JP4652271B2 - 画像処理装置、及び画像処理システム - Google Patents

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本発明は、画像処理装置、及び画像処理システムに関し、特に撮影装置からの画像データを取得し、処理を行う画像処理装置、その画像処理装置と撮影装置とを含む画像処理システムに関する。
近年、デジタルカメラ等のような画像を撮影して記憶する撮影装置内に蓄積された画像データの画像を、パーソナルコンピュータ(PC)等から簡単に閲覧するために、Webサーバとブラウザとを用いたシステムが多く考案されている。
例えば、サーバをカメラと接続し、サーバが当該カメラから画像ファイルを取得してブラウザ表示のための事前準備(例えば、index.htmlファイル作成、サムネイル画像作成、等)を行った後、Webサーバ機能を用いて画像ファイルを公開するシステムが提案されている(例えば、特許文献1〜4参照。)。これにより、ユーザは、PC等から一般のブラウザ経由で画像を閲覧することができる。
なお、特許文献2では、一般的なブラウザが対応していない特殊なフォーマットの画像データがある場合には、一般的なフォーマットの画像データに変換する技術が開示されている。さらに特許文献3では、サーバ機能を有するデジタルカメラが開示されている。一方、特許文献4では、カメラから画像データを取り込んだWebサーバがブラウザ表示のための事前準備をする技術が開示されている。
また、カメラがサーバを制御し、カメラ主導でサーバに画像データの転送を行う技術が提案されている(例えば、特許文献5参照。)。また、サーバを介さず、ユーザが操作するPCに直接大容量記憶装置として直接カメラを接続し、カメラ内の画像をPC上のブラウザで閲覧することができる装置が提案されている(例えば、特許文献6参照。)。
特開2000−350145号公報 特開2003−141028号公報 特開2000−287110号公報 特開2000−357169号公報 特開2002−94925号公報 特開2003−503932号公報
しかしながら、これら特許文献に記載の技術は、カメラから取得した画像データをWebサーバ機能を用いて公開する部分に重点が置かれており、カメラからどのように画像データを取得するかという部分についてはほとんど検討されていない。
例えば、特許文献1に開示されている技術は、メモリカードをカメラから取り出してWebサーバ装置に挿入して画像データを取得するため、ユーザにとっての利便性は低い。特許文献2には、「デジタルカメラは撮影した電子写真情報からなる電子ファイルを有線または無線で外部に出力するための出力端子を備えている。」と記載されているだけであり、特許文献4には、PCが電子カメラから画像データを取り込むための画像閲覧生成プログラムを起動させて、画像データの転送処理が開始される、との記載があるだけであり、特許文献2及び4の双方とも画像データの取得に際し、具体的にどのような実装が必要かが全く示されていない。
また、特許文献3に開示さている技術では、デジタルカメラ自体にサーバ機能を搭載しているため、サーバ機能を使用しないユーザに対しては不要な機能を提供することとなる。
さらに、特許文献5に開示されている技術では、カメラにデータ転送とサーバ制御のための特別な機能を実装する必要が生じ、カメラの製造コストが上がる、という問題がある。
また、特許文献6に記載の技術のように、ケーブルを用いてカメラとPCとを接続すると、カメラには同時に1台のPCしか接続できないため、複数の人が閲覧することはできない。なお、PC側でファイル共有、NFS(ネットワークファイル共有システム)等のディスク共有のためのプロトコルを用いた場合には同時に複数のPCとの接続が可能となるが、このようなディスク共有のためのプロトコルは動作が遅い、という欠点がある。
また、現在、USBやIEEE1394等の規格を利用した技術には、カメラから撮影画像データを自動転送する、または外部機器からカメラを遠隔制御する技術が広く採用されている。この技術を用いて、カメラからサーバへ画像データを転送することは可能だが、この技術は一部の高級機種のカメラのみに搭載されているものであり、多くのカメラでは利用できない、という問題がある。
このように、従来の技術では、撮影装置に新たな機能を搭載しなければ、画像データを他の装置に閲覧させることができなかった。
本発明は、上記問題点に鑑み、撮影装置に新たな機能を設けずに、容易に撮影装置から画像データを取得することのできる画像処理装置、及び画像処理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、撮影装置により撮影が行われたことを、撮影が行われたことを示す能動的な通知を撮影装置から受けことなく、撮影が行われることによって変化する撮影装置の状態を検出することによって判断する撮影判断手段と、前記撮影判断手段により撮影が行われたと判断されると、前記撮影装置による撮影により得られた画像データを該撮影装置から取得する画像データ取得手段と、前記画像データ取得手段により取得された前記画像データから、該画像データを他の装置に閲覧させるための閲覧用データを作成する閲覧用データ作成手段と、を有する画像処理装置。
ここで、請求項1に記載の発明では、撮影判断手段が、撮影装置により撮影が行われたことを、撮影が行われたことを示す能動的な通知を撮影装置から受けことなく、撮影が行われることによって変化する撮影装置の状態を検出することによって判断し、画像データ取得手段は、前記撮影判断手段により撮影が行われたと判断されると、前記撮影装置による撮影により得られた画像データを該撮影装置から取得し、前記画像データ取得手段により取得された前記画像データから、該画像データを他の装置に閲覧させるための閲覧用データを作成するので、撮影装置に新たな機能を設けることなく容易に撮影装置から画像データを取得することのできる画像処理装置を提供することができる。
また、請求項2に記載の発明では、音を検出する音検出手段と、前記撮影装置が撮影時に発する音を示す音情報が予め記憶された音情報記憶手段とを更に有し、前記撮影判断手段は、前記音検出手段により検出された音が、前記音情報記憶手段に記憶された前記音情報により示される音と一致又は略一致した場合に、前記撮影装置により撮影が行われたと判断する。
ここで、請求項2に記載の発明では、撮影装置が撮影時に発する音で撮影が行われたと判断するので、撮影装置に新たな機能を設けずに、容易に撮影装置から画像データを取得することができる。
また、請求項3に記載の発明は、前記撮影装置の温度を測定する温度測定手段と、前記温度測定手段で測定された温度の履歴を記憶する履歴記憶手段とを更に有し、前記撮影判断手段は、前記履歴記憶手段に記憶されている温度の履歴に基づき、現在までの所定期間内における温度の上昇率の最大値と、前記現在までの所定期間より過去の所定期間内における温度の上昇率の最小値とを求め、前記最大値が前記最小値未満であると判定した場合に、前記撮影装置により撮影が行われたと判断する。
ここで、請求項3に記載の発明では、撮影装置の温度上昇率で撮影が行われたと判断するので、撮影装置に新たな機能を設けずに、容易に撮影装置から画像データを取得することができる。
また、請求項4に記載の発明は、前記撮影装置がユーザにより把持されている際に生じる手振れを検出する手振れ検出手段を更に有し、前記撮影判断手段は、前記手振れ検出手段により手振れが検出されている状態から、手振れが検出されない状態に遷移したと判定した場合に、前記撮影装置により撮影が行われたと判断する。
ここで、請求項4に記載の発明では、撮影装置における手振れを用いて撮影が行われたと判断するので、撮影装置に新たな機能を設けずに、容易に撮影装置から画像データを取得することができる。
また、請求項5に記載の発明は、前記撮影装置の消費電力を測定する消費電力測定手段を更に有し、前記撮影判断手段は、前記消費電力測定手段で測定された消費電力が、前記撮影装置が撮影時に消費する電力として予め定められた閾値より大きくなった場合に、前記撮影装置により撮影が行われたと判断する。
ここで、請求項5に記載の発明では、撮影装置の消費電力を用いて撮影が行われたと判断するので、撮影装置に新たな機能を設けずに、容易に撮影装置から画像データを取得することができる。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像処理装置と、前記撮影装置と、を有する。
ここで、請求項6に記載の発明では、撮影装置に新たな機能を設けずに、容易に撮影装置から画像データを取得することのできる画像処理システムを提供することができる。
また、請求項7に記載の発明は、前記閲覧用データを前記画像処理装置から取得し、該閲覧用データが示す情報を表示する情報処理装置を更に有する。
ここで、請求項7に記載の発明では、画像処理装置からの閲覧データが示す情報を表示する情報処理装置が得られる。
本発明によれば、撮影装置に新たな機能を設けずに、容易に撮影装置から画像データを取得することのできる画像処理装置、及び画像処理システムを提供することができるという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本実施の形態に係る画像処理システム1の全体構成の概要を示す構成図である。同図に示されるように、画像処理システム1には、撮影装置としてのデジタルカメラ10、画像処理装置としてのサーバ40、情報処理装置としてのPC60、及びPDA62と、それらを接続するネットワーク66と、アクセスポイント64とが備えられている。
デジタルカメラ10とサーバ40とは、USBケーブルで接続されている。サーバ40は、このUSBケーブルを介して、画像データをデジタルカメラ10から取得する。なお、サーバ40は、図に示されるように略箱型であり、デジタルカメラ10に固着してデジタルカメラ10と一体化している。
また、PC60並びにPDA62は、搭載されているブラウザアプリケーション(ブラウザアプリ)により、サーバ40から閲覧用データを取得し、その閲覧用データが示す情報を表示する。
なお、上記構成は、本実施の形態における画像処理システム1を構成する一例であって、この画像処理システム1は、デジタルカメラ10とサーバ40とを含むシステム、あるいは更にPC60、及びPDA62のようなサーバ40に接続し画像を閲覧可能な端末を含むものであればよい。
以下、上記画像処理システム1における各装置の構成、及び実行される処理について説明するが、サーバ40には後述する処理に対応する4つの実施形態が存在するため、まずデジタルカメラ10、及びPC60とPDA62の構成について説明した後、サーバ40の4つの実施形態に共通する処理を説明し、その後各サーバ40の構成及びその構成に対応する処理について説明する。
まず、図2を用いて、デジタルカメラ10の構成について説明する。デジタルカメラ10には、撮像部11が配設されている。撮像部11は、レンズ、メカニカル・シャッタ、絞り、及びCCD(図示省略)を備えている。被写体の撮像は、レンズから入射した光を、メカニカル・シャッタが開放しているときに、絞りを介してCCDの受光面に入射させ、CCDの受光面に入射・結像された光を個々の光電変換セルによって受光量に応じた電荷へ変換・蓄積することで行われる。なお、上記CCDに代えて、CMOSイメージセンサを用いてもよい。
また、デジタルカメラ10にはストロボ15が設けられ、必要に応じて、ストロボ制御部14の制御により、手動又は自動で発光するようになっている。
デジタルカメラ10の撮像部11、ストロボ制御部14を含む各制御デバイスは、バス32によって接続され、CPU23によってその動作が制御される。CPU23は、後述する不揮発性メモリ25に記憶されたプログラムを実行することにより、デジタルカメラの動作モードの切替制御を含む各種制御を行う。なお、各制御デバイスは、バッテリ33からの電源が供給され、動作する。
なお、このデジタルカメラ10は複数の動作モードを有し、操作・表示部30のモードダイヤルによってCPU23は動作モードを切替える。動作モードには、被写体を撮影する撮影モード、撮影した被写体画像を再生する再生モードの他、撮影により得られた画像データをサーバ40に転送するためのUSBマスストレージモードがある。USBマスストレージモードは、モードダイヤルにより指定される動作モードに関係なく、デジタルカメラ10が、後述するUSBコネクタ18に接続されたサーバ40の画像データ記憶装置として動作するモードである。
バス32には、制御デバイスとして、CPU23、システムメモリ(ROM/RAM)24、不揮発性メモリ25、各種時間を計測するためのタイマ26、日時を取得するための時計27がそれぞれ接続されている。
また、バス32には、I/Oポート28が接続されている。このI/Oポート28は、デジタルカメラ10の筐体に取り付けられた、モードダイヤル、各種操作スイッチ(例えば、レリーズボタンや電源スイッチ等)、LED等を含む操作・表示部30に接続され、操作・表示部30の入出力インタフェースとして機能する。
また、バス32には、カードI/F29を介してメモリカードスロット31が接続され、該メモリカードスロット31には記憶部としてのメモリカード34が装着される。メモリカード34は、メモリカードスロット31に対して着脱可能であり、撮像部11で撮影された画像データは、このメモリカードスロット31に装着されたメモリカード34に記録されることになる。なお、画像データを記憶する記憶部は、メモリカード34に限定されない。例えば、デジタルカメラに、画像データを記憶できるだけの容量を有するメモリを設け、該メモリに画像データを記憶するようにしてもよい。
撮像部11から出力された信号は、信号処理部12に入力され、相関2重サンプリング等のノイズ低減処理が施されると共に、ゲインコントロールがなされ、A/D変換部13へ出力される。
A/D変換部13でA/D変換された画像データは、CPU23からの指示に応じて、圧縮/伸長部16へ送られて圧縮処理がなされ、カードI/F29を介してメモリカードスロット31へ送られる。
メモリカード34に記録された画像データは、CPU23からの再生表示指示に基づいて読み出され、フレームメモリ19に格納され、LCD制御部21の制御により、LCD22に表示される。なお、このとき、OSD(オンスクリーンディスプレイ)回路20によって、撮像部11の撮影により得られた画像データに基づく画像表示と共に文字やキャラクタデータ等がLCD22に重ねて表示される。
なお、バス32接続されたUSBコネクタ18を介して外部装置と直接接続し、USB規格に準拠した通信をUSBドライバ17により行うことが可能な構成となっている。デジタルカメラ10は、USBケーブルによってUSBコネクタ18を介してデジタルカメラ10と接続された外部機器(例えば、サーバ40)との間でUSB通信を行う。
USBドライバ17は、USBケーブルが接続されたときに該接続を検出する検出機能を有している。詳述すると、USBケーブルは電源供給するための電源ラインと、データ信号を送受信するための信号ラインを含んで構成されている。USBドライバ17は、USBケーブルの電源ラインへの電源供給の有無(USBバスパワーの有無)を検出することによりUSBケーブル接続認識を行い、電源供給が検出された場合(USBバスパワーON)には、USBケーブルが接続されたと判断して、その検出結果をCPU23に出力する。
これにより、CPU23は、現在実行中の動作モードからUSBマスストレージモードに切替える。USBバスパワーON状態が継続している間は、USBマスストレージモードが継続される。また、電源供給停止が検出された場合(USBバスパワーOFF)には、該検出結果をCPU23に出力する。これにより、CPU23はUSBマスストレージモードに切替える前に実行していたもとの動作モード(或いは予め設定されている動作モード)に切替える。
このように、USBケーブルの接続を検出する機能はUSBバスパワーを検出するものであるため、サーバ40でUSBバスパワーのオンオフを制御すれば、サーバ40をUSBケーブルで接続した状態のまま、適宜動作モードを切り替えることができる。本実施の形態のサーバ40は、USBケーブルでデジタルカメラ10に接続された状態のまま、USBバスパワーのオンオフを制御する。これにより、デジタルカメラ10は、サーバ40に接続した状態で携帯でき、適宜動作モードを切替えて使うことができる。
次に、図3を用いて、PC60及びPDA62の構成について説明する。PC60の構成とPDA62の構成は同様の構成であるため、以下の説明では、PC60として説明する。PC60は、CPU73と、HDD72と、RAM71と、ネットワークI/F部70と、ROM76と、表示部75と、操作入力部74と、バス77とを含む。
CPU73は、PC60の全体の動作を司るものであり、PC60に搭載されたブラウザアプリなどのアプリケーションは、CPU73により実行される。HDD72は、各種プログラム、OSなどが記憶される不揮発性の記憶装置である。RAM71は、OSやプログラムやデータが展開される揮発性の記憶装置である。ネットワークI/F部24は、ネットワーク66(図1参照)に接続するためのものであり、NICやそのドライバで構成される。ROM76は、PC60の起動時に動作するブートプログラムなどが記憶されている不揮発性の記憶装置である。表示部75は、PC60に関する情報をユーザに表示するもので、閲覧用データが示す情報も表示される。操作入力部74は、ユーザがPC60の操作や情報を入力する際に用いられるものである。バス77は、情報のやりとりが行われる際に使用される。
次に、図4を用いて、以下に説明するサーバ40の4種類の構成に共通する処理について説明する。
まず、ステップ101で、サーバ40は、撮影判断処理を行う。この撮影判断処理は、デジタルカメラ10により撮影が行われたことを、撮影が行われたことを示す能動的な通知をデジタルカメラ10から受けずに判断する処理である。この処理は、サーバ40の4種類の構成に対応して4種類存在し、それらの詳細については後述する。なお、「能動的な通知」とは、撮影を行ったデジタルカメラ10が、そのことを示す内容を外部機器に通知することを示す。
撮影が行われたと判断すると、サーバ40は、ステップ102でUSBバスパワーをONとする。これはデジタルカメラ10から画像データを取得するための処理であり、詳細については後述する。このバスパワーをデジタルカメラ10はステップ103で検出し、ステップ104で、上述したUSBマスストレージモードへ移行する。
その後、デジタルカメラ10とサーバ40との間で、ステップ105でUSB接続開始処理、ステップ106で、デジタルカメラ10からサーバ40へ画像データの転送処理、ステップ107でUSB接続終了処理がそれぞれ行われる。
次に、サーバ40は、ステップ108でUSBバスパワーOFFとし、それをデジタルカメラ10はステップ109で検出し、その後、通常の撮影モードに移行する
一方、サーバ40は、ステップ111で、取得された画像データから、その画像データを他の装置(PC60やPDA62)に閲覧させるための閲覧用データを作成し、ステップ112で、従前の閲覧用データから、ステップ111で作成された閲覧用データに更新する。その後、サーバ40は、PC60からのHTTPリクエスト(ステップ113)に応じて閲覧用データをHTTP応答(ステップ114)として送信することで、PC60は、閲覧用データをサーバ40から取得し、その閲覧用データが示す情報を表示する。
以下、サーバ40の4つの実施形態について説明する。なお、各実施形態での説明において、既出の符号についての説明は省略する。
[第1の実施形態]
図5は、第1の実施形態におけるサーバ40の外観を示す図であり、同図に示されるように、サーバ40は、外部ストレージ用USBコネクタ46、電源をオンオフする電源ボタン57a、及びLED83が設けられている。
上記USBコネクタ46は、USB規格に準拠したコネクタであって、上述したように、このUSBコネクタ46により、サーバ40はデジタルカメラ10にUSB接続され、USB通信を介してデジタルカメラ10に記憶された画像データを取得する。
また、サーバ40は、無線LAN通信が可能な構成となっており、無線LAN通信でネットワーク66上に設けられたアクセスポイント64に接続することにより、様々なコンピュータ端末(PC60やPDA62等)と通信することができる。
以下、図6を参照し、サーバ40の構成について説明する。
サーバ40には、無線LANドライバ48による無線LAN通信を介してクライアント端末の画像表示ブラウザから配信要求(HTTPリクエスト)を受信したときに、コンテンツをHTTP応答として公開(配信)するWebサーバの機能を実行するWebサーバ部41、及びWeb上で公開するコンテンツ(閲覧用データ)を作成したり、画像データをWebページに掲載するために所定の形式に変換したりするコンテンツ作成/変換部42が備えられ、各々バス59に接続されている。
バス59には、制御デバイスとして、CPU50、システムメモリ(ROM/RAM)51、不揮発性メモリ52、タイマ53、時計54がそれぞれ接続されている。
CPU50は、不揮発性メモリ52或いは記憶装置55に記憶されたプログラムを実行することにより、デジタルカメラ10から画像データを取得して配信する際の制御等を含むサーバ40全体の各種制御を行う。
また、バス59には、I/Oポート56が接続されている。このI/Oポート56は、サーバに設けられた入力ボタン(前述の電源ボタン57a等)やLED83等を含む操作・表示部57に接続され、操作・表示部57の入出力インタフェースとして機能する。
また、バス59には、上記記憶装置55が接続されている。記憶装置55は、例えばハードディスクドライブ(HDD)等により構成され、デジタルカメラ10から取得した画像データを記憶する。デジタルカメラ10から取得される画像データは圧縮された状態にあるため、記憶装置55に記憶された画像データを読み出してWebに公開する場合には、圧縮された状態の画像データを圧縮/伸長部16へ送り、伸張処理してコンテンツ作成/変換部42に送信する。コンテンツ作成/変換部42はこの伸張された画像データをWebページに掲載するための所定の形式に変換する処理等を行った後、該画像データに基づいてWebページのデータを作成する。
なお、デジタルカメラ10から取得した画像データの記憶場所は、内蔵の記憶装置や55に限定されず、例えば、後述のUSBコネクタ45に接続した外部HDD(図には示していない)等の記憶装置に保存することもできる。
さらに、バス59には、USBドライバ44が接続され、USBコネクタ45、46を介して外部装置と直接接続しUSB規格に準拠した通信を行うことが可能な構成となっている。サーバ40は、USBケーブルによってUSBコネクタ45、46を介してサーバ40と接続された外部機器(例えば、デジタルカメラ10)との間でUSB通信を行う。
なお、2つのUSBコネクタの一方、USBコネクタ46は、USB電源制御部47に接続されている。USB電源制御部47は、USBドライバ44の制御により、USBコネクタ46に対して電源(USBバスパワー)の供給を行う。USBバスパワーの供給は、前述のデータ転送ボタン57bがユーザによりONされたときに開始される。具体的には、データ転送ボタン57bがONされたことがI/Oポート56を介してCPU50に伝達されたときに、CPU50からUSBバスパワーをONするための指令がUSBドライバ44に出力される。これにより、USBドライバ44は、USB電源制御部47にON指令を出し、USBコネクタ46に対してUSBバスパワーの供給を開始させる。USBバスパワーは、USBコネクタ46に接続されたUSBケーブルの電源ラインに供給され、デジタルカメラ10に出力される。
また、デジタルカメラ10から全ての画像データの取得が終了した場合には、CPU50からUSBドライバ44にUSBバスパワーをオフするための指令が出力される。これにより、USBドライバ44は、USB電源制御部47にオフ指令を出し、USBコネクタ46に対するUSBバスパワーの供給を停止する。
さらにまた、バス59には、無線LANドライバ48が接続されている。無線LANドライバ48はアンテナ49に接続され、外部のネットワーク66との間で無線LAN通信が可能な構成となっている。この無線LAN通信により、Webサーバ部41は、PC60やPDA62の画像表示ブラウザから画像配信要求を受信したり、該受信した配信要求に応じてWebページのWeb表示用データを配信したりすることができる。
なお、バス59に接続された各制御デバイスには、バッテリ33からの電源が供給され、動作可能となっている。
また、バス59には、動作音比較部90、動作音記憶部91、及びマイク84が接続されている。マイク84は、音を検出する。動作音記憶部91は、デジタルカメラ10が撮影時に発する音を示す音情報が予め記憶されている。なお、撮影時に発する音として、例えばレリーズ音やシャッター音がある。動作音比較部90は、マイク84で検出された音が、動作音記憶部91に記憶された音情報により示される音と一致又は略一致した場合に、デジタルカメラ10により撮影が行われたと判断する。
上記構成における処理を、図7のフローチャートを用いて説明する。このフローチャートは、第1の実施形態における撮影判断処理(図4:ステップ101参照)を示し、上述した動作音比較部90により実行される処理である。
ステップ201は、音を検出したか否かの判断である。音を検出すると、ステップ202で、動作音比較部90は、マイク84で検出された音が、動作音記憶部91に記憶している予め定められたレリーズ音またはシャッター音と一致しているか否か比較し、いずれかの音と一致、又は略一致している場合、デジタルカメラ10により撮影が行われたと判断する。これにより、第1の実施形態における撮影判断処理が終了し、次いでUSBバスパワーON(図4:ステップ102)に始まる画像転送処理が実行される。一方、検出された音が、予め定められた音と一致していない場合、再びステップ201の音検出待ちとなる。
以上説明したように、第1の実施形態では、サーバ40が、デジタルカメラ10が発する音により撮影が行われたことを判断する。従って、サーバ40は、撮影時に音を発する全てのデジタルカメラに対応することができる。従って、デジタルカメラ10に新たな機能を設ける必要はない。
[第2の実施形態]
図8は、第2の実施形態におけるサーバ40の外観を示す図であり、同図に示されるように、サーバ40は、デジタルカメラ10の温度を測定する温度センサ92を有する。サーバ40は、例えば三脚ねじを用いてデジタルカメラ10に固定することで、デジタルカメラ10の温度を測定することができる。
一般的に、撮影時のデジタルカメラの温度は、撮影以外の動作時の温度より上昇する傾向がある。このことを具体的に図9のグラフを用いて説明する。同図に示されるグラフは、横軸に時間、縦軸にデジタルカメラ10の温度を示すグラフである。撮影モード時の区間Aでの傾きと、撮影終了後の区間Bでの傾きとを比較すると、明らかに区間Aの傾きの方が大きい。このことは、撮影時における温度上昇率が撮影時以外における温度上昇率より大きいことを示している。従って、上昇率が小さくなった場合に、撮影モードが終了したと判断することができる。
このような温度上昇率に基づく処理を行う第2の実施形態におけるサーバ40の構成について、図10を用いて説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態(図6参照)における動作音比較部90、動作音記憶部91、及びマイク84に代えて、温度変化判定部94、温度変化履歴記憶部93、及び温度センサ92が設けられた構成となっている。
このうち、温度センサ92は、デジタルカメラ10の温度を測定する。温度変化履歴記憶部93は、測定された温度の履歴を記憶する。温度変化判定部94は、温度変化履歴記憶部93に記憶されている温度の履歴に基づき、現在までの所定期間内における温度の上昇率の最大値と、現在までの所定期間より過去の所定期間内における温度の上昇率の最小値とを求め、最大値が最小値未満であると判定した場合に、デジタルカメラ10により撮影が行われたと判断する。
上記構成における処理を、図11のフローチャートを用いて説明する。このフローチャートは、第2の実施形態における撮影判断処理(図4:ステップ101参照)を示し、上述した温度変化判定部94、及び温度変化履歴記憶部93により実行される処理である。まず、ステップ301で、温度変化履歴記憶部93は、温度測定タイマ割り込みありと判断すると、ステップ302で、そのときの温度T(t)を測定し、記憶する。
次のステップ303で、温度変化判定部94は、ステップ304で用いる各上昇率DT(t)=T(t-1)-T(t)を求める。ここで、各DTとは、現在までの所定期間内における温度の上昇率DT(t-dt),..,DT(t)と、過去の所定期間内における温度の上昇率であるDT(t-t0-dt),..,DT(t-t0)である。
前者のDT(t-dt),..,DT(t)は、現在からdtだけ遡った時間から、現在までの上昇率を示している。後者のDT(t-t0-dt),..,DT(t-t0)は、現在から(t0+dt)だけ遡った時間から、現在からt0だけ遡った時間までの上昇率を示している。
このように求まった上昇率から、温度変化判定部94は、ステップ304で、過去の所定期間内における温度の上昇率DT(t-t0-dt),..,DT(t-t0)の最小値を求め、現在までの所定期間内における温度の上昇率DT(t-dt),..,DT(t)の最大値を求める。そして、この最大値が上記最小値未満と判定した場合に、デジタルカメラ10により撮影が行われたと判断する。これにより、第2の実施形態における撮影判断処理が終了し、次いでUSBバスパワーON(図4:ステップ102)に始まる画像転送処理が実行される。一方、ステップ304で、温度変化判定部94が否定判断した場合、再びステップ301の温度測定タイマ割り込み待ちとなる。
以上説明したように、第2の実施形態では、サーバ40が、デジタルカメラ10の温度の上昇率を求める温度の上昇率が大きくなる全てのデジタルカメラに対応することができる。従って、デジタルカメラ10に新たな機能を設ける必要はない。
[第3の実施形態]
第3の実施形態では、手振れが検出されている状態から、手振れが検出されない状態に遷移したと判定した場合に、撮影が行われたと判断する処理が行われる。一般的に、ユーザがデジタルカメラ10を把持し、構えている状態に発生する手振れを加速度センサで検出すると、手振れにより発生する周波数は、手振れ特有の周波数帯に存在する。
このことを具体的に図12のグラフを用いて説明する。同図に示されるグラフは、横軸に時間、縦軸に周波数を示すグラフである。また、周波数F0から周波数F1間が手振れ特有の周波数帯である。同図に示されるように、手振れしている場合とそうでない場合の区別を容易に判断することができる。
このようにしてサーバ40は、手振れしているか否か判断し続ける。そして、手振れしている状態から手振れしていない状態に遷移したと判定した場合、撮影が行われたと判断する。この状態の遷移は、ユーザが撮影を終え、デジタルカメラ10から手を離したか、あるいは構えていないことを示しているためである。
このような手振れに基づく処理を行う第3の実施形態におけるサーバ40について、図13を用いて説明する。第3の実施形態は、第1の実施形態(図6参照)における動作音比較部90、動作音記憶部91、及びマイク84に代えて、動作判定部97、手振れ状態解析部96、及び加速度センサ95が設けられた構成となっている。
このうち、手振れ状態解析部96は、加速度センサ95を用いてデジタルカメラ10がユーザにより把持されている際に生じる手振れを検出する。また、動作判定部97は、手振れが検出されている状態から、手振れが検出されない状態に遷移したと判定した場合に、撮影が行われたと判断する。
上記構成における処理を、図14のフローチャートを用いて説明する。このフローチャートは、第3の実施形態における撮影判断処理(図4:ステップ101参照)を示し、上述した動作判定部97、手振れ状態解析部96により実行される処理である。
まずステップ401で、手振れ状態フラグSに0を代入する。このSは、0が手振れしていない状態を示し、1が手振れしている状態を示す。次のステップ402で、手振れ測定タイマ割り込みがあると、手振れ状態解析部96は、加速度センサ95を用いて加速度a(t)を測定する。さらに次のステップ404で、手振れ状態解析部96は、周波数F(t)を算出する。
次に、手振れ状態解析部96は、ステップ405で、算出した周波数F(t)が手振れ特有の周波数帯F0〜F1の範囲内に入っているか否か判断する。このステップ405で、手振れ状態解析部96が肯定判断した場合、ステップ406で、動作判定部97は、S=1とし、再びステップ402の処理が実行される。
手振れ状態解析部96が否定判断(手振れが検出されない状態)した場合、動作判定部97は、ステップ407で、S=1(手振れが検出されていた状態)か否か判断する。すなわち、ステップ407での判断は、動作判定部97による手振れが検出されている状態から、手振れが検出されない状態に遷移したか否かの判断である。このステップ407で、動作判定部97が肯定判断した場合、動作判定部97は、撮影が行われたと判断する。これにより、第3の実施形態における撮影判断処理が終了し、次いでUSBバスパワーON(図4:ステップ102)に始まる画像転送処理が実行される。
以上説明したように、第3の実施形態では、サーバ40が、ユーザの手振れを検出するので、ユーザが把持する全てのデジタルカメラに対応することができる。従って、デジタルカメラ10に新たな機能を設ける必要はない。
[第4の実施形態]
第4の実施形態では、測定されたデジタルカメラ10の消費電流が、デジタルカメラ10が撮影時に消費する電力として予め定められた所定の閾値より大きくなった場合に、デジタルカメラ10により撮影が行われたと判断する処理が行われる。一般的に、撮影時のデジタルカメラの消費電流は、撮影以外の動作時の消費電流より大きい傾向がある。これは、撮影時には、AE(Automatic Exposure)やAF(Auto Focus)によるモータ駆動、CCDからの読み出し画素数が増えるためにカメラの動作クロック数を大きくすることなどによるものである。
このことを具体的に図15のグラフを用いて説明する。同図に示されるグラフは、横軸に時間、縦軸にデジタルカメラ10の消費電流を示すグラフである。撮影モード時にレリーズボタンが押下されると、消費電流が一時的に閾値Iを越えていることが示されている。このことは、撮影時における消費電流が閾値より大きくなり、撮影終了後の消費電流が閾値I以下となることを示している。従って、消費電流が、所定の閾値より大きくなり、その後所定の閾値以下になった場合に、デジタルカメラ10により撮影が行われたと判断することができる。なお、閾値Iは、デジタルカメラ10が撮影時に消費する電力として予め定められた所定の閾値である。
このような消費電流に基づく処理を行う第4の実施形態におけるサーバ40について、図16を用いて説明する。第4の実施形態は、第1の実施形態(図6参照)における動作音比較部90、動作音記憶部91、及びマイク84に代えて、動作判定部100、電源出力端子99、及び電流測定部98が設けられた構成となっている。
このうち、電源出力端子99は、デジタルカメラ10に電流を供給する。電流測定部98は、デジタルカメラ10の消費電流を測定する。動作判定部100は、測定された消費電流が、デジタルカメラ10が撮影時に消費する電力として予め定められた所定の閾値より大きくなった場合に、デジタルカメラ10により撮影が行われたと判断する。
上記構成における処理を、図14のフローチャートを用いて説明する。動作判定部100による処理を示している。まず、ステップ501で、動作判定部100は、電流測定部98が測定した消費電力が所定の閾値を越えたか否か判断し、越えた場合に撮影が行われたと判断し、ステップ502でタイマをセットする。このタイマは、撮影に引き続きデジタルカメラ10で実行される画像処理、及び記録処理など撮影に伴う一連の処置が完了するまでの時間を考慮するためのタイマである。このタイマがステップ503でタイムアウトとなる。
これにより、第4の実施形態における撮影判断処理が終了し、次いでUSBバスパワーON(図4:ステップ102)に始まる画像転送処理が実行される。
以上説明したように、第4の実施形態では、サーバ40が、デジタルカメラ10の消費電流を測定するので、サーバ40から電流を供給される全てのデジタルカメラ10に対応することができる。従って、デジタルカメラ10に新たな機能を設ける必要はない。なお、上記処理では、電力として電流を用いたが、電圧を用いるようにしても良い。サーバから電圧安定化回路を経ずにカメラへ電力供給をしている場合、カメラの消費電力増大時に、サーバからの電力供給が不安定となり、供給電圧の降下が起こる。この電圧降下を検出することでカメラの消費電力の変化を推定することができる。
以上説明したように、本実施の形態では、撮影装置(デジタルカメラ10)により撮影が行われたことを、撮影が行われたことを示す能動的な通知を撮影装置から受けことなく判断する撮影判断手段(ステップ101)と、前記撮影判断手段により撮影が行われたと判断されると、前記撮影装置による撮影により得られた画像データを該撮影装置から取得する画像データ取得手段(ステップ102〜ステップ108)と、前記画像データ取得手段により取得された前記画像データから、該画像データを他の装置に閲覧させるための閲覧用データを作成する閲覧用データ作成手段(ステップ111)と、を有するので、撮影装置に新たな機能を設けることなく容易に撮影装置から画像データを取得することのできる画像処理装置を提供することができる。
また、第1の実施形態では、音を検出する音検出手段(マイク84)と、前記撮影装置が撮影時に発する音を示す音情報が予め記憶された音情報記憶手段(動作音記憶部91)とを更に有し、前記撮影判断手段(動作音比較部90)は、前記音検出手段により検出された音が、前記音情報記憶手段に記憶された前記音情報により示される音と一致又は略一致した場合に、前記撮影装置により撮影が行われたと判断する。
また、第2の実施形態では、前記撮影装置の温度を測定する温度測定手段(温度センサ92)と、前記温度測定手段で測定された温度の履歴を記憶する履歴記憶手段(温度変化履歴記憶部93)とを更に有し、前記撮影判断手段(温度変化判定部94)は、前記履歴記憶手段に記憶されている温度の履歴に基づき、現在までの所定期間内における温度の上昇率の最大値と、前記現在までの所定期間より過去の所定期間内における温度の上昇率の最小値とを求め、前記最大値が前記最小値未満であると判定した場合に、前記撮影装置により撮影が行われたと判断する。
また、第3の実施形態では、前記撮影装置がユーザにより把持されている際に生じる手振れを検出する手振れ検出手段(手振れ状態判定部96)を更に有し、前記撮影判断手段(動作判定部97)は、前記手振れ検出手段により手振れが検出されている状態から、手振れが検出されない状態に遷移したと判定した場合に、前記撮影装置により撮影が行われたと判断する。
また、第4の実施形態では、前記撮影装置の消費電力を測定する消費電力測定手段(電流測定部98)を更に有し、前記撮影判断手段(動作判定部100)は、前記消費電力測定手段で測定された消費電力が、前記撮影装置が撮影時に消費する電力として予め定められた閾値より大きくなった場合に、前記撮影装置により撮影が行われたと判断する。
実施の形態に係る画像処理システムを示す図である。 デジタルカメラの構成を示す図である。 PC・PDAの構成を示す図である。 サーバの4つの実施形態に共通する処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態におけるサーバの外観を示す図である。 第1の実施形態におけるサーバの構成を示す図である。 第1の実施形態における撮影判断処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態におけるサーバの外観を示す図である。 デジタルカメラの温度を示すグラフである。 第2の実施形態におけるサーバの構成を示す図である。 第2の実施形態における撮影判断処理を示すフローチャートである。 手振れによる周波数を示すグラフである。 第3の実施形態におけるサーバの構成を示す図である。 第3の実施形態における撮影判断処理を示すフローチャートである。 デジタルカメラの消費電力を示すグラフである。 第4の実施形態におけるサーバの構成を示す図である。 第4の実施形態における撮影判断処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10 デジタルカメラ
17 USBドライバ
18 USBコネクタ
23、50 CPU
31 メモリカードスロット
34 メモリカード
40 サーバ
41 Webサーバ
42 コンテンツ作成/変換部
44 USBドライバ
46 USBコネクタ
47 USB電源制御部
48 無線LANドライバ
49 アンテナ
57 操作・表示部
66 ネットワーク
84 マイク
90 動作音比較部
91 動作音記憶部
92 温度センサ
93 温度変化履歴記憶部
94 温度変化判定部
95 加速度センサ
96 手振れ状態解析部
97、100 動作判定部
98 電流測定部
99 電源出力端子

Claims (7)

  1. 撮影装置により撮影が行われたことを、撮影が行われたことを示す能動的な通知を撮影装置から受けことなく、撮影が行われることによって変化する撮影装置の状態を検出することによって判断する撮影判断手段と、
    前記撮影判断手段により撮影が行われたと判断されると、前記撮影装置による撮影により得られた画像データを該撮影装置から取得する画像データ取得手段と、
    前記画像データ取得手段により取得された前記画像データから、該画像データを他の装置に閲覧させるための閲覧用データを作成する閲覧用データ作成手段と、
    を有する画像処理装置。
  2. 音を検出する音検出手段と、
    前記撮影装置が撮影時に発する音を示す音情報が予め記憶された音情報記憶手段とを更に有し、
    前記撮影判断手段は、
    前記音検出手段により検出された音が、前記音情報記憶手段に記憶された前記音情報により示される音と一致又は略一致した場合に、前記撮影装置により撮影が行われたと判断する請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記撮影装置の温度を測定する温度測定手段と、
    前記温度測定手段で測定された温度の履歴を記憶する履歴記憶手段とを更に有し、
    前記撮影判断手段は、
    前記履歴記憶手段に記憶されている温度の履歴に基づき、現在までの所定期間内における温度の上昇率の最大値と、前記現在までの所定期間より過去の所定期間内における温度の上昇率の最小値とを求め、前記最大値が前記最小値未満であると判定した場合に、前記撮影装置により撮影が行われたと判断する請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記撮影装置がユーザにより把持されている際に生じる手振れを検出する手振れ検出手段を更に有し、
    前記撮影判断手段は、
    前記手振れ検出手段により手振れが検出されている状態から、手振れが検出されない状態に遷移したと判定した場合に、前記撮影装置により撮影が行われたと判断する請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記撮影装置の消費電力を測定する消費電力測定手段を更に有し、
    前記撮影判断手段は、
    前記消費電力測定手段で測定された消費電力が、前記撮影装置が撮影時に消費する電力として予め定められた閾値より大きくなった場合に、前記撮影装置により撮影が行われたと判断する請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
    前記撮影装置と、
    を有する画像処理システム。
  7. 前記閲覧用データを前記画像処理装置から取得し、該閲覧用データが示す情報を表示する情報処理装置を更に有する請求項6に記載の画像処理システム。
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