JPH10246903A - 光学機器 - Google Patents

光学機器

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JPH10246903A
JPH10246903A JP9051716A JP5171697A JPH10246903A JP H10246903 A JPH10246903 A JP H10246903A JP 9051716 A JP9051716 A JP 9051716A JP 5171697 A JP5171697 A JP 5171697A JP H10246903 A JPH10246903 A JP H10246903A
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JP
Japan
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density
control
variable
light amount
modes
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Withdrawn
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JP9051716A
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English (en)
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Naoya Kaneda
直也 金田
Hidekage Satou
秀景 佐藤
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/50Constructional details
    • H04N23/55Optical parts specially adapted for electronic image sensors; Mounting thereof
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/70Circuitry for compensating brightness variation in the scene
    • H04N23/75Circuitry for compensating brightness variation in the scene by influencing optical camera components

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影条件によっては、撮影者の撮影意図を画
像に反映できない場合があった。 【解決手段】 複数の撮影モードにて撮影動作が可能な
光学機器において、濃度可変素子と、被写体の輝度に応
じて前記濃度可変素子の濃度を制御する濃度制御手段
と、前記複数の撮影モードから何れか1つの撮影モード
を選択する選択手段とを有し、前記濃度制御手段は、複
数の制御モードにて前記濃度可変素子の濃度を制御可能
であるとともに、前記選択手段の選択結果に応じて前記
制御モードを変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はビデオカメラ、スチ
ルカメラ、監視カメラ等の光学機器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の光学機器に用いるレンズ
光学系としては例えば、図7の様な構成のものが一般的
であった。図7は4群構成からなり、最も後方第4群を
フォーカシングの為に光軸方向に移動させる構成のレン
ズ光学系である。図7において、111は固定の前玉レ
ンズ群、112はバリエーターレンズ群、113は固定
のレンズ群、114はフォーカシング(コンペンセータ
ー)のレンズ群である。
【0003】133は回り止め用の案内棒、134はバ
リエーターレンズ群112の送り棒、135は固定鏡
筒、136は絞りユニット(ここでは紙面と直角に挿入
されている)、137はフォーカスモーターであるとこ
ろのステップモーター、138はステップモーター13
7の出力軸であり、フォーカシングのレンズ群114を
移動する為のオネジ138aの加工が施されている。1
39はこのオネジ138aと噛み合うメネジ形成部分
で、レンズ114の移動枠140と一体となっている。
【0004】141、142はレンズ114の案内棒、
143は案内棒141、142を位置決めして押さえる
為の後ろ板、144はリレーホルダー、145はズーム
モーター、146はズームモーター145の減速機ユニ
ット、147、148は連動ギアであり、この連動ギア
148はズームの送り棒134に固定されている。
【0005】次に動作について説明する。ステップモー
ター137が駆動すると、フォーカスレンズ114はネ
ジ送りによって光軸方向に移動する。又、ズームモータ
ー145が駆動すると、連動ギア147、148を介し
てねじ軸134が回転し、このねじ軸134と螺合する
レンズ枠112aに保持されたバリエーター2が光軸方
向に移動する。
【0006】この様なレンズ光学系に用いられる絞りユ
ニット136の一例を図8に示す。
【0007】図8は光軸方向から絞りユニット136を
見た図で、208が開口部である。図8において、20
1はメーター部、202は出力軸(回転軸)203は絞
りレバー、204、205は絞りレバー先端凸部、20
6、207は絞り羽根で、209は本体、210〜21
3が羽根のガイド部である。絞り羽根206、207は
それぞれ長穴にてレバー先端凸部204、205に挿入
し連動する。また、絞り羽根206、207にて開口部
208が形作られる。出力軸202が回動すると、羽根
206と207は図面の上下に移動し(206が上方に
動く時は207は下方に動く)開口の大きさが変化す
る。駆動源であるメーター部は本体209に取付けられ
本体209は羽根のガイドを有する。図9はメーター部
の構造を示しており、ローターマグネット215とコイ
ル216、ヨーク(ケース)214よりなるごく一般的
なメーター構造により回転力を得る。又、218は回転
検出用のホール素子である。
【0008】この様な絞りユニットによる光量調節手段
に加え、ビデオカメラ等においては撮像素子(CCD)
の電荷蓄積時間をコントロールする所謂シャッター速度
で光量を調節することも可能である。図10(a)はI
V信号のフィールド周期に対する蓄積時間を示してい
る。(a)はNTSCの例では1/60secに相当す
るフィールド期間を全てCCD蓄積時間とするもので、
通常では最低シャッター速度が1/60secとなる。
一方この時間を図10(b)の様に短縮することで高速
シャッター化が可能である。
【0009】従来のビデオカメラにおける光量調節に関
するブロック構成図を図11に示す。図11においてレ
ンズ群111〜114にて図7と同様のズームレンズを
構成する。136は図8、図9で示した様な絞りユニッ
トである。尚、この絞りユニット136は図8、図9で
説明した様な2枚羽根の物に限定されるものでなくより
枚数の多い虹彩絞りを用いても構わない。151はCC
D、501はF値検出手段であり、図9で示した様なホ
ール素子によりローター回転絶対位置を検出するなどの
方法が一般的である。502はCPUであり、後述する
様なプログラム線図にのっとって光量制御を行う上で各
光量調節手段の駆動制御を司る。503はCCD駆動回
路、504はカメラ回路、505はモード選択手段、5
06はモードダイアル、507はシャッター指示手段5
08は絞り値指示手段である。カメラ回路504では各
種信号処理(増巾、ガンマ補正等々)を行い、このうち
輝度信号がCPU502に取込まれる。CPU502で
はこの輝度信号レベルに応じて、光量が適正かオーバー
かアンダーかを判別し、光量調節を行う。この際、光量
調節の手段としては前述した様に絞りユニット136に
よる絞り開口径とCCD蓄積時間(シャッター速度)を
制御する方法が考えられる。尚絞りユニット136が開
放でかつシャッター速度も最低速となった状態でも光量
がアンダーの場合には従来より、カメラ回路にて、映像
信号のゲインを上げ(ゲインup)して対応することも
一般的である。この光量調節の際、操作者によりモード
ダイアル506が操作され、例えば、オートモードとか
スポーツモード、ポートレートモードといった名称で呼
ばれている各モードに応じて調節の内容(プログラムラ
イン)を変更する。又、このモードダイアル506がマ
ニュアルの時には、更に、シャッター速度指示手段50
7、絞り値指示手段508などにより指示される値が、
モード選択手段505を介してCPU502に伝達され
るものである。図12は、このモードの選択状態によ
り、各被写体輝度の時に、最適光量を得る時の絞り値と
シャッター速度の組合せを示す。尚、照度(輝度)とE
V値の間には、銀塩フィルムでいうフィルム感度に相当
するSv値が決まらないと定まらないが、このグラフ
(以降のグラフも)ではおおむね一般的なビデオカメラ
の感度をもとに設定した。
【0010】図12で(●)で結んだ線は開放優先のプ
ログラムでEV7,1/60secF1.4の状態から
明るくなっていくと、まずシャッター速度を上げるもの
である。シャッター速度の上限は、ここでは1/100
0secとしたが、より高速シャッター側までの使用も
可能である。但し、あまり高速側までシャッターを上げ
ると動きの多い被写体でのチラチラ感も増してくるの
で、用途・目的に応じてシャッター速度の上限を決める
のが除ましい。(●)で結んだラインはEV11より明
るくなるとその後は絞りユニット136を駆動し、最適
光量を得るものである。この様な(●)を結んだプログ
ラムラインでは、被写界深度を極力浅くし、ボケ味を強
調する様な例えばポートレードモードと称する様な設定
の時に用いられるものである。次に(△)は、所謂「オ
ートモード」として設定する様な場合であり、この例で
はEV7〜12、EV16〜18は絞りユニット136
を駆動して光量制御を行いEV12〜16はシャッター
速度で光量制御で行っている。これは、この例でいうF
8が、この開口径より開口径が小さいと、光の回折によ
り画質が劣化(フレアっぽくなりMTFが低下する)し
てくる様な場合に、この回折による像劣化を極力回避す
る為に組まれることが多い。尚、このF値は、この例で
はF8としているが、イメージサイズ焦点距離などによ
り異なってくるので、この限りではない。
【0011】次に(□)を結んだ様なラインは、極力1
/250secのシャッター速度を使用する場合を示
し、シャッター優先光量制御で1/250secを選択
している場合やスポーツモードと称する様な、ある程度
の高速シャッターを多用したい場合などに用いるもので
ある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】特に昨今、CCDが小
型化し、前述した回折を起こし始めるF値が明るい(F
NOとして小さい)方へシフトしてきていることや、イメ
ージサイズが小型化し、同じ画角を得る為の焦点距離が
短くなり、これに伴い深度が深くなり深度の浅い画像が
得にくくなること、又、CCDの感度が上がっているこ
となどから、上記従来例にて説明した方法でのみ光量制
御を行った場合には、所望の画像(ボケ味を含む)を得
る条件が限られてしまっているのが現状である。
【0013】例えば図12で示す(●)で結んだライン
でポートレードモードとしてもEV12〜15といった
一般的な屋外のシーンでは絞りの開放を維持できないと
いった問題点がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述のような問題点に鑑
み、本願の請求項1に記載した発明は、複数の撮影モー
ドにて撮影動作が可能な光学機器において、濃度可変素
子と、被写体の輝度に応じて前記濃度可変素子の濃度を
制御する濃度制御手段と、前記複数の撮影モードから何
れか1つの撮影モードを選択する選択手段とを有し、前
記濃度制御手段は、複数の制御モードにて前記濃度可変
素子の濃度を制御可能であるとともに、前記選択手段の
選択結果に応じて前記制御モードを変更することによっ
て、上述の問題点を解決した。
【0015】本願の請求項2に記載した発明は、複数の
撮影モードにて撮影動作が可能な光学機器において、濃
度可変素子と、被写体の輝度に応じて複数の制御モード
にて前記濃度可変素子の濃度を制御する濃度制御手段
と、複数の動作モードにて絞り羽根を移動させて通過光
量を調節する光量調節手段と、前記複数の撮影モードか
ら何れか1つの撮影モードを選択する選択手段と、前記
選択手段の選択結果に応じて前記濃度制御手段の制御モ
ードと前記光量調節手段の動作モードとの組み合わせを
決定する決定手段を有することによって、上述の問題点
を解決した。
【0016】本願の請求項3に記載した発明は、複数の
撮影モードにて撮影動作が可能な光学機器において、濃
度可変素子と、被写体の輝度に応じて複数の制御モード
にて前記濃度可変素子の濃度を制御する濃度制御手段
と、複数の動作モードにて絞り羽根を移動させて通過光
量を調節する光量調節手段と、蓄積型画像センサと、前
記蓄積型画像センサの蓄積時間を制御する蓄積時間制御
手段と、前記複数の撮影モードから何れか1つの撮影モ
ードを選択する選択手段と、前記選択手段の選択結果に
応じて前記濃度制御手段の制御モード、前記光量調節手
段の動作モードおよび前記蓄積時間制御手段の制御する
前記蓄積型画像センサの蓄積時間の組み合わせを決定す
る決定手段を有することによって、上述の問題点を解決
した。
【0017】本願の請求項8に記載した発明は、可変頂
角プリズムを有する光学機器において、絞り羽根を移動
させて通過光量を調節する光量調節デバイスを有し、前
記可変頂角プリズムの前記光量調節デバイスに近い方の
ガラス面に濃度可変素子を設けることによって、可変頂
角プリズムを有する光学機器に濃度可変素子を効率よく
配置することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
(図1の実施形態)図1〜図6にて本発明の第1実施形
態を説明する。図1は本発明を実施した光学機器のブロ
ック構成図である。111〜114は前述従来例で説明
したのと同様のズームレンズを形成する4つのレンズ群
であり、136は絞りユニット、151はCCD、60
3はほぼND(分光透過率が一定)特性を維持したまま
濃度(透過光量)を可変にすることの可能な濃度可変素
子(エレクトロクロシック素子)である。501は絞り
ユニット136に設けられたホール素子などの下値検出
手段、602は濃度可変素子603の濃度をフィードバ
ック制御によって目標濃度に維持する為のセンサーで、
例えば濃度可変素子603をはさんで配置されるiRE
D等の発光素子と受光素子よりなり、この受光素子出力
により濃度可変素子の濃度が検出される。502はCP
Uで、前述従来例の様に光量制御を司る。503、50
4、201、505〜508は図11にて説明したのと
同様の各ブロックである601は濃度可変素子駆動手段
で素子の両極間に電圧を与えることで濃度が可変とな
り、その印加方向により暗方向(高濃度)に向かうか明
方向(低濃度)に向かうかが決定するものである。図1
のブロック図より明らかな様に、本発明の第1の実施形
態によれば、前述従来例に述べた様な操作者の操作に伴
う。モード選択手段505の出力結果に応じてCPU5
02でシャッター速度絞りユニット136による光量制
御に加えて、濃度可変素子603においても光量制御を
行うことのできる構成となっている。
【0019】図2は濃度可変素子603の構造を示す。
605、606はガラス板であり、その間に蒸着成膜さ
れた層607〜612で濃度可変機能を構成するもので
ある。607は透明電極、608は還元発色層、609
は電解質層、610はブロッキング層、611は酸化発
色層、612は透明電極となる。2つの透明電極間に電
源604の電圧を印加することで着色・消色が行われ
る。
【0020】図3はこの様な濃度可変素子603により
着色・消色を行った際の各濃度での分光透過率を示す
(612〜616)。
【0021】図2および図3で説明した濃度可変素子6
03を図1の様に構成された時のプログラムモードの例
を図4〜図6にて説明する。尚、これらの説明で濃度可
変素子603の段数は0〜3まで制御可能であるとす
る。0は全透明、1は50%、2は25%、3は12.
5%の透過光量であるとする。
【0022】図4は一例として、F5.6の絞り優先モ
ードとした時のプログラム線図を示している。この例で
はEV11〜EV18の広範囲に渡って所望のF値を達
成できる。即ち、EV11で1/60sec、F5.
6。EV12では濃度可変素子603で1段(50%)
濃度を上げて対応する。尚、この間は、濃度可変素子6
03の濃度をアナログ的に制御することで最適な光量を
得ることは言うまでもない。この後、1/60secF
5.6のまま濃度可変素子を用いて光量制御を継続し、
EV14相当より明るくなると、濃度可変素子を3段1
2.5%に固定したままシャッター速度を可変として光
量制御を行う。尚、前述したCCD蓄積時間の制御を、
所謂カメラの系列1/60→1/125→1/250→
1/500よりはるかに細く設定することで、自然な光
量調節を達成し得るものである。尚、本例では、F5.
6優先モードであるもののEV11以下とEV18以上
では絞り値はF5.6でない設定となる。これを嫌う場
合は何らかの警告を行うか、EV7以下はF5.6固定
のままCCDゲインを上げていく構成も考えられる。
又、F5.6を維持する上で明るくなる方向で、まず濃
度可変素子603で光量調節を行い設定した(ここでは
3段)最大濃度に達すると、シャッター蓄積時間を変更
する様に構成して示したが、この順序を入れ換えたりこ
の間で、両方をより複雑に組合せるなどの対応も可能な
ことは言うまでもない。
【0023】図5は、1/250secを優先的に選択
した場合のプログラム線図を示す。この例では、EV9
から明るくなる際に、まず絞り値で制御する場合と、ま
ず濃度可変素子603の濃度で制御する場合との両方の
ラインを示した。
【0024】又、この間、絞りユニット136と濃度可
変素子603の併用で光量制御しても構わない。
【0025】図6は所謂「オートモード」時で、従来例
図12の(△)で示したプログラムラインに対するもの
である。比較して明らかな様に、仮に回折の起こるF値
をF8以上であると考えると、従来例ではEV16以上
で像劣化が懸念されたのに対して、図6に示す本発明の
第1実施例ではEV19以上となり、実際上ほとんどあ
り得ない様な高輝度被写体に対してしか像劣化を起こさ
ずに済ませることが可能となった。
【0026】(第2実施形態)第1実施形態で示した様
な光学機器がカメラ本体と交換レンズからなるものであ
って、特に可変濃度素子をレンズ側に有する場合につい
て説明する。
【0027】図13にこの様に構成した光学機器のブロ
ック構成図を示す。図において2点鎖線648より左側
646がレンズユニットを、右側647がカメラ本体を
表わす。図1と同一符号をつけたブロックは図1と同一
の機能を有するブロックを示す。図1で502で示した
CPUは、ここではレンズマイコン620、カメラマイ
コン621に分かれ、その間は公知のマウント接点を介
して通信経路を形成し情報の相互の伝達を行うことにな
る。
【0028】第1実施例図1のCPU502もしくは第
2実施形態のカメラマイコン621もしくはレンズマイ
コン620の具体的な光量制御の為のフローチャートを
図14に示す。ステップ701でスタートする。ステッ
プ702でモード選択ダイアル506で選択された例え
ば絞り優先もしくはシャッター速度優先などのモード、
又は前述した様な「ポートレード」「スポーツ」「ノー
マル」などと称する様な被写体条件に合わせたモードが
設定される。
【0029】ここでは、例として絞り優先のモードが選
択されているとする。ステップ703で具体的に読み込
まれたモードが判別され、絞り優先モードの場合はステ
ップ704に至る。ステップ704では固定絞り値、即
ち絞り優先モードと共に撮影者(操作者)が設定した絞
り値が読み込まれる。この値をここではFF とする。前
述の図4で示した例ではFF =5.6となる。ステップ
705、722、723の3つの判別ではこの絞り優先
時に用いる3つの光量制御手段、即ち、絞りユニット1
36、濃度可変素子603、シャッター速度をフラグ
A、Bを用いて選択する為の判別に相当する。この判別
は表1に示す様な関係で振り分けられるとする。
【0030】
【表1】
【0031】例えば図4の例のEV7〜EV11の範囲
は絞りユニット136の開口径をF1.4(開放)〜F
5.6の間でコントロールすることにより対応すること
になるが、この範囲はフラグAの状態が0、フラグBの
状態が0として示される。同じく図4でEV11〜EV
14の範囲は濃度可変素子の濃度コントロールにより対
応するが、この範囲はフラグAの状態が0、フラグBの
状態が1として示される。他シャッター速度でコントロ
ールする範囲ではフラグA,B共に1、更に明るい時に
は(図4ではEV18以上)再度絞りユニット136で
F5.6より小絞り側への開口径制御を行うがこの範囲
ではフラグAが1、フラグBが0として示される。
【0032】ここではこれらの結果がフラグA=0、フ
ラグB=0であったとして以降のフローを説明する。こ
の場合、ステップ722の結果がN(フラグB=0)と
なり、ステップ706に至る。ステップ706で|A−
P |<ΔAの判定が行われる。ここで、AはCCDか
ら得られた映像信号のうち所定の測光領域での輝度レベ
ルを示し、AP は最適に光量調整が行われた場合に得ら
れるべき基準輝度レベルを示しており、ΔAは不感帯を
設定する微小値である。従って|A−AP |<ΔAがY
(Yes)であれば現在得られている輝度レベルはほぼ
(ΔAの範囲内で)基準レベルAP に一致していること
を示しているので新たに現状の設定から光量調節手段の
状況を可変する必要がない。従って、この場合は最初に
戻る。ステップ706で適正光量でないと判別されると
判別Nとなりステップ707に至る。ステップ707で
はA−AP の値の符号判別が行われる。A−AP >0は
即ち輝度レベルが基準レベルより大きいので、所謂露光
オーバーの状態を示す。逆ならアンダーとなる。このス
テップ706及びステップ707で示した適正露出状態
にあるかないか、ない場合にはアンダーかオーバーか
は、ステップ714,715、ステップ724,72
5、ステップ732,733でも全く同じ動きを(判別
を)示すことになる。ステップ707でアンダー判別で
あれば光量が増加する様にステップ708にて絞りユニ
ット136を開口径が大きくなる方向(開き方向)へ駆
動する。この結果ステップ709で、最大開口径(絞り
開放)に達したかどうかが判別される。開放にならなけ
れば最初に戻りステップ706がY(最適光量)となる
迄くり返す。但し、この途中でステップ709の判定が
Y、即ち、絞りユニット136が開放まで達すると、以
降ステップ710にてCCDのゲインUpでの対応に引
き渡すことになる。
【0033】一方、ステップ707の判別がY、即ち露
光量がオーバーであった場合には、ステップ711で絞
りユニット136を、その開口径が小さくなる方向へ
(閉じ方向へ)駆動される一方、ステップ712でこの
F値がFF (図4の例ではFF=5.6)に達する迄に
絞り込まれたかどうかが判別される。F=FF になって
いなければ最初に戻る。一方、F=FF となってもまだ
露光量オーバーの時はステップ713でフラグBを0か
ら1へ変更してから最初に戻るものである。この結果、
フラグA=0,フラグB=1となるので、ステップ72
2からステップ714,715と進み、仮に露光オーバ
ーであればステップ715の判定がYとなる。この結果
ステップ719で濃度可変素子603をコントロール
(着色方向)する。この間で分光透過率特性から問題が
発生しない範囲で設定された最高濃度に達したかどうか
が、ステップ720で判別され達するとフラグAを0か
ら1へ変更する。一方、ステップ715がNであると濃
度可変素子603は消色方向へ駆動され(ステップ71
6)、完全消色に至った(ステップ717)場合にはス
テップ718でフラグBを1から0とするものである。
よって完全消色しても露光量アンダーならば再びステッ
プ706へ至り絞り制御を行うし、F=FF にて最高濃
度まで至っても露光オーバーならステップ721でフラ
グAが0から1になった結果、フラグA,Bとも1とな
るので次のサイクルからはステップ724へ至ることに
なる。ステップ724以降の制御はCCD蓄積時間(シ
ャッター速度)制御となり、同様に露光量のオーバー、
アンダーの状態に応じて蓄積時間が可変となるものであ
る。
【0034】この際、1/60sec〜1/1000s
ec範囲で光量制御を行うとするとステップ727,7
30でこれらの範囲の端まで来たから判別し、以後、よ
り高照度被写体に対しては再び絞りユニット136に制
御を引き渡す為にステップ731にてフラグBを1から
0とする。又、1/60secでも露光量アンダーなら
ステップ728にてフラグAを1から0へ戻すことによ
り次のサイクルからは濃度可変素子603の濃度を消色
していくことで対応させるものである。フラグAが1,
フラグBが0となると、ステップ723の判定の結果、
ステップ732へ至る。ステップ734〜ステップ73
6で絞りユニット136の制御が行われる。これはF値
がFF より小絞り範囲での制御なので、F=FF となる
とステップ736の判定がNとなり、ステップ737で
フラグBを0から1とすることでシャッター制御へ引き
渡すことになる。
【0035】以上述べてきた様にこの例では絞り優先で
F=FF とする場合で、更に図4に示す様にF=FF
も適正露光量とならない時にはF=FF の条件をくずし
てでも最適露光量を得る様なプログラムを実施する場合
についてのフローを説明した。
【0036】基本的には、これらの被写体照度が暗から
明への変化した時に使用する手段の使用順序を変更した
り、あるいは絞り優先の場合表1のフラグA,B=0.
0と1.0の条件を使用不可とするなど図14で示した
フローを適当に変更することで各モード対応が可能にな
る。
【0037】ここで交換レンズの場合、図13に示す様
にレンズマイコン620とカメラマイコン621でCP
Uが構成される為、図14で示した様なフローチャート
を構成するのをどちらかのマイコンとすると、フローチ
ャートを実行する為の各光量制御手段の状態の情報は前
述した通信経路を用いた通信でやり取りする必要が生じ
てくる。
【0038】例えば、レンズ側マイコンで行う場合、A
値、現在のシャッター速度などの状況はカメラマイコン
を介して通信によりレンズマイコンへ伝達される必要が
ある。又、シャッター速度の変更命令も逆にレンズマイ
コンによりカメラマイコンに通信指示することとなる。
【0039】一方カメラマイコン側に図14のコントロ
ーラを持って来る場合には、絞りユニット136や濃度
可変素子603の状態の情報を通信によりレンズより伝
達する必要が生じる。
【0040】あるいは、図14のフローをそれぞれのマ
イコンに分担させ通信ではそれぞれ(カメラ本体orレ
ンズ)が有する光量制御手段を動作させるかロックする
かのみのやりとりを行う構成も考えられる。
【0041】(第3実施形態)上述本発明の第2実施形
態によれば、カメラ本体に対して取り外し可能なレンズ
を有する撮影装置において、濃度可変素子603をレン
ズ側に配置した例を示したが、本素子は透過光量を制御
することが可能なものであるので、絞りユニット136
の様に瞳の位置に配置される場所が限定されることはな
い。従って、配置の可能性としてはカメラ側のCCD等
固体撮像素子の直前といったことも可能となる。
【0042】この様に濃度可変素子603をカメラ側に
有すると、交換されるレンズの一本一本に濃度可変素子
603を持たせる必要がなくなるという効果がある。
【0043】図15は、図13の第2実施形態のブロッ
ク構成に対して、上述の様に濃度可変素子603をカメ
ラ側に配置した場合を示している。
【0044】図13と同様中央の2点鎖線より左側がレ
ンズ、右側がカメラ本体となり、濃度可変素子603は
カメラ本体側に配置できる。
【0045】(第4実施形態)上述の各従来例において
は濃度可変素子603は開放時の有効光束全体をおおう
様に設計されていることを前提とした。
【0046】しかしながら、この様な構成だと、より小
さい範囲にのみ濃度可変領域を構成するよりも、反応速
度が遅くなったり、コストが高いなどの不利な点も有し
ている。
【0047】第4実施形態ではモードに応じて選択され
るプログラムの中に絞りが開放から例えばF5.6迄の
間で、濃度を可変する様な状況を含まない様な場合、又
は前述の図6で示した様な標準的なプログラムのみを有
していてモード選択を有さない様なカメラ装置を想定
し、本濃度可変素子603の使用目的を回折による像劣
化の防止のみに限った時に適した実施形態について説明
する。ここで図6に示した様に光量調節を行う場合とす
る。
【0048】図16に本実施形態に適した濃度可変範囲
と絞り開口形状のメカ的な寸法関係を説明する。図にお
いて631は図8〜図9で説明した様な2枚の絞り羽根
よりなる絞りユニット136における、開放状態での開
口部の形状を示す。例えばF1.4であるとする。63
2はこの状態から絞りを絞り、例えばF4とした時の開
口形状を示す。633は同様に例えばF8の時の開口形
状を示す。図6に示す様にここで実施する光量制御方法
におては絞り開口径がF8、即ち633で示した形状ま
で絞られた後、それでも露光量がオーバーな状態にある
ときには濃度可変素子603の濃度コントロールに移行
することになる。従って、形状633をカバーする領域
に可変濃度領域が設定されていればよい。従って、図1
6では634で示した丸の範囲にこの領域を設定するも
のである。
【0049】この様な設定における光量制御手段の方法
も基本的には図14に示すフローチャートで構わない。
但し、FF =8とし、又、ステップ702〜704は不
要となる。
【0050】次にこの様な構成とする濃度可変素子60
3の配置としては極力絞りの近傍とし、その位置でも有
効光線径が絞り位置で決まる有効光線径とほぼ等しくな
る位置であることが望ましい。図17は、この様な配置
場所を説明する為の図である。111〜114は前述同
様のレンズ群を示す。136は絞りユニットで、この絞
りユニット136に近接した結像面側に濃度可変素子6
03を配置している。尚、この絞りユニット136と濃
度可変素子603の前後関係が入れ変っても構わない。
【0051】図18は濃度可変素子の濃度検出方法の一
例を示す。603は濃度可変素子636はIRED等の
発光素子、637は受光素子、635はこれらの投受光
素子をホールドするコの字状の部品である。この受光素
子出力により濃度を知ることができる。
【0052】(第5実施形態)上述の各実施形態では用
いる濃度可変素子を1ケとし、実施形態を述べてきた。
又、濃度は3段分変更可能として説明した。これに対
し、より広い範囲の濃度調整を行う場合には同一光路内
に第1濃度可変素子、第2濃度可変素子…という様に複
数の濃度可変素子を設けることも考えられる。
【0053】又、これらの構成により絞りユニット又は
シャッター速度等の他の光量制御手段を廃止しても実用
上の被写体の明るさの広範囲な変化に追従できることも
考えられる。
【0054】(第6実施形態)本発明の第6実施形態で
は、ズームレンズの光路中に配置されたぶれ防止装置の
ぶれ補正手段等に用いるところの可変頂角プリズムを有
する様なレンズを想定し、この可変頂角プリズムのガラ
ス面を濃度可変素子に兼用する様な構成を示す。
【0055】図19において絞りユニット136の後方
に可変頂角プリズム638が配置され、その絞りユニッ
ト136に近い側のガラスを濃度可変素子603とする
ものである。
【0056】図20はこの様な濃度可変素子603の構
成を示すものである。液体645は平板ガラス646と
濃度可変素子602、4枚のドーナツ状フィルム641
〜644で構成された蛇腹部で閉じられた内部に液体6
45が封じ込められている。濃度可変素子603、ガラ
ス646は枠(639と640で構成)に接着される。
尚、蛇腹を構成するフィルムの表面材料は枠640と同
一材料とすることで蛇腹と枠は溶着固定され更にフィル
ム641,644と濃度可変素子602のガラス面60
6及び平板ガラス646の間を接着しても構わない。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本願の請求項1に
記載した発明は、複数の撮影モードにて撮影動作が可能
な光学機器において、濃度可変素子と、被写体の輝度に
応じて前記濃度可変素子の濃度を制御する濃度制御手段
と、前記複数の撮影モードから何れか1つの撮影モード
を選択する選択手段とを有し、前記濃度制御手段は、複
数の制御モードにて前記濃度可変素子の濃度を制御可能
であるとともに、前記選択手段の選択結果に応じて前記
制御モードを変更することによって、選択した撮影モー
ドに対して適した制御モードで濃度可変素子の濃度を制
御することができ、撮影者の撮影意図を撮影画像に反映
させることができる。
【0058】本願の請求項2に記載した発明は、複数の
撮影モードにて撮影動作が可能な光学機器において、濃
度可変素子と、被写体の輝度に応じて複数の制御モード
にて前記濃度可変素子の濃度を制御する濃度制御手段
と、複数の動作モードにて絞り羽根を移動させて通過光
量を調節する光量調節手段と、前記複数の撮影モードか
ら何れか1つの撮影モードを選択する選択手段と、前記
選択手段の選択結果に応じて前記濃度制御手段の制御モ
ードと前記光量調節手段の動作モードとの組み合わせを
決定する決定手段を有することによって、濃度制御手段
の制御モードと前記光量調節手段の動作モードとの組み
合わせを、選択した撮影モードに適した組み合わせにす
ることができ、撮影者の撮影意図を撮影画像に反映させ
ることができる。
【0059】本願の請求項3に記載した発明は、複数の
撮影モードにて撮影動作が可能な光学機器において、濃
度可変素子と、被写体の輝度に応じて複数の制御モード
にて前記濃度可変素子の濃度を制御する濃度制御手段
と、複数の動作モードにて絞り羽根を移動させて通過光
量を調節する光量調節手段と、蓄積型画像センサと、前
記蓄積型画像センサの蓄積時間を制御する蓄積時間制御
手段と、前記複数の撮影モードから何れか1つの撮影モ
ードを選択する選択手段と、前記選択手段の選択結果に
応じて前記濃度制御手段の制御モードと、前記光量調節
手段の動作モードおよび前記蓄積時間制御手段の制御す
る前記蓄積型画像センサの蓄積時間の組み合わせを決定
する決定手段を有することによって、濃度制御手段の制
御モード、光量調節手段の動作モードおよび蓄積時間制
御手段の制御する蓄積型画像センサの蓄積時間の組み合
わせを、選択した撮影モードに適した組み合わせにする
ことができ、撮影者の撮影意図を撮影画像に反映させる
ことができる。
【0060】本願の請求項8に記載した発明は、可変頂
角プリズムを有する光学機器において、絞り羽根を移動
させて通過光量を調節する光量調節デバイスを有し、前
記可変頂角プリズムの前記光量調節デバイスに近い方の
ガラス面に濃度可変素子を設けることによって、可変頂
角プリズムを有する光学機器に濃度可変素子を効率よく
配置することができ、光学機器を大型化することがな
く、更なる高画質化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施形態である光学機器のブ
ロック図。
【図2】濃度可変素子の構造を説明する図。
【図3】濃度可変素子の分光透過率を説明する図。
【図4】第1実施形態の光学機器におけるプログラム線
図。
【図5】第1実施形態の光学機器におけるプログラム線
図。
【図6】第1実施形態の光学機器におけるプログラム線
図。
【図7】従来の光学機器の構成を説明する図。
【図8】従来の光学機器に用いられる絞りユニットを説
明する図。
【図9】絞りユニットの駆動部の構成を説明する図。
【図10】CCDの蓄積時間制御を説明する図。
【図11】従来の光学機器の光量調節に関するブロック
を説明する図。
【図12】従来の光学機器におけるプログラム線図。
【図13】本願発明の第2の実施形態である光学機器の
ブロック図。
【図14】本願発明の光量制御を説明するフローチャー
ト。
【図15】本願発明の第3の実施形態である光学機器の
ブロック図。
【図16】濃度可変範囲と絞り開口形状との寸法関係を
説明する図。
【図17】濃度可変素子の配置を説明する図。
【図18】濃度可変素子の濃度を検出する方法を説明す
る図。
【図19】本願発明の第6の実施形態における濃度可変
素子の配置を説明する図。
【図20】可変頂角プリズムの構成を説明する図。
【符号の説明】 136 絞りユニット 151 CCD 201 絞り駆動手段 501 F値検出手段 503 CCD駆動回路 505 モード選択手段 601 濃度可変素子駆動回路 602 濃度検出手段 603 濃度可変素子

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の撮影モードにて撮影動作が可能な
    光学機器において、 濃度可変素子と、 被写体の輝度に応じて前記濃度可変素子の濃度を制御す
    る濃度制御手段と、 前記複数の撮影モードから何れか1つの撮影モードを選
    択する選択手段とを有し、 前記濃度制御手段は、複数の制御モードにて前記濃度可
    変素子の濃度を制御可能であるとともに、前記選択手段
    の選択結果に応じて前記制御モードを変更することを特
    徴とする光学機器。
  2. 【請求項2】 複数の撮影モードにて撮影動作が可能な
    光学機器において、 濃度可変素子と、 被写体の輝度に応じて複数の制御モードにて前記濃度可
    変素子の濃度を制御する濃度制御手段と、 複数の動作モードにて絞り羽根を移動させて通過光量を
    調節する光量調節手段と、 前記複数の撮影モードから何れか1つの撮影モードを選
    択する選択手段と、 前記選択手段の選択結果に応じて前記濃度制御手段の制
    御モードと前記光量調節手段の動作モードとの組み合わ
    せを決定する決定手段を有することを特徴とする光学機
    器。
  3. 【請求項3】 複数の撮影モードにて撮影動作が可能な
    光学機器において、 濃度可変素子と、 被写体の輝度に応じて複数の制御モードにて前記濃度可
    変素子の濃度を制御する濃度制御手段と、 複数の動作モードにて絞り羽根を移動させて通過光量を
    調節する光量調節手段と、 蓄積型画像センサと、 前記蓄積型画像センサの蓄積時間を制御する蓄積時間制
    御手段と、 前記複数の撮影モードから何れか1つの撮影モードを選
    択する選択手段と、 前記選択手段の選択結果に応じて前記濃度制御手段の制
    御モード、前記光量調節手段の動作モードおよび前記蓄
    積時間制御手段の制御する前記蓄積型画像のセンサの蓄
    積時間の組み合わせを決定する決定手段を有することを
    特徴とする光学機器。
  4. 【請求項4】 前記光量調節手段は被写体輝度に応じて
    前記絞り羽根を移動させる第1の動作モードと、被写体
    輝度に係わらず所望の位置に前記絞り羽根を移動させる
    第2の動作モードとを有し、前記選択手段の選択結果に
    応じて前記第1の動作モードおよび前記第2の動作モー
    ドのうちどちらか一方が選ばれることを特徴とする請求
    項2または3に記載の光学機器。
  5. 【請求項5】 前記濃度可変素子は前記絞り羽根の近傍
    に配置されることを特徴とする請求項2、3または4に
    記載の光学機器。
  6. 【請求項6】 前記光学機器はレンズ交換可能なカメラ
    であり、前記濃度可変素子はカメラ側に配置されること
    を特徴とする請求項1、2、3または4に記載の光学機
    器。
  7. 【請求項7】 前記光学機器はレンズ交換可能なカメラ
    であり、前記濃度可変素子はレンズ側に配置されること
    を特徴とする請求項1、2、3または4に記載の光学機
    器。
  8. 【請求項8】 可変頂角プリズムを有する光学機器にお
    いて、 絞り羽根を移動させて通過光量を調節する光量調節デバ
    イスを有し、前記可変頂角プリズムの前記光量調節デバ
    イスに近い方のガラス面に濃度可変素子を設けることを
    特徴とする光学機器。
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