JP2001062533A - 板材加工機 - Google Patents

板材加工機

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JP2001062533A
JP2001062533A JP24053699A JP24053699A JP2001062533A JP 2001062533 A JP2001062533 A JP 2001062533A JP 24053699 A JP24053699 A JP 24053699A JP 24053699 A JP24053699 A JP 24053699A JP 2001062533 A JP2001062533 A JP 2001062533A
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JP
Japan
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axis direction
movable part
work
axis
linear scale
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JP24053699A
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Kazuhiko Yonezawa
和彦 米沢
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 板材加工機において、不良品を加工するとい
った無駄な時間を排除し、加工効率の向上を図ることに
ある。 【解決手段】 上爪4と下爪8でワークWを把持するク
ランプ100が、可動部分115と該可動部分115の
位置を読み取るリニアスケール116を有し、該リニア
スケール116による読みの変化に基づいてワークWの
位置ずれを検出し、加工を中断してその位置ずれを補正
した後加工を続行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は板材加工機、特に不
良品を加工するといった無駄な時間を排除し、加工効率
の向上を図るようにした板材加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、板材加工機の一例であるタレ
ットパンチプレスは(図6(A))、上部タレット6と
下部タレット7に配置されたパンチPとダイDを有し、
ラムストライカ2によりパンチPを打圧することによ
り、ダイDと協働してワークWに穴開け、成形加工など
所定のパンチ加工を施すようになっている。
【0003】このようなタレットパンチプレスにおいて
は(図6(A))、キャリッジべース11とキャリッジ
12を介してクランプ66が取り付けられ、該クランプ
66によりワークWを把持して加工位置Kに位置決め
し、該ワークWに対して既述した所定のパンチ加工を施
す。
【0004】この場合、従来のクランプ66は、その本
体60にシリンダ61を内蔵し、該シリンダ61のピス
トンロッド62には、上爪64の後端部が嵌合してい
る。
【0005】この構成により、シリンダ61を作動しピ
ストンロッド62を上昇させると、上爪64が旋回軸6
5を介して下方に旋回し、下爪63と協働してワークW
を把持するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】ところが、ワークWの加工中に、既加工部
分がダイDに引っ掛かるなどして該ワークWの位置がク
ランプ66に対して(図6(B))ずれることがある。
【0008】しかし、従来は、前記ワークWの位置がず
れたままで加工を続行しており、加工が終了してから初
めて不良品の発生に気付いていた。
【0009】その結果、時間を無駄にしており、加工効
率の低下を招来していた。
【0010】即ち、従来のクランプ66では(図6)、
ワークの位置ずれを検出することはできず、そのため、
加工終了時点で不良品を発見しており、その分時間をロ
スしていた。
【0011】尚、従来より、クランプ66の先端にはY
軸突当センサ(図示省略)が取り付けられているが、こ
のY軸突当センサは、把持されたワークWが基準面に当
接しているか否かを検知するものであり、ワークWの位
置ずれは検出できない。
【0012】本発明の目的は、板材加工機において、不
良品を加工するといった無駄な時間を排除し、加工効率
の向上を図ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明によれば、図1〜図9に示すように、上爪4
と下爪8でワークWを把持するクランプ100が、可動
部分115と該可動部分115の位置を読み取るリニア
スケール116を有し、該リニアスケール116による
読みの変化に基づいてワークWの位置ずれを検出し、加
工を中断してその位置ずれを補正した後加工を続行する
ことを特徴とする板材加工機1が提供される。
【0014】従って、本発明の構成によれば、例えば可
動部分115の初期値を予めメモリ3Dに(図1)記憶
しておき、ワークWの加工中や移動中に、リニアスケー
ル116による読みの変化を位置ずれ検出部3Eで検出
したときに、移動制御部3Fや加工制御部3Gを介して
一旦機械を非常停止して加工を中断し、該位置ずれ検出
部3Eが求めた補正値に基づいて移動制御部3Fがその
位置ずれを補正し加工制御部3Gを介して加工を続行す
ることができる。
【0015】そのため、板材加工機1において(図
1)、不良品を加工するといった無駄な時間を排除し、
加工効率の向上を図ることが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、実施の形態によ
り添付図面を参照して、説明する。図1は本発明の実施
形態を示す全体図である。
【0017】図1に示す板材加工機1は、例えばをタレ
ットパンチプレスであり、該タレットパンチプレス1
は、上部タレット106と下部タレット107を有し、
該上部タレット106と下部タレット107には、パン
チPとダイDが同心円状に配置されている。
【0018】また、加工位置KにおけるパンチPの直上
方には、該パンチPを打圧するラムシリンダ105が設
けられている。
【0019】タレットパンチプレス1の中央には、テー
ブル108が固定され、該固定テーブル108を跨がっ
てキャリッジべース102が配置されている。
【0020】このキャリッジべース102には、上記固
定テーブル108の両側のサイドテーブル109、11
0が取り付けられていると共に、Y軸モータMyのボー
ルねじ103、104が螺合している。
【0021】キャリッジべース102には、キャリッジ
101が滑り結合し、該キャリッジ101には、ワーク
Wを把持するクランプ100が搭載され、X軸モータM
xのボールねじ104が螺合している。
【0022】この構成により、X軸モータMxを回転さ
せると、キャリッジ101がキャリッジべース102上
をX軸方向に移動すると共に、Y軸モータMyを回転さ
せるとキャリッジべース102がサイドテーブル10
9、110を伴ってY軸方向に移動する。
【0023】これにより、クランプ100に把持された
ワークWを加工位置Kに位置決めし、ラムシリンダ10
5を作動することにより、パンチPを打圧しダイDと協
働してワークWに所定のパンチ加工を施すことができ
る。
【0024】上記ワークWを把持するクランプ100の
うちの例えば左側のクランプ100は(図1)、可動部
分115を有している。
【0025】可動部分115の詳細は、図2に示され、
該可動部分115は、X軸方向可動部分115XとY軸
方向可動部分115Yにより構成されている。
【0026】X軸方向可動部分115Xは、図示するよ
うに、上から見るとコ字状に形成され、その後面が、X
軸ガイド117Xを介して前記キャリッジ101に滑り
結合している。
【0027】上記X軸ガイド117Xのキャリッジ10
1側には、X軸方向リニアスケール116Xが、またX
軸方向可動部分115X側には、X軸方向検出ヘッド1
16XDがそれぞれ設けられている。
【0028】この構成により、クランプ100に把持さ
れたワークWが、例えば加工中にその位置がX軸方向に
ずれた場合には、前記X軸方向可動部分115XがX軸
ガイド117Xに沿ってX軸方向にずれ、そのときのX
軸方向可動部分115Xの位置がX軸方向検出ヘッド1
16XDを介してX軸方向リニアスケール116Xによ
り読み取られる。
【0029】この読み取られたX軸方向可動部分115
Xの位置は、後述する位置ずれ検出部3Eに(図1)送
信され、該位置ずれ検出部3Eにおいて、メモリ3Dに
記憶された初期値と比較されその読みの変化に基づいて
ワークWのX軸方向の位置ずれが検出される(図5のス
テップ104のYES)。
【0030】また、可動部分115のY軸方向可動部分
115Yは、図2に示すように、その両側が、Y軸ガイ
ド117Yを介して前記コ字状のX軸方向可動部分11
5Xの内側に滑り結合している。
【0031】そして、前記Y軸ガイド117YのX軸方
向可動部分115X側には、Y軸方向リニアスケール1
16Yが、またY軸方向可動部分115Y側には、Y軸
方向検出ヘッド116YDがそれぞれ設けられている。
【0032】この構成により、クランプ100に把持さ
れたワークWが、例えば加工中にその位置がY軸方向に
ずれた場合には、前記Y軸方向可動部分115YがY軸
ガイド117Yに沿ってY軸方向にずれ、そのときのY
軸方向可動部分115Yの位置がY軸方向検出ヘッド1
16YDを介してY軸方向リニアスケール116Yによ
り読み取られる。
【0033】この読み取られたY軸方向可動部分115
Yの位置は、同様に、位置ずれ検出部3Eに(図1)送
信され、該位置ずれ検出部3Eにおいて、メモリ3Dに
記憶された初期値と比較されその読みの変化に基づいて
ワークWのY軸方向の位置ずれが検出される(図5のス
テップ104のYES)。
【0034】また、上記Y軸方向可動部分115Yは、
実際にワークWを把持する部分であり、図3に示すよう
に、スプリング16付きシリンダ15を有している。
【0035】上記シリンダ15のピストンロッド14の
下端10には、開口部9を通って進入した上爪4がその
後端13を介して旋回自在に取り付けられ、該上爪4
は、連結ピン5を支軸として上下方向に旋回可能となっ
ている。
【0036】更に、上記シリンダ15のピストン20に
は、ロッド19を介してロックピン17が取り付けら
れ、該ロックピン17は、前記キャリッジ101側の嵌
合部18に嵌合可能である。
【0037】この構成により、シリンダ15を作動しそ
のピストンロッド14を降下させると、上爪4が開いて
いてワークWを把持せず、そのとき上記ロックピン17
も降下して嵌合部18を介してキャリッジ101に固定
されるので、クランプ100全体もロックされるように
なっている。
【0038】しかし、シリンダ15を作動しそのピスト
ンロッド14を上昇させると、上爪4が閉じて下爪8と
協働してワークWを把持し、そのとき上記ロックピン1
7も上昇してキャリッジ101から外れる。
【0039】従って、クランプ100全体がキャリッジ
101から解放され、前記X軸方向可動部分115Xと
(図2)Y軸方向可動部分115Yから成る可動部分1
15が移動自在となり、ワークWの位置ずれ検出が可能
となる。
【0040】図4は、本発明の他の実施形態を示す図で
あり、図2とは、コイルばね118、119が取り付け
られている点が異なる。
【0041】即ち、図4において、前記X軸方向可動部
分115Xは、コイルばね118を介してキャリッジ1
01に、またY軸方向可動部分115Yは、コイルばね
119を介してX軸方向可動部分115Xにそれぞれ取
り付けられている。
【0042】この構成により、振動などの外乱がX軸方
向可動部分115XとY軸方向可動部分115Yに加わ
った場合には、その外乱のエネルギを上記コイルばね1
18、119で吸収することにより、X軸方向可動部分
115XとY軸方向可動部分115Yを基準位置に常に
安定状態に保持し、ワークWの位置ずれを正確に検出す
るようになっている。
【0043】上記構成を有するタレットパンチプレス1
のNC3は、図1に示すように、CPU3Aと、入力手
段3Bと、メモリ3C、3Dと、位置ずれ検出部3E
と、移動制御部3Fと、加工制御部3Gにより構成され
ている。
【0044】このうち、CPU3Aは、入力手段3Bを
介してメモリ3Cに格納されたプログラムを解読して各
装置に指示を与え、図1に示す装置全体を制御する。
【0045】メモリ3Dは、前記検出ヘッド116X
D、116YDを(図2)介してリニアスケール116
X、116Yにより読み取られた可動部分115X、1
15Yの位置の初期値を、予め記憶しておく。
【0046】位置ずれ検出部3Eは、上記リニアスケー
ル116X、116Yによる読みをモニタし、メモリ3
Dに記憶した初期値と比較してその読みの変化に基づい
てワークWの位置ずれが発生したか否かを検出する。
【0047】この場合、ワークWの位置ずれが生じてい
るか否かの基準としては、或るズレ量の許容値を設定
し、ズレ量がその許容値内であれば、ワークWの位置ず
れは生じていず、その許容値を越えたときに、初めて位
置ずれが生じたと見做すようにし、一定の幅を設けるこ
とができる。
【0048】また、位置ずれ検出部3Eは、ワークWの
位置ずれを検出した場合には、そのズレ量と方向を求め
ることにより、補正値を算出しそれを移動制御部3Fに
送信する。
【0049】移動制御部3Fは、位置ずれ検出部3Eか
ら送信された補正値に基づいて、X軸モータMxやY軸
モータMyの回転数などを設定し、キャリッジ101と
キャリッジべース102を移動制御することにより、ワ
ークWの位置ずれ補正を行う。
【0050】加工制御部3Gは、前記位置ずれ検出部3
EによりワークWの位置ずれが検出された場合に、ラム
シリンダ105を停止するなどして加工を中断する(図
5のステップ105)。
【0051】その他、加工制御部3Gは、上記上部タレ
ット106と下部タレット107を同期回転することに
より、ラムシリンダ105直下においてパンチPとダイ
Dを選択したり、ラムシリンダ105を駆動するなどし
て、上記移動制御部3Fによる位置ずれ補正後に(図5
のステップ106)加工を続行し(図5のステップ10
7)、また当初は加工を開始する(図5のステップ10
3)。
【0052】上記タレットパンチプレス1のクランプ1
00が有する可動部分115とその位置を読み取るリニ
アスケール116、及びNC3を構成する位置ずれ検出
部3E、移動制御部3F、加工制御部3Gにより、加工
中などにワークWの位置ずれを検出した場合には、その
加工を中断し、その位置ずれ補正を行った後に加工を続
行することで、不良品を加工するといった無駄な時間が
排除され、加工効率の向上を図ることが可能となる。
【0053】以下、上記構成を有する本発明の動作を説
明する。
【0054】(1)ワークWの搬入と位置決め加工動
作。
【0055】先ず、図5のステップ101において、ワ
ークWを搬入し、ステップ102において、そのワーク
Wの位置決めを行い、ステップ103において、加工を
開始する。
【0056】即ち、タレットパンチプレスに(図1)ワ
ークWが搬入されると、該ワークWをクランプ100に
より掴み替えるが、このとき、シリンダ15が(図3)
上昇するので、ロックピン17がキャリッジ101から
外れ、X軸方向可動部分115Xと(図2)Y軸方向可
動部分115Yは解放されて移動自在となる。
【0057】また、このとき、NC3を(図1)構成す
るCPU3Aは、X軸方向検出ヘッド116XD(図
2)とY軸方向検出ヘッド116YDを制御することに
より、X軸方向可動部分115XとY軸方向可動部分1
15Yの位置の初期値を、メモリ3Dに記憶させる。
【0058】この状態で、移動制御部3Fが(図1)、
X軸モータMxとY軸モータMyを駆動してクランプ1
00を移動し、該クランプ100に把持されているワー
クWを加工位置Kに位置決めすると、加工制御部3Gが
ラムシリンダ105を駆動しパンチPを打圧することに
より、ダイDと協働して該ワークWに所定のパンチ加工
を施す。
【0059】(2)ワークWの加工中に位置ずれを検出
した場合の動作。
【0060】次いで、図5のステップ104において、
ワークWの位置ずれを検出したか否かを判断し、位置ず
れを検出した場合には(ステップ104のYES)、ス
テップ105において、加工を中断し、ステップ106
において、補正を行い、ステップ107において、加工
を続行する。
【0061】即ち、加工中に、ワークWがダイDに(図
1)引っ掛かるなどして、X軸方向可動部分115Xと
Y軸方向可動部分115Yの位置がずれた場合には(図
2)、X軸方向リニアスケール116XとY軸方向リニ
アスケール116Yによる読みをモニタしている位置ず
れ検出部3Eがその変化をメモリ3Dの初期値と比較
し、一定の許容値を越えた場合には、ワークWの位置ず
れありと判断する。
【0062】そして、ワークWの位置ずれありと判断さ
れた場合には、移動制御部3FがX軸モータMxとY軸
モータMyの駆動を停止すると共に、加工制御部3Gが
ラムシリンダ105の駆動を停止するなどして機械を非
常停止させ、加工を中断する。
【0063】その後、位置ずれ検出部3Eが、ワークW
のズレ量と方向から補正値を算出し、該補正値を移動制
御部3Fに送信すると、該移動制御部3Fは、その補正
値に基づいてキャリッジ101とキャリッジべース10
2を移動制御することにより、ワークWの位置ずれ補正
を行い、該ワークWを加工位置Kに位置決めした状態
で、加工制御部3Gによりラムシリンダ105が駆動し
加工が続行される。
【0064】従って、本発明によれば、加工中にワーク
Wの位置ずれを検出した場合には、加工を中断しその位
置ずれを補正した後加工を続行することができるので、
不良品を加工するといった無駄な時間が排除され、加工
効率の向上を図ることが可能となる。
【0065】(3)ワークWの位置ずれが検出されない
場合の動作。
【0066】更に、図5のステップ104において、ワ
ークWの位置ずれが検出されない場合には(NO)、ス
テップ107において、加工を続行し、ステップ108
において、加工が終了したか否かを判断し、終了しない
場合には(NO)、ステップ102に戻って前記と同じ
動作を行い、終了した場合には(YES)、全ての動作
を停止する(END)。
【0067】
【発明の効果】上記のとおり、本発明によれば、クラン
プに可動部分と該可動部分の位置を読み取るリニアスケ
ールを設けたことにより、可動部分の初期値を予めメモ
リに記憶しておき、ワークの加工中や移動中に、リニア
スケールによる読みの変化を位置ずれ検出部で検出した
ときに、移動制御部や加工制御部を介して一旦機械を非
常停止して加工を中断し、該位置ずれ検出部が求めた補
正値に基づいて移動制御部がその位置ずれを補正し加工
制御部を介して加工を続行することができるので、板材
加工機において、不良品を加工するといった無駄な時間
を排除し、加工効率の向上を図るという効果を奏するこ
ととなった。
【0068】また、リニアスケールを介して可動部分の
位置を直接モニタしているので、ワークの位置ずれは、
瞬時に検出可能であり、更に、可動部分を例えばコイル
ばねを介して取り付けることにより、外乱が吸収されて
可動部分が安定状態で保持されるので、ワーク位置ずれ
検出の精度が高くなるという効果もある。
【0069】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す全体図である。
【図2】本発明を構成するクランプ100の詳細図であ
る。
【図3】図2の側面図である。
【図4】本発明の他の実施形態を示す図である。
【図5】本発明の動作を説明するためのフローチャート
である。
【図6】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 板材加工機 3 NC 3A CPU 3B 入力手段 3C、3D メモリ 3E 位置ずれ検出部 3F 移動制御部 3G 加工制御部 4 上爪 5 連結軸 8 下爪 9 開口部 10 下端 13 後端 14 ピストンロッド 15 シリンダ 16 スプリング 17 ロックピン 18 嵌合部 19 ロッド 20 ピストン 100 クランプ 101 キャリッジ 102 キャリッジべース 103、104 ボールねじ 105 ラムシリンダ 106 上部タレット 107 下部タレット 108 固定テーブル 109、110 サイドテーブル 115 可動部分 115X X軸方向可動部分 115Y Y軸方向可動部分 116 リニアスケール 116X X軸方向リニアスケール 116Y Y軸方向リニアスケール 117X X軸ガイド 117Y Y軸ガイド 118、119 コイルばね

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上爪と下爪でワークを把持するクランプ
    が、可動部分と該可動部分の位置を読み取るリニアスケ
    ールを有し、該リニアスケールによる読みの変化に基づ
    いてワークの位置ずれを検出し、加工を中断してその位
    置ずれを補正した後加工を続行することを特徴とする板
    材加工機。
  2. 【請求項2】 上記可動部分がX軸方向可動部分とY軸
    方向可動部分により構成され、X軸方向可動部分はX軸
    ガイドを介してキャリッジに、Y軸方向可動部分はY軸
    ガイドを介してX軸方向可動部分にそれぞれ滑り結合し
    ている請求項1記載の板材加工機。
  3. 【請求項3】 上記リニアスケールがX軸方向リニアス
    ケールとY軸方向リニアスケールにより構成され、X軸
    方向リニアスケールに対向してX軸方向検出ヘッドが、
    Y軸方向リニアスケールに対向してY軸方向検出ヘッド
    がそれぞれ取り付けられている請求項1記載の板材加工
    機。
  4. 【請求項4】 上記Y軸方向可動部分にはシリンダが内
    蔵され、該シリンダには上爪とロックピンが結合され、
    シリンダが上昇し上爪が下爪と協働してワークを把持し
    た場合には、ロックピンがキャリッジから外れ、シリン
    ダが降下し上爪が開いてワークを解放した場合には、ロ
    ックピンがキャリッジと嵌合する請求項1記載の板材加
    工機。
  5. 【請求項5】 上記X軸方向可動部分がコイルばねを介
    してキャリッジに、Y軸方向可動部分がコイルばねを介
    してX軸方向可動部分にそれぞれ取り付けられている請
    求項1記載の板材加工機。
  6. 【請求項6】 上記リニアスケールによる読みの変化に
    基づいて位置ずれ検出部がワークの位置ずれを検出した
    場合に、加工制御部が加工を中断し、位置ずれ検出部か
    ら送信された補正値に基づいて移動制御部がその位置ず
    れを補正した後、該加工制御部が加工を続行する請求項
    1記載の板材加工機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112867588A (zh) * 2018-10-19 2021-05-28 Thk株式会社 致动器系统

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112867588A (zh) * 2018-10-19 2021-05-28 Thk株式会社 致动器系统
CN112867588B (zh) * 2018-10-19 2024-03-26 Thk株式会社 致动器系统

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