JP2001061539A - 脱毛装置 - Google Patents

脱毛装置

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JP2001061539A
JP2001061539A JP23904399A JP23904399A JP2001061539A JP 2001061539 A JP2001061539 A JP 2001061539A JP 23904399 A JP23904399 A JP 23904399A JP 23904399 A JP23904399 A JP 23904399A JP 2001061539 A JP2001061539 A JP 2001061539A
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JP
Japan
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main body
hair removal
gear
block
epilation
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Withdrawn
Application number
JP23904399A
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English (en)
Inventor
Tetsuro Hashiguchi
哲朗 橋口
Naoki Taniguchi
直樹 谷口
Shigezaemon Iwasaki
重左エ門 岩崎
Shuichi Sueyoshi
秀一 末吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脱毛時の駆動伝達部の保護を行うことができ
る。 【解決手段】 モータ11を備えた本体1と、脱毛手段
を備えた脱毛ブロック2とが着脱自在となり、モータ1
1と脱毛手段を駆動伝達機構を介して連結するもので、
駆動伝達部分において着脱できる脱毛装置である。本体
1から脱毛ブロック2を取り外した状態で駆動伝達部を
覆う覆い部材を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、美容などの目的の
ために体毛を除毛するために使用される脱毛装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から脱毛装置としてEP63059
6号に示されたものが知られている。この従来例は駆動
手段を備えた本体と、脱毛手段を備えた脱毛ブロックと
が着脱自在となり、本体に設けた駆動手段と脱毛ブロッ
クに設けた脱毛手段とを駆動伝達機構を介して連結する
もので、駆動伝達部分において着脱自在となっている。
【0003】しかしながら、上記の従来例にあっては、
脱状態では本体側、脱毛ブロック側双方の駆動部が露出
した状態となり、ギアで駆動伝達しているものではギア
部分に異物が付着したりするという問題がある。また、
脱状態で、本体側の駆動ブロック側のスイッチをオンし
た時、本体側のギアは駆動するので、この状態で異物が
ギアに触れるとギアが破損しやすくなり、動作不良とな
るという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の従来例
の問題点に鑑みて発明したものであって、脱毛時の駆動
伝達部の保護を行うことができ、また、連結部分におけ
る防塵性を向上させることができる脱毛装置を提供する
ことを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の脱毛装置は、モータを備えた本体と、脱毛
手段を備えた脱毛ブロックとが着脱自在となり、モータ
と脱毛手段を駆動伝達機構を介して連結するもので、駆
動伝達部分において着脱自在となった脱毛装置におい
て、脱状態で駆動伝達部を覆う覆い部材を設けて成るこ
とを特徴とするものである。このような構成とすること
で、脱毛ブロックを本体から外した場合に、駆動伝達部
を覆い部材で覆って駆動伝達部を保護できるものであ
る。
【0006】また、着脱動作と覆い部材の開閉を連動さ
せることが好ましい。このような構成とすることで、脱
毛ブロックを本体に着脱する動作と覆い部材の開閉とを
連動させることで、脱毛ブロックを本体に着脱するのみ
で自動的に覆い部材を開閉することができるものであ
る。
【0007】また、本体のケーシング内部の上部に本体
に設けた駆動伝達部を覆うための覆い部材を設けること
が好ましい。このような構成とすることで、本体から脱
毛ブロックを外した場合、本体のケーシング内部の上部
に設けた覆い部材により本体に設けた駆動伝達部を覆う
ことができるものである。
【0008】また、本体に脱毛ブロックを取付けた状態
で、本体のケーシングの内周面と脱毛ブロック側のケー
シングの外周面との間に気密部材を介在させることが好
ましい。このような構成とすることで、本体に対して脱
毛ブロックを着脱自在としたにもかかわらず、本体に脱
毛ブロックを取付けた状態では気密部材により気密を確
保できるものである。
【0009】また、駆動伝達部が複数のギアの組み合わ
せからなり、本体に配置されたギアと脱毛ブロックに配
置されたギアとが噛み合わせ及び分離可能に各々設けて
あることが好ましい。このような構成とすることで、駆
動伝達部の着脱をギアの噛み合わせ及び分離で簡単にで
きるものである。
【0010】また、噛み合い、分離可能なギアの少なく
とも一方についてギアの側方を囲む壁部を設け、ギアに
おける噛み合い部分を覆う開閉自在なシャッタを壁部に
設けて覆い部材を構成することが好ましい。このような
構成とすることで、ギアにおける噛み合い部分を覆うに
当たり、簡単な構成でギアを覆うことができることにな
る。
【0011】また、駆動伝達部を露出させている本体及
び脱毛ブロックの少なくとも一方の着脱方向の端面を覆
う開閉自在なシャッタを設けて覆い部材を構成すること
が好ましい。このような構成とすることで、開閉自在な
シャッタにより駆動伝達部の着脱方向の端面を覆うこと
ができるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態を添付図面
に基づいて説明する。
【0013】図1に示す脱毛装置は、モータ11を内蔵
している本体1の上端に脱毛ブロック2を配したもので
ある。
【0014】図1、図2、図4、図5に示すように、本
体1は前後二つ割りで形成されたケーシング10内にモ
ータ11を固定するモータケース4を上下移動自在に組
み込んであるとともにばね18によって上方へばね付勢
されることでモータケース4がフローティング支持して
構成してある。ケーシング10内の下端部には電源ジャ
ック14が内装され、また、ケーシング10の外面には
スイッチ15が設けてある。
【0015】図5に示すように、モータ11を内装した
モータケース4はコ字状をしており、モータケース4の
側部にモータカバー401を取付けてあり、モータ11
の出力軸に圧入固定したピニオン12と、モータカバー
401に軸401aにより回動自在に取付けたギア13
とを噛合わせてモータ11の回転をギア13に伝達して
いる。モータカバー401の外面側にはギアカバー40
2が取付けられて上記ピニオン12、ギア13を覆って
いる。ここで、ギアカバー402はモータカバー401
といっしょにねじ402aによりモータケース4に取付
けてある。
【0016】モータケース4の上面部には角筒状をした
トンネル部4aが設けてあり、トンネル部4aに両側か
らそれぞれ主体部分が矩形枠状をした保持フック16の
一端部をスライド自在にはめ込み、トンネル部4a内に
おいて対向する保持フック16間にばね材19を介在し
て両保持フック16を互いに離れる方向に弾性付勢して
あり、更に、保持フック16には抜け止め突起16cが
設けてあって、抜け止め突起16cがトンネル部4aの
上面部に設けた孔4bの端縁に当接自在となっているこ
とで、保持フック16がトンネル部4aから抜けないよ
うにしてある。また、保持フック16の端部には略U字
状をした弾性を有する第1のヒンジ部16bが設けてあ
り、この第1のヒンジ部16bの先端部の両側にそれぞ
れ逆U字状をした弾性を有する第2のヒンジ部16aが
設けてあり、第2のヒンジ部16aが着脱釦17の孔1
7aにはめ込んで取付けてある。ここで、上記第1のヒ
ンジ部16bは保持フック16のスライド方向(本体1
の左右方向)に対してU字状となっており、第2のヒン
ジ部16aは保持フック16のスライド方向と直交する
方向(本体1の前後方向)に逆U字状となっており、し
たがって、着脱釦17は弾性を有して上下方向及び左右
方向に変形自在な第1のU字状をしたヒンジ部16bと
弾性を有して上下方向及び前後方向に変形自在な第2の
逆U字状をしたヒンジ部16aとを介して保持フック1
6に連結してある。
【0017】一方、着脱釦17は本体1を構成するケー
シング10の左右両側面部に設けた釦孔10aに左右方
向にスライド自在に取付けてある。したがって、ケーシ
ング10に対して着脱釦17は左右方向にスライドする
のみで上下方向、前後方向には移動せず、このため、モ
ータケース4が上下移動しても着脱釦17はケーシング
10に対して上下移動せず、また、着脱釦17を介して
ケーシング10側にモータケース4側からの振動が伝達
するのを第1のU字状をしたヒンジ部16bと、第2の
逆U字状をしたヒンジ部16aとで前後方向と左右方向
との振動を吸収するようになっており、また、ばね18
により上下方向(スイング方向)の振動を吸収し、これ
により全方向において本体1の外殻を構成するケーシン
グ10に振動が伝わるのを押さえ、使い勝手がよく、騒
音を低くするようにしている。
【0018】また、主体が矩形枠状をした保持フック1
6の枠状部分の開口16e内にはギア13の上部が露出
するようになっている。
【0019】脱毛ブロック2は駆動ブロックと、脱毛手
段を有する脱毛ヘッド2aとで構成してある。
【0020】駆動ブロックは図6に示すようなものであ
る。図6において、カムケース6にカムケース基台8
と、カムケースカバー7とをねじ8n、7nにより固定
してケース本体6Aが構成してある。カムケース基台8
の下面部には下方に向けて一対の取付け用係止部8bを
設けてあり、該取付け用係止部8b間にモータケース4
の上面部に設けた角筒状をしたトンネル部4aを嵌め込
み、両保持フック16の端部に設けた取付け用被係止部
16dをそれぞれ取付け用係止部8bに係止して取付け
てある。なお、取付け用被係止部16dと取付け用係止
部8bとを着脱自在に取付けるための説明は後述により
詳細に説明する。
【0021】上記ケース本体6Aのカムケース基台8の
上面側には軸9hにより回転カム9が回転自在に取付け
てあり、この回転カム9は下面部にフェイスギア76が
設けてあり、また、図6に示すように、回転カム9の上
面部の外周部には平面視環状をしたカム部9cが設けて
あり、このカム部9cのレベルは場所によって異なるも
のであり、また、回転カム9の上面部には平面視環状を
したカム溝9aが設けてあり、この環状をしたカム溝9
aは半径が場所によって異なる溝となっている。
【0022】図6に示すように、カムケース6とカムケ
ース基台8とに上下両端部を取付けた軸37に出力部を
構成する振動体35が上下移動自在に取付けてあり、こ
の振動体35には振動ローラ33が回動自在に取付けて
あり、上下移動自在な振動体35がばね36bにより下
方に弾性的に押圧されて振動体35に取付けた振動ロー
ラ33が回転カム9のカム部9cに弾性的に押し付けら
れていて常にカム部9cに振動ローラ33が追従するよ
うにしてある。振動体35の両側には上方に向けて突腕
35aが突設してあり、この突腕35aの上端部が弧状
に屈曲している。この弧状に屈曲した上端部はカムケー
ス6に設けた孔6cから上方に突出している。また、ゴ
ム等の弾性体で形成した緩衝部材36がカムケース基台
8に取付けてあり、前記カム9cの下面に振動ローラ3
3が当たる前に上端を振動体35の下面が緩衝部材36
に当たるようにして音の発生をなくしている。
【0023】図1、図2、図6に示すように、カムケー
ス基台8には軸8jにより駆動ギア32が回転自在に取
付けてあり、この駆動ギア32は本体1側に設けたギア
13と噛み合い自在となっている。駆動ギア32にはギ
ア32aが設けてあって、該ギア32aが回転カム9の
フェイスギア76と噛み合っている。
【0024】したがって、本体1に脱毛ブロック2を取
付けた状態で、モータ11が回転すると、ギア群を介し
て回転カム9が回転し、回転カム9の回転によりカム部
9c上を振動ローラ33が上下移動しながら転動し、こ
れにより振動体35が上下して振動体35の突腕35a
が上下するようになっている。
【0025】一対の可動レバー27の端部がカムケース
6とカムケース基台8とに取付けた軸28に回動自在に
取付けてあり、上記軸28は上端部をカムケース6に設
けた孔に嵌め込むと共に下端部をカムケース基台8に取
付ける支持板31に設けた孔にはめ込んである。可動レ
バー27の先端部の下面部から突出した軸27aにロー
ラ29が回動自在に取付けてあり、また、可動レバー2
7の上面部から突出した軸27bがカムケース6の上面
部に形成した長孔6bに移動自在に挿通してあり、この
軸27bの先端部に角型をした駆動ころ30が回転自在
に取付けてある。ローラ29は回転カム9のカム溝9a
内にはめ込んであり、回転カム9が回転することで、可
動レバー27が揺動し、これにより駆動ころ30が揺動
するようになっている。
【0026】図1、図2、図6に示すように、カムケー
ス6にカムケース基台8と、カムケースカバー7を固定
して構成したケース本体6Aの上部には脱毛ユニットケ
ーシング39の下部が被嵌されてねじ39nにより取付
けられる。脱毛ユニットケーシング39は上面部に開口
部39aを設けてあり、両側上部にU字状をした切欠部
39bが設けてある。脱毛ユニットケーシング39の両
側部とケース本体6Aの両側面との間には隙間が形成さ
れ、この隙間にフレーム着脱釦38が配置され、このフ
レーム着脱釦38とケース本体6Aとの間にばね材38
bが介装されてフレーム着脱釦38を脱毛ユニットケー
シング39の側部の内面に押し付けている。ばね材38
bはフレーム着脱釦38に設けた突起38fに一端をは
め込んで取付けてある。また、フレーム着脱釦38の両
側の突起38aをカムケース6とカムケースカバー7の
溝7aに係合させて上下支持をしている。ここで、フレ
ーム着脱釦38の操作部38dが上記切欠部39bに嵌
まり込んで外部に露出している。このフレーム着脱釦3
8を用いて後述のフレーム5が着脱自在に取付けられ
る。
【0027】次に、本発明における脱毛ヘッド2aにつ
き詳述する。ケース本体6Aの上端部に配されている脱
毛ヘッド2aは、図1乃至図3、図7に示すように、軸
25によってケース本体6Aの両側上端部間に回転自在
に架設されている回転体20に、脱毛爪3と、上記一対
の可動レバー27の駆動による角型をした駆動ころ30
の揺動の動きを受けて脱毛爪3を動かす一対のスライダ
ー22、22とを設けたもので、回転体20の下部側に
位置している両スライダー22、22は、回転体20の
両端間に架設された軸24、24によって回転体20に
対し、上記軸25と平行な方向にスライド自在とされて
いる。
【0028】脱毛ヘッド2aにおける脱毛爪3は、回転
体20の軸方向に所定の間隔で並んでいる複数枚の固定
爪3aと、各固定爪3a間に配されている複数枚の可動
爪3bとからなるもので、可動爪3bは、下端の係合突
起3eの数と位置とが異なる2種が回転体20の軸方向
において交互に配設されているとともに、両側縁から突
出する支持突起3c、3cが回転体20によって支持さ
れることで、回転体20に対し、回転体20の軸方向と
直交する方向の軸のまわりに揺動自在とされている。図
6中の3dは可動爪3bにおける前記軸25が挿通され
る孔である。
【0029】回転体20にスライド自在に取り付けられ
ている一対のスライダー22、22は、軸方向において
相互に重なる部分を備えているとともに上記一対の可動
レバー27によって相反する方向にスライド駆動され
て、一方のスライダー22が回転体20の軸方向に並ん
でいる複数枚の可動爪3bのうちの1枚おきを同時に揺
動させ、他方のスライダー22が残る可動爪3bを同時
に逆方向に揺動させるもので、両スライダー22、22
には可動爪3bの係合突起3eが係合する係合溝22a
が上面に設けられている。ただし、一方のスライダー2
2は一列に並ぶ係合溝22aを、他方のスライダー22
は2列で並ぶ係合溝22aを一方のスライダー22の係
合溝22aの両脇に備えたものとなっており、一列に並
んでいる複数枚の可動爪3bが両スライダー22、22
に交互に係合している。そして両スライダー22、22
の下面には、夫々軸25を中心とする円弧となっている
溝22bが設けられており、各溝22bに前記一対の可
動レバー27の各駆動ころ30が係合している。
【0030】また、図7に示すように回転体20の円周
部には固定爪3aの前方に大きな凹所20bが設けられ
ており、この凹所20bには回動自在に取付けられたロ
ーラ21が回転体20に設けられた端部に位置する固定
爪3aの周方向にある取付け孔22cに軸21aによっ
て圧入固定してある。この時、ローラ21に軸21aを
圧入固定して、取付け孔22cに軸21aを遊挿しても
よい。これにより回動時に回転体20のリブの摺動刺激
によって悪くなっていた肌当たりは回動自在に取付けら
れたローラ21によって肌を引っ張らずに転がるために
肌当たりが良いものとなり、骨部でも固定爪3aと可動
爪3bの肌への衝撃がローラ21によってやわらげられ
るため、肌当たりが非常に良いものとなる。
【0031】カムケース6とカムケースカバー7との間
に組み込まれる駆動手段は、図1、図2、図6、図7に
示すように、レバー26の下端部を駆動ギア32に設け
た偏心軸32bに回転自在に取付けると共にレバー26
の上端部を回転体20の側面部に設けた偏心軸20aに
回転自在に取付けることで構成してあり、モータ11を
回転して駆動ギア32が回転すると、レバー26を介し
て回転体20が軸25を中心に所定角度内の往復回動を
行う。この回動は、ローラ21が脱毛ユニットケーシン
グ39の上面開口のほぼ中央に位置する状態と、脱毛爪
3における可動爪3bが同じ位置にくる状態との間でな
されるようにしてある。そして上記回動と同時に、可動
レバー27が夫々軸28を中心に相反する方向の往復回
動を行って、脱毛ブロック2における一対のスライダー
22、22に相反する方向の往復直線運動を行わせるた
めに、スライダー22、22の往復動で往復揺動を行う
可動爪3bは、一つおきの固定爪3aの両面に隣合う2
つの可動爪3bが同時に接する動作と、残る固定爪3a
の両面に隣合う2つの可動爪3bが同時に接する動作と
を繰り返す。尚、両端の固定爪3aは、夫々片面のみに
可動爪3aが接することから、他の固定爪3aよりも肉
厚として強度を持たせてある。
【0032】ここにおいて、本実施形態に係るもので
は、脱毛ヘッド2aの軸25を中心とする2回の往復回
動の間に、可動爪3bが1回の往復動を行うように、カ
ム溝9aを構成してある。つまり、脱毛ブロック2の軸
25を中心とする1回の往復回動の間に、可動爪3bが
一側の固定爪3aに接している状態から他側の固定爪3
aに接する状態に移行するようにしてある。
【0033】また、この可動爪3bの上記移行は、脱毛
ヘッド2aの軸25を中心とする往復回動の両死点のう
ち、可動爪3bがフレーム5の上開口に位置している時
の死点の時点で大半がなされるとともにこの時点の移行
で可動爪3bが固定爪3aに接するようになっており、
他方の死点において、接していた固定爪3aから可動爪
3bがわずかに離れる動きがなされるものとなってい
る。
【0034】つまり、ローラ21が肌に接している状態
から、脱毛ヘッド2aの軸25を中心とする一方向回転
によって、固定爪3aと可動爪3bとが肌に面する位置
に来た時、固定爪3aと可動爪3bとによる毛の挟持が
なされ、この挟持がなされた状態のままで脱毛ヘッド2
aの逆方向回転がなされることで毛の引き抜きがなされ
るとともに、上記ローラ21が再度肌に接する状態とな
った時、挟持していた毛の解放がなされるという動作が
繰り返されることになる。
【0035】このように、本実施形態においては脱毛サ
イクルは、爪を開にして毛を導入し、次に爪を閉じて毛
を把持し、次に回転体20の回動により毛を引き抜き、
次に爪を開いて毛を離すという規則的なサイクルであ
る。このため、本実施形態においては、規則的に毛を抜
くことによる脱毛刺激(脱毛による痛み)が発生するも
のである。
【0036】脱毛ブロック2には脱毛手段の周囲を覆う
ように以下に述べるフレーム5がスイング自在に且つ着
脱自在に取付けられるものである。
【0037】フレーム着脱釦38により着脱自在に取付
けられるフレーム5は前後壁部と左右壁部とで構成され
た枠状をしていて、脱毛ブロック2に取付けた状態では
脱毛装置の脱毛手段である脱毛ヘッド2aの周囲を囲む
ものである。そして、このフレーム5には肌伸ばし部4
0、41、連結アーム42、43、肌当て部材が取付け
てある。図1乃至図3、図8に示すように、肌当伸ばし
部40、41はそれぞれ脱毛ブロック2の前方と後方と
に位置するように配置され、肌伸ばし部40、41に設
けたピン40a、41aをそれぞれフレーム5に設けた
孔5a、5bに回転自在に取付けてある。また、前に位
置する肌伸ばし部40の前方には前に位置する肌当て部
材であるくし状のコーム51が配設してあり、後に位置
する肌伸ばし部41の方向には後に位置する肌当て部材
であるローラ54が配設してある。
【0038】図8に示すように、前後の肌伸ばし部4
0、41は連結アーム42、43により連結してある。
連結アーム42、43はぞれぞれ前後方向の略中央部の
下面部に突起42g、43gが突設してある。連結アー
ム42は連結アーム43の内側に配置されるものであっ
て、この連結アーム42の突起42gの側面側にピン4
2cが突設してある。また、連結アーム42の前端には
長孔42aが設けてあり、連結アーム42の後端には孔
42bが設けてある。一方、連結アーム43の後端には
長孔43aが設けてあり、連結アーム43の前端には孔
43bが設けてある。連結アーム42の後端の孔42b
にフレーム5の内部の両側後部に設けた軸5cに回動自
在に挿入してあり、連結アーム42が該軸5cを支点に
して回動自在となっている。また、連結アーム43の前
端部の孔43bにフレーム5の内部の両側後部に設けた
軸5dに回動自在に挿入してあり、連結アーム43が該
軸5dを支点にして回動自在となっている。連結アーム
43の後端と後の肌伸ばし部41とがピン41bにより
回動自在に連結してあり、この場合、連結アーム43に
設けた長孔43aにピン41bがスライド自在に挿入し
てある。また、連結アーム42の前端と前の肌伸ばし部
40とがピン40bにより回動自在に連結してあり、こ
の場合、連結アーム42に設けた長孔42aにピン40
bがスライド自在に挿入してある。連結アーム42と連
結アーム43は前後方向の略中間位置においてピン42
cにより回転自在に連結枢支してある。ここで、連結ア
ーム43に設けたピン42cが挿入される孔は長孔43
cとなっている。
【0039】一対の連結アーム42の後端部には垂下部
42dが垂下してあり、該垂下部42dの下部間を連結
桟部42eにより一体に連結してあり、更に、垂下部4
2dから斜め前方に向けて弾性を有する戻しばね部42
fが一体に突設してある。また、一対の連結アーム43
の後端部には垂下部43dが垂下してあり、該垂下部4
3dの下部間を連結桟部43eにより一体に連結してあ
り、更に、垂下部43dから斜め前方に向けて弾性を有
する戻しばね部43fが一体に突設してある。そして、
上記垂下部42d、連結桟部42e、戻しばね部42f
はフレーム5とケース本体6Aの上部との間に配設さ
れ、また、垂下部43d、連結桟部43e、戻しばね部
43fはフレーム5とケース本体6Aの上部との間に配
設される。
【0040】一方、連結アーム42、43に設けた突起
42g、43gの下端面は円弧状をしており、この連結
アーム42、43の突起42g、43gの下端面に振動
体35に設けた突腕35aの上端部が当接している。
【0041】ここで、振動体35が上方に移動すること
で、突起42gを上方に押し上げ、連結アーム42が軸
5cを支点にして回動し、長孔42a部分が押し上げら
れる。この時前の肌伸ばし部40がピン40aによりフ
レーム5に連結されており、また、ピン40bにより長
孔42aと連結されているため、ピン40aとの連結部
分を支点としてピン40bが長孔42a内を摺動し、前
の肌伸ばし部40がスイングし、これによりくし状をし
た前の肌伸ばし部40が肌を押して前方に伸ばす。同時
に、突起43gを上方に押し上げることで、連結アーム
43が軸5dを支点にして回動し、長孔43a部分が押
し上げられる。この時後の肌伸ばし部41がピン41a
によりフレーム5に連結されており、また、ピン41b
により長孔43aと連結されているため、ピン41aと
の連結部分を支点としてピン41bが長孔43a内を摺
動し、後の肌伸ばし部41がスイングし、これによりく
し状をした後の肌伸ばし部41が肌を押して後方に伸ば
す。このように振動体35が上方に移動して前の肌伸ば
し部40が前方にスイングして肌を前方に伸ばすと共に
後の肌伸ばし部41が後方にスイングして肌を後方に伸
ばして、脱毛爪3による脱毛が確実且つ容易にできるよ
うにし、また、肌を伸ばして脱毛することで、脱毛時の
痛みを低減するようになっている。
【0042】ここで、前に位置する肌当て部材であるコ
ーム51は弾性エラストマで外周を囲んであり、コーム
51の上端部の櫛状突部51a部分は弾性エラストマで
形成してある。このコーム51はフレーム5に設けたガ
イド部5eに両側をガイドされて上下方向に移動可能と
してあり、フレーム5の前面部に横方向に移動自在に設
けたハンドル52の裏面側に突設したボス52aを上下
方向に移動可能としたコーム51のカム溝部51bには
め込んであり、ハンドル52を横方向に移動すること
で、コーム51を上下方向に移動して上下方向の位置を
選択して上下方向の設定した位置で固定することができ
るようにしてある。これにより肌当て部材を構成するコ
ーム51により肌伸ばし手段による肌伸ばし量の調整を
行うことができるものであり、肌当て部材であるコーム
51を上方に移動させると、肌伸ばし部の肌伸ばし量を
少なくして骨部等の肌当たりを良くすることができる。
【0043】また、後ろに位置する肌当て部材を構成す
るにはローラ54は弾性エラストマにより形成してあっ
てピン41aにより回転自在に取付けてあり、肌に追従
して転がるようにしてある。
【0044】次に、脱毛ブロック2を本体1に対して着
脱する例につき説明する。すでに述べたように、本体1
にフロート自在に内装されたモータケース4の上面部に
は横方向に移動自在な保持フック16が設けてあり、脱
毛ユニットケーシング39に内装したケース本体6Aの
下面部(つまりカムケース基台8の下面部)には取付け
用係止部8bが設けてあり、取付け用係止部8bを保持
フック16の端部に設けた取付け用被係止部16dに着
脱自在に係止することで、ケース本体6Aを内装した脱
毛ユニットケーシング39を本体1に対して着脱自在に
取付けるのであるが、この場合、保持フック16の端部
に設けた取付け用被係止部16dの上面部が傾斜面とな
っており、また、取付け用係止部8bの下端部も傾斜面
となっており、更に、横方向に移動自在な保持フック1
6がばね材19により弾性付勢してあるので、ケース本
体6Aの下面部(つまりカムケース基台8の下面部)を
モータケース4の上面部に押し当てることで、取付け用
係止部8bの傾斜面が上記取付け用被係止部16dの上
面部の傾斜面に当たって、ばね材19に抗して保持フッ
ク16が横方向に移動することで、取付け用係止部8b
が下方に押し込まれて取付け用被係止部16dに係止す
るものである。このようにして脱毛ユニットを本体1に
対して取付けると、ギア13が駆動ギア32に噛み合う
ものである。上記脱毛ユニットを本体1に対して取付け
る際、両着脱釦17を押して両保持フック16をばね材
19に抗して互いに近付く方向に移動させて取付け用被
係止部16dをトンネル部4a内に没入させた状態で一
対の取付け用係止部8bをトンネル部4aの両側に位置
させ、この状態で着脱釦17を離すことで取付け用被係
止部16dを取付け用係止部8bに係止するようにして
もよい。
【0045】一方、脱毛ブロック2を本体1から取り外
すには、両着脱釦17を押すことで、ばね材19に抗し
て両保持フック16が互いに近付く方向に押され、これ
により取付け用被係止部16dが取付け用係止部8bか
ら外れるので、この状態で脱毛ユニットケーシング39
を上方に引き抜くことで脱毛ブロック2を取り外すこと
ができるものである。脱毛ブロック2としてはサイズや
形態の異なる脱毛手段を設けた複数種類用意するもので
あり、複数種類の脱毛ブロック2から任意の脱毛ブロッ
ク2を選択して本体1に取付けることで、脱毛箇所や肌
の状態等により使い分けることができるものである。
【0046】上記のように本発明においては、モータ1
1を有する本体1と脱毛手段を有する脱毛ブロック2と
が着脱自在となり、モータ11と脱毛手段を駆動伝達機
構を介して連結し、脱毛ブロック2を着脱するに当た
り、駆動伝達部分において着脱できようにして脱毛装置
が構成してある。そして、本発明においては本体1から
脱毛ブロック2を脱離した状態で、駆動伝達部を覆い部
材により覆って外部に露出しないようにすることに特徴
がある。
【0047】以下、脱状態で駆動伝達部を覆う覆い部材
につき説明する。図11に示すようにカムケース基台8
の下面と、カムケースカバー7の下端から駆動ギア32
の側方の周囲を囲むように壁部8c、7cを設け、壁部
8c、7cの下端部に軸59により覆い部材を構成する
シャッタ61を回動自在に取付けてシャッタ61により
壁部8c、7cに囲まれた部分の下開口を開閉自在とし
てある。そして、該シャッタ61にはばね60によりシ
ャッタ61を水平姿勢(つまり下開口を閉じる姿勢)と
なるようなばね力が付与してある。これにより、図11
に示すように本体1から脱毛ブロック2を外した状態で
はばね60のばね力により覆い部材を構成するシャッタ
61で脱毛ブロック2側における駆動伝達部である駆動
ギア32の端面を覆って駆動ギア32に異物が侵入しな
いようになっている。
【0048】また、本体1のケーシング10内の上部に
はギア13の両側のモータカバー401とギアカバー4
02とに立ち上がり壁片401b、402bが突設して
ある。そして、前述のように本体1に脱毛ブロック2を
取付けると、図1に示すように、シャッタ61が立ち上
がり壁片401b、402bに当たってばね60のばね
力に抗して図1のように回動して壁部8c、7cに囲ま
れた部分の下開口を開き、駆動ギア32がギア13に噛
み合い、モータ11の駆動をギア13から駆動ギア32
に伝達して脱毛ブロック2に設けた脱毛手段に駆動を伝
達することができるようにしてある。
【0049】上記説明は脱毛ブロック2側における駆動
伝達部を遮蔽部材であるシャッタ61で遮蔽自在とし、
脱毛ブロック2を外した場合にシャッタ61で駆動ギア
32を遮蔽するようにしていることにつき説明したが、
本体1側においても脱毛ブロック2を取り外した場合に
本体1側のギア13を遮蔽部材により遮蔽するようにな
っている。以下、本体1側に遮蔽部材を設けた構成につ
き説明する。
【0050】本体1のケーシング10の内部の上部には
図2、図4、図5に示すように、本体1の内部の両側上
部に軸受け部57aが設けてあり、この軸受け部57a
にシャッタ56が軸57により回動自在に取付けてあ
る。該シャッタ56にはばね58によりシャッタ56を
水平姿勢(つまりケーシング10の上部開口を閉じる姿
勢)となるようなばね力が付与してある。これにより、
図12に示すように本体1から脱毛ブロック2を外した
状態ではばね58のばね力により覆い部材を構成するシ
ャッタ56で本体1の上部開口を閉じて本体1側におけ
る駆動伝達部であるギア13の端面を覆ってギア13に
異物が侵入しないようになっている。
【0051】そして、前述のように本体1に脱毛ブロッ
ク2を取付けると、図2に示すように、シャッタ56が
脱毛ブロック2のカムケース基台8により押されてばね
58のばね力に抗して本体1の上部開口を開くものであ
り、このため、本体1に脱毛ブロック2の取付け用係止
部8bを取付け用被係止部16dに係止して取付けるこ
とができるとともに、前述のようにしてシャッタ61を
開いて駆動ギア32をギア13に噛み合わせることがで
きるものである。
【0052】ところで、脱毛ブロック2の防塵性を高め
るために図13、図14に示すように、カムケース基台
8の外周部にリブ8dを設け、このカムケース基台8の
外周部に設けたリブ8dを脱毛ユニットケーシング39
の下端部内周部に設けた凹段部39cに嵌め込み接合す
ることで、カムケース基台8と脱毛ユニットケーシング
39との接合部分における防塵性を良くし、脱毛ブロッ
ク2内への埃の侵入を確実に防止することができるもの
である。
【0053】また、本発明は、既に述べたように、本体
1に対して脱毛ブロック2を着脱自在に取付けるもので
あるが、図15、図16に示すように、本体1に脱毛ブ
ロック2を取付けた状態で、本体1のケーシング10の
内周面と脱毛ブロック2側のケーシングである脱毛ユニ
ットケーシング39の外周面との間に気密部材55を介
在させて、本体1のケーシング10の内周面と脱毛ユニ
ットケーシング39の外周面との間の隙間を気密部材5
5により密閉するようになっている。
【0054】図15、図16に示す実施形態においては
ゴムなどの弾性を有する気密部材55を脱毛ユニットケ
ーシング39の外周面の全周にわたるように環状に気密
部材5を取付け、脱毛ブロック2を本体1内に嵌め込ん
で接続した場合、脱毛ユニットケーシング39の外周面
に設けた気密部材5の外周部が本体1のケーシング10
の内周面に弾接することで気密を保つようになってい
る。
【0055】このように、本体1のケーシング10の内
周面と脱毛ブロック2側のケーシングである脱毛ユニッ
トケーシング39の外周面との間に気密部材55を介在
させることで、脱毛ブロック2の本体1への取付け部分
において気密部材55により埃との異物が侵入するのが
確実に防止されるものである。
【0056】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、上記のように、モータを備えた本体と、脱毛手段を
備えた脱毛ブロックとが着脱自在となり、モータと脱毛
手段を駆動伝達機構を介して連結するもので、駆動伝達
部分において着脱自在となった脱毛装置において、脱状
態で駆動伝達部を覆う覆い部材を設けてあるので、脱毛
ブロックを本体から外した場合に、駆動伝達部を覆い部
材で覆って駆動伝達部を保護できるものであり、この結
果、脱毛ブロックを本体から外しても駆動伝達部に異物
が付着したりせず、また、脱状態で、本体側のスイッチ
をオンした時、本体側の駆動伝達部が駆動しても、この
状態で異物が駆動伝達部に触れることもなく、駆動伝達
部が破損したり、動作不良となるというようなことがな
いものである。
【0057】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、着脱動作と覆い
部材の開閉を連動させてあるので、脱毛ブロックを本体
に着脱するのみで自動的に覆い部材を開閉することがで
きて、脱毛ブロックの着脱の際に覆い部材を別途開閉操
作する手間が省け、操作性が著しく良くなるものであ
る。
【0058】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、本体のケーシン
グ内部の上部に本体に設けた駆動伝達部を覆うための覆
い部材を設けてあるので、本体から脱毛ブロックを外し
た場合、本体のケーシング内部の上部に設けた覆い部材
により本体に設けた駆動伝達部を覆うことができるもの
であって、脱状態で、本体側のスイッチをオンした時、
本体側の駆動伝達部が駆動しても、この状態で異物が駆
動伝達部に触れることもなく、簡単な構成で本体側の駆
動伝達部が破損したり、動作不良となることがないもの
である。
【0059】また、請求項4記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、本体に脱毛ブロ
ックを取付けた状態で、本体のケーシングの内周面と脱
毛ブロック側のケーシングの外周面との間に気密部材を
介在させてあるので、本体に対して脱毛ブロックを着脱
自在としたにもかかわらず、簡単な構成で、本体に脱毛
ブロックを取付けた状態では気密部材により気密を確保
できて本体への脱毛ブロックの取付け部分に埃等の異物
が侵入しないようにできるものである。
【0060】また、請求項5記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、駆動伝達部が複
数のギアの組み合わせからなり、本体に配置されたギア
と脱毛ブロックに配置されたギアとが噛み合わせ及び分
離可能に各々設けてあるので、駆動伝達部の着脱をギア
の噛み合わせ及び分離で簡単に実現できるものであっ
て、機構を簡略化できるものである。
【0061】また、請求項6記載の発明にあっては、上
記請求項5記載の発明の効果に加えて、噛み合い、分離
可能なギアの少なくとも一方についてギアの側方を囲む
壁部を設け、ギアにおける噛み合い部分を覆う開閉自在
なシャッタを壁部に設けて覆い部材を構成してあるの
で、ギアにおける噛み合い部分を覆うに当たり、簡単な
構成でギアを覆うことができるものである。
【0062】また、請求項7記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、駆動伝達部を露
出させている本体及び脱毛ブロックの少なくとも一方の
着脱方向の端面を覆う開閉自在なシャッタを設けて覆い
部材を構成してあるので、開閉自在なシャッタにより駆
動伝達部の着脱方向の端面覆うことができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、本体に1ヘッド構
造の脱毛ヘッドを有する脱毛ブロックを取り付けた状態
の正面断面図である。
【図2】同上の側面断面図である。
【図3】同上の平面図である。
【図4】同上の本体の断面図である。
【図5】同上の本体の分解斜視図である。
【図6】同上の駆動ブロックの分解斜視図である。
【図7】同上の脱毛ヘッドの分解斜視図である。
【図8】同上の脱毛フレームブロックの分解斜視図であ
る。
【図9】同上の本体に脱毛ブロックを取付けた状態の正
面図である。
【図10】同上の本体に脱毛ブロックを取付けた状態の
側面図である。
【図11】同上の本体に脱毛ブロックを着脱する動作を
説明するための取付ける前の状態(取り外した状態)の
正面断面図である。
【図12】同上の本体に脱毛ブロックを着脱する動作を
説明するための取付ける前の状態(取り外した状態)の
側面断面図である。
【図13】同上の他の実施形態の側面断面図である。
【図14】同上の要部拡大断面図である。
【図15】同上の本体に脱毛ブロックを着脱する動作を
説明するための取付ける前の状態(取り外した状態)の
他の実施形態の正面断面図である。
【図16】同上の取付け状態を示す側面断面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 脱毛ブロック 2a 脱毛ヘッド 3 脱毛爪 11 モータ 56 シャッタ 61 シャッタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩崎 重左エ門 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 末吉 秀一 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータを備えた本体と、脱毛手段を備え
    た脱毛ブロックとが着脱自在となり、モータと脱毛手段
    を駆動伝達機構を介して連結するもので、駆動伝達部分
    において着脱自在となった脱毛装置において、脱状態で
    駆動伝達部を覆う覆い部材を設けて成ることを特徴とす
    る脱毛装置。
  2. 【請求項2】 着脱動作と覆い部材の開閉を連動させて
    成ることを特徴とする請求項1記載の脱毛装置。
  3. 【請求項3】 本体のケーシング内部の上部に本体に設
    けた駆動伝達部を覆うための覆い部材を設けて成ること
    を特徴とする請求項1記載の脱毛装置。
  4. 【請求項4】 本体に脱毛ブロックを取付けた状態で、
    本体のケーシングの内周面と脱毛ブロック側のケーシン
    グの外周面との間に気密部材を介在させて成ることを特
    徴とする請求項1記載の脱毛装置。
  5. 【請求項5】 駆動伝達部が複数のギアの組み合わせか
    らなり、本体に配置されたギアと脱毛ブロックに配置さ
    れたギアとが噛み合わせ及び分離可能に各々設けてある
    ことを特徴とする請求項1記載の脱毛装置。
  6. 【請求項6】 噛み合い、分離可能なギアの少なくとも
    一方についてギアの側方を囲む壁部を設け、ギアにおけ
    る噛み合い部分を覆う開閉自在なシャッタを壁部に設け
    て覆い部材を構成して成ることを特徴とする請求項5記
    載の脱毛装置。
  7. 【請求項7】 駆動伝達部を露出させている本体及び脱
    毛ブロックの少なくとも一方の着脱方向の端面を覆う開
    閉自在なシャッタを設けて覆い部材を構成して成ること
    を特徴とする請求項1記載の脱毛装置。
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