JP2001058584A - フロア構造 - Google Patents

フロア構造

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JP2001058584A
JP2001058584A JP11237091A JP23709199A JP2001058584A JP 2001058584 A JP2001058584 A JP 2001058584A JP 11237091 A JP11237091 A JP 11237091A JP 23709199 A JP23709199 A JP 23709199A JP 2001058584 A JP2001058584 A JP 2001058584A
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longe
longitude
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Hiroki Tsukahara
博樹 塚原
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Hino Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロスとロンジの交差部分における強度が高
く且つ低コストで生産性の良いフロア構造を提供する。 【解決手段】 トラフ形状を成すクロス2とロンジ3と
による格子構造でフロアパネル1の下面を補強したフロ
ア構造に関し、クロス2とロンジ3の交差部分におい
て、ロンジ3の溝部3aにビード3dを形成して上層側
に配置し、その下層側に配置されるクロス2の交差部分
を前記ロンジ3の少くともビード3d付近の下面形状と
合致して重合するように形成し、前記ロンジ3の溝部3
aに形成したビード3dの頂部と、該ビード3dに重合
するようにクロス2側に形成されたビード2dの頂部と
を前記フロアパネル1と共に三枚合わせでスポット溶接
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輌のキャブや荷
台などにおけるフロア構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5〜図7は従来における車輌の荷台を
構成しているフロア構造の一例を示すもので、この種の
フロア構造においては、荷台の積載面を形成するフロア
パネル1を車輌幅方向に延びるクロス2と車輌前後方向
に延びるロンジ3とによる格子構造で下面側から補強す
るようにしてある。
【0003】ここで、前記クロス2及びロンジ3の夫々
は、略U字型断面を成す溝部2a,3aを有し且つ該溝
部2a,3aの上端に外側へ張り出すフランジ部2b,
2c,3b,3cを形成したトラフ形状(樋形状)とな
っており、何れも各フランジ部2b,2c,3b,3c
をフロアパネル1の下面に対しスポット溶接して固定す
るようにしてある。
【0004】そして、これらクロス2とロンジ3の交差
部分では、図示の例にて上層側に配置されているロンジ
3に対し、下層側のクロス2をクランク状に折り曲げて
干渉しないように退避させた構造を採用していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、斯かる
従来構造においては、クロス2とロンジ3の交差部分で
クロス2のフランジ部2b,2cをロンジ3の溝部3a
の下面に対し二枚合わせでスポット溶接して双方を組み
付けた後に、その上にフロアパネル1を載置してクロス
2とロンジ3の夫々のフランジ部2b,2c,3b,3
cをフロアパネル1に対し二枚合わせでスポット溶接し
て固定するようにしているため、クロス2とロンジ3の
交差部分における強度が比較的弱くなり易く、しかも、
クロス2とロンジ3の組み付け工程と、これらクロス2
とロンジ3のフロアパネル1に対する組み付け工程とが
夫々必要となってコストアップや生産性の低下を招いて
しまうという問題があった。
【0006】本発明は上述の実情に鑑みてなしたもの
で、クロスとロンジの交差部分における強度が高く且つ
低コストで生産性の良いフロア構造を提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、トラフ形状を
成すクロスとロンジとによる格子構造でフロアパネルの
下面を補強したフロア構造であって、クロスとロンジの
交差部分における何れか一方の溝部にビードを形成して
上層側に配置し、その下層側に配置される他方の交差部
分を前記一方の少くともビード頂部と重合するように形
成し、前記一方の溝部に形成したビードの頂部と、該ビ
ードの頂部とに重合するように他方の側に形成されたビ
ードの頂部とを前記フロアパネルと共に三枚合わせでス
ポット溶接したことを特徴とするものである。
【0008】而して、このようにすれば、クロスとロン
ジの双方にビードを形成したこと自体により交差部分の
強度が大幅に向上されるのに加え、各ビードの頂部をフ
ロアパネルと共に三枚合わせでスポット溶接することに
よりクロスとロンジとフロアパネルの三者が一度の工程
で一体的に組み付けられて相互にバランス良く荷重が分
担されるよう強固な固定が成されるので、クロスとロン
ジの交差部分における強度が大幅に向上されることにな
り、しかも、フロアパネルの組み付け前に予めクロスと
ロンジをスポット溶接しておく工程が省かれて生産性の
向上や低コスト化が図られることになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照しつつ説明する。
【0010】図1〜図4は本発明を実施する形態の一例
を示すもので、図5〜図7と同一の符号を付した部分は
同一物を表わしている。
【0011】本形態例においては、車輌の荷台を構成し
ているフロア構造の場合を例示しており、特に図示して
いるフロア構造では、車輌の最も後方に配置されている
クロス2とロンジ3の後方側終端部との交差部分につい
て示してある。
【0012】この交差部分で上層側に配置されているロ
ンジ3の終端部における溝部3aには、その長手方向に
所要長さ延びるビード3dが形成されており、また、そ
の下層側に配置されるクロス2の交差部分は、前記ロン
ジ3の終端部における少くともビード3bと重合するよ
うに形成されている。
【0013】即ち、クロス2の車輌前方側を成す一側に
おいて、フランジ部2bと溝部2aの立壁部分とが、前
記ロンジ3の断面形状に対応した略W字型の形状に開放
されており、その中央の前記ビード3dに対応する部分
がクロス2側のビード2dを成すようにしてある。
【0014】ここで、このクロス2側のビード2dは、
必要に応じてクロス2の車輌後方側を成す他側まで連続
させて延ばすことも可能である。
【0015】また、ロンジ3側のビード3dは、少くと
もクロス2との交差部分付近にのみ形成されていれば良
く、必ずしもロンジ3の全長に亘りビード3dを形成す
る必要はない。
【0016】尚、前記ロンジ3の溝部3aの終端は、前
記クロス2の他側の立壁部分に沿うように立ち上がって
自身の両側のフランジ部3b,3cと連続するフランジ
部3eを形成し、このフランジ部3eが前記クロス2の
他側のフランジ部2c上に重合するようになっている。
【0017】そして、ロンジ3の溝部3aに形成したビ
ード3dの頂部と、クロス2側に形成されたビード2d
の頂部とが、その上側に載置したフロアパネル1と共に
三枚合わせでスポット溶接されており、そのスポット溶
接部を挟んだロンジ3の両側のフランジ部3b,3cと
クロス2の一側のフランジ部2bとが、前述と同様にし
てフロアパネル1と共に三枚合わせでスポット溶接され
ており、更には、ロンジ3の溝部3aの終端に形成した
フランジ部3eと前記クロス2の他側のフランジ部2c
とについても、フロアパネル1と共に三枚合わせでスポ
ット溶接されている。
【0018】而して、このようにすれば、クロス2とロ
ンジ3の双方にビード2d,3dを形成したこと自体に
より交差部分の強度が大幅に向上されるのに加え、各ビ
ード2d,3dの頂部をフロアパネル1と共に三枚合わ
せでスポット溶接することによりクロス2とロンジ3と
フロアパネル1の三者が一度の工程で一体的に組み付け
られて相互にバランス良く荷重が分担されるよう強固な
固定が成される。
【0019】従って、上記形態例によれば、各ビード2
d,3dの頂部をフロアパネル1と共に三枚合わせでス
ポット溶接することによりクロス2とロンジ3とフロア
パネル1の三者を一度の工程で一体的に組み付けること
もできるので、相互にバランス良く荷重が分担されるよ
うに強固な固定を行ってクロス2とロンジ3の交差部分
における強度を従来より大幅に向上することができ、し
かも、フロアパネル1の組み付け前に予めクロス2とロ
ンジ3をスポット溶接しておく工程を省略し得て生産性
を大幅に向上し且つコストを著しく削減することができ
る。
【0020】更に、クロス2とロンジ3の交差部分で双
方のビード2d,3dをその頂部付近で部分的に合致し
て重合させることによりクロス2とロンジ3を正確に位
置決めできるようにすることができる。
【0021】尚、本発明のフロア構造は、上述の形態例
にのみ限定されるものではなく、図示においては、車輌
の最も後方に配置されているクロスとロンジの後方側終
端部との交差部分について例示したが、双方の中途部同
士の交差部分についても同様に適用することが可能であ
り、そのようにした場合には、図1におけるクロスの一
側に施した形状を他側にも同様に施してロンジの中途部
を重合させるようにすれば良いこと、また、車輌の荷台
以外にキャブに対しても適用し得ること、更には、車輌
以外のフロア構造として用いても良いこと、その他、本
発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え
得ることは勿論である。
【0022】
【発明の効果】上記した本発明のフロア構造によれば、
各ビードの頂部をフロアパネルと共に三枚合わせでスポ
ット溶接することによりクロスとロンジとフロアパネル
の三者を一度の工程で一体的に組み付けることもできる
ので、相互にバランス良く荷重が分担されるように強固
な固定を行ってクロスとロンジの交差部分における強度
を従来より大幅に向上することができ、しかも、フロア
パネルの組み付け前に予めクロスとロンジをスポット溶
接しておく工程を省略し得て生産性を大幅に向上し且つ
コストを著しく削減することができるという優れた効果
を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例を示す斜視図であ
る。
【図2】図1のII−II矢視の断面図である。
【図3】図1のIII−III矢視の断面図である。
【図4】図1のIV−IV矢視の断面図である。
【図5】従来例を示す斜視図である。
【図6】図5のVI−VI矢視の断面図である。
【図7】図5のVII−VII矢視の断面図である。
【符号の説明】
1 フロアパネル 2 クロス 2a 溝部 2d ビード 3 ロンジ 3a 溝部 3d ビード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラフ形状を成すクロスとロンジとによ
    る格子構造でフロアパネルの下面を補強したフロア構造
    であって、クロスとロンジの交差部分における何れか一
    方の溝部にビードを形成して上層側に配置し、その下層
    側に配置される他方の交差部分を前記一方の少くともビ
    ード頂部と重合するように形成し、前記一方の溝部に形
    成したビードの頂部と、該ビードの頂部とに重合するよ
    うに他方の側に形成されたビードの頂部とを前記フロア
    パネルと共に三枚合わせでスポット溶接したことを特徴
    とするフロア構造。
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