JPH0666318A - 回転機構 - Google Patents
回転機構Info
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- JPH0666318A JPH0666318A JP4218094A JP21809492A JPH0666318A JP H0666318 A JPH0666318 A JP H0666318A JP 4218094 A JP4218094 A JP 4218094A JP 21809492 A JP21809492 A JP 21809492A JP H0666318 A JPH0666318 A JP H0666318A
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- ball bearing
- outer ring
- base
- bearing
- gap
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C25/00—Bearings for exclusively rotary movement adjustable for wear or play
- F16C25/06—Ball or roller bearings
- F16C25/08—Ball or roller bearings self-adjusting
- F16C25/083—Ball or roller bearings self-adjusting with resilient means acting axially on a race ring to preload the bearing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/54—Systems consisting of a plurality of bearings with rolling friction
- F16C19/546—Systems with spaced apart rolling bearings including at least one angular contact bearing
- F16C19/547—Systems with spaced apart rolling bearings including at least one angular contact bearing with two angular contact rolling bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2370/00—Apparatus relating to physics, e.g. instruments
- F16C2370/12—Hard disk drives or the like
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ベアリングの嵌合面の隙間に摩擦抵抗の小さ
い挿入部材を挿入した回転機構に関し、オフトラックの
発生を防止することができる回転機構を提供することを
目的とする。 【構成】 上下端部を第１のボールベアリング13及び第
２のボールベアリング14を介してベース15で支持され、
駆動源６により回転又は回動される垂直軸10と、内輪が
垂直軸10に圧入され、外輪がベース15に隙間嵌めされ、
外輪に軸心方向に対して平行に予圧が加えられる第１の
ボールベアリング13と、内輪及び外輪が垂直軸10及びベ
ース15に固着される第２のボールベアリング14と、摩擦
抵抗の小さい材料で形成された挿入部材５とで成り、第
１のボールベアリング13とベース15の隙間嵌めの隙間に
挿入部材５を挿入する構成とする。
い挿入部材を挿入した回転機構に関し、オフトラックの
発生を防止することができる回転機構を提供することを
目的とする。 【構成】 上下端部を第１のボールベアリング13及び第
２のボールベアリング14を介してベース15で支持され、
駆動源６により回転又は回動される垂直軸10と、内輪が
垂直軸10に圧入され、外輪がベース15に隙間嵌めされ、
外輪に軸心方向に対して平行に予圧が加えられる第１の
ボールベアリング13と、内輪及び外輪が垂直軸10及びベ
ース15に固着される第２のボールベアリング14と、摩擦
抵抗の小さい材料で形成された挿入部材５とで成り、第
１のボールベアリング13とベース15の隙間嵌めの隙間に
挿入部材５を挿入する構成とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク装置等のスピ
ンドルの回転機構に係り、特にディスク組立部及びアク
チュエータ部のスピンドルとベアリングの嵌合部分の隙
間にベアリングの予圧に対してスライド可能な摩擦抵抗
の小さい挿入部材を設けた回転機構に関するものであ
る。
ンドルの回転機構に係り、特にディスク組立部及びアク
チュエータ部のスピンドルとベアリングの嵌合部分の隙
間にベアリングの予圧に対してスライド可能な摩擦抵抗
の小さい挿入部材を設けた回転機構に関するものであ
る。
【０００２】近来、磁気ディスクに磁気ヘッドによって
情報の書込み／読取りを行う磁気ディスク装置がコンピ
ュータの周辺機として広く使用されている。このような
装置は、高密度、大容量化、高速アクセスの傾向にあ
り、これに伴ってトラックピッチが狭い高密度のディス
クが搭載されるようになり、シーク時の振動の影響でオ
フトラックが発生するので、これを解決する方法が望ま
れている。
情報の書込み／読取りを行う磁気ディスク装置がコンピ
ュータの周辺機として広く使用されている。このような
装置は、高密度、大容量化、高速アクセスの傾向にあ
り、これに伴ってトラックピッチが狭い高密度のディス
クが搭載されるようになり、シーク時の振動の影響でオ
フトラックが発生するので、これを解決する方法が望ま
れている。
【０００３】
【従来の技術】磁気ディスク装置については、本出願人
による特願平０３−００６０５５号に記載されている
が、以下に図４及び図５により従来例を説明する。
による特願平０３−００６０５５号に記載されている
が、以下に図４及び図５により従来例を説明する。
【０００４】図４(a) 及び(b) は磁気ディスク装置の側
面図及び平面図である。図４(a) に示すように、磁気デ
ィスク装置は、ディスク組立部1a及びアクチュエータ部
2aで構成されている。また実際にはディスク装置はカバ
ーで覆われているが図では省略した。
面図及び平面図である。図４(a) に示すように、磁気デ
ィスク装置は、ディスク組立部1a及びアクチュエータ部
2aで構成されている。また実際にはディスク装置はカバ
ーで覆われているが図では省略した。
【０００５】ディスク組立部1aは、スピンドル10ｂの外
側の下端にフランジ部100 が形成されたスピンドルハウ
ジング10ａに、複数の磁気ディスク3a,3b,─を、間隔リ
ング11a,11b,─を介して等ピッチで積層して取り付け、
上端でディスククランプ12によって押えている。またス
ピンドル10ｂはボールベアリング（以下ベアリングとい
う）13a,14a を介してベースフレーム15ａに嵌合し、モ
ータM1の回転によるスピンドル10ｂの駆動により磁気デ
ィスク3a,3b,─が回転する。
側の下端にフランジ部100 が形成されたスピンドルハウ
ジング10ａに、複数の磁気ディスク3a,3b,─を、間隔リ
ング11a,11b,─を介して等ピッチで積層して取り付け、
上端でディスククランプ12によって押えている。またス
ピンドル10ｂはボールベアリング（以下ベアリングとい
う）13a,14a を介してベースフレーム15ａに嵌合し、モ
ータM1の回転によるスピンドル10ｂの駆動により磁気デ
ィスク3a,3b,─が回転する。
【０００６】アクチュエータ部2aは、先端に磁気ヘッド
4a,4b,─を搭載した複数のスプリング20a,20b,─の後端
が、夫々アーム21a,21b,─の先端の上下面に夫々固定さ
れ、アーム21a,21b,─はスピンドル22に固定されたキャ
リッジ23に等ピッチで搭載されている。またスピンドル
22はベアリング24a,25a を介してベースフレーム15ａに
嵌合し、下端が揺動モータ (ＶＣＭ)M2 に連結してい
る。
4a,4b,─を搭載した複数のスプリング20a,20b,─の後端
が、夫々アーム21a,21b,─の先端の上下面に夫々固定さ
れ、アーム21a,21b,─はスピンドル22に固定されたキャ
リッジ23に等ピッチで搭載されている。またスピンドル
22はベアリング24a,25a を介してベースフレーム15ａに
嵌合し、下端が揺動モータ (ＶＣＭ)M2 に連結してい
る。
【０００７】そして各磁気ディスク3a,3b,─の面に対応
して、磁気ヘッド4a,4b,─が配設されている。従って図
４(b) に示すように、アクチュエータ部2aが矢印Ａ、Ｂ
方向に往復回動することにより、スプリング20a,20b,─
の先端の磁気ヘッド4a,4b,─が磁気ディスク3a,3b,─の
半径方向に往復駆動して、目的のトラックに位置付けさ
れる。
して、磁気ヘッド4a,4b,─が配設されている。従って図
４(b) に示すように、アクチュエータ部2aが矢印Ａ、Ｂ
方向に往復回動することにより、スプリング20a,20b,─
の先端の磁気ヘッド4a,4b,─が磁気ディスク3a,3b,─の
半径方向に往復駆動して、目的のトラックに位置付けさ
れる。
【０００８】ここにおいて、ベアリング13a,14a,24a,25
a の使用方法を説明すると、ベアリング13a,14a,24a,25
a は、磁気ディスク3a,3b,─の回転及びアクチュエータ
部2aの回動を支持するために、内輪及び外輪をボールに
圧接させるべく、ベアリング13a,24a に予圧ばね16,26
によって予圧が与えられている。
a の使用方法を説明すると、ベアリング13a,14a,24a,25
a は、磁気ディスク3a,3b,─の回転及びアクチュエータ
部2aの回動を支持するために、内輪及び外輪をボールに
圧接させるべく、ベアリング13a,24a に予圧ばね16,26
によって予圧が与えられている。
【０００９】図５にアクチュエータ部2aの一部を省略し
てベアリング24a,25a の周辺部分を拡大して示してお
り、ベアリング24a,25a の内輪28a,28b がスピンドル22
に圧入され、ベアリング24ａの外輪27ａがベースフレー
ム15ａに隙間嵌め (例えば３〜12μｍの隙間) され、ベ
アリング25ａの外輪27ｂはベースフレーム15ａに接着に
より固定されている。
てベアリング24a,25a の周辺部分を拡大して示してお
り、ベアリング24a,25a の内輪28a,28b がスピンドル22
に圧入され、ベアリング24ａの外輪27ａがベースフレー
ム15ａに隙間嵌め (例えば３〜12μｍの隙間) され、ベ
アリング25ａの外輪27ｂはベースフレーム15ａに接着に
より固定されている。
【００１０】外輪27ａには予圧ばね26によって予圧が与
えられ、外輪27ａ、ボール29ａ及び内輪28ａが互いに圧
接し、これに連れて外輪27ｂ、ボール29ｂ及び内輪28ｂ
が互いに圧接する。
えられ、外輪27ａ、ボール29ａ及び内輪28ａが互いに圧
接し、これに連れて外輪27ｂ、ボール29ｂ及び内輪28ｂ
が互いに圧接する。
【００１１】またディスク組立部1aのベアリング13a,14
a についても内輪及び外輪がスピンドル10ｂ及びベース
フレーム15ａに対して同様に取り付けられている。
a についても内輪及び外輪がスピンドル10ｂ及びベース
フレーム15ａに対して同様に取り付けられている。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法によれ
ば、ベアリング24ａの内輪28ａは圧入によりスピンドル
22に締結され、外輪27ａはベースフレーム15ａに隙間嵌
めにより隙間を持たせており、ベアリング25ａの内輪28
ｂ及び外輪27ｂはスピンドル22及びベースフレーム15ａ
に圧入及び接着により固定されており、ベアリング13a,
14a についても同様に取り付けられているので、磁気デ
ィスク3a,3b,─の回転及びアクチュエータ部2aの回動に
より、隙間に原因する振動が生じ、また温度変化の影響
で隙間の寸法変化を招いて振動が増加し、シーク時に磁
気ディスクのトラックから磁気ヘッドがずれてオフトラ
ックが発生して、シークエラー及びデータエラーが生じ
るという問題点がある。
ば、ベアリング24ａの内輪28ａは圧入によりスピンドル
22に締結され、外輪27ａはベースフレーム15ａに隙間嵌
めにより隙間を持たせており、ベアリング25ａの内輪28
ｂ及び外輪27ｂはスピンドル22及びベースフレーム15ａ
に圧入及び接着により固定されており、ベアリング13a,
14a についても同様に取り付けられているので、磁気デ
ィスク3a,3b,─の回転及びアクチュエータ部2aの回動に
より、隙間に原因する振動が生じ、また温度変化の影響
で隙間の寸法変化を招いて振動が増加し、シーク時に磁
気ディスクのトラックから磁気ヘッドがずれてオフトラ
ックが発生して、シークエラー及びデータエラーが生じ
るという問題点がある。
【００１３】これは磁気ディスクが高密度化してトラッ
クビッチが狭くなり、僅かな振動でも影響するようにな
ったためである。本発明は、シーク時に生ずる振動を減
少させてオフトラックの発生を防止し、高密度、高速ア
クセスを可能とするディスク装置を提供することを目的
としている。
クビッチが狭くなり、僅かな振動でも影響するようにな
ったためである。本発明は、シーク時に生ずる振動を減
少させてオフトラックの発生を防止し、高密度、高速ア
クセスを可能とするディスク装置を提供することを目的
としている。
【００１４】
【課題を解決するための手段】図１は本発明の原理構成
図である。図において、６は駆動源、15はベース、10は
上端部及び下端部を第１のボールベアリング13及び第２
のボールベアリング14を介してベース15で支持され、駆
動源６によって回転又は回動される垂直軸、13は内輪が
垂直軸10に固着され、外輪がベース15に隙間嵌めされ、
外輪に軸心方向に予圧が加えられる第１のベアリング、
14は内輪が垂直軸10に固着され、外輪がベース15に固着
された第２のボールベアリング、５は摩擦抵抗の小さい
材料で形成された挿入部材である。
図である。図において、６は駆動源、15はベース、10は
上端部及び下端部を第１のボールベアリング13及び第２
のボールベアリング14を介してベース15で支持され、駆
動源６によって回転又は回動される垂直軸、13は内輪が
垂直軸10に固着され、外輪がベース15に隙間嵌めされ、
外輪に軸心方向に予圧が加えられる第１のベアリング、
14は内輪が垂直軸10に固着され、外輪がベース15に固着
された第２のボールベアリング、５は摩擦抵抗の小さい
材料で形成された挿入部材である。
【００１５】従って第１のボールベアリング13とベース
15の隙間嵌めの隙間に挿入部材５を挿入するように構成
されている。
15の隙間嵌めの隙間に挿入部材５を挿入するように構成
されている。
【００１６】
【作用】ボールベアリング13の予圧が加えられる外輪と
ベース15の隙間に、摩擦抵抗の少ない材料で形成された
挿入部材５を挿入することにより、予圧が加えられた時
に、挿入部材５の摩擦抵抗が小さいので、挿入された嵌
合部分で滑って予圧が有効に作用し、しかも隙間に挿入
部材５が挿入されているので、垂直軸10の回転又は回動
による振動が著しく減少する。
ベース15の隙間に、摩擦抵抗の少ない材料で形成された
挿入部材５を挿入することにより、予圧が加えられた時
に、挿入部材５の摩擦抵抗が小さいので、挿入された嵌
合部分で滑って予圧が有効に作用し、しかも隙間に挿入
部材５が挿入されているので、垂直軸10の回転又は回動
による振動が著しく減少する。
【００１７】従って、従来例で説明した磁気ディスク装
置のスビンドルの回転又は回動の場合に本発明を適用す
れば、シーク時に発生する振動が減少し、オフトラック
によるシークエラー及びデータエラーが防止されて、高
密度、高速アクセスが可能となる。
置のスビンドルの回転又は回動の場合に本発明を適用す
れば、シーク時に発生する振動が減少し、オフトラック
によるシークエラー及びデータエラーが防止されて、高
密度、高速アクセスが可能となる。
【００１８】
【実施例】以下、従来例で説明した磁気ディスク装置に
本発明を適用した一実施例を図２及び図３を参照して説
明する。全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
本発明を適用した一実施例を図２及び図３を参照して説
明する。全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
【００１９】図２は本発明の実施例を示す側面図、図３
(a)及び(b)は図２のディスク組立部及びアクチュエータ
部を夫々一部破断して要部を拡大して示す側断面図であ
る。図２のスペーサ5a,5b 、ベアリング13a,24a 、ベア
リング14a,25a 、及びベースフレーム15ａは、図１の挿
入部材５、第１のボールベアリング13、第２のボールベ
アリング14、及びベース15に夫々対応し、図２のスピン
ドルハウジング10ａ及びスピンドル10ｂ、及びスピンド
ル22は、図１の垂直軸10に対応し、また図２のモータM1
及び揺動モータM2は、図１の駆動源６に対応している。
(a)及び(b)は図２のディスク組立部及びアクチュエータ
部を夫々一部破断して要部を拡大して示す側断面図であ
る。図２のスペーサ5a,5b 、ベアリング13a,24a 、ベア
リング14a,25a 、及びベースフレーム15ａは、図１の挿
入部材５、第１のボールベアリング13、第２のボールベ
アリング14、及びベース15に夫々対応し、図２のスピン
ドルハウジング10ａ及びスピンドル10ｂ、及びスピンド
ル22は、図１の垂直軸10に対応し、また図２のモータM1
及び揺動モータM2は、図１の駆動源６に対応している。
【００２０】図３(a) 及び(b) に示すように、ディスク
組立部1bのベアリング13ａの外輪17ａとベースフレーム
15ａの嵌合の隙間にスペーサ5aが圧入により挿入され、
アクチュエータ部2bのベアリング24ａの外輪27ａとベー
スフレーム15ａの嵌合の隙間にスペーサ5bがほぼ全周に
亙って圧入されている。
組立部1bのベアリング13ａの外輪17ａとベースフレーム
15ａの嵌合の隙間にスペーサ5aが圧入により挿入され、
アクチュエータ部2bのベアリング24ａの外輪27ａとベー
スフレーム15ａの嵌合の隙間にスペーサ5bがほぼ全周に
亙って圧入されている。
【００２１】またスペーサ5a,5b が下方向に多少移動し
てもよいように、スペーサ5a,5b の上下方向の長さを、
ベアリング13a,24a の下端からスピンドル10b,22の上端
の位置までに設定している。
てもよいように、スペーサ5a,5b の上下方向の長さを、
ベアリング13a,24a の下端からスピンドル10b,22の上端
の位置までに設定している。
【００２２】スペーサ5a,5b は、摩擦抵抗が小さい材
料、例えば弗素樹脂シートで形成されている。従ってス
ペーサ5a,5b の両面が小摩擦抵抗になっている。このよ
うな構成を有するので、次に図３により作用を説明す
る。
料、例えば弗素樹脂シートで形成されている。従ってス
ペーサ5a,5b の両面が小摩擦抵抗になっている。このよ
うな構成を有するので、次に図３により作用を説明す
る。
【００２３】図３(a) において、ベアリング13ａの外輪
17ａに予圧ばね16によって予圧が加えられると、スペー
サ5aは摩擦抵抗が小さいので、予圧の方向に外輪17ａが
移動して、外輪17ａ、ボール19ａ及び内輪18ａが圧接
し、これに連れてベアリング14ａの内輪18ｂに同方向の
力が加わり、ベアリング14ａの内輪18ｂ、ボール19ｂ及
び外輪17ｂが圧接する。
17ａに予圧ばね16によって予圧が加えられると、スペー
サ5aは摩擦抵抗が小さいので、予圧の方向に外輪17ａが
移動して、外輪17ａ、ボール19ａ及び内輪18ａが圧接
し、これに連れてベアリング14ａの内輪18ｂに同方向の
力が加わり、ベアリング14ａの内輪18ｂ、ボール19ｂ及
び外輪17ｂが圧接する。
【００２４】同様に、図３(b) において、ベアリング24
ａの外輪27ａに予圧ばね26によって予圧が加えられる
と、スペーサ5bの小摩擦抵抗により予圧の方向に外輪27
ａが移動して、外輪27ａ、ボール29ａ及び内輪28ａが圧
接し、これに連れてベアリング25ａの外輪27ｂに同方向
の力が加わり、ベアリング25ａの内輪28ｂ、ボール29ｂ
及び外輪27ｂが圧接する。
ａの外輪27ａに予圧ばね26によって予圧が加えられる
と、スペーサ5bの小摩擦抵抗により予圧の方向に外輪27
ａが移動して、外輪27ａ、ボール29ａ及び内輪28ａが圧
接し、これに連れてベアリング25ａの外輪27ｂに同方向
の力が加わり、ベアリング25ａの内輪28ｂ、ボール29ｂ
及び外輪27ｂが圧接する。
【００２５】従って、ベアリング13a,24a の嵌合の隙間
にスペーサ5a,5b が挿入されているので、ディスク組立
部1bの回転及びアクチュエータ部2bの回動による振動が
減少し、磁気ヘッド4a,4b,─のオフトラックによるシー
クエラー及びデータエラーが防止されて、高密度、高速
アクセスに対応することができる。
にスペーサ5a,5b が挿入されているので、ディスク組立
部1bの回転及びアクチュエータ部2bの回動による振動が
減少し、磁気ヘッド4a,4b,─のオフトラックによるシー
クエラー及びデータエラーが防止されて、高密度、高速
アクセスに対応することができる。
【００２６】またスペーサ5a,5b は嵌合の隙間に圧入さ
れているので、温度が変化しても隙間が生ずることがな
く、安定したディスク組立部1bの回転及びアクチュエー
タ部2bの回動が得られ、正常なシークを行うことができ
る。
れているので、温度が変化しても隙間が生ずることがな
く、安定したディスク組立部1bの回転及びアクチュエー
タ部2bの回動が得られ、正常なシークを行うことができ
る。
【００２７】上記例では、両面が摩擦抵抗の小さいスペ
ーサ5a,5b を使用した場合を説明したが、片面だけ摩擦
抵抗の小さいスペーサであっても同様の効果が得られる
ことは勿論である。
ーサ5a,5b を使用した場合を説明したが、片面だけ摩擦
抵抗の小さいスペーサであっても同様の効果が得られる
ことは勿論である。
【００２８】また上記例では、ディスク組立部1bのベア
リング13ａ及びアクチュエータ部2bのベアリング24ａの
嵌合部分にスペーサ5a,5b を挿入した場合を説明した
が、いずれか一方だけに挿入しても、相当の効果が得ら
れる。
リング13ａ及びアクチュエータ部2bのベアリング24ａの
嵌合部分にスペーサ5a,5b を挿入した場合を説明した
が、いずれか一方だけに挿入しても、相当の効果が得ら
れる。
【００２９】更に上記例では、磁気ディスク装置の場合
を説明したが、回転軸或いは回動軸を有する他の装置で
も同様に適用することができる。
を説明したが、回転軸或いは回動軸を有する他の装置で
も同様に適用することができる。
【００３０】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、請
求項１では、上端部及び下端部を第１のボールベアリン
グ及び第２のボールベアリングを介してベースで支持さ
れ、駆動源によって回転又は回動される垂直軸と、内輪
が垂直軸に固着され、外輪がベースに隙間嵌めされ、隙
間嵌めされた外輪に軸心方向に対して平行に予圧が加え
られる第１のボールベアリングと、内輪が垂直軸に固着
され、外輪がベースに固着された第２のボールベアリン
グと、摩擦抵抗の小さい材料で形成された挿入部材とを
備え、第１のボールベアリングとベースの隙間嵌めの隙
間に挿入部材を挿入する構成とすることにより、垂直軸
の回転又は回動による振動を著しく減少させることがで
きる。
求項１では、上端部及び下端部を第１のボールベアリン
グ及び第２のボールベアリングを介してベースで支持さ
れ、駆動源によって回転又は回動される垂直軸と、内輪
が垂直軸に固着され、外輪がベースに隙間嵌めされ、隙
間嵌めされた外輪に軸心方向に対して平行に予圧が加え
られる第１のボールベアリングと、内輪が垂直軸に固着
され、外輪がベースに固着された第２のボールベアリン
グと、摩擦抵抗の小さい材料で形成された挿入部材とを
備え、第１のボールベアリングとベースの隙間嵌めの隙
間に挿入部材を挿入する構成とすることにより、垂直軸
の回転又は回動による振動を著しく減少させることがで
きる。
【００３１】請求項２では、挿入部材を隙間に圧入する
ことにより、温度が変化しても第１のベアリングの外輪
とベースの嵌合部分に変形が生ずることがなく、垂直軸
の安定した回転或いは回動を得ることができる。という
効果がある。
ことにより、温度が変化しても第１のベアリングの外輪
とベースの嵌合部分に変形が生ずることがなく、垂直軸
の安定した回転或いは回動を得ることができる。という
効果がある。
【図１】 本発明の原理構成図
【図２】 本発明の実施例を示す側断面図
【図３】 実施例の説明図
【図４】 本発明が適用される磁気ディスク装置を示す
構成図
構成図
【図５】 従来例の説明図
1a,1b はディスク組立部、 2a,2b はアクチュ
エータ部、５は挿入部材、 5a,5b
はスペーサ、６は駆動源、 10は
垂直軸、10ａはスピンドルハウジング、 10b,22は
スピンドル、13は第１のボールベアリング、 13a,
14a,24a,25a はベアリング、14は第２のボールベアリン
グ、 15はベース、 15ａはベー
スフレーム、 M1はモータ、M2は揺動モー
タ、
エータ部、５は挿入部材、 5a,5b
はスペーサ、６は駆動源、 10は
垂直軸、10ａはスピンドルハウジング、 10b,22は
スピンドル、13は第１のボールベアリング、 13a,
14a,24a,25a はベアリング、14は第２のボールベアリン
グ、 15はベース、 15ａはベー
スフレーム、 M1はモータ、M2は揺動モー
タ、
Claims (2)
- 【請求項１】 垂直軸(10)、第１のボールベアリング(1
3)、第２のボールベアリング(14)、ベース(15)、挿入部
材(5) 及び駆動源(6) で構成され、 該垂直軸(10)は、上端部及び下端部を該第１のボールベ
アリング(13)及び該第２のボールベアリング(14)を介し
て該ベース(15)で支持され、該駆動源(6) によって回転
又は回動されるものであり、 該第１のボールベアリング(13)は、内輪が該垂直軸(10)
に固着され、外輪が該ベース(15)に隙間嵌めされ、該隙
間嵌めされた外輪に軸心方向に対して平行に予圧が加え
られるものであり、 該第２のボールベアリング(14)は、内輪が該垂直軸(10)
に固着され、外輪が外輪がベース(15)に固着されたもの
であり、 該挿入部材(5) は、摩擦抵抗の小さい材料で形成された
ものであり、 該第１のボールベアリング(13)と該ベース(15)の該隙間
嵌めの隙間に該挿入部材(5) を挿入することを特徴とす
る回転機構。 - 【請求項２】 前記挿入部材(5) は、前記隙間に圧入さ
れることを特徴とする請求項１の回転機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4218094A JPH0666318A (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 回転機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4218094A JPH0666318A (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 回転機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0666318A true JPH0666318A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=16714540
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4218094A Withdrawn JPH0666318A (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 回転機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0666318A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013044435A (ja) * | 2011-08-26 | 2013-03-04 | Dyson Technology Ltd | ベアリング組立体 |
| US9624940B2 (en) | 2009-02-24 | 2017-04-18 | Dyson Technology Limited | Rotor assembly |
-
1992
- 1992-08-18 JP JP4218094A patent/JPH0666318A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9624940B2 (en) | 2009-02-24 | 2017-04-18 | Dyson Technology Limited | Rotor assembly |
| JP2013044435A (ja) * | 2011-08-26 | 2013-03-04 | Dyson Technology Ltd | ベアリング組立体 |
| US8864460B2 (en) | 2011-08-26 | 2014-10-21 | Dyson Technology Limited | Bearing assembly |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991102 |