JPH0668462A - 磁気ディスク - Google Patents

磁気ディスク

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JPH0668462A
JPH0668462A JP4219961A JP21996192A JPH0668462A JP H0668462 A JPH0668462 A JP H0668462A JP 4219961 A JP4219961 A JP 4219961A JP 21996192 A JP21996192 A JP 21996192A JP H0668462 A JPH0668462 A JP H0668462A
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JP
Japan
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magnetic
magnetic disk
substrate
disks
spindle
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Withdrawn
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JP4219961A
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Akihiko Yamaguchi
昭彦 山口
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • G11B33/12Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules
    • G11B33/121Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules the apparatus comprising a single recording/reproducing device
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    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明はスピンドルに所定間隔で取り付けられ
た磁気ディスク間への磁気ヘッドの挿入の容易な磁気デ
ィスクを提供することを目的とする。 【構成】基板7と、該基板7上に形成された磁性膜9
と、該磁性膜9上に形成された保護膜11とを含む磁気
ディスクであって、前記基板7の中心と周辺の間の特定
位置から該基板7の周辺に向かって、該基板7の厚さを
連続的に薄く形成して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスク装置及び磁
気ディスク装置に用いられる磁気ディスクに関する。
【0002】近年、コンピュータ用外部記憶装置の一種
である磁気ディスク装置の小型化及び大容量化が望まれ
ている。磁気ディスク装置の大容量化のためには、スピ
ンドルに取り付けられる磁気ディスクの枚数を増やすの
が一つの方法であり、これに伴い最近の磁気ディスク装
置では磁気ディスクの実装間隔は小さくなってきてい
る。
【0003】
【従来の技術】コンピュータ用記録媒体の一つである磁
気ディスクは、例えば、Al−Mg合金から形成された
基板上にNi−P下地無電解メッキ膜を施し、その上に
Co−Ni又はCo−Ni−Pの磁性膜をスパッタリン
グにより形成し、磁性膜表面にSiO2 等の保護膜を形
成して一般的に構成されている。
【0004】また、一般的に磁気ディスク装置は、回転
駆動されるスピンドルと、スピンドルに取り付けられた
複数枚の磁気ディスクと、磁気ディスクへの情報の書き
込み及び磁気ディスクに記録された情報の読み出しを行
う複数の磁気ヘッドと、各磁気ヘッドを支持する複数の
スプリングアームと、スプリングアームを移動可能に支
持するキャリッジとを含んでいる。
【0005】コンピュータ用磁気ディスク装置において
は、磁気ディスク媒体との接触による損傷を避けるため
浮上磁気ヘッドが用いられる。磁気ディスクが高速回転
(例えば3600rpm)することにより発生する空気
流体による浮上力とヘッドをディスクに押し付けるスプ
リングの力のバランスで磁気ヘッドを微小な間隙(約
0.15μm)を保って浮上させ、情報を磁気ディスク
に読み書きする方式がとられている。
【0006】この方式では、磁気ディスクスライダと磁
気ディスクとの距離が情報の読み取り及び書き込みの性
能に大きな影響を与える。磁気ディスク装置の動作時は
磁気ディスクが回転する。このとき、磁気ディスクの内
周と外周においては周速度が異なるため、磁気ヘッドス
ライダと磁気ディスクの表面との浮上間隙は磁気ディス
クの内周部から外周部へと向かって大きくなる。
【0007】その結果、磁気ディスクの保護膜の膜厚は
全面でほぼ同一に形成されているため、磁気ディスクの
外周部においては磁気ヘッドと磁性膜との間の距離が大
きくなり、磁気ディスクの外周部において情報の読み書
き性能が悪化することになる。この問題を解決するため
に、特開平1−263930号公報では、保護膜の厚さ
を内周側で外周側より厚く形成した磁気ディスク装置が
提案されている。
【0008】保護膜の厚さをこのように変化させること
により、磁気ディスクの内周部と外周部における磁性膜
と磁気ヘッド間の浮上間隙量の差を低減し、磁気ディス
ク外周部における情報の読み書き性能の劣化を防止する
ようにしている。
【0009】従来、磁気ディスクの電磁気特性向上の方
法として磁気ヘッドの浮上量を下げることはよく知られ
ており、磁気ヘッドを低浮上で使用するための発明は種
々なされている。特開昭62−6438号公報では、磁
気ディスクを構成する基板の断面形状を滑らかなコンベ
ックス形状にした磁気ディスクが提案されている。
【0010】コンピュータ用磁気ディスク装置の磁気ヘ
ッドは、磁気ヘッドの浮上を受け持つ一対のスライダ部
と、情報を磁気ディスクに読み書きするセンターレール
部とから一般的に構成されているため、磁気ディスクを
このようなコンベックス形状にすることにより、センタ
ーレール部での磁気ヘッドの浮上量を小さく抑え、磁気
ディスクの電磁気特性を向上するようにしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】最近の磁気ディスク装
置では、記憶容量の大容量化のためスピンドルに搭載す
る磁気ディスクの枚数が増加する傾向にある。磁気ディ
スクの枚数を増やすためには、磁気ディスクの実装間隔
を小さくする必要があり、最近の磁気ディスク装置では
ディスク間隔は約2.3mmになってきている。その結
果、磁気ヘッドを支持するスプリングアーム間隔も小さ
くなり、ディスクとディスクの間への磁気ヘッドの挿入
が大変困難になってきている。
【0012】上述した特開平1−263930号公報は
磁気ディスクの保護膜の膜厚を内周側で外周側より厚く
形成することにより、磁気ディスクの外周側での情報の
読み書き性能の劣化を防止する技術を開示しているのみ
であり、上述した磁気ヘッド挿入の困難さの問題を解決
するものではない。
【0013】保護膜の厚さは磁気ディスクの内周側で6
0nm、外周側で50nmと非常に薄いため、基板の厚
さに比較して無視できる。この公開公報に記載された磁
気ディスクでは基板の厚さが内周と外周で一様に形成さ
れているので、磁気ディスク全体としてはほぼ一様な厚
さを有していることになる。
【0014】また、特開昭62−6438号公報は基板
の断面形状を滑らかなコンベックス形状に形成した磁気
ディスクを開示しているが、基板形状をこのように形成
したのは磁気ディスクの磁性膜と磁気ヘッドのセンター
レール部との間隙を小さくして、磁気ディスクの電磁気
特性の向上を狙ったものであり、スピンドルへの磁気デ
ィスクの実装間隔が狭くなった場合の上述した問題を解
決しようとするものではない。
【0015】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、スピンドルに所定
間隔で取り付けられた磁気ディスク間への磁気ヘッドの
挿入の容易な磁気ディスクを提供することである。
【0016】本発明の他の目的は、スピンドルに所定間
隔で取り付けられた磁気ディスク間への磁気ヘッドの挿
入の容易な磁気ディスク装置を提供することである。本
発明のさらに他の目的は、予め決められた装置サイズの
中に数多くの磁気ディスクを実装可能な磁気ディスク装
置を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の一側面による
と、基板と、該基板上に形成された磁性膜と、該磁性膜
上に形成された保護膜とを含む磁気ディスクであって、
前記基板の中心と周辺の間の特定位置から該基板の周辺
に向かって、該基板の厚さを連続的に薄く形成したこと
を特徴とする磁気ディスクが提供される。
【0018】好ましくは、基板の両面又は片面をテーパ
形状に形成し、テーパ角を1°以下、好ましくは0.4
°〜0.8°に設定するようにする。またテーパ形状に
代えて、磁気ディスクの両面又は片面を緩やかな円弧形
状に形成するようにしてもよい。
【0019】本発明の他の側面によると、回転可能に支
持されたスピンドルと;前記スピンドルを回転する駆動
手段と;前記スピンドルに取り付けられた、その中心と
周辺の間の特定位置から周辺に向かって厚さが連続的に
薄くなるように形成された磁気ディスクと;前記磁気デ
ィスクに情報を書き込み、また磁気ディスクに記録され
た情報を読み出す磁気ヘッドと;前記磁気ディスクが静
止中は前記磁気ヘッドを磁気ディスクに当接させ、磁気
ディスクが回転されると回転に起因する空気流の動圧に
より磁気ヘッドを磁気ディスクから浮上させるように前
記磁気ヘッドを支持するスプリングアームと;前記スプ
リングアームに支持された磁気ヘッドを磁気ディスクの
半径方向に移動可能なように、前記スプリングアームを
支持する手段と;前記磁気ヘッドを磁気ディスクの半径
方向に移動するアクチュエータ手段とから構成される磁
気ディスク装置が提供される。
【0020】本発明のさらに他の側面によると、回転駆
動されるスピンドルと、該スピンドルに取り付けられた
複数枚の磁気ディスクと、該磁気ディスクへの情報の書
き込み及び磁気ディスクに記録された情報の読み出しを
行う複数の磁気ヘッドと、各磁気ヘッドを支持する複数
のスプリングアームと、該スプリングアームを移動可能
に支持する手段とを含む磁気ディスク装置の磁気ヘッド
を磁気ディスクの間に挿入して磁気ディスクに着地させ
る方法であって、前記各磁気ディスクをその中心と周辺
の間の特定位置から周辺に向かって厚さが連続的に薄く
なるように形成し、所定間隔で整列した複数のアームを
有する挿入治具の各アームの間に前記各スプリングアー
ムを挿入して、隣接する磁気ヘッドの互いに遠い方の面
と面との間の距離を隣接する磁気ディスクの間隔以下に
減少させ、磁気ヘッドを隣接する磁気ディスクと磁気デ
ィスクの間に挿入し、挿入治具をスプリングアームから
外して、スプリングアームの弾性力により各磁気ヘッド
を磁気ディスクに着地させる各ステップから構成される
磁気ヘッドの挿入・着地方法が提供される。
【0021】
【作用】本発明は磁気ディスク基板の厚さを、基板の中
心と周辺の間の特定位置から基板の周辺に向かって連続
的に薄くなるように形成したため、磁気ディスク間隔の
狭い磁気ディスク装置でも、磁気ヘッドをディスク間に
容易に挿入することができる。また、磁気ディスクの周
辺部を薄く形成したため、磁気ディスクの重量を低減す
ることができ、高速回転駆動に適した磁気ディスクを提
供することができる。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。まず、図1及び図2を参照して本発明の第
1実施例に係る磁気ディスク装置について説明する。ス
ピンドル2が図示しない軸受を介してベース4に回転可
能に取り付けられており、スピンドル2は図示しないス
ピンドルモータにより回転駆動される。
【0023】スピンドル2には磁気ディスク6と環状ス
ペーサ8が交互に挿入され、これにより複数枚の磁気デ
ィスク6が所定間隔離間してスピンドル2に取り付けら
れる。ディスククランプ10をネジ12によりスピンド
ルに対して締結することにより、各磁気ディスク6は環
状スペーサ8と8の間にクランプされ、スピンドル2に
対して固定される。
【0024】14はベース4に立設されたアクチュエー
タシャフトであり、アクチュエータシャフト14の回り
に回転可能に複数個のアーム16が取り付けられ、各ア
ーム16にはそれぞれ一対のスプリングアーム18が互
いに遠ざかる方向に付勢されて取り付けられている。
【0025】各スプリングアーム18の先端にはデジタ
ル情報を磁気ディスク6に書き込んだり、磁気ディスク
6に記録されているデジタル情報を読み出したりする磁
気ヘッド20が取り付けられている。
【0026】ボイスコイルモータ22を駆動することに
より、アーム16がアクチュエータシャフト14の回り
に回転し、スプリングアーム18の先端に取り付けられ
た磁気ヘッド20が磁気ディスク6の半径方向に移動さ
れ、磁気ディスク6の全データ面にデジタル情報を書き
込んだり、また磁気ディスク6のデータ面全体に渡って
記録されているデジタル情報を読み出したりすることが
できる。24は磁気ディスク装置を包囲するカバーであ
る。
【0027】本実施例の磁気ディスク6は以下のように
構成される。即ち図3の概略断面図に示すように、磁気
ディスク6のクランプ部分6aに隣接する所定位置6b
から周辺に向かってその両面がテーパ状に形成されたA
l−Mg合金製の基板7と、基板7上にNi−Pの下地
無電解メッキを介してメッキ或いはスパッタリングによ
り形成されたCo−Ni−P或いはCo−Niの磁性膜
9と、磁性膜9上に形成されたSiO2 保護膜11とか
ら構成される。
【0028】図示しない下地メッキ膜、磁性膜9及び保
護膜11は基板7の全面に渡り一様な厚さで形成され
る。また、各膜の厚さは基板7の厚さに比較して非常に
薄いため、磁気ディスク6の厚さに関してはこれらの膜
の厚さは殆ど無視できる。
【0029】本実施例の磁気ディスク6は3.5インチ
磁気ディスクであり、その厚さは中心部のクランプ部分
6aで0.8mm、最外周で0.3mmであり、磁気ディス
ク両面のなす角、即ちテーパ角は約0.5°である。ま
た、磁気ディスクの中心穴の直径は25mm、クランプ部
分6aの直径は32.6mmである。
【0030】本発明の目的を達成するためには、テーパ
角は1°以下が望ましく、さらに望ましくは0.3°〜
0.8°の範囲内が良い。テーパ角が0.3°未満では
両面が平行な従来の磁気ディスクと比較して効果的に余
り変わることがなく、テーパ角が0.8°以上では磁気
ディスクの電磁気特性に多少とも悪影響を及ぼすように
なる。
【0031】再び図2を参照すると、磁気ディスク6の
クランプ部分6aと磁気ディスク6のクランプ部分6a
の間隔は約2.3mmであり、各磁気ディスク6のデータ
面には磁気ヘッド20がスプリングアーム18の付勢力
により押し付けられている。また最外周の磁気ディスク
の間隔は約2.8mmとなるため、磁気ヘッド20を磁気
ディスク6と6の間に比較的容易に挿入することができ
る。
【0032】図示しないスピンドルモータにより、磁気
ディスク6が高速回転されると、空気流体による動圧が
発生し、この動圧による浮上力と磁気ヘッド20をディ
スク6に押し付けるスプリングアーム18のバネ力のバ
ランスで磁気ヘッド20が磁気ディスク6表面から約
0.15μm程度浮上し、磁気ディスク6表面へのデジ
タル情報の書き込み、及び磁気ディスク6に記録された
デジタル情報の読み出しが行われる。
【0033】本実施例の磁気ディスク6は図3を参照し
て詳細に説明したように、磁気ディスク6の両面が周辺
に行くに従って連続的に薄くなるテーパ状に形成されて
いるため、磁気ディスク6と6の間隔が狭い場合にも、
磁気ディスク6の周辺では両者の間隔がある程度広がる
ため、磁気ディスク6と6の間に磁気ヘッド20を後述
する方法により容易に挿入することができる。
【0034】図4を参照すると、本発明の第2実施例に
係る磁気ディスク装置の側面図が示されている。この実
施例では、データ面全面ではなくデータ面の外周部分の
みに約0.6°〜1.2°のテーパの形成された磁気デ
ィスク6Aを採用している。
【0035】即ち、磁気ディスク6Aの概略中間部分6
cまでは表裏両面は平行であり、6c部分から周辺に向
かって磁気ディスク6Aの両面にテーパが形成されてい
る。本実施例の他の構成は、上述した第1実施例と実質
上同一である。図5は第2実施例の磁気ディスク6Aの
概略断面図を示している。
【0036】図6は本発明の第3実施例に係る磁気ディ
スク装置を示しており、この実施例では磁気ディスク6
Bの裏面のみにテーパを形成している。磁気ディスク6
Bの上面は水平面に形成されており、クランプ部分6a
では表裏両面は平行に形成されている。
【0037】本実施例の他の構成は、上述した第1実施
例と実質的に同一である。勿論、磁気ディスク6Bの裏
面にテーパを形成するのに代えて、その上面にテーパを
形成し裏面を水平面に形成するようにしてもよい。図7
は第3実施例の磁気ディスク6Bの概略断面図を示して
いる。
【0038】図8を参照すると、本発明の第4実施例に
係る磁気ディスク装置が示されている。この実施例で
は、中央のクランプ部分6aに隣接する磁気ディスク6
Cの特定位置6bからその周辺に向けて磁気ディスク6
Cの両面に周辺に行くに従い磁気ディスクが連続的に薄
くなるような半径1400mm〜1800mmの円弧面を形
成している。
【0039】磁気ディスク6Cのクランプ部分6aでは
磁気ディスクの表裏両面は平行に形成されている。本実
施例の他の構成は、上述した第1実施例と実質上同一で
ある。図9は第4実施例の磁気ディスク6Cの概略断面
図を示している。
【0040】図10を参照すると、本発明の第5実施例
に係る磁気ディスク装置が示されている。この実施例で
は、ディスクの裏面のみに周辺に行くに従いその厚さが
連続的に薄くなるような円弧を形成した磁気ディスク6
Dを採用している。
【0041】即ち、磁気ディスク6Dの上面は平面に形
成されており、クランプ部分6aに隣接する特定部分6
bから周辺にかけて磁気ディスク6Dの裏面にその厚さ
が周辺に行くに従い連続的に薄くなるような円弧を形成
している。クランプ部分6aでは磁気ディスクの表裏両
面は平行に形成されている。
【0042】本実施例の他の構成は、上述した第1実施
例と実質上同一である。勿論、磁気ディスクの裏面に円
弧を形成する代わりに、裏面を平面に形成しその上面に
円弧を形成するようにしてもよい。図11は第5実施例
の磁気ディスク6Dの概略断面図を示している。
【0043】次に図12乃至図15を参照して、磁気ヘ
ッドを磁気ディスクと磁気ディスクの間に挿入する方法
について説明する。まず図13(A)を参照すると、挿
入治具30の本体32には弓形状の溝33が形成されて
おり、この溝33中にレバー34が挿入されている。レ
バー34は図15に示すように複数の挿入アーム36に
連結されており、レバー34を溝33中で移動すること
により、挿入アーム36が本体32に対して移動され
る。
【0044】図13(A)は図12(A)に対応してお
り、一対のスプリングアーム18が一対の挿入アーム3
6により挟まれた状態を示している。この状態から図1
3(B)に示すようにレバー34を溝33中で移動する
と、挿入アーム36が挿入治具本体32から伸長し、図
12(B)に示すように一対の磁気ヘッド20が磁気デ
ィスク6と6の間に挿入される。
【0045】図14に示すように、レバー34を溝33
中で元の位置に復帰させると、挿入アーム36は磁気ヘ
ッド20を磁気ディスク6と6の間に挿入したまま引っ
込められ、磁気ヘッド20は図12(C)に示すように
磁気ディスク6の周辺部に着地する。
【0046】挿入アーム36の先端には図15(A)に
示すように対向する内面にテーパ面36aが形成されて
いるため、レバー34を挿入治具30の溝中で移動する
と、挿入アーム36が本体32から突出するにつれて一
対のスプリングアーム18は挿入アーム36のテーパ面
36aの奥側で挟まれるため、スプリングアーム18の
距離が互いに近づく方向に絞り込まれ、スプリングアー
ム18の先端に取り付けられた磁気ヘッド20を磁気デ
ィスク6と6の間に挿入することができる。
【0047】図16を参照して、従来技術と比較した本
発明の効果を説明する。図16(A)は表裏両面が平行
に形成された従来の磁気ディスク6′と6′の間に一対
の磁気ヘッド20を挿入する様子を示している。この従
来例では、磁気ディスク6′と6′の間隙が狭いため、
挿入アーム36で一対のスプリングアーム18を互いに
近づく方向に一杯に絞り込み、磁気ヘッド20を磁気デ
ィスク6′と6′との間に挿入する必要がある。
【0048】一方、本発明の磁気ディスクでは、図16
(B)に示すように磁気ディスク6と6の間の間隙はそ
の周辺部である程度大きくなるため、挿入アーム36に
よるスプリングアーム18の絞り込み量をそれ程大きく
とらなくても、スプリングアーム18の先端に取り付け
られた磁気ヘッド20を磁気ディスク6と6の間に容易
に挿入することができる。
【0049】即ち、本発明の第1実施例の磁気ディスク
装置によれば、クランプ部分6aでの磁気ディスク間隔
は約2.3mm、最外周での磁気ディスク間隔は約2.8
mmとなるため、スプリングアーム18の先端に取り付け
られた磁気ヘッド20を磁気ディスク6と6の間に容易
に挿入することができる。
【0050】
【発明の効果】本発明は以上詳述したように構成したの
で、スピンドルに狭い間隔で取り付けられた磁気ディス
ク間への磁気ヘッドの挿入を容易に行うことができると
いう効果を奏する。また、磁気ディスクの重量が低減さ
れるため、磁気ディスクの高速回転駆動に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気ディスク装置の概略平面図である。
【図2】本発明第1実施例側面図である。
【図3】第1実施例に係る磁気ディスクの概略断面図で
ある。
【図4】本発明第2実施例側面図である。
【図5】第2実施例に係る磁気ディスクの概略断面図で
ある。
【図6】本発明第3実施例側面図である。
【図7】第3実施例に係る磁気ディスクの概略断面図で
ある。
【図8】本発明第4実施例側面図である。
【図9】第4実施例に係る磁気ディスクの概略断面図で
ある。
【図10】本発明第5実施例側面図である。
【図11】第5実施例に係る磁気ディスクの概略断面図
である。
【図12】磁気ヘッドの挿入方法を示す側面図である。
【図13】磁気ヘッドの挿入方法を示す平面図である。
【図14】磁気ヘッドの挿入方法を示す平面図である。
【図15】挿入治具の動作説明図である。
【図16】本発明の効果を説明する図である。
【符号の説明】
2 スピンドル 6,6A,6B,6C,6D 磁気ディスク 8 環状スペーサ 10 ディスククランプ 18 スプリングアーム 20 磁気ヘッド 30 挿入治具 36 挿入アーム

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板(7) と、該基板(7) 上に形成された
    磁性膜(9) と、該磁性膜(9) 上に形成された保護膜(11)
    とを含む磁気ディスクであって、 前記基板(7) の中心と周辺の間の特定位置から該基板
    (7) の周辺に向かって、該基板(7) の厚さを連続的に薄
    く形成したことを特徴とする磁気ディスク。
  2. 【請求項2】 前記基板(7) の両面をテーパ形状とした
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク。
  3. 【請求項3】 前記基板(7) の片面だけをテーパ形状と
    したことを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク。
  4. 【請求項4】 前記基板(7) の両面を円弧形状としたこ
    とを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク。
  5. 【請求項5】 前記基板(7) の片面だけを円弧形状とし
    たことを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク。
  6. 【請求項6】 回転可能に支持されたスピンドル(2)
    と;前記スピンドル(2) を回転する駆動手段と;前記ス
    ピンドル(2) に取り付けられた、その中心と周辺の間の
    特定位置から周辺に向かって厚さが連続的に薄くなるよ
    うに形成された磁気ディスク(6) と;前記磁気ディスク
    (6) に情報を書き込み、また磁気ディスク(6) に記録さ
    れた情報を読み出す磁気ヘッド(20)と;前記磁気ディス
    ク(6) が静止中は前記磁気ヘッド(20)を磁気ディスク
    (6) に当接させ、磁気ディスク(6) が回転されると回転
    に起因する空気流の動圧により磁気ヘッド(20)を磁気デ
    ィスク(6) から浮上させるように前記磁気ヘッド(20)を
    支持するスプリングアーム(18)と;前記スプリングアー
    ム(18)に支持された磁気ヘッド(20)を磁気ディスク(6)
    の半径方向に移動可能なように、前記スプリングアーム
    (18)を支持する手段(14)と;前記磁気ヘッド(20)を磁気
    ディスク(6) の半径方向に移動するアクチュエータ手段
    (22)とから構成される磁気ディスク装置。
  7. 【請求項7】 複数枚の磁気ディスク(6) が間にスペー
    サ(8) を介して所定間隔で前記スピンドル(2) に取り付
    けられており、各磁気ディスク(6) をクランプするクラ
    ンプ手段(10)をさらに具備した請求項6記載の磁気ディ
    スク装置。
  8. 【請求項8】 前記各磁気ディスク(6) の両面がテーパ
    形状に形成されている請求項7記載の磁気ディスク装
    置。
  9. 【請求項9】 前記各磁気ディスク(6) の両面が円弧形
    状に形成されている請求項7記載の磁気ディスク装置。
  10. 【請求項10】 回転駆動されるスピンドル(2) と、該
    スピンドル(2) に取り付けられた複数枚の磁気ディスク
    (6) と、該磁気ディスク(6) への情報の書き込み及び磁
    気ディスク(6) に記録された情報の読み出しを行う複数
    の磁気ヘッド(20)と、各磁気ヘッド(20)を支持する複数
    のスプリングアーム(18)と、該スプリングアーム(18)を
    移動可能に支持する手段(14)とを含む磁気ディスク装置
    の磁気ヘッド(20)を磁気ディスク(6) の間に挿入して磁
    気ディスク(6) に着地させる方法であって、 前記各磁気ディスク(6) をその中心と周辺の間の特定位
    置から周辺に向かって厚さが連続的に薄くなるように形
    成し、 所定間隔で整列した複数のアーム(36)を有する挿入治具
    (30)の各アーム(36)の間に前記各スプリングアーム(18)
    を挿入して、隣接する磁気ヘッド(20)の互いに遠い方の
    面と面との間の距離を隣接する磁気ディスク(6) の間隔
    以下に減少させ、 磁気ヘッド(20)を隣接する磁気ディスク(6) と磁気ディ
    スク(6) の間に挿入し、 挿入治具(30)をスプリングアーム(18)から外して、スプ
    リングアーム(18)の弾性力により各磁気ヘッド(20)を磁
    気ディスク(6) に着地させる各ステップから構成される
    磁気ヘッドの挿入・着地方法。
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KR100817996B1 (ko) * 2001-03-29 2008-03-31 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 회전자 구조체 및 회전자 구조체를 구비한 정보 기록 재생 장치

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