JP2008058399A - 焦点調節装置、撮像装置、および制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 撮像光学系と外測センサのパララックスによるAF制御の誤動作を防止すること。
【解決手段】 フォーカスレンズの現在位置が予め決められた位置よりも至近側にある場合には外部測距ユニットの出力結果を用いずにTV−AF方式を用いて当該フォーカスレンズを駆動制御する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、焦点調節技術に関するものである。
ビデオカメラ等の撮像装置の自動焦点調節(以下、AFともいう。)制御として、映像信号の所定の高周波成分(コントラスト成分)を抽出し画像の鮮鋭度に対応するAF信号が最大となるように合焦レンズを制御するいわゆるTV−AF方式がある。また、被写体までの距離に対応する情報を被写体の位相差を計測したり三角計測により取得したりする方式がある。さらに、これら方式を組み合わせた、ハイブリッドAF制御方式が提案されている(特許文献1)。
ハイブリッドAF制御方式の構成は、TV−AF方式と次の方式の組み合わせがある。撮像光学系に入射した光を分光して位相差を計測するセンサなどに入力し焦点位置と合焦位置とのずれ量を計測する内測方式(特許文献2)と、撮像光学系とは別に位相差を計測するセンサなどを設ける外測方式(特許文献3)とである。
内測方式では、撮像光学系にて撮像される被写体像と同じ被写体像が位相差を計測するセンサなどに入力されるため、センサが確実に被写体を捕らえられる利点がある。一方で、レンズ鏡筒内部に分光機構やセンサを設置するためにレンズ鏡筒、ひいては撮像装置本体のサイズが大きくなってしまう傾向がある。
また、外測方式では撮像光学系と独立に位相差を計測するセンサなどを配置するため、レイアウトの自由度が高く装置の小型化に有利である。一方、撮影しようとする主被写体までの距離と位相差を計測するセンサなどが測距する被写体までの距離とにずれが生じる。合焦しなかったり、合焦するまで時間がかかったりすることがある。この問題を解消する方策として、測距センサが測距した距離と、あらかじめ設定された距離を比較した結果に基づきAF方式を切り替えるハイブリッドAF制御が提案されている(例えば、特許文献4参照)。
特開2002−258147号公報 特開2002−258147号公報 第1の実施形態 特開2002−258147号公報 第3の実施形態 特開平6−90395号公報
しかしながら、上述の外測方式では、撮像光学系と独立に距離センサを配置しているために、撮像光学系の光軸と、距離センサの計測軸にずれが生じるパララックス(視差)がある。図2に、撮像装置の撮像光学系前に手をかざされたような場合の撮影範囲と位相差を計測する外測のセンサの計測範囲を示す。撮像光学系前に手をかざされた場合、図2に示すように撮影光学系を介して撮影されている被写体(手)と、外測のセンサが捉える物体Aは異なる。この場合に外測のセンサの測定結果に基づきフォーカス動作を開始すると、撮像光学系の被写体に合焦しない。あるいは、合焦までの時間がかかるなどハイブリッドAF制御の誤動作を誘発する課題があった。
前記の課題を解決するために、本願の請求項1に記載した撮像装置は、フォーカスレンズを含む撮像光学系を介して形成される光学像から電気信号を出力し、出力された電気信号から光学像の鮮鋭度を示す焦点信号を検出する第1の検出手段と、前記撮影光学系とは別に設けられた光学系にて合焦位置を検出する第2の検出手段と、前記第1及び第2の検出手段からの検出結果に基づいて前記フォーカスレンズを駆動制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記フォーカスレンズの現在位置が予め決められた位置よりも至近側にある場合には前記第2の検出手段を用いずに前記第1の検出手段を用いて当該フォーカスレンズを駆動制御する。
本出願に係る発明によれば、撮像光学系と外測センサのパララックスによるAF制御の誤動作を防止することができる。
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
図1は本発明の特徴を備えた撮像装置の構成を示す図面である。101は第1固定レンズ群、102は変倍を行う変倍レンズ群(以下、ズームレンズと称す)、103は絞りである。104は第2固定レンズ群である。105は焦点調節機能と変倍による焦点面の移動を補正するいわゆるコンペ機能を兼ね備えたレンズ群(以下、フォーカスレンズと称す)である。ズームレンズ102、フォーカスレンズ105はそれぞれズーム駆動源110、フォーカシング駆動源111により光軸方向(図の左右方向)に移動することができる。
このようなインナーフォーカスタイプのレンズシステムは、被写体距離が等しくても、撮像面106に合焦させるためのフォーカスレンズ105の位置は焦点距離によって異なってしまう。フォーカスレンズ105がコンペンセータレンズの機能と焦点調節機能を兼ね備えているためである。
焦点距離を変化させたとき、すなわちズームレンズ102を駆動させたときに、任意の被写体距離において合焦させるためのフォーカスレンズ105の位置は、図8に示すような曲線で表わされる。図8に示す曲線は、一番下の曲線が無限遠の被写体距離に合焦する位置に対応するもので、上に行くにしたがって、撮像面に近い被写体距離に合焦する位置に対応するものである。
従って、任意の被写体距離の対象を撮像しながらズームを行う場合、図8に示した被写体距離に対応する曲線の軌跡(以下、カム軌跡ともいう。)にしたがってフォーカスレンズ105を駆動させれば合焦させた状態でズーミングを行うことが可能である。そこで、インナーフォーカスタイプのレンズシステムを備えた撮像装置においては、図8に示す複数のカム軌跡情報を何らかの形(軌跡そのものでも、レンズ位置を変数とした関数でもよい)で後述するマイコン114などに記憶させておく。そして、インデックスナンバー等で必要とするカム軌跡を選択可能とし、ズームレンズ102の駆動に対してその軌跡情報に基づきフォーカスレンズ105を駆動するような制御を行っている。
被写体からの入射光はレンズ群101〜105を通って撮像素子106上に結像する。撮像素子106はCCDやCMOSなどの光電変換素子であり、被写体像を電気信号に変換する。電気信号はCDS/AGC回路107により読み出し・増幅され、カメラ信号処理回路108に入力される。カメラ信号処理回路108は所定の映像信号処理を行い、入力された信号を記録装置109、モニタ装置115に対応した信号に変換する。記録装置109は被写体像を記録媒体(磁気テープ、光学ディスク、半導体メモリなど)に記録する。モニタ装置115は電子ビューファインダーや液晶パネルなどに被写体像を表示する。
一方、CDS/AGC回路107の出力はAFゲート112にも出力され、全画面の映像信号のうち合焦制御に用いられる画面範囲の信号が選択される。前記画面範囲は任意に設定可能であり、複数の範囲が設定されることもある。AFゲート112の出力はAF信号処理回路113に入力され、合焦検出に用いる高周波成分や輝度差成分(映像信号の輝度レベルの最大値と最小値の差分)などのAF信号として抽出される。抽出されたAF信号は、通常、被写体を撮影した場合図6のようになり、AF信号が最大になる点が合焦位置となる。
カメラ/AFマイコン114は撮像装置全体の制御を司るマイクロコンピュータである。前述のAF信号処理回路113の出力および、後述する外部測距ユニット126の出力はカメラ/AFマイコン114に入力され、ハイブリッドAF制御演算に用いられる。演算結果に応じてカメラ/AFマイコン114は前述のフォーカシング駆動源111を制御し、合焦制御を行う。
また、カメラ/AFマイコン114にはズームレンズ位置を検出するズームレンズ位置検出センサ120、フォーカスレンズ位置を検出するフォーカスレンズ位置検出センサ121が接続されている。これにより、ズームレンズ102およびフォーカスレンズ105が移動可能な全ストローク中どの位置にあるかを把握できる。例えば、フォーカスレンズ105の駆動をボイスコイルモーター(VCM)で行う構成の場合、フォーカスレンズ位置検出センサとしてMRセンサ等を用いてフォーカスレンズ105が移動したときのMRセンサの出力する電圧値をモニターする。例えば無限遠側2.7V〜至近側0V等である。これによりレンズ位置を把握できるのである。あるいは、フォーカスレンズ105の駆動をステッピングモーターで行う構成であれば、フォーカスレンズ駆動時のパルス数をカウントすることによりフォーカスレンズ位置を把握することが可能である。ズームレンズについても同様にズームレンズ位置検出センサの出力をモニタすることでズームレンズ位置を把握することが可能である。その他、レンズの位置を検出可能なセンサであればこれらに限るものではない。
次に、外部測距ユニット126について説明する。
外部測距ユニット126は、外測方式にて被写体までの距離に対応する情報を計測し出力するセンサである。測距手段としては複数の方式が従来より用いられている。図3、図4はそのうちの1つである位相差パッシブ方式による測距原理を示したものである。この外部測距ユニット126は、原則として、合焦位置を直接測定でき、したがって、フォーカスレンズ105の合焦位置への移動速度を速くすることができる。
図3において、201は被写体、202は第一の光路の結像用レンズ、203は第一の光路の受光素子列、204は第二の光路の結像用レンズ、205は第二の光路の受光素子列である。第一および第二の光路の受光素子列は基線長Bだけ離して設置されている。被写体201からの光は、第一の結像用レンズ202によって第一の光路を通った被写体光が受光素子列203上に結像し、第二の結像用レンズ204によって第二の光路を通った被写体光が受光素子列205上に結像する。
ここで、第一と第二の光路を通って結像した2つの被写体像信号を前記受光素子列203と205から読み出した時の信号の例を示したものが図4である。2つの受光素子列は基線長Bだけ離れているため、図3から分かるように被写体像信号は画素数Xだけずれたものとなる。そこで演算手段2つの信号の相関を、画素をずらしながら演算し、相関が最大になる画素ずらし量を求めることでXが演算できる。このXと基線長B、および結像用レンズ202と204の焦点距離fより、三角測量の原理で被写体までの距離Lが数式1により求められる。
Figure 2008058399
このようなパッシブ方式の測距方式のほか、アクティブ方式として、超音波センサを用いて伝搬速度を測定する方式、コンパクトカメラでよく使用される赤外線投光を用いた三角測量方式などがある。本実施例はこれらの測距方式に限られるものではなく、撮影光学系と異なる位置に設けられた光学系により合焦位置を検出する方式である。
次に、外部測距ユニット126を用いたハイブリッドAFの動作について、図5のフローチャートに従って説明する。
まず、ステップS502で、TV−AF制御によりAF制御を行う。TV−AF制御に関しては後述する。
次にステップS503で、現在のフォーカスレンズ位置に対応するカム軌跡ナンバーの選択を行う。このカム軌跡ナンバーは、それぞれの被写体距離において合焦させるためのズームレンズ位置とフォーカスレンズ位置の関係を0、1、2・・・Nとインデックスナンバーを付したものである。前述した図8に示すカメラ/AFマイコン114内に記憶しているカム軌跡情報である曲線を下(被写体距離無限遠側)から昇順にナンバリングしている。
ステップS503は、こうしたズームレンズ位置とフォーカスレンズ位置の交叉するカム軌跡に該当するインデックスナンバーを選択するのである。ズームレンズ位置およびフォーカスレンズ位置は、ズームレンズ位置検出センサ120、フォーカスレンズ位置検出センサ121の出力によってモニタ可能である。
次にステップS504では、ステップS503で選択したカム軌跡ナンバーと予め決められたカム軌跡ナンバーとを比較する。この予め決められたカム軌跡ナンバーに対応する被写体距離は、上述した外部測距ユニットの光束と撮影光学系の光束との重なりが少なく誤検出に繋がる被写体距離である。例えば、被写体距離30cmのカム軌跡とする。30cmよりも短い場合には外部測距ユニット126が被写体距離に関する情報を取得したとしても、その被写体距離に関する情報に基づいてフォーカスレンズを動かす制御をしないことで、AF制御の誤動作を防止するものである。
所定のカム軌跡ナンバーと比較の結果、選択したカム軌跡ナンバーが大きければ、ステップS502に戻り、TV−AFによるAF制御を継続する。これは、ステップS503で選択したカム軌跡ナンバーが図8に示すTV−AFのみのAF制御範囲のカム軌跡を選択した状態である。また、撮影光学系を介して受光する被写体象の被写体距離が近く、フォーカスレンズ位置も至近側にあると言える状態である。これは現在のフォーカスレンズ位置が予め決められた位置よりも至近側にある場合である。このような状態では、外部測距ユニット126で取得する被写体距離と撮影光学系を介して受光する被写体象の被写体距離が全く異なる可能性が高い。したがって、外部測距ユニット126が被写体距離に関する情報を取得したとしても、その被写体距離に関する情報に基づいてフォーカスレンズを動かす制御をしないことで、AF制御の誤動作を防止するものである。
一方、選択したカム軌跡ナンバーが所定のカム軌跡ナンバーより小さい場合は、外部測距ユニット126での被写体距離と撮影光学系を介して受光される被写体象の被写体距離一致する可能性の高いフォーカスレンズ位置である。これは現在のフォーカスレンズ位置が予め決められた位置よりも無限遠側にある場合である。このような場合には、ステップS505に進み、外部測距ユニット126の取得情報により被写体距離に対応する情報を演算し、ステップS506へ進む。
次に、ステップS506では外部測距ユニット126により検出された被写体距離に対応する情報から、その被写体距離に合焦するフォーカスレンズ位置を算出し、ステップS507へ進む。これは、外部測距ユニット126での検出結果による被写体距離に合焦するフォーカスレンズ位置のカム軌跡を算出するための処理である。
次に、ステップS507では、外部測距ユニット126での検出結果による被写体距離に合焦するフォーカスレンズのレンズ位置と、現在のフォーカスレンズ位置とを比較する。これは、外部測距ユニット126の検出結果に基づきフォーカスレンズを動かすのが適当か否かを判断するものである。
したがって、外部測距ユニット126により検出された被写体距離から算出されたレンズ位置と現在のフォーカスレンズ位置との差が小さい場合は、焦点位置が大きくずれていないためステップS502へ戻り、TV−AF制御を継続する。一方、差が大きい場合は、合焦すべき焦点位置が大きくずれたと判断してステップS508へ進む。そして、外部測距ユニット126での検出結果に対応する被写体距離で合焦させるためにフォーカスレンズ105を移動させ、ステップS509に進む。
次に、ステップS509では、外部測距ユニット126の検出結果に対応する被写体距離にフォーカスレンズ105が到達したか否かを判断している。検出被写体距離に到達していなければステップS508に戻りフォーカスレンズ105の移動を継続させる。一方、外部測距ユニット126の検出結果に対応する被写体距離に到達していれば、合焦位置近傍にフォーカスレンズ105を移動完了との判断からステップS502へ進む。そして、TV−AF制御により、より正確な合焦位置へとフォーカスレンズ105を駆動制御する。
次にステップS502で処理されるTV−AF方式の動作について図7のフローチャートに従って説明する。
図7において、AF処理を開始する(ステップS1001)。まず、フォーカスレンズ105を微小駆動する(ステップS1002)。
次に、その微小駆動により合焦したか否かを判別する(ステップS1003)。その結果、合焦していなければ、上記の微小駆動により合焦方向を判別できたか否かを判別する(ステップS1004)。その結果、合焦方向を判別できなかった場合は、ステップS1002に戻る。一方、合焦方向を判別できた場合は、ステップS1005の山登り駆動により、AF評価値が大きくなる方向へ高速でフォーカスレンズ105を移動させる。
次に、山登り駆動によりAF評価値がピークを越えたか否かを判別する(ステップS1006)。その結果、ピークを越えていなければ、ステップS1005に戻り、山登り駆動を継続する。一方、ピークを越えた場合は、山登り駆動中のAF評価値のピークに戻すためにフォーカスレンズ105を逆方向に駆動する(ステップS1007)。
そして、AF評価値がピークに達したか否かを判別する(ステップS1008)。その結果、ピークに達していない場合は、ステップS1007に戻り、AF評価値のピークに戻す動作を継続する。一方、ピークに達している場合は、ステップS1002に戻り、フォーカスレンズ105を微小駆動することにより、次の動画の合焦位置をサーチする。
ステップS1003にて、合焦したと判別された場合は、フォーカスレンズ105を停止し(ステップS1009)、合焦した際のAF評価値を記憶しておき(ステップS1010)、再起動判定の処理部分に入る。ステップS1010で格納した前回のAF評価値とステップS1011で取得した今回のAF評価値とを比較し、所定レベル以上の差があれば再起動する必要があると判定する(ステップS1012)。
その結果、再起動する必要があると判定された場合は、ステップS1002に戻り、微小駆動動作を再開する。一方、再起動する必要がないと判定された場合は、フォーカスレンズ105をそのまま停止した状態で維持し(ステップS1013)、以後に対応するため、ステップS1011へ戻り、再起動判定処理を継続する。
このように、TV−AF方式は、再起動判定→微小駆動→山登り駆動→微小駆動→再起動判定を繰り返しながら、フォーカスレンズ105を駆動制御することにより、AF評価値を常に最大にするように制御する。
以上説明したように、現在のフォーカスレンズ位置が至近側にある場合は、外部測距ユニット126の検出結果を用いずにTV−AF制御でAF制御を行う。この際フォーカスレンズの現在位置はカメラ/AFマイコン114内に記憶されている複数のカム軌跡から判断する。このようにすることで、インナーフォーカスタイプの撮影光学系を介したTV−AF方式と外測方式とのハイブリッドAF制御におけるパララックスによるAF制御の誤動作防止することができる。これは例えば、手かざし等を撮影するような撮像光学系の捉える被写体像と外測方式のセンサが捉える被写体像とが異なる場合に有効である。確実に撮影画角内の被写体に合焦させることができる。
なお、上記説明では、カム軌跡情報に基づいて、現在のフォーカスレンズ位置を算出したが、これに限らず、例えば上述のようにステッピングモータの駆動パルス数から算出するようにしても構わない。このようにする場合には、予め決められている被写体距離(上述の例では30cm)に対応する駆動パルス数と現在のパルス数とを比較して、外測測距ユニット126の測距結果を利用するか否かを判断してもよい。
また、上記説明のステップS504において、次のようにしてもよい。すなわち、記憶されている複数のカム軌跡から判断したフォーカスレンズの現在位置が、外部測距ユニット126の限界値よりも短いか否かに応じてもよい。たとえば、外部測距ユニット126の焦点位置と合焦位置とのズレ量を測定し得る限界値として20cmがある場合、当該20cmをしきい値としてカム軌跡情報から取得した被写体距離と比較してもよい。この場合には、20cm以下の被写体距離に対しては、外部測距ユニット126が測定不可なので、外部測距ユニット126の出力結果を使わないものである。
本実施例の撮像装置の実施の形態の構成を示す図である。 撮像光学系の光軸と距離センサの計測軸のパララックスを示す図である。 位相差パッシブ方式の距離センサの構成を示す図である。 位相差パッシブ方式の距離センサの被写体像信号の例を示す図である。 ハイブリッドAF制御処理を示すフローチャートである。 TV−AF方式におけるオートフォーカスの原理を示す図である。 TV−AF制御処理を示すフローチャートである。 カム軌跡データを示す図である。
符号の説明
101 第1固定レンズ群
102 ズームレンズ
103 絞り
104 第2固定レンズ群
105 フォーカスレンズ
106 撮像素子
107 CDS/AGC回路
108 カメラ信号処理回路
109 記録装置
110 ズーム駆動源
111 フォーカシング駆動源
112 AFゲート
113 AF信号処理回路
114 カメラ/AFマイコン
115 モニタ装置
120 ズームレンズ位置検出センサ
121 フォーカスレンズ位置検出センサ
126 外部測距ユニット

Claims (9)

  1. フォーカスレンズを含む撮像光学系を介して形成される光学像から電気信号を出力し、出力された電気信号から光学像の鮮鋭度を示す焦点信号を検出する第1の検出手段と、
    前記撮影光学系とは別に設けられた光学系にて合焦位置を検出する第2の検出手段と、
    前記第1及び第2の検出手段からの検出結果に基づいて前記フォーカスレンズを駆動制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記フォーカスレンズの現在位置が予め決められた位置よりも至近側にある場合には前記第2の検出手段を用いずに前記第1の検出手段を用いて当該フォーカスレンズを駆動制御することを特徴とする焦点調節装置。
  2. 前記制御手段は、更に前記フォーカスレンズの現在位置は、複数の被写体距離に対応するためのズームレンズ位置とフォーカスレンズ位置の関係を示す情報を有し、当該情報に基づいて前記フォーカスレンズの現在位置を検出することを特徴とする請求項1に記載の焦点調節装置。
  3. 前記第1の検出手段は、前記信号の高周波成分から焦点信号を検出することを特徴とする、請求項1に記載の焦点調節装置。
  4. 前記第2の検出手段は、被写体距離に対応する情報に基づいて合焦位置を検出することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1に記載の焦点調節装置。
  5. 前記制御手段は、前記フォーカスレンズの現在位置が予め決められた位置よりも無限遠側に有る場合には前記第1の検出手段、及び前記第2の検出手段のの出力に基づいてフォーカスレンズの合焦位置を決定することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の焦点調節装置。
  6. 前記予め決められた位置は前記第2の検出手段の光学系の光束と前記撮影レンズの光束が重ならないことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の焦点調節装置。
  7. 前記予め決められた位置は前記第2の検出手段が検出不可能なことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の焦点調節装置。
  8. 前記請求項1〜7のいずれか1に記載の焦点調節装置と前記第1の検出手段に用いる電気信号を出力するととも画像記録に用いる電気信号を出力する撮像手段を有することを特徴とする撮像装置。
  9. フォーカスレンズを含む撮像光学系を介して形成される光学像から電気信号を出力し、出力された電気信号から光学像の鮮鋭度を示す焦点信号を検出する第1の検出手段と、前記撮影光学系とは別に設けられた光学系にて合焦位置を検出する第2の検出手段と、前記第1及び第2の検出手段からの検出結果に基づいて前記フォーカスレンズを駆動制御する制御手段とを備えた焦点調節装置の制御方法であって、
    前記フォーカスレンズの現在位置が予め決められた位置よりも至近側にある場合には前記第2の検出手段を用いずに前記第1の検出手段を用いて当該フォーカスレンズを駆動制御することを特徴とする制御方法。
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