JP2000268485A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JP2000268485A
JP2000268485A JP11071410A JP7141099A JP2000268485A JP 2000268485 A JP2000268485 A JP 2000268485A JP 11071410 A JP11071410 A JP 11071410A JP 7141099 A JP7141099 A JP 7141099A JP 2000268485 A JP2000268485 A JP 2000268485A
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bearing
stopper
shaft
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JP11071410A
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English (en)
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Masaru Muranishi
勝 村西
Katsutoshi Arai
勝敏 新居
Yuichi Yanase
裕一 柳瀬
Kazuhiko Kawakami
和彦 河上
Takashi Kono
敬 河野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】動圧軸受においては軸受メタルと軸の間に隙間
があり、この隙間に潤滑流体が満たされている。この軸
が回転すると潤滑流体に圧力が発生し、この圧力によっ
て軸が支えられる。しかし軸が回転していない場合、潤
滑流体には圧力が発生していないため、軸を支えること
ができず軸は隙間の分だけ動くことができ、軸の傾きが
生ずる。 【解決手段】情報記録再生装置のベース側に、円板状の
ディスクの外周部に掛かるように、ディスクと接触して
もディスク及びそれ自身の破損が生じない複数のストッ
パを設け、軸の傾きを拘束する。 【効果】薄型で大容量の情報記録再生装置において、デ
ィスクが回転していない状況においても、ディスクやそ
の他の構成要素の破損がない情報記録再生装置を構成す
る事ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は円板状の情報記録媒
体の情報の記録再生を行う情報記録再生装置に係り、特
に、記録媒体を回転時に生じる軸振動を抑制した情報記
録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、光ディスク装置や磁気ディスク装
置のような、回転する円板状の情報記録媒体に情報を記
録再生する装置では、同心円もしくは渦巻き状のトラッ
クを情報記録媒体上に設け、これに沿って情報が記録さ
れる。実際の装置では、同心円もしくは渦巻きの中心と
回転中心のずれに起因するトラックの揺動や、軸受の振
動等がある。このため、トラックに沿って情報の記録ま
たは再生を行うためには、情報の記録再生を行うヘッド
をこれらの揺動や振動に追従させ、ヘッドとトラックを
精密に位置決めする必要がある。
【0003】また、情報記録媒体上の記録密度が高くす
るためには、トラックの間隔は狭くする必要がある。こ
れに伴ってヘッドとトラックの位置決め精度もより厳し
くする必要がある。ヘッドとトラックをより精密に位置
決めするためには、トラックの揺動を少なくすることが
有効である。この軸受の振動を低減するために、従来用
いられていた転がり軸受をすべり軸受(動圧軸受)にす
ることが有効である。
【0004】特開平6−162652号公報には、ボー
ルベアリング軸受を用いた磁気記録方式の軸受部のガタ
によるOFFトラックを防止するために、ヘッド部によ
りディスクを押さえつける与圧機構を設ける構成のもの
が開示されている。この公報中で、軸受をすべり軸受と
した場合も同じ与圧機構でOFFトラックを防止できる
と開示されている。
【0005】また、特開平8−335366号公報に
は、グルーブを設けたすべり軸受を使用したスピンドル
モータが開示されており、軸振れを防止するために、軸
の上下に設けるグルーブの長さを下側に比較して上側を
長くすることで対応している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、動圧軸受に
おいては軸受メタルと軸の間に隙間があり、この隙間に
潤滑流体が満たされている。この軸が回転すると潤滑流
体に圧力が発生し、この圧力によって軸が支えられる。
しかし軸が回転していない場合、潤滑流体には圧力が発
生していないため、軸を支える事ができず軸は隙間の分
だけ動く事ができ、軸の傾きが生ずる。
【0007】光ディスク装置や磁気ディスク装置では、
この軸に光ディスクや磁気ディスクが取り付けられてお
り、軸の傾きに起因してディスクの傾きが生じ、ディス
クの縁の部分がディスク表面の垂直方向に変位する。こ
の変位により、ディスクが装置の他の構成要素に接触し
た場合、ディスクやその構成要素の破損が生ずる。これ
を防ぐためには、(1)ディスク周辺に空間的な余裕を設
ける、(2)軸受メタルの間隔を大きくする、(3)軸と軸受
メタルの隙間を小さくする、等の方法がある。しかし、
(1)、(2)の方法では装置が大型化する。光ディスク装
置、磁気ディスク装置共に装置の小型化が要求されてお
り、(1)、(2)を採用する事は困難である。また、軸と軸
受メタルの隙間は軸受の性能に大きく影響を与えるほ
か、加工精度の問題もあり、(3)を採用する事も現実に
は困難である。
【0008】また、特開平8−335366号公報のよ
うにグルーブを設ける方式では、加工が複雑である。
【0009】本発明の目的は、薄型で大容量の情報記録
再生装置において、ディスクが回転していない状況にお
いても、ディスクやその他の構成要素の破損がない情報
記録再生装置を構成することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】情報記録装置のベース側
に円板状の情報記録媒体の外周部の一部の面内方向に突
出したストッパを設け、前記情報記録媒体と接触しても
情報記録媒体およびそれ自身の破損が生じないようにス
トッパを樹脂で形成するか、又はストッパに樹脂をコー
ティングし、前記ストッパと情報記録媒体間に所望の隙
間有し、スピンドルモータ軸の傾きを拘束する構成とし
た。
【0011】
【発明の実施の形態】図1から図6を用いて、本発明の
実施の形態の一例について説明する。図1は本発明を用
いた磁気ディスク装置の平面図よよび断面側面図、図2
は前記磁気ディスク装置に用いられるスピンドルモータ
の断面図、図3は本発明の原理図、図4はストッパ近傍
の拡大図、図5は種々のストッパの形態、図6は種々の
軸受の断面図である。
【0012】図1(1)は本発明を用いた磁気ディスク
装置の平面図であり、(2)は(1)のA−A断面図で
ある。
【0013】図1に示す通り、ベース1にスピンドルモ
ータ2が取り付けられている。スピンドルモータ2には
円板状の情報記録媒体である磁気ディスク3、4がクラ
ンパ5、クランプネジ6によって取り付けられており、
スピンドルモータ2により回転する。磁気ディスク3、
4は表面に磁性膜を有し、スライダ7、8、9、10に
設けられた磁気ヘッドによって磁気的に情報が記録され
る。記録された情報は、スライダ7、8、9、10に設
けられた磁気ヘッドによって磁気的に再生される。スラ
イダ7、8、9、10は各々サスペンション11、1
2、13、14の先端に取り付けられている。サスペン
ション11、12、13、14はキャリッジ15に取り
付けられており、キャリッジ15はベース1に固定され
たピボット16の周りに回転可能となっている。この回
転運動によって、スライダ11、12、13、14を磁
気ディスク3、4の半径方向に移動させることができ
る。
【0014】図1では磁気回路17の影になるので陽に
は記載していないが、キャリッジ15にはコイルが取り
付けられており、磁気回路17により前記コイルに磁場
が印加されている。このコイルに電流を流すことによ
り、キャリッジ15をピボット16の周りに回転させる
モーメントが発生する。このモーメントによってキャリ
ッジ15を回転させ、スライダ7、8、9、10を磁気
ディスク3、4の半径方向に移動させる。
【0015】装置外部からの電源の供給、情報の記録再
生の命令の入力、記録すべき情報の入力、再生した情報
の出力はコネクタ18を介して行なう。コネクタ18を
介し、装置外部から情報の記録再生の命令が入力された
場合、回路19は入力された命令に応じてスピンドルモ
ータ2に所定の電流を供給して、スピンドルモータ2を
回転させる。
【0016】磁気ディスク3、4には同心円状にトラッ
クが設けられている。スピンドル2による磁気ディスク
3、4の回転運動により、スライダ7、8、9、10に
設けられた磁気ヘッドは、トラックに沿って磁気ディス
ク3、4と相対運動することになる。装置外部からの命
令が情報の記録であった場合、回路19は磁気ディスク
3、4の回転に同期させてスライダ7、8、9、10に
設けられた磁気ヘッドに所定の電流を流し、トラック上
に磁気的なマークを形成して情報の記録を行なう。ま
た、回路19は装置外部からの命令が情報の再生であっ
た場合、回路19は磁気ディスク3、4の回転に同期さ
せてスライダ7、8、9、10に設けられた磁気ヘッド
からの出力を検出することで情報の再生を行ない、コネ
クタ18から装置外部へ出力する。
【0017】この磁気ディスク装置の基本的な動作は、
上記の通りである。しかし、実際には同心円状に形成さ
れたトラックの中心とスピンドルモータ2の回転中心の
ずれ、及び軸受の振動等があり、トラックが揺動する。
情報の記録再生は所定のトラックに対して行なう必要が
ある。そのため、スライダ7、8、9、10に設けられ
た磁気ヘッドは、情報の記録再生を行なうべき所定のト
ラック上に位置決めする必要がある。このため、各々の
トラック上には、トラックと磁気ヘッドの位置ずれを示
す信号であるトラックエラー信号を作るためのマークが
形成されている。このマークによる磁気ヘッドからの出
力を検出することで、回路19はトラックエラー信号を
発生する。回路19はトラックエラー信号をキャリッジ
15に設けられたコイルにフィードバックして、スライ
ダ7、8、9、10に設けられた磁気ヘッドを所定のト
ラック上に追従させる。
【0018】回路19と、スライダ7、8、9、10に
設けられた磁気ヘッド、キャリッジ15に取り付けられ
たコイルとの電気的な接続は、コネクタ20、フレキシ
ブルプリント回路(FPC21)を介して行なう。図1
の断面側面図では、FPC21は省略してある。
【0019】磁気ヘッドを所定のトラックに精密に追従
させるためには、トラック中心とスピンドルの回転中心
の偏心や軸受の振動はできる限り小さくする必要があ
る。偏心に起因するトラックの揺動は磁気ディスク3、
4の回転に同期して生ずる。このため、その振動数は比
較的低く、前述のフィードバック制御によってその影響
は比較的小さくすることができる。
【0020】しかし、例えばスピンドルモータ2の軸受
を玉軸受とした場合、玉通過振動のような回転に同期し
ない振動(NRRO)が発生する。この振動は一般にディスク
の回転数よりも高周波であり、フィードバック制御によ
ってその影響を抑圧することは困難である。通常の磁気
ディスク装置では、同心円状に設けられた隣接するトラ
ックの間隔であるトラックピッチの、10%以下の精度
でヘッドをトラックに追従させる必要がある。スピンド
ルモータ2に玉軸受を用いた場合、比較的精度の高い玉
軸受を用いてもNRROは100nm以下とすることは難かし
い。
【0021】トラックの揺動の原因は軸受振動の他、デ
ィスクのフラッタ振動等がある。また、フィードバック
制御時のキャリッジ15の振動も、トラックとヘッドの
ずれの原因となる。従って、スピンドルモータに玉軸受
を用いた場合、トラックピッチを1μm以下とすること
は非常に困難となる。
【0022】一般に磁気ディスク装置において、磁気デ
ィスクの記録密度は、トラック密度とビット密度の積で
与えられる。トラック密度は前述のトラックピッチの逆
数であり、ビット密度はトラックの単位長さ当りに記録
される情報の量である。
【0023】スピンドルモータ2の軸受として玉軸受を
用いたのでは、トラックピッチを小さくすることに限界
があるため、記録密度は一定の限界が生ずる。
【0024】これに対し、本発明では、図2に示す通
り、スピンドルモータ2の軸受として動圧軸受を用いて
いる。動圧軸受は玉軸受と異なり、NRROを50nm以下とす
ることが可能であり、玉軸受を用いた場合よりもトラッ
ク密度を小さくすることが可能となる。従って、玉軸受
を用いた場合より記録密度を高くすることができる。
【0025】図1のスピンドルモータ2は、図2の軸受
31、軸32、ハブ33、駆動磁石34、コイル35、
ヨーク36から構成されている。軸受31は動圧軸受と
なっており、その回転軸の周りに軸32が回転可能とな
っている。軸32にはハブ33が、ハブ33には駆動磁
石34が固定されている。コイル35に電流を流すと、
ヨーク36に磁極が生じ、この磁極と駆動磁石34の間
の磁気的な力によって軸32、ハブ33、駆動磁石34
が回転する。ハブ33にはスペーサ37を挟んで2枚の
磁気ディスク3、4が、クランパ5、クランプネジ6に
よって固定されている。ハブ33が回転することによ
り、磁気ディスク3、4も一緒に回転する。軸受31
は、軸受メタル38、39、スペーサ40、スラスト受
け41、フタ42、ハウジング43から構成され、軸3
2と軸受メタル38、39の間には潤滑油44が注入さ
れている。潤滑油44は、図2中では黒く塗りつぶして
ある。
【0026】軸32が回転することにより、軸32と軸
受メタル38、39の間にある潤滑油44に動圧が発生
し、軸32は軸受けメタル38、39から潤滑油44を
介して浮かした形でラジアル方向に保持される。軸受メ
タルの形状としては、真円を用いても良いが、軸受剛性
を高め、かつ安定性を高めるため、2円弧や3円弧等の
多円弧軸受としても良い。この他、動圧を有効に発生さ
せるために、軸受メタル38、39もしくは軸32にグ
ルーブを設け、グルーブ軸受としても良い。
【0027】図2における軸32の下端は球面状に加工
されており、軸32はさらに駆動磁石34とヨーク36
間の磁気的な力でスラスト受け41に押し付けられてい
る。即ち、軸32のスラスト方向の保持は、球面上に加
工された下端とスラスト受け41から構成されるピボッ
ト軸受で行われる。ピボット軸受は回転時の摩擦損失が
小さいので、スピンドルモータ2の消費電力を小さくす
る上では有利である。
【0028】図3は本発明の原理図である。図3の
(1)は軸32が回転していてストッパ22が有る状態
を示し、図3(2)は軸32停止していてストッパ22
が無い状態を示し、図3(3)は軸32が静止し、さら
にストッパ22が有る状態を示している。
【0029】図3では、図2で説明した駆動磁石34、
コイル35、ヨーク36、フタ42、潤滑油44を省略
して描いてある。一般に動圧軸受では、軸と軸受メタル
の間に隙間を必要とし、この隙間に潤滑流体を注入す
る。軸と軸受メタルの半径隙間は一般に軸径の1/10
00〜2/1000程度である。ディスク径2.5イン
チ、3.5インチの磁気ディスク装置では、軸径として
は数mmが必要であり、半径隙間は概ね数μmとなる。こ
こで、磁気ディスク3、4の直径Dを65mm、軸32の
直径d1を3mmとする。半径隙間を軸径の1.5/10
00とすると、半径隙間は4.5μmとなり、軸受メタ
ル38、39の内径d2は3.009mmとなる。ここ
で、軸受メタル38、39の内径とは、軸受メタル3
8、39が真円の軸受である場合はその内径であり、軸
受メタル38、39が2円弧や3円弧等の多円弧軸受、
グルーブ軸受であった場合は、軸受に内接する円の直径
のことである。
【0030】軸32の直径d1、軸受メタル38、39
の内径d2の加工精度を考えると、1μm以下の精度を
出すことは困難である。軸受メタル38、39、軸32
の両方に製造誤差があることを考えると、半径隙間の製
造誤差を1μm以下とすることは非常に困難である。従
って、半径隙間を2〜3μmよりも小さくすると、製造
誤差によって軸受31の性能、例えば軸受剛性や消費電
力等が大きくばらついてしまう。よって、現実的には半
径隙間は2〜3μm程度が限界である。また、軸受メタ
ル38の上面と軸受メタル39の下面の間隔L(以下こ
れを軸受メタルの間隔Lと呼ぶ)、も磁気ディスク装置
の薄型化の要求に伴い、小さくすることが要求されてい
る。
【0031】図3の(1)のように軸32が回転してい
る場合は、軸32は動圧により、軸32の中心と軸受メ
タル38、39の中心がほぼ一致した状態で保持され
る。しかし、軸32が回転してない場合、軸32を保持
する動圧が発生しないため、装置外部からの外乱によっ
て軸32は軸受メタル38、39との隙間の分だけ傾き
θが生ずる。通常、軸受メタルの間隔Lに比較して半径
隙間は非常に小さいので、この傾きθの最大値θmax
は、軸受メタルの間隔L、軸32の直径d1、軸受メタ
ル38、39の内径d2を用いて次式で与えられる。
【0032】
【数3】
【0033】この傾きによる、磁気ディスク3、4の外
周部の面振れの大きさHmaxは、さらに磁気ディスク
3、4の外径Dを用いて次式で与えられる。
【0034】
【数4】
【0035】軸受メタルの間隔Lを例えば5mmとし、d
1、d2、Dに前述の値を代入すると、Hmaxは約59
μmとなる。
【0036】例えば、図3の上側に示す磁気ディスク4
の下面とキャリッジ15の間隔H4がHmaxより小さ
く、図3の(2)のようにストッパ22が無い場合、同
図のように軸32の傾きによって磁気ディスク4にキャ
リッジ15が接触する。この傾きのあるまま回転を開始
すると磁気ディスク4及びキャリッジを破損することも
ある。また、軸32の傾きの原因が装置外部から衝撃で
あった場合、磁気ディスク4またはキャリッジ15が破
損する懸念がある。また、図3の(1)に示す磁気ディ
スク3の上面とキャリッジ15の間隔H3がHmaxより
小さく、ベース1に設けた段差25が無い場合も同様で
ある。
【0037】図3の(3)のようにストッパ22が存在
し、さらに、図3の(1)におけるH4よりも磁気ディ
スク3の上面とストッパ22の下面の間隔H1が小さい
場合は、軸32の傾き(磁気ディスク3の傾き)はスト
ッパ22で抑制される。このため、磁気ディスク3、4
とキャリッジ15が接触することは無くなる。ベース1
には段差25が設けられているが、この段差25と磁気
ディスク4の下面との間隔H2が図3(1)のH3より
も小さい段差25が軸32の傾きを抑制するストッパと
して作用する。
【0038】前述の通り、半径隙間は2〜3μmより小
さくすることは困難であり、半径隙間の限界は製造誤差
を考えると2μm程度となる。この場合、d1、d2、
D、Lに前述の数値を入れると、Hmaxは約26μmとな
る。磁気ディスク装置に対する薄型化の要求に伴い、軸
受メタルの間隔Lは4mm、3mmと小さくすることが要求
され、これに伴いHmaxは、約33μm、約43μmと大
きくなる。また装置の薄型化に要求に伴い、H3、H4
も小さくすることが要求される。即ち、磁気ディスク装
置を薄くするためには、Hmaxを小さくする必要があ
る。数4よりHmaxを小さくするためには、下記の3つ
の方法がある。
【0039】(1)磁気ディスク3、4の直径Dを小さく
する。
【0040】(2)軸32の直径d1と軸受メタル38、
39の内径d2の差を小さくする。
【0041】(3)軸受メタルの間隔Lを大きくする。
【0042】しかし、(1)は装置の記録容量を直接小さ
くすることになるため、この選択は現実的ではない。
(2)は前述の通り、加工精度の問題から限界がある。(3)
は薄型化の方向と逆行する。よって、軸受31の寸法関
係からHmaxを小さくすることは限界がある。
【0043】そこで、ストッパ22と段差25により磁
気ディスク端面部の傾き量を規制することにより、軸3
2の傾きを抑制する。これによって、磁気ディスク3、
4とキャリッジ15の接触を防止し、磁気ディスク3、
4、キャリッジ15の損傷を防ぐことができる。図3
(1)のH1、H2はH3、H4より小さくすれば良い
ので、直径d1と軸受メタル38、39の内径d2の差
に比較して加工精度の問題が生じ難い。図1に示した他
のストッパ23、24の働きも同様である。また、磁気
ディスク3、4とストッパ22、23、24、段差25
の接触による磁気ディスク3、4およびストッパ22、
23、24、段差25の損傷が懸念されるが、この点に
ついては後述する。ここでは、磁気ディスク3、4とキ
ャリッジ15の接触についてのみ考察したが、他の部分
も磁気ディスク3、4と接触しないようにストッパ2
2、23、24、段差25の設計を行なう必要がある。
【0044】前述の傾きの最大値θmaxにより、磁気デ
ィスク3、4の図3における右端が最も上がった時と最
も下がった時の位置の差は、2・Hmaxとなる。よっ
て、ストッパ22と段差25は、H1+H2<2・Hma
x、となるように作らないと全く作った意味が無くなっ
てしまう。結果として、H1+H2=Hとして、次式の
ようにする必要がある。
【0045】
【数5】
【0046】図4にストッパ22近傍の拡大図を示す。
ストッパ22はネジ51によってベース1に固定され
る。軸の傾きが生じた場合、ストッパ22の下面と磁気
ディスク3の上面又は磁気ディスク4の下面と段差25
が接触する。磁気ディスク3、4は通常石英ガラスか、
A1の基板の上に下地膜、磁性膜、保護膜を成膜し、そ
の上に潤滑材を塗布して有る。接触して磁気ディスク3
もしくはストッパ22を破損させないためには、ストッ
パ22を例えばフッ素樹脂、ポリエチレン等の樹脂で作
れば良い。また、金属の上にフッ素樹脂等のコーティン
グを施した物を用いても良い。
【0047】本実施例では、段差25はフッ素樹脂のコ
ーティング52を施してあり、段差25と磁気ディスク
4が接触しても両者が損傷しないようにしてある。スト
ッパ23、24も同様である。コーティング52の種類
としては、前述のフッ素樹脂やポリエチレンのコーティ
ング、フッ素系のパーフルオロポリエーテル(PFPE)油の
薄膜等がある。
【0048】図1から図4で説明した実施例では、磁気
ディスク3の上面と磁気ディスク4の下面を各々ストッ
パ22と段差25に接触させて軸32の傾きを抑圧して
いた。図5を用いて他の実施例について説明する。図5
(a)には、最上段の磁気ディスクの傾きを拘束するスト
ッパを設けた例を示す。
【0049】本実施例ではスペーサ54を挟んで2枚の
ストッパ53、55により、1枚の磁気ディスク3の上
下の面を拘束するように構成した。このため、図1から
図4を用いて説明した例のH1、H2を図5(a)のH
1、H2に置き換えれば、動作原理は全く同様となる。
ストッパ53、55の材質もストッパ22と同様にすれ
ば良い。本実施例では、磁気ディスクは磁気ディスク
3、4の2枚であるが、これを3枚以上とすることも容
易である。この場合に、任意の1枚の上下面を図5
(a)のような形で拘束することで、軸の傾きを抑制す
ることが可能である。
【0050】図5(b)には、最下段磁気ディスクのみ
の傾きを拘束するストッパを設けた例を示したものであ
る。ストッパ56と段差57で1枚の磁気ディスク4の
上下の面を拘束する構成した。その他は図5(a)と同
じで、同じように作用する。
【0051】図5(c)は、1つのストッパで傾き方向に
よって上下の磁気ディスクの一方とと接触することによ
り、傾きを抑制するようにした構成例である。、磁気デ
ィスク3、4の間にストッパ58を挿入して磁気ディス
ク3の下面と磁気ディスク4の上面により傾きを拘束す
るようにしたものである。ストッパ58の材質、及び作
用効果等は、先の例と同じである。
【0052】図5(d)は、図5(c)の変形例で、面
取り部で傾きを抑制する構成を示す。磁気ディスク3、
4の外周部に面取りが施して有り、ストッパ59にも面
取りが施してある。ストッパ59を磁気ディスク3、4
に挿入し、各々の面取り部で傾きを抑制する。H1、H
2関してもこれまでの構成と同様である。この構成の場
合、磁気ディスク3、4の記録を行なう面と、傾きを抑
制するためにストッパ59に接触する面が別々であるの
で、磁気ディスク3、4上に記録された情報が接触によ
る損傷する可能性を非常に小さくすることが可能とな
る。
【0053】図6を用いて、スラスト軸受も動圧軸受と
した場合について説明する。図6(1)は、スラストプ
レート62の上下両面に動圧が作用する場合、(2)は
軸受メタル65の上下両面に動圧が作用する場合であ
る。
【0054】ハブ33、磁気ディスク3、4、スペーサ
37、クランパ5、クランプネジ6の構造は図1から4
までの場合と同様である。図6(1)の場合、軸32に
は円板状のスラストプレート62が設けられている。軸
受は軸受メタル38、61、スペーサ40、スラスト受
け63、ハウジング43、フタ42から構成されてい
る。本図6では、潤滑油44、駆動磁石34、コイル3
5、ヨーク36が省略されている。軸受メタル38の構
造は図1から4までの場合と同様である。軸受メタル6
1の内面は軸受メタル39と同様であるが、下の面にラ
ンドグルーブが設けられており、スラスト軸受となって
いる。スラスト受け63の外周部も上の面にランドグル
ーブが設けられており、スラスト軸受となっている。軸
32の回転により、スラストプレート62の上面と軸受
メタル61の下面の間、スラストプレート62の下面と
スラスト受け63の上面の間に動圧が発生し、軸32を
スラスト方向に保持する。
【0055】ラジアル方向の保持に関しては、図1から
4までの場合と同様である。軸受メタル38、61の内
径d2、軸32の直径32、軸受メタルの間隔Lの定義
も図1から4までの場合と同様である。軸32の回転時
のスラストプレート61上面と軸受メタル62下面の間
隔をH5、スラストプレート61の下面とスラスト受け
63の上面の間隔をH6、スラストプレート62の直径
をdとする。この場合の軸32の傾きθの最大値θmax
は、ラジアル軸受の隙間に起因する傾きの最大値θ1
と、スラスト軸受の隙間に起因する傾きの最大値θ2の
小さい方によって決定される。通常、H5、H6はdに
比較して十分小さいので、θ1とθ2は各々数6、数7
で与えられる。
【0056】
【数6】
【0057】
【数7】
【0058】H5、H6とも加工精度の問題があり、数
μmより小さくすることが困難であることは、半径隙間
の場合と同様である。θ1、θ2の内小さい方をθmax
とすると、この傾きによる、磁気ディスク3、4の外周
部の面ぶれの大きさHmaxは数8で与えられる。
【0059】
【数8】
【0060】このHmaxを数4で求めたHmaxの代わりに
用いることにより、図6(1)に示した軸受構造に関し
ても、軸の傾きを抑制するストッパと磁気ディスクの間
隔H1、H2に関して、図1から図4の場合と同様に議
論することができる。
【0061】図6(2)の場合、軸32には円板状のス
ラストプレート66、67が設けられている。軸受は軸
受メタル38、65、スペーサ64、フタ42、68、
ハウジング43から構成されている。図6(2)では図
2における、潤滑油44、駆動磁石34、コイル35、
ヨーク36が省略されている。軸受メタル38の構造は
図1から4までの場合と同様である。軸受メタル65の
内面は軸受メタル39と同様であるが、上下の端面にラ
ンドグルーブが設けられており、スラスト軸受となって
いる。
【0062】軸32の回転により、スラストプレート6
6の下面と軸受メタル65の上面の間、スラストプレー
ト67の上面と軸受メタル65の下面の間に動圧が発生
し、軸32をスラスト方向に保持する。ラジアル方向の
保持にや、軸受メタル38、65の内径d2、軸32の
直径32、軸受メタルの間隔Lの定義も図1から4まで
の場合と同じである。軸32の回転時のスラストプレー
ト67下面と軸受メタル65上面の間隔をH6、スラス
トプレート67の上面と軸受メタル65の下面の間隔を
H5、スラストプレート66、67の直径をdとする。す
るとθ1、θ2、θmax、Hmaxに関して、上述と同様の議
論ができる。
【0063】前述の傾きの最大値θmaxにより、磁気デ
ィスク3、4の外周部が最も上がった時と最も下がった
時の位置の差は、2・Hmaxとなる。よって、ストッパ
22と段差25は、H1+H2<2・Hmax、となるよ
うに作らないと、全く作った意味が無くなってしまう。
図6(1)、(2)において、軸32は軸受に対して、
H5+H6、だけスラスト方向に動く事ができ、軸32
のスラスト方向の可動範囲hは、h=H5+H6、で与
えることができる。すると、θmaxがθ2で与えられる場
合、結果として、H1+H2=hとして、次式のように
する必要がある。
【0064】
【数9】
【0065】この実施の形態例では、磁気ディスク装置
へ応用した例について説明したが、磁気ディスク3、4
を光学的手法で情報の記録再生を行なう光ディスクと
し、スライダ7、8、9、10に光ヘッドを設ける事
で、光ディスク装置への応用も可能である。
【0066】
【発明の効果】薄型で大容量の情報記録再生装置におい
て、ディスクが回転していない状況においても、ディス
クやその他の構成要素の破損がない情報記録再生装置を
構成する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ディスク装置の平面図および断面側面図
【図2】 スピンドルモータの断面図
【図3】 本発明の原理図
【図4】 ストッパ近傍の拡大図
【図5】 種々のストッパの形態の説明図
【図6】 軸受の断面図
【符号の説明】
1…ベース、2…スピンドルモータ、4…磁気ディス
ク、5…クランパ、6…クランプネジ、8、9、10…
スライダ、12,13,14…サスペンション、15…
キャリッジ、16…ピボット、17…磁気回路、18…
コネクタ、19…回路、20…コネクタ、21…FP
C、23、24…ストッパ、25…段差、31…軸受、
32…軸、33…ハブ、34…駆動磁石、35…コイ
ル、36…ヨーク、37…スペーサ、39…軸受メタ
ル、40…スペーサ、41…スラスト受け、42…フ
タ、43…ハウジング、44…潤滑油、51…ネジ、5
2…コーティング、53…ストッパ、54…スペーサ、
55…ストッパ、56…ストッパ、57…段差、58、
59…ストッパ、61…軸受メタル、62…スラストプ
レート、63…スラスト受け、64…スペーサ、65…
軸受メタル、66、67…スラストプレート、68…フ
タ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳瀬 裕一 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 河上 和彦 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 河野 敬 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 Fターム(参考) 5D109 BB05 BB12 BB17 BB21 BB23 BB27 BB34 5H605 AA04 BB05 BB15 CC04 EB03 EB06 GG21

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円板状の情報記録媒体と、これを回転させ
    るスピンドルモータと前記情報記録媒体に情報を記録再
    生するヘッドを有する情報記録再生装置において、 スピンドルモータが軸とすべり軸受で構成され、前記軸
    と前記軸受間の隙間により生ずる軸の傾きを、前記情報
    記録媒体の端面が掛かるようにストッパを設けたことを
    特徴とする情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】請求項1の情報記録再生装置において、 前記ストッパは、前記情報記録媒体の面ぶれ方向の変位
    を拘束して前記軸の傾きを抑制し、前記情報記録媒体の
    表面方向変位と裏面方向変位の双方を拘束できるように
    構成したことを特徴とする情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】請求項2の情報記録再生装置において、 前記軸受が、軸のラジアル方向の変位を拘束する複数の
    軸受メタルを有し、前記複数の軸受メタルの内両端の軸
    受メタルの間隔をL、軸の直径をd1、軸受メタルの内
    径をd2、情報記録媒体の直径をDとした場合、前記情
    報記録媒体の表面方向変位を拘束するストッパと前記情
    報記録媒体との間隔と、前記情報記録媒体の裏面方向変
    位を拘束するストッパと前記情報記録媒体との間隔との
    和Hが次式を満たすことを特徴とする情報記録再生装
    置。 【数1】
  4. 【請求項4】請求項2の情報記録再生装置において、 前記軸にスラストプレートを固定し、前記軸受がスラス
    トプレートのスラスト方向の変位を拘束する軸受メタル
    を備え、前記軸受メタルと前記スラストプレートによっ
    てスラスト方向の変位が拘束された軸の、スラスト方向
    の可動変位幅をh、スラストプレートの直径をd、情報
    記録媒体の直径をDとした場合、前記情報記録媒体の表
    面方向変位を拘束するストッパと前記情報記録媒体との
    間隔と、前記情報記録媒体の裏面方向変位を拘束するス
    トッパと前記情報記録媒体との間隔との和Hが次式を満
    たすことを特徴とする情報記録再生装置。 【数2】
  5. 【請求項5】請求項1から4のいずれか1項の情報記録
    再生装置において、 前記ストッパが樹脂で構成するか、又は前記ストッパの
    前記情報記録媒体に対向する面に樹脂を設けたことを特
    徴とする情報記録再生装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8446688B1 (en) 2010-06-29 2013-05-21 Western Digital Technologies, Inc. Drive with circumferential disk limiter
US8553356B1 (en) * 2011-11-21 2013-10-08 Western Digital Technologies, Inc. Disk limiter for disk drive
US8743509B1 (en) 2010-05-10 2014-06-03 Western Digital Technologies, Inc. Disk drive having a head loading ramp and a disk limiter tab that projects from a side of an actuator arm
US8797677B2 (en) 2011-12-15 2014-08-05 Western Digital Technologies, Inc. Disk deflection damper for disk drive

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