表示部を立て掛ける
よう支持する台座であることを特徴とする請求項4に記
載の電子写真立て。 - 【請求項6】 観賞用画像を表示する表示部と、 前記表示部に電力を供給する電源と、 着脱可能なカード型メモリ内に記憶された観賞用画像を
読み出す読み出し手段と、 前記読み出し手段によりカード型メモリ内に記憶された
観賞用画像が読み出し可能な状態か否かを検出する検出
手段と、 前記検出手段により読み出し可能であることを検出する
ことに応答して前記表示部に電力供給を開始するよう制
御する制御手段とを有することを特徴とする電子写真立
て。 - 【請求項7】 前記制御手段は、前記検出手段により読
み出し可能であることを検出することに応答して観賞用
画像の読み出しを開始することを特徴とする請求項6に
記載の電子写真立て。 - 【請求項8】 前記制御手段は、前記検出手段により読
み出し可能であることを検出することに応答して所定条
件にあう観賞用画像の読み出しを開始することを特徴と
する請求項7に記載の電子写真立て。 - 【請求項9】 矩形状で、縦姿勢及び横姿勢に自在に立
て掛けて設置することが可能な表示部と、 前記表示部に観賞用画像を表示するために電力を供給す
る電源部とを備え、 前記電源部は、縦姿勢に設置したときでも横姿勢に設置
したときでも底辺近傍になるよう配置されていることを
特徴とする電子写真立て。 - 【請求項10】 矩形状で、縦姿勢及び横姿勢に自在に
立て掛けて設置することが可能な表示部と、 他の機器と通信を行うためにケーブルを接続するための
コネクタとを有し、 前記コネクタは、縦姿勢に設置したときでも横姿勢に設
置したときでも底辺近傍になるよう配置されていること
を特徴とする電子写真立て。 - 【請求項11】 観賞用画像を表示する表示部と、 表示部を備える外部機器と通信する通信手段と、 複数の観賞用画像の中から選択して前記表示部に表示す
るよう制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記通信手段を介して外部機器と通信
可能な場合に、それぞれの表示部にそれぞれ異なる観賞
用画像を表示するよう制御することを特徴とする電子写
真立て。 - 【請求項12】 前記電子写真立ての表示部に表示する
観賞用画像を切り換える切り換え手段を備え、 前記制御手段は、前記切り換え手段により前記電子写真
立ての表示部に表示する観賞用画像を切り換えたとき、
前記外部機器の表示部には、切り換える前に前記電子写
真立ての表示部に表示されていた観賞用画像と切り換え
た後に前記電子写真立ての表示部に表示される観賞用画
像以外の観賞用画像を表示させるよう制御することを特
徴とする請求項11に記載の電子写真立て。 - 【請求項13】 前記電子写真立ての表示部に表示する
観賞用画像を切り換える切り換え手段を備え、 前記制御手段は、前記切り換え手段により前記電子写真
立ての表示部に表示する観賞用画像が前記外部機器の表
示部に表示されている観賞用画像に切り換えたとき、前
記外部機器の表示部に表示されている観賞用画像を切り
換えるよう制御することを特徴とする請求項11に記載
の電子写真立て。 - 【請求項14】 前記電子写真立ての表示部に表示する
観賞用画像を切り換える切り換え手段を備え、 前記切り換え手段は、前記外部機器の表示部に表示され
ている観賞用画像に切り換えることを禁止することを特
徴とする請求項11に記載の電子写真立て。 - 【請求項15】 前記通信手段は、前記外部機器の表示
部に表示させるための観賞用画像を前記外部機器に送信
することを特徴とする請求項11に記載の電子写真立
て。 - 【請求項16】 前記電子写真立ての表示部に表示する
観賞用画像を切り換える切り換え手段を備え、 前記制御手段は、前記外部機器に観賞用画像を有すると
き、前記切り換え手段により前記外部機器が有する観賞
用画像に切り換えられるよう制御することを特徴とする
請求項11に記載の電子写真立て。 - 【請求項17】 メモリ内に記憶され、縦と横の長さの
比が異なる矩形状である複数の観賞用画像を読み出す読
み出し手段と、 前記読み出し手段により読み出した観賞用画像を表示す
る表示部と、 縦姿勢で観賞すべき縦姿勢用画像か、横姿勢で観賞すべ
き横姿勢用画像かを判別するためにそれぞれの観賞用画
像に対応して設けられた判別情報を検出する検出手段
と、 前記表示部に縦姿勢用画像を表示すべきか横姿勢用画像
を表示すべきかを判別する判別手段と、 前記判別手段により、縦姿勢用画像を表示すべきと判別
したときには縦姿勢用画像を選択し、横姿勢用画像を表
示すべきと判別したときには横姿勢用画像を選択するよ
う制御する制御手段とを有することを特徴とする電子写
真立て。 - 【請求項18】 前記読み出し手段は、前記制御手段に
より選択された観賞用画像を読み出すことを特徴とする
請求項17に記載の電子写真立て。 - 【請求項19】 前記読み出し手段は、前記制御手段に
より選択された観賞用画像のうち所定条件にあう観賞用
画像を読み出すことを特徴とする請求項17に記載の電
子写真立て。 - 【請求項20】 前記所定条件は最新に記憶された観賞
用画像であることを特徴とする請求項19に記載の電子
写真立て。 - 【請求項21】 前記表示部に複数の観賞用画像を自動
的に順次表示する順次表示モードを設定する設定手段を
有し、 前記読み出し手段は、前記設定手段により順次表示モー
ドが設定されているとき、前記制御手段により選択され
た観賞用画像を順次読み出すことを特徴とする請求項1
7に記載の電子写真立て。 - 【請求項22】 前記判別手段は、前記表示部の姿勢に
より判別することを特徴とする請求項17に記載の電子
写真立て。 - 【請求項23】 前記表示部は、縦と横の長さの比が異
なる矩形状であることを特徴とする請求項17に記載の
電子写真立て。
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