JP2008026802A - 撮像装置 - Google Patents

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    • H04N23/673Focus control based on electronic image sensor signals based on contrast or high frequency components of image signals, e.g. hill climbing method

Abstract

【課題】 複数の合焦状態を検出する手段を有する撮像装置において、視差による焦点調節動作の誤動作を防止する。
【解決手段】 撮像光学系により結像された被写体光を光電変換して信号を得る撮像手段から得られる信号とは異なる信号を得るセンサが、第1の検出手段の検出範囲と第2の検出手段の検出範囲との第1の被写体距離でのオーバーラップ量と当該第1の被写体距離よりも無限側の第2の被写体距離でのオーバーラップ量とが同じ量となるように配置されることを特徴とする撮像装置を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動合焦制御機能を備えた撮像装置に関するものである。
ビデオカメラ等の撮像装置の自動合焦(AF)制御の方式として、映像信号の所定の高周波成分(コントラスト成分)を抽出したAF信号が最大となるように合焦レンズを制御するいわゆるTV−AF方式がある。また、その他の方式として、被写体までの距離もしくはピントのずれ量を計測する距離センサの信号によるAF制御方式がある。
そして、上述のTV−AF方式と、その他のセンサの信号によるAF制御方式を組み合わせた、いわゆるハイブリッドAF制御が提案されている(例えば、特許文献1参照)。これは、TV−AF方式では合焦精度が高い反面、AF信号が最大となるレンズ位置を探索するために合焦時間が長くなることから、別途設けたセンサの信号を併用することで合焦時間を短縮しようとするものである。
別途設けたセンサでのAF制御方式では、例えば撮像光学系に入射した光を分光してセンサに入力しピントのずれ量を計測する内測方式(例えば、特許文献1の第1の実施形態参照)が提案されている。またその他にも、撮像光学系とは別に距離センサを設ける外測方式(例えば、特許文献1の第2の実施形態参照)などが提案されている。
上記の内測方式では、撮像光学系にて撮像される被写体像がセンサに入力されるため、センサが確実に被写体を捕らえられる利点がある。しかし、レンズ鏡筒内部に分光機構やセンサを設置する必要があるためにレンズ鏡筒、ひいては撮像装置本体のサイズが大きくなってしまう傾向がある。近年、ビデオカメラなどの民生用撮像装置は小型化が進んでいるため、装置のサイズやレイアウトに制限があることはあまり好ましくない。
一方、外測方式では撮像光学系と独立に距離センサを配置するため、レイアウトの自由度が高く、装置の小型化に有利である。
以上説明したように、距離センサの情報を用いたピントを合わせ動作とTV−AFでのピント合わせ動作を組み合わせることにより、フォーカスレンズの合焦位置を探索するのに要する時間を削減し合焦時間を短縮することが提案されている。
特開2002−258147号公報
しかしながら、前述の外測方式では、撮像光学系と独立に距離センサを配置しているために、撮像光学系の光軸と、距離センサの計測軸にずれが生じるパララックス(視差)の問題がある。特に望遠側では画角が狭いため、実際に撮影されている被写体Aとは異なる物体Bを距離センサが捕らえてしまう可能性がある。また、望遠側ではTV−AF方式での高周波成分を抽出する範囲も狭くなっているため、高周波成分を抽出する範囲と距離センサの計測軸にずれが生じるなど、焦点調節動作に誤動作が生じる場合があった。
従って、本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、視差による焦点調節動作の誤動作を防止することにある。
前記の課題を解決するために、本発明に係わる撮像装置は、撮像光学系により結像された被写体光を光電変換して信号を得る撮像手段と、前記撮像手段から得られる信号に基づいて前記撮像光学系の合焦状態を検出する第1の検出手段と、撮像光学系を介さずに、前記撮像手段から得られる信号とは異なる信号を得るセンサと、前記センサから得られる信号に基づいて前記撮像光学系の合焦点を検出する第2の検出手段とを有する撮像装置であって、前記センサは、前記第1の検出手段の検出範囲と前記第2の検出手段の検出範囲との第1の被写体距離でのオーバーラップ量と当該第1の被写体距離よりも無限側の第2の被写体距離でのオーバーラップ量とが同じ量となるように配置されることを特徴とする。
本発明によれば、視差によるAF制御の誤動作を防止することができる。
以下、本発明の好適な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
<撮像装置の構成>
図1は本実施形態の撮像装置の構成を示す図面である。101は第1固定レンズ群、102は変倍を行う変倍レンズ群(以下、ズームレンズと称す)、103は絞り、104は第2固定レンズ群、105は焦点調節機能と変倍による焦点面の移動を補正するいわゆるコンペ機能を兼ね備えたレンズ群(以下、フォーカスレンズと称す)である。ズームレンズ102、フォーカスレンズ105はそれぞれズーム駆動源110、フォーカシング駆動源111により光軸方向(図の左右方向)に移動することができる。
被写体からの入射光(被写体光)はレンズ群101〜105及び絞り103などの撮像光学系(撮像レンズ501)を通って撮像素子106上に結像する。撮像素子106はCCDやCMOSなどの光電変換素子であり、被写体像を電気信号に変換する。電気信号はCDS/AGC回路107により読み出しと増幅がなされ、カメラ信号処理回路108に入力される。カメラ信号処理回路108は所定の映像信号処理を行い、入力された信号を記録装置109、モニタ装置115に対応した信号に変換する。記録装置109は被写体像を記録媒体(磁気テープ、光学ディスク、半導体メモリなど)に記録する。モニタ装置115は電子ビューファインダーや液晶パネルなどに被写体像を表示する。
一方、CDS/AGC回路107の出力はAFゲート112にも出力され、全画面の映像信号のうち合焦制御に用いられる画面範囲の信号が選択される。AFゲート112の出力はAF信号処理回路113に入力され、合焦検出に用いる高周波成分や輝度差成分(映像信号の輝度レベルの最大値と最小値の差分)などのAF信号(合焦状態を示す信号)が抽出される。
カメラ/AFマイコン114は撮像装置全体の制御を司るマイクロコンピュータである。前述のAF信号処理回路113の出力および、後述する外部測距ユニット126の出力はカメラ/AFマイコン114に入力され、ハイブリッドAF制御演算に用いられる。演算結果に応じてカメラ/AFマイコン114は前述のフォーカシング駆動源111を制御し、合焦制御を行う。
<ハイブリッドAFの動作>
以下で、外測方式によるハイブリッドAFの概略の動作について、図7のフローチャートに従って説明する。
まずステップS302で、現在のフォーカスレンズの位置において光学的にピントの合う被写体距離を演算する。次にステップS303で、距離センサの情報により被写体までの距離を検出する。そしてステップS304にて、前記2種類の被写体距離の差が所定の閾値Th1より大きいかを判定する。大きい場合にはピントが大きくずれているため、ステップS305で被写体距離差に対応するフォーカスレンズの移動量を演算する。そしてステップS306で、距離センサにより求めた被写体距離にピントが合うようにフォーカスレンズを移動させ、ステップS307でAF制御以外のカメラ制御処理に移る。
一方、ステップS304で被写体距離差が閾値Th1より小さい場合には、フォーカスレンズはほぼ合焦位置にあるので、合焦精度の高いTV−AF方式での微調整に移る。まずステップS308にて、前述のAF信号が所定の閾値Th2より大きいかを判定する。大きい場合にはステップS309にてTV−AF方式によるAF制御を行い、最終的な合焦位置となるフォーカスレンズ位置を決定し、他のカメラ処理制御に移る。なお、TV−AF方式によるAF制御は従来よりよく知られているので、ここでは詳細な説明は省略する。一方、ステップS308でAF信号が閾値Th2より小さい場合には、信号に含まれるノイズ成分などにより正確な合焦ができない恐れがあるので、それ以上のAF制御は行わずに他のカメラ処理制御に移る。
以上で説明したように、距離センサの情報を用いた大まかなピント合わせ動作とTV−AFでの正確なピント合わせ動作を組み合わせることにより、フォーカスレンズの合焦位置を探索するのに要する時間を削減し合焦時間を短縮することができる。
<外測方式による被写体までの距離の算出方法>
外部測距ユニット126は、外測方式にて被写体までの距離を計測し出力するセンサである。測距手段としては複数の方式が従来より用いられているが、図3、図4はそのうちの1つである位相差パッシブ方式による測距原理を示したものである。図3において、201は被写体、202は第一の光路の結像用レンズ、203は第一の光路の受光素子列、204は第二の光路の結像用レンズ、205は第二の光路の受光素子列である。第一および第二の光路の受光素子列は基線長Bだけ離して設置されている。被写体201からの光は、第一の結像用レンズ202によって第一の光路を通った被写体光が受光素子列203上に結像し、第二の結像用レンズ204によって第二の光路を通った被写体光が受光素子列205上に結像する。ここで、第一と第二の光路を通って結像した2つの被写体像信号を前記受光素子列203と205から読み出したときの信号の例を示したものが図4である。2つの受光素子列は基線長Bだけ離れているため、図3から分かるように被写体像信号は画素数Xだけずれたものとなる。そこで演算手段2つの信号の相関を、画素をずらしながら演算し、相関が最大になる画素ずらし量を求めることでXが演算できる。このXと基線長B、および結像用レンズ202と204の焦点距離fより、三角測量の原理で被写体までの距離Lが数式1により求められる。
Figure 2008026802
上述の方法により、合焦となるフォーカスレンズ位置である合焦点を求めることができる。
なお、上記ではパッシブ方式の測距方式を説明したが、このようなパッシブ方式の測距方式に限られるものではない。例えば、アクティブ方式である超音波センサを用いて伝搬速度を測定する方式、コンパクトカメラでよく使用される赤外線投光を用いた三角測量方式などを採用してもよい。
<外部測距ユニットの設置位置>
つぎに、外部測距ユニット126の設置位置について説明する。ここでは、外部測距ユニット126は、図3,4で説明した、パッシブ方式の位相差検出による距離センサであるとして説明する。
図2は、撮像装置のズームが望遠側のときの撮影範囲(TV_AF方式での計測範囲または検出範囲という)と距離センサの計測範囲(検出範囲)を示す図である。望遠側では画角が狭いため、図2に示すように実際に撮影されている被写体Aとは異なる物体Bを距離センサが捕らえてしまい、撮影被写体に合焦しなかったり、合焦に時間がかかってしまったりするなど、焦点調節動作に誤動作が生じる場合があった。そこで、本実施形態では、外部測距ユニットの配置位置を工夫する。
図5(a)に示す様に、外部測距ユニット126の設置位置を、撮像レンズ501の光軸中心(撮影画角中心)からの距離rで表現する。撮像レンズ501の光軸に対し水平方向、垂直方向をそれぞれx,yと座標軸を設定すれば、前述の距離rの水平/垂直成分は、rx、ryと表せる。図5(b)は、図5(a)を紙面の奥行き方向を図示した図面であり、外部測距ユニット126の結像レンズを202(204)、被写体201までの撮像レンズ501,及び結像レンズ202との距離を、それぞれ、d、dsとした場合、生じる視差(パララックス)をPx、Pyとしている。撮像レンズと結像レンズとのパララックスが零となる基準距離をL、そのときの光軸と、外部測距ユニット126(結像レンズ202)の距離Lでのなす角度をθx、θyとする。
ここでパララックス量Px,Pyは、図5(b)よりtanθx=rx/L=Px/(L−d)が成り立つので、
(数式2) Px=(L−d)*rx/L
Py=(L−d)*ry/L
となる。
一方、図6は、撮像素子106上に結像される被写体の実像画面の図であり、撮像素子全画面がのぞく被写体像の大きさ(画角)を601、そのうちTV−AFにて焦点調節するためのAF信号を抽出するAF枠の領域に相当する実被写体像の大きさ(TV_AF方式での計測範囲)を602で示す。AF枠内の被写体像範囲602の中央を原点として、水平方向、垂直方向に座標軸を設定している。図6の603は外部測距ユニット126が、撮像画面中に見ている測距エリア(距離センサの計測範囲)を示しており、本例では、撮像レンズ501が最望遠である場合の、撮像される被写体の実像の図として表現する。ここで、パララックス量は、Px、Pyとして602と603との中心位置ズレ量として表される。
ここで、TV−AF枠内の被写体像602の像幅を中心基準でWx,Wyとし、仮想的な撮像素子上のAF枠幅をWx’,Wy’とする(未図示)。同様に外部測距ユニットの測距エリア幅を撮像画面相当の仮想的大きさとしてSx’,Sy’(未図示)、実像の大きさに相当する測距エリア幅をSx,Syとする。
ここで、外部測距ユニット126の結像レンズ201(202)は、凸レンズ1枚構成であることから、一般に結像面での仮想的な被写体像SX’,SY’と、実際の被写体像Sx,Syの大きさ比率である拡大率βsは、結像レンズ202(204)の焦点距離をfとして、
(数式3) βs=Sx’/Sx=Sy’/Sy=(1/−ds)*(f*(−ds))/(f+(−ds))
ここで、符号は凸レンズの結像側を正、被写体側を負とする
で表される。
本実施形態では、図6の測距エリア603は、撮像レンズ501の最望遠であるとしたが、例えば10倍レンズである場合、最広角の1倍の場合では、603の図面に比べ、パララックス量Px,Py及び測距エリア幅内の被写体像Sx,Sy共に、1/10となり、TV−AF枠内の被写体像602の中央付近に含まれることとなる。つまり、外部測距ユニットの視点は、撮像レンズの見る視点のほぼ中央に重なり、同一の被写体に対し、ピント情報を得ることが可能となる。望遠側になるほど、パララックスの大きさが大きくなり、従来の技術で述べた問題が発生しやすくなる。
本実施形態では、外部測距ユニットの注視点が、TV−AF枠内の被写体と所定量以上のオーバーラップ量が確保できるように、外部測距ユニットを配置する。つまり、図7で制御されるハイブリッドAF制御にて、大まかなピント合わせ距離と、ピント追い込みを行う距離が同一にできるように、外部測距ユニットの配置位置を決定する。これにより、撮像レンズの倍率が高倍率であっても、距離検出する被写体と、TVAFとでピント合わせをする被写体とが、同一になる撮影頻度を向上させることができる。
以下、先に説明した図5,6を用いて確保するオーバーラップ量を決定し、その結果得られる外部測距ユニット126の取付位置rx,ryの関係を説明する。
図6において、AF枠内の被写体像602と外部測距ユニット126の測距エリア像603とがオーバーラップ係数k以上重なれば、TV−AFと外測とでフォーカシングする被写体ズレが許容できる条件であるとすれば、
(数式4) Wx−(Px−Sx)≧k*2Wx
Wy−(Py−Sy)≧k*2Wy
が得られる。
数式2,3より得られるPx,Py,Sx,Syを上記数式4に当てはめれば、
(数式5) rx≦(L/L−d)(Wx(1−2k)+(−ds)*Sx’*(f;+(−ds))/(f*(−ds)))
ry≦(L/L−d)(Wy(1−2k)+(−ds)*Sy’*(f;+(−ds))/(f*(−ds)))
となる。従って、数式5で与えられるrx,ryが満足される図5(a)の光軸中心からの距離範囲内の位置に外部測距ユニット126を取付ける。つまり、TV_AF方式での検出範囲と距離センサの検出範囲とのある被写体距離でのオーバーラップ量とある被写体距離よりも無限側の被写体距離でのオーバーラップ量とが同じ量となるように配置されることとなる。言い換えると、所定の被写体距離にてオーバーラップ量が最大となり、そこを境に被写体距離が変化するごとにオーバーラップ量が少なくなる。これにより、TV−AFでフォーカシングする主被写体に対し、外測でのフォーカシングが行える。したがって、図7に示されたハイブリッドAF制御を行っても、視差の影響による誤動作を防止することが可能となる。
尚、(数式5)に具体例を当てはめると、撮像される被写体の実像の大きさWx,Wyは、撮像レンズ501で決定される拡大率βと撮像素子に対しAF枠が占める大きさより求めることができる。撮像レンズ501は、本実施形態ではリアフォーカスタイプのレンズ群を想定しており、設計的に焦点距離、被写体距離を変数として、拡大率βが決まる。図8の表801にて最望遠の焦点距離(撮像側の光学特性)で、被写体距離(列802)毎に変化する拡大率を、列803で示す。また、撮像素子の水平方向の大きさを列804で、垂直方向の大きさを列805で、撮像素子面上に投影したAF枠サイズを水平方向、垂直方向それぞれ列806,807で示す。ここで、AF枠サイズであるが、本例では、全画面に対し水平方向1/4、垂直方向1/3となるように設定されているものとする。このとき、AF枠内にピッタリと撮像される被写体の実像サイズは、β=Wx’/Wx=Wy’/Wyとなることから、算出でき、結果を列808にWx、列809にWyと表す。
また、パララックスが零となる距離Lをここでは3m、被写体までの実距離dは列802の数値とする。
外部測距ユニット126の結像レンズの焦点距離f(外部測距ユニット126側の光学特性)は既知である。また、被写体までの実距離dsは、視差角度が小さいとすれば、距離dと等価とできるので、結像レンズの拡大率βs(数式3)が決まる(列810)。また、外部測距ユニット126の受光素子部(図3の203,205)のサイズは、用いるユニットにより既知であり、Sx’,Sy’が決まる(列811,812)。
上記数値条件を、数式5に当てはめる事で、オーバーラップ係数kが決定されれば、光軸からのズレ量rx,ryが決定できる。
本例では、AF枠と測距エリアを60%のオーバーラップ量としており、k=0.6である(列813)。このときの光軸からのズレ量rx,ryの最大値を列814,815で算出している。測距対象とする被写体距離を1m(至近側)〜100m(無限側)とすると、外測測距ユニットは、図8の例では、垂直方向の光軸中心からのズレ量を2.8cm以内、水平方向の光軸からのズレ量を27.5cmになるように配置すればよいことが分かる。
上述したように外部測距ユニットの設置位置を工夫することにより、視差によるAF制御の誤動作を防止することができ、適正に撮影画角内の被写体に合焦させることができる。
なお、上記実施例では、撮影画角601に対してAF枠602の大きさを1として述べたが、撮影画角601の中心に対してAF枠602の中心がずれた場合においても本件内容は有効である。すなわち、AF枠602が画面下方に10%延びて、撮影画角下方の被写体に優先して焦点を合わせる場合、撮影レンズの光軸中心とAF枠の中心とが一致しない。このような場合においても本件内容は有効である。所定の重なり具合(上記では60%)を基準にして、外部測距ユニットの設置位置を工夫しているからである。
本発明の撮像装置の実施の形態の構成を示す図である。 撮影画角が望遠側のときのパララックスを示す図である。 位相差パッシブ方式の距離センサの構成を示す図である。 位相差パッシブ方式の距離センサの被写体像信号の例を示す図である。 撮 像レンズと外部測距ユニットの結像光学系(撮像光学系)の関係を示す図である。 AF枠内の撮像エリアと外部測距ユニットの測距エリアの関係を示す図である。 ハイブリッドAF制御処理を示すフローチャートである。 図5、図6の関係を数値計算した例を示す図である。
符号の説明
101 第1固定レンズ群
102 ズームレンズ
103 絞り
104 第2固定レンズ群
105 フォーカスレンズ
106 撮像素子
107 CDS/AGC回路
108 カメラ信号処理回路
109 記録装置
110 ズーム駆動源
111 フォーカシング駆動源
112 AFゲート
113 AF信号処理回路
114 カメラ/AFマイコン
115 モニタ装置
116 ズームスイッチ
126 外部測距ユニット
201 被写体
202 第一の光路の結像用レンズ
203 第一の光路の受光素子列
204 第二の光路の結像用レンズ
205 第二の光路の受光素子列

Claims (4)

  1. 撮像光学系により結像された被写体光を光電変換して信号を得る撮像手段と、
    前記撮像手段から得られる信号に基づいて前記撮像光学系の合焦状態を検出する第1の検出手段と、
    撮像光学系を介さずに、前記撮像手段から得られる信号とは異なる信号を得るセンサと、
    前記センサから得られる信号に基づいて前記撮像光学系の合焦点を検出する第2の検出手段とを有する撮像装置であって、
    前記センサは、前記第1の検出手段の検出範囲と前記第2の検出手段の検出範囲との第1の被写体距離でのオーバーラップ量と当該第1の被写体距離よりも無限側の第2の被写体距離でのオーバーラップ量とが同じ量となるように配置されることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1の検出手段は、前記撮像手段から得られる撮影画角中心と異なる中心を有する検出範囲の信号に基づいて前記撮像光学系の合焦状態を検出することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記オーバーラップ量は、前記撮像手段の光学特性及びサイズと、前記センサの光学特性及びサイズに応じて決まる量であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記撮像手段の光学特性とは、前記撮像光学系が最望遠のときの焦点距離であることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
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