JP6115621B2 - 磁気記録装置のスイングアーム用ピボット軸受け装置およびこれを用いた磁気記録装置 - Google Patents
磁気記録装置のスイングアーム用ピボット軸受け装置およびこれを用いた磁気記録装置 Download PDFInfo
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- F16C35/00—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
- F16C35/04—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
- F16C35/06—Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
- F16C35/07—Fixing them on the shaft or housing with interposition of an element
- F16C35/077—Fixing them on the shaft or housing with interposition of an element between housing and outer race ring
Description
また、前記トレランスリングの前記外輪を押圧する山は円周方向に等間隔に配置されているので、外輪が変形した場合の多角形を正多角形とすることができる。これによって、変形のバラツキが低減できピボット軸受け装置の特性を向上できる。
また、前記トレランスリングの前記外輪を押圧する山は円周方向に等間隔に配置されているので、外輪が変形した場合の多角形を正多角形とすることができる。これによって、変形のバラツキが低減できピボット軸受け装置の特性を向上できる。
そこで、まず図1および図2によりHDDの構成について説明する。
アルミ製のシャーシ2には、磁気記録媒体としての磁気ディスク3がスピンドルモータ4に設けられた図示しないスピンドルとハブにより固定され、回転可能に支持されている。磁気ディスク3には、ガラスの基材(Substrate)の上に下地、軟磁性裏打ち層(SUL)、Ruによる中間層、記録層、DLC層などがスパッタにより製膜されている。更にその上部表面にはフッ素系オイルとして、パーフルオロポリエーテル(PFPE)を主成分とする潤滑剤が塗布されている。記録層としては、Co−Cr−Ptのグラニュラ膜を用いて、粒界をSiO2により分離してある。
なお、本実施形態では、内輪27、外輪25、玉26はそれぞれ、マルテンサイト系ステンレス鋼からなる。これにより、SUJ2などの高炭素クロム鋼を使用した場合と比べて、防錆能力が高いので、防錆油の塗布を不要とすることができ、防錆油の蒸発に伴うコンタミの低減が可能となる。
なお、トレランスリング12は、図6に示すように、突出部12aが軸方向に分割されていて、分割された突出部12a間の各山12bが各玉軸受け20の外輪25を押圧するように構成されてもよい。
また、本実施形態では、隣接する突出部12a間の外輪25を押圧する山とは、外輪25に当接する接触面を意図し、トレランスリング12がピボット軸受け装置13とアーム16との間で各突出部12aを変形することで、両側の突出部12aから該接触面に押圧力が付与される。従って、本実施形態では、山数(接触面の数)と突出部12aの数は実質的に等しい数となっている。
例えば、本実施形態では、トレランスリング12が各玉軸受けの外輪25を直接押圧する構成としたが、トレランスリング12の押圧力が外輪25に作用する程度に薄肉のスリーブを用いるのであれば、本発明は、外輪25がスリーブに固定されるタイプのものにも適用することができる。
また、本実施形態では、トレランスリング12の突出部12aは、組付け性の観点から、径方向外側に突出しているが、径方向内側に突出させて、各突出部の頂部をトレランスリング12の山12bとしてもよい。
2 シャーシ
3 ディスク
4 スピンドルモータ
5 ランプ
12 トレランスリング
12a 突出部
12b 山
13 ピボット軸受け装置
16 アーム
18 固定穴
20 玉軸受け
21 軸
25 外輪
26 玉
27 内輪
Claims (4)
- 軸と、内輪及び外輪が該軸に対して軸方向に並んで配置され、前記内輪が前記軸に固定される複数の玉軸受けと、前記外輪が固定されるスリーブと、前記スリーブを介して前記外輪の外周面を押圧するトレランスリングと、を備え、スイングアームの固定穴に前記トレランスリング及び前記スリーブを介して、前記玉軸受けの外輪が固定され、前記軸周りに揺動する磁気記録装置のスイングアーム用ピボット軸受け装置であって、
前記トレランスリングは、筒状で、その軸方向中間部には、径方向外側に突出する複数の突出部が円周方向に等間隔に配置されており、前記複数の突出部間には、前記外輪を押圧する山が円周方向に等間隔に配置されており、
前記玉軸受けの玉数と、前記トレランスリングの前記外輪を押圧する山数が同じ数であることを特徴とする磁気記録装置のスイングアーム用ピボット軸受け装置。 - 前記玉軸受けの前記内輪、外輪、玉はマルテンサイト系ステンレス鋼であることを特徴とする請求項1記載の磁気記録装置のスイングアーム用ピボット軸受け装置。
- 前記ピボット軸受け装置の揺動範囲は、機械角度で45度以下であり、前記玉軸受けの玉数を8個以上としたことを特徴とする請求項1又は2記載の磁気記録装置のスイングアーム用ピボット軸受け装置。
- 軸と、内輪及び外輪が該軸に対して軸方向に並んで配置され、前記内輪が前記軸に固定される複数の玉軸受けと、前記外輪が固定されるスリーブと、前記スリーブを介して前記外輪の外周面を押圧するトレランスリングと、を備えた磁気記録装置のスイングアーム用ピボット軸受け装置を用い、先端部に磁気ヘッドが搭載されるスイングアームの固定穴に前記トレランスリング及び前記スリーブを介して、前記玉軸受けの外輪が固定され、軸周りに揺動することにより、前記磁気ヘッドがトラック移動する磁気記録装置であって、
前記トレランスリングは、筒状で、その軸方向中間部には、径方向外側に突出する複数の突出部が円周方向に等間隔に配置されており、前記複数の突出部間には、前記外輪を押圧する山が円周方向に等間隔に配置されており、
前記玉軸受けの玉数と、前記トレランスリングの前記外輪を押圧する山数が同じ数であることを特徴とする磁気記録装置。
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JP2015236217A JP6115621B2 (ja) | 2015-12-03 | 2015-12-03 | 磁気記録装置のスイングアーム用ピボット軸受け装置およびこれを用いた磁気記録装置 |
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JP3536022B2 (ja) * | 2000-10-04 | 2004-06-07 | ミネベア株式会社 | ピボット軸受装置 |
JP2007305268A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Nsk Ltd | 軸受ユニット |
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