JP2001184821A - 磁気ヘッドおよび磁気記録装置 - Google Patents

磁気ヘッドおよび磁気記録装置

Info

Publication number
JP2001184821A
JP2001184821A JP37193999A JP37193999A JP2001184821A JP 2001184821 A JP2001184821 A JP 2001184821A JP 37193999 A JP37193999 A JP 37193999A JP 37193999 A JP37193999 A JP 37193999A JP 2001184821 A JP2001184821 A JP 2001184821A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
recording medium
magnetic recording
slider body
magnetic head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP37193999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3366609B2 (ja
Inventor
Hirohisa Ishihara
弘久 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP37193999A priority Critical patent/JP3366609B2/ja
Priority to US09/745,695 priority patent/US6657819B2/en
Publication of JP2001184821A publication Critical patent/JP2001184821A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3366609B2 publication Critical patent/JP3366609B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/60Fluid-dynamic spacing of heads from record-carriers
    • G11B5/6005Specially adapted for spacing from a rotating disc using a fluid cushion

Landscapes

  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、磁気ヘッドが磁気記録媒体に対し
て傾斜して接近しても磁気ヘッドの鋭利なエッジ部分で
磁気記録媒体の表面を損傷させることがない磁気ヘッド
の提供を目的とする。 【解決手段】 本発明は、スライダ本体15の媒体対向
面にスライダ本体の浮上用のレール部22、23、25
が設けられ、スライダ本体15において磁気記録媒体の
回転方向上流側がリーディング側18、回転方向下流側
がトレーリング側19とされるとともに、スライダ本体
15のトレーリング側の媒体対向面のコーナ部に副レー
ル部25の高さよりも低く、スライダ本体15のローリ
ング状態においてスライダ本体15のトレーリング側の
端部よりも磁気記録媒体に接近する突起部26が形成さ
れてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転駆動される磁気
記録媒体に対して相対移動しながら磁気情報を読み書き
する磁気コアを備えた磁気記録装置に関し、特に磁気記
録媒体に対してスライダ本体が傾斜して浮上走行した場
合にスライダ本体のトレーリング側のコーナ部において
磁気記録媒体と接触しないようにする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、パーソナルコンピュータ用な
どの情報記録機器として、図7に示す構造の磁気記録装
置が知られている。図7に示す磁気記録装置Mは、磁性
膜が塗布された円盤状の磁気ディスク100が複数枚、
シャーシ101上に回転自在に設けられ、これら磁気デ
ィスク100の表面側あるいは裏面側に磁気ディスク1
00に対して相対移動自在に磁気ヘッド102が設けら
れ、これら複数の磁気ヘッド102が個々に細長い三角
板状のロードビーム103とアーム104を介してベー
ス105に支持され、このベース105がシャーシ10
1の上において回動自在に支持されている。即ち、図7
に示す構造においてベース105が回動することで磁気
ヘッド102が磁気ディスク100に対してその半径方
向に相対移動し、磁気ディスク100上の所望の位置の
磁気情報を読み出すか、磁気ディスク100上の所望の
位置に磁気情報を書き込むことができるように構成され
ている。
【0003】なお、図7に示すベース105の支持構造
は磁気ディスク100の回転軸と平行に配置された回転
軸106を中心としてベース105が回転することによ
り磁気ヘッド102が磁気ディスク100上(あるいは
下)をその半径方向に移動することで実現される。図7
に示すベース105の駆動構造はボイスコイル108と
電磁石109を組み合わせたボイスコイルモータ構造と
され、ベースの駆動機構としてその外にリニアモータを
用いた駆動構造等、多種多用な構造が知られている。
【0004】図8は前記の磁気ヘッド102の媒体対向
面側を上側に向けた状態を示すもので、この磁気ヘッド
102は、セラミックなどの非磁性体からなる板状のス
ライダ本体111と、このスライダ本体111の一端部
側の端面中央部に設けられたコイル部を有する磁気コア
112を主体として構成されている。磁気ヘッド102
のスライダ本体111において、図8の奥側が磁気記録
媒体100の回転方向上流側のリーディング側113と
され、手前側が磁気記録媒体100の回転方向下流側の
トレーリング側115とされている。また、スライダ本
体111のリーディング側113の端部に斜面116を
有する突起部117が形成され、更に、スライダ本体1
11の両サイドに主レール部118、118が形成され
るとともに、スライダ本体111のトレーリング側11
5の端部中央に副レール部119が形成されている。
【0005】図7に示す磁気ヘッド102は磁気記録媒
体100の回転に伴って発生する空気流によってレール
部118、118、119に正圧を受けるので、これに
よって磁気記録媒体の表面または裏面から浮上走行し、
浮上走行した状態において磁気コア112によって磁気
記録媒体100の磁気情報を読み出すか、磁気記録媒体
100に磁気情報を書き込むことができるように構成さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、磁気
記録装置の磁気ヘッドにおいて、ランプロード方式と称
される浮上走行形式のものが採用されるようになってい
る。これは、回転駆動される磁気記録媒体の側方側に斜
面を有する退避部を磁気記録媒体と離間させて設けてお
き、磁気記録媒体の回転を停止させる場合に磁気記録媒
体に対して浮上走行していた磁気ヘッド102を退避部
の斜面を伝わって退避部側に移動させ、磁気記録媒体1
00の回転停止時に磁気記録媒体100の表面あるいは
裏面に対して磁気ヘッド102が吸着するおそれを無く
したものである。これに対して従来から用いられている
CSS(contact start stop)方式の磁気ヘッドにあっ
ては、磁気記録媒体の回転停止時に磁気ヘッドが磁気記
録媒体の表面または裏面にロードビームやフレキシャの
バネ力によって押し付けられている状態にあるので、磁
気記録媒体表面と磁気ヘッドのスライダ部分を共に鏡面
加工すると、磁気ヘッド102が磁気記録媒体表面に吸
着しやすく、吸着現象に起因して磁気ヘッドのクラッシ
ュ現象を引き起こすおそれがあることが問題となってい
た。
【0007】前記ランプロード方式の磁気ヘッドであれ
ば、磁気記録媒体の回転停止時において、磁気ヘッドを
磁気記録媒体の側方に退避させるので、磁気ヘッドの吸
着現象を引き起こすおそれがなくなり、クラッシュを引
き起こすおそれが少ない磁気ヘッドを提供することがで
きるが、逆にランプロード方式においては、以下に説明
する問題を有していた。ランプロード方式の磁気ヘッド
において、退避部の傾斜面に沿って磁気記録媒体の径方
向に移動して磁気記録媒体の表面側あるいは裏面側に移
動しようとしているスライダ本体は、微小角度(1×1
-5rad程度)傾斜した状態(スライダ本体の幅方向
の一側を上か下にしたローリング状態)を保ちつつ磁気
記録媒体の表面または裏面に接近することがある。この
際の傾斜角度は極めて微細なものと思われるが、磁気ヘ
ッドが傾斜しながら磁気記録媒体に接近することで磁気
ヘッドのスライダ本体の鋭利なコーナ部が磁気記録媒体
に接触する可能性がある。
【0008】例えば、図8に示す磁気ヘッド102のス
ライダ本体111であれば、磁気記録媒体100の回転
に伴う風圧を受けてリーディング側113が磁気記録媒
体100に対してより大きく離間し、トレーリング側1
15が磁気記録媒体100に対して若干接近して離間す
るような浮上姿勢をとるので、浮上走行時に磁気ヘッド
102はトレーリング側115の端部が磁気記録媒体1
00に最接近した状態となる。ところが、先のように退
避部の傾斜面に沿って磁気ヘッド102が傾斜した状態
から磁気記録媒体100の径方向に横向きに接近し、そ
れから浮上走行し始める場合を想定すると、スライダ本
体11はローリングを起こした傾斜状態となり、浮上走
行姿勢となる場合の初期状態において、図8のスライダ
本体111のトレーリング側115の幅方向両側の端部
120、120のうちの一方が、磁気記録媒体100の
表面に最接近する結果、一方の端部120が磁気記録媒
体100の表面に接触するおそれがある。
【0009】特にこのような問題は、磁気ヘッド102
を磁気記録媒体100に対して接近させてから浮上走行
姿勢に移行するランプロード時において、更には磁気ヘ
ッド102を磁気記録媒体100の外側に移動させるシ
ーク時において、仮に外部から衝撃や負荷が作用した場
合に起こり易いと考えられる。なお、従来から、このよ
うな問題を回避するために、磁気ヘッド102のトレー
リング側115の端部を研磨テープで研磨することでア
ール加工することもなされているが、加工精度を高くす
ることが困難で加工コストも向上する問題がある。
【0010】本発明は前記の事情に鑑みてなされたもの
で、磁気ヘッドのスライダ本体が磁気記録媒体に対して
浮上走行する場合にスライダ本体のトレーリング側の端
部が磁気記録媒体に接触してこれを損傷させるおそれを
無くした構造の提供を目的とする。また、本発明は、ラ
ンプロード方式に磁気ヘッドにおいて仮に浮上走行姿勢
によって磁気ヘッドのスライダ本体のトレーリング側の
エッジ部が磁気記録媒体に接触するおそれがあっても、
形成した突起部を鋭利ではない丸型のRを付けた形状と
しておくことで磁気記録媒体に対して損傷を与えること
がないようにした構造の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の磁気ヘッドは、回転駆動される磁気記録媒体
に対し媒体対向面を向けて浮上走行するスライダ本体に
磁気情報の記録または再生を行う磁気コアを備えてなる
磁気ヘッドスライダであり、前記スライダ本体の媒体対
向面にスライダ本体の浮上用のレール部が設けられ、前
記スライダ本体において前記磁気記録媒体の回転方向上
流側がリーディング側、回転方向下流側がトレーリング
側とされるとともに、前記スライダ本体のトレーリング
側の媒体対向面のコーナ部に前記レール部の高さよりも
低く、スライダ本体のローリング状態においてスライダ
本体のトレーリング側の端部よりも磁気記録媒体に接近
する突起部が形成されてなることを特徴とする。スライ
ダ本体が磁気記録媒体に対してローリングを起こすよう
に傾斜しながら走行しようとした場合、スライダ本体の
トレーリング側の幅方向両端部の一方が磁気記録媒体に
接近するが、ここで仮に外部からの衝撃や負荷が作用し
た場合にスライダ本体のトレーリング側の端部が磁気記
録媒体に接触する前に突起部が磁気記録媒体に接触す
る。この突起部をスライダ本体の端部の角部のように鋭
利ではない形状としておくことで仮に突起部が磁気記録
媒体と接触しても、磁気記録媒体を損傷させることがな
い。
【0012】本発明の磁気ヘッドは、先に記載の回転駆
動される磁気記録媒体に対し媒体対向面を向けて浮上走
行するスライダ本体に磁気情報の記録または再生を行う
磁気コアを備えてなる磁気ヘッドスライダであり、前記
スライダ本体において前記磁気記録媒体の回転方向上流
側がリーディング側、回転方向下流側がトレーリング側
とされるとともに、前記スライダ本体の媒体対向面にス
ライダ本体の浮上用のレール部がリーディング側からト
レーリング側に向かって形成され、前記レール部のトレ
ーリング側の端部にスライダ本体のトレーリング側の媒
体対向面のコーナ部に位置してレール部の他の部分より
も低められたレール段部が形成されてなることを特徴と
する。
【0013】レール部のトレーリング側に形成されたレ
ール段部は磁気ヘッドの浮上走行の際に正圧を発生させ
て磁気ヘッドのトレーリング側を浮上させるので、磁気
ヘッドのトレーリング側が磁気記録媒体に接触しようと
する力を抑制する。よって仮に外部からの衝撃や負荷に
よって磁気ヘッドにローリングを起こして磁気ヘッドの
トレーリング側の端部が磁気記録媒体に接近することが
あっても、トレーリング側の端部を磁気記録媒体に強く
当てることがないようにすることができる。また、レー
ル段部のトレーリング側の角部にRを付けておくことが
より好ましい。
【0014】本発明の磁気ヘッドは、先に記載の前記レ
ール部が、前記スライダ本体のトレーリング側の媒体対
向面の中央部に形成された副レール部と、磁気記録媒体
の回転方向の上流側に位置されるスライダ本体のリーデ
ィング側からスライダ本体のトレーリング側にかけて延
設された主レール部とを具備して構成され、前記副レー
ル部の近傍に磁気コアが形成されるとともに、前記突起
部またはレール段部の高さが前記副レール部の高さより
も低くされたことを特徴とする。
【0015】本発明の磁気ヘッドは、前記副レール部の
高さをh1、前記突起部の高さをh2、前記スライダ本体
の側面から前記突起部まで距離をL1、前記スライダ本
体の側面から前記副レール部までの距離をL2とする
と、(L1×h1 /L2)<h2<h1−(L2−L1×10
-5 (mm)の関係が満足されたことを特徴とする。上
記式の関係を満足するように突起部の高さを調整するこ
とで、磁気ヘッドがローリングを起こして仮に磁気ヘッ
ドが1×10-5rad程度傾斜しても突起部が副レール
部よりも低くならないので、磁気ヘッドのトレーリング
側のスライダ本体の端部が磁気記録媒体に衝突すること
を防止できる。
【0016】本発明の磁気ヘッドは、前記副レール部の
両側に突起部が形成され、前記各突起部が5×10-6
以上のRを付けた平面視丸型または楕円型に形成されて
なることを特徴とする。突起部が丸型または楕円型に形
成されていれば、仮に突起部が磁気記録媒体に接触する
ようなことがあっても磁気記録媒体を損傷させるおそれ
は少ない。
【0017】本発明の磁気ヘッドは、前記スライダ本体
がリーディング側とトレーリング側の大部分を占める非
磁性硬質セラミック材料からなる本体部と、この本体部
のトレーリング側の端部に被着形成された絶縁層からな
り、この絶縁層に前記磁気コアが埋設形成されてなり、
前記突起部が前記本体部において絶縁層との境界部分に
形成されてなることを特徴とする。
【0018】本発明の磁気記録装置は、先のいずれかに
記載の磁気ヘッドと、回転駆動される磁気記録媒体と、
前記磁気ヘッドを前記磁気記録媒体の径方向に移動させ
るための支持機構を備えたことを特徴とする。先に記載
の構成の磁気ヘッドを備えた磁気記録装置であるなら
ば、外部からの衝撃や負荷が仮に作用したとしても、走
行中の磁気ヘッドで磁気記録媒体を損傷させるおそれが
少ない特徴を有する。
【0019】
【発明の実施の形態】「第1実施形態」以下に本発明の
第1実施形態について図面を参照して説明するが、本発
明は以下の実施形態に限定されるものではない。図1は
本発明の第1実施形態の磁気ヘッドスライダを示すもの
で、この実施形態の磁気ヘッドH1は、図3に示す磁気
記録装置に搭載されて使用されるものである。図3に示
す磁気記録装置Jは、磁性膜が塗布された円盤状の磁気
ディスク1が複数枚(図面では2枚)、シャーシ2上に
回転自在に設けられ、これら磁気ディスク1表面側ある
いは裏面側に磁気ディスク1に対して相対移動自在に磁
気ヘッドSが設けられ、これら複数の磁気ヘッドH1が
フレキシャと称される図示略の取付基板を介して個々に
細長い三角板状のロードビーム3とアーム4を介してベ
ース5に支持され、このベース5がシャーシ2の上にお
いて回動自在に支持されて構成されている。前記シャー
シ2の上面側には2枚の磁気記録媒体1が上下に所定の
間隔をあけた状態で積み重ねられ、磁気記録媒体1の中
心を通過する回転軸を中心としてその軸回りに回転自在
に支持されている。なお、前記磁気記録媒体1の中心部
の回転軸の下部側には図示略の扁平型のスピンドルモー
タが設けられていて、このスピンドルモータにより磁気
記録媒体1が回転駆動されるようになっている。
【0020】なお、実際には図3に示す磁気記録装置J
の上面側に図示略の蓋部材を密着させて設けることでシ
ャーシ2を密閉構造として実際の使用に供されるが、図
3はこの蓋部材を省略して磁気記録装置Jの内部構造の
みを示している。また、磁気記録媒体1の表面および裏
面には磁性層が設けられ、この磁性層において円周方向
に微細幅のトラックが多数形成され、磁気ヘッドH1は
磁気記録媒体1の半径方向に移動して目的のトラック間
を移動自在に構成されている。即ち、図3に示す構造に
おいてベース5が回動することで磁気ヘッドH1が磁気
ディスク1に対してその半径方向に相対移動し、磁気デ
ィスク1上の所望の位置の磁気情報を読み出すか、磁気
ディスク1上の所望の位置に磁気情報を書き込むことが
できるように構成されている。
【0021】なお、図3に示すベース5の支持構造にお
いて磁気ディスク1の回転軸と平行に配置された回転軸
6を中心としてベース5が回動するとともに磁気ヘッド
H1が磁気ディスク1上(あるいは下)をその半径方向
の所定の位置に移動することで磁気ヘッドH1の移動が
実現される。更に、図3に示すベース5の駆動構造はボ
イスコイル8と電磁石9を組み合わせたボイスコイルモ
ータ構造とされて磁気ヘッドH1の微細な位置移動が可
能とされている。また、アーム4の回動により磁気ヘッ
ドH1が磁気記録媒体1の最外周部に至る部分の側方に
退避部11が設けられている。この退避部11は各磁気
記録媒体1の上面側あるいは下面側に望ませられる支持
板11aを有し、前記磁気記録媒体1が回転を停止する
際にこれらの支持板11aの磁気記録媒体側に形成され
た斜面に沿って磁気ヘッドH1が支持板11a上に退避
されるようになっている。
【0022】ここで本実施形態の磁気ヘッドH1の構成
について詳述すると、図1は磁気ヘッドH1の底面側
(媒体対向面側)を示す図であり、この磁気ヘッドH1
は、図1に示すようにAl23−TiCなどといった硬
質の非磁性体のセラミック材料から構成された板状の本
体部14と、この本体部14の一側(図1では左側)に
被着された絶縁層16と、この絶縁層16の内部に埋設
された磁気コア17とを主体として構成され、本体部1
4と絶縁層16を合わせてスライダ本体15とされてい
る。
【0023】前記スライダ本体15は図1において右側
が磁気記録媒体1の回転方向上流側に向けられるリーデ
ィング側18とされ、左側が磁気記録媒体1の回転方向
下流側に向けられるトレーリング側19とされ、このト
レーリング側19に前記絶縁層16が被着されている。
また、スライダ本体15のリーディング側の端面が前面
15Aとされ、スライダ本体15のトレーリング側の端
面が背面15Bとされるとともに、スライダ本体15の
他の端面が側面15C、15Cとされている。
【0024】前記スライダ本体15の媒体対向面(底
面)においてリーディング側18の端部にはスライダ本
体15のほぼ全幅(図1の縦方向の幅)を占める細長い
傾斜面20が形成され、この傾斜面20に連続するよう
にスライダ本体15の幅方向に伸びる細長い前部レール
21が形成され、前部レール21の両端部側にスライダ
本体15の両サイドに位置するようにしてスライダ本体
15の長手方向に延在された主レール部22、23が前
部レール21と連続するように形成されている。前記主
レール部22、23の間には凹部24が形成されてお
り、この凹部24の表面と前記主レール部22、23の
表面はいずれも平面状とされているが、前記傾斜面20
はスライダ本体15の前面15Aに近づくにつれてスラ
イダ本体15を薄くするような傾斜面とされ、回転駆動
されている磁気記録媒体1の風圧を受けて浮上のための
大きな揚力を発生させることができるようになってい
る。
【0025】次に、スライダ本体15のトレーリング側
19の幅方向中央部には、平面視矩形状の副レール部2
5が形成され、この副レール部25の後方側の絶縁層1
6内に磁気コア17が設けられている。そして、副レー
ル部25の両側であって、スライダ本体15のトレーリ
ング側19の両端部に突起部26が個々に形成されてい
る。これらの突起部26は平面視円型に形成されてお
り、スライダ本体15を構成する非磁性体と同じ材料か
ら、あるいは別種の材料から形成されたものである。よ
り具体的には、例えば、スライダ本体15の媒体対向面
側をフォトリソグラフィ技術に用いるエッチング手段で
加工して凹部24を形成し、凹部24を形成することで
主レール部22、23と副レール部25を形成しようと
する際に、同時に突起部26も形成することで得られた
ものである。また、スライダ本体15のエッチングの際
に特に突起部26を形成せず、エッチング後においてス
パッタ等の成膜手段によりカーボン皮膜などの皮膜を堆
積してからエッチングすることでカーボン製の突起部2
6、26を形成しても良い。これらの突起部26の平面
形状としては、5×10-6m以上の曲率半径Rが形成さ
れている円型、楕円型とされることが好ましい。
【0026】前記突起部26、26の形成位置および高
さは、以下の式を満足させることが好ましい。まず、前
記副レール部25の高さをh1とし、突起部26の高さ
をh2とし、突起部26を形成する位置をスライダ本体
15の側面15Cから距離L1とし、副レール部25を
形成する位置をスライダ本体15の側面15Cから距離
2とし、副レール部25において前記突起部26側の
側面25aと、突起部26においてそれに近い側面26
C側の面26aとの距離をL3とすると、 (L1×h1 /L2)<h2<h1−L3=(L1×h1 /L
2)<h2<h1−(L2−L1)×10-5 (mm) の式を満足させることが好ましい。この式を満足させる
値h2とすることで、スライダ本体15が仮にローリン
グしてスライダ本体15の幅方向両側のどちらか一方の
端部を上に他方の端部を下にするように傾斜した場合、
即ちローリングした状態時に、スライダ本体15に10
×10-5rad程度の傾斜を生じても突起部26が副レ
ール部25よりも磁気記録媒体1に近付かないようにす
るためであり、ロード、アンロード時に仮に外部からの
衝撃や負荷が作用してもスライダ本体15のエッジ部分
が磁気記録媒体1の表面に接触しないようにするためで
ある。
【0027】図1に示す構造の磁気ヘッドH1が磁気記
録媒体1に対して浮上し走行する場合、何らかの原因で
磁気ヘッドH1がローリングを起こして磁気ヘッドH1
が傾斜した場合、スライダ本体15の先鋭なエッジ部が
磁気記録媒体1に接触するではなく、図4に示すように
突起部26が磁気記録媒体1の表面に接触する。ここで
突起部26は平面形状として5×10-6m以上のRが形
成された円型とされているので、スライダ本体15の先
鋭なエッジ部分が磁気記録媒体1と接触するよりも応力
集中を少なくできるので磁気記録媒体1への損傷のおそ
れは少ない。よって仮に磁気ヘッドH1が磁気記録媒体
1に対してローリングを起こしながら浮上走行した場合
であっても、磁気記録媒体1を損傷させるおそれは少な
い。これに対して図5に示すように突起部26を有しな
い従来のスライダ本体111が磁気記録媒体100に対
してローリングを起こしつつ浮上走行した場合、スライ
ダ本体111のエッジ部分が磁気記録媒体100と接触
する結果としてスライダ本体111の角の立っているエ
ッジ部分で磁気記録媒体111と接触するおそれを有す
る。なお、スライダ本体111のエッジ部分が磁気記録
媒体100に接触し、磁気記録媒体100の表面を多少
損傷させても、磁気記録媒体1は保護膜等を有する多層
膜構造とされていて、直ちに磁気記録媒体100から磁
気情報が読み出せなくなる訳ではないが、繰り返しスラ
イダ本体111が磁気記録媒体100と接触するのは好
ましくないので、この面において本実施形態の磁気ヘッ
ドH1であれば、スライダ本体15のエッジ部分で磁気
記録媒体1を損傷させるおそれはない。
【0028】また、スライダ本体15のエッジ部が鋭利
になるのは、硬質セラミック材料からなるスライダ本体
15が砥石加工で研磨、研削されて形成されるためであ
り、このエッジ部分を更に別途研磨加工してRを形成す
ることも考えられるが、製造工程が複雑になり、R加工
の仕上りを検査する必要などを生じるので、製造工程に
負担が大きい。これに対してスライダ本体15の突起部
26であるならば、スライダ本体15の媒体対向面を加
工してレール部22、23、25をイオンミリングなど
の手段で形成する際にマスク材の形状を変更することで
容易に同時加工することができるので、実施も容易であ
る。
【0029】以上の如く本発明構造においては、繰り返
し浮上走行される磁気ヘッドH1が磁気記録媒体1に対
してローリングしながら浮上走行した場合であっても、
磁気記録媒体1を損傷させるおそれをなくすることがで
きる。
【0030】「第2実施形態」図6は本発明の第2実施
形態を示すもので、この実施形態の磁気ヘッドH2は第
1実施形態の磁気ヘッドH1の突起部26を省略し、突
起部26の形成領域の近くまで主レール部22A、23
Aを延出形成し、レール部22A、23Aのトレーリン
グ側の端部にレール部22A、23Aよりも低い位置に
なるような段部30、31を設けたものである。なお、
レール段部30、31のトレーリング側の端部は先の実
施形態の突起部26と同様にRを形成しておくことが好
ましい。
【0031】このような段部30、31を設けた磁気ヘ
ッドH2が磁気記録媒体1に対して浮上走行する場合、
磁気記録媒体1からの風圧を受けて主レール部23A、
23Bが正圧を発生させるのに加えて、凹部24よりも
一段高い段部30、31も正圧を発生させるので、スラ
イダ本体15のトレーリング側19を第1実施形態の磁
気ヘッドH1よりも高位置で浮上走行させることができ
るので、スライダ本体15のトレーリング側のエッジ部
分を磁気記録媒体1に接触させることがない。また、主
レール部22A、23Aのトレーリング側の端部にレー
ル段部30、31を形成する場合に媒体対向面をエッチ
ング加工することで加工可能であるが、この際にレール
段部30、31のトレーリング側の端部を丸型に加工し
ておくならば、仮にレール段部30、31のトレーリン
グ側の端部が磁気記録媒体1に接触することがあっても
磁気記録媒体1を損傷させるおそれはない。
【0032】よって本第2実施形態の磁気ヘッドH2に
おいても繰り返し磁気記録媒体1に対して浮上走行を繰
り返しても、磁気記録媒体1を損傷させるおそれを少な
くすることができる。また、ランプロード型の磁気記録
装置に本実施形態の構造を採用し、磁気ヘッドH2の浮
上走行時に外部から仮に衝撃や負荷が作用しても磁気ヘ
ッドH2のトレーリング側の端部を磁気記録媒体1に接
触させるおそれの少ない磁気ヘッドを提供できる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
ライダ本体のトレーリング側の媒体対向面のコーナ部に
レール部の高さよりも低く、スライダ本体のローリング
状態においてスライダ本体のトレーリング側の端部より
も磁気記録媒体に接近する突起部を形成したので、スラ
イダ本体が磁気記録媒体に対してローリングを起こすよ
うに傾斜しながら走行しようとした場合、スライダ本体
のトレーリング側の幅方向両端部の一方が磁気記録媒体
に接近するが、ここで仮に外部からの衝撃や負荷が作用
した場合にスライダ本体のトレーリング側の端部が磁気
記録媒体に接触する前に突起部が磁気記録媒体に接触す
る。よってスライダ本体の鋭利なエッジ部分であるトレ
ーリング側の端部を磁気記録媒体に接触させるおそれは
なくなる。また、この突起部をスライダ本体の端部の角
部のように鋭利ではない形状としておくことで仮に突起
部が磁気記録媒体と接触しても、磁気記録媒体を損傷さ
せるおそれがない。
【0034】また、本発明によれば、レール部のトレー
リング側に形成されたレール段部は磁気ヘッドの浮上走
行の際に正圧を発生させて磁気ヘッドのトレーリング側
を浮上させるので、磁気ヘッドのトレーリング側が磁気
記録媒体に接触しようとする力を抑制する。よって仮に
外部からの衝撃や負荷によって磁気ヘッドにローリング
を起こして磁気ヘッドのトレーリング側の端部が磁気記
録媒体に接近することがあっても、トレーリング側の端
部を磁気記録媒体に強く当てることがないようにするこ
とができる。
【0035】また、ランプロード方式の磁気記録装置に
本発明を適用し、ロード時に磁気ヘッドが傾斜しながら
磁気記録媒体に接近し、浮上走行を開始する場合に、仮
に外部から衝撃や負荷が作用しても磁気ヘッドのトレー
リング側の端部のエッジ部分で磁気記録媒体を損傷させ
るおそれを無くすることができる。
【0036】更に本発明の磁気ヘッドにおいて、副レー
ル部の高さをh1、前記突起部の高さをh2、前記スライ
ダ本体の側面から前記突起部まで距離をL1、前記スラ
イダ本体の側面から前記副レール部までの距離をL2
すると、(L11 /L2)<h2<h1−(L2−L1)×
10-5 (mm)の関係が満足されたことが好ましい。
上記式の関係を満足するように突起部の高さを調整する
ことで、磁気ヘッドがローリングを起こして仮に磁気ヘ
ッドが1×10-5rad程度の微細角度傾斜しても突起
部先端が副レール部よりも低くならないので、磁気ヘッ
ドのトレーリング側のスライダ本体の端部が磁気記録媒
体に接触することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明に係る第1実施形態の磁気ヘッ
ドを示す底面図。
【図2】 図2は図1に示す磁気ヘッドのII−II線
に沿う断面図。
【図3】 図3は本発明に係る磁気ヘッドを搭載した磁
気記録装置の一例を示す斜視図。
【図4】 図4は図1に示す磁気ヘッドの磁気記録媒体
に対する傾斜状態(ローリング状態)を示す説明図。
【図5】 図5は従来の磁気ヘッドの磁気記録媒体に対
する傾斜状態(ローリング状態)を示す説明図。
【図6】 図6は本発明に係る第2実施形態の磁気ヘッ
ドを示す底面図。
【図7】 図7は従来の磁気記録装置の一例を示す斜視
図。
【図8】 図8は図7に示す磁気記録装置に搭載された
磁気ヘッドを示す底面図。
【符号の説明】
J…磁気記録装置、 1…磁気記録媒体
(磁気ディスク)、H1、H2…磁気ヘッド、
11…退避部、15…スライダ本体、
15C…側面、16…絶縁層、 1
7…磁気コア、18…リーディング側、 1
9…トレーリング側、22、23…主レール部、
25…副レール部、26…突起部、
31…レール段部、h1…副レール部の高さ、
2…突起部の高さ、L1…側面から突起部ま
での距離、 L2…側面から副レール部までの距離。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される磁気記録媒体に対し媒体
    対向面を向けて浮上走行するスライダ本体に磁気情報の
    記録または再生を行う磁気コアを備えてなる磁気ヘッド
    スライダであり、前記スライダ本体の媒体対向面にスラ
    イダ本体の浮上用のレール部が設けられ、前記スライダ
    本体において前記磁気記録媒体の回転方向上流側がリー
    ディング側、回転方向下流側がトレーリング側とされる
    とともに、前記スライダ本体のトレーリング側の媒体対
    向面のコーナ部に前記レール部の高さよりも低く、スラ
    イダ本体のローリング状態においてスライダ本体のトレ
    ーリング側の端部よりも磁気記録媒体に接近する突起部
    が形成されてなることを特徴とする磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 回転駆動される磁気記録媒体に対し媒体
    対向面を向けて浮上走行するスライダ本体に磁気情報の
    記録または再生を行う磁気コアを備えてなる磁気ヘッド
    スライダであり、前記スライダ本体において前記磁気記
    録媒体の回転方向上流側がリーディング側、回転方向下
    流側がトレーリング側とされるとともに、前記スライダ
    本体の媒体対向面にスライダ本体の浮上用のレール部が
    リーディング側からトレーリング側に向かって形成さ
    れ、前記レール部のトレーリング側の端部にスライダ本
    体のトレーリング側の媒体対向面のコーナ部に位置して
    レール部の他の部分よりも低められたレール段部が形成
    されてなることを特徴とする磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記レール部が、前記スライダ本体のト
    レーリング側の媒体対向面の中央部に形成された副レー
    ル部と、磁気記録媒体の回転方向の上流側に位置される
    スライダ本体のリーディング側からスライダ本体のトレ
    ーリング側にかけて延設された主レール部とを具備して
    構成され、前記副レール部の近傍に磁気コアが形成され
    るとともに、前記突起部またはレール段部の高さが前記
    副レール部の高さよりも低くされたことを特徴とする請
    求項1または2に記載の磁気ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記副レール部の高さをh1、前記突起
    部の高さをh2、前記スライダ本体の側面から前記突起
    部まで距離をL1、前記スライダ本体の側面から前記副
    レール部までの距離をL2とすると、 (L1×h1 /L2)<h2<h1−(L2−L1)×10
    -5 mm の関係が満足されたことを特徴とする請求項3記載の磁
    気ヘッド。
  5. 【請求項5】 前記副レール部の両側に突起部が形成さ
    れ、前記各突起部が曲率半径5×10-6m以上のRを有
    する平面視丸型または楕円型に形成されてなることを特
    徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の磁気ヘッ
    ド。
  6. 【請求項6】 前記スライダ本体がリーディング側とト
    レーリング側の大部分を占める非磁性硬質セラミック材
    料からなる本体部と、この本体部のトレーリング側の端
    部に被着形成された絶縁層からなり、この絶縁層に前記
    磁気コアが埋設形成されてなり、前記突起部が前記本体
    部において絶縁層との境界部分に形成されてなることを
    特徴とする請求項1、3、4または5のいずれかに記載
    の磁気ヘッド。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の磁
    気ヘッドと、回転駆動される磁気記録媒体と、前記磁気
    ヘッドを前記磁気記録媒体の径方向に移動させるための
    支持機構と、前記磁気記録媒体の外周部側方に設けられ
    た磁気ヘッドの退避部とを備えたことを特徴とする磁気
    記録装置。
JP37193999A 1999-12-27 1999-12-27 磁気ヘッドおよび磁気記録装置 Expired - Fee Related JP3366609B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37193999A JP3366609B2 (ja) 1999-12-27 1999-12-27 磁気ヘッドおよび磁気記録装置
US09/745,695 US6657819B2 (en) 1999-12-27 2000-12-22 Magnetic head having protrusion on medium opposing surface and magnetic recording apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37193999A JP3366609B2 (ja) 1999-12-27 1999-12-27 磁気ヘッドおよび磁気記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001184821A true JP2001184821A (ja) 2001-07-06
JP3366609B2 JP3366609B2 (ja) 2003-01-14

Family

ID=18499570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP37193999A Expired - Fee Related JP3366609B2 (ja) 1999-12-27 1999-12-27 磁気ヘッドおよび磁気記録装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6657819B2 (ja)
JP (1) JP3366609B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006003930A1 (ja) * 2004-06-30 2006-01-12 Mitsubishi Chemical Corporation 発光装置並びにそれを用いた照明、ディスプレイ用バックライト及びディスプレイ

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100926897B1 (ko) * 2001-10-18 2009-11-17 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. 광학 데이터 기록/판독장치용 슬라이더와, 이 슬라이더를 구비한 장치
JP3962241B2 (ja) * 2001-11-12 2007-08-22 株式会社日立グローバルストレージテクノロジーズ 平滑面磁気ディスク対応ヘッドスライダ、ヘッドスライダアッセンブリ、および磁気ディスク装置、ならびに磁気ディスクの検査・製造方法、および磁気ディスク装置の組み立て方法

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5267109A (en) 1991-06-14 1993-11-30 Seagate Technology, Inc. Air bearing slider with relieved trailing edge
EP0518566B1 (en) 1991-06-14 1997-01-08 Seagate Technology International Air bearing slider with relieved trailing edge
US5200867A (en) 1991-07-02 1993-04-06 International Business Machines Corporation Transducer carrier for disk file with liquid film head-disk interface
US5267104A (en) 1992-04-30 1993-11-30 International Business Machines Corporation Liquid-bearing data recording disk file with transducer carrier having rear ski pad at the head-disk interface
US5285337A (en) 1992-04-30 1994-02-08 International Business Machines Corporation Liquid-bearing data recording disk file with transducer carrier having support struts
JPH0798951A (ja) 1993-09-28 1995-04-11 Sanyo Electric Co Ltd 磁気ヘッドスライダ及びその製造方法
US5886856A (en) 1994-09-19 1999-03-23 Hitachi, Ltd. Magnetic head slider assembly for magnetic disk recording/reproducing apparatus
JPH08147918A (ja) 1994-09-19 1996-06-07 Hitachi Ltd 磁気ヘッドスライダ
JP3139323B2 (ja) * 1995-04-07 2001-02-26 株式会社日立製作所 磁気ディスク装置及びスライダ
KR100244860B1 (ko) * 1995-09-29 2000-02-15 니시무로 타이죠 헤드 슬라이더 및 기록 재생 장치
JPH09293217A (ja) * 1996-04-26 1997-11-11 Fujitsu Ltd 磁気抵抗効果型ヘッド
US5768055A (en) 1996-09-19 1998-06-16 Sae Magnetics (H.K.) Ltd. Magnetic recording head having a carbon overcoat array on slider air bearings surfaces
US6256171B1 (en) * 1996-09-30 2001-07-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Thin film magnetic head having an improved heat dispersion and magnetic recording apparatus using the same
US5796551A (en) 1996-10-16 1998-08-18 International Business Machines Corporation Landing pads for air bearing sliders and method for making the same
US6333836B1 (en) * 1997-12-04 2001-12-25 Seagate Technology Llc Head suspension assembly for a data storage device
JPH11339416A (ja) 1998-05-27 1999-12-10 Hitachi Ltd 記録装置
JP3674347B2 (ja) * 1998-09-28 2005-07-20 富士通株式会社 負圧ヘッドスライダ
JP3213592B2 (ja) * 1999-03-15 2001-10-02 富士通株式会社 浮上ヘッドスライダおよび記録ディスク駆動装置
JP2001035113A (ja) 1999-06-30 2001-02-09 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 磁気ヘッド
JP3825214B2 (ja) * 1999-11-24 2006-09-27 富士通株式会社 浮上ヘッドスライダ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006003930A1 (ja) * 2004-06-30 2006-01-12 Mitsubishi Chemical Corporation 発光装置並びにそれを用いた照明、ディスプレイ用バックライト及びディスプレイ

Also Published As

Publication number Publication date
JP3366609B2 (ja) 2003-01-14
US20010040765A1 (en) 2001-11-15
US6657819B2 (en) 2003-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7787216B2 (en) Magnetic head slider and disk drive with reduced damage to recording medium
US7301726B1 (en) Banded LZT CSS zone
US6490135B1 (en) Disc drive assembly having side rail-channeled air bearing for ramp load-unload applications
US6424494B1 (en) Flying head slider having rail narrowed near trailing end
US6525909B1 (en) Disc head slider having deeply recessed corners
JP2001344724A (ja) 浮上ヘッドスライダ
US20100188783A1 (en) Magnetic head, and disk apparatus having the same
US6680821B2 (en) Slider air bearing surface having improved fly height profile characteristics
JP2002373409A (ja) ヘッドスライダ及びディスク装置
JP5060634B1 (ja) ヘッド、これを備えたヘッドジンバルアッセンブリ、およびディスク装置
JP3656955B2 (ja) ディスク駆動装置ヘッド用の縁部接触保護構成
US20020071216A1 (en) Disc drive having an air bearing surface with trenched contact protection feature
JP4020689B2 (ja) 磁気ヘッドとこれを備えた磁気記録装置
US6181519B1 (en) Tri-pad air bearing head slider having leading edge and trailing edge of air bearing side pads tapered to minimize takeoff and landing velocity and time
JP3366609B2 (ja) 磁気ヘッドおよび磁気記録装置
US6574074B2 (en) Air bearing surface design for inducing roll-bias during load/unload sequence
JP4643115B2 (ja) ヘッドスライダ、記録媒体駆動装置およびヘッドサスペンションアセンブリ
US6879463B2 (en) Head slider and disk drive unit employing the same
JP2004500675A (ja) 始動摩擦軽減パッドを備えたスライダの構成
JP2001035111A (ja) ヘッドスライダ
US6687088B1 (en) Disc drive head slider with recessed landing pads
JP2010287288A (ja) 磁気ヘッド、およびこれを備えたディスク装置
JP3678530B2 (ja) ディスク装置
US20080055780A1 (en) Head slider
JP3275484B2 (ja) 浮上式磁気ヘッドとスライダーの浮上方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020514

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20021015

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071101

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081101

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091101

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091101

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091101

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101101

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111101

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121101

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121101

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131101

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees