JP2006320063A - 充電システム - Google Patents

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威一郎 橋本
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Abstract


【課題】 充電器に接続して充電を行った状態で、電子機器の動作モードを簡単に切り替えられるようにすること。
【解決手段】 デジタルカメラDの接続検出部13が、コネクタ120と、クレイドルCのコネクタ306との接続を検出すると、クレイドルCの供給電圧で充電池15の充電を行う。クレイドルCの角度センサー35は、クレイドルの傾斜角度を検出する。そして、デジタルカメラDの制御部1は、クレイドルCの角度センサー35により検出された傾斜角度に基づいて転置方向を判別する。転置方向が縦方向であると判別した場合には、そのまま充電池15の充電を継続する。また、横方向であると判別した場合には、メモリ5に記憶された撮影画像を読み出して、その撮影画像を表示部11に順次表示させることでアルバムモードに切り替える。
【選択図】図5

Description

本発明は、表示手段及び充電池を備えた電子機器と、前記充電池の充電を行い当該電子機器に接続可能な充電器とを有する充電システムに関する。
近年のデジタルカメラやPDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話等の各種電子機器は、文字データの他に静止画像や動画像の映像データ(以下、静止画像及び動画像の映像データを総称して「メディアファイル」という。)の再生表示も可能である。
また、近年の電子機器は、多機能化が進み、様々な動作モードの切り替えが可能である。例えば、デジタルカメラは、被写体の撮影を行う撮影モードの他に、撮影した静止画像や動画像をメモリに記憶しておいて再生表示する再生モードがある。ユーザは、撮影モードに切り替えて撮影を行ったり、再生モードに切り替えて静止画像や動画像の閲覧を行ったりする。
このような電子機器への電力供給は、当該電子機器内に設けられた充電池から行われるため、定期的に充電池の充電を行わなければならない。しかし、その充電の度に、充電池を電子機器内から取り出して充電を行うのは面倒である。
そこで、電子機器をそのまま設置するだけで充電池への充電を可能にした充電器が考案された。その充電器の1つとしては、例えば、デジタルカメラを所定の角度に位置決めして支持し、姿勢検出用スイッチを用いてデジタルカメラの姿勢状態を識別し、再生モードの姿勢である場合にはユーザの電源スイッチのオン/オフを無効化するクレイドル装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2004−179858号公報
このような充電器を用いれば、ユーザは、充電器に電子機器を設置して充電を行いながら、画像の閲覧等を行うことができる。しかし、画像の閲覧に際して、その動作モードを再生モードに切り替えておく必要があるため、ユーザは、充電器に設置した電子機器を充電器ごと持ち上げるか、クレイドル装置から電子機器を取り外すといった動作を一旦行ってからモードの切り替えなければならない。
このモードの切り替え操作は、例えば、メニュ画面を表示させて、そのメニュ画面の設定を変えるといったようにその操作は煩雑である。特許文献1のデジタルカメラのようにモード切替ボタンを操作しモードの切り替えを行うこともできるが、近年の電子機器は小型化の傾向があるため、その操作ボタン自体も小型化されている。このため、モードの切り替えを行うには、クレイドル装置に接続した電子機器を持ち上げたり、向きを変えたりして当該ボタンを見つけた上でその小さいボタンを操作しなければならない。
また、特許文献1のクレイドル装置は、デジタルカメラの姿勢状態が、再生モードの姿勢である撮影モードの姿勢であるかを識別して、その識別結果に応じた処理を行うが、デジタルカメラが再生モードの姿勢であったとしても、デジタルカメラの動作モードが再生モードに切り替えられているとは限らない。このため、撮影モードやPCカメラモードといった他の動作モードに設定されている場合には、結局はモード切り替えボタンの切り替え操作して再生モードに切り替えなければならない。
本発明は、上述した課題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、充電器に接続して充電を行った状態で、電子機器の動作モードを簡単に切り替えられるようにすることである。
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
表示手段及び充電池を備えた電子機器と、前記充電池の充電を行い当該電子機器に接続可能な充電器とを有する充電システムにおいて、
前記電子機器は、
前記充電器との接続を検出する検出手段と、
当該電子機器の転置方向を判別する判別手段と、
前記検出手段によって前記充電器との接続が検出された際に、前記判別手段により判別された転置方向に基づいて前記表示手段の表示態様を切り替える制御を行う表示制御手段と、
を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の充電システムであって、
前記電子機器は、メディアファイルを記憶する記憶手段を更に備え、
前記表示制御手段は、
前記判別手段により判別された転置方向に基づいて、前記表示手段の表示態様を前記記憶手段により記憶されたメディアファイルの再生表示に切り替えるメディア表示制御手段を有することを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の充電システムであって、
前記電子機器は、被写体を撮像して撮影画像を取得する撮像手段を更に備え、
前記記憶手段は、前記撮影画像のメディアファイルを記憶する撮影画像記憶手段を有することを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の充電システムであって、
前記充電器は、電波により時刻情報を受信する時刻情報受信手段を更に備え、
前記表示制御手段は、
前記判別手段により判別された転置方向に基づいて、前記表示手段の表示態様を前記時刻情報受信手段により受信された時刻情報の表示に切り替える時刻表示制御手段を有することを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の充電システムであって、
前記充電器は、電波により時刻情報を受信する時刻情報受信手段を更に備え、
前記表示制御手段は、
前記時刻情報受信手段により受信された時刻情報を、前記判別手段により判別された転置方向に基づいた表示態様で切り替えて前記表示手段に表示させる時刻切替表示制御手段を有することを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載の充電システムであって、
前記充電器は、放送受信手段を更に備え、
前記判別手段により判別された転置方向に基づいて、前記表示手段の表示態様を前放送受信手段により受信された映像に表示に切り替える放送表示制御手段を有することを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載の充電システムであって、
前記充電器は、前記電子機器の傾斜角度を検出する角度検出手段を更に備え、
前記表示制御手段は、
この角度検出手段により検出された傾斜角度に基づいて前記表示手段の表示態様を切り替える制御を行う表示切替制御手段を有することを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の充電システムであって、
前記表示切替制御手段は、
前記角度検出手段により検出された傾斜角度に基づいて、前記時刻情報受信手段により受信された時刻情報の表示と、前記放送受信手段により受信された映像の表示とを切り替えて前記表示手段に表示させる傾斜角切替制御手段を有することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、電子機器が充電器に接続された場合に、電子機器の転置方向に基づいて表示手段の表示態様を切り替える。このため、ユーザは、電子機器を充電器に接続した状態で、電子機器の転置方向を換える、即ち、電子機器を横置き又は縦置きに置き換えるといった動作を行うだけで、表示態様を切り替えることができる。従って、ボタン操作等を行うことなく、電子機器の動作モード(表示態様)を簡単に切り替えられるようになる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、表示手段の表示態様を記憶手段に記憶されたメディアファイルの再生表示に切り替えることができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、表示手段の表示態様を撮像画像の再生表示に切り替えることができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、表示手段の表示態様を時刻情報の表示に切り替えることができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、時刻情報の表示を、転置方向に基づいた表示態様で切り替えて表示することができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項1〜5の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、表示手段の表示態様を放送受信手段により受信された映像の表示に切り替えることができる。
請求項7に記載の発明によれば、請求項1〜6の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、検出された傾斜角度に基づいて表示手段の表示態様を切り替える。このため、ユーザは、充電システムの傾斜角度を変えるだけで、表示態様を切り替えることができる。従って、ボタン操作等を行うことなく、電子機器の動作モード(表示態様)を簡単に切り替えられるようになる。
請求項8に記載の発明によれば、請求項7の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、検出された傾斜角度に基づいて、表示手段の表示態様を時刻情報の表示と映像の表示とに切り替えることができる。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の充電システムを、デジタルカメラと、クレイドル装置(以下、「クレイドル」と略す。)とで構成した場合の第1実施形態について図1〜図7を参照して詳細に説明する。
〔デジタルカメラの概観〕
図1は、デジタルカメラDの概観の一例を示す図であり、同図(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は上面図、(e)は下面図、(f)は背面図である。以下の説明において、デジタルカメラDの長手方向を「縦方向」とし、縦方向に直交する方向を「横方向」とする。
デジタルカメラDは、図1に示すように、撮影レンズ100と、ディスプレイ102と、コネクタ120と、フラッシュL3と、固定ピン挿入孔122及び124と、キー操作部19(図5参照)とを備えて構成されている。
撮影レンズ100は、ガラスやプラスチック等で構成され、複数のレンズを組み合わせることによりズーム機能等が実現される。ユーザは、ズームキー112を操作してズーム率を変更することができる。ディスプレイ102は、バックライト付きのカラーLCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electronic Luminescent Display)で構成され、デジタルカメラDの操作に係る各種情報や撮影画像等を表示する。
キー操作部19には、シャッターキー104、撮影キー106、再生キー108、ジョグダイヤル110、ズームキー112、カーソルキー114、メニューキー116及び表示設定キー118が備えられている。
カーソルキー114及びジョグダイヤル110は、画面のスクロールや選択操作を行うための操作キーであり、メニューキー116は、デジタルカメラDの各種設定を行うためのメニュ画面を表示させるための操作キーである。ユーザは、カーソルキー114の押下操作や、ジョグダイヤル110を回転操作によってメニュ画面に表示された設定内容を変更する。表示設定キー118は、ディスプレイ102に表示させる各種情報を変更するための操作キーである。
撮影キー106は、デジタルカメラDの動作モードを撮影モードに切り替えるための操作キーであり、撮影キー106が押下されると、撮像部21が駆動して、デジタルカメラDが撮影待機状態となる。
再生キー108は、動作モードを再生モードに切り替えるための操作キーであり、再生キー108が押下されると、メモリ5に記憶された撮影画像がディスプレイ102に再生表示される。また、撮影キー106及び再生キー108は、デジタルカメラDの電源を投入/遮断(ON/OFF)するための電源スイッチを兼ねている。
ユーザが撮影キー106を押下すると、ディスプレイ102には、撮影レンズ100を透過した被写体の像が動画表示(いわゆるファインダー画像の表示)される。このとき、ディスプレイ102は、ユーザが被写体の構図を確認するための電子ファインダーとして機能する。ユーザは、シャッターキー104を押下してシャッターを切ると、その押下時の瞬間の画像がディスプレイ102に表示される。
ユーザが再生キー108を押下する、デジタルカメラDは再生モードに切り替わって、メモリ5に記憶された撮影画像の縮小画像の一覧がディスプレイ102に表示される。そして、カーソルキー114及びジョグダイヤル110を操作して所望の縮小画像を選択すると、その縮小画像がディスプレイ102に拡大表示(プレビュー表示)される。
再生モードには、ユーザにより選択された撮影画像を表示する選択表示モードの他に、アルバムモードがある。アルバムモードは、メモリ5に記憶された撮影画像を一定時間おき(例えば、3秒おき)に読み出して順次表示する、所謂スライドショー形式で表示するモードである。
ユーザは、メニューキー116を操作して表示させたメニュ画面において、アルバムモードに切り替えるが、デジタルカメラDをクレイドルCに装着して充電している際には、その装着した状態でデジタルカメラDを横置きすることでアルバムモードに切り替えることができる。
コネクタ120は、クレイドルCから供給される電源の供給ラインや、クレイドルCとのデータ通信を行う通信インターフェイスとして機能し、例えば、USB(universal serial bus)やIEEE1394等により構成されている。デジタルカメラDがクレイドルCと、クレイドルCのコネクタ306は、嵌合可能なように形成され、デジタルカメラDがクレイドルCに載置された際に、デジタルカメラDのコネクタ120と、クレイドルCのコネクタ306とが嵌合して、電気的に接続されて電源の供給やデータ通信が行われる。
固定ピン挿入孔122及び124は、クレイドルCのデジカメ固定ピン312及び314それぞれが挿入可能なように形成された孔である。ユーザは、デジタルカメラDをクレイドルCに載置する際には、デジカメ固定ピン312を固定ピン挿入孔122に、デジカメ固定ピン314を固定ピン挿入孔124に挿入する。このとき、デジタルカメラDは、クレイドルCに固定される。
〔クレイドルの概観〕
図2は、クレイドルCの概観の一例であり、同図(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は上面図、(e)は底面図、(f)は背面図である。尚、以下の説明において、図2(a)及び(f)に対する水平方向をX方向、垂直方向をZ方向とし、図2(b)及び(c)に対する水平方向をY方向とする。
クレイドルCは、フォトボタン300と、切替ボタン302と、USBボタン304と、コネクタ306と、USBコネクタ308と、電源コネクタ310と、デジカメ固定ピン312及び314とを備えて構成される。
クレイドルCは、デジタルカメラDの右側面部分が着脱可能なように形成され、また、図2(d)に示すように、その左右側面が当該クレイドルCの内側に傾斜するように略台形の箱形に形成されている。
フォトボタン300は、メモリ5に記憶された撮影画像をディスプレイ102に表示させるためのボタンであり、切替ボタン302は、デジタルカメラDへの電源の供給のオン/オフを切り替えるためのボタンであり、USBボタン304は、パソコンやプリンタへの撮影画像の転送を開始させるためのボタンである。
USBコネクタ308は、パソコンやプリンタ等の外部機器とクレイドルCとを接続するUSBケーブルを挿入する機能部であり、電源コネクタ310は、ACアダプタの端子を挿入する機能部である。
デジカメ固定ピン312及び314は、図2(b)及び(c)に示すように、クレイドルCの背面側に傾斜するように設けられる。このデジカメ固定ピン312及び314をデジタルカメラDの固定ピン挿入孔122及び124に挿入すると、図3(b)のように、デジタルカメラDの背面側、即ち、ディスプレイ102が設けられた側が、クレイドルCの正面側を向き、デジタルカメラDとクレイドルCが接続・固定される。
図3は、デジタルカメラDをクレイドルCに載置・接続した充電システムSを、クレイドルCの底面を下に向けて水平面Fに転置することで、デジタルカメラDが縦方向になるように「縦置き」した場合の概観の一例であり、図3(a)はクレイドルCの左側面から見た図、同図(b)は正面から見た図である。
上述したようにデジカメ固定ピン312及び314が傾いているため、図3(b)に示すように、デジタルカメラDの背面Fdが、鉛直方向に対して約10度傾斜した状態でクレイドルC上に固定される。
図4は、クレイドルCの右側面を下に向けて水平面Fに転置することで、デジタルカメラDが横方向になるように「横置き」した場合の概観の一例であり、図4(a)は、クレイドルCの底面側から見た図、同図(b)はクレイドルCの正面から見た図である。
上述したようにクレイドルCは略台形に形成されているため、図4(b)に示すように、クレイドルCの正面Fc及びデジタルカメラDの背面Fd側が、鉛直方向に対して約25度傾斜した状態で設置される。
図5は、充電システムSの機能構成の一例を示すブロック図である。先ず、デジタルカメラDの機能構成について説明する。
〔デジタルカメラの構成〕
同図によれば、デジタルカメラDは、制御部1と、画像処理部3と、メモリ5と、プレビューエンジン7と、表示部11及び発光素子L1を制御するドライバ9と、接続検出部13と、充電池15の充電や各機能部へ対する電圧供給を制御する電圧供給制御部17と、キー操作部19と、撮像部21と、コネクタ120とがバスB1に接続されて構成されている。
制御部1は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの入出力を行い、CPUやプログラムメモリ、RAM等により構成される。 具体的に、制御部1は、キー操作部19から入力される操作信号に応じてプログラムを読み出し、当該プログラムに従った処理を実行する。そして、処理結果を表示するための表示データを適宜ドライバ9に出力して、当該表示データに基づいて処理結果を表示部11に表示させる。
画像処理部3は、コントラスト補正やガンマ補正、シャープネス補正、ノイズ除去等の画像処理を施す機能部であり、撮像部21により撮影された画像に画像処理を施して表示部11に表示させたり、メモリ5に記憶された撮影画像に画像処理を施して、当該撮影画像を更新したりする。
メモリ5は、読み書き可能な不揮発性メモリであり、撮像部21により撮影された撮影画像の画像データ(メディアファイル)を蓄積記憶する。尚、このメモリ5は、デジタルカメラDに内蔵されるものでもよいし、デジタルカメラDに着脱可能なものでもよい。
プレビューエンジン7は、メモリ5に記憶された撮影画像を表示部11にプレビュー表示させるための画像処理を行う機能部である。プレビューエンジン7は、ユーザにより選択された撮影画像やアルバムモードにおいて一定期間おきに表示させる撮影画像をメモリ5から読み出す。そして、その読み出した撮影画像を、表示部11の表示領域内に収まるように画像処理した後に表示部11に表示させる。
表示部11は、図1のディスプレイ102に相当する表示装置であり、LCDやELD等で構成される。発光素子L1は、LED等で構成される表示灯であり、デジタルカメラDの動作モードに応じた表示色で点灯し、電源が切られた際には消灯する。ドライバ9は、表示部11に撮影画像や各種情報を表示させ、また、発光素子L1を点灯、点滅及び消灯させる制御を行う。
接続検出部13は、デジタルカメラDのコネクタ120と、クレイドルCのコネクタ306とが接続したことを電気的に検出するための機能部である。接続検出部13は、当該接続を検出すると、接続検出信号を制御部1に出力する。
デジタルカメラDの電源が投入されていない場合、制御部1及び接続検出部13は、低電力で駆動して、コネクタ120とクレイドルCのコネクタ306との接続検出を行う。制御部1は、接続検出部13から接続検出信号が入力された場合は、電圧供給制御部17を制御して、充電池15の充電を開始する。このとき、クレイドルCから、コネクタ306及び120を介して電圧供給される。
キー操作部19は、プログラムの実行や、各種情報等の入力に必要なキー群を備えた入力装置であり、ユーザによって押下されたキーの押下信号を制御部1に出力する。
撮像部21は、撮影レンズ100を介して被写体を露光・撮影する機能部であり、CCD(撮像素子)210、A/D変換部212及びDSP(Digital Signal Processor)214を備えて構成される。CCD210は、撮影レンズ100を透過した光を受光し、電気信号に変換する撮像素子である。CCD210が出力した電気信号は、A/D変換部212によってデジタル信号に変換され、DSP214によって復調等のデジタル処理が施される。これにより、撮影レンズ100を透過した被写体の像の撮影画像が得られる。
この撮像部21が撮影する撮影画像は、リアルタイムで表示部11に表示させることで、ファインダー画像の表示が実現される。また、ユーザによりシャッターキー104が押下された際には、その押下時の撮影画像をメモリ5に記憶させて保存する。
発光制御部23は、フラッシュL3の発光を制御する機能部である。制御部1は、ユーザのシャッターキー104の押下を検知した場合には、発光制御部23を制御してフラッシュL3を瞬間的に発光させる。
〔クレイドルの構成〕
次に、クレイドルCの機能構成について説明する。クレイドルCは、図5に示すように制御部31と、キー操作部33と、角度センサー35と、外部コネクタ37と、AC/DC変換器39とがバスB3に接続されて構成されている。
制御部31は、キー操作部33から入力される操作信号に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの入出力を行い、CPUやプログラムメモリやRAM等により構成される。
キー操作部33は、図2(a)に示したフォトボタン300、切替ボタン302及びUSBボタン304を有して構成される入力装置であり、ユーザによって押下されたキーの押下信号を制御部31に出力する。
外部コネクタ37は、パソコンやプリンタ等の外部機器とデータ通信を行うための機能部であり、図2(b)に示したUSBコネクタ308に相当するものである。AC/DC変換器39は、電源コネクタ310を介して入力されたAC電圧をDC電圧に変換してクレイドルCに電圧供給すると共に、コネクタ306を介してデジタルカメラDに電圧供給する。
角度センサー35は、例えば、歪みゲージ式、 動電式、静電容量型等の加速度センサーや震動ジャイロ等により構成される3次元角度を検出する機能部である。角度センサー35は、重力の方向を検知することにより、クレイドルCの中心軸Pzの軸方向と重力方向とのなす角を傾斜角度として検出する。そして、その傾斜角度に応じた電圧値を検出情報として制御部31に出力する。制御部31は、角度センサー35から出力された検出情報に基づいて、クレイドルCの傾斜角度を取得して、デジタルカメラDに出力する。尚、クレイドルCの傾斜角度を検出する方法は上述した方法に限らず、適宜公知技術を採用してよい。
デジタルカメラDの制御部1は、接続検出部13により当該デジタルカメラDとクレイドルCとが接続されていると判別した場合に、クレイドルCから出力される傾斜角度を取得し、その傾斜角度からクレイドルCの転置方向を判別する。そして、制御部1は、その判別した転置方向に基づいて動作モードの切り替えを行う。
〔充電システムの動作例〕
次に、図7の充電システムSの設置例を参照しながら、充電システムSの具体的な動作を図6のフローチャートを用いて説明する。
先ず、デジタルカメラDの接続検出部13は、デジタルカメラDのコネクタ120と、クレイドルCのコネクタ306との接続を検出すると、接続検出信号を制御部1に出力する(ステップS1)。そして、コネクタ120及び306を介してクレイドルCから供給されるDC電圧で充電池15の充電を開始する(ステップS3)。
一方、クレイドルCの制御部31は、コネクタ306と、デジタルカメラDのコネクタ120との接続を検出すると(ステップT1)、角度センサー35により検出された傾斜角度をコネクタ306を介してデジタルカメラDに出力する(ステップT3)。
例えば、図7(a)に示すようにデジタルカメラDが接続されたクレイドルCが縦置きされている場合、クレイドルCの中心軸Pzの軸方向と、重力方向は略同一であるから、角度センサー35は傾斜角度を0度と検出する。
また、図7(b)に示すようにクレイドルC及びデジタルカメラDが横置きされた場合、クレイドルCの中心軸Pzの軸方向と、重力方向や略直角になるから、角度センサー35は傾斜角度を90度と検出する。
デジタルカメラDの制御部1は、クレイドルCから出力された傾斜角度から、転置方向を判別する(ステップS5)。具体的には、傾斜角度が0度以上、45度未満の間の値であった場合、転置方向が縦方向であると判別し、45度以上、90度未満の間であった場合、転置方向が横方向であると判別する。
制御部1は、転置方向が縦方向であると判別した場合(ステップS5;縦方向)、充電池15の充電を継続する。このため、デジタルカメラDの電源が切られている場合には、図7(a)に示すように表示部11は消灯したまま充電が行われる。
一方、横方向であると判別した場合(ステップS5;横方向)、制御部1は、充電池15の充電を継続したまま、メモリ5及び表示部11を駆動し、メモリ5に記憶された撮影画像を一定期間おきに読み出して表示部11に順次表示させる(ステップS7)。このため、図7(b)に示すように、デジタルカメラDはアルバムモードで起動して、撮影画像がスライドショー形式で表示されるようになる。
以上、第1実施形態によれば、検出した傾斜角度に基づいて、デジタルカメラDとクレイドルCが接続さえた充電システムSの転置方向を判別し、転置方向が横方向であれば、アルバムモードで撮影画像を表示する。このため、ユーザは、デジタルカメラDをクレイドルCに載置した際に、メニューキー116やカーソルキー114、ジョグダイヤル110のボタン操作をすることなくアルバムモードに切り替えることができる。また、充電システムSを縦置きから横置きにするという感覚的な動作で簡単に撮影画像の閲覧を開始することができる。
〔第2実施形態〕
次に、図8〜12を参照して、第2実施形態における充電システムSaについて説明する。第2実施形態における充電システムSaは、中心軸Pzに対するクレイドルCの傾斜角度と、Y方向の中心軸Pyに対するクレイドルCの傾斜角度とを検出して、これらの傾斜角度によってデジタルカメラDaの動作モードを切り替えるものである。尚、上述した第1実施形態の充電システムSと同一の構成の要素には、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
第2実施形態におけるデジタルカメラDaの動作モードには、上述したアルバムモードの他に、テレビモードと、電波時計モードとがある。テレビモードは、クレイドルCaによって受信されたテレビ放送を表示出力及び音声出力するモードであり、電波時計モードは、クレイドルCaによって計時されている現在時刻を表示するモードである。
図8は、第2実施形態におけるクレイドルCaの概観図である。同図によれば、クレイドルCaは、フォトボタン300と、切替ボタン302と、USBボタン304と、コネクタ306と、USBコネクタ308と、電源コネクタ310と、デジカメ固定ピン312及び314と、支持脚320とを備えて構成されている。
支持脚320は、例えば、クレイドルCaの本体と同一の部材によって板状に形成されものであり、ネジ322を回転軸として回動可能なように、当該ネジ322を介してクレイドルCa本体の底面に設けられている。この支持脚320は、充電システムSaを横置きにした際に、図9に示すようにクレイドルCaの背面側から支える脚として働く。
支持脚320のクレイドルCa本体に対する回転角に応じて、クレイドルCaのY方向の中心軸Pyと、重力方向とのなす角は変動する。第2実施形態における充電システムSaは、この支持脚320の回転角に応じて変動するクレイドルCaの中心軸Pyの傾斜角度に応じて動作モードを切り替えられ、例えば、図9の位置P1まで支持脚320を回転させて充電システムSaを水平面Fに設置した場合はアルバムモード、位置P2まで回転させた場合は電波時計モード、位置P3まで回転させた場合はテレビモードに切り替わる。
図10は、充電システムSaの機能構成の一例を示すブロック図である。クレイドルCa は、同図に示すように、クロック時計部CKを有する制御部31aと、キー操作部33と、角度センサー35aと、外部コネクタ37と、AC/DC変換器39と、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重方式)復調回路41により復調されたテレビ放送の信号処理を行う第1信号処理部43と、第2アンテナANT3を介して受信した長波標準電波(以下、単に「標準電波」という。)の信号処理を行う第2信号処理部45とがバスB3に接続されて構成されている。
角度センサー35aは、重力方向に対する中心軸Pzの傾斜角度の検出と、中心軸Pyの傾斜角度の検出とを行う。そして、それぞれの傾斜角度に応じた電圧値を検出情報として制御部31aに出力する。制御部31aは、角度センサー35aから出力された検出情報に基づいて、クレイドルCaの中心軸Pz及びPyの傾斜角度を取得して、デジタルカメラDaに出力する。
OFDM復調回路41は、第1アンテナANT1を介して受信したデジタルテレビ放送のOFDM変調信号を復調する回路部である。OFDM変調信号を復調する方法は公知であるが、簡単に説明すると、次のようになる。即ち、OFDM復調回路41は、受信したOFDM変調信号をA/D変換し、その変換した信号に対して、同調処理、FFT演算(Fast Fourier Transform)、誤り訂正処理を実行することによりTS(Transport Stream:トランスポート・ストリーム)を抽出する。
第1信号処理部43は、OFDM復調回路41により抽出されたTSから映像データと音声データとを分離する信号処理を行う。その抽出された映像データ及び音声データは、制御部31aの制御に基づいてデジタルカメラDaにコネクタ306を介して出力される。
尚、第1信号処理部は、映像データ及び音声データの他に、EPG(Electronic Program Guide:電子番組ガイドデータ)をTSから抽出することとしてもよく、これにより、テレビモードにおいてテレビ映像の他にテレビ番組名やチャンネル数を表示することができる。
第2信号処理部45は、第2アンテナANT3を介して受信した時刻コード(時刻情報)入り標準電波に各種信号処理を施して、時刻コードを抽出する回路部である。具体的には、受信した標準電波の増幅、不要な周波数成分をカットするフィルタリング、A/D変換及び復調を行うことで、クロック時計部CKの時刻計時に必要な標準時刻コード、積算日コード及び曜日コード等のデータを含む時刻コードを抽出する。第2信号処理部45は、この抽出した時刻コードを制御部31aに出力する。
クロック時計部CKは、現在時刻の計時を行って、コネクタ306を介して当該現在時刻をデジタルカメラDaに出力する回路部であり、水晶発振器等を備えて構成される。また、クロック時計部CKは、第2信号処理部45によって抽出された時刻コードに基づいて、その計時している現在時刻の修正を行う。
デジタルカメラDaは、図10に示すように、制御部1と、画像処理部3と、メモリ5と、ドライバ9aと、接続検出部13と、電圧供給制御部17と、キー操作部19と、撮像部21と、コネクタ120とがバスB1に接続されて構成されている。
ドライバ9aは、第1実施形態と同様に、表示部11及び発光素子L1の表示制御を行うが、第2実施形態では、クレイドルCaから出力されたテレビ放送の映像データに基づいたテレビ映像を表示部11に表示させ、また、音声データに基づいたテレビ音声をスピーカSP1から出力させる。
次に、図12の充電システムSaの設置例を参照しながら、充電システムSaの具体的な動作を図11のフローチャートを用いて説明する。尚、図6に示すフローチャートと同一の処理ステップには、同一のステップ番号を付してその詳細な説明を省略する。
先ず、デジタルカメラDaの接続検出部13がクレイドルCのコネクタ306との接続を検出すると、充電池15への充電が開始される(ステップS1〜S3)。クレイドルCaの制御部31aは、デジタルカメラDのコネクタ120との接続を検出すると、角度センサー35aにより検出された中心軸Py及び中心軸Pzの傾斜角度をデジタルカメラDに出力する(ステップT1〜T5)。
デジタルカメラDの制御部1は、クレイドルCから出力された中心軸Pzの傾斜角度から、転置方向を判別し(ステップS5)、縦方向であると判別した場合(ステップS5;縦方向)、充電池15の充電を継続する。
一方、横方向であると判別した場合(ステップS5;横方向)、制御部1は、クレイドルCから出力された中心軸Pyの傾斜角度に基づいて動作モードを選択する(ステップS11)。例えば、中心軸Pyの傾斜角度が0度以上、50度未満である場合は電波時計モード、50度以上、70度未満である場合はアルバムモード、70度以上、90度未満である場合はテレビモードといったように選択する。
制御部1は、中心軸Pyの傾斜角度に基づいてアルバムモードを選択した場合(ステップS11;アルバム)、メモリ5に記憶された撮影画像を一定期間おきに読み出して、表示部11に順次表示させる(ステップS13)。また、テレビモードを選択した場合(ステップS15;テレビ)、クレイドルCaにテレビ放送の受信開始を要求する(ステップS15)。
このとき、クレイドルCaの制御部31aは、OFDM復調回路41及び第1信号処理部43を駆動して、テレビ放送(OFDM変調信号)の受信を開始して、映像データ及び音声データをデジタルカメラDaに出力する(ステップT7→T9)。
デジタルカメラDaの制御部1は、クレイドルCaから出力される映像データに基づいたテレビ映像を表示部11に表示出力させ(ステップS17)、更に、音声データに基づいたテレビ音声をスピーカSP1から音声出力させる(ステップS19)。
また、電波時計モードを選択した場合(ステップS15;電波時計)、クレイドルCaに標準電波の受信開始を要求する(ステップS21)。このとき、クレイドルCaの制御部31aは、第2信号処理部45を駆動して、標準電波の受信を開始して、クロック時計部CKが計時する現在時刻を修正しながら、その現在時刻をデジタルカメラDaに出力する(ステップT11→T13)。デジタルカメラDaの制御部1は、クレイドルCaから出力される現在時刻を表示部11に表示させる(ステップS23)。
以上、第2実施形態によれば、充電システムSaが横置きにされた場合には、中心軸Pyの傾斜角度によってデジタルカメラDaの動作モードを切り替えることができる。このため、例えば、支持脚320を位置P1まで回転させて充電システムSaを設置した場合は、図12(a)に示すようにディスプレイ102にテレビ放送が表示され、支持脚320を位置P3まで回転させると、図12(b)のように現在時刻が表示されるようになる。従って、ユーザは、メニューキー116等のボタン操作を行うことなく、単に支持脚320を回転させて、充電システムSaを転置するだけでデジタルカメラDaの動作モードを切り替えることができる。
また、デジタルカメラDaに、テレビ放送や標準電波を受信する回路部を設ける必要がないため、小型化及び軽量化を保ったまま、デジタルカメラDaに付加価値を与えることができる。また、デジタルカメラDaを使用しない場合には、電波時計モードに切り替えておくことで、デジタルカメラDaの不使用時にも効果的な利用が可能である。
尚、支持脚320を用いて中心軸Pzの傾斜角度を変動可能にしたが、例えば、一般的な写真立ての背面に設けられた段階的な角度変更が可能な衝立をクレイドルCaの背面に設けることとしてもよく、傾斜角度を変動可能にするための機構には適宜公知技術を採用してよい。
また、上述したデジタルカメラDは、転置方向が縦方向であると判別した場合は充電のみを行うこととしたが、次のようにしてもよい。即ち、転置方向が縦方向であると判別した場合に、デジタルカメラDを縦方向にして撮影された撮影画像(縦画像)をメモリ5から読み出して表示部11に順次表示し、転置方向が横方向であると判別した場合に、横方向にして撮影された撮影画像(横画像)を表示する。
このため、縦画像を表示させる際には充電システムSを縦置きし、横画像を表示させる際には充電システムSを横置きするといったように、画像の撮影方向に応じて転置方向を変えるだけで、縦画像及び横画像の何れかを表示させることができる。尚、撮影画像を予め縦画像及び横画像毎に分類してメモリ5に記憶しておくことで、縦画像のみをメモリ5から読み出したり、横画像のみを読み出したりすることができる。
〔第3実施形態〕
次に、第3実施形態の充電システムSbを、図13〜15を参照して説明する。充電システムSbのクレイドルCbは、図13に示すように、音声信号をAV端子49に出力するD/Aコンバータ47を図5に示したクレイドルCに更に備えた構成であるため、第1実施形態の充電システムSと同一の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
D/Aコンバータ47は、デジタルカメラDbから出力された音声データをD/A変換する回路部である。AV端子49は、D/Aコンバータ47から入力された音声信号(アナログ信号)を、図15に示す外部スピーカSP3に出力して音声出力させる。AV端子49は、外部スピーカSP3のケーブルCBの接続端子TMが挿入可能に形成され、例えば、RCA端子やコンポーネント端子等により構成される。
第3実施形態におけるデジタルカメラDbの動作モードには、撮像部21により撮影された動画像(以下、「撮影動画」という。)の再生を行う動画モードがある。デジタルカメラDbは、撮影した動画像を、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)形式の動画データにDSP19によって変換した後、メモリ5に撮影動画として記憶する。
制御部1は、動作モードが動画モードに切り替えられた際には、撮影動画から映像データと、音声データとを抽出する。そして、その抽出した映像データは、ドライバ9を介して表示部11に出力して映像表示させ、音声データは、コネクタ120を介してクレイドルCbに出力する。
充電システムSbのデジタルカメラDbは、接続検出部13がクレイドルCbのコネクタ306との接続を検出すると、充電池15への充電を開始する(ステップS1〜S3)。そして、クレイドルDbから出力される傾斜角度から転置方向を判別する(ステップS5)。
制御部1は、転置方向が横方向であると判別した場合(ステップS5;横方向)、メモリ5に記憶されている撮影動画を読み出して、当該撮影動画から音声データを抽出してクレイドルCbに出力する(ステップS31)。そして、撮影動画中の映像データに基づいた映像を表示部11に表示出力させる(ステップS33)。
一方、クレイドルCbの制御部31は、傾斜角度の検出後、デジタルカメラDbから出力される音声データを取得して(ステップT3〜T31)、当該音声データに基づいた音声を外部スピーカSP3から音声出力させる(ステップT33)。
以上、第3実施形態によれば、充電システムSを横置きするだけで、図15のように撮影動画が表示されると共に、外部スピーカSP3から撮影動画の音声が出力されるため、例えば、メニュ画面を表示させて、撮影動作の再生を開始するといった面倒な操作をする必要がない。
また、スピーカを備えないデジタルカメラDbにおいても、クレイドルCbに接続することで、撮影動画の音声を聞くことができ、外部スピーカSP3の仕様は、ユーザの好みに応じて選択できるため、音質・音量の向上が図ることもできる。
尚、デジタルカメラDbで再生するメディアファイルは、撮影動画だけではなく、例えば、クレイドルCbの外部コネクタ37を介してパソコンやインターネット上から取得した動画データでもよく、これにより、再生可能な動画の幅が広がる。この場合、デジタルカメラDbの制御部1は、動画データをクレイドルCbから取得してメモリ5に一旦記憶してから再生を行う。
また、例えば、MP3形式の音楽データをメモリ5に記憶して、当該音楽データの再生を行うこととしてもよく、当該音楽データに基づいてグラフィックイコライザを表示部11に表示させてもよい。また、メモリ5の他に、ハードディスク等の大容量の記憶装置をデジタルカメラDbに設けることで、再生表示可能なメディアファイルの幅が広がる。
〔第4実施形態〕
次に、第4実施形態の充電システムScを、図16〜18を参照して説明する。充電システムScのクレイドルCcは、図16に示すように、クロック時計部CKを有する制御部31cと、キー操作部33と、角度センサー35aと、外部コネクタ37と、AC/DC変換器39と、アンテナANT5を介して受信した標準電波の信号処理を行う信号処理部45cとがバスB3に接続されて構成されている。
アンテナANT5及び信号処理部45は、第2実施形態で説明した図10の第2アンテナANT3及び第2信号処理部45と同一の機能を有するものであり、他の構成要素は、第1実施形態の充電システムSの構成要素と同一であるため、その説明を省略する。
デジタルカメラDcの制御部1は、クレイドルCcとの接続を検出すると、充電池15の充電を開始する(ステップS1〜S3)。このとき、クレイドルCcの制御部31は、角度センサー35によって検出された傾斜角度をデジタルカメラDcに出力する(ステップT3)。そして、標準電波の受信を開始して、取得した時刻コードに基づいて現在時刻の計時を行いつつ、当該現在時刻をデジタルカメラDcに出力する。
一方、デジタルカメラDcの制御部1は、転置方向を判別して縦方向であると判別すると(ステップS5;縦方向)、クレイドルCcから出力される現在時刻を縦置き用の時刻表示として、図18(a)に示すように現在時刻の時間H1及び分M1と曜日D1とを縦方向に表示させる(ステップS41)。即ち、充電システムScは、縦置きの際には電波時計モードとして機能する。
また、転置方向が横方向であると判別した場合(ステップS5;横方向)、制御部1は、現在時刻を横置き用の時刻表示として、図18(b)に示すように現在時刻の時間H3及び分M3と曜日D3とを横方向に表示させ(ステップS43)、その時刻表示の下方に、メモリ5に記憶されている撮影画像PCを読み出して順次表示させる(ステップS45)。即ち、充電システムScは、横置きの際には電波時計モードとアルバムモードの両機能を実現することとなる。
以上、第4実施形態によれば、転置方向が横方向であれば現在時刻をディスプレイ102に対して横方向に表示し、縦方向であれば縦方向に表示する。このため、ユーザは、電波時計モードとして充電システムScを使用する場合、現在時刻の表示を縦方向にするか横方向にするかの設定を行うことなく、単に充電システムScを縦置き又は横置きするだけでよい。また、充電システムScを横置きすることで、アルバムモードとしても機能するため、現在時刻と共に、撮影画像を閲覧することもできる。
尚、転置方向が横方向であった場合には、現在時刻と共に撮影画像を表示することとしがた、その組み合わせは変更可能であり、例えば、現在時刻とテレビ放送とを同時表示したり、現在時刻と撮影動画とを同時表示したりしてもよい。
また、転置方向に基づいて切り替える表示部11の表示態様は、上述した実施形態の一例に限られるものではない。例えば、転置方向が横方向の際に切り替える動作モードを、アルバムモード、テレビモード、電波時計モード及び動画モードの何れか予め設定しておき、充電システムが横置きされた際には、その設定された動作モードに切り替えることとしてもよい。また、転置方向が縦方向のときにも、アルバムモード、テレビモード、電波時計モード及び動画モードの何れかが起動するようにしてもよい。
また、例えば、クレイドルに温度センサーや湿度センサー等の各種センサーを設けて、そのセンサーにより検出された温度や湿度などをデジタルカメラに表示させることとしてもよい。また、クレイドルに現在位置を測位するGPS(Global Positioning System)受信機を設けて、インターネットを介して現在位置の天気や交通情報等を取得して表示することとしてもよい。このように、充電システムSで表示する情報は、上述した実施形態の一例に限られるものではない。
また、本実施形態では、デジタルカメラを電子機器の適用例として説明したが、このような製品に限定されず、表示部を備えた携帯電話やPDA、携帯型の音楽プレーヤー等、他の電子機器に適用可能である。
デジタルカメラの(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は上面図、(e)は底面図、(f)は背面図の一例。 クレイドルの(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は上面図、(e)は底面図、(f)は背面図の一例。 充電システムを縦置きした場合の概観図。 充電システムを横置きした場合の概観図。 第1実施形態における充電システムの機能構成の一例を示すブロック図。 第1実施形態における充電システムの動作を説明するためのフローチャート。 第1実施形態における充電システムの動作例。 第2実施形態におけるクレイドルの(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は上面図、(e)は底面図、(f)は背面図の一例。 第2実施形態におけるクレイドルの支持脚の構成を説明するための図。 第2実施形態における充電システムの機能構成の一例を示すブロック図。 第2実施形態における充電システムの動作を説明するためのフローチャート。 第2実施形態における充電システムの動作例。 第3実施形態における充電システムの機能構成の一例を示すブロック図。 第3実施形態における充電システムの動作を説明するためのフローチャート。 第3実施形態における充電システムの動作例。 第4実施形態における充電システムの機能構成の一例を示すブロック図。 第4実施形態における充電システムの動作を説明するためのフローチャート。 第4実施形態における充電システムの動作例。
符号の説明
S 充電システム
D デジタルカメラ(電子機器)
1 制御部(判別手段、表示制御手段、メディア表示制御手段、時刻表示制御手段、時刻切替表示手段、放送表示制御手段、表示切替制御手段、傾斜角切替制御手段)
3 画像処理部
5 メモリ(記憶手段、撮像画像記憶手段)
7 プレビューエンジン
9 ドライバ
11 表示部(表示手段)
13 接続検出部(検出手段)
15 充電池
21 撮像部(撮像手段)
C クレイドル
31 制御部
35 角度センサー(角度検出手段)
ANT1 第1アンテナ(放送受信手段)
41 OFDM復調回路
43 第1信号処理部
ANT3 第2アンテナ(時刻情報受信手段)
45 第2信号処理部
CK クロック時計部

Claims (8)

  1. 表示手段及び充電池を備えた電子機器と、前記充電池の充電を行い当該電子機器に接続可能な充電器とを有する充電システムにおいて、
    前記電子機器は、
    前記充電器との接続を検出する検出手段と、
    当該電子機器の転置方向を判別する判別手段と、
    前記検出手段によって前記充電器との接続が検出された際に、前記判別手段により判別された転置方向に基づいて前記表示手段の表示態様を切り替える制御を行う表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする充電システム。
  2. 前記電子機器は、メディアファイルを記憶する記憶手段を更に備え、
    前記表示制御手段は、
    前記判別手段により判別された転置方向に基づいて、前記表示手段の表示態様を前記記憶手段により記憶されたメディアファイルの再生表示に切り替えるメディア表示制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の充電システム。
  3. 前記電子機器は、被写体を撮像して撮影画像を取得する撮像手段を更に備え、
    前記記憶手段は、前記撮影画像のメディアファイルを記憶する撮影画像記憶手段を有することを特徴とする請求項2に記載の充電システム。
  4. 前記充電器は、電波により時刻情報を受信する時刻情報受信手段を更に備え、
    前記表示制御手段は、
    前記判別手段により判別された転置方向に基づいて、前記表示手段の表示態様を前記時刻情報受信手段により受信された時刻情報の表示に切り替える時刻表示制御手段を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の充電システム。
  5. 前記充電器は、電波により時刻情報を受信する時刻情報受信手段を更に備え、
    前記表示制御手段は、
    前記時刻情報受信手段により受信された時刻情報を、前記判別手段により判別された転置方向に基づいた表示態様で切り替えて前記表示手段に表示させる時刻切替表示制御手段を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の充電システム。
  6. 前記充電器は、放送受信手段を更に備え、
    前記判別手段により判別された転置方向に基づいて、前記表示手段の表示態様を前放送受信手段により受信された映像に表示に切り替える放送表示制御手段を有することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の充電システム。
  7. 前記充電器は、前記電子機器の傾斜角度を検出する角度検出手段を更に備え、
    前記表示制御手段は、この角度検出手段により検出された傾斜角度に基づいて前記表示手段の表示態様を切り替える制御を行う表示切替制御手段を有することを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載された充電システム。
  8. 前記表示切替制御手段は、
    前記角度検出手段により検出された傾斜角度に基づいて、前記時刻情報受信手段により受信された時刻情報の表示と、前記放送受信手段により受信された映像の表示とを切り替えて前記表示手段に表示させる傾斜角切替制御手段を有することを特徴とする請求項7に記載の充電システム。
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