JP2001061050A - 画像形成装置及び該画像形成装置を備えた画像処理装置 - Google Patents

画像形成装置及び該画像形成装置を備えた画像処理装置

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JP2001061050A JP11232898A JP23289899A JP2001061050A JP 2001061050 A JP2001061050 A JP 2001061050A JP 11232898 A JP11232898 A JP 11232898A JP 23289899 A JP23289899 A JP 23289899A JP 2001061050 A JP2001061050 A JP 2001061050A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の原稿画像から単位ページを構成する集
約画像において、章立てられた原稿画像に対する章区切
りが容易に認識できる原稿画像の割付を行う。 【解決手段】 「集約+章区切り」モードにおいて、使
用者により指定された集約枚数値、章区切りを行う画像
ページ(番号)データを取得し、画像データの読み込み
処理、即ちコピーの場合はCCD54、PCの印刷要求
はI/Oポート67、蓄積済み画像データはHD75、か
ら複数の原画像データが順番に画像メモリ66へ読み込
み、その画像枚数Lを取得する。これらのデータを基に
章区切りが認識できる割付処理、つまり、章区切りの対
象画像を集約画像の先頭領域に、章区切りで生じた中間
の無地画像領域に識別データを、最終原稿画像以降に無
地を割付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置、よ
り詳細には、複数の画像データを1枚の転写紙上に一括
(集約)して作像する機能を備えた画像形成装置及び該
画像形成装置を備えた複写機、プリンタ装置、ファクシ
ミリ装置、或いは複数の画像データの集約等の画像編集
を行う電子ファイル等の画像処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、高機能なデジタル複写機やプリン
タ装置等では、複数の画像データを1枚の転写紙上に一
括(集約)して作像する集約機能(いわゆるNイン1機
能)を備えたものがある。しかし、集約機能は、1枚の
転写紙に複数の画像データが集約印刷されるため、それ
まで個別であった複数の画像の全体視ができるという点
で視認性には優れているが、ユーザは「どのページが先
頭ページであるか」や「どの方向に読み進めてよいか」
を瞬時に判断できなくなくなる可能性がある等、印刷後
の集約画像に対する不具合が指摘されている。その為、
集約画像の見易さの改善案として、次の1)、2)が提
案されている。 1) 集約機能により可視画像を出力する際に、集約画
像の原画像の各々の境界に実線や破線や一点鎖線等の境
界線を合成し、集約画像を見易すくする。 2) Nイン1機能を実行する際に、複数ページ分が1
ページ分に合成される画像データに、前記複数ページ分
におけるページ順を視認化するためのページ順画像デー
タや、前記複数ページ分の中の先頭のページを視認化す
るための先頭ページ画像データを付加することにより、
ユーザが合成された複数ページの中での先頭ページや各
ページの並び順を瞬時かつ容易に認識することができる
ようにする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
2)の例は、集約モードを用いて作成された1枚の印刷
物内における先頭ページの位置や各ページの並び順は認
識可能であるが、先頭ページ以外は集約処理時はどのペ
ージ画像も同一に扱われ、複数のページ中に章の区切り
がある場合、章区切りを認識した処理がなされていない
ので、章区切り画像を捜すのに手間がかかり、画像検索
上の問題点が残る。従来の複写装置等では、原稿の章区
切りを識別するために章区切りモードがある。章区切り
モードは、章区切りしたい原稿番号に対するコピー動作
において、章区切りのある箇所に用いる転写紙を指定さ
れている合紙用給紙段から給紙し、コピー動作させるこ
とで実現されている。しかし、章区切りモードと集約モ
ードの関係は、機能実現方法(指定画像を合紙に印刷)
において矛盾するためモードの組み合わせが禁止されて
いた。その結果、集約モード時は印刷された画像データ
の内容から章の区切りであることを読取る他に方法がな
かった。更に集約モード時において集約数が増すほど、
原稿画像が縮小されて印字される。よってその画像デー
タを読取り、その画像データが章区切りデータであるか
を判別するのは益々困難を伴うものとなる事が予想され
る。
【0004】また、従来の集約機能を用いる際に、指定
の章区切り画像が所望の集約転写紙上の位置に配置され
るように原稿の間に無地原稿を挿入することにより擬似
的に指定画像に対する章区切りを行なうことが可能であ
る。しかし、ジョブ後挿入した無地原稿を取り除くとい
った煩雑な作業を行なわなければならず、大変効率の悪
い利用法である。集約機能に関わるこうした不具合いに
ついて、上記1)、2)の従来技術には何ら触れられて
いない。本発明は順番を付けて用意された複数の原稿画
像を集約してページ単位の画像を構成する集約画像に関
わる上記した状況に鑑みてなされたもので、その目的
は、集約画像の形成にあたり、章立てられた原稿画像に
対する章区切りが容易に認識できる原稿画像の割付を行
うようにした画像形成装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、順番
が付けられた複数の原画像情報をもとにページ単位の集
約画像データを生成する画像データ生成手段を有する画
像形成装置において、前記画像データ生成手段は、前記
複数の原画像情報中の特定の画像を章区切り対象画像と
して指定する章区切り指定手段を備え、該章区切り指定
手段により指定された画像を集約画像ページ内の特定の
画像領域に割付けて、ページ単位の集約画像データを構
成することを特徴とする画像形成装置を構成する。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載された
画像形成装置において、前記画像データ生成手段は、前
記章区切り指定手段により指定された画像を割付けたペ
ージ内にはその章の画像のみを割付けて、ページ単位の
集約画像データを構成することを特徴とするものであ
る。
【0007】請求項3の発明は、請求項2に記載された
画像形成装置において、前記画像データ生成手段は、前
記章区切り指定手段により指定された画像を集約画像ペ
ージの先頭画像領域に割付けることを特徴とするもので
ある。
【0008】請求項4の発明は、請求項1乃至3のいず
れかに記載された画像形成装置において、前記画像デー
タ生成手段は、画像データが割付けられていない集約画
像ページ内の画像領域に無データであることが認識でき
る画像データを挿入することを特徴とするものである。
【0009】請求項5の発明は、請求項4に記載された
画像形成装置において、前記作像データ生成手段は、前
記画像データが割付けられていない画像領域が、前記複
数の原画像情報の最終画像以降の領域である場合に、画
像データが割付けられていない集約画像ページ内の画像
領域に無データであることが認識できる画像データを挿
入する処理を禁止することを特徴とする画像形成装置を
構成する。
【0010】請求項6の発明は、請求項1乃至5のいず
れかに記載された画像形成装置において、前記画像デー
タ生成手段は、ページ単位の集約画像を構成する画像数
を指定する画像数指定手段を備え、該画像数指定手段の
指定に従い集約画像を割付けることを特徴とするもので
ある。
【0011】請求項7の発明は、前記複数の原画像情報
を入力する手段と、請求項1乃至6のいずれかに記載さ
れた画像形成装置と、を備えたことをを構成する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の画像形成装置を添付する
図面とともに示す以下の実施例に基づき説明する。先
ず、本実施例における装置構成及びその動作及び機能の
概略について、以下に説明をする。図1は、本発明の実
施例としての複写機の全体構成を概略図として示す。図
1を参照し、本機の装置構成と、原稿のコピー動作の流
れに沿って、原稿の読み取り、画像書き込みという本機
の基本的な動作に関して説明する。原稿束が自動原稿送
り装置(以下「ADF」と記す)1の原稿台2に原稿の
画像面を上にして載置され、オペレータにより操作部
(図2参照)30上のスタートキー34が押下される
と、一番下の原稿から給送ローラ3、給送ベルト4によ
ってコンタクトガラス6上の所定の位置に給送される。
読み取りユニット50によってコンタクトガラス6上の
原稿の画像データが読み取られ、その後、読み取り終え
た原稿は、給送ベルト4及び排送ローラ5によって排出
される。さらに、原稿セット検知器7にて原稿台2に次
の原稿が有ることを検知した場合、前原稿と同様にコン
タクトガラス6上に給送される。給送ローラ3、給送ベ
ルト4、排送ローラ5はモータ(図示せず)によって駆
動される。
【0013】書き込みユニット57では、読み取りユニ
ット50にて読み込まれた画像データに基づいて生成さ
れた作像データにより書き込みユニット57のレーザの
発光を制御し、感光体15にレーザ書き込みにより潜像
を作る。潜像を担う感光体15は現像ユニット27を通
過することによってトナー像が形成される。転写紙は感
光体15の回転と等速で搬送ベルト16によって搬送さ
れながら、感光体15上のトナー像が転写される。転写
紙は第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ10に積
載され、各々第1給紙装置11、第2給紙装置12、第
3給紙装置13によって給紙され、縦搬送ユニット14
によって感光体15に当接する位置まで搬送される。転
写後にトナー像を担う転写紙は、定着ユニット17にて
画像が定着され、排紙ユニット18によって後処理装置
であるフィニシャ100に排出される。
【0014】後処理装置であるフィニシャ100は、本
体の排紙ユニット18によって搬送された転写紙を、通
常排紙ローラ102方向と、ステープル処理部方向へに
導く事ができる。切り替え板101を上に切り替える事
により、搬送ローラ103を経由して通常排紙トレイ1
04側に排紙する事ができる。また、切り替え板101
を下方向に切り替える事で、搬送ローラ105、107
を経由して、ステープル台108に搬送する事ができ
る。ステープル台108に積載された転写紙は、一枚排
紙されるごとに紙揃え用のジョガー109によって、紙
端面が揃えられ、一部のコピー完了と共にステープラ1
06によって綴じられる。ステープラ106で綴じられ
た転写紙群は自重によって、ステープル完了排紙トレイ
110に収納される。一方、通常の排紙トレイ104は
前後に移動可能な排紙トレイである。前後に移動可能な
排紙トレイ部104は、原稿毎、あるいは、画像メモリ
によってソーティングされたコピー部毎に、前後に移動
し、簡易的に排出されてくるコピー紙を仕分けるもので
ある。
【0015】転写紙の両面に画像を作像する場合は、各
給紙トレイ8〜10から給紙され作像された転写紙を排
紙トレイ104側に導かないで、経路切り替えの為の分
岐爪112を上側にセットする事で、一旦両面給紙ユニ
ット111にストックする。その後、両面給紙ユニット
111にストックされた転写紙は再び感光体15に作像
されたトナー画像を転写するために、両面給紙ユニット
111から再給紙され、経路切り替えの為の分岐爪11
2を下側にセットし、排紙トレイ104に導く。この様
に転写紙の両面に画像を作成する場合に両面給紙ユニッ
ト111は使用される。感光体15、搬送ベルト16、
定着ユニット17、排紙ユニット18、現像ユニット2
7はメインモータ(図示せず)によって駆動され、各給
紙装置11〜13はメインモータの駆動を各々給紙クラ
ッチ(図示せず)によって伝達駆動される。縦搬送ユニ
ット14はメインモータの駆動を中間クラッチ(図示せ
ず)によって伝達駆動される。
【0016】図2は、図1の装置にオペレータが指令入
力を行う操作部30の概略図で、図3は、図2中の液晶
タッチパネル31の表示の1例を示す。操作部30に
は、図2に示すように、液晶タッチパネル31、テンキ
ー32、クリア/ストップキー33、プリントキー3
4、モードクリアキー35があり、液晶タッチパネル3
1には、機能キー37のほか、部数、及び複写機の状態
を示すメッセージなどが表示される。液晶タッチパネル
31は、オペレータがパネルに表示されたキーにタッチ
する事で、選択された機能を示すキーが黒く反転する。
また、機能の詳細を指定しなければならない場合(例え
ば変倍であれは変倍値等)は、キーにタッチする事で、
詳細機能の設定画面が表示される。このように、液晶タ
ッチパネルは、ドット表示器を使用している為、その時
の最適な表示をグラフィカルに行う事が可能である。図
3において左上は、「コピーできます」、「お待ちくだ
さい」等のメッセージを表示するメッセージエリア、そ
の右は、セットした枚数を表示するコピー枚数表示部、
画像濃度を自動的に調整する自動濃度キー、転写紙を自
動的に選択する自動用紙選択キー、コピーを一部ずつペ
ージ順にそろえる処理を指定するソートキー、コピーを
ページ毎に仕分けする処理を指定するスタックキー、ソ
ート処理されたものを一部ずつ綴じる処理を指定するス
テープルキー、倍率を等倍にセットする等倍キー、拡大
/縮小倍率をセットする変倍キー、両面モードを設定す
る両面キー、スタンプや日付やページ等の印字を設定す
る印字キーである。選択されているモードはキーが網掛
け表示されている。
【0017】次に、原稿画像から読み取られた画像の潜
像が記録面上に形成されるまでの本実施例の複写機の動
作を、図1を参照して、より詳細に説明する。この動作
は、読み取りユニット50と書き込みユニット57での
動作が中心である。読み取りユニット50は、原稿を載
置するコンタクトガラス6と光学走査系で構成されてお
り、光学走査系には、露光ランプ51、第1ミラー5
2、レンズ53、CCDイメージセンサ54等で構成さ
れている。露光ランプ51及び第1ミラー52は図示し
ない第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー55及び
第3ミラー56は図示しない第2キャリッジ上に固定さ
れている。原稿像を読み取るときには、光路長が変わら
ないように、第1キャリッジ第2キャリッジとが2対1
の相対速度で機械的に走査される。この光学走査系は、
図示しないスキャナ駆動モータにて駆動される。原稿画
像は、CCDイメージセンサ54によって読み取られ、
電気信号に変換されて処理される。レンズ53及びCC
Dイメージセンサ54を図1において左右方向に移動さ
せることにより、画像倍率が変わる。すなわち、指定さ
れた倍率に対応してレンズ53及びCCDイメージセン
サ54の左右方向に位置が設定される。
【0018】書き込みユニット57はレーザ出力ユニッ
ト58、結像レンズ59、ミラー60で構成され、レー
ザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源であるレー
ザダイオード及びモータによって高速で定速回転する回
転多面鏡(ポリゴンミラー)が装備されている。作像信
号により駆動制御されるレーザダイオードから出射され
るレーザ光は、定速回転するポリゴンミラーで偏向さ
れ、結像レンズ59を通り、ミラー60で折り返され、
感光体15面上に集光結像する。偏向されたレーザ光は
感光体15が回転する方向(副走査方向)と直交する方
向(主走査方向)に露光走査され、後述する画像処理部
のセレクタ64より出力された画像信号のライン単位の
記録を行う。感光体15の回転速度と記録密度に対応し
た所定の周期で主走査を繰り返すことによって、感光体
15面上に静電潜像(なお、静電潜像とは感光体面上に
画像を光情報に変換して照射することにより生じる電位
分布である。)が形成される。上述のように、書き込み
ユニット57から出力されるレーザ光が、画像作像系の
感光体15を主走査を伴い照射すると同時に、感光体1
5の一端近傍の受光位置に設けたビームセンサ(図示せ
ず)を照射することにより、主走査同期信号を発生す
る。この主走査同期信号をもとに主走査方向の画像記録
開始タイミングの制御、および後述する画像信号の入出
力を行うための制御信号の生成を行う。
【0019】次に、読み取りユニット50で読み取った
画像信号から、書き込みユニット57に入力する画像デ
ータを生成するまでの本実施例における画像処理ユニッ
ト(IPU)を中心にした画像データの処理について、
詳細に説明する。図4は画像処理ユニット(IPU)の
回路構成のブロック図を示す。なお、同図におけるアド
レス、データは画像データを示しており、CPU68に
接続されるデータ、アドレスは図示していない。図4を
参照すると、露光ランプ51により照射された原稿から
の反射光を、CCDイメージセンサ54にて光電変換し
て得た画像信号は、A/Dコンバータ61にてデジタル
信号に変換される。デジタル信号に変換された画像信号
は、シェーディング補正62がなされた後、画像処理部
63にてMTF補正、γ補正等がなされる。セレクタ6
4では、画像信号の送り先を、変倍部71又は画像メモ
リコントローラ65のいずれかへとする切り替えが行わ
れる。変倍部71を経由した画像信号は、変倍率に合せ
て拡大縮小され、書き込みユニット57に送られる。
【0020】画像メモリコントローラ65とセレクタ6
4間は、双方向に画像信号を入出力可能な構成となって
おり、画像メモリコントローラ65により原稿画像を画
像メモリや記憶装置に格納し、格納した画像を取り出
し、書き込みユニット57に出力する動作を行う。この
ために、画像メモリコントローラ65等への動作条件の
設定や、読み取りユニット50や書き込みユニット57
の制御を行うCPU68、及びそのプログラムやデータ
を格納するROM69、RAM70を備えている。本実
施例では、CPU68は、メモリコントローラ65を介
して、画像メモリ66のデータの書き込み/読み出しお
よび、大容量記憶装置(本実施例では、ハードディス
ク:HD)75への書込み/読み出しを行う。
【0021】原稿画像から読み取られ画像メモリコント
ローラ65へ送られた画像データは、画像メモリコント
ローラ内にある画像圧縮装置によって画像データを圧縮
した後、画像メモリ66に送られる。また、画像データ
を蓄積する場合は画像メモリ66からHD75へ画像デ
ータの転送・書込みが行われる。画像メモリへ書き込む
前に画像圧縮を行う理由は、最大画像サイズ分の256
階調のデータをそのまま画像メモリ66に書き込む事も
可能であるが、1枚の原稿画像を記憶するために過大な
メモリ容量を必要とする。画像圧縮を行う事で、限られ
た容量の画像メモリを有効に利用でき、また、一度に多
くの原稿画像データを記憶することが出来るため、ソー
ト機能として、貯えられた原稿画像イメージデータをペ
ージ順に出力する事ができる。貯えられた原稿画像イメ
ージデータを出力する際には、画像メモリ66のデータ
をメモリコントローラ65内の伸長装置で順次伸長しな
がら出力を行う。このような機能は一般に「電子ソー
ト」と呼ばれている。また、HD75に格納されたデー
タについても、画像メモリ66へ画像データを書込んで
から同様の方法で出力を行う。
【0022】また画像メモリ66の機能を利用して、複
数枚の原稿画像を、画像メモリ66の転写紙一枚分のエ
リアを分割したエリアに順次読み込む事も可能となる。
例えば4枚の原稿画像を、画像メモリ66の転写紙一枚
分の4等分されたエリアに順次書き込む事で、4枚の原
稿が一枚の転写紙イメージに合成され集約されたコピー
出力を得ることが可能となる。このような機能は一般に
「集約コピー」と呼ばれている。また、印字イメージデ
ータを発生する装置である印字ユニット74はCPUバ
スに接続され、日付印字・ページ印字用のキャラクタ
(文字)イメージ、任意のスタンプ用イメージ等を発生
する。この印字ユニット74で発生された画像イメージ
データは、印字合成1装置72、印字合成2装置73に
入力され、原稿画像、メモリからの画像に任意のイメー
ジを合成する事が可能となっている。印字合成1装置7
2で印字ユニット74からの印字画像イメージを合成し
た場合、スキャナから読み込まれた、スキャナ画像に対
して印字合成可能となり、印字合成2装置73で印字イ
メージデータを合成した場合には、メモリからの画像で
あればメモリ画像に対して印字合成できる。また、印字
ユニット74は、印字イメージデータを発生するのみで
は無く、発生したイメージを、原稿画像、メモリ(画像
メモリ66,HD75等)からの画像のどの位置に合成
するかを設定する、印字位置制御機能も有している。
【0023】ここで、図5を参照して、セレクタ64に
おいて1ページ分の画像信号を組み合わせる場合に用い
る制御信号のタイミングついて説明する。図5におい
て、/FGATEはフレームゲート信号であり、1ペー
ジの画像データの副走査方向の有効期間を表している。
/LSYNCは1ライン毎の主走査同期信号であり、こ
の信号が立ち上がった後の所定クロックで、画像信号が
有効となる。主走査方向の画像信号が有効であることを
示す信号が、/LGATEである。これらの信号は、画
素クロックVCLKに同期しており、VCLKの1周期
に対し1画素のデータが送られてくる。IPU(画像処
理ユニット、図4参照)は、画像入力、出力それぞれに
対して別個の/FGATE、/LSYNC、/LGAT
E、VCLKの発生機構を有しており、様々な画像入出
力の組み合わせが実現可能になる。
【0024】図6は図4におけるメモリコントローラ6
5と画像メモリ66をより詳細に示すブロック図であ
る。図6を参照して、取り込んだ入力画像データを様々
な形態のページデータとして出力させる処理を行うメモ
リコントローラ65と画像メモリ66の構成及び動作を
詳細に説明する。メモリーコントローラ65は、入力デ
ータセレクタ101、画像合成部102、1次圧縮/伸
長部103、出力データセレクタ104、2次圧縮/伸
長部105のブロックを有している。各ブロックへの制
御データの設定はCPU68(図4参照)より行われ
る。画像メモリ66は、1次記憶装置106及び2次記
憶装置107からなる。1次記憶装置106は、入力画
像データの転送速度に略同期してメモリへのデータ書き
込み、または画像出力時のメモリからのデータ読み出し
が高速に行えるように、例えばDRAM等の高速アクセ
スが可能なメモリを使用する。また、1次記憶装置10
6は、処理を行う画像データの大きさにより複数のエリ
アに分割して画像データの入出力を同時に実行可能な構
成(メモリコントローラ65とのインタフェース部)を
とっている。すなわち、各分割エリアに画像データの入
力、出力をそれぞれ並列に実行可能にするためにメモリ
コントローラ65とのインターフェースにリード用とラ
イト用の二組のアドレス・データ線で接続する構成を採
り、これによりエリア1に画像を入力(ライト)する間に
エリア2より画像を出力(リード)するという動作を可能
とする。2次記憶装置107は、入力された画像の合
成、ソーティングを行うためにデータを保存しておく大
容量のメモリである。1次、2次記憶装置とも、高速ア
クセス可能な素子を使用すれば、1次、2次の区別なく
データの処理が行え、制御も比較的簡単になるが、ここ
では、DRAM等の素子は高価なため、2次記憶装置に
はアクセス速度はそれほど速くないが、安価で、大容量
の記録媒体を使用し、入出力データの処理を一次記憶装
置を介して行う構成をとる。上述のような画像メモリの
構成を採用することにより、大量の画像データの入出
力、保存、加工等の処理が可能な装置を安価、かつ比較
的簡単な構成で実現することが可能になる。
【0025】メモリコントローラ65の入出力動作の概
略を説明する。 <1> 画像入力(画像メモリへの保存) 画像入力時において、入力データセレクタ101は入力
される複数のデータの中から、画像メモリ(1次記憶装
置106)への書き込みを行う画像データの選択を行
う。入力データセレクタ101によって選択された画像
データは、画像合成部102に供給され、そこの画像メ
モリに既に保存されているデータとの合成を行う。画像
合成部102によって処理された画像データは、1次圧
縮/伸長部103によりデータを圧縮し、圧縮後のデー
タを1次記憶装置106に書き込む。1次記憶装置10
6に書き込まれたデータは、必要に応じて2次圧縮/伸
長部105で更に圧縮を行った後に、2次記憶装置10
7に保存される。 <2> 画像出力(画像メモリからの読み出し) 画像出力時において、1次記憶装置106に記憶されて
いる画像データの読み出しを行う。出力対象となる画像
が1次記憶装置106に格納されている場合には、1次
圧縮/伸長103で1次記憶装置106の画像データの
伸長を行い、伸長後のデータ、もしくは伸長後のデータ
と入力データとの画像合成を行った後のデータを出力デ
ータセレクタ104で選択し、出力する。画像合成部1
02は、1次記憶装置106のデータと、入力データと
の合成(画像データの位相調整機能を有する)、合成後
のデータの出力先の選択(画像出力、1次記憶装置10
6へのライトバック、或いは両方の出力先への同時出
力)等の処理を行う。出力対象となる画像が1次記憶装
置106に格納されていない場合には、2次記憶装置1
07に格納されている出力対象画像データを2次圧縮/
伸長105で伸長を行い、伸長後のデータを1次記憶装
置106に書き込んでから、以下、上述の画像出力動作
を行う。
【0026】ここで、上記した複写機により実行される
集約コピー時の画像データ貼付け動作について説明す
る。スキャンしてCCD54(図4参照)により読込ん
だ画像、またはHD75などに蓄積されている画像を画
像メモリ66上に画像を書込む場合に、書き込み位置の
指定を、画像メモリコントローラ65(図4参照)で指
定画像の書込み開始の座標指定(書込み開始アドレス)
により行う。図7は4つの画像を1つの画像(転写紙画
像)に集約した場合のコピー画像の1形態例を示す。図
8は集約前の各画像を示す。図9、図10は画像毎に書
き込み開始アドレスを指定して貼り付けられ集約したぺ
ージ画像を示す。図8に示す集約前の各画像が蓄積され
ている画像メモリから各々の画像(Img1〜Img
4)を読み出し、転写紙に載せる為の画像データを画像
メモリ上の書込み開始アドレスTA1〜TA4を画像毎
に、指定して書込んでいく。すなわち、Img1の画像
データは書込み開始アドレスTA1に書込み、順にTA
2のアドレスにImg2の画像データを、TA3のアド
レスにImg3を、TA4のアドレスにImg4を書込
むことで4つの画像データを1つに集約する。図9、図
10に示す例では、TA2とTA3の座標を変更するこ
とによりImg2とImg3の貼付け位置を変えてい
る。
【0027】集約コピーを指令する場合の操作パネルの
入力画面の一実施例が図11乃至13に示される。図1
1の画像データの貼付け位置を図12に表示された貼付
け(図10に同じ)状態に変更するには、面付け順序変
更キーの操作に従い、各画像データの書込み開始アドレ
スTA1〜TA4を上記のように変更することで実現で
きる。また、ページ指定(章区切り)がこの入力画面に
より指示できる。図13にその指定画面が示される。図
12の画像番号指定キーを選択することにより、図13
の集約時の画像番号指定画面が開き、ここで集約時に章
区切りする画像のページ番号(対象画像が原稿の場合は
原稿枚数をページ数として指定し、対象画像がメモリに
蓄積されている画像の場合は蓄積されている画像群の画
像番号として指定する)を入力し、確定キーにより設定
する。
【0028】次に、上記のように指定された本発明に関
わる集約画像データ生成動作を添付のフローチャートに
基づいて説明する。図14は集約コピーにおける”章区
切り(先頭ページ指定)”モードを実現するためのジョ
ブ開始を指示されてから終了するまでの動作の概要を示
すフローチャートである。本フローは、先ず、操作部3
0にて印刷開始を指示する為のプリントキー34が押下
されたか否かの判定を行なう(S10)。次に本発明に
関わる集約モード、集約モード時の章区切りする画像番
号(ページ)指定の設定が行なわれたか否かを判定する
(S12,13)。この設定はプリントキー34押下前
に、オペレータサイドにて図11〜図13に示した入力
画面にて行われるか、またはPC(パーソナルコンピュ
ータ)からの印刷要求により指示される。S11,12
にて判定された結果、どちらかが”No”であれば、本フ
ローによる処理の対象範囲以外なので”Ret”する。
【0029】一方、集約モード及び集約モード時の章区
切りする画像ページ指定の設定が行なわれている場合、
1ページあたり何枚の集約を行なうかを指定した集約枚
数(以下「N」と記す)の値、及びどのページ(或いは
番号)で章区切りを行うかを指定した画像ページ(番
号)データを取得する(S13)。これらのデータはオ
ペレータの設定入力による。次に、画像データの読み込
み処理を行う(S14)。この処理はコピーの場合は、
ADF1にセットされた原稿の画像データの画像メモリ
66(106、107)への取り込み動作に相当する。
画像読み込みはこの例に限らず、PC(パーソナルコン
ピュータ)からの印刷要求時は、図4のI/Oポートから
画像データが画像メモリ66へ取り込まれる場合や、図
4のHD75に蓄積済み画像データを用いる場合にはH
D75から画像データが画像メモリ66へ読み込まれる
場合などがある。画像データ読み込み(S14)が完了
すると、読み込まれた画像枚数(以下「L」と記す)の
取得処理を行う(S15)。実際は何枚の画像データを
処理するかに相当する。以上のように、「集約+章区切
り」モード実行の際に必要となる基礎データが全て取得
されたところで、割付処理を行う(S16)。
【0030】図15は、図14のフローにおける割付処
理(S16)の詳細フローチャートである。なお、フロ
ーに示される変数i,jを以下の通り定義する。 i:1ページ当たりの集約割付済み画像枚数。集約数N
の場合は1〜Nの値をとる。 j:割付済み画像枚数。画像枚数がLの場合は1〜Lの
値をとる。複数ページにわたって割り付けられる場合に
はトータル枚数となる。 図15のフローは、2つの内容で構成されている。1つ
はS20、S24、S25、S28で全画像に対する処
理の監視処理であり。もう1つはS21、S26、S2
7、S29で1ページ分の画像メモリに対する割付処理
(集約数N個分の処理)に関する処理である。
【0031】1ページ分の画像メモリに対する割付処理
では、各画像データが集約枚数NでN分割された1ペー
ジ画像メモリの各領域に対し面付処理(S22)が行な
われる(詳細は図16にて説明)。全画像データに対し
処理が終了したか、つまりj=L、を判定し(S2
4)、終了していれば、最終画像割付後の処理を行なう
(S28)。従って、ブランク(無地)データの書込み
或いは画像データ書込み処理をしない。最終画像データ
でなければ、割付済み画像枚数を1カウントアップする
(S25)。また、現在処理中の1ページ分の画像メモ
リに対しN画像分の割付処理を完了したか、つまりi=
Nを判定する(S26)。終了していなければ、iを1
カウントアップする(S27)。N画像分の割付が完了
した、つまりi=Nであるならば、現在の1ページ分の
画像メモリデータの出力処理を行なう(S29)。コピ
ーの場合、この1ページ分の画像メモリの画像データを
用いて集約コピーを行う。さらに、”改ページフラグ”
がセットされたか否かの判定(S23)は、面付処理
(S22)内でセットされる。これは強制的に画像デー
タを次ページメモリに割り当てた事を示すフラグであ
る。フラグがセットされている場合に、現在の1ページ
分の画像メモリデータの出力処理(S29)を行なうと
ともに、1ページ当たりの集約割付済み枚数iを1に初
期化する(S21)。以上の処理が、1部のコピーを行
なう場合であるが、ソートして複数部出力する場合は、
S29の現在の1ページ分の画像メモリデータの出力処
理にて出力データをHD75に一時記憶させておき、2
部目以降は集約済みの画像データを呼び出し印刷するこ
とも可能である
【0032】ここで、上記割付処理フローにおける面付
処理の詳細を図16にもとづき説明する。画像番号(割
付済み画像枚数)jが章区切り指定された番号(ペー
ジ)であるか否かを判定する(S30)。この時、1ペ
ージ画像メモリの先頭領域割付時でないこと、即ちi≠
1であることが必要である(この条件がないと、N−1
の領域に対して後述するS32を実行してしまう)。こ
こでの判定結果が指定された番号では無い場合に、割付
位置iへの画像番号jの画像データの書込みを行う(S
35)。また、S30で画像番号jが章区切り指定され
た番号(ページ)であれば、i>Nであるかをチェック
し(S31)、i>Nを満たさない場合に、割付位置i
へ無地画像領域を示す為の”無地画像識別データ”を書
き込む処理を行ない(S32)、処理後、iに+1し
(S33)、i>Nとなるまで、この処理を続ける。つ
まり、このページの最終画像領域までの全ての領域
に、”無地画像識別データ”の書き込みを行う。
【0033】ページ画像メモリのN箇所の領域に対して
全て書き込みを行い終えると、i=i+1とし(S3
3)次のステップに進むが、S31でi>Nとなるの
で、”改ページフラグをセット”し(S34)、面付処
理のフローを終える。S34の改ページフラグのセット
は、図15の割付処理においてそれが確認され(S2
3)、確認後に画像番号j以前のデータが書き込まれた
画像メモリの出力処理が行なわれる(S29)。その
後、画像番号jに対しては、章区切りの画像であるか
ら、次ページの画像メモリの先頭画像領域に割り付けら
れる。次ページの集約画像の先頭への割付は、新たにi
=1を設定し(S21)、面付処理(S22)、即ち、
図16のフローでS31を否定してS35の書き込みを
実行する。
【0034】その後、更に画像番号jを進め、面付処理
を続け、その過程でj=Lが判定され、原画像の最終画
像の面付処理が完了したか否かがチェックされる(S2
4)。ここで、最終原稿の面付処理が完了したことが判
定されると、”最終画像処理”を行う(S28)。”最
終画像処理”は、最終画像の位置を的確に識別すること
が出来るようにするもので、最終画像以降を無地領域と
し、画像データが存在しないこと(例えば原稿エンド状
態)を認識させる為に行う処理である。このために、無
地領域は、上記した集約モードで章区切りを実現するた
めに発生する画像無し領域とは区別することが必要であ
る。”最終画像処理”の詳細を図17に示す。最終画像
の面付処理後(S24でj=Lを確認後)に、i=Nで
あるかをチェックすることにより(S40)、そのペー
ジにまだ未処理の領域があるかを判定し、全ての領域の
面付けを完了している場合にこのフローを終了するが、
完了していない場合に、割付位置iを進めながら(S4
1)残りの領域全てに対して無地画像データの書き込み
処理を行なう(S42)。この無地画像データは、その
領域に画像データを存在させない空白の領域となり(例
えば原稿エンド状態)、章区切りに発生する無地画像識
別データが書き込まれる画像無し領域とは区別すること
が可能となり、最終画像の位置を的確に識別することが
出来る。
【0035】上記した割付処理を行った集約画像の1例
を図20に示す。この例は、図18に示す順番を付けた
6つの原稿画像Img1〜6について、画像Img4で
章区切りして集約画像を作る場合である。なお、図19
は、図18に示す6つの原画像Img1〜6について、
集約数を4として従来の集約モードを適用したときの出
力例を示すもので、4枚の原稿を順番に従い単純に4画
像で集約し、最終原稿以降を空白としたものである。本
発明による図20の例においては、画像Img4が章区
切りして(次ページの先頭に割り付けられて)出力され
ている。また1ページ目のImg3の次の領域には”無
地画像領域識別データ”である「BLANK」のデータ
が印字され、ここで章区切りが発生していることが解
る。さらに2ページ目の最終領域は全くの空白(無地)
状態で、この領域は画像無し状態であることを認識する
ために行った処理で、この領域の前の画像有り領域が最
終画像領域であるが分かる。このようにして、「集約コ
ピー+章区切り」モードを実施することが出来る。
【0036】
【発明の効果】(1) 請求項1の発明に対応する効果 集約画像を構成する複数の原画像情報中の特定の画像を
章区切り対象画像として指定し、指定した画像が章区切
り画像であることを集約画像中において認識できるよう
に指定された画像を集約画像ページ内の特定の画像領域
に割付けて、ページ単位の集約画像データを構成するこ
とにより、従来不可能であった「集約コピー+章区切
り」モードの画像形成が可能となり、章の区切りが容易
に認識できる集約画像が得られるので、集約モードに対
しても章区切りが実現可能となり従来不便であった集約
時の章区切りページの検索や、ダミーで行なっていた無
地原稿の挿入等の手間が省け、利便性が向上する。ま
た、章区切りされる画像データの転写紙上の配置位置を
固定化することで、ユーザが仕上がり印刷紙を見た場合
章区切り用に割り当てられた転写紙上の所定位置のみを
検索することで、目的の章区切り画像を見つけることが
可能となる。特に1転写紙あたりの集約枚数が大きい場
合に有効である。 (2) 請求項2,3の発明に対応する効果 上記(1)の効果に加えて、章区切り画像として指定さ
れた画像が割付けられたページ内に集約される画像をそ
の章の画像のみとすることにより、ページ単位で章の区
切りが認識可能となり、特にページの先頭画像領域に割
付けることにより、その検索が容易に行えるので、更に
利便性が向上する。
【0037】(3) 請求項4の発明に対応する効果 集約モード時における画像の章区切りを行なった場合、
1転写紙当たりに割り付けられる最大画像枚数Nに対し
て、実際に割り付けられる画像枚数nが少ない場合が発
生するが、その場合に、画像データが割付けられていな
い集約画像ページ内の残った画像領域に無データである
ことが認識できる画像データを挿入することにより、残
った画像領域に対するごみデータが誤って印刷される事
を防止するとともに、無地画像領域である事を示す画像
データを書き込むことで、ユーザに無地の(原稿)画像
が混在していたのか、章区切りの為に無地領域を設定し
たのかを明示的に知らせる事が出来る。 (4) 請求項5の発明に対応する効果 複数の原画像情報の最終画像以降の領域に対し、請求項
4の発明による無データであることが認識できる画像デ
ータの挿入処理を禁止することにより、この領域と、集
約モードで章区切りを実現するために発生する章区切り
の中間にある画像無し領域と、を区別することが可能と
なり、これにより最終画像の位置を的確に識別すること
が出来る。
【0038】(5) 請求項6の発明に対応する効果 ページ単位の集約画像を構成する画像数を指定し、指定
に従い章区切りされた集約画像を形成することにより集
約画像の利用範囲を更に拡大することが出来る。 (6) 請求項7の発明に対応する効果 複写機、プリンタ装置、ファクシミリ装置、或いは複数
の画像データの画像編集(集約)を行う電子ファイル等
の画像処理装置において、上記(1)乃至(5)に示さ
れる効果を具現化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例としての複写機の全体構成を概
略図として示す。
【図2】図1の複写機の操作部の1例を示す。
【図3】図2の操作部におけるコピーモード設定時の液
晶タッチパネルの入力画面を示す。
【図4】画像処理ユニット(IPU)の回路構成を示す
概略ブロック図である。
【図5】セレクタにおいて1ページ分の画像信号を組み
合わせる場合に用いる制御信号のタイミングを示すタイ
ムチャートを示す。
【図6】図4におけるメモリコントローラと画像メモリ
をより詳細に示すブロック図である。
【図7】4つの画像を1つの画像(転写紙画像)に集約
した場合のコピー画像の1形態例を示す。
【図8】図7に示される集約を行う前の各画像を示す。
【図9】画像毎に書き込み開始アドレスを指定して貼り
付け、集約されたぺージ画像の1例を示す。
【図10】図9で書き込み開始アドレスの指定を変えた
場合を示す。
【図11】集約コピーを指令する場合の操作パネルの入
力画面の一実施例を示す。
【図12】集約コピーを指令する場合の操作パネルの入
力画面の一実施例を示す。
【図13】「集約コピー+章区切り」を指令する場合の
操作パネルの入力画面の一実施例を示す。
【図14】「集約コピー+章区切り」モードを実行する
動作の概要を示すフローチャートである。
【図15】図14の割付処理の詳細を示すフローチャー
トである。
【図16】図15の面付処理の詳細を示すフローチャー
トである。
【図17】図15の最終画像処理理の詳細を示すフロー
チャートである。
【図18】順番を付けた原稿画像Img1〜6のImg
4を章区切り画像として指定した集約原稿の1例を示
す。
【図19】Img1〜6の原稿画像に従来の集約モード
を用いて作成した集約画像を示す。
【図20】図18の原稿画像に本発明の「集約コピー+
章区切り」モードを用いて作成した集約画像を示す。
【符号の説明】
1…自動原稿送り装置(ADF)、 2…原稿台、
6…コンタクトガラス、 15…感光体、1
7…定着ユニット、 50…読み取りユ
ニット、51…露光ランプ、 54…
CCDイメージセンサ、57…書き込みユニット、
58…レーザ出力ユニット、27…現像ユニッ
ト、 30…操作部、31…液晶タッチ
パネル。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 順番が付けられた複数の原画像情報をも
    とにページ単位の集約画像データを生成する画像データ
    生成手段を有する画像形成装置において、前記画像デー
    タ生成手段は、前記複数の原画像情報中の特定の画像を
    章区切り対象画像として指定する章区切り指定手段を備
    え、該章区切り指定手段により指定された画像を集約画
    像ページ内の特定の画像領域に割付けて、ページ単位の
    集約画像データを構成することを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された画像形成装置にお
    いて、前記画像データ生成手段は、前記章区切り指定手
    段により指定された画像を割付けたページ内にはその章
    の画像のみを割付けて、ページ単位の集約画像データを
    構成することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された画像形成装置にお
    いて、前記画像データ生成手段は、前記章区切り指定手
    段により指定された画像を集約画像ページの先頭画像領
    域に割付けることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載された
    画像形成装置において、前記画像データ生成手段は、画
    像データが割付けられていない集約画像ページ内の画像
    領域に無データであることが認識できる画像データを挿
    入することを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載された画像形成装置にお
    いて、前記作像データ生成手段は、前記画像データが割
    付けられていない画像領域が、前記複数の原画像情報の
    最終画像以降の領域である場合に、画像データが割付け
    られていない集約画像ページ内の画像領域に無データで
    あることが認識できる画像データを挿入する処理を禁止
    することを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載された
    画像形成装置において、前記画像データ生成手段は、ペ
    ージ単位の集約画像を構成する画像数を指定する画像数
    指定手段を備え、該画像数指定手段の指定に従い集約画
    像を割付けることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記複数の原画像情報を入力する手段
    と、請求項1乃至6のいずれかに記載された画像形成装
    置と、を備えたことを特徴とする画像処理装置。
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