JPH1166725A - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
- Publication number
- JPH1166725A JPH1166725A JP21655197A JP21655197A JPH1166725A JP H1166725 A JPH1166725 A JP H1166725A JP 21655197 A JP21655197 A JP 21655197A JP 21655197 A JP21655197 A JP 21655197A JP H1166725 A JPH1166725 A JP H1166725A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- area
- magnetic head
- head
- recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Rotational Drive Of Disk (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディスクと、このディスクを回転させる回転
駆動部と、ディスクに対してデータの記録/再生を行う
磁気ヘッドと、この磁気ヘッドが搭載されたスライダ
と、磁気ヘッドがディスクのトラックを横切る方向に、
スライダを移動させるアクチュエータとを備えた磁気デ
ィスク装置であって、記録密度を向上させ大容量化を図
れると共に、信頼性低下を極力回避できる磁気ディスク
装置を実現することを目的とする。 【解決手段】 回転駆動部であるスピンドルモータ12
は、磁気ヘッド15がディスク10の待避領域10xに
ある時には、磁気ヘッド15が前記ディスクの記録再生
領域10yにある時よりも、ディスク10を高速で回転
させる。
駆動部と、ディスクに対してデータの記録/再生を行う
磁気ヘッドと、この磁気ヘッドが搭載されたスライダ
と、磁気ヘッドがディスクのトラックを横切る方向に、
スライダを移動させるアクチュエータとを備えた磁気デ
ィスク装置であって、記録密度を向上させ大容量化を図
れると共に、信頼性低下を極力回避できる磁気ディスク
装置を実現することを目的とする。 【解決手段】 回転駆動部であるスピンドルモータ12
は、磁気ヘッド15がディスク10の待避領域10xに
ある時には、磁気ヘッド15が前記ディスクの記録再生
領域10yにある時よりも、ディスク10を高速で回転
させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクと、この
ディスクを回転させる回転駆動部と、前記ディスクに対
してデータの記録/再生を行う磁気ヘッドと、この磁気
ヘッドが搭載されたスライダと、前記磁気ヘッドが前記
ディスクのトラックを横切る方向に、前記スライダを移
動させるアクチュエータとを備えた磁気ディスク装置に
関する。
ディスクを回転させる回転駆動部と、前記ディスクに対
してデータの記録/再生を行う磁気ヘッドと、この磁気
ヘッドが搭載されたスライダと、前記磁気ヘッドが前記
ディスクのトラックを横切る方向に、前記スライダを移
動させるアクチュエータとを備えた磁気ディスク装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムにおける情報処理
量の増大に伴い、磁気ディスク装置の大容量化が求めら
れている。磁気ディスク装置の記憶容量は、ディスクと
して大径のものを用いたり、ディスク枚数を多くすれ
ば、増大する。しかし、磁気ディスク装置は大容量化と
同時に小型化も求められている。このため、トラック密
度(単位長さあたりのトラック数)と線記録密度(トラ
ックの単位長さに記録するビット数)を向上させること
で、高記録密度化を進め、大容量化を図っている。
量の増大に伴い、磁気ディスク装置の大容量化が求めら
れている。磁気ディスク装置の記憶容量は、ディスクと
して大径のものを用いたり、ディスク枚数を多くすれ
ば、増大する。しかし、磁気ディスク装置は大容量化と
同時に小型化も求められている。このため、トラック密
度(単位長さあたりのトラック数)と線記録密度(トラ
ックの単位長さに記録するビット数)を向上させること
で、高記録密度化を進め、大容量化を図っている。
【0003】図8に示したように、ディスク1は、ディ
スク基板2上に下地層3を介して磁気記録層4を成膜
し、この上に保護膜5を形成し、更に、潤滑剤層6を形
成することにより構成される。一方、磁気ヘッド7は、
スライダ8に搭載されている。
スク基板2上に下地層3を介して磁気記録層4を成膜
し、この上に保護膜5を形成し、更に、潤滑剤層6を形
成することにより構成される。一方、磁気ヘッド7は、
スライダ8に搭載されている。
【0004】高記録密度化には、磁気ヘッド7の下面と
磁気記録層4の上面との間隔である磁気的なスペーシン
グL0を小さくすること、即ち、磁気ヘッド7の浮上量
(正確には、スライダ8と潤滑剤層6との間隔)L1を
小さくすることが必要になる。そこで、近年、バーチャ
ルコンタクト又はニアコンタクトと呼ばれる、磁気ヘッ
ドとディスクとがある程度干渉(接触)するものも出荷
されている。
磁気記録層4の上面との間隔である磁気的なスペーシン
グL0を小さくすること、即ち、磁気ヘッド7の浮上量
(正確には、スライダ8と潤滑剤層6との間隔)L1を
小さくすることが必要になる。そこで、近年、バーチャ
ルコンタクト又はニアコンタクトと呼ばれる、磁気ヘッ
ドとディスクとがある程度干渉(接触)するものも出荷
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】記録密度の向上に伴う
磁気ヘッドの浮上量の低下は、スライダとディスクとの
干渉頻度や干渉時間を増大させ、スライダとディスクと
の干渉により発生する接触熱に起因する過度の発熱のた
め、記録/再生品質が低下して、データの破壊等の発生
確率が高くなり、装置の信頼性低下を招く。最悪の場
合、干渉時間の累積が過大になり、ヘッドクラッシュ等
により装置が故障してしまうことがある。一方、この信
頼性低下を回避するためにディスクの保護膜や潤滑剤層
を厚くすると、磁気的なスペーシングが大きくなり、磁
気ヘッドの浮上量を小さくした意味がなくなる。
磁気ヘッドの浮上量の低下は、スライダとディスクとの
干渉頻度や干渉時間を増大させ、スライダとディスクと
の干渉により発生する接触熱に起因する過度の発熱のた
め、記録/再生品質が低下して、データの破壊等の発生
確率が高くなり、装置の信頼性低下を招く。最悪の場
合、干渉時間の累積が過大になり、ヘッドクラッシュ等
により装置が故障してしまうことがある。一方、この信
頼性低下を回避するためにディスクの保護膜や潤滑剤層
を厚くすると、磁気的なスペーシングが大きくなり、磁
気ヘッドの浮上量を小さくした意味がなくなる。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、記録密度を向上させ大容量化を図れ
ると共に、信頼性低下を極力回避できる磁気ディスク装
置を実現することにある。
ので、その目的は、記録密度を向上させ大容量化を図れ
ると共に、信頼性低下を極力回避できる磁気ディスク装
置を実現することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1記載の発明は、ディスクと、このディスクを回転さ
せる回転駆動部と、前記ディスクに対してデータの記録
/再生を行う磁気ヘッドと、この磁気ヘッドが搭載され
たスライダと、前記磁気ヘッドが前記ディスクのトラッ
クを横切る方向に、前記スライダを移動させるアクチュ
エータとを備えた磁気ディスク装置において、前記回転
駆動部は、前記磁気ヘッドが前記ディスクの待避領域に
ある時には、前記磁気ヘッドが前記ディスクの記録再生
領域にある時よりも、前記ディスクを高速で回転させる
ことを特徴とするものである。
項1記載の発明は、ディスクと、このディスクを回転さ
せる回転駆動部と、前記ディスクに対してデータの記録
/再生を行う磁気ヘッドと、この磁気ヘッドが搭載され
たスライダと、前記磁気ヘッドが前記ディスクのトラッ
クを横切る方向に、前記スライダを移動させるアクチュ
エータとを備えた磁気ディスク装置において、前記回転
駆動部は、前記磁気ヘッドが前記ディスクの待避領域に
ある時には、前記磁気ヘッドが前記ディスクの記録再生
領域にある時よりも、前記ディスクを高速で回転させる
ことを特徴とするものである。
【0008】請求項1記載の発明において、磁気ヘッド
がディスクの記録再生領域にある時は、定常速度でディ
スクは回転駆動されており、コンピュータ等から記録や
再生の指令を受けた磁気ヘッドが、データの記録や再生
を行っている。一方、コンピュータ等から記録や再生の
指令が出ていない時は、磁気ヘッドがディスクの待避領
域にあり、この時、ディスクは、磁気ヘッドが記録再生
領域にある時よりも高速で回転駆動されている。
がディスクの記録再生領域にある時は、定常速度でディ
スクは回転駆動されており、コンピュータ等から記録や
再生の指令を受けた磁気ヘッドが、データの記録や再生
を行っている。一方、コンピュータ等から記録や再生の
指令が出ていない時は、磁気ヘッドがディスクの待避領
域にあり、この時、ディスクは、磁気ヘッドが記録再生
領域にある時よりも高速で回転駆動されている。
【0009】ディスクが高速回転されている期間中は、
磁気ヘッドの浮上量が大きくなるため、スライダとディ
スクとの干渉頻度や干渉時間が減少する。従って、スラ
イダとディスクとの干渉による接触熱に起因する発熱も
減少する。
磁気ヘッドの浮上量が大きくなるため、スライダとディ
スクとの干渉頻度や干渉時間が減少する。従って、スラ
イダとディスクとの干渉による接触熱に起因する発熱も
減少する。
【0010】磁気ディスク装置の稼動時間内において、
磁気ヘッドは時々ディスクの記録再生領域から待避領域
に移動する。このため、稼働時間全体を通して見れば、
スライダとディスクとの干渉頻度や干渉時間が減少する
ことになる。従って、スライダとディスクとの干渉によ
り発生する接触熱に起因する過度の発熱がなくなり、記
録/再生品質が向上して、データの破壊等の発生確率が
低くなり、磁気ディスク装置特に磁気ヘッドや記録媒体
の信頼性即ち耐久性が向上する。
磁気ヘッドは時々ディスクの記録再生領域から待避領域
に移動する。このため、稼働時間全体を通して見れば、
スライダとディスクとの干渉頻度や干渉時間が減少する
ことになる。従って、スライダとディスクとの干渉によ
り発生する接触熱に起因する過度の発熱がなくなり、記
録/再生品質が向上して、データの破壊等の発生確率が
低くなり、磁気ディスク装置特に磁気ヘッドや記録媒体
の信頼性即ち耐久性が向上する。
【0011】ここで、ディスクが一定速度で回転してい
る場合には、ディスクの内周側より外周側の方が周速が
高い。このため、ディスクの最外周部に待避領域を設け
れば、磁気ヘッドの浮上量を最も大きくできる。そこ
で、請求項2記載の発明では、ディスクの最外周部に待
避領域を設けている。
る場合には、ディスクの内周側より外周側の方が周速が
高い。このため、ディスクの最外周部に待避領域を設け
れば、磁気ヘッドの浮上量を最も大きくできる。そこ
で、請求項2記載の発明では、ディスクの最外周部に待
避領域を設けている。
【0012】又、ディスクの回転接線方向に対するスラ
イダの取り付けヨー角が0度の時、磁気ヘッドは最も高
く浮上する。そこで、請求項3記載の発明では、このヨ
ー角がディスクの待避領域において0度となるようにし
ている。ここで、請求項2に記載の発明のようにディス
クの最外周部に待避領域を設ける場合には、この最外周
部において、上記ヨー角が0度となるように構成するこ
とになる。この場合は、両者の相乗効果で、待避領域に
おける磁気ヘッドは一層高く浮上することになる。
イダの取り付けヨー角が0度の時、磁気ヘッドは最も高
く浮上する。そこで、請求項3記載の発明では、このヨ
ー角がディスクの待避領域において0度となるようにし
ている。ここで、請求項2に記載の発明のようにディス
クの最外周部に待避領域を設ける場合には、この最外周
部において、上記ヨー角が0度となるように構成するこ
とになる。この場合は、両者の相乗効果で、待避領域に
おける磁気ヘッドは一層高く浮上することになる。
【0013】よって、請求項2及び3記載の発明では、
請求項1記載の発明に比べて、スライダとディスクとの
干渉頻度や干渉時間が更に減少することになる。従っ
て、スライダとディスクとの干渉による過度の発熱が一
段と少なくなり、記録/再生品質が向上して、データの
破壊等の発生確率が一層低くなり、信頼性も一段と向上
する。
請求項1記載の発明に比べて、スライダとディスクとの
干渉頻度や干渉時間が更に減少することになる。従っ
て、スライダとディスクとの干渉による過度の発熱が一
段と少なくなり、記録/再生品質が向上して、データの
破壊等の発生確率が一層低くなり、信頼性も一段と向上
する。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項2記載の発
明の構成に加え、ディスクの待避領域を、テクスチャー
処理がなされていない平滑面で形成したことを特徴とす
るものである。ディスクの待避領域は、記録再生領域と
は異なり、テクスチャー処理を行う必要はない。そこ
で、この待避領域をテクスチャー処理がなされていない
平滑面で形成すれば、仮に磁気ヘッドの浮上量が小さく
とも上記干渉頻度や干渉時間を小さくでき、浮上マージ
ンを向上させることができる。この発明でも、記録/再
生品質が向上して、データの破壊等の発生確率が一層低
くなり、信頼性も一段と向上する。
明の構成に加え、ディスクの待避領域を、テクスチャー
処理がなされていない平滑面で形成したことを特徴とす
るものである。ディスクの待避領域は、記録再生領域と
は異なり、テクスチャー処理を行う必要はない。そこ
で、この待避領域をテクスチャー処理がなされていない
平滑面で形成すれば、仮に磁気ヘッドの浮上量が小さく
とも上記干渉頻度や干渉時間を小さくでき、浮上マージ
ンを向上させることができる。この発明でも、記録/再
生品質が向上して、データの破壊等の発生確率が一層低
くなり、信頼性も一段と向上する。
【0015】
(第1の形態例)図1〜図3は本発明の第1の実施の形
態例を説明するための図で、図1は第1の実施の形態例
における磁気ディスク装置の平面図(カバーを除いた状
態)、図2は図1におけるA−A断面図である。又、図
3は第1の実施の形態例におけるスライダを示す斜視図
である。
態例を説明するための図で、図1は第1の実施の形態例
における磁気ディスク装置の平面図(カバーを除いた状
態)、図2は図1におけるA−A断面図である。又、図
3は第1の実施の形態例におけるスライダを示す斜視図
である。
【0016】図1及び図2に示すように、ディスク(本
形態例では3枚)10は、ベースプレート11上に設け
られた回転駆動部であるスピンドルモータ12によって
回転駆動されるものである。
形態例では3枚)10は、ベースプレート11上に設け
られた回転駆動部であるスピンドルモータ12によって
回転駆動されるものである。
【0017】アクチュエータ13はベースプレート11
上に回転可能に設けられている。このアクチュエータ1
3の一方の回転端部には、ディスク面方向に延出する複
数のヘッドアーム14が形成されている。このヘッドア
ーム14に、磁気ヘッド15を搭載したスライダ16が
スプリングアーム17を介して傾動可能に取り付けられ
ている。一方、アクチュエータ13の他方の回転端部に
は、コイル18が取り付けられている。
上に回転可能に設けられている。このアクチュエータ1
3の一方の回転端部には、ディスク面方向に延出する複
数のヘッドアーム14が形成されている。このヘッドア
ーム14に、磁気ヘッド15を搭載したスライダ16が
スプリングアーム17を介して傾動可能に取り付けられ
ている。一方、アクチュエータ13の他方の回転端部に
は、コイル18が取り付けられている。
【0018】図3に示すように、スライダ16のディス
クに対向する面には、ディスク10の回転によって生じ
る空気流の方向に沿った浮上力発生用レール16a,1
6bが設けられ、このレール16a,16bの浮上面の
空気流入側部分には、傾斜面16c,16dが形成され
ている。そして、スライダ16におけるレール16a,
16bの後端面に、上記磁気ヘッド15が搭載されてい
る。
クに対向する面には、ディスク10の回転によって生じ
る空気流の方向に沿った浮上力発生用レール16a,1
6bが設けられ、このレール16a,16bの浮上面の
空気流入側部分には、傾斜面16c,16dが形成され
ている。そして、スライダ16におけるレール16a,
16bの後端面に、上記磁気ヘッド15が搭載されてい
る。
【0019】本形態例におけるディスク10は、最外周
部に待避領域10x、最内周部にランディング領域10
z、両領域10x,10z間に記録再生領域10yを有
している。待避領域10xは、コンピュータ等から記録
や再生の指令を受けていない磁気ヘッド15が、回転中
のディスク10表面から浮上した状態で記録や再生の指
令を待っている時に位置するディスク10上の領域であ
る。
部に待避領域10x、最内周部にランディング領域10
z、両領域10x,10z間に記録再生領域10yを有
している。待避領域10xは、コンピュータ等から記録
や再生の指令を受けていない磁気ヘッド15が、回転中
のディスク10表面から浮上した状態で記録や再生の指
令を待っている時に位置するディスク10上の領域であ
る。
【0020】記録再生領域10yは、コンピュータ等か
ら記録や再生の指令を受けた磁気ヘッド15が、回転中
のディスク10表面から浮上した状態でデータの記録や
再生を行うディスク10上の領域である。又、ランディ
ング領域10zは、ディスク10が回転を停止した状態
の時に、磁気ヘッド15が載るディスク10上の領域で
ある。このランディング領域10z及び待避領域10x
はスライダ16の幅と同等かそれ以上の値に選択されて
いる。
ら記録や再生の指令を受けた磁気ヘッド15が、回転中
のディスク10表面から浮上した状態でデータの記録や
再生を行うディスク10上の領域である。又、ランディ
ング領域10zは、ディスク10が回転を停止した状態
の時に、磁気ヘッド15が載るディスク10上の領域で
ある。このランディング領域10z及び待避領域10x
はスライダ16の幅と同等かそれ以上の値に選択されて
いる。
【0021】上記スピンドルモータ12は、磁気ヘッド
15がディスク10の記録再生領域10yにある時に
は、従来の磁気ヘッド装置の場合と同様の速度でディス
ク10を回転駆動し、磁気ヘッド15がディスク10の
待避領域10xにある時には、記録再生領域10yにあ
る時よりも、ディスク10を高速で回転駆動するもので
ある。
15がディスク10の記録再生領域10yにある時に
は、従来の磁気ヘッド装置の場合と同様の速度でディス
ク10を回転駆動し、磁気ヘッド15がディスク10の
待避領域10xにある時には、記録再生領域10yにあ
る時よりも、ディスク10を高速で回転駆動するもので
ある。
【0022】ベースプレート11上には、マグネット及
びヨークで構成された磁気回路19が設けられ、この磁
気回路19の磁気ギャップ内に、上記コイル18が配置
されている。そして、磁気回路19とコイル18とでム
ービングコイル型のリニアモータ(VCM:ボイスコイ
ルモータ)が構成されている。これにより、アクチュエ
ータ13は、磁気ヘッド15がディスク10のトラック
を横切る方向に、スライダ16を移動させることができ
る。尚、ベースプレート11の上部はカバー20で覆わ
れている。
びヨークで構成された磁気回路19が設けられ、この磁
気回路19の磁気ギャップ内に、上記コイル18が配置
されている。そして、磁気回路19とコイル18とでム
ービングコイル型のリニアモータ(VCM:ボイスコイ
ルモータ)が構成されている。これにより、アクチュエ
ータ13は、磁気ヘッド15がディスク10のトラック
を横切る方向に、スライダ16を移動させることができ
る。尚、ベースプレート11の上部はカバー20で覆わ
れている。
【0023】次に、上記構成の磁気ディスク装置の作動
を説明する。ディスク10が停止している時には、スラ
イダ16はディスク10のランディング領域10zに接
触し停止している。磁気ディスク装置の稼動が始まる
と、スピンドルモータ12によってディスク10の回転
が開始され、このディスク10の回転による発生する空
気流によって、スライダ16が微小間隔をもってディス
ク面から浮上する。
を説明する。ディスク10が停止している時には、スラ
イダ16はディスク10のランディング領域10zに接
触し停止している。磁気ディスク装置の稼動が始まる
と、スピンドルモータ12によってディスク10の回転
が開始され、このディスク10の回転による発生する空
気流によって、スライダ16が微小間隔をもってディス
ク面から浮上する。
【0024】この浮上した状態になると、コイル18に
電流が流れ、アクチュエータ13が揺動して、磁気ヘッ
ド15をディスク10の待避領域10xに移動させる。
磁気ヘッド15は、この待避領域10xにて、ディスク
10表面から浮上した状態で、記録や再生の指令を待っ
ている。
電流が流れ、アクチュエータ13が揺動して、磁気ヘッ
ド15をディスク10の待避領域10xに移動させる。
磁気ヘッド15は、この待避領域10xにて、ディスク
10表面から浮上した状態で、記録や再生の指令を待っ
ている。
【0025】コンピュータ等から記録や再生の指令が出
ると、磁気ヘッド15は、アクチュエータ13により記
録再生領域10yの所定のトラック上に移動し、データ
の記録や再生を行う。データの記録や再生が済むと、磁
気ヘッド15は再び待避領域10xに戻り、次の記録や
再生の指令を待つ。尚、磁気ディスク装置の稼動停止時
のように、ディスク10の回転を停止する際には、その
停止に先立って、アクチュエータ13は磁気ヘッド15
をランディング領域10zに移動させる。
ると、磁気ヘッド15は、アクチュエータ13により記
録再生領域10yの所定のトラック上に移動し、データ
の記録や再生を行う。データの記録や再生が済むと、磁
気ヘッド15は再び待避領域10xに戻り、次の記録や
再生の指令を待つ。尚、磁気ディスク装置の稼動停止時
のように、ディスク10の回転を停止する際には、その
停止に先立って、アクチュエータ13は磁気ヘッド15
をランディング領域10zに移動させる。
【0026】ここで、スピンドルモータ12は、磁気ヘ
ッド15がディスク10の記録再生領域10yにある時
には、例えば5400rpmの定常速度でディスク10を
回転駆動し、磁気ヘッド15がディスク10の待避領域
10xにある時には、記録再生領域10yにある時より
も高速の例えば7200rpmで、ディスク10を回転駆
動する。
ッド15がディスク10の記録再生領域10yにある時
には、例えば5400rpmの定常速度でディスク10を
回転駆動し、磁気ヘッド15がディスク10の待避領域
10xにある時には、記録再生領域10yにある時より
も高速の例えば7200rpmで、ディスク10を回転駆
動する。
【0027】ここで、磁気ヘッド15の浮上量について
説明する。磁気ヘッド15の各シーク位置におけるディ
スク10の回転数を図4に示すように選択すると、磁気
ヘッド15の浮上量は、図5に示すように変化する。即
ち、同一回転数の場合は、ディスク10の外周側(アウ
タ)は内周側(インナ)よりも周速が高いため、浮上量
が大きくなる。又、ディスク10の回転数を上げるほど
周速が高くなるため、浮上量も大きくなる。
説明する。磁気ヘッド15の各シーク位置におけるディ
スク10の回転数を図4に示すように選択すると、磁気
ヘッド15の浮上量は、図5に示すように変化する。即
ち、同一回転数の場合は、ディスク10の外周側(アウ
タ)は内周側(インナ)よりも周速が高いため、浮上量
が大きくなる。又、ディスク10の回転数を上げるほど
周速が高くなるため、浮上量も大きくなる。
【0028】よって、上記形態例において、磁気ヘッド
15が待避領域10xに移動され、ディスク10が高速
回転されている期間中は、磁気ヘッド15の浮上量が大
きくなる。このため、スライダ16とディスク10との
干渉頻度や干渉時間が減少する。従って、スライダ16
とディスク10との干渉による接触熱に起因する発熱も
減少し、スライダ16等の温度がむしろ下降する状態に
なる。
15が待避領域10xに移動され、ディスク10が高速
回転されている期間中は、磁気ヘッド15の浮上量が大
きくなる。このため、スライダ16とディスク10との
干渉頻度や干渉時間が減少する。従って、スライダ16
とディスク10との干渉による接触熱に起因する発熱も
減少し、スライダ16等の温度がむしろ下降する状態に
なる。
【0029】磁気ディスク装置の稼動時間内において、
磁気ヘッド15は時々ディスク10の記録再生領域10
yから待避領域10xに移動する。このため、稼働時間
全体を通して見れば、スライダ16とディスク10との
干渉頻度や干渉時間が減少することになり、スライダ1
6とディスク10との干渉により発生する接触熱に起因
する過度の発熱がなくなる。よって、記録/再生品質が
向上して、データの破壊等の発生確率が低くなり、磁気
ディスク装置特に磁気ヘッドや記録媒体の信頼性即ち耐
久性(寿命)も向上する。
磁気ヘッド15は時々ディスク10の記録再生領域10
yから待避領域10xに移動する。このため、稼働時間
全体を通して見れば、スライダ16とディスク10との
干渉頻度や干渉時間が減少することになり、スライダ1
6とディスク10との干渉により発生する接触熱に起因
する過度の発熱がなくなる。よって、記録/再生品質が
向上して、データの破壊等の発生確率が低くなり、磁気
ディスク装置特に磁気ヘッドや記録媒体の信頼性即ち耐
久性(寿命)も向上する。
【0030】尚、上記形態例では、待避領域10xをデ
ィスク10の最外周部に形成したが、理論的には、最内
周部或いは他の部分に形成してもよい。しかし、ディス
ク10が一定速度で回転している場合には、ディスク1
0の内周側より外周側の方が周速が高い。このため、デ
ィスク10の最外周部に待避領域10xを設ければ、磁
気ヘッド15の浮上量を最も大きくでき、記録/再生品
質が更に向上して、データの破壊等の発生確率が低くな
り、磁気ディスク装置特に磁気ヘッドや記録媒体の信頼
性も一層向上する。
ィスク10の最外周部に形成したが、理論的には、最内
周部或いは他の部分に形成してもよい。しかし、ディス
ク10が一定速度で回転している場合には、ディスク1
0の内周側より外周側の方が周速が高い。このため、デ
ィスク10の最外周部に待避領域10xを設ければ、磁
気ヘッド15の浮上量を最も大きくでき、記録/再生品
質が更に向上して、データの破壊等の発生確率が低くな
り、磁気ディスク装置特に磁気ヘッドや記録媒体の信頼
性も一層向上する。
【0031】(第2の形態例)第2の形態例は、第1の
形態例における磁気ヘッド(スライダ)のヨー角を特定
の値に選択したもので、他の構成は、第1の形態例と同
一である。そこで、図1〜図3に付した符号を用いて具
体的に説明する。
形態例における磁気ヘッド(スライダ)のヨー角を特定
の値に選択したもので、他の構成は、第1の形態例と同
一である。そこで、図1〜図3に付した符号を用いて具
体的に説明する。
【0032】ディスク10の回転接線方向に対するスラ
イダ16の取り付けヨー角が0度の時、具体的には、デ
ィスク10の回転接線方向とスライダ16の浮上力発生
用レール16a,16bとが平行の時、磁気ヘッド15
は最も高く浮上する。そこで、本形態例では、このヨー
角がディスク10の待避領域10xにおいて0度となる
ようにしている。
イダ16の取り付けヨー角が0度の時、具体的には、デ
ィスク10の回転接線方向とスライダ16の浮上力発生
用レール16a,16bとが平行の時、磁気ヘッド15
は最も高く浮上する。そこで、本形態例では、このヨー
角がディスク10の待避領域10xにおいて0度となる
ようにしている。
【0033】図1〜図3の構成のようにディスク10の
最外周部に待避領域10xを設ける場合には、この最外
周部において、上記ヨー角が0度となるように構成する
ことになる。図6はこの場合の各シーク位置(ヨー角に
対応)における浮上量変化を示している。ディスク10
の最外周部に待避領域10xを設け且つここでのヨー角
を0度にすると、両者の相乗効果で、待避領域10xに
おける磁気ヘッド15は一層高く浮上することになり、
記録/再生品質が最も向上して、データの破壊等の発生
確率が低くなり、磁気ディスク装置特に磁気ヘッドや記
録媒体の信頼性も一層向上する。
最外周部に待避領域10xを設ける場合には、この最外
周部において、上記ヨー角が0度となるように構成する
ことになる。図6はこの場合の各シーク位置(ヨー角に
対応)における浮上量変化を示している。ディスク10
の最外周部に待避領域10xを設け且つここでのヨー角
を0度にすると、両者の相乗効果で、待避領域10xに
おける磁気ヘッド15は一層高く浮上することになり、
記録/再生品質が最も向上して、データの破壊等の発生
確率が低くなり、磁気ディスク装置特に磁気ヘッドや記
録媒体の信頼性も一層向上する。
【0034】(第3の形態例)第3の形態例は、第1の
形態例におけるディスクの待避領域を平滑面にしたもの
で、他の構成は、第1の形態例と同一である。そこで、
図1〜図3に付した符号を用いて具体的に説明する。
形態例におけるディスクの待避領域を平滑面にしたもの
で、他の構成は、第1の形態例と同一である。そこで、
図1〜図3に付した符号を用いて具体的に説明する。
【0035】本形態例は、第1の形態例の構成に加え、
ディスク10の待避領域10xを、テクスチャー処理が
なされていない平滑面で形成したことを特徴とするもの
である。ディスク10の待避領域10xは、記録再生領
域10yとは異なり、テクスチャー処理を行う必要はな
い。そこで、この待避領域10xをテクスチャー処理が
なされていない平滑面で形成すれば、仮に磁気ヘッド1
5の浮上量が小さくとも干渉頻度や干渉時間を小さくで
き、浮上マージンを向上させることができる。
ディスク10の待避領域10xを、テクスチャー処理が
なされていない平滑面で形成したことを特徴とするもの
である。ディスク10の待避領域10xは、記録再生領
域10yとは異なり、テクスチャー処理を行う必要はな
い。そこで、この待避領域10xをテクスチャー処理が
なされていない平滑面で形成すれば、仮に磁気ヘッド1
5の浮上量が小さくとも干渉頻度や干渉時間を小さくで
き、浮上マージンを向上させることができる。
【0036】ディスク10の最外周部に待避領域10x
を設け且つここでのヨー角を0度にすると共に、待避領
域10xを超平滑面で仕上げると、例えば、図7に示す
ように、浮上保証高さ(磁気ヘッドが壊れることなく使
用できる最も低い浮上高さとして、メーカーが保証する
値)を設定することが可能になる。ここで、超平滑面と
は、例えば表面の凹凸の段差が0.5nm程度以下の場合
を指す。
を設け且つここでのヨー角を0度にすると共に、待避領
域10xを超平滑面で仕上げると、例えば、図7に示す
ように、浮上保証高さ(磁気ヘッドが壊れることなく使
用できる最も低い浮上高さとして、メーカーが保証する
値)を設定することが可能になる。ここで、超平滑面と
は、例えば表面の凹凸の段差が0.5nm程度以下の場合
を指す。
【0037】図7では、ディスク10の待避領域10x
での浮上保証高さが低くなっており、このことは、そこ
での干渉頻度や干渉時間をきわめて低くできることを意
味する。よって、信頼性を更に向上させることができ
る。
での浮上保証高さが低くなっており、このことは、そこ
での干渉頻度や干渉時間をきわめて低くできることを意
味する。よって、信頼性を更に向上させることができ
る。
【0038】(その他の形態例)本発明は図1〜図4に
示した構成に限るものではない。例えば、磁気ディスク
装置内のアクチュエータには揺動タイプではなく、直進
タイプのものもあり、更に、スライダについても種々の
形状のものが存在するが、これらに対しても、本発明を
適用できることは勿論である。
示した構成に限るものではない。例えば、磁気ディスク
装置内のアクチュエータには揺動タイプではなく、直進
タイプのものもあり、更に、スライダについても種々の
形状のものが存在するが、これらに対しても、本発明を
適用できることは勿論である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明では、磁気ヘッドがディスクの待避領域にある時に
は、磁気ヘッドがディスクの記録再生領域にある時より
も、ディスクを高速で回転させるようにしたので、磁気
ヘッドがディスクの待避領域にあって高速回転されてい
る期間中は、磁気ヘッドの浮上量が大きくなるため、ス
ライダとディスクとの干渉頻度や干渉時間が減少する。
従って、スライダとディスクとの干渉による接触熱に起
因する発熱も減少する。
明では、磁気ヘッドがディスクの待避領域にある時に
は、磁気ヘッドがディスクの記録再生領域にある時より
も、ディスクを高速で回転させるようにしたので、磁気
ヘッドがディスクの待避領域にあって高速回転されてい
る期間中は、磁気ヘッドの浮上量が大きくなるため、ス
ライダとディスクとの干渉頻度や干渉時間が減少する。
従って、スライダとディスクとの干渉による接触熱に起
因する発熱も減少する。
【0040】ここで、磁気ディスク装置の稼動時間内に
おいて、磁気ヘッドは時々ディスクの記録再生領域から
待避領域に移動する。このため、稼働時間全体を通して
見れば、スライダとディスクとの干渉頻度や干渉時間が
減少することになる。従って、この発明によれば、スラ
イダとディスクとの干渉により発生する接触熱に起因す
る過度の発熱がなくなり、記録/再生品質が向上して、
データの破壊等の発生確率が低くなり、磁気ディスク装
置特に磁気ヘッドや記録媒体の信頼性即ち耐久性が向上
する。
おいて、磁気ヘッドは時々ディスクの記録再生領域から
待避領域に移動する。このため、稼働時間全体を通して
見れば、スライダとディスクとの干渉頻度や干渉時間が
減少することになる。従って、この発明によれば、スラ
イダとディスクとの干渉により発生する接触熱に起因す
る過度の発熱がなくなり、記録/再生品質が向上して、
データの破壊等の発生確率が低くなり、磁気ディスク装
置特に磁気ヘッドや記録媒体の信頼性即ち耐久性が向上
する。
【0041】請求項2記載の発明では、ディスクの最外
周部に待避領域を設けているので、待避領域での磁気ヘ
ッドの浮上量を一層大きくできる。又、請求項3記載の
発明では、ヨー角がディスクの待避領域において0度と
なるようにしているので、待避領域での磁気ヘッドは一
層高く浮上する。よって、請求項2及び3記載の発明で
は、請求項1記載の発明に比べて、スライダとディスク
との干渉頻度や干渉時間が更に減少することになる。従
って、この発明によれば、スライダとディスクとの干渉
による過度の発熱が一段と少なくなり、記録/再生品質
が向上して、データの破壊等の発生確率が一層低くな
り、信頼性も一段と向上する。
周部に待避領域を設けているので、待避領域での磁気ヘ
ッドの浮上量を一層大きくできる。又、請求項3記載の
発明では、ヨー角がディスクの待避領域において0度と
なるようにしているので、待避領域での磁気ヘッドは一
層高く浮上する。よって、請求項2及び3記載の発明で
は、請求項1記載の発明に比べて、スライダとディスク
との干渉頻度や干渉時間が更に減少することになる。従
って、この発明によれば、スライダとディスクとの干渉
による過度の発熱が一段と少なくなり、記録/再生品質
が向上して、データの破壊等の発生確率が一層低くな
り、信頼性も一段と向上する。
【0042】請求項4記載の発明では、請求項2記載の
発明の構成に加え、ディスクの待避領域を、テクスチャ
ー処理がなされていない平滑面で形成したので、仮に磁
気ヘッドの浮上量が小さくとも干渉頻度や干渉時間を小
さくでき、浮上マージンを向上させることができる。よ
って、この発明でも、記録/再生品質が向上して、デー
タの破壊等の発生確率が一層低くなり、信頼性も一段と
向上する。
発明の構成に加え、ディスクの待避領域を、テクスチャ
ー処理がなされていない平滑面で形成したので、仮に磁
気ヘッドの浮上量が小さくとも干渉頻度や干渉時間を小
さくでき、浮上マージンを向上させることができる。よ
って、この発明でも、記録/再生品質が向上して、デー
タの破壊等の発生確率が一層低くなり、信頼性も一段と
向上する。
【図1】第1の実施の形態例における磁気ディスク装置
の平面図(カバーを除いた状態)である。
の平面図(カバーを除いた状態)である。
【図2】図1におけるA−A断面図である。
【図3】第1の実施の形態例におけるスライダを示す斜
視図である。
視図である。
【図4】磁気ヘッドの各シーク位置におけるディスクの
回転数を示す図である。
回転数を示す図である。
【図5】磁気ヘッドの各シーク位置における浮上量を示
す図である。
す図である。
【図6】ディスクの最外周部にてヨー角が0度の場合に
おける磁気ヘッドの各シーク位置に対する浮上量変化を
示す図である。
おける磁気ヘッドの各シーク位置に対する浮上量変化を
示す図である。
【図7】磁気ヘッドの各シーク位置における浮上保証高
さを示す図である。
さを示す図である。
【図8】磁気ヘッド及びスライダの浮上状態の説明図で
ある。
ある。
10:ディスク 10x:待避領域 10y:記録再生領域 10z:ランディング領域 11:ベースプレート 12:スピンドルモータ 13:アクチュエータ 15:磁気ヘッド 16:スライダ 17:スプリングアーム 18:コイル 19:磁気回路
Claims (4)
- 【請求項1】 ディスクと、このディスクを回転させる
回転駆動部と、前記ディスクに対してデータの記録/再
生を行う磁気ヘッドと、この磁気ヘッドが搭載されたス
ライダと、前記磁気ヘッドが前記ディスクのトラックを
横切る方向に、前記スライダを移動させるアクチュエー
タとを備えた磁気ディスク装置において、 前記回転駆動部は、前記磁気ヘッドが前記ディスクの待
避領域にある時には、前記磁気ヘッドが前記ディスクの
記録再生領域にある時よりも、前記ディスクを高速で回
転させることを特徴とする磁気ディスク装置。 - 【請求項2】 前記ディスクの最外周部に前記待避領域
を設けたことを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク
装置。 - 【請求項3】 前記ディスクの回転接線方向に対する取
り付けヨー角が、前記ディスクの待避領域において0度
となるように、前記スライダを前記アクチュエータに取
り付けたことを特徴とする請求項1又は2記載の磁気デ
ィスク装置。 - 【請求項4】 前記ディスクの待避領域は、テクスチャ
ー処理がなされていない平滑面となっていることを特徴
とする請求項2又は3記載の磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21655197A JPH1166725A (ja) | 1997-08-11 | 1997-08-11 | 磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21655197A JPH1166725A (ja) | 1997-08-11 | 1997-08-11 | 磁気ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1166725A true JPH1166725A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=16690217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21655197A Withdrawn JPH1166725A (ja) | 1997-08-11 | 1997-08-11 | 磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1166725A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7372656B2 (en) | 2005-04-13 | 2008-05-13 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | disk drive with side erase control |
-
1997
- 1997-08-11 JP JP21655197A patent/JPH1166725A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7372656B2 (en) | 2005-04-13 | 2008-05-13 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | disk drive with side erase control |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2005235376A (ja) | ハードディスクドライブおよびハードディスクドライブに備えられたカバー部材 | |
JP2005141900A (ja) | ハードディスクドライブ | |
US6075677A (en) | Method for positioning a read/write head to reduce wear for proximity recording in a magnetic disk storage system | |
US6181519B1 (en) | Tri-pad air bearing head slider having leading edge and trailing edge of air bearing side pads tapered to minimize takeoff and landing velocity and time | |
KR100468738B1 (ko) | 하드 디스크 드라이브의 디스크 스페이서 | |
EP1349152B1 (en) | Hard disk drive having air flow accelerating device | |
KR100416616B1 (ko) | 디스크 로킹 장치를 구비한 하드 디스크 드라이브 | |
JPH1166725A (ja) | 磁気ディスク装置 | |
US6879463B2 (en) | Head slider and disk drive unit employing the same | |
JP2741818B2 (ja) | 浮上スライダ | |
JP2003141841A (ja) | ディスク装置及び同装置に搭載されるヘッド退避機構 | |
JP4149993B2 (ja) | 記録媒体駆動装置およびランプ部材アセンブリ | |
KR100782298B1 (ko) | 하드디스크 드라이브용 디스크 및 그를 구비한 하드디스크드라이브 | |
KR200238176Y1 (ko) | 하드디스크드라이브의헤드파킹장치 | |
JPH0668462A (ja) | 磁気ディスク | |
KR0166158B1 (ko) | 씨에스에스 특성 개선을 위한 하드 디스크 드라이브장치 | |
JP2001216618A (ja) | ディスク記録再生装置のスライダ | |
JP3094506B2 (ja) | 固定磁気ディスク装置 | |
JP2003123421A (ja) | サーボ情報記録方法 | |
JPH09282645A (ja) | 記録媒体及びディスク装置 | |
JP2000149465A (ja) | ディスク装置 | |
JP3275484B2 (ja) | 浮上式磁気ヘッドとスライダーの浮上方法 | |
JP2001184821A (ja) | 磁気ヘッドおよび磁気記録装置 | |
JP2003296904A (ja) | 磁気ディスクおよび磁気ディスク装置 | |
JPH11185246A (ja) | ディスク状記録媒体及びディスク装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041102 |