JP2001155448A - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
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- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B5/60—Fluid-dynamic spacing of heads from record-carriers
Abstract
ド位置決め制御性を向上させ、高精度、大容量の磁気デ
ィスクを提供すること。 【構成】 ピボットベアリング2のシャフト21の軸方
向の熱膨張量をΔA、半径方向の熱膨張量をΔa、スリ
ーブ23の軸方向の熱膨張量をΔB、半径方向の熱膨張
量をΔb、また接触角度をαとした場合、ピボットベア
リング2の構造により(ΔA−ΔB)tanα≒(Δa
−Δb)とすることにより、温度変化時の与圧変化を抑
えたもの。
Description
ータを備える磁気ディスク装置に係り、特に熱膨張によ
る影響を低減して高密度記録を行うことができる回転型
アクチュエータを備える磁気ディスク装置に関する。
如く、データが記録再生される磁気ディスク5と、ピボ
ットベアリング2を中心に揺動するキャリッジ3の先端
に設けられた磁気ヘッド4と、ローレンツ力をコイル7
に流す電流を用いて制御することによりキャリッジ3を
回動するVCM(ボイス・コイル・モータ)6とを備
え、該VCM6がキャリッジ3を回動することにより磁
気ヘッド4を磁気ディスク5上の任意のトラックに位置
づけた状態でデータの記録再生を行う様に構成されてい
る。
の構造によって固有の共振周波数に影響を受け、制御方
向である揺動方向の最も低い共振周波数(主共振周波
数)が高ければ高いほど制御性能が向上することが知ら
れている。
に示す如く、回転中心となる円柱状のスリーブ23と、
円筒状のシャフト21と、該スリーブ23の上下位置に
内輪221が嵌合され、ベアリング玉223を介した外
輪222がシャフト21の内側に嵌合される一対のベア
リング22と、前記シャフト21と嵌合し且つ一端に磁
気ヘッド、多端にコイルを持つキャリッジ3とから構成
される また前記ベアリング22は、図2(a)のA部を拡大し
た図2(b)に示す如く、ベアリング外輪222とベア
リング内輪221の内側に設けられた両凹部にベアリン
グ玉223が填められ、前記ベアリング外輪222が図
中の上側向かう力が加えられた与圧が掛けられた状態で
取り付けられている。
動方向は、ベアリング22の剛性が最も低くなるため、
ベアリング22の剛性をバネ及びアクチュエータの可動
部の質量をマスとした、バネ−マス系が持つ固有振動数
が主共振振動となり、これは図3に示すモデルとして表
すことができる。
スの質量をmとした場合、バネと固定部を繋ぐシャフト
の剛性が十分高いときは、固有振動数fはf=1/2/
π×√(k/m)となる。従って、このアクチュエータ
は、質量m、即ちアクチュエータの可動部の質量を低減
することにより、制御性を向上することができることが
判る。またシャフトの剛性が低いときは、シャフトの剛
性も主共振周波数に影響する。
れるベアリング22の部品(軌道輪、転動体)は、剛性
の高さや耐食性からステンレスを用いることが多いが、
従来は、スリーブ21とベアリング22及びシャフト2
3の線膨張係数の差異により生じるピボットベアリング
の温度変化による与圧変化を避けるため、スリーブ21
とシャフト23にはベアリング22と同一の材料が多く
用いられている。
低下するとベアリング22の剛性(内外輪とベアリング
玉の押圧力)が低下して主共振周波数が低下し、他方与
圧が上昇するとベアリング22の寿命が(内外輪とベア
リング玉の押圧力が高くなる為)低下する特性を持ち、
このためベアリング22の与圧変化はアクチュエータの
性能を低下させることが知られている。従って従来のア
クチュエータは、アクチュエータの可動部の一部である
スリーブ21の材質をステンレスより比重の軽いものに
することができないものであった。
技術が記載された文献としては、特開平8−93758
号公報が挙げられ、この公報には、スリーブの線膨張係
数をシャフトの線膨張係数より積極的に大きくして温度
上昇時にベアリングの与圧を上げることが記載されてい
る。しかしながら当該技術は、温度変化時のベアリング
のグリース粘性変化による回転トルクの減少を相殺する
効果はあるものの、主共振周波数の低下、ベアリング寿
命の低下に対しては考慮していないものであった。
チュエータは、ピボットベアリングのスリーブの材料と
シャフトの材料を異種にした場合、材質の違いによる線
膨張係数差から発生する温度変化時のベアリングの与圧
変化が生じ、例えば与圧が低下して剛性が低下すること
による制御性が低下することや、与圧が上昇してベアリ
ングの寿命が低下すると言う不具合があった。このため
従来の回転型アクチュエータは、スリーブの材質をステ
ンレスより比重の軽いものにすることができず、全体を
軽量化して制御性を向上することが困難であると言う不
具合があった。
合を除去することであり、アクチュエータ揺動部の軽量
化によりヘッド位置決め制御性を向上させ、高精度、大
容量の磁気ディスクを提供することである。
に本発明は、磁気ディスクと、該磁気ディスクにデータ
の書込読出を行う磁気ヘッドと、該磁気ヘッドを一端に
保持してピボットベアリングを回転中心として揺動する
キャリッジとを備え、前記ピボットベアリングが、固定
軸となる円筒状のスリーブと、該スリーブの内側に嵌合
する外輪とベアリング玉と内輪とから成るベアリング
と、該ベアリングの内輪と外側が嵌合するシャフトとか
ら構成される磁気ディスク装置において、前記ベアリン
グの内輪及び外輪との間にシャフトの軸方向の与圧を与
えると共に、スリーブの比重をシャフトの比重より低く
したことを第1の特徴とする。
て、ベアリングの内輪及び外輪との間にシャフトの軸方
向の与圧を与えると共に、前記シャフトとスリーブの軸
方向の熱膨張差による前記与圧の変化量と、シャフトと
スリーブの半径方向の熱膨張差による前記与圧の変化量
とが相殺される様に構成したことを第2の特徴とする。
置において、前記ピボットベアリングのシャフトのヤン
グ率を、スリーブのヤング率より大きくしたことを第3
の特徴とし、更に前記ピボットベアリングのシャフトの
材質がステンレス、且つスリーブの材質がアルミニウム
であることを第4の特徴とする。
気ディスク装置を説明するものであるが、まず、本発明
の原理を図4に示すモデルを参照して説明する。図4
は、回転型アクチュエータにおけるシャフト21/外輪
223、ベアリング玉223、内輪221から成るベア
リング22/スリーブ23の関係を示す図である。
ト21/ベアリング22/スリーブ23が全て同一の材
質で線膨張係数が等しく、温度が上昇した場合を考える
と、本構造では、軸方向に発生するシャフトの熱膨張量
ΔAとスリーブの熱膨張量ΔBの量が等しいため、ベア
リングの内輪221と外輪222との相対位置差が発生
しないと共に、半径方向に発生するシャフトの熱膨張量
Δaとスリーブの熱膨張量Δbの差も変わらないため、
与圧がほぼ変化しないことが判る。
質が異り、且つシャフト21の線膨張係数がスリーブ2
3の線膨張係数より高く、ベアリング玉223の接触角
度αが正(つまり内輪に対して外輪が軸の外側に向かう
Pの方向に与圧がかかっているとき)、且つ温度が上昇
した場合を考える。
てはシャフト熱膨張量ΔAがスリーブの熱膨張量ΔBよ
り大きくなるため与圧が低下し、反対に半径方向に対し
てはシャフトの熱膨張量Δaがスリーブの熱膨張量Δb
より大きくなるため与圧が上昇し、これら与圧変化は相
殺される傾向になる。換言すれば、シャフト21とスリ
ーブ23の熱膨張量差によりスリーブ23がシャフト2
1に比べて伸び、これによりベアリング玉223と内輪
221との接触角度αが少なくなることにより外輪とベ
アリング玉との押圧力が減って与圧Pが低減する方向に
働くものの、半径方向に対してはシャフトがスリーブと
比して大きく延びて与圧する方向に働き、これら両与圧
変化が相殺される傾向になる。
の内外輪への接触角度α、シャフト21とスリーブ23
の線膨張係数、ベアリングのサイズ、ピッチおよび、シ
ャフト、スリーブの構造を考慮すると、(ΔA−ΔB)
tanα−(Δa−Δb)の値が、使用温度範囲と必要
な与圧変化量から決まる値より充分小さくなるようにす
れば温度変化による与圧変化を吸収することができ、こ
れによりシャフトとスリーブので異なった材料を使用す
ることが可能となる。
保持しつつスリーブの軽量化が可能となり、制御性に最
も影響を与える主共振周波数は図3のモデルに示される
系の固有振動数であり、固有振動数fはベアリングのバ
ネ定数をk、アクチュエータ可動部の質量をmとする
と、f=1/2/π×√(k/m)で表すことができ
る。
平方根に反比例して主共振振動数が上昇することを表し
ている。例えば、従来の材質が、比重7.8×10−6
[g/mm2]のステンレスSUS430F製のスリー
ブであり、該スリーブの質量が全体の45%を占め、主
共振周波数が3.4kHzであったとすると、スリーブ
の比重と主共振振動数の関係は図5に示す如く、スリー
ブの材質を比重2.7×10−6[g/mm2]のアル
ミニウムに変えた場合、主共振振動数は4kHzに向上
する。
リングのスリーブの比重をシャフトの比重より低くする
こと、具体的にはピボットベアリングのシャフトの軸方
向の熱膨張量をΔA、半径方向の熱膨張量をΔa、スリ
ーブの軸方向の熱膨張量をΔB、半径方向の熱膨張量を
Δb、ベアリング玉の接触角度をαとした場合、(ΔA
−ΔB)tanα≒(Δa−Δb)の関係にすることに
より、主共振振動数を高くしてヘッドの位置決め制御の
周波数帯域を上げ、位置決め精度を向上することができ
る。また本発明によれば、前記位置決め精度の向上によ
り、シーク性能および記録密度を向上し、アクチュエー
タ可動部の慣性モーメントも低減されるのでシークタイ
ムも短縮することができる。更に、与圧の変化を抑える
ピボットベアリングの構造により、スリーブにシャフト
より比重の軽い異種の材料を使用することが可能にな
り、アクチュエータ揺動部の質量を低減し、かつシャフ
トの剛性を高くすることができる。
スク装置のアクチユエータ構造を図面を参照して説明す
る。本実施形態によるアクチュエータ構造の概略は、図
2(a)に示した如く、磁気ヘッド4を一端に支持し且
つ他端にコイル7を持つキャリッジ3と、該キャリッジ
3を回転的に支持するピボットベアリング2とにより構
成される。このピボットベアリング2は、回転中心とな
る円柱状のスリーブ23と、円筒状のシャフト21と、
該スリーブ23の上下位置に内輪221が嵌合され、ベ
アリング玉223を介した外輪222がシャフト21の
内側に嵌合される一対のベアリング22と、前記シャフ
ト21と止めネジ9により固定され且つ一端に磁気ヘッ
ド、他端にコイルを持つキャリッジ3とから構成され
る。
示す如く、ベアリング外輪222とベアリング内輪22
1の内側に設けられた両凹部にベアリング玉223が填
められ、前記ベアリング外輪222が図中の上側に向か
う力の与圧Pが掛けられた状態で取り付けられている。
即ち、ベアリング22は、製造段階において、内輪22
1の間隔が外輪222の間隔に対して広くなる方向に力
をかけた状態で内輪221とシャフト21を、また外輪
222とスリーブ23を接着固定し、初期的に与圧Pが
掛けられている。
質は、ステンレスSUS303、スリーブ23の材質
は、アルミニュウムA6061−T6となっている。
尚、この材質はこれらに限定されるものではない。また
ピボットベアリング2は、止めネジ9によりキャリッジ
3に押し付けられ固定されているが、ネジは頭付きネジ
等によりピボットベアリングを引き込んで固定しても、
接着により固定しても、圧入により固定しても良い。
×10−6[1/℃]、ヤング率は19,700[kg
f/mm2]、スリーブ23の線膨張係数は23.6×
10−6[1/℃]、ヤング率は7,000[kgf/
mm2]であり、線膨張係数はスリーブ23の方が大き
く、ヤング率はシャフト21の方が大きい材質を選定し
ている。この様に本実施形態は、キャリッジを磁気ディ
スクの半径方向に移動可能にするシャフトと、1対のベ
アリング、スリーブの4部材からなるピボットベアリン
グにて構成される磁気ディスク装置において、前記ピボ
ットベアリングのスリーブの比重をシャフトの比重より
低くすると共に、ピボットベアリングのシャフトの軸方
向の熱膨張量をΔA、半径方向の熱膨張量をΔa、スリ
ーブの軸方向の熱膨張量をΔB、半径方向の熱膨張量を
Δb、またベアリング玉の接触角度をαとした場合、下
記式を満足する構成した。
造は、温度が上昇した場合、初期の与圧Pの方向から軸
方向の与圧が上昇し、半径方向の与圧が低下する。ま
た、温度が低下したときは反対に初期の与圧Pの方向か
ら軸方向の与圧が低下し、半径方向の与圧が上昇する。
これにより与圧変化は軸方向と半径方向で相殺され、全
体の与圧変化は小さく抑えることができる。即ち、ピボ
ットベアリングのスリーブの比重をシャフトの比重より
低くすること、具体的にはピボットベアリングのシャフ
トの軸方向の熱膨張量をΔA、半径方向の熱膨張量をΔ
a、スリーブの軸方向の熱膨張量をΔB、半径方向の熱
膨張量をΔb、ベアリング玉の接触角度をαとした場
合、(ΔA−ΔB)tanα≒(Δa−Δb)の関係に
することにより、主共振振動数を高くしてヘッドの位置
決め制御の周波数帯域を上げ、位置決め精度を向上する
ことができる。
質にアルミニウムを採用したことで、アクチュエータ可
動部の質量を低減してシークタイムも短縮することがで
きる。またシャフトにステンレスを採用したことでシャ
フトの剛性を従来と同等に保つことができると共に、ス
リーブとキャリッジの線膨張係数をほぼ等しくでき、ス
リーブとキャリッジの熱膨張の違いによる変形も抑える
ことができる。
表すことができる。 <実施形態1> 磁気ディスクを搭載するスピンドル
と、回転する該スピンドルを支持するハウジングと、前
記磁気ディスクに対する情報の書き込み及び読み出し動
作を行う磁気ヘッドと、該磁気ヘッドを支持するキャリ
ッジと、前記キャリッジを前記磁気ディスクの半径方向
に移動可能にするシャフト、1対のベアリング、スリー
ブの4部材からなるピボットベアリングにて構成される
磁気ディスク装置において、前記ピボットベアリングの
スリーブの比重がシャフトの比重より低いことを特徴と
する磁気ディスク装置。
磁気ディスク装置において、前記ピボットベアリングの
シャフトの軸方向の熱膨張量をΔA、半径方向の熱膨張
量をΔa、スリーブの軸方向の熱膨張量をΔB、半径方
向の熱膨張量をΔb、またベアリング玉の接触角度をα
とした場合、(ΔA−ΔB)tanα≒(Δa−Δb)
であることを特徴とする磁気ディスク装置。 <実施形態3> 前記実施形態1或いは2に記載の磁気
ディスク装置において、前記ピボットベアリングのシャ
フトの材質のヤング率がスリーブの材質のヤング率より
大きいことを特徴とする磁気ディスク装置。 <実施形態4> 前記実施形態1或いは2或いは3に記
載の磁気ディスク装置において、前記ピボットベアリン
グのシャフトの材質がステンレスでスリーブの材質がア
ルミニウムであることを特徴とする磁気ディスク装置。
変化を抑えるピボットベアリング構造において、ピボッ
トベアリングのスリーブの比重をシャフトの比重より低
くすることにより、アクチュエータ揺動部の質量を低減
し、かつシャフトの剛性を高くすることができる。従っ
て、アクチュエータ揺動部の軽量化によりヘッド位置決
め制御性を向上させ、高精度、大容量の磁気ディスクを
提供することができる。
説明するための図。
アクチュエータを説明するための図。
るめたの図。
化による与圧変化を説明するための図。
数の関係を示す図。
キャリッジ、4:磁気ヘッド、5:磁気ディスク、6:
VCM、7:コイル、21:シャフト、22:ベアリン
グ、23:スリーブ、221:ベアリング内輪、222:
ベアリング外輪、223:ベアリング玉。
Claims (4)
- 【請求項1】 磁気ディスクと、該磁気ディスクにデー
タの書込読出を行う磁気ヘッドと、該磁気ヘッドを一端
に保持してピボットベアリングを回転中心として揺動す
るキャリッジとを備え、前記ピボットベアリングが、固
定軸となる円筒状のスリーブと、該スリーブの内側に嵌
合する外輪とベアリング玉と内輪とから成るベアリング
と、該ベアリングの内輪と外側が嵌合するシャフトとか
ら構成される磁気ディスク装置において、前記ベアリン
グの内輪及び外輪との間にシャフトの軸方向の与圧を与
えると共に、スリーブの比重をシャフトの比重より低く
したことを特徴とする磁気ディスク装置。 - 【請求項2】 磁気ディスクと、該磁気ディスクにデー
タの書込読出を行う磁気ヘッドと、該磁気ヘッドを一端
に保持してピボットベアリングを回転中心として揺動す
るキャリッジとを備え、前記ピボットベアリングが、固
定軸となる円筒状のスリーブと、該スリーブの内側に嵌
合する外輪とベアリング玉と内輪とから成るベアリング
と、該ベアリングの内輪と外側が嵌合するシャフトとか
ら構成される磁気ディスク装置において、前記ベアリン
グの内輪及び外輪との間にシャフトの軸方向の与圧を与
えると共に、前記シャフトとスリーブの軸方向の熱膨張
差による前記与圧の変化量と、シャフトとスリーブの半
径方向の熱膨張差による前記与圧の変化量とが相殺され
る様に構成したことを特徴とする磁気ディスク装置。 - 【請求項3】 前記ピボットベアリングのシャフトのヤ
ング率を、スリーブのヤング率より大きくしたことを特
徴とする請求項1又は請求項2記載の磁気ディスク装
置。 - 【請求項4】 前記ピボットベアリングのシャフトの材
質がステンレス、且つスリーブの材質がアルミニウムで
あることを特徴とする請求項1又は2又は3記載の磁気
ディスク装置。
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