JPH09293323A - 回転機構及びディスク装置 - Google Patents

回転機構及びディスク装置

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JPH09293323A
JPH09293323A JP10270496A JP10270496A JPH09293323A JP H09293323 A JPH09293323 A JP H09293323A JP 10270496 A JP10270496 A JP 10270496A JP 10270496 A JP10270496 A JP 10270496A JP H09293323 A JPH09293323 A JP H09293323A
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JP
Japan
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outer ring
fitting hole
disk
rotating
disk device
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JP10270496A
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Yasuhiro Hamada
康広 濱田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベアリング外輪と回転体を弾性的に固定する
回転機構及びディスク装置に関し、回転体の振動を緩和
して、シーク速度を高めると共に、振動音、オフトラッ
クの発生及びベアリングの寿命低下を防止することがで
きる回転機構及びディスク装置の提供を目的とする。 【解決手段】 軸10に内輪16及び外輪15を有するころが
り軸受13を介して嵌合孔5で支持された回転体11と、回
転体11を軸10を中心に回転させる駆動源19と、ころがり
軸受13の外輪15及び回転体11の嵌合孔5の間の少なくと
も一部に設けられ、外輪15と嵌合孔5を弾性的に固定す
る固定手段18とを備えた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク等の回転
機構及びディスク装置に係り、特にころがり軸受の外輪
と回転体を弾性的に固定する手段を設けた回転機構及び
ディスク装置に関するものである。
【0002】近来、磁気ディスクに磁気ヘッドによって
情報の書込み/読取りを行う磁気ディスク装置がコンピ
ュータの周辺機として広く使用されている。このような
装置は、小型化、高密度、大容量化、高速アクセスの傾
向にあり、これに連れてトラックピッチが狭い高密度の
ディスクが搭載されるようになり、このため磁気ヘッド
を磁気ディスクのトラック上に位置決めする時の、磁気
ディスクの回転及びアクチュエータの揺動に精度が必要
である。
【0003】また小型化に伴いボールベアリング(深溝
玉軸受)の外輪回転が主流となっているため、内輪に予
圧を掛ける構造になっている。ボールベアリングの内輪
及び外輪はスピンドル及びハウジングに接着或いは圧入
等で固定されている。
【0004】従来の方法では、軸受系の結合剛性は高く
なるが、磁気ディスク組立系やヘッドアーム系の固有振
動等が磁気ヘッドの位置決め制御精度を阻害し、書込み
/読取りの特性が劣化してオフトラックによるエラー発
生の原因になっているので、これを解決する振動緩和方
法が望まれている。
【0005】
【従来の技術】磁気ディスク装置については、本出願人
による特願平03−006055号に記載されている
が、以下に図8〜図10により従来例を説明する。
【0006】図8(a) 及び(b) は磁気ディスク装置の平
面図及び側面図である。図に示すように、磁気ディスク
装置は、ディスク組立部1及びアクチュエータ部2で構
成されている。
【0007】ディスク組立部1は、スピンドル10aにボ
ールベアリング (以下ベアリングという)13a,13bを介し
て支持されたハウジング11aに、複数の磁気ディスク3
a,3b,─を等ピッチで積層して取り付け、上端でクラン
プ12によって押えている。
【0008】またスピンドル10aは下端でベースフレー
ム14に固定されている。ベアリング13a,13b の間のスピ
ンドル10aの周りに固定されたステータS(コイルを捲
いたコア)と、ステータSに間隙を介してハウジング11
a側に設けられたマグネットMG1 で構成されたモータM1
が設けられ、コイルへの通電によりモータM1が駆動し、
ハウジング11aが回転して磁気ディスク3a,3b,─が矢印
A方向に回転する。
【0009】アクチュエータ部2は、先端に磁気ヘッド
4a,4b,─を搭載する複数のスプリング20a,20b,─を保持
したヘッドアーム22aを有するアクチュエータ21aと、
ボイスコイルモータ(VCM:以下揺動モータという)M
2 で構成され、アクチュエータ21aはベースフレーム14
に下端が固定されたスピンドル24aにベアリング23a,23
b を介して支持されている。
【0010】揺動モータM2は、アクチュエータ21aに保
持されたコイルcと、コイルcの上下間隙を介して配置
されたマグネットMG2 と、マグネットMG2 の外側に配置
されたヨークYとで構成され、コイルcへの通電により
揺動モータM2が駆動し、アクチュエータ21aが回動す
る。
【0011】磁気ディスク3a,3b,─が静止している時
は、各磁気ディスク3a,3b,─の面に磁気ヘッド4a,4b,─
が接触し、磁気ディスク3a,3b,─が回転すると、磁気ヘ
ッド4a,4b,─が磁気ディスク3a,3b,─の面から僅か浮上
する。
【0012】そしてアクチュエータ部21aが矢印B、C
方向に往復回動して、目的のトラックにシークされた磁
気ヘッド4a,4b,─によって磁気ディスク3a,3b,─に情報
の書込み/読取りが行われる。
【0013】ここにおいて、ベアリング13a,13b,23a,23
b の使用方法を説明すると、ベアリング13a,13b,23a,23
b は、磁気ディスク3a,3b,─の回転及びアクチュエータ
21aの回動を支持するために、外輪15a及び内輪16aを
ボールに圧接させるべく、ベアリング13a,23a の内輪16
aに予圧が与えられている。
【0014】即ち、図9にディスク組立部1の一部を省
略してベアリング13a,13b の周辺部分を拡大して示して
おり、ベアリング13aの外輪15aがハウジング11aの嵌
合孔5aに圧入され、内輪16aがスピンドル10aに隙間嵌
め(例えば、隙間3〜12μm) され、ベアリング13bの
外輪15bはハウジング11aの嵌合孔5bに、内輪16bはス
ピンドル10aに夫々接着剤で接着されている。
【0015】そしてベアリング13aの上方に向き合わせ
て重ねた二枚の皿ばね17a,17b がスピンドル10aに嵌め
られ、上側をスリーブS1で押さえられて、皿ばね17a,17
b の内側下面で内輪16aにスラスト方向に予圧が与えら
れ、ベアリング13aの内輪16a、ボールB1及び外輪15a
が互いに圧接し、これに連れてベアリング13bの内輪16
b、ボールB2及び外輪15bが互いに圧接する。
【0016】また図10にアクチュエータ部2の一部を
省略してベアリング23a,23b の周辺部分を拡大して示し
ており、ベアリング23aの外輪25aがアクチュエータ21
aの嵌合孔6aに圧入され、内輪26aがスピンドル24aに
隙間嵌めされ、ベアリング23bの外輪25bがアクチュエ
ータ21aの嵌合孔6bに圧入され、内輪26bがスピンドル
10aに接着剤で接着されている。
【0017】そしてベアリング23aの内輪26aには向き
合わせて重ねた二枚の皿ばね27a,27b が嵌められ、上側
をスリーブS2で押さえられて、皿ばね27a,27b の内周下
面でベアリング23aの内輪26aに予圧が与えられ、外輪
25a、ボールB3及び内輪26aが互いに圧接し、これに連
れてベアリング23bの外輪25b、ボールB4及び内輪26b
が互いに圧接する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法によれ
ば、ベアリング13a,13b,23a,13b の外輪15a,15b,25a,25
bはハウジング11a,アクチュエータ21a に圧入されてお
り、ベアリング13a,23a の内輪16a,26a はスピンドル10
a,24a に接着されている。また、ベアリング13b,23b の
内輪16b,26b は隙間嵌めによりハウジング11a,アクチュ
エータ21aに嵌入されており、内輪16a,26a にスラスト
方向に予圧が加えられている。
【0019】しかしながら、このような構造の場合、ベ
アリング13a,13b,23a,23b の外輪15a,15b,25a,25b が圧
入により固定されているため、結合剛性は高くなるが、
ディスク組立系やアクチュエータ系の固有振動や、モー
タM1や揺動モータM2の固有振動の影響が、シーク時の磁
気ヘッドの停止位置の精度を阻害し、書込み/読取り特
性の劣化、即ち、オフトラックによるエラー発生の原因
になっている。
【0020】このため、駆動電流のゲインをあまり高く
することができず、シーク速度を高めることができな
い。 という問題点がある。
【0021】本発明は、スピンドルとベアリングの外輪
の振動を防止して、シーク速度を高めると共に、振動
音、オフトラックの発生及びベアリングの寿命低下を防
止することができる回転機構及びディスク装置を提供す
ることを目的としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】図1及び図2は本発明の
原理説明図で、図1は請求項1に対応し、図2は請求項
2に対応している。
【0023】図1において、5は嵌合孔、10は軸、15は
外輪、16は内輪、13は外輪15及び内輪16を有するころが
り軸受、11は軸10にころがり軸受13を介して嵌合孔5で
支持された回転体、19は回転体11を軸10を中心として回
転させる駆動源、18はころがり軸受13の外輪15と回転体
11の嵌合孔5の間の少なくとも一部に設けられ、外輪15
と嵌合孔5を弾性的に固定する固定手段である。
【0024】従って、ころがり軸受13の外輪15と回転体
11の嵌合孔5を弾性的に固定する固定手段18により、回
転体11の回転による振動が吸収されて、回転体11の停止
位置の精度を高めることができる。
【0025】図2において、3はディスク、4はヘッ
ド、5Aは第1の嵌合孔、6は第2の嵌合孔、10A は第1
の垂直軸、15A は第1の外輪、16A は第1の内輪、22は
ヘッドアーム、24は第2の垂直軸、25は第2の外輪、26
は第2の内輪、13A は第1の外輪15A 及び第1の内輪16
A を有する第1のころがり軸受、11A は第1の垂直軸10
A に第1のころがり軸受13A を介して第1の嵌合孔5Aで
支持され、ディスク3を水平に保持し回転させるディス
ク回転体、22は先端にヘッド4を有するヘッドアーム、
23は第2の外輪25及び第2内輪26を有する第2のころが
り軸受、21はヘッドアーム22を有し、第2の垂直軸24に
第2のころがり軸受23を介して第2の嵌合孔6に支持さ
れ、ヘッドアーム22を回動させるヘッド回動体である。
【0026】回転するディスク3の面の所定位置に、回
動するヘッド4を対向させて、ディスク3の面にヘッド
4により情報を記録或いは再生するディスク装置であっ
て、第1の嵌合孔5A及び第1の外輪15A と、第2の嵌合
孔6及び第2の外輪25の少なくとも一方の間の少なくと
も一部に設けられ、第1の外輪15A と第1の嵌合孔5A、
或いは第2の外輪25と第2の嵌合孔6を弾性的に固定す
る固定手段18を備えた構成とする。
【0027】従って、第1のころがり軸受13の第1の外
輪15A をディスク回転体11A の第1の嵌合孔5Aに、或い
は第2のころがり軸受23の第2の外輪25をヘッド回動体
21の第2の嵌合孔6の少なくとも一方を、固定手段18に
よって弾性的に固定することにより、ディスク組立系や
アクチュエータ系の固有振動の影響が緩和され、ディス
ク回転体11A の回転或いはヘッド回動体21の回動による
振動が吸収されて、ヘッド4の停止位置の精度を高める
ことができ、オフトラックによる書込み/読取りエラー
を防止することができる。
【0028】請求項3:固定手段18は、外輪15及び嵌合
孔5、第1の外輪15A 及び第1の嵌合孔5A、或いは第2
の外輪25及び第2の嵌合孔6の少なくとも片方に軸芯に
平行に設けられた溝に挿入され、少なくとも外輪15及び
嵌合孔5、第1の外輪15A 及び第1の嵌合孔5A、或いは
第2の外輪23及び第2の嵌合孔6の間を押圧する弾性を
有する樹脂材である構成とする。
【0029】請求項4:固定手段18は、弾性部材である
構成とする。 請求項5:弾性部材は、弾性を有する樹脂材で形成され
た層である構成とする。
【0030】請求項6:弾性部材は、硬化後に弾性を有
する接着剤を塗布して硬化させたものである構成とす
る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、従来例で説明した磁気ディ
スク装置に本発明を適用した実施例1及び実施例2を図
3〜図7により説明する。全図を通じて同一符号は同一
対象物を示す。
【0032】1)実施例1 本発明の実施例1を図3〜図5により説明する。図3及
び図4は本発明の実施例1を示す構成図、図5は実施例
1の説明図である。
【0033】図3に示すように、ディスク組立部1aのハ
ウジング11aの嵌合孔5a,5b とベアリング13a,13b の外
輪15a,15b の嵌合は隙間嵌め(例えば、隙間3〜12μ
m) の寸法に設定され、外輪15a,15b 及び嵌合孔5a,5b
の間に、弾性を有する樹脂材、例えば、シリコーンゴム
で形成された弾性層18a,18b が形成されている。内輪16
a,16b 側は従来例と同様である。
【0034】また、図4に示すように、アクチュエータ
部2aのアクチュエータ21bの嵌合孔6a,6b とベアリング
23a,23b の外輪25a,25b の嵌合は隙間嵌めの寸法に設定
され、外輪25a,25b 及び嵌合孔6a,6b の間に、弾性層18
c,18d が形成されている。内輪26a,26b 側は従来例と同
様である。
【0035】弾性層18a〜18dの形成方法は、いずれも
同様であるので、次に、図5でベアリング13aの外輪15
a及びハウジング11aの嵌合孔5aの嵌合の場合、即ち、
弾性層18aの形成を説明する。
【0036】図5(a) に示すように、外輪15aの外周に
液状のシリコーンゴムを薄く塗布して常温で硬化させ
る。次に(b) に示すように、硬化したシリコーンゴムの
上に再度液状のシリコーンゴムを薄く塗布し、ベアリン
グ13aの外輪15aをハウジング11aの嵌合孔5aに嵌め込
んで硬化させて弾性層18aを形成する。
【0037】このような構成を有するので、モータM1及
び揺動モータM2の駆動によりハウジング11aが回転し、
アクチュエータ21aが回動した時に、ハウジング11a及
びベアリング13a,13b の外輪15a,15b の間、及びアクチ
ュエータ21a及びベアリング23a,23b の間の弾性層18a
〜18dによって、ディスク組立系やアクチュエータ系の
固有振動や、モータM1や揺動モータM2の固有振動が吸収
され、ハウジング11a或いはアクチュエータ21aの振動
が緩和され、モータM1や揺動モータM2の駆動電流のゲイ
ンを高くしてシーク速度を高めても、シーク時の磁気ヘ
ッド4a,4b,…の停止位置の精度が確保され、オフトラッ
クによるエラー発生を防止することができる。また、ベ
アリング13a,13b,23a,23b の寿命を延ばすことができ
る。
【0038】2)実施例2 図6及び図7により本発明の実施例2を説明する。図6
は本発明の実施例2を示す構成図、図7は実施例2の説
明図である。
【0039】図6及び図7に示すように、ディスク組立
部1bにおいて、ハウジング11bの嵌合孔5c,5d とベアリ
ング13a,13b の嵌合は隙間嵌めの寸法に設定され、嵌合
孔5c,5d にはベアリング13a,13b の外輪15a,15b が嵌め
込まれている。
【0040】嵌合孔5c,5d に軸芯に平行にほぼベアリン
グ13a,13b の厚さの長さで溝50a,50b が設けられてい
る。溝50a,50b には、弾性を有する材料で溝50a,50b の
深さより所定寸法だけ厚さを厚くした角柱状に形成され
た部材、例えば、ゴム部材18e,18f が挿入されている。
【0041】従って、ゴム部材18e,18f は溝50a,50b の
上面より僅か突出して、外輪15a,15b は、ラジアル方向
にゴム部材18e,18f によって弾性的に押圧されている。
このような構成を有するので、揺動モータM2の駆動によ
りヘッドアーム21aが回動した時に、ゴム部材18e,18f
によって、ハウジング11a及びモータM1の夫々の固有振
動が吸収されて、実施例1と同様の効果が得られる。
【0042】また、図示していないが、アクチュエータ
部2aにも同様のゴム部材を適用することができる。上記
実施例1では、ベアリングの外輪の外周にシリコーンゴ
ムによる弾性層を形成する方法を説明したが、硬化後に
弾性を有する接着剤、例えば、セメダイン(セメダイン
株式会社商品名)等を上記と同様の方法で用いて弾性層
を形成しても良く、同様の効果が得られる。
【0043】また、実施例2では、ゴム部材を嵌入する
溝をハウジングの嵌合孔に設けた場合を説明したが、ベ
アリングの外輪に設ける方法としても良く、また、嵌合
孔及び外輪の両方に設ける方法としても良い。
【0044】上記例では、磁気ディスク装置の場合を説
明したが、光ディスク装置やフロッピディスク装置等に
も同様に適用できることは勿論であり、更に、軸ところ
がり軸受の一般的な回転機構にも適用することができ
る。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、 駆動手段の駆動によって回転体が回転する時に、回転
体ところがり軸受の外輪を弾性的に固定する固定手段に
よって、回転体の振動を緩和することができるので、回
転体の停止位置の精度が確保され、ころがり軸受の寿命
の低下を防止することができる。
【0046】ディスク装置が駆動する時に、ディスク
回転体と第1のころがり軸受の第1の外輪及びヘッド回
動手段と第2の転がり軸受の第2の外輪の少なくとも一
方を弾性的に固定する固定手段によって、ディスク回転
体やヘッド回動体の振動を緩和することができるので、
ディスク装置におけるオフトラックによるシークエラー
及びデータエラーが防止されて、高密度、高速アクセス
が可能となり、また、振動音の発生、ベアリングの磨耗
による寿命の低下を防止することができる。という効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の請求項1に対応する原理説明図
【図2】 本発明の請求項2に対応する原理説明図
【図3】 本発明の実施例1を示す構成図(その1)
【図4】 本発明の実施例1を示す構成図(その2)
【図5】 実施例1の説明図
【図6】 本発明の実施例2を示す構成図
【図7】 実施例2の説明図
【図8】 本発明が適用される磁気ディスク装置を示す
構成図
【図9】 従来例のディスク組立部を一部省略して示す
側断面図
【図10】 従来例のアクチュエータ部を一部省略して
示す側断面図
【符号の説明】
1,1a,1bはディスク組立部、 2,2a はアクチュ
エータ部、3はディスク、 3a,3b
は磁気ディスク、4はヘッド、
4a,4b は磁気ヘッド、5,5a 〜5d,6a,6bは嵌合孔、
5Aは第1の嵌合孔、6は第2の嵌合孔、
10は軸、10A は第1の垂直軸、 10
a,24a はスピンドル、11は回転体、
11A はディスク回転体、13はころがり軸受、
13A は第1のころがり軸受、13a,13b,23a,23
b はベアリング、 15,15a,15bは外輪、15A は第1の
外輪、 16A は第1の内輪、 16,16a,1
6bは内輪、 18は固定手段、18a〜18d
はシリコーンゴム、 19は駆動源、21はヘッド回動
体、 21aはアクチュエータ、22,22a,2
2bはヘッドアーム、 23は第2のころがり軸受、
24は第2の垂直軸、 25は第2の外輪、
25a,25b は外輪、 26は第2の内輪、
26a,26b は内輪、 50a,50b は溝、M1
はモータ、 M2は揺動モータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸に内輪及び外輪を有するころがり軸受
    を介して嵌合孔で支持された回転体と、 回転体を軸を中心として回転させる駆動源と、 ころがり軸受の外輪及び回転体の嵌合孔の間の少なくと
    も一部に設けられ、外輪と嵌合孔を弾性的に固定する固
    定手段とを備えたことを特徴とする回転機構。
  2. 【請求項2】 第1の垂直軸に第1の外輪及び第1の内
    輪を有する第1のころがり軸受を介して第1の嵌合孔で
    支持され、ディスクを水平に保持し回転させるディスク
    回転体と、 先端にヘッドを有するヘッドアームを有し、第2の垂直
    軸に第2の外輪及び第2の内輪を有する第2のころがり
    軸受を介して第2の嵌合孔に支持され、該ヘッドアーム
    を回動させるヘッド回動体とを備え、 回転するディスクの面の所定位置に、回動する該ヘッド
    を対向させて、該ディスクの面に該ヘッドにより情報を
    記録或いは再生するディスク装置であって、 前記第1の外輪及び前記第1の嵌合孔と、前記第2の外
    輪及び前記第2の嵌合孔の少なくとも一方の間の少なく
    とも一部に設けられ、第1の外輪と第1の嵌合孔或いは
    第2の外輪と第2の嵌合孔を弾性的に固定する固定手段
    とを備えたことを特徴とするディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記固定手段は、前記外輪及び前記嵌合
    孔、前記第1の外輪及び前記第1の嵌合孔、或いは前記
    第2の外輪及び前記第2の嵌合孔の少なくとも片方に、
    軸芯に平行に設けられた溝に挿入され、外輪及び嵌合
    孔、第1の外輪及び第1の嵌合孔或いは第2の外輪及び
    第2の嵌合孔の間を押圧する弾性を有する樹脂材で形成
    されることを特徴とする請求項1或いは請求項2の回転
    機構及びディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記固定手段は、弾性部材であることを
    特徴とする請求項1或いは請求項2の回転機構及びディ
    スク装置。
  5. 【請求項5】 前記弾性部材は、弾性を有する樹脂材で
    形成された層であることを特徴とする請求項4の回転機
    構及びディスク装置。
  6. 【請求項6】 前記弾性部材は、硬化後に弾性を有する
    接着剤を塗布して硬化させたものであることを特徴とす
    る請求項5の回転機構及びディスク装置。
JP10270496A 1996-04-24 1996-04-24 回転機構及びディスク装置 Withdrawn JPH09293323A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7228952B2 (en) * 2004-08-11 2007-06-12 Van Der Graaf Inc. Conveyor roller shaft support for dampening vibrations
US7513030B2 (en) * 2004-01-07 2009-04-07 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Method of assembling an actuator arm system for a hard disk

Cited By (2)

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