JP2001066494A - オートフォーカス装置 - Google Patents

オートフォーカス装置

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JP2001066494A
JP2001066494A JP24230799A JP24230799A JP2001066494A JP 2001066494 A JP2001066494 A JP 2001066494A JP 24230799 A JP24230799 A JP 24230799A JP 24230799 A JP24230799 A JP 24230799A JP 2001066494 A JP2001066494 A JP 2001066494A
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/67Focus control based on electronic image sensor signals
    • H04N23/673Focus control based on electronic image sensor signals based on contrast or high frequency components of image signals, e.g. hill climbing method
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  • Studio Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォーカスレンズを合焦位置に駆動する時間
を短縮してAF実行時間を短縮可能なオートフォーカス
装置を提供すること。 【解決手段】 フォーカスレンズ101aを微少なステ
ップ間隔で移動させてAF評価値をサンプリングし、当
該サンプリングしたAF評価値に基づいて合焦位置を検
出する第1のモードと、フォーカスレンズ101aを粗
いステップ間隔で移動させてAF評価値をサンプリング
し、当該サンプリングしたAF評価値に基づいて概略の
合焦位置を検出し、ついで、当該概略の合焦位置近傍
で、フォーカスレンズ101aを微少なステップ間隔で
移動させてAF評価値をサンプリングし、当該サンプリ
ングしたAF評価値に基づいて合焦位置を検出する第2
のモードとを、選択可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オートフォーカ
ス装置に関し、詳細には、デジタルカメラやデジタルビ
デオカメラに使用されるオートフォーカス装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】デジタルカメラのオートフォーカス装置
は、撮像素子から映像信号自体の高周波成分を焦点制御
の評価に使用している。かかる方法は、本質的にパララ
ックスが存在せず、また被写界深度が浅い場合や遠方の
被写体に対しも、精度良く焦点を合わせられる等の優れ
た点が多い。しかも、オートフォーカス用の特別なセン
サも不要で、機構的にも極めて簡単である。また、かか
るデジタルカメラのオートフォーカス装置では、シャッ
タチャンスを的確に捉えるためにAF実行時間を短縮す
る技術が提案されている。
【0003】例えば、特開平1−206141号公報の
オートフォーカスカメラは、撮像素子から得られる撮像
映像信号の高域成分レベルを焦点評価値として所定期間
毎に検出することによりオートフォーカス動作を行うよ
うにしたオートフォーカスカメラにおいて、フォーカス
レンズを被写体距離の無限遠から至近点に亘って、比較
的粗いステップで移動せしめ、この各ステップ毎の焦点
評価値を得るサーチ手段と、前記サーチ手段によって得
られる第1の最大焦点評価値と、該第1の最大焦点評価
値の近傍に在り互いに隣接する焦点評価値間を補間し、
補間焦点評価値を生成する補間焦点評価値を生成する補
間手段と、補間手段によって得られた補間焦点評価値か
ら第2の最大焦点評価値を判定する焦点評価値判定手段
とを備えたものである。
【0004】また、特開平3−204973号公報のオ
ートフォーカスカメラは、撮像素子から得られる撮像映
像信号の高域成分レベルを焦点評価値として所定期間毎
に検出することによりオートフォーカス動作を行うよう
にしたオートフォーカスカメラにおいて、フォーカスレ
ンズを被写体距離から至近点に亘って比較的粗いステッ
プで移動せしめ、この各ステップ毎の焦点評価値を得る
第1のサーチ手段と、前記第1のサーチ手段によって得
られる第1の最大焦点評価値に対応する被写体距離の近
傍まで前記フォーカスレンズを移動せしめた後、更に前
記フォーカスレンズを前記被写体距離の近傍において微
少ステップで移動せしめ、この各微少ステップ毎の焦点
評価値から第2の最大評価値を得る第2のサーチ手段と
を備えたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平1−206141号公報や上記特開平3−2049
73号公報のオートフォーカスカメラでは、条件によっ
てはAF実行時間が長くなっていしまうという問題があ
る。以下にその原因を説明する。
【0006】通常電子カメラのAFでは、最初にフォー
カスレンズを無限に移動してから、至近側にフォーカス
レンズを駆動しながら、AF評価値をサンプリングして
AF評価値のピークを求める。ここで、無限近くの被写
体に対して、上記特開平1−206141号公報や上記
特開平3−204973号公報の方法を用いると、比較
的粗いステップのAF評価値のピーク1を求めるため
に、合焦位置よりも至近側までフォーカスレンズを駆動
してから、微少ステップでのAF評価値をサンプリング
するために、ピーク1よりも無限側にフォーカスレンズ
を駆動してから、AF評価値のピーク2を求めるため、
合焦位置よりも至近側までフォーカスレンズを駆動して
合焦位置を求めてから、フォーカスレンズを合焦位置に
駆動する。
【0007】また、無限近くの被写体に対して、上記特
開平1−206141号公報や上記特開平3−2049
73号公報の方法を用いると、フォーカス無限位置から
AF評価値をサンプリングするにもかかわらず、比較的
粗いステップと微少ステップの2回のAF評価値のサン
プリングでは、フォーカスレンズの動作として微少ステ
ップのAF評価値のサンプリングのために戻る動作が多
い。このように、上記特開平1−206141号公報や
上記特開平3−204973号公報の技術では必ずしも
AF実行時間が短くならない要因がある。
【0008】また、通常、ピークを求めるためには、少
なくとも3個のサンプリングしたAF評価値が必要であ
り、2回のAF評価値サンプリングでは、合計少なくと
も6個のサンプリングしたAF評価値が必要である。こ
れが1回のAF評価値サンプリングが6回以下で合焦位
置を求められる場合には、上述した要因が無くてもAF
実行時間は短くならない。
【0009】通常、3個のサンプリングしたAF評価値
からピークを検出することは、ノイズ、偽ピークなどが
あるため行われない。また、ピークを検出するために必
要とするAF評価値のサンプリング数が多くなるほど、
AF実行時間が短くならない場合が多くなる。
【0010】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、フォーカスレンズを合焦位置に駆動する時間を
短縮してAF実行時間の短縮化を図ったオートフォーカ
ス装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に係る発明は、レンズ系を介した被写
体光を電気信号に変換して画像データとして出力する撮
像素子と、前記画像データをA/D変換してデジタル画
像信号に変換するA/D変換手段と、デジタル画像デー
タの輝度信号の高周波成分に基づいてAF評価値を出力
するAF評価手段と、前記フォーカスレンズの位置を移
動させながら前記AF評価手段により得られたAF評価
値をサンプリングするサンプリング手段と、前記サンプ
リング手段のAF評価値のサンプリング結果に基づいて
合焦位置を検出し、前記フォーカスレンズを合焦位置に
駆動するフォーカス駆動手段とを備え、前記フォーカス
レンズを微少なステップ間隔で移動させてAF評価値を
サンプリングし、当該サンプリングしたAF評価値に基
づいて合焦位置を検出する第1のモードと、前記フォー
カスレンズを粗いステップ間隔で移動させてAF評価値
をサンプリングし、当該サンプリングしたAF評価値に
基づいて概略の合焦位置を検出し、ついで、当該概略の
合焦位置近傍で、前記フォーカスレンズを微少なステッ
プ間隔で移動させてAF評価値をサンプリングし、当該
サンプリングしたAF評価値に基づいて合焦位置を検出
する第2のモードとを有し、前記第1のモードと前記第
2のモードとを選択可能としたものである。
【0012】また、請求項2に係る発明は、レンズ系を
介した被写体光を電気信号に変換して画像データとして
出力する撮像素子と、前記画像データをA/D変換して
デジタル画像信号に変換するA/D変換手段と、デジタ
ル画像データの輝度信号の高周波成分に基づいてAF評
価値を出力するAF評価手段と、前記フォーカスレンズ
の位置を移動させながら前記AF評価手段により得られ
たAF評価値をサンプリングするサンプリング手段と、
前記サンプリング手段のAF評価値のサンプリング結果
に基づいて合焦位置を検出し、前記フォーカスレンズを
合焦位置に駆動するフォーカス駆動手段と、前記AF評
価値をサンプリングするフォーカスレンズの移動範囲を
複数設定すると共に、各設定した移動範囲で合焦位置を
検出する順番を設定する設定手段とを備え、前記設定手
段で設定された順番に従って、設定された移動範囲で合
焦位置の検出を行うものである。
【0013】また、請求項3に係る発明は、レンズ系を
介した被写体光を電気信号に変換して画像データとして
出力する撮像素子と、前記画像データをA/D変換して
デジタル画像信号に変換するA/D変換手段と、デジタ
ル画像データの輝度信号の高周波成分に基づいてAF評
価値を出力するAF評価手段と、前記フォーカスレンズ
の位置を移動させながら前記AF評価手段により得られ
たAF評価値をサンプリングするサンプリング手段と、
前記サンプリング手段のAF評価値のサンプリング結果
に基づいて合焦位置を検出し、前記フォーカスレンズを
合焦位置に駆動するフォーカス駆動手段と、前記AF評
価値をサンプリングするフォーカスレンズの移動範囲を
複数設定すると共に、各設定した移動範囲で合焦位置を
検出する順番を設定する設定手段とを備え、前記フォー
カスレンズを微少なステップ間隔で移動させてAF評価
値をサンプリングし、当該サンプリングしたAF評価値
に基づいて合焦位置を検出する第1のモードと、前記フ
ォーカスレンズを粗いステップ間隔で移動させてAF評
価値をサンプリングし、当該サンプリングしたAF評価
値に基づいて概略の合焦位置を検出し、ついで、当該概
略の合焦位置近傍で、前記フォーカスレンズを微少なス
テップ間隔で移動させてAF評価値をサンプリングし、
当該サンプリングしたAF評価値に基づいて合焦位置を
検出する第2のモードとを有し、前記設定手段で設定さ
れた各移動範囲毎に前記第1のモードと前記第2のモー
ドとを選択可能とし、前記設定手段で設定した順番に従
って、設定した移動範囲で合焦位置の検出を行うもので
ある。
【0014】また、請求項4に係る発明は、請求項1ま
たは請求項3に記載のオートフォーカス装置において、
前記第1のモードと前記第2のモードとを自動的に選択
するものである。
【0015】また、請求項5に係る発明は、請求項1ま
たは請求項3に記載のオートフォーカス装置において、
焦点距離に応じて、前記第1のモードと前記第2のモー
ドとを自動的に選択するものである。
【0016】また、請求項6に係る発明は、請求項1ま
たは請求項3に記載のオートフォーカス装置において、
記録画素数に応じて、前記第1のモードと前記第2のモ
ードとを自動的に選択するものである。
【0017】また、請求項7に係る発明は、請求項1ま
たは請求項3に記載のオートフォーカス装置において、
絞り値に応じて、前記第1のモードと前記第2のモード
とを自動的に選択するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係るオートフォーカス装置の好適な実施の形態を
詳細に説明する。
【0019】図1は、本実施の形態に係るオートフォー
カス装置を適用したデジタルカメラの構成図である。同
図において、100はデジタルカメラを示しており、デ
ジタルカメラ100は、レンズ系101、絞り・メカシ
ャッター等を含むメカ機構102、CCD103、CD
S回路104、可変利得増幅器(AGCアンプ)10
5、A/D変換器106、IPP107、DCT10
8、コーダー109、MCC110、DRAM111、
PCカードインタフェース112、CPU121、表示
部122、操作部123、SG(制御信号生成)部12
6、ストロボ装置127、バッテリ128、DC−DC
コンバータ129、EEPROM130、パルスモータ
ドライバ131、パルスモータ132、パルスモータド
ライバ133、パルスモータ134、パルスモータドラ
イバ135、パルスモータ136を具備して構成されて
いる。なお、BUSはバスを示す。また、PCカードイン
タフェース112を介して着脱可能なPCカード150
が接続されている。
【0020】レンズユニットは、レンズ101系、絞り
・メカシャッター等を含むメカ機構102からなる。レ
ンズ系101は、バリフォーカルレンズからなり、フォ
ーカスレンズ101aとズームレンズ101bとで構成
されている。
【0021】パルスモータドライバ131は、CPU1
21から供給される制御信号に従って、パルスモータ1
32を駆動して、フォーカスレンズ101aを光軸方向
に移動させる。パルスモータドライバ133は、CPU
121から供給される制御信号に従って、パルスモータ
134を駆動して、ズームレンズ101bを光軸方向に
移動させる。また、パルスモータドライバ135は、C
PU121から供給される制御信号に従って、絞りやメ
カシャッターを駆動する。
【0022】CCD(電荷結合素子)103は、レンズ
ユニットを介して入力した映像を電気信号(アナログ画
像データ)に変換する。CDS(相関2重サンプリン
グ)回路104は、CCD型撮像素子に対する低雑音化
のための回路である。
【0023】また、AGCアンプ105は、CDS回路
104で相関2重サンプリングされた信号のレベルを補
正する。なお、AGCアンプ105のゲインは、CPU
121により、CPU121が内蔵するD/A変換器を
介して設定データ(コントロール電圧)がAGCアンプ
105に設定されることにより設定される。さらにA/
D変換器106は、AGCアンプ105を介して入力し
たCCD103からのアナログ画像データをデジタル画
像データに変換する。すなわち、CCD103の出力信
号は、CDS回路104およびAGCアンプ105を介
し、またA/D変換器106により、最適なサンプリン
グ周波数(例えば、NTSC信号のサブキャリア周波数
の整数倍)にてデジタル信号に変換される。
【0024】また、デジタル信号処理部であるIPP
(Image Pre-Processor)107、DCT(Discrete Co
sine Transform)108、およびコーダー(Huffman En
coder/Decoder)109は、A/D変換器106から入
力したデジタル画像データについて、色差信号(Cb、
Cr)と輝度信号(Y)に分けて各種処理、補正および
画像圧縮/伸長のためのデータ処理を施す。また、上記
IPP(Image Pre-Processor)107は、入力される
画像データの輝度(Y)信号の高周波成分を抽出してA
E評価値を算出してCPU121に出力し、また、色差
信号(Cb、Cr)と輝度信号(Y)とに基づいてビデ
オ信号を作成し表示部122に出力する。DCT108
およびコーダー(Huffman Encoder/Decoder)は、例え
ばJPEG準拠の画像圧縮・伸長の一過程である直交変
換、並びに、JPEG準拠の画像圧縮・伸長の一過程で
あるハフマン符号化・復号化等を行う。
【0025】さらに、MCC(Memory Card Controlle
r)110は、圧縮処理された画像を一旦蓄えてPCカ
ードインタフェース112を介してPCカード150へ
の記録、或いはPCカード150からの読み出しを行
う。
【0026】CPU121は、ROMに格納されたプロ
グラムに従ってRAMを作業領域として使用して、操作
部123からの指示、或いは図示しないリモコン等の外
部動作指示に従い、上記デジタルカメラ内部の全動作を
制御する。具体的には、CPU121は、撮影動作、A
F動作、自動露出(AE)動作、自動ホワイトバランス
(AWB)調整動作等の制御を行う。
【0027】また、カメラ電源はバッテリ128、例え
ば、NiCd、ニッケル水素、リチウム電池等から、D
C−DCコンバータ129に入力され、当該デジタルカ
メラ内部に供給される。
【0028】表示部122は、LCD、LED、EL等
で実現されており、撮影したデジタル画像データや、伸
長処理された記録画像データ等の表示を行う。また、表
示部122には、AF条件を設定するためのAF条件設
定画面やスーパーマクロモードを設定するための設定画
面等の各種設定画面が表示され、ユーザーは操作部12
3を操作して各種設定を行う。
【0029】上述のAF条件設定画面では、ユーザーが
設定したAF条件でAFを行うマニュアル設定モード
と、自動でAF条件を設定してAFを行う自動設定モー
ドの選択が行われる。マニュアル設定モードが選択され
た場合には、フォーカスレンズ101aの移動範囲(撮
影距離範囲)であるノーマル領域とマクロ領域の移動範
囲の設定、及び設定された移動範囲でのAF評価値のサ
ンプリングを行う先に行なう順番の設定が行われ、さら
に、ノーマル領域、マクロ領域で各々粗調あり(第2モ
ード)/粗調なし(第1モード)の設定が行われる。
【0030】ユーザーにより、フォーカスレンズ101
aのノーマル領域とマクロ領域の移動範囲が設定され、
さらに、移動範囲が設定されたノーマル領域とマクロ領
域とでAF評価値のサンプリングを行なう順番が設定さ
れると、設定した順番にしたがって合焦位置の検出を行
い、合焦位置が見つからなかった場合に、次の順番に設
定した移動範囲で合焦位置の検出が行われる。
【0031】また、粗調なしが選択された場合には、フ
ォーカスレンズ101aを移動させて微少なステップ間
隔(例えば、1AFステップ)でAF評価値をサンプリ
ングし、サンプリングした複数のAF評価値からピーク
位置を検出して合焦位置の検出が行われる。他方、粗調
なしが選択された場合には、フォーカスレンズ101a
を移動させて、粗いステップ間隔でAF評価値をサンプ
リングし、サンプリングした複数のAF評価値からピー
ク位置を検出して概略の合焦位置の検出が行われ、つい
で、当該概略の合焦位置近傍で、前記フォーカスレンズ
101aを移動させて、微少なステップ間隔でAF評価
値をサンプリングし、サンプリングした複数のAF評価
値からピーク位置を検出して最終的な合焦位置の検出が
行われる。
【0032】自動設定モードが設定された場合には、撮
影距離、焦点距離、設定画素数、および絞り値に応じ
て、ノーマル領域、マクロ領域で各々粗調あり(第2モ
ード)/粗調なし(第1モード)が自動的に設定され
る。
【0033】操作部123は、機能選択、撮影指示、表
示部122の設定画面で各種設定を行うためのボタン
や、記録する画質を選択するための画質選択キー等を備
えている。この画質選択キーで高画質モードが選択され
た場合にはCCDの記録画素数が1800×1200に
設定され、通常画質モードが選択された場合にはCCD
の記録画素数が900×600に設定される。また、E
EPROM130には、CPU121がデジタルカメラ
の動作を制御する際に使用する調整データ等が書き込ま
れている。
【0034】上記したデジタルカメラ100(CPU1
21)は、被写体を撮像して得られる画像データをPC
カード150に記録する記録モードと、PCカード15
0に記録された画像データを表示する表示モードと、撮
像した画像データを表示部122に直接表示するモニタ
リングモード等を備えている。
【0035】次に、パルスモータドライバ131、13
3、135について詳述する。図2は各パルスモータド
ライバを示す回路図、図3はパルスモータドライバの論
理値表、図4はパルスモータドライバ内の動作概念図を
示す。各パルスモータドライバは、図3に示す論理値表
に従って入出力の関係が規定される。
【0036】図3に示した真理値表に従い、各パルスモ
ータドライバ131、133、135は、自回路のイネ
ーブル信号を“L”(ロー)としている場合には、入力
(IN1、2)はなく、待機状態となることから、出力
(OUT1、2、3、4)はオフとなる。他方、イネー
ブル信号を“H”(ハイ)としている場合には、入力の
IN1とIN2との論理関係から、出力のOUT1〜4
がパルスモータの2相励磁の変化を生じさせる出力とな
る。
【0037】つぎに、レンズ系101の制御について説
明する。このレンズ系101は前述したように、バリフ
ォーカルレンズであり、各焦点距離位置によりフォーカ
スレンズ101aの合焦位置が異なる。
【0038】図5は、各撮影距離(無限、0.4m、
0.078m)における各焦点距離(ズーム)位置zp
1〜zp9とフォーカスレンズ101aを駆動するパル
スモータ131の駆動パルスの関係を示す図である。同
図においては、縦軸はフォーカスレンズ101aを駆動
するパルスモータ132の駆動パルス数、横軸は焦点距
離(ズーム)位置を示す。
【0039】同図に示す如く、焦点距離(ズーム)位置
がzp1とzp3の場合のみ、0.078mまでの合焦
が可能となっている。焦点距離(ズーム)位置がzp1
の場合は、撮影距離が無限〜0.078mまで連続的に
合焦が可能に設定されている。また、焦点距離(ズー
ム)位置がzp3の場合は、撮影距離が無限〜0.07
8mまで連続的に合焦を行うとパルス数が多くなるた
め、AF実行時間上、スーパーマクロモードが設定され
た場合のみ、0.4m〜0.078mの合焦範囲とし、
スーパーマクロモードが設定されていない場合には、無
限から0.4mの合焦範囲とした。
【0040】図6は、フォーカスレンズ101aを駆動
するパルスモータ132の駆動パルス数と1AFステッ
プの関係を示す図である。CCD103の設定画素数が
1800×1200の場合には、微調時の場合には2パ
ルス、粗調時の場合には6パルス(微調時の3倍)に設
定されている。また、CCD103の設定画素数が18
00×1200の場合には、微調時の場合には3パル
ス、粗調時の場合には9パルス(微調時の3倍)に設定
されている。
【0041】次に、合焦位置の決定方法について説明す
る。合焦位置はAF評価値に基づいて検出される。IP
P107は、輝度信号をフィルタA(7次のバンドパス
フィルタ)およびフィルタB(3次のバンドパスフィル
タ)で抽出した高周波成分をAF評価値としてCPU1
21に出力する。より具体的には、CPU121は任意
の移動量づつフォーカスレンズ101aを駆動しながら
AF評価値をサンプリングし、CPU121はAF評価
値の最大値または極大値のある位置(合焦ピーク)を求
め、この合焦ピークを合焦位置と決定する。そして、決
定した合焦位置までフォーカスレンズ101aを移動さ
せる。
【0042】AF評価値と合焦位置との関係を図7を参
照して説明する。図7はAF評価値と合焦ピークとの関
係を示す図である。同図において、横軸は撮影距離(至
近から無限)、縦軸はAF評価値を示し、至近〜無限ま
でのフィルタAとフィルタBによるAF評価値が示され
ている。同図に示す例では、AF評価値のピーク位置P
が合焦位置(合焦ピーク)となる。
【0043】粗調と微調について図8を参照して説明す
る。図8は粗調と微調を説明するための説明図である。
同図では、横軸は撮影距離(至近から無限)、縦軸はA
F評価値を示し、至近〜無限までの粗調と微調のAF評
価値が示されている。また、同図において、Tは1AF
ステップを示している。本実施の形態では、上述したよ
うに、合焦位置を検出する場合に粗調を行わない場合
と、粗調を行う場合がある。粗調を行わない場合は、1
AFステップ間隔でAF評価値をサンプリングして合焦
位置を決定する。また、粗調を行う場合は、微調の場合
よりも大きいサンプリング間隔でAF評価値をサンプリ
ングしてゆき、概略の合焦位置を検出する。そして、概
略の合焦位置の近傍付近を1AFステップ間隔でAF評
価値をサンプリングし、最終的な合焦位置を決定する。
即ち、粗調を行う場合は、粗調と微調の2段階になって
いる。
【0044】続いて、ノーマル領域とマクロ領域につい
て図9を参照して説明する。図9はノーマル領域とマク
ロ領域のサンプリング概念図である。同図では、ノーマ
ル領域を粗調ありとし、マクロ領域を粗調なしとした場
合を示しており、また、Aはマクロ領域に合焦位置があ
る場合のサンプリング軌跡、Bはノーマル領域に合焦位
置がある場合のサンプリング軌跡を示している。
【0045】ノーマル領域では、Bに示すように、AF
評価値のサンプリング中に合焦ピークを検出しても、必
ず各ズームポイントでのAFステップ数分全域をサンプ
リングする。また、マクロ領域では、Aに示すように、
AF評価値のサンプリング中に合焦ピークを検出したと
ころで、サンプリング途中でもサンプリングを終了す
る。これは、全領域のAF評価値をサンプリングした方
が、偽合焦(偽ピーク)を防止し易いが、時間がかかる
ためかかる処理を行っている。同図に示す例では、ノー
マル領域からマクロ領域の順番に合焦位置の検出を行っ
ているが、前述したように、ユーザーの選択により逆の
順番で合焦位置の検出を行っても良い。
【0046】図10は、各ズーム位置(z1〜z9)に
おける、撮影距離LとAFステップ数およびAFサンプ
リング時間の関係の一例を示す図である。近距離側で
は、AFステップ数およびAFサンプリング時間が大き
くなっている。
【0047】つぎに、設定画素数に応じて、ノーマル領
域、マクロ領域、およびスーパーマクロ領域で粗調あり
/粗調なしの設定を変更する場合(自動設定モード)に
ついて図11および図12を参照して説明する。
【0048】図11は、設定画素数が1800×120
0の場合の各ズーム位置(z1〜z9)と撮影距離(ノ
ーマル領域、マクロ領域、スーパーマクロ領域)での粗
調あり/粗調なしの設定例を示す。図12は、設定画素
数が900×600の場合の各ズーム位置(z1〜z
9)と撮影距離(ノーマル領域、マクロ領域、スーパー
マクロ領域)での粗調あり/粗調なしの設定例を示す。
図11および図12では、撮影距離1m〜無限をノーマ
ル領域、1mよりも近距離をマクロ領域としている。上
記各図に示すように、マクロ領域では、設定画素数が1
800×1200の場合と900×600の場合で粗調
あり/粗調なしの設定は同じになっている。他方、ノー
マル領域では、ズーム位置がz6〜z9の場合に、設定
画素数が1800×1200の場合には粗調あり、90
0×600の場合には粗調なしに設定されている。この
条件(ノーマル領域、ズーム位置z6〜z9)では、設
定画素数が1800×1200の場合には粗調ありの方
がAF実行時間を短縮できる。
【0049】つぎに、合焦動作のタイミングを図13〜
図16を参照して説明する。図13〜図16は、ズーム
位置がz9(テレ)で、撮影距離0.4m(至近)の場
合のタイミングを示す。また、図13〜図16におい
て、FMEはパルスモータドライバ131のイネーブル
信号、FPM1、FPM2はパルスモータ132の駆動
パルス、VDは垂直同期信号を示す。
【0050】まず、設定画素数が1800×1200の
場合について説明する。図13は、1800×1200
画素数の場合で、マクロ領域およびノーマル領域で粗調
ありの場合のタイミングチャート、図14は1800×
1200画素数の場合で、マクロ領域で粗調あり、ノー
マル領域は粗調なしの場合のタイミングチャートを示
す。
【0051】図13において、の区間では、AF評価
値のサンプリングを行なうためにフォーカスレンズ10
1aが至近位置から無限位置に移動する。の区間で
は、1VD(1/30秒)当り、3AFステップ(粗
調)でフォーカスレンズ101aを移動しながら、ノー
マル領域とマクロ領域を続けて、粗調のAF評価値のサ
ンプリング行い合焦ピークを検出する(ノーマル領域に
は、ピークがないため)。
【0052】の区間では、微調を行なうために、粗調
時の合焦ピーク位置よりも少し無限側の微調のAF評価
値のサンプリング位置にフォーカスレンズ101aを移
動する。の区間では、1VD当り1AFステップ(微
調)で、フォーカスレンズ101aを移動しながら、微
調のAF評価値のサンプリング行い合焦ピークを検出す
る。の区間では、合焦ピークの位置すなわち合焦位置
にフォーカスレンズ101aを移動する。
【0053】また、図14において、の区間では、A
F評価値のサンプリングを行なうためにフォーカスレン
ズ101aを至近位置から無限位置に移動する。の区
間では、1VD当り、1AFステップ(微調)で、フォ
ーカスレンズ101aを移動しながら、ノーマル領域で
AF評価値のサンプリング行いピークを検出する。の
区間では、ノーマル領域にはピークがないため、続けて
マクロ領域で1VD当り、3AFステップ(粗調)で、
フォーカスレンズ101aを移動しながら、粗調のAF
評価値のサンプリング行い合焦ピークを検出する。
【0054】の区間では、微調を行なうために、粗調
時の合焦ピーク位置よりも少し無限側の微調のAF評価
値のサンプリング位置にフォーカスレンズ101aを移
動する。の区間では、1VD当り、1AFステップ
(微調)で、フォーカスレンズ101aを移動しなが
ら、微調のAF評価値のサンプリング行い合焦ピークを
検出する。の区間では、合焦ピーク位置すなわち合焦
位置にフォーカスレンズ101aを移動する。
【0055】この場合のAF実行時間は、図13の場合
が1656mS、図14の場合が1824mSとなり、
図13の方が約10%AF実行時間が短くなる。
【0056】つぎに、設定画素数が900×600の場
合について説明する。図15は、900×600画素数
の場合で、マクロ領域およびノーマル領域で粗調ありの
場合のタイミングチャート、図16は900×600画
素数の場合で、マクロ領域で粗調あり、ノーマル領域は
粗調なしの場合のタイミングチャートを示す。図15お
よび図16は、図13および図14の場合と設定画素数
(1AFステップでのパルス数)が異なるのみで動作は
図13および図14と同様であるので、その詳細な説明
は省略する。この場合のAF実行時間は、図15の場合
が1472mS、図16の場合が1496mSであり、
図15の方が約2%AF実行時間が短くなる。
【0057】上記のように、設定画素数が異なるとAF
実行時間も異なる。また、設定画素数以外では、例え
ば、粗調時に求めたピーク位置から微調時に前後どのぐ
らいの範囲のAF評価値をサンプリングすれば、粗調な
し時のAF精度と同じにできるかでも異なるし、粗調を
微調の何倍のAFステップで行なうかでも異なる。ま
た、AF評価値のサンプリング以外でのフォーカスレン
ズ101aの駆動速度が、粗調時にはフォーカスレンズ
101aの駆動回数が多くなるので、バックラッシュを
取り除くためのフォーカス移動量と含めて関係し、各条
件、各値により、どの方法のAFを行なえばAF実行時
間を短くできるかが決まる。
【0058】つぎに、AF時又は記録時の絞りの絞り値
に応じて、粗調あり/粗調なしを設定する場合について
説明する。設定画素数が1800×1200の場合にお
いて、F11未満の場合には、図11の設定を使用し、
F11以上の場合には、図12の設定を使用する。
【0059】絞り値は、AE制御を行なうことで決定す
る。すなわち、IPP107では輝度信号にも基づいて
AE評価値を出力し、CPU121では、このAE評価
値に基づいて、モニタリング時にパルスモータ136を
介して絞りの絞り値を設定し、また、CCD103の蓄
積電荷をリセットする電子シャッター秒時を、SG部1
26に設定する。なお、モニタリング時と記録時では、
電子シャッターとメカシャッターの連動範囲の違いなど
により、絞り値も異なる。
【0060】以上説明したように、本実施の形態におい
ては、フォーカスレンズ101aを移動させて微少なス
テップ間隔(例えば、1AFステップ)でAF評価値を
サンプリングし、サンプリングしたAF評価値からピー
ク位置を検出して合焦位置の検出を行う粗調なしのモー
ドと、フォーカスレンズ101aを移動させて、粗いス
テップ間隔でAF評価値をサンプリングし、サンプリン
グしたAF評価値からピーク位置を検出して概略の合焦
位置の検出を行い、ついで、当該概略の合焦位置近傍
で、フォーカスレンズ101aを移動させて、微少なス
テップ間隔でAF評価値をサンプリングし、サンプリン
グしたAF評価値からピーク位置を検出して最終的な合
焦位置の検出を行う粗調ありのモードとを、ユーザーが
任意に選択可能としたので、各撮影シーンでの最短のA
F実行時間を達成することが可能となる。
【0061】また、本実施の形態においては、ユーザー
が、AF評価値をサンプリングするフォーカスレンズ1
01aの移動範囲(撮影距離範囲)を復数設定し、各設
定した範囲で合焦位置を検出する順番を任意に設定し、
設定した順番にしたがって、合焦位置の検出を行い、合
焦位置が見つからなかった場合に、次の順番に設定した
移動範囲で合焦位置の検出を行なうことこととしたの
で、例えば、風景領域優先AF、ポートレイト領域優先
AFや、マクロ領域優先AFのように、各シーンでの撮
影距離付近のAFを優先させることができ、そのシーン
での最短のAF実行時間を達成することが可能となる。
【0062】また、本実施の形態においては、設定した
フォーカスレンズ101aの移動範囲(撮影距離範囲)
毎に、粗調有りのモードと粗調なしのモードとを、ユー
ザーが任意に設定可能としたので、よりAF実行時間の
短縮が可能となる。例えば、特に至近距離付近では無限
付近と比べて被写界深度が浅いため撮影距離範囲に比べ
てAFサンプリング数が多くなるので、マクロ領域で粗
調ありのモードを使用することにより、よりAF実行時
間の短縮が可能となる。
【0063】また、本実施の形態においては、AFサン
プリング数の増減と関係のある、撮影距離、焦点距離、
設定画素数や、絞り値に応じて、粗調有りのモードと粗
調なしのモードとを自動的に選択することとしたので、
ユーザーは選択(設定)に時間を取られることなく、最
適(最短)なAF実行時間でAF動作を行うことが可能
となる。
【0064】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、フォーカ
スレンズを微少なステップ間隔で移動させてAF評価値
をサンプリングし、当該サンプリングしたAF評価値に
基づいて合焦位置を検出する第1のモードと、フォーカ
スレンズを粗いステップ間隔で移動させてAF評価値を
サンプリングし、当該サンプリングしたAF評価値に基
づいて概略の合焦位置を検出し、ついで、当該概略の合
焦位置近傍で、フォーカスレンズを微少なステップ間隔
で移動させてAF評価値をサンプリングし、当該サンプ
リングしたAF評価値に基づいて合焦位置を検出する第
2のモードとを、選択可能としたので、ユーザーが任意
に第1のモードと第2のモードとを選択することがで
き、AF実行時間を短縮することが可能となる。
【0065】また、請求項2に係る発明によれば、AF
評価値をサンプリングするフォーカスレンズの移動範囲
を複数設定すると共に、各設定した移動範囲で合焦位置
を検出する順番を設定し、設定された順番に従って、設
定された移動範囲で合焦位置の検出を行うこととしたの
で、ユーザーが任意にAF評価値をサンプリングするフ
ォーカスレンズの移動範囲と、各設定した移動範囲で合
焦位置を検出する順番を設定でき、AF実行時間を短縮
することが可能となる。
【0066】また、請求項3に係る発明によれば、AF
評価値をサンプリングするフォーカスレンズの移動範囲
を複数設定すると共に、各設定した移動範囲で合焦位置
を検出する順番を設定し、フォーカスレンズを微少なス
テップ間隔で移動させてAF評価値をサンプリングし、
当該サンプリングしたAF評価値に基づいて合焦位置を
検出する第1のモードと、フォーカスレンズを粗いステ
ップ間隔で移動させてAF評価値をサンプリングし、当
該サンプリングしたAF評価値に基づいて概略の合焦位
置を検出し、ついで、当該概略の合焦位置近傍で、前記
フォーカスレンズを微少なステップ間隔で移動させてA
F評価値をサンプリングし、当該サンプリングしたAF
評価値に基づいて合焦位置を検出する第2のモードとを
選択可能とし、設定された各移動範囲毎に第1のモード
と第2のモードとを選択可能とし、設定した順番に従っ
て、設定した移動範囲で合焦位置の検出を行うこととし
たので、ユーザーが任意にAF評価値をサンプリングす
るフォーカスレンズの移動範囲と、各設定した移動範囲
で合焦位置を検出する順番を設定でき、また、第1のモ
ードと第2のモードとを選択することができ、AF実行
時間を短縮することが可能となる。
【0067】また、請求項4に係る発明によれば、請求
項1または請求項3に記載の発明において、撮影距離に
応じて、第1のモードと第2のモードとを自動的に選択
することとしたので、AF評価値のサンプリング数の増
減する要素となる撮影距離に応じて、第1のモードと第
2のモードとを自動的に選択でき、よりAF実行時間を
短縮することが可能となる。
【0068】また、請求項5に係る発明によれば、請求
項1または請求項3に記載の発明において、焦点距離に
応じて、第1のモードと第2のモードとを自動的に選択
することとしたので、AF評価値のサンプリング数の増
減する要素となる焦点距離に応じて、第1のモードと第
2のモードとを自動的に選択でき、よりAF実行時間を
短縮することが可能となる。
【0069】また、請求項6に係る発明によれば、請求
項1または請求項3に記載の発明において、記録画素数
に応じて、第1のモードと第2のモードとを自動的に選
択することとしたので、AF評価値のサンプリング数の
増減する要素となる記録画素数に応じて、第1のモード
と第2のモードとを自動的に選択でき、よりAF実行時
間を短縮することが可能となる。
【0070】また、請求項7に係る発明によれば、請求
項1または請求項3に記載の発明において、絞り値に応
じて、第1のモードと第2のモードとを自動的に選択す
ることとしたので、AF評価値のサンプリング数の増減
する要素となる絞り値に応じて、第1のモードと第2の
モードとを自動的に選択でき、よりAF実行時間を短縮
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るデジタルカメラのブロック
図である。
【図2】図1の各パルスモータドライバを示す回路図で
ある。
【図3】図2のパルスモータドライバの論理値を示す説
明図である。
【図4】図2のパルスモータドライバ内の動作概念図で
ある。
【図5】各撮影距離における、各焦点距離(ズーム)位
置とフォーカスレンズを駆動するパルスモータの駆動パ
ルスの関係を示す図である。
【図6】フォーカスレンズを駆動するパルスモータの駆
動パルス数と1AFステップの関係を示す図である。
【図7】AF評価値と合焦ピークとの関係を示す図であ
る。
【図8】粗調と微調を説明するための説明図である。
【図9】各ズーム位置における、撮影距離LとAFステ
ップ数およびAFサンプリング時間との関係の一例を示
す図である。
【図10】ノーマル領域とマクロ領域のサンプリング概
念図である。
【図11】設定画素数が1800×1200の場合の各
ズーム位置と撮影距離(ノーマル領域、マクロ領域、ス
ーパーマクロ領域)での粗調あり/粗調なしの設定例を
示す図である。
【図12】設定画素数が900×600の場合の各ズー
ム位置と撮影距離(ノーマル領域、マクロ領域、スーパ
ーマクロ領域)での粗調あり/粗調なしの設定例を示す
図である。
【図13】設定画素数が1800×1200の場合で、
マクロ領域およびノーマル領域で粗調ありとした場合の
タイミングチャートである。
【図14】設定画素数が1800×1200場合で、マ
クロ領域で粗調あり、ノーマル領域で粗調なしの場合の
タイミングチャートである。
【図15】設定画素数が900×600の場合で、マク
ロ領域およびノーマル領域で粗調ありの場合のタイミン
グチャートである。
【図16】設定画素数が900×600の場合で、マク
ロ領域で粗調あり、ノーマル領域は粗調なしの場合のタ
イミングチャートである。
【符号の説明】
100 デジタルカメラ 101 レンズ系 101a フォーカスレンズ 101b ズームレンズ 102 オートフォーカス等を含むメカ機構 103 CCD(電荷結合素子) 104 CDS(相関2重サンプリング)回路 105 可変利得増幅器(AGCアンプ) 106 A/D変換器 107 IPP(Image Pre-Processor) 108 DCT(Discrete Cosine Transform) 109 コーダー(Huffman Encoder/Decoder) 110 MCC(Memory Card Controller) 111 RAM(内部メモリ) 112 PCカードインタフェース 121 CPU 122 表示部 123 操作部 126 SG部 127 ストロボ 128 バッテリ 129 DC−DCコンバータ 130 EEPROM 131 パルスモータドライバ 132 パルスモータ 133 パルスモータドライバ 134 パルスモータ 135 モータドライバ 136 パルスモータ 150 PCカード

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ系を介した被写体光を電気信号に
    変換して画像データとして出力する撮像素子と、 前記画像データをA/D変換してデジタル画像信号に変
    換するA/D変換手段と、 デジタル画像データの輝度信号の高周波成分に基づいて
    AF評価値を出力するAF評価手段と、 前記フォーカスレンズの位置を移動させながら前記AF
    評価手段により得られたAF評価値をサンプリングする
    サンプリング手段と、 前記サンプリング手段のAF評価値のサンプリング結果
    に基づいて合焦位置を検出し、前記フォーカスレンズを
    合焦位置に駆動するフォーカス駆動手段とを備え、 前記フォーカスレンズを微少なステップ間隔で移動させ
    てAF評価値をサンプリングし、当該サンプリングした
    AF評価値に基づいて合焦位置を検出する第1のモード
    と、 前記フォーカスレンズを粗いステップ間隔で移動させて
    AF評価値をサンプリングし、当該サンプリングしたA
    F評価値に基づいて概略の合焦位置を検出し、ついで、
    当該概略の合焦位置近傍で、前記フォーカスレンズを微
    少なステップ間隔で移動させてAF評価値をサンプリン
    グし、当該サンプリングしたAF評価値に基づいて合焦
    位置を検出する第2のモードとを有し、 前記第1のモードと前記第2のモードとを選択可能とし
    たことを特徴とするオートフォーカス装置。
  2. 【請求項2】 レンズ系を介した被写体光を電気信号に
    変換して画像データとして出力する撮像素子と、 前記画像データをA/D変換してデジタル画像信号に変
    換するA/D変換手段と、 デジタル画像データの輝度信号の高周波成分に基づいて
    AF評価値を出力するAF評価手段と、 前記フォーカスレンズの位置を移動させながら前記AF
    評価手段により得られたAF評価値をサンプリングする
    サンプリング手段と、 前記サンプリング手段のAF評価値のサンプリング結果
    に基づいて合焦位置を検出し、前記フォーカスレンズを
    合焦位置に駆動するフォーカス駆動手段と、 前記AF評価値をサンプリングするフォーカスレンズの
    移動範囲を複数設定すると共に、各設定した移動範囲で
    合焦位置を検出する順番を設定する設定手段とを備え、 前記設定手段で設定された順番に従って、設定された移
    動範囲で合焦位置の検出を行うことを特徴とするオート
    フォーカス装置。
  3. 【請求項3】 レンズ系を介した被写体光を電気信号に
    変換して画像データとして出力する撮像素子と、 前記画像データをA/D変換してデジタル画像信号に変
    換するA/D変換手段と、 デジタル画像データの輝度信号の高周波成分に基づいて
    AF評価値を出力するAF評価手段と、 前記フォーカスレンズの位置を移動させながら前記AF
    評価手段により得られたAF評価値をサンプリングする
    サンプリング手段と、 前記サンプリング手段のAF評価値のサンプリング結果
    に基づいて合焦位置を検出し、前記フォーカスレンズを
    合焦位置に駆動するフォーカス駆動手段と、 前記AF評価値をサンプリングするフォーカスレンズの
    移動範囲を複数設定すると共に、各設定した移動範囲で
    合焦位置を検出する順番を設定する設定手段とを備え、 前記フォーカスレンズを微少なステップ間隔で移動させ
    てAF評価値をサンプリングし、当該サンプリングした
    AF評価値に基づいて合焦位置を検出する第1のモード
    と、 前記フォーカスレンズを粗いステップ間隔で移動させて
    AF評価値をサンプリングし、当該サンプリングしたA
    F評価値に基づいて概略の合焦位置を検出し、ついで、
    当該概略の合焦位置近傍で、前記フォーカスレンズを微
    少なステップ間隔で移動させてAF評価値をサンプリン
    グし、当該サンプリングしたAF評価値に基づいて合焦
    位置を検出する第2のモードとを有し、 前記設定手段で設定された各移動範囲毎に前記第1のモ
    ードと前記第2のモードとを選択可能とし、前記設定手
    段で設定した順番に従って、設定した移動範囲で合焦位
    置の検出を行うことを特徴とするオートフォーカス装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項3に記載のオート
    フォーカス装置において、 前記第1のモードと前記第2のモードとを自動的に選択
    することを特徴とするオートフォーカス装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項3に記載のオート
    フォーカス装置において、 焦点距離に応じて、前記第1のモードと前記第2のモー
    ドとを自動的に選択することを特徴とするオートフォー
    カス装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項3に記載のオート
    フォーカス装置において、 記録画素数に応じて、前記第1のモードと前記第2のモ
    ードとを自動的に選択することを特徴とするオートフォ
    ーカス装置。
  7. 【請求項7】 請求項1または請求項3に記載のオート
    フォーカス装置において、 絞り値に応じて、前記第1のモードと前記第2のモード
    とを自動的に選択することを特徴とするオートフォーカ
    ス装置。
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