JP2001065556A - ピボットアッセンブリー - Google Patents

ピボットアッセンブリー

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JP2001065556A
JP2001065556A JP23964299A JP23964299A JP2001065556A JP 2001065556 A JP2001065556 A JP 2001065556A JP 23964299 A JP23964299 A JP 23964299A JP 23964299 A JP23964299 A JP 23964299A JP 2001065556 A JP2001065556 A JP 2001065556A
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JP
Japan
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shaft
sleeve
pivot assembly
bearing
closed end
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JP23964299A
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English (en)
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Toshisada Koyama
利貞 小山
Kenichi Goto
憲一 後藤
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Minebea Co Ltd
Original Assignee
Minebea Co Ltd
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Publication date
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C17/00Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
    • F16C17/04Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for axial load only
    • F16C17/08Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for axial load only for supporting the end face of a shaft or other member, e.g. footstep bearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/02Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
    • F16C19/14Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C21/00Combinations of sliding-contact bearings with ball or roller bearings, for exclusively rotary movement
    • F16C21/005Combinations of sliding-contact bearings with ball or roller bearings, for exclusively rotary movement the external zone of a bearing with rolling members, e.g. needles, being cup-shaped, with or without a separate thrust-bearing disc or ring, e.g. for universal joints
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2370/00Apparatus relating to physics, e.g. instruments
    • F16C2370/12Hard disk drives or the like

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転精度を損なうことなく、ピボットアッセ
ンブリーの小型化、組み付け工数の低減およびコストダ
ウンを図る。 【解決手段】 スリーブ11の閉端部11bとシャフト端部
12bとをボール14を介して点接触させる。かかる点接触
により、スリーブ11とシャフト12との回転を許容しつつ
双方間の軸方向の予圧を受け止めることができる。ま
た、当該予圧を付与することで、ベアリング13の内輪13
aは、ボール13bを挟んで外輪13cに対し軸方向(図1
の下方向)に変位し、ベアリング13のガタを吸収する。
よって、ベアリング13を一個しか使っていないにもかか
わらず、スリーブ11とシャフト12との振れを防止し、必
要な回転精度を備えるピボットアッセンブリー10を得る
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスクド
ライブ等のディスクを駆動するスピンドルモータ等の、
小型かつ高精度の軸受機構として用いられるピボットア
ッセンブリーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータの小型化
が急速に進んだことにより、コンピュータ用の磁気記憶
装置に用いられるハードディスクドライブ等の小型化も
急務となっている。また、ハードディスクドライブにお
いて、情報の記録および読み取りを正確に行うために
は、記録・読み取り手段であるヘッドが、正確にディス
クのトラックをトレースする機構を作り出すことが必要
不可欠である。したがって、磁気ディスクに対する情報
の書き込みおよび読み取りを行うヘッドスタックアッセ
ンブリーには、小型でありかつ高い作動精度を有するこ
とが求められる。
【0003】図7には、ハードディスクドライブ内部の
構造を概略的に示している。磁気ディスクDは、回転軸
1 上に一定間隔をおいて複数並べられており、図示し
ないスピンドルモータによって一体的に回転駆動され
る。ヘッドスタックアッセンブリー(HSA)1は、先
端部に磁気ヘッド(図示省略)を支持するヘッドサスペ
ンション2を備え、ヘッドサスペンション2を支持する
ためのサスペンション支持部3aを形成したアクチュエ
ータブロック3を、ピボットアッセンブリー4によって
軸支する構造を有している。
【0004】ピボットアッセンブリー4は、回転軸C1
と平行な回転軸C2 上に配置され、シャフト5をその中
心部に挿通している。また、シャフト5に対しベアリン
グを介して支持されるスリーブ6を有している。そし
て、アクチュエータブロック3はスリーブ6に対して固
定されることから、各ヘッドサスペンション2を一体と
して、回転軸C2 回りに揺動させることが可能である。
【0005】さらに、図示は省略するが、アクチュエー
タブロック3の、回転軸C2 を挟んでヘッドサスペンシ
ョン2に対向する端部3bにはコイルが設けられ、該コ
イルを挟む様にマグネットを配置することで、いわゆる
ボイスコイルモータを構成している。かかるボイスコイ
ルモータを励起することにより、HSA1は回転軸C 2
回りに揺動され、磁気ディスクDの所望の位置に磁気ヘ
ッドを移動させることが可能となる。
【0006】図8には、HSA1のピボットアッセンブ
リー4を断面で示している。ピボットアッセンブリー4
は、シャフト5とスリーブ6との間に、二個のラジアル
ボールベアリング7,8を介して一体化したものであ
る。また、ラジアルボールベアリング7,8の間には環
状のスぺーサ9を配置している。
【0007】二個のラジアルボールベアリング7,8
は、シャフト5とスリーブ6との円滑な回転を確保し、
かつ、所定間隔を置いて配置することによりシャフト5
の軸方向で二点支持とし、シャフト5とスリーブ6との
振れを防止している。また、スぺーサ9は、ラジアルボ
ールベアリング7,8の所定間隔を確保しつつ、双方に
予圧を付与するために必要なものである。予圧は、ラジ
アルボールベアリング7の内輪7aに対し軸方向(図8
の下方向)への圧力を付与することで、ボール7b、外
輪7c、スぺーサ9、外輪8c、ボール8bおよび内輪
8aを介して、内輪8aが当接するシャフト5のフラン
ジ部5aに作用し、ラジアルボールベアリング7,8の
ガタを吸収する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のごとく、ピボッ
トアッセンブリー4は、二個のラジアルボールベアリン
グ7,8とスぺーサ9とを備えることで、HSA1の軸
受として必要な回転精度を確保している。しかしなが
ら、ピボットアッセンブリー4の全体に占めるラジアル
ボールベアリング7,8のコストは非常に高く、コスト
ダウンの障害となっていた。また、スぺーサ9の部品精
度、組み付け精度のばらつきが、ピボットアッセンブリ
ー4の回転精度に悪影響を及ぼすことがないよう、神経
を遣う必要があった。さらに、二個のベアリング7,8
とスぺーサ9との積層構造は、ピボットアッセンブリー
4の小型化を困難とし、HSA1の小型化、延てはハー
ドディスクドライブの小型化を阻害するものであった。
【0009】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、回転精度を損なうこと
なく、ピボットアッセンブリーの小型化、組み付け工数
の低減およびコストダウンを図ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の請求項1に係る手段は、スリーブとシャフト
との間にベアリングを介したピボットアッセンブリーで
あって、前記スリーブの筒状部と前記シャフトとの間に
一個のベアリングを配置し、前記シャフト端部に前記シ
ャフトと前記スリーブとのセンタリング手段を配置した
ことを特徴とする。
【0011】本発明においては、前記スリーブの筒状部
と前記シャフトの円筒面の間に配置したベアリングに
は、主にスリーブとシャフトとの回転を確保する機能を
担持させ、前記センタリング手段には、主に前記スリー
ブと前記シャフトとの振れを防止する機能を担持させ
る。
【0012】また、本発明の請求項2に係るピボットア
ッセンブリーは、前記センタリング手段が、前記シャフ
ト端部と前記シャフト端部に対向する前記スリーブの閉
端部との間で前記スリーブおよび前記シャフトの中心軸
上に介在する点接触手段となっている。
【0013】この構成により、前記センタリング手段
に、前記スリーブと前記シャフトとの振れを防止する機
能と共に、前記スリーブと前記シャフトとの回転を許容
しつつシャフトの軸方向の予圧を受ける機能を担持させ
る。
【0014】また、本発明の請求項3に係るピボットア
ッセンブリーは、前記点接触手段が、前記閉端部および
前記シャフト端部の双方に設けた凹部と、該凹部に接触
するボールとを有する。この構成により、前記スリーブ
の閉端部と前記シャフト端部とを前記ボールを介して点
接触させる。また、かかる接触点は、前記閉端部および
前記シャフト端部の双方に設けた凹部と、前記ボールの
凸アール面との接触により生ずることから、前記ボール
は前記凹部に案内され、セルフセンタリング機能を持つ
ことになる。
【0015】また、本発明の請求項4に係るピボットア
ッセンブリーは、前記点接触手段が、前記閉端部および
前記シャフト端部の一方に設けられた凹部と、他方に形
成された凸部とを有する。この構成により、前記スリー
ブの閉端部と前記シャフト端部とを前記凸部を介して点
接触させる。また、係る点接触は、前記閉端部および前
記シャフト端部の一方に設けられた凹部と、他方に形成
された凸部との接触により生ずることから、前記凸部は
前記凹部に案内され、セルフセンタリング機能を持つこ
とになる。
【0016】また、本発明の請求項5に係るピボットア
ッセンブリーは、前記閉端部に、前記シャフトと同心上
に位置し前記シャフト径より僅かに大きな内径の環状突
起部を設けている。該環状突起部は、前記シャフトを前
記スリーブに組み付け、互いに点接触させるまでのガイ
ドとして機能する。また、組み付け後に前記シャフトと
前記環状突起部との間に潤滑油等を介在させれば、前記
環状突起部は、前記シャフトが回転する際の偏心を防ぐ
ガイドとしても機能する。
【0017】さらに、本発明の請求項6に係るピボット
アッセンブリーは、前記ベアリングの外輪をスリーブと
一体形成することにより、部品点数を削減し、また、前
記スリーブの肉厚の増大による剛性アップを図る。
【0018】また、本発明の請求項7に係るピボットア
ッセンブリーは、前記ベアリングの内輪をシャフトと一
体形成することにより、部品点数を削減し、また、前記
シャフトの肉厚の増大による剛性アップを図る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0020】図1には、本発明の第1の実施の形態に係
るピボットアッセンブリー10の断面図を示している。ピ
ボットアッセンブリー10は、閉端部11bを有するスリー
ブ11と、シャフト12とを組み合わせたものである。そし
て、スリーブ11の筒状部11aとシャフト12の円筒面12a
との間には、一個のラジアルボールベアリング13(深溝
玉軸受)を配置している。また、閉端部11bおよびシャ
フト端部12bの間には、スリーブ11およびシャフト12の
中心軸上に介在する点接触手段を備えている。本実施の
形態では、当該点接触手段は、閉端部11bおよびシャフ
ト端部12bの双方に設けた凹部11c,12cと、これら凹
部11c,12cに接触するボール14とで構成されている。
【0021】上記構成をなす本発明の第1の実施の形態
から得られる作用効果は、以下の通りである。まず、ス
リーブ11の閉端部11bとシャフト端部12bとを、ボール
14を介して点接触させている。かかる接触点は、閉端部
11bおよびシャフト端部12bの双方に設けた凹部11c,
12cの凹面と、ボール14の凸アール面との接触により生
ずることから、スリーブ11とシャフト12との回転を許容
しつつ双方間の軸方向の予圧を受け止めることができ
る。また、かかる予圧によってボール14は凹部11c,12
cに案内され、スリーブ11とシャフト12とのセルフセン
タリング機能を持たせることができる。さらに、当該予
圧を付与することで、ベアリング13の内輪13aは、ボー
ル13bを挟んで外輪13cに対し軸方向(図1の下方向)
に変位し、ベアリング13のガタを吸収することができ
る。なお、ベアリング13に与える予圧の大きさは、例え
ばボール14の径を変更することで、自由に行うことが可
能である。
【0022】よって、前記センタリング手段には、主に
スリーブ11とシャフト12との振れを防止する機能を担持
させることができる。その結果、スリーブ11の筒状部11
aとシャフト12の円筒面12aの間に配置したベアリング
13には、主にスリーブ11とシャフト12との回転を確保す
る機能のみ担持させれば良くなり、従来(図8参照)の
ピボットアッセンブリーのごとく、二個のベアリング
7,8とスぺーサ9との積層構造を採用することなく、
一個のベアリング13のみで、HSA1(図7)の軸受と
して必要な回転精度を備えるピボットアッセンブリー10
を成立させることが可能となる。
【0023】そして、ラジアルボールベアリング13を一
個としたことによるコストダウンが可能となる。また、
従来のスぺーサ9(図8)を不要としたことにより、部
品点数の削減が図られ、かつ、スぺーサ9の部品精度、
組み付け精度のばらつきの影響がなくなる。さらに、二
個のベアリングとスぺーサとの積層構造を採らないこと
による、ピボットアッセンブリー10の小型化の促進が可
能となる。
【0024】続いて、図2の断面図を参照しながら、本
発明の第2の実施の形態に係るピボットアッセンブリー
15の説明をする。なお、本発明の第1の実施の形態に係
るピボットアッセンブリー10と同一部分若しくは相当す
る部分については同一符号で示し、詳しい説明は省略す
る。
【0025】第2の実施の形態に係るピボットアッセン
ブリー15が、第1の実施の形態に係るピボットアッセン
ブリー10と構成を異にする部分は、スリーブ11の閉端部
11bに、シャフト12と同心上に位置しシャフト径より僅
かに大きな内径の環状突起部11dを設けた点にある。
【0026】環状突起部11dは、シャフト12をスリーブ
11に組み付ける際に、閉端部11bとシャフト端部12bと
を互いに点接触させるまでの組み付け用ガイドとして機
能する。また、組み付け後にシャフト12と環状突起部11
dとの間に潤滑油等を介在させれば、環状突起部11d
は、シャフト12の円筒面12aとの間で滑り軸受を構成
し、スリーブ11に対しシャフト12が回転する際の偏心を
防ぐための、回転ガイドとしても機能する。
【0027】環状突起部11dに以上の機能を持たせる必
要性から、「シャフト径より僅かに大きな内径」とは、
シャフト12をスリーブ11に組み付ける際の組み付け性を
阻害せず、かつ、滑り軸受として機能することが可能な
内径を意味するものである。以上のごとく、本発明の第
2の実施の形態によれば、組み付け性の向上、および、
回転精度の更なる向上を図ることが可能となる。その
他、本発明の第1の実施の形態と同一の作用効果につい
ては、ここでの説明を省略する。
【0028】続いて、図3の断面図を参照しながら、本
発明の第3の実施の形態に係るピボットアッセンブリー
16の説明をする。なお、本発明の第1の実施の形態に係
るピボットアッセンブリー10と同一部分若しくは相当す
る部分については同一符号で示し、詳しい説明は省略す
る。
【0029】第3の実施の形態に係るピボットアッセン
ブリー16が、第1の実施の形態に係るピボットアッセン
ブリー10と構成を異にする部分は、前記点接触手段を、
スリーブ11の閉端部11bに設けた凹部11cと、シャフト
端部12bに形成された円すい状の凸部12dとで構成した
点にある。
【0030】この構成により、スリーブ11の閉端部11b
とシャフト端部12bとの点接触が、閉端部11bに設けた
凹部11cの凹面と、シャフト端部12bの凸部12dの凸ア
ール面との接触により生ずることになる。なお、図示の
ごとく、円すい状の凸部12dをシャフト端部12bに一体
形成すれば、部品点数の削減を図ることが可能であり、
シャフト端部12bに対し着脱可能とすれば、凸部12dの
突出量を調節することが容易となり、ベアリング13に与
える予圧の大きさを自由に調節することが可能となる。
また、図3の例とは逆に、スリーブ11の閉端部11bに円
すい状の凸部を設け、シャフト端部12bに凹部を設ける
ことによっても、同様の作用効果を得ることができる。
その他、本発明の第1の実施の形態と同一の作用効果に
ついては、ここでの説明を省略する。
【0031】さらに、図4には、図1で説明した本発明
の第1の実施の形態に係るピボットアッセンブリー10の
応用例を示している。図4(a)は、ラジアルボールベ
アリング13が一個となり、スぺーサ9(図8)も不要と
なったことから、ピボットアッセンブリー10の軸長をさ
らに短縮した例を示している。かかる短縮により、薄型
ハードディスクドライブのHSA1(図7)の軸受とし
ての利用が可能となり、薄型ハードディスクドライブの
性能を落とすことなく、コストダウンを図ることが可能
となる。
【0032】また、図4(b)に示す例は、図4(a)
に示すピボットアッセンブリー10のベアリング13の外輪
13cを、スリーブ11と一体形成したことにより、シャフ
ト12の径を変えることなくスリーブ11の肉厚を増大さ
せ、剛性アップを図ったものである。さらに、図4
(c)に示す例は、図4(a)に示すピボットアッセン
ブリー10のベアリング13の内輪13aを、シャフト12一体
形成したことにより、スリーブ11の内径を変えることな
くシャフト12の肉厚を増大させ、剛性アップを図ったも
のである。図4(b)、(c)のいずれの例も、部品点
数を削減することによるコストダウンを図り、かつ、構
成部品の剛性バランスを変えることによる共振周波数の
チューニングを行うことが可能となる。
【0033】また、図5(a)、(b)、(c)には、
図2で説明した本発明の第2の実施の形態に係るピボッ
トアッセンブリー15に、図4(a)、(b)、(c)と
同様の変更を施した応用例を示している。さらに、図6
(a)、(b)、(c)には、図3で説明した本発明の
第3の実施の形態に係るピボットアッセンブリー16に、
図4(a)、(b)、(c)と同様の変更を施した応用
例を示している。これらの応用例も、夫々基本となる実
施の形態(図2、図3)に対し、図4(a)、(b)、
(c)で説明した場合と同様の作用効果を奏するもので
ある。
【0034】
【発明の効果】本発明はこのように構成したので、以下
のような効果を有する。まず、本発明の請求項1に係る
発明によれば、回転精度を損なうことなく、ピボットア
ッセンブリーの小型化、組み付け工数の低減およびコス
トダウンを図ることが可能となる。よって、本発明に係
るピボットアッセンブリーをヘッドスタックアッセンブ
リーの軸受として使用すれば、ハードディスクドライブ
等磁気記憶装置の小型化を促進することが可能となる。
【0035】また、本発明の請求項2に係る発明によれ
ば、前記スリーブの筒状部と前記シャフトとの間に配置
した一個のベアリングに予圧を付与することが可能とな
り、ピボットアッセンブリーのの回転精度を高めること
ができる。
【0036】また、本発明の請求項3、4に係る発明に
よれば、一個のベアリングのみで、ヘッドスタックアッ
センブリーの軸受として必要な回転精度を備えるピボッ
トアッセンブリーを成立させることが可能となる。
【0037】さらに、本発明の請求項5に係る発明によ
れば、ピボットアッセンブリーの組み付け性の向上、お
よび、回転精度の更なる向上を図ることが可能となる。
【0038】また、本発明の請求項6、7に係る発明に
よれば、部品点数を削減することによるコストダウンを
図り、かつ、構成部品の剛性バランスを変えることによ
る共振周波数のチューニングを行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るピボットアッ
センブリーの断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係るピボットアッ
センブリーの断面図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係るピボットアッ
センブリーの断面図である。
【図4】図1に示す本発明の第1の実施の形態に係るピ
ボットアッセンブリーの、種々の応用例を示す断面図で
ある。
【図5】図2に示す本発明の第2の実施の形態に係るピ
ボットアッセンブリーの、種々の応用例を示す断面図で
ある。
【図6】図3に示す本発明の第3の実施の形態に係るピ
ボットアッセンブリーの、種々の応用例を示す断面図で
ある。
【図7】ハードディスクドライブ内部の構造を示す概略
図である。
【図8】図7に示すハードディスクドライブのピボット
アッセンブリーを示す断面図である。
【符号の説明】
10 ピボットアッセンブリー 11 スリーブ 11a 筒状部 11b 閉端部 11c 凹部 12 シャフト 12a 円筒部 12b シャフト端部 12c 凹部 13 ベアリング 14 ボール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 5/173 H02K 5/173 B 7/14 7/14 C Fターム(参考) 3J101 AA02 AA32 AA34 AA42 AA52 AA54 AA62 AA73 AA90 BA24 FA01 GA53 5D068 AA01 BB01 CC12 GG07 5D109 BB02 BB03 BB16 BB21 BB23 BB27 5H605 AA04 AA08 BB05 CC04 CC05 DD03 DD09 EA07 EB04 EB10 EB39 5H607 AA04 BB01 CC01 CC03 CC05 DD03 DD16 DD19 FF12 GG01 GG04 GG08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スリーブとシャフトとの間にベアリング
    を介したピボットアッセンブリーであって、前記スリー
    ブの筒状部と前記シャフトとの間に一個のベアリングを
    配置し、前記シャフト端部に前記シャフトと前記スリー
    ブとのセンタリング手段を配置したことを特徴とするピ
    ボットアッセンブリー。
  2. 【請求項2】 前記センタリング手段が、前記シャフト
    端部と前記シャフト端部に対向する前記スリーブの閉端
    部との間で前記スリーブおよび前記シャフトの中心軸上
    に介在する点接触手段であることを特徴とする請求項1
    記載のピボットアッセンブリー。
  3. 【請求項3】 前記点接触手段が、前記閉端部および前
    記シャフト端部の双方に設けた凹部と、該凹部に接触す
    るボールとを有することを特徴とする請求項2記載のピ
    ボットアッセンブリー。
  4. 【請求項4】 前記点接触手段が、前記閉端部および前
    記シャフト端部の一方に設けられた凹部と、他方に形成
    された凸部とを有することを特徴とする請求項2記載の
    ピボットアッセンブリー。
  5. 【請求項5】 前記閉端部に、前記シャフトと同心上に
    位置し前記シャフト径より僅かに大きな内径の環状突起
    部を設けたことを特徴とする請求項1から4のいずれか
    1項に記載のピボットアッセンブリー。
  6. 【請求項6】 前記ベアリングの外輪をスリーブと一体
    形成したことを特徴とする請求項1から5のいずれか1
    項に記載のピボットアッセンブリー。
  7. 【請求項7】 前記ベアリングの内輪をシャフトと一体
    形成したことを特徴とする請求項1から5のいずれか1
    項に記載のピボットアッセンブリー。
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