JP2003015020A - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

撮像装置及び撮像方法

Info

Publication number
JP2003015020A
JP2003015020A JP2001195384A JP2001195384A JP2003015020A JP 2003015020 A JP2003015020 A JP 2003015020A JP 2001195384 A JP2001195384 A JP 2001195384A JP 2001195384 A JP2001195384 A JP 2001195384A JP 2003015020 A JP2003015020 A JP 2003015020A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
evaluation value
image data
image pickup
image
focus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001195384A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003015020A5 (ja
Inventor
Junichi Murakami
村上  順一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001195384A priority Critical patent/JP2003015020A/ja
Publication of JP2003015020A publication Critical patent/JP2003015020A/ja
Publication of JP2003015020A5 publication Critical patent/JP2003015020A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レリーズタイムラグを長くすることなく、測
距センサの精度及びレンズ駆動精度の影響を回避し常に
合焦精度の良い撮像記録が行えるようにすること。 【解決手段】 焦点調整用レンズを含む撮像レンズ
(1)と、前記焦点調節用レンズの合焦位置を検出する
測距回路(16)と、前記焦点調節用レンズを移動させ
る駆動回路(18)と、光学被写体像を変換して画像デ
ータを出力する撮像素子(3)と、検出された合焦位置
に基づいて、前記駆動回路を制御して合焦位置及び所定
量ずつ異なる位置に前記焦点調整用レンズを連続的に移
動させ、移動された各位置で、前記撮像素子により撮像
を行うように制御するCPU(8)と、各位置で取得し
た画像データの合焦状態の評価値を検出する合焦評価値
検出回路(22)とを有し、CPU(8)は、検出され
た評価値に基づいて、画像データを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルカメラ等
の撮像装置及び撮像方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像処理技術の進歩等によりデジ
タルカメラ等の映像機器の進歩は目覚しい。
【0003】従来のデジタルカメラの構成及び動作の一
例を簡単に説明する。被写体像は、撮像レンズを通り、
撮像素子(CCD等)の結像面に露光される。撮影を指
示する操作部は、第1ストロークSW1と第2ストロー
クSW2の2段階操作が可能となっている。撮影者が操
作部のSW1をONとするとプリ撮影状態となり、被写
体の明るさを検出し、その検出値に対する適正露光条件
(絞り値、シャッタースピード)を導出するAE動作、
及び焦点調整レンズを合焦位置へ操作するAF動作が行
われ、操作部のSW2をONとすると本撮影が行われ
る。本撮影においては、撮像素子から撮像信号が出力さ
れ、ノイズ除去のためのCDS回路やAGC回路の処理
回路を介し、A/D変換器でデジタル信号化され、信号
処理部においてJPEG等の画像圧縮処理を施した後、
記録装置に記録される。
【0004】また従来、焦点調整(AF)のために撮像
装置と被写体との距離を測定する測距センサが用いられ
ている。具体的には、被写体に向けて発光して反射光を
受光し、発光部と受光部のなす角から被写体までの距離
を測定する三角測距法を用いた外光AFである。AFの
ための別の手段としてはビデオカメラ等に採用されてい
るコントラストAFが知られている。コントラストAF
とは、撮像素子(CCD)から出力された信号中の高周
波成分の積分値を合焦評価値とし、この合焦評価値が最
大となるようにレンズを移動して焦点調整を行うもので
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】コントラストAFは外
光AFに比べると、前述の合焦評価値を判定しその結果
に基づきレンズを移動させるため合焦に至るまでの時間
を要し、デジタルカメラのようにレリーズタイムラグを
極力短くする必要のある製品においてはマッチングが悪
い。
【0006】逆に外光AFはコントラストAFに比べる
と合焦に至るまでの時間は短いが、光学性能のばらつき
や温度等の変化による光学性能の変化が合焦精度に悪影
響を及ぼす。また外光AF等の測距結果を基に合焦とな
るレンズ位置を導出し、導出した位置へレンズを駆動す
る場合、レンズ駆動精度が合焦精度へ影響する。さらに
今後、レンズの小型化や撮像素子の高分解能化に伴い画
像の高精細化が進んだ場合、外光AF等での測距精度、
及びレンズ駆動精度への影響はますます大きくなるとい
う問題がある。
【0007】また、測光センサと絞り機構による露光設
定(AE動作)においては、被写体の明るさを検出し、
検出値に対する適正露光条件(絞り値、シャッタースピ
ード)を導出し、露光時に絞りを導出した絞り値(開口
径)に駆動する。このため、開口径精度、開口径ばらつ
き、及び駆動精度などにより導出した適正露光条件に対
し、ずれが発生するという問題がある。今後、レンズの
小型化等によりその影響はますます大きくなる。
【0008】本発明は上記問題点を鑑みてなされたもの
であり、レリーズタイムラグを長くすることなく、測距
センサの精度及びレンズ駆動精度の影響を回避し常に合
焦精度の良い撮像記録が行えるようにすることを第1の
目的とする。
【0009】また、測光センサと絞り機構による露光設
定における開放径精度の影響を回避し常に適正な明るさ
で撮像記録が行えるようにすることを第2の目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明の撮像装置は、焦点調整用レンズを含
む撮像レンズと、前記焦点調節用レンズの合焦位置を検
出する焦点位置検出手段と、前記焦点調節用レンズを移
動させる駆動手段と、前記撮像レンズを介して入射する
光学被写体像を変換して画像データを出力する撮像手段
と、前記焦点位置検出手段により検出された合焦位置に
基づいて、前記駆動手段を制御して前記合焦位置及び所
定量ずつ異なる位置に前記焦点調整用レンズを連続的に
移動させ、移動された各位置で、前記撮像手段により撮
像を行うように制御する制御手段と、取得した各位置の
画像データの合焦状態の評価値を検出する合焦評価値検
出手段と、前記合焦評価値検出手段により検出された評
価値に基づいて、画像データを選択する選択手段とを有
する。
【0011】また、本発明の撮像方法は、前記焦点調節
用レンズの合焦位置を検出する焦点位置検出工程と、前
記焦点位置検出工程で検出された合焦位置に基づいて、
前記合焦位置から所定量ずつ異なる前記焦点調節用レン
ズを移動させる位置を取得する移動位置取得工程と、前
記合焦位置及び前記移動位置取得工程で取得した位置に
前記焦点調節用レンズを移動させながら、各位置で光学
被写体像の撮影を行い、画像データを出力する撮像工程
と、各位置で撮影した画像データの合焦状態の評価値を
検出する合焦評価値検出工程と、前記合焦評価値検出工
程で検出された評価値に基づいて、画像データを選択す
る選択工程とを有する。
【0012】また、上記第2の目的を達成するために、
本発明の撮像装置は、撮像レンズと、適正な露光状態と
なる撮影条件を取得する撮影条件取得手段と、前記撮影
条件を変更する撮影条件変更手段と、前記撮像レンズを
介して入射する光学被写体像を変換して画像データを出
力する撮像手段と、前記撮影条件取得手段により取得し
た撮影条件に基づいて、前記撮影条件変更手段を制御し
て前記撮影条件及び所定量ずつ異なる撮影条件に連続的
に変更し、変更された各撮影条件で、前記撮像手段によ
り撮影を行うように制御する制御手段と、取得した各撮
影条件画像データの露光状態の評価値を検出する露光評
価値検出手段と、前記露光評価値検出手段により検出さ
れた評価値に基づいて、画像データを選択する選択手段
とを有する。
【0013】また、本発明の撮像方法は、適正な露光状
態となる撮影条件を取得する撮影条件取得工程と、前記
撮影条件取得工程において取得した撮影条件に基づい
て、前記撮影条件から所定量ずつ異なる撮影条件を取得
する撮影条件変更工程と、前記撮影条件取得工程及び前
記撮影条件変更工程において取得した撮影条件となるよ
うに連続的に撮影条件を変更させながら、各撮影条件で
光学被写体像の撮影を行い、画像データを出力する撮像
工程と、各撮影条件で取得した画像データの露光状態の
評価値を検出する露光評価値検出工程と、前記露光評価
値検出工程で検出された評価値に基づいて、画像データ
を選択する選択工程とを有する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0015】<第1の実施形態>図1は、本発明におけ
るデジタルカメラの構成を示すブロック図である。
【0016】被写体像は、焦点距離や画角が調整可能な
撮像レンズ1と、絞り機能及びシャッター機能を兼ねる
絞り兼用シャッター2を通して撮像素子3上に結像す
る。被写体像は撮像素子3により電気信号に変換され、
変換された電気信号はノイズ除去のためCDS/AGC
回路4を介して、各画素毎に順々にA/D変換回路5で
所定のデジタル信号に変換される。なお、全体の駆動タ
イミングを決定しているタイミングジェネレータ6から
の信号に基づいて、ドライバー回路7が各画素毎の水平
駆動並びに垂直駆動の為の駆動信号を出力し、撮像素子
3はこの駆動信号により駆動されて、画像信号出力を発
生する。同様に、撮像素子3からの出力をアナログ的に
処理を行って所定の信号レベルに変換するCDS/AG
C回路4、並びにA/D変換回路5も上記タイミングジ
ェネレータ6からのタイミングに基づいて動作する。
【0017】A/D変換回路5からの出力は、全体制御
を行うCPU8からの信号に基づいて信号の選択を行う
セレクタ9を介してメモリコントローラ10へ入力し、
ここでフレームメモリ11へ全ての信号出力を転送され
る。11はフレームメモリであり、撮影者による操作部
15の後述する手順での操作により露光され、撮像素子
3から読み出された画像データを一旦保存する記憶手段
である。
【0018】撮影前の状態では、メモリコントローラ1
0の制御により、撮影データを記憶しているフレームメ
モリ11の内容をセレクタ9を介してカメラDSP12
へ転送する。このカメラDSP12では、フレームメモ
リ11に記憶されている各撮影データの各画素データを
基にRGBの各色信号を生成する。この結果をビデオメ
モリ13に定期的(各フレーム毎)に転送する事で、モ
ニター表示部14を介してファインダー表示等を行って
いる。
【0019】15はカメラの撮影開始を撮影者が操作す
るための操作部(レリーズスイッチ)で、第1ストロー
クSW1と第2ストロークSW2の2段階操作が可能で
ある。16は撮像レンズ1による焦点調整のために撮像
装置と被写体との距離を測定する測距回路、17は被写
体の明るさを測定する測光回路である。また18は撮像
レンズ1や絞り兼用シャッター2のメカ系駆動回路であ
る。21は外部不揮発性メモリ(通常フラッシュメモリ
等の不揮発性メモリを使用)であり、CPU8からの制
御信号に応じて1フレーム分の各画素データをフレーム
メモリ11から読み出し、カメラDSP12で画像処理
を行ってから一旦ワークメモリ19に記憶し、圧縮・伸
張部20で所定の圧縮フォーマットに基づいてデータ圧
縮した結果を記録する。22は合焦評価値検出回路であ
り、後述する記録データ選択処理のため、フレームメモ
リ11の各画像データをメモリコントローラ10を介し
入力し、高周波成分の積分値を合焦評価値としてCPU
8に入力する。
【0020】次に、撮影者による操作部15からの操作
から、画像データをフレームメモリ11に保存するまで
の手順を図2に示すフローチャートを参照して説明す
る。
【0021】撮影者により操作部15のSW1がONさ
れると(ステップS0)、測距回路16の動作を開始
し、その出力がCPU8に入力される(ステップS
1)。CPU8は測距回路16の出力に基づき、合焦状
態とするための撮像レンズ1の焦点調整用レンズ位置
(F0)を導出する(ステップS2)。
【0022】次に撮像レンズ1の焦点調整用レンズをス
テップS2で導出した合焦位置(F0)へメカ系駆動回
路18を介して移動する(ステップS3)。レンズの移
動が完了すると、測光回路17出力のCPU8への取込
みを開始する(ステップS4)。その後SW2が押され
たことを検出するまで待機し(ステップS5)、ステッ
プS5においてSW2が操作されたことを検出したら露
光回数カウンタnをn=0に初期化し、露光回数NをN
=5と設定する(ステップS6)。測光センサ出力より
被写体の明るさを検出しその検出値に対する露出条件
(絞り値FNO、シャッタースピード)を導出する(ス
テップS7)。
【0023】次に導出した合焦位置(F0)から無限
側、至近側それぞれの方向に所定のデフォーカス量間隔
でずらした複数の焦点調整用レンズ位置(Fn)を導出
する(ステップS8)。デフォーカス量(D)は式1に
基づき導出する。 D=FNO×δ/S …(1)
【0024】δは錯乱円径であり、撮像素子に依存する
定数として予め保持しておく。また、FNOはステップ
S7で導出した絞り値、Sは焦点調節用レンズ敏感度で
あり焦点距離及び焦点調整用レンズ位置に依存し、焦点
距離変更レンズ位置と焦点調整用レンズ位置に対応させ
たテーブルデータを予め保持しておき、テーブルデータ
から参照して導出する。本第1の実施形態では図3に示
すように、求めるレンズ位置をD/4間隔で、ステップ
S3で導出した合焦レンズ位置F0から無限側、至近側
の各方向に各2位置とする。
【0025】その後、露光回数カウンタnを1インクリ
メントし(ステップS9)、ステップS7で導出された
露出条件の絞り値とシャッタースピードで絞り兼用シャ
ッター2を動作させて撮像素子3の露光を行い、撮像素
子3の出力をフレームメモリ11に記憶する(ステップ
S10)。
【0026】次に、露光回数カウンタnと露光回数Nを
比較し(ステップS11)、露光回数カウンタnが露光
回数Nに満たない時は、焦点調整用レンズを次のFnの
位置へ移動し(ステップS12)、ステップS9へ戻
る。またステップS11において露光回数カウンタnと
露光回数Nが一致した場合、処理を終了する(ステップ
S13)。
【0027】上記動作により、導出した焦点調整用レン
ズの合焦位置F0及びD/4間隔でF0から無限側、至
近側の各方向にずらしたレンズ位置(Fn)で露光した
画像データをフレームメモリ11に記憶することができ
る。
【0028】次に、前述のステップS3で導出した焦点
調整用レンズの合焦位置F0を含めた複数の位置Fnに
おいて露光し、フレームメモリ11に記憶した画像デー
タの中から合焦評価値のもっとも高い画像データを選択
し、外部不揮発性メモリに記録するまでの手順を図4に
示すフローチャートを参照して説明する。
【0029】レンズ位置Fnで露光した画像データがフ
レームメモリ11に記憶されると、本処理が開始される
(ステップS20)。
【0030】CPU8からの信号に基づいてレンズ位置
Fnで露光した画像データを順次フレームメモリ11か
らメモリコントローラ10を介して合焦評価値検出回路
22に入力し、合焦評価値を検出し、検出した合焦評価
値をCPU8へ順次入力する(ステップS21)。次に
CPU8において前述の合焦評価値を比較し、最も大き
な合評価値を有する画像データを選択する(ステップS
22)。CPU8の操作によりステップS22で選択し
た画像データをフレームメモリ11から読み出し、カメ
ラDSP12で画像処理を行ってから一旦ワークメモリ
19に記憶し、圧縮・伸張部20で所定の圧縮フォーマ
ットに基づきデータ圧縮し、外部不揮発性メモリ21に
記録する(ステップS23)。
【0031】前述のとおり本第1の実施形態において
は、測距回路16の検出結果に基づき導出した焦点調整
用レンズの合焦位置F0とその前後(後ピン、前ピン)
に所定のデフォーカス量分ずらしたレンズ位置において
おのおの露光し各画像データを一旦フレームメモリ11
に記録し、その後合焦評価値の最も大きい画像データの
みを選択して不揮発メモリ21に記録するようにしたの
で、レリーズタイムラグを長くすることなく、測距回路
16の精度の影響及びレンズ駆動精度の影響を回避し常
に合焦精度の良い撮像記録が可能となる。また、本発明
では複数枚撮影するわけだが合焦精度の良好な画像デー
タのみを選択して記録するため、不揮発性メモリ21を
効率よく使用することができる。
【0032】また、本第1の実施形態においては、撮像
装置と被写体との距離を測定する測距回路を設け、その
結果から焦点調整用レンズの合焦位置を導出する例を記
載したが、撮像装置と被写体との距離から焦点調整用レ
ンズの合焦位置を導出するものに限定するものではな
く、他の方式により焦点調整用レンズの合焦位置を導出
するものであってもよい。
【0033】また、本第1の実施形態においては合焦評
価値の最も大きい画像データを選択し不揮発メモリに記
録する例を記載したが、各画像データの各合焦評価値を
最も大きい合焦評価値により正規化し、所定値以上の画
像データを不揮発メモリに記録してもよい。
【0034】また、各画像データの各合焦評価値を最も
大きい合焦評価値により正規化し所定範囲の画像データ
を選択し不揮発メモリに記録する構成とし、前記所定範
囲を撮影者が設定できるようにすることで、撮影者が所
望するピント具合の画像データを記録することができ
る。
【0035】また、本第1の実施形態では、測距回路か
らのデータに基づく焦点調整用レンズの合焦位置F0を
中心として、D/4間隔で焦点調整用レンズをずらして
撮影するものとしたが、本発明はこれに限るものではな
く、D/2間隔、D/3間隔など、撮像装置の構成に応
じて適宜変更できる。また、焦点調整用レンズをずらす
位置も合計5カ所に限るものではなく、適宜変更できる
ことは言うまでもない。
【0036】<第2の実施形態>次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。
【0037】図5は、本第2の実施形態における撮像装
置の構成を示す図である。図5は、上記第1の実施形態
の図1に示す構成の合焦評価値検出回路22が輝度評価
値検出回路122に置き換わったものであり、その他の
図1と同様の構成には同じ参照番号を付し、ここでは説
明を省略する。
【0038】次に、撮影者による操作部15の操作か
ら、画像データをフレームメモリ11に保存するまでの
手順を図6に示すフローチャートを参照して説明する。
【0039】撮影者により操作部15のSW1がONさ
れると(ステップS30)、測距回路16の動作を開始
し、その出力がCPU8に入力される(ステップS3
1)。CPU8は測距回路16の出力に基づき、合焦状
態とするための撮像レンズ1の焦点調整用レンズ位置
(F0)を導出する(ステップS32)。
【0040】次に撮像レンズ1の焦点調整用レンズをス
テップS32で導出した合焦位置(F0)へメカ系駆動
回路18を介して移動する(ステップS33)。レンズ
の移動が完了すると、測光回路17出力のCPU8への
取込みを開始する(ステップS34)。その後SW2が
押されたことを検出するまで待機し(ステップS3
5)、ステップS35においてSW2が操作されたこと
を検出したら露光回数カウンタnをn=0に初期化し、
露光回数NをN=5と設定する(ステップS36)。そ
して、測光センサ出力より被写体の明るさを検出し、そ
の検出値に対する露出条件(絞り値FNO0、シャッタ
ースピード)を導出する(ステップS37)。
【0041】次に導出した適正絞り値(FNO0)から
開放側、小絞り側それぞれに所定の段数間隔でずらした
複数の絞り値(FNOn)を導出する(ステップS3
8)。本第2の実施形態では、図7に示すように、絞り
値の段数間隔を例えば1/4段間隔とし、適正絞り値
(FNO0)から、開放側、小絞り側の各方向に各2位
置とする。
【0042】その後、露光回数カウンタnを1インクリ
メントし(ステップS39)、ステップS37で導出さ
れた露出条件の絞り値(FNO0)とシャッタースピー
ドで絞り兼用シャッター2を動作させて撮像素子3の露
光を行い、撮像素子3の出力をフレームメモリ11に記
憶する(ステップS40)。
【0043】次に、露光回数カウンタnと露光回数Nを
比較し(ステップS41)、露光回数カウンタnが露光
回数Nに満たない時は、ステップS39へ戻る。またス
テップS41において露光回数カウンタnと露光回数N
が一致した場合、処理を終了する(ステップS42)。
【0044】上記動作により、導出した適正絞り値FN
O0及び1/4間隔でFNO0から開放側、小絞り側の
各方向にずらした絞り値(FNOn)で露光した画像デ
ータをフレームメモリ11に記憶することができる。
【0045】次に、前述のステップS37で導出した適
正絞り値FNO0を含めた複数の絞り値FNOnで露光
し、フレームメモリ11に記憶した画像データの中から
輝度評価値の最も適正な画像データを選択し、外部不揮
発性メモリ21に記録するまでの手順を図8に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0046】絞り値FNOnで露光した画像データがフ
レームメモリ11に記憶されると、本処理が開始される
(ステップS50)。
【0047】CPU8からの信号に基づいて絞り値FN
Onで露光した画像データを順次フレームメモリ11か
らメモリコントローラ10を介して輝度評価値検出回路
122に入力し、輝度評価値を検出し、検出した合焦評
価値をCPU8へ順次入力する(ステップS51)。次
にCPU8は前述の輝度評価値を適正輝度値と比較し、
最も適正輝度値に近い画像データを選択する(ステップ
S52)。CPU8の操作によりステップS52で選択
した画像データをフレームメモリ11から読み出し、カ
メラDSP12で画像処理を行ってから一旦ワークメモ
リ19に記憶し、圧縮・伸張部20で所定の圧縮フォー
マットに基づきデータ圧縮し、外部不揮発性メモリ21
に記録する(ステップS53)。
【0048】前述のとおり本第2の実施形態において
は、測光回路17の検出結果に基づき算出した絞りの適
正絞り値とその前後(開放側、小絞り側)に所定の段数
ずらした絞り値において各々撮像を行い、各画像データ
を一旦フレームメモリ11に記録し、その後、輝度評価
値の最も適正な画像データのみを選択して不揮発メモリ
21に記録するようにしたので、測光回路17と絞り機
構による露光設定における開口径制度の影響を回避し常
に適正な明るさでの撮像記録が可能となる。また、本発
明では複数枚撮影するわけだが適正な明るさの画像デー
タのみを選択し記録するため、不揮発性メモリ21を効
率よく使用することができる。
【0049】また、画像データの選択において比較する
適正輝度値を撮影者が設定できるようにする構成とする
ことにより撮影者好みの露光具合の画像データを記録で
きる。
【0050】なお、本第2の実施形態においては輝度評
価値が最も適正輝度値に近い画像データを選択して不揮
発メモリに記録する例を記載したが、各画像データの各
輝度評価値が所定範囲にある画像データを不揮発メモリ
に記録するようにしてもよい。
【0051】また、本第2の実施形態では、測距回路か
らのデータに基づく焦点調整用レンズの合焦位置F0を
中心として、1/4段間隔で絞り値を変えて撮影するも
のとしたが、本発明はこれに限るものではなく、1/2
段間隔、1/3段間隔など、撮像装置の構成に応じて適
宜変更できる。また、撮像に用いる絞り値も合計5段に
限るものではなく、適宜変更できることは言うまでもな
い。
【0052】<第3の実施形態>本第3の実施形態にお
ける撮像装置の構成は、第2の実施形態において図5を
参照して説明した構成と同じであるので、ここでは説明
を省略する。
【0053】次に、第3の実施形態における撮影者によ
る操作部15の操作から、画像データをフレームメモリ
11に保存するまでの手順を図9に示すフローチャート
を参照して説明する。
【0054】撮影者により操作部15のSW1がONさ
れると(ステップS60)、測距回路16の動作を開始
し、その出力がCPU8に入力される(ステップS6
1)。CPU8は測距回路16の出力に基づき、合焦状
態とするための撮像レンズ1の焦点調整用レンズ位置
(F0)を導出する(ステップS62)。
【0055】次に撮像レンズ1の焦点調整用レンズをス
テップS62で導出した合焦位置(F0)へメカ系駆動
回路18を介して移動する(ステップS63)。レンズ
の移動が完了すると、測光回路17出力のCPU8への
取込みを開始する(ステップS64)。その後SW2が
押されたことを検出するまで待機し(ステップS6
5)、ステップS65においてSW2が操作されたこと
を検出したら露光回数カウンタnをn=0に初期化し、
露光回数NをN=5と設定する(ステップS66)。そ
して、測光センサ出力より被写体の明るさを検出し、そ
の検出値に対する露出条件(適正絞り値、適正シャッタ
ースピードV0)を導出する(ステップS67)。
【0056】次に導出した適正シャッタースピード(V
0)から高速シャッター側、低速シャッター側に所定の
段数間隔でずらした複数のシャッタースピード(Vn)
を導出する(ステップS68)。本第3の実施形態で
は、図10に示すように、シャッタースピードの段数間
隔を例えば1/4段間隔とし、適正シャッタースピード
(V0)から、高速側、低速側の各方向に各2位置とす
る。
【0057】その後、露光回数カウンタnを1インクリ
メントし(ステップS69)、ステップS67で導出さ
れた露出条件の絞り値とシャッタースピード(V0)で
絞り兼用シャッター2を動作させて撮像素子3の露光を
行い、撮像素子3の出力をフレームメモリ11に記憶す
る(ステップS70)。
【0058】次に、露光回数カウンタnと露光回数Nを
比較し(ステップS71)、露光回数カウンタnが露光
回数Nに満たない時は、ステップS69へ戻る。またス
テップS71において露光回数カウンタnと露光回数N
が一致した場合、処理を終了する(ステップS72)。
【0059】上記動作により、導出した適正シャッター
スピード値V0及び1/4段間隔でV0から高速側、低
速側の各方向にずらしたシャッタースピード(Vn)で
露光した画像データをフレームメモリ11に記憶するこ
とができる。
【0060】次に、前述のステップS67で導出した適
正シャッタースピードを含めた複数のシャッタースピー
ドVnで露光し、フレームメモリ11に記憶した画像デ
ータの中から輝度評価値のもっとも適正な画像データを
選択し、外部不揮発性メモリ21に記録するまでの手順
を説明する。なお、基本的な手順は、上記第2の実施形
態における動作と同様であるので、本第3の実施形態に
おいても図8のフローチャートを参照しながら説明す
る。
【0061】シャッタースピードVnで露光した画像デ
ータがフレームメモリ11に記憶されると、本処理が開
始される(ステップS50)。
【0062】CPU8からの信号に基づいてシャッター
スピードVnで露光した画像データを順次フレームメモ
リ11からメモリコントローラ10を介して輝度評価値
算出回路122に入力し、輝度評価値を検出し、検出し
た合焦評価値をCPU8へ順次入力する(ステップS5
1)。次にCPU8は前述の輝度評価値を適正輝度値と
比較し、最も適正輝度値に近い画像データを選択する
(ステップS52)。CPU8の操作によりステップS
52で選択した画像得たをフレームメモリ11から読み
出し、カメラDSP12で画像処理を行ってから一旦ワ
ークメモリ19に記憶し、圧縮・慎重手段20で所定の
圧縮フォーマットに基づきデータ圧縮し、不揮発性メモ
リ21に記録する(ステップS53)。
【0063】前述のとおり本第3の実施形態において
は、測光回路17の検出結果に基づき導出したシャッタ
ースピードの適正シャッタースピードとその前後(高速
側、低速側)に所定の段数ずらしたシャッタースピード
で各々撮像を行い、各画像データを一旦フレームメモリ
11に記録し、その後、輝度評価値の最も適正な画像デ
ータのみを選択し不揮発性メモリ21に記憶するように
したので、測光回路17と絞り機構による露光設定にお
ける開口径精度の影響を回避し常に適正な明るさでの撮
像記録が可能となる。また、本発明では複数枚撮影する
わけだが適正な明るさの画像データのみを選択し記録す
るため、不揮発性メモリ21を効率よく使用することが
できる。
【0064】また、画像データの選択において比較する
適正輝度値を撮影者が設定できるようにする構成とする
ことにより撮影者好みの露光具合の画像データを記録で
きる。
【0065】なお、本第3の実施形態においては輝度評
価値が最も適正輝度値に近い画像データを選択して不揮
発メモリに記録する例を記載したが、各画像データの各
輝度評価値が所定範囲にある画像データを不揮発メモリ
に記録するようにしてもよい。
【0066】また、本第3の実施形態では、測距回路か
らのデータに基づくシャッタースピードV0を中心とし
て、1/4段間隔で絞り値を変えて撮影するものとした
が、本発明はこれに限るものではなく、1/2段間隔、
1/3段間隔など、撮像装置の構成に応じて適宜変更で
きる。また、撮像に用いるシャッタースピードも合計5
段に限るものではなく、適宜変更できることは言うまで
もない。
【0067】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ、インターフェイス機器、カメラヘ
ッドなど)から構成されるシステムに適用しても、一つ
の機器からなる装置(例えば、デジタルカメラなど)に
適用してもよい。
【0068】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。ここでプログラ
ムコードを記憶する記憶媒体としては、例えば、フロッ
ピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、ROM、
RAM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、CD−
ROM、CD−R、DVD、光ディスク、光磁気ディス
ク、MOなどが考えられる。
【0069】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0070】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した図2及び図4、又は、図
6又は図9及び図8に示すフローチャートに対応するプ
ログラムコードが格納されることになる。
【0071】
【発明の効果】上記の通り本発明によれば、レリーズタ
イムラグを長くすることなく、測距センサの精度及びレ
ンズ駆動精度の影響を回避し常に合焦精度の良い撮像記
録を行うことができる。
【0072】また、測光センサと絞り機構による露光設
定における開放径精度の影響を回避し常に適正な明るさ
で撮像記録を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における撮像装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における撮像手順を示
すフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施形態における焦点調整用レ
ンズの位置を説明するための概念図である。
【図4】本発明の第1の実施形態における画像データ選
択手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2及び第3の実施形態における撮像
装置の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施形態における撮像手順を示
すフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施形態における絞り値を説明
するための概念図である。
【図8】本発明の第2及び第3の実施形態における画像
データ選択手順を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第3の実施形態における撮像手順を示
すフローチャートである。
【図10】本発明の第3の実施形態におけるシャッター
スピードを説明するための概念図である。
【符号の説明】
1 撮像レンズ 2 絞り兼用シャッター 3 撮像素子 4 CDS/AGC回路 5 A/D変換回路 6 タイミングジェネレータ 7 ドライバー回路 8 CPU 9 セレクタ 10 メモリコントローラ 11 フレームメモリ 12 カメラDSP 13 ビデオメモリ 14 モニター表示部 15 操作部 16 測距回路 17 測光回路 18 メカ系駆動回路 19 ワークメモリ 20 圧縮・伸張部 21 外部不揮発性メモリ 22 合焦評価値検出回路 122 輝度評価値検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 19/02 H04N 101:00 5C022 H04N 5/232 G02B 7/11 N 5/238 D // H04N 101:00 G03B 3/00 A Fターム(参考) 2H002 CC01 CC21 FB84 2H011 BA31 BB04 DA01 DA02 2H051 AA01 BA45 BA47 CB22 CE14 CE28 DA31 EB01 EB04 EB09 2H054 AA01 2H081 AA51 DD06 5C022 AA13 AB04 AB12 AB25 AB28 AB29 AB34 AB44 AC52 AC69 CA00

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焦点調整用レンズを含む撮像レンズと、 前記焦点調節用レンズの合焦位置を検出する焦点位置検
    出手段と、 前記焦点調節用レンズを移動させる駆動手段と、 前記撮像レンズを介して入射する光学被写体像を変換し
    て画像データを出力する撮像手段と、 前記焦点位置検出手段により検出された合焦位置に基づ
    いて、前記駆動手段を制御して前記合焦位置及び所定量
    ずつ異なる位置に前記焦点調整用レンズを連続的に移動
    させ、移動された各位置で、前記撮像手段により撮像を
    行うように制御する制御手段と、 取得した各位置の画像データの合焦状態の評価値を検出
    する合焦評価値検出手段と、 前記合焦評価値検出手段により検出された評価値に基づ
    いて、画像データを選択する選択手段とを有することを
    特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は、最大の評価値を有する
    画像データを選択することを特徴とする請求項1に記載
    の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記選択手段は、最大の評価値に基づい
    て各評価値を正規化し、正規化した各評価値の内、所定
    値以上の評価値を有する画像データを選択することを特
    徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記選択手段は、最大の評価値に基づい
    て各評価値を正規化し、正規化した各評価値の内、所定
    範囲内の評価値を有する画像データを選択することを特
    徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 合焦評価値検出手段は、画像データの輝
    度データの高周波成分を積分して得た値を評価値とする
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の撮
    像装置。
  6. 【請求項6】 前記レンズ制御手段により連続的に移動
    された各位置で撮影を行って前記撮像手段から得られる
    画像データを一時保持する保持手段を更に有することを
    特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の撮像装
    置。
  7. 【請求項7】 前記選択手段により選択された画像デー
    タを記憶する記憶手段を更に有することを特徴とする請
    求項1乃至6のいずれかに記載の撮像装置。
  8. 【請求項8】 撮像レンズと、 適正な露光状態となる撮影条件を取得する撮影条件取得
    手段と、 前記撮影条件を変更する撮影条件変更手段と、 前記撮像レンズを介して入射する光学被写体像を変換し
    て画像データを出力する撮像手段と、 前記撮影条件取得手段により取得した撮影条件に基づい
    て、前記撮影条件変更手段を制御して前記撮影条件及び
    所定量ずつ異なる撮影条件に連続的に変更し、変更され
    た各撮影条件で、前記撮像手段により撮影を行うように
    制御する制御手段と、 取得した各撮影条件画像データの露光状態の評価値を検
    出する露光評価値検出手段と、 前記露光評価値検出手段により検出された評価値に基づ
    いて、画像データを選択する選択手段とを有することを
    特徴とする撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記撮影条件は、絞り値及びシャッター
    スピードの少なくともいずれか一方を含むことを特徴と
    する請求項8に記載の撮像装置。
  10. 【請求項10】 前記撮影条件変更手段は、入射光量を
    変更可能な絞り及びシャッタースピードの少なくともい
    ずれか一方を含むことを特徴とする請求項8に記載の撮
    像装置。
  11. 【請求項11】 前記選択手段は、適正絞り値に最も近
    い評価値を有する画像データを選択することを特徴とす
    る請求項8乃至10のいずれかに記載の撮像装置。
  12. 【請求項12】 前記選択手段は、所定範囲の露出値を
    有する画像データを選択することを特徴とする請求項8
    乃至10のいずれかに記載の撮像装置。
  13. 【請求項13】 前記露光評価値検出手段は、画像デー
    タの輝度データを平均して得た値を評価値とすることを
    特徴とする請求項8乃至12のいずれかに記載の撮像装
    置。
  14. 【請求項14】 前記撮影条件変更手段により連続的に
    変更された各撮影条件で撮影を行って前記撮像手段から
    得られる画像データを一時保持する保持手段を更に有す
    ることを特徴とする請求項8乃至13のいずれかに記載
    の撮像装置。
  15. 【請求項15】 前記選択手段により選択された画像デ
    ータを記憶する記憶手段を更に有することを特徴とする
    請求項8乃至14のいずれかに記載の撮像装置。
  16. 【請求項16】 前記撮像装置は、デジタルカメラであ
    ることを特徴とする請求項1乃至15のいずれかに記載
    の撮像装置。
  17. 【請求項17】 前記焦点調節用レンズの合焦位置を検
    出する焦点位置検出工程と、 前記焦点位置検出工程で検出された合焦位置に基づい
    て、前記合焦位置から所定量ずつ異なる前記焦点調節用
    レンズを移動させる位置を取得する移動位置取得工程
    と、 前記合焦位置及び前記移動位置取得工程で取得した位置
    に前記焦点調節用レンズを移動させながら、各位置で光
    学被写体像の撮影を行い、画像データを出力する撮像工
    程と、 各位置で撮影した画像データの合焦状態の評価値を検出
    する合焦評価値検出工程と、 前記合焦評価値検出工程で検出された評価値に基づい
    て、画像データを選択する選択工程とを有することを特
    徴とする撮像方法。
  18. 【請求項18】 前記選択工程では、最大の評価値を有
    する画像データを選択することを特徴とする請求項17
    に記載の撮像方法。
  19. 【請求項19】 前記選択工程では、最大の評価値に基
    づいて各評価値を正規化し、正規化した各評価値の内、
    所定値以上の評価値を有する画像データを選択すること
    を特徴とする請求項17に記載の撮像方法。
  20. 【請求項20】 前記選択工程では、最大の評価値に基
    づいて各評価値を正規化し、正規化した各評価値の内、
    所定範囲内の評価値を有する画像データを選択すること
    を特徴とする請求項17に記載の撮像方法。
  21. 【請求項21】 合焦評価値検出工程では、画像データ
    の輝度データの高周波成分を積分して得た値を評価値と
    することを特徴とする請求項17乃至20のいずれかに
    記載の撮像方法。
  22. 【請求項22】 前記撮影工程で得た画像データを一時
    保持する保持工程を更に有することを特徴とする請求項
    17乃至21のいずれかに記載の撮像方法。
  23. 【請求項23】 前記選択工程で選択された画像データ
    を記憶する記憶工程を更に有することを特徴とする請求
    項17乃至22のいずれかに記載の撮像方法。
  24. 【請求項24】 適正な露光状態となる撮影条件を取得
    する撮影条件取得工程と、 前記撮影条件取得工程において取得した撮影条件に基づ
    いて、前記撮影条件から所定量ずつ異なる撮影条件を取
    得する撮影条件変更工程と、 前記撮影条件取得工程及び前記撮影条件変更工程におい
    て取得した撮影条件となるように連続的に撮影条件を変
    更させながら、各撮影条件で光学被写体像の撮影を行
    い、画像データを出力する撮像工程と、 各撮影条件で取得した画像データの露光状態の評価値を
    検出する露光評価値検出工程と、 前記露光評価値検出工程で検出された評価値に基づい
    て、画像データを選択する選択工程とを有することを特
    徴とする撮像方法。
  25. 【請求項25】 前記撮影条件は、絞り値及びシャッタ
    ースピードの少なくともいずれか一方を含むことを特徴
    とする請求項24に記載の撮像方法。
  26. 【請求項26】 前記撮影条件取得工程では、入射光量
    を変更可能な絞り及びシャッタースピードの少なくとも
    いずれか一方の制御値を取得することを特徴とする請求
    項24に記載の撮像方法。
  27. 【請求項27】 前記撮影条件変更工程では、入射光量
    を変更可能な絞り及びシャッタースピードの少なくとも
    いずれか一方の制御値を変更することを特徴とする請求
    項24に記載の撮像方法。
  28. 【請求項28】 前記選択工程では、適正絞り値に最も
    近い評価値を有する画像データを選択することを特徴と
    する請求項24乃至27のいずれかに記載の撮像方法。
  29. 【請求項29】 前記選択工程では、所定範囲の露出値
    を有する画像データを選択することを特徴とする請求項
    24乃至27のいずれかに記載の撮像方法。
  30. 【請求項30】 前記露光評価値検出工程では、画像デ
    ータの輝度データを平均して得た値を評価値とすること
    を特徴とする請求項24乃至29のいずれかに記載の撮
    像方法。
  31. 【請求項31】 前記撮影工程で得た画像データを一時
    保持する保持工程を更に有することを特徴とする請求項
    24乃至30のいずれかに記載の撮像方法。
  32. 【請求項32】 前記選択工程により選択された画像デ
    ータを記憶する記憶工程を更に有することを特徴とする
    請求項24乃至31のいずれかに記載の撮像方法。
  33. 【請求項33】 請求項17乃至32のいずれかに記載
    の撮像方法を実現するためのプログラムコードを有する
    情報処理装置が実行可能なプログラム。
  34. 【請求項34】 請求項33に記載のプログラムを記憶
    した記憶媒体。
JP2001195384A 2001-06-27 2001-06-27 撮像装置及び撮像方法 Pending JP2003015020A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001195384A JP2003015020A (ja) 2001-06-27 2001-06-27 撮像装置及び撮像方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001195384A JP2003015020A (ja) 2001-06-27 2001-06-27 撮像装置及び撮像方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003015020A true JP2003015020A (ja) 2003-01-15
JP2003015020A5 JP2003015020A5 (ja) 2008-08-14

Family

ID=19033364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001195384A Pending JP2003015020A (ja) 2001-06-27 2001-06-27 撮像装置及び撮像方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003015020A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101519622B1 (ko) 2009-02-25 2015-05-13 삼성전자 주식회사 영상 정합 장치 및 영상 정합 방법

Citations (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0336886A (ja) * 1989-07-04 1991-02-18 Konica Corp スチルビデオカメラ
JPH04132907A (ja) * 1990-09-25 1992-05-07 Kyushu Electric Power Co Inc 配管用光学検査装置
JPH04248532A (ja) * 1991-02-04 1992-09-04 Nikon Corp 撮影装置
JPH0514794A (ja) * 1991-07-08 1993-01-22 Kyocera Corp 電子スチルカメラ
JPH09133854A (ja) * 1995-11-07 1997-05-20 Sharp Corp オートフォーカス装置
JPH10246903A (ja) * 1997-03-06 1998-09-14 Canon Inc 光学機器
JPH11127379A (ja) * 1997-10-23 1999-05-11 Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd 撮像装置
JPH11211974A (ja) * 1998-01-22 1999-08-06 Canon Inc 撮像装置
JPH11258488A (ja) * 1998-03-13 1999-09-24 Casio Comput Co Ltd 撮像装置及び撮像方法
JP2000010150A (ja) * 1998-06-26 2000-01-14 Canon Inc 光量調整装置及び光量調整方法
JP2000033009A (ja) * 1998-07-17 2000-02-02 Pip Fujimoto Co Ltd 沐浴用耳保護具
JP2000354185A (ja) * 1999-06-10 2000-12-19 Olympus Optical Co Ltd 電子カメラ
JP2001066494A (ja) * 1999-08-27 2001-03-16 Ricoh Co Ltd オートフォーカス装置
JP2001119623A (ja) * 1999-10-20 2001-04-27 Eastman Kodak Japan Ltd 焦点合わせ装置
JP2001116980A (ja) * 1999-10-18 2001-04-27 Fuji Photo Film Co Ltd 自動焦点カメラ及び撮影方法
JP2001124980A (ja) * 1999-10-25 2001-05-11 Tamron Co Ltd 撮影装置
JP2001141982A (ja) * 1999-11-16 2001-05-25 Olympus Optical Co Ltd 電子カメラの自動焦点調節装置

Patent Citations (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0336886A (ja) * 1989-07-04 1991-02-18 Konica Corp スチルビデオカメラ
JPH04132907A (ja) * 1990-09-25 1992-05-07 Kyushu Electric Power Co Inc 配管用光学検査装置
JPH04248532A (ja) * 1991-02-04 1992-09-04 Nikon Corp 撮影装置
JPH0514794A (ja) * 1991-07-08 1993-01-22 Kyocera Corp 電子スチルカメラ
JPH09133854A (ja) * 1995-11-07 1997-05-20 Sharp Corp オートフォーカス装置
JPH10246903A (ja) * 1997-03-06 1998-09-14 Canon Inc 光学機器
JPH11127379A (ja) * 1997-10-23 1999-05-11 Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd 撮像装置
JPH11211974A (ja) * 1998-01-22 1999-08-06 Canon Inc 撮像装置
JPH11258488A (ja) * 1998-03-13 1999-09-24 Casio Comput Co Ltd 撮像装置及び撮像方法
JP2000010150A (ja) * 1998-06-26 2000-01-14 Canon Inc 光量調整装置及び光量調整方法
JP2000033009A (ja) * 1998-07-17 2000-02-02 Pip Fujimoto Co Ltd 沐浴用耳保護具
JP2000354185A (ja) * 1999-06-10 2000-12-19 Olympus Optical Co Ltd 電子カメラ
JP2001066494A (ja) * 1999-08-27 2001-03-16 Ricoh Co Ltd オートフォーカス装置
JP2001116980A (ja) * 1999-10-18 2001-04-27 Fuji Photo Film Co Ltd 自動焦点カメラ及び撮影方法
JP2001119623A (ja) * 1999-10-20 2001-04-27 Eastman Kodak Japan Ltd 焦点合わせ装置
JP2001124980A (ja) * 1999-10-25 2001-05-11 Tamron Co Ltd 撮影装置
JP2001141982A (ja) * 1999-11-16 2001-05-25 Olympus Optical Co Ltd 電子カメラの自動焦点調節装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101519622B1 (ko) 2009-02-25 2015-05-13 삼성전자 주식회사 영상 정합 장치 및 영상 정합 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8629933B2 (en) Camera system
JP4390286B2 (ja) カメラ及びその制御方法及びプログラム及び記憶媒体
US7689113B2 (en) Photographing apparatus and method
US8184192B2 (en) Imaging apparatus that performs an object region detection processing and method for controlling the imaging apparatus
JP5004649B2 (ja) 焦点調節装置、撮像装置、および焦点調節方法
JP2007010898A (ja) 撮像装置及びそのプログラム
JP2000131598A (ja) 自動焦点調節装置
JP2003307669A (ja) カメラ
JP2005003813A (ja) 撮像装置、撮像システムおよび撮像方法
JP3955493B2 (ja) ディジタルカメラおよびその自動焦点調節方法
JP2006023653A (ja) 光学機器
JP2003015020A (ja) 撮像装置及び撮像方法
JPH06133204A (ja) 自動焦点調節装置
JP2003222787A (ja) デジタルカメラ
JP2001352481A (ja) 撮像装置
JP2018113624A (ja) 撮像装置、及び撮像装置の制御方法
JP7241511B2 (ja) 撮像装置およびその制御方法
JP7024790B2 (ja) 交換レンズ装置、撮像装置、撮像システム、および方法、並びにプログラム
JP5069076B2 (ja) 撮像装置および連続撮像方法
JP4888068B2 (ja) 電子カメラ
JPH0514794A (ja) 電子スチルカメラ
JP2904230B2 (ja) 撮影装置
JPH0969974A (ja) 撮像装置
JP2006119550A (ja) 自動焦点調節装置および撮像装置
JP2016219984A (ja) 撮像装置、撮像方法、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080626

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080626

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100827

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101025

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101210

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110428