JPH064872Y2 - 電気かみそりの刃ブロック - Google Patents

電気かみそりの刃ブロック

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JPH064872Y2
JPH064872Y2 JP7991488U JP7991488U JPH064872Y2 JP H064872 Y2 JPH064872 Y2 JP H064872Y2 JP 7991488 U JP7991488 U JP 7991488U JP 7991488 U JP7991488 U JP 7991488U JP H064872 Y2 JPH064872 Y2 JP H064872Y2
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JP
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fixed blade
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JP7991488U
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JPH021078U (ja
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文博 熊野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、女性用小型電気かみそり等の往復動型電気
かみそりにおける刃ブロックに関するものである。
〔従来の技術〕 従来、女性用のむだ毛剃り用の往復動型電気かみそりに
おいて、刃部の掃除のために刃ブロックを開閉自在とし
たものが提案されている。第9図および第10図はその
一例(特公昭60-58879号公報)を示す。
刃ブロック60は、ハウジング61に対して軸受け62
により開閉回動自在に取付けてある。刃ブロック60
は、刃基台63の内面に押圧ばね68(第10図)および
可動刃67を介して固定刃64を配置し、固定ピン65に
よりこれら固定刃64と可動刃67と押圧ばね68とを刃
基台63に取付けたものである。
固定ピン65は、先端が刃基台63に回転自在に取付け
られたものであり、第9図に示す固定刃64の固定状態
から90°回転させると、固定刃64の角孔66の形状
に固定ピン65の頭部の形状が一致し、固定刃64が取
外される。さらに、固定ピン65を半回転させると、可
動刃67が取外せ、さらに90°回転させると押圧ばね
68が取外せる。
このように固定刃64、可動刃67、および押圧ばね6
8を取外すことにより、これらの掃除が行える。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、固定ピン65の頭部は小さいため、回転操作が
難しいという問題点がある。そのため専用の道具、例え
ば付属の掃除用ブラシの把手部等を用いて回転操作する
ようにしているが、取扱い難く、また別部品であるため
紛失し易い。さらに、固定ピン65が複雑形状の金属部
品であるため、加工が難しく、コスト高になるという問
題点がある。
この考案の目的は、固定刃、可動刃、および押圧ばねの
刃基台からの分解および装着を簡単に行え、また構造が
簡単でかつ着脱操作用道具の不要な電気かみそりの刃ブ
ロックを提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の刃ブロックは、刃基台の内面に押圧ばねと前
記可動刃と固定刃とを重ねて配置した往復動式の電気か
みそりにおいて、固定刃の前縁近傍を刃基台の係止片で
係止し、後縁を弾性フックで係脱自在としたものであ
る。前記係止片は、固定刃および可動刃に形成した係止
片挿通孔に挿通する。
〔作用〕
この考案の構成によると、弾性フックを撓ませることに
より固定刃の後縁の係合が解除され、固定刃、可動刃、
および押圧ばねが分解できる。取付ける場合は、押圧ば
ね、可動刃、および固定刃を刃基台に重ね、係止片を係
合させた後、弾性フックを撓ませて係合させる。
〔実施例〕
この考案の第1の実施例を第1図ないし第5図に基づい
て説明する。
第2図に電気かみそりの全体を示す。筒状のハウジング
1の上端に刃ブロック2を設け、ハウジング1内にモー
タおよび電池を設けてある。
第1図に示すように、刃ブロック2は、刃基台4の内面
に固定刃41と、可動刃42と、この可動刃42を固定
刃41に押し付ける押圧ばね49とを重ねて配置したも
のである。刃基台4は、後縁に一体に設けた支軸46を
ハウジング1の軸受34に回動自在に嵌合させてある。
固定刃41および可動刃42は、前縁に櫛刃状切刃先を
有し、前縁近傍に係止片挿通孔41a,42aを形成し
てある。これら係止片挿通孔41a,42aに刃基台4
の係止片47を挿通し、係止片47の先端を固定刃41
の下面に係合させる。また、固定刃41の後縁に設けた
被係合片41b(第5図参照)の下面に弾性フック48
を係合させる。可動刃42も同様な被係合片42bを設
けてある。弾性フック48は、指掛け部48aを突設し
てある。これら弾性フック48と係止片47とで固定刃
41を可動刃42および押圧ばね49とともに刃基台4
に取付ける。
第5図に示すように、固定刃41および押圧ばね49に
は一対の位置決め孔43a,43cを両側部に設け、刃
基台4の位置決めボス43(第4図)を嵌合して左右方
向の位置決めを行う。可動刃42にはガイド孔43bを
設け、位置決めボス43を遊嵌する。可動刃42のガイ
ド孔43bと係止片挿通孔42aとは横長に形成し、可
動刃42の往復動の時に位置決めボス53や係止片47
が緩衝しないようにする。
可動刃42にはコ字形の駆動扞受け片45をヒートシー
ル等により固着し、固定刃41の遊嵌孔45aから突出
させる。駆動扞受け片45は、第3図の駆動扞20の先
端を係合させる。駆動扞20は、ハウジング1内のモー
タによりカム機構を介して横方向に揺動駆動される。
駆動扞20を取り囲んで連結枠10が設けてあり、ハウ
ジング1を構成する前後2つ割りの分割ハウジングを連
結枠10で連結している。連結枠10は両側に蛇行状の
フック係合ばね52を一体に突設し、その先端に解除釦
51を設けてある。両解除釦51の内側にフック係合片
55を設け、さらに内側に延びるアーム部54を設けて
ある。このフック係合片55に係合する内向きの鍵形の
一対の刃基台フック44を刃基台4に突設してある。一
対のアーム部54は、その先端間の空間47bに刃基台
4の係止片47を圧入することによりフック係合片55
を外側へ撓ませるものである。係止片47は正面形状を
台形としてある。
上記構成の刃ブロック2の掃除のための分解および組立
操作を説明する。
まず、刃ブロック2の開閉を説明する。第3図のように
刃ブロック2を開いた状態から刃ブロック2をハウジン
グ1の上面に被さるように回動(矢印c方向)させる
と、刃基台4の係止片47が一対の解除釦51のアーム
部54間の空間47bに進入し、アーム部54を押し広
げる。このとき、係止片47は台形状であるため、アー
ム部54間の空間47bに円滑に進入する。刃基台4の
一対の刃基台フック44は、刃基台4を回動させたとき
にフック係合片55よりも下方に進入しており、アーム
部54とともにフック係合片55が広がることにより、
フック係合片55が刃基台フック44に係合する。その
ため刃ブロック2はハウジング1にロック状態に保持さ
れる。解除釦51を押すと、フック係合片55が内側へ
移動して刃基台フック44から外れ、刃ブロック2を開
くことができる。
刃部を分解するときは、第3図に示すように、刃基台4
を開いた状態で、弾性フック48を指で後方(第4図の
矢印a方向)に撓ませる。これにより固定刃41の被係
合片41bから外れ、固定刃41は押圧ばね49の押圧
力により浮き上がる。次に前方(矢印b方向)に固定刃
41を引くと、刃基台4の係止片47から固定刃41の
係止片挿通孔41aの縁部が解除され、固定刃41は刃
基台4から外れる。同様の操作を可動刃42についても
行うことにより、可動刃42が取外せる。押圧ばね49
は刃基台4の位置決めボス43に位置決め孔43cで係
合しているだけであるため、簡単に取外せる。
上記操作の逆を行えば、刃ブロック2の組立が行える。
この電気かみそりの刃ブロックは、前記のように弾性フ
ック48を撓ませることにより、固定刃41、可動刃42、
および押圧ばね49の分解および装着が行える。そのた
め、従来の固定ピンの回転操作に比べて操作が簡単であ
り、また、刃基台4に一体の係止片47と弾性フック4
8とを係合させるものであるため、構造が簡単で製造が
容易である。さらに、弾性フック48は撓ませるだけで
良いので、操作が簡単で道具が要らないという利点があ
る。
第6図は第2の実施例を示す。この例は、可動刃42の
係止片挿通孔42aと係止片47との間の隙間d、お
よび可動刃42の被係合片42bと弾性フック48との
間の隙間dの少なくとも一方を、これら隙間d,d
に対応する固定刃41の隙間よりも小さくしたものであ
る。隙間d,dを小さくするには、係止片挿通孔4
2aを狭くするか、または被係合片42を短くする。
このように可動刃42の隙間d,dを固定刃41の
対応する隙間よりも小さくすると、固定刃41を分解し
たときに不用意に可動刃42が分解することがなく、可
動刃42を刃基台4に装着したまま掃除が行える。掃除
を最も必要とするのは、固定刃41と可動刃42との間
に付着した毛屑であるが、このように可動刃42を取付
けたまま掃除することにより、掃除が簡単に行える。
また、隙間dまたは隙間dを0.1mm以下とした場合
は、第4図の位置決めボス43による可動刃42の摺動
ガイドは不要となり、係止片47または弾性フック48
が摺動ガイドを兼用する。その他の構成効果は、第1の
実施例と同様である。
第7図および第8図は第3の実施例を示す。この例は、
弾性フック48の先端に傾斜面部48bを設けたもので
ある。傾斜面部48bは平面状であっても、湾曲面であ
っても良い。このように弾性フック48に傾斜面部48
bを形成すると、係止片47に固定刃41を引っ掛け、
固定刃41を刃基台4側へ押しつける(第8図矢印d方
向)だけで、弾性フック48が後方(矢印a方向)に撓
んで固定刃41と係合する。なお、固定刃41の前記傾
斜面部48bと接するエッジもテーパまたは湾曲面とす
ると、より一層円滑な係合動作か得られる。その他の構
成効果は、第1の実施例と同様である。
〔考案の効果〕
この考案の電気かみそりの刃ブロックは、固定刃の前縁
近傍を刃基台の係止片で係止し、後縁を弾性フックで係
脱自在としたものであるため、弾性フックを撓ませるこ
とにより固定刃、可動刃、および押圧ばねの分解および
装着が行える。このように、弾性フックを撓ませる操作
で良いため、従来の固定ピンの回転操作に比べて操作が
簡単である。また、係止片および弾性フックで取付ける
ものであるため、部品点数の増加がなく、構造が簡単で
製造が容易である。さらに、弾性フックは撓ませるだけ
で良いので、操作用の道具が要らないという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1の実施例の断面図、第2図はそ
の電気かみそり全体の斜視図、第3図は同じくその電気
かみそりの部分斜視図、第4図は同じくその刃ブロック
の斜視図、第5図は同じくその刃部の分解斜視図、第6
図は第2の実施例の断面図、第7図は第3の実施例の断
面図、第8図はその刃ブロックの斜視図、第9図は従来
例の部分斜視図、第10図はその分解斜視図である。 1……ハウジング、2……刃ブロック、4……刃基台、
41……固定刃、42……可動刃、41a,42a……
係止片挿通孔、47……係止片、48……弾性フック、
49……押圧ばね

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】各々前縁に櫛歯状の刃先を有しかつ前縁近
    傍に係止片挿通孔を有する可動刃および固定刃を設け、
    刃基台の内面に押圧ばねと前記可動刃と固定刃とを重ね
    て配置し、前記可動刃および固定刃の前記係止片挿通孔
    を貫通して前記固定刃に係合する係止片を前記刃基台に
    突設し、前記可動刃の前記係止片挿通孔の横幅は前記係
    止片よりも広く形成し、前記固定刃の後縁に係脱自在に
    係合する弾性フックを前記刃基台に突設した電気かみそ
    りの刃ブロック。
JP7991488U 1988-06-14 1988-06-14 電気かみそりの刃ブロック Expired - Lifetime JPH064872Y2 (ja)

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